JPH0533545Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0533545Y2 JPH0533545Y2 JP9412688U JP9412688U JPH0533545Y2 JP H0533545 Y2 JPH0533545 Y2 JP H0533545Y2 JP 9412688 U JP9412688 U JP 9412688U JP 9412688 U JP9412688 U JP 9412688U JP H0533545 Y2 JPH0533545 Y2 JP H0533545Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic body
- column
- rubber
- support
- safety fence
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は、海岸の防波堤をはじめ河川、池等
の堤防に設置される安全柵の支柱構体に関するも
のであり、特に強風時に波や流木等の衝突による
衝撃の加わる可能性のある場所に設置するのに適
した安全柵の支柱構体に関する。
の堤防に設置される安全柵の支柱構体に関するも
のであり、特に強風時に波や流木等の衝突による
衝撃の加わる可能性のある場所に設置するのに適
した安全柵の支柱構体に関する。
〈従来技術〉
従来の一般的な安全柵は、支柱をコンクリート
の打込み時に埋設した構成となつている。このよ
うな剛体構造であると、衝撃を受けたときの変位
が殆どなく、衝撃エネルギの吸収量が著しく小さ
いので、強風時に波や、波によつて運ばれてくる
流木や礫等が衝突すると支柱が曲つたり、支柱を
埋設しているコンクリートが破損し易い。
の打込み時に埋設した構成となつている。このよ
うな剛体構造であると、衝撃を受けたときの変位
が殆どなく、衝撃エネルギの吸収量が著しく小さ
いので、強風時に波や、波によつて運ばれてくる
流木や礫等が衝突すると支柱が曲つたり、支柱を
埋設しているコンクリートが破損し易い。
このようなことから、第6図及び第7図に示す
ようなものが考えられている。第6図において、
1は支柱、2は金属製円筒、3はゴムであり、こ
れら3者は一体に接合してある。金属製円筒2の
下端のフランジ4をアンカーボルト5、ナツト6
により防波堤のコンクリート7に固定してある。
図中、8はワイヤロープやチエンのような手摺部
材である。このように支持された支柱1で安全柵
を形成した場合は、一般的な剛体構造のものと較
べて衝撃力が加つたときにゴム3が第6図bに示
すように弾性変形するので、衝撃エネルギの吸収
量がはるかに大であり、衝撃に対する耐久性が優
れている。
ようなものが考えられている。第6図において、
1は支柱、2は金属製円筒、3はゴムであり、こ
れら3者は一体に接合してある。金属製円筒2の
下端のフランジ4をアンカーボルト5、ナツト6
により防波堤のコンクリート7に固定してある。
図中、8はワイヤロープやチエンのような手摺部
材である。このように支持された支柱1で安全柵
を形成した場合は、一般的な剛体構造のものと較
べて衝撃力が加つたときにゴム3が第6図bに示
すように弾性変形するので、衝撃エネルギの吸収
量がはるかに大であり、衝撃に対する耐久性が優
れている。
第7図のものは、金属円筒2aが上方へ向つて
小径となつていると共にゴム3aの上端部が金属
円筒2aの上端よりも支柱1側に向つて斜め上方
へ立上つた形となつている点で第6図のものと異
なるが、3者一体構造である点は同じであり、こ
れもゴム3aの存在により衝撃エネルギの吸収量
が大で、衝撃に対する耐久性が優れている。
小径となつていると共にゴム3aの上端部が金属
円筒2aの上端よりも支柱1側に向つて斜め上方
へ立上つた形となつている点で第6図のものと異
なるが、3者一体構造である点は同じであり、こ
れもゴム3aの存在により衝撃エネルギの吸収量
が大で、衝撃に対する耐久性が優れている。
〈考案が解決しようとする課題〉
前記従来のゴム様弾性体を用いた安全柵用支柱
構体は、緩衝機能を有することから衝撃に対する
耐久性の優れたものであるが、その製作において
コスト高となる問題がある。すなわち、支柱1、
金属円筒2又は2a、ゴム3又は3aが一体に接
合された構成であるから、ゴムの加硫工程におい
てゴムと金属とを接着するために手間がかかる上
に、加硫用金型が支柱の存在のため相当に大き
く、複雑、高価となり、さらに加硫時に支柱1が
じやまになる点で作業性も悪いことから、製作費
が嵩むのである。
構体は、緩衝機能を有することから衝撃に対する
耐久性の優れたものであるが、その製作において
コスト高となる問題がある。すなわち、支柱1、
金属円筒2又は2a、ゴム3又は3aが一体に接
合された構成であるから、ゴムの加硫工程におい
てゴムと金属とを接着するために手間がかかる上
に、加硫用金型が支柱の存在のため相当に大き
く、複雑、高価となり、さらに加硫時に支柱1が
じやまになる点で作業性も悪いことから、製作費
が嵩むのである。
この考案は、ゴムを他の金属部分と接着しない
構成で緩衝機能を有する安全柵用支柱構体を提供
することを課題とする。
構成で緩衝機能を有する安全柵用支柱構体を提供
することを課題とする。
〈課題を解決するための手段〉
この考案の手段は、下端部に周面外方へ突出し
た突部を有する支柱と、その支柱の下端部を前記
突部を含めて包囲しており支柱に対して脱着可能
であるゴム様弾性体と、その弾性体を包囲してお
り地面側へアンカーボルトで固定されることによ
り弾性体を介して支柱を傾動可能に支持し弾性体
に脱着可能である固定部材とからなるものであ
る。
た突部を有する支柱と、その支柱の下端部を前記
突部を含めて包囲しており支柱に対して脱着可能
であるゴム様弾性体と、その弾性体を包囲してお
り地面側へアンカーボルトで固定されることによ
り弾性体を介して支柱を傾動可能に支持し弾性体
に脱着可能である固定部材とからなるものであ
る。
前記手段において、前記弾性体は、前記支柱を
挿入される内孔を有し、その内孔の下端が前記突
部の嵌入する拡大内孔に形成されているものとす
るのがよい。
挿入される内孔を有し、その内孔の下端が前記突
部の嵌入する拡大内孔に形成されているものとす
るのがよい。
また、前記手段において、前記弾性体は、前記
支柱を挟むように両側に分割形成されたものとす
るのがよい。
支柱を挟むように両側に分割形成されたものとす
るのがよい。
また、前記手段において、前記固定部材は、前
記弾性体の上端面に沿いかつ前記支柱の両側で支
柱接線方向に伸延した前記傾動の方向を規制する
規制縁を有するものとするのがよい。
記弾性体の上端面に沿いかつ前記支柱の両側で支
柱接線方向に伸延した前記傾動の方向を規制する
規制縁を有するものとするのがよい。
〈作用〉
前記手段によれば、ゴム様弾性体と支柱と固定
部材とは別個に形成されているが、支柱に突部を
設けてあつてこの突部と共に支柱下端部をゴム様
弾性体が包囲しており、さらにその外側を固定部
材が包囲した構成であるから、固定部材を地面側
へ固定することにより、支柱がゴム様弾性体から
外れないように支持される。このように支持され
た支柱はゴム様弾性体の弾力性により波浪や流木
等による衝撃力を一時的に吸収して弾性変形する
から、従来の剛体構造の安全柵用支柱構体に較べ
て損傷を受け難い。
部材とは別個に形成されているが、支柱に突部を
設けてあつてこの突部と共に支柱下端部をゴム様
弾性体が包囲しており、さらにその外側を固定部
材が包囲した構成であるから、固定部材を地面側
へ固定することにより、支柱がゴム様弾性体から
外れないように支持される。このように支持され
た支柱はゴム様弾性体の弾力性により波浪や流木
等による衝撃力を一時的に吸収して弾性変形する
から、従来の剛体構造の安全柵用支柱構体に較べ
て損傷を受け難い。
そして、製作においては、別個に形成したゴム
様弾性体、支柱、固定部材を各別に加工すること
になるから、ゴム様弾性体と他の部分の接合加工
を必要とせず、従つて弾性体に関連した加工が従
来よりも大幅に簡略化される。堤防等に施行する
場合は、その場で簡単に組立てて固定部材をアン
カーボルトで固定するだけでよいから、施工上の
問題もない。このような組立て型であることは、
部分的な破損に対して部分交換が可能である。
様弾性体、支柱、固定部材を各別に加工すること
になるから、ゴム様弾性体と他の部分の接合加工
を必要とせず、従つて弾性体に関連した加工が従
来よりも大幅に簡略化される。堤防等に施行する
場合は、その場で簡単に組立てて固定部材をアン
カーボルトで固定するだけでよいから、施工上の
問題もない。このような組立て型であることは、
部分的な破損に対して部分交換が可能である。
前記弾性体が支柱を挿入される内孔とその下端
に拡大内孔を有する構成は、弾性体の下端から支
柱を挿入してその下端で弾性体に係合し、弾性体
を固定部材で固定することにより、支柱が弾性体
から上方へ抜けないようにしたものである。
に拡大内孔を有する構成は、弾性体の下端から支
柱を挿入してその下端で弾性体に係合し、弾性体
を固定部材で固定することにより、支柱が弾性体
から上方へ抜けないようにしたものである。
前記弾性体が両側に分割形成された構成は、弾
性体あるいは固定部材が老化もしくは破損したよ
うな場合の交換において、支柱上部に設けられて
いる手摺り部材を支柱から取外すことなく交換で
きる。そしてこの種の支柱構体において支柱の傾
動方向に方向性を与えるためにも都合がよい。つ
まり支柱が陸側へ傾動し易く海側へ傾動し難い構
成とする場合に一方の弾性体を硬質に他方の弾性
体を軟質に形成しておけばよいからである。弾性
体を軟質とする場合に、材質そのものを軟質とし
てもよいが、室隙部を設けた構成とすることもで
きる。
性体あるいは固定部材が老化もしくは破損したよ
うな場合の交換において、支柱上部に設けられて
いる手摺り部材を支柱から取外すことなく交換で
きる。そしてこの種の支柱構体において支柱の傾
動方向に方向性を与えるためにも都合がよい。つ
まり支柱が陸側へ傾動し易く海側へ傾動し難い構
成とする場合に一方の弾性体を硬質に他方の弾性
体を軟質に形成しておけばよいからである。弾性
体を軟質とする場合に、材質そのものを軟質とし
てもよいが、室隙部を設けた構成とすることもで
きる。
前記規制縁を有する固定部材は、支柱の傾動時
に支柱が規制縁に沿つて傾動するように案内す
る。これは支柱の傾動方向を波浪や流木による作
用力の方向、つまり陸側へ傾くようにして他の方
向への傾きを規制するようにすることができる。
に支柱が規制縁に沿つて傾動するように案内す
る。これは支柱の傾動方向を波浪や流木による作
用力の方向、つまり陸側へ傾くようにして他の方
向への傾きを規制するようにすることができる。
〈実施例〉
第1実施例を第1図a,bに示す。図におい
て、11は支柱、12はゴム様弾性体、13は固
定部材である。
て、11は支柱、12はゴム様弾性体、13は固
定部材である。
支柱11は、鋼管で形成し上端を球面で閉じ、
下端にフランジ20を設け、途中に手摺り部材結
合部21を設けてある。
下端にフランジ20を設け、途中に手摺り部材結
合部21を設けてある。
ゴム様弾性体12は、ゴムで形成してあり、略
円錐台状をなし、中心に支柱11が嵌入する内孔
22を有し、その内孔22の下端が前記フランジ
20が丁度嵌入するように拡大された拡大孔24
に形成されている。外形は上端が水平で、下端に
フランジ部25を有し、そのフランジ部にアンカ
ーボルト挿通孔を有している。
円錐台状をなし、中心に支柱11が嵌入する内孔
22を有し、その内孔22の下端が前記フランジ
20が丁度嵌入するように拡大された拡大孔24
に形成されている。外形は上端が水平で、下端に
フランジ部25を有し、そのフランジ部にアンカ
ーボルト挿通孔を有している。
固定部材13は、鋼板をプレス加工したもので
あり、前記ゴム様弾性体12の外周のテーパ部外
面及びフランジ部25の上面に当接する内面及び
下面を有する形状であり、筒状部26とフランジ
部27とからなり、フランジ部27にフランジ部
25のものと一致するアンカーボルト挿通孔を有
している。
あり、前記ゴム様弾性体12の外周のテーパ部外
面及びフランジ部25の上面に当接する内面及び
下面を有する形状であり、筒状部26とフランジ
部27とからなり、フランジ部27にフランジ部
25のものと一致するアンカーボルト挿通孔を有
している。
このように形成された各部材は、支柱11の上
端からゴム様弾性体12の内孔22を嵌合させて
下端まで下降させることによりフランジ20の外
周に拡大孔24を嵌合させ、さらに固定部材13
を支柱11の上方から嵌め込んでゴム様弾性体1
2に嵌合させ、予めコンクリート部7に設けてお
いたアンカーボルト28に夫々のアンカーボルト
挿通孔を嵌合させてナツト29で固定する。
端からゴム様弾性体12の内孔22を嵌合させて
下端まで下降させることによりフランジ20の外
周に拡大孔24を嵌合させ、さらに固定部材13
を支柱11の上方から嵌め込んでゴム様弾性体1
2に嵌合させ、予めコンクリート部7に設けてお
いたアンカーボルト28に夫々のアンカーボルト
挿通孔を嵌合させてナツト29で固定する。
第2実施例を第2図に示す。この実施例は第1
実施例に近いもので、図示のように、ゴム様弾性
体12aの拡大孔24aの軸方向寸法がフランジ
20の厚さ寸法よりも大きく形成されていて、フ
ランジ20の下側に形成される空間にゴム座30
を介在させることによりフランジ20の上面を弾
性体12aに密着させている点で異なる。このほ
かは略第1実施例と同じであるから同一部分を同
一図面符号で示して説明を省略する。
実施例に近いもので、図示のように、ゴム様弾性
体12aの拡大孔24aの軸方向寸法がフランジ
20の厚さ寸法よりも大きく形成されていて、フ
ランジ20の下側に形成される空間にゴム座30
を介在させることによりフランジ20の上面を弾
性体12aに密着させている点で異なる。このほ
かは略第1実施例と同じであるから同一部分を同
一図面符号で示して説明を省略する。
第3実施例を第3図a,bに示す。この実施例
は第1実施例とはゴム様弾性体12bが円錐台状
でなく円柱状である点及びこれに対応して固定部
材13bが略円筒形で上端に内側へ向う突縁31
を有している点で異なる。第1実施例と同等部分
は同一図面符号で示してある。
は第1実施例とはゴム様弾性体12bが円錐台状
でなく円柱状である点及びこれに対応して固定部
材13bが略円筒形で上端に内側へ向う突縁31
を有している点で異なる。第1実施例と同等部分
は同一図面符号で示してある。
第4実施例を第4図に示す。この実施例は第3
実施例に近いもので、固定部材13cの突縁31
cが図示のように支柱11の両側に接近して平行
に位置している点のみが異なる。第3実施例と同
等部分は同一図面符号で示してある。
実施例に近いもので、固定部材13cの突縁31
cが図示のように支柱11の両側に接近して平行
に位置している点のみが異なる。第3実施例と同
等部分は同一図面符号で示してある。
第5実施例を第5図に示す。この実施例は支柱
11dがフランジ20dを下端よりもやや上側に
設けてあり、ゴム様弾性体12aを中心軸線を通
る鉛直面で両側に2分割して部分Aと部分Bに形
成して下端のフランジ部を省略してあり、固定部
材13dは略第1実施例と同様であるか高さ寸法
がゴム様弾性体12dに対応してやや大きく形成
されている。そして、ゴム様弾性体12dの部分
Aは部分Bよりも軟質のゴムで形成されている。
この実施例のものもフランジ部27をアンカーボ
ルト及びナツトで固定されるが図示を省略してあ
る。
11dがフランジ20dを下端よりもやや上側に
設けてあり、ゴム様弾性体12aを中心軸線を通
る鉛直面で両側に2分割して部分Aと部分Bに形
成して下端のフランジ部を省略してあり、固定部
材13dは略第1実施例と同様であるか高さ寸法
がゴム様弾性体12dに対応してやや大きく形成
されている。そして、ゴム様弾性体12dの部分
Aは部分Bよりも軟質のゴムで形成されている。
この実施例のものもフランジ部27をアンカーボ
ルト及びナツトで固定されるが図示を省略してあ
る。
前述した第1、第2、第3の各実施例はいずれ
も支柱11,11a,11bを倒そうとする力が
いずれの方向から作用してもその水平分力の大き
さに応じていずれの側にも同様に傾動する。ゴム
質を同じとすれば、第2実施例のものはフランジ
20aの下面もゴムで支持されている点で、他の
第1、第3実施例のフランジ20,20bの下面
がコンクリートに当接しているものよりも傾き易
い。
も支柱11,11a,11bを倒そうとする力が
いずれの方向から作用してもその水平分力の大き
さに応じていずれの側にも同様に傾動する。ゴム
質を同じとすれば、第2実施例のものはフランジ
20aの下面もゴムで支持されている点で、他の
第1、第3実施例のフランジ20,20bの下面
がコンクリートに当接しているものよりも傾き易
い。
第4実施例のものは、支柱11cは突縁31c
の方向に沿う方向には傾動し易いが、他の方向へ
は傾動し難い。
の方向に沿う方向には傾動し易いが、他の方向へ
は傾動し難い。
第5実施例のものは、弾性体の部分Aが軟質で
あるために、同じ水平方向力で支柱11aを部分
A側へ倒そうとする場合と部分B側へ倒そうとす
る場合とでは、部分B側へ倒そうとする方が倒し
難い。これは軟質ゴムが圧縮変形し易いことによ
るものである。
あるために、同じ水平方向力で支柱11aを部分
A側へ倒そうとする場合と部分B側へ倒そうとす
る場合とでは、部分B側へ倒そうとする方が倒し
難い。これは軟質ゴムが圧縮変形し易いことによ
るものである。
以上のことから、第1、第2、第3実施例のも
のでは、安全柵の手摺りの方向に対して支柱下部
の取付方向は任意でよいが、第4実施例のもの
は、波浪等の作用力の主たる方向である海側から
陸側へ向う方向に傾動し易くするために突縁31
bの方向の手摺り部材8の方向に対して直角にす
る必要があり、第5実施例のものは、軟質の部分
Aが海側に位置するように設ける必要がある。そ
して、いずれの実施例の場合でも人が安全柵へ寄
りかかつた程度では大きく海側へ傾動しないよう
に各部を設計する必要がある。このようにするこ
とによつて、波浪等の安全柵に作用する強大なエ
ネルギーが支柱の傾動によつて吸収されさらには
傾動した結果作用力が受け流される形で逃がさ
れ、安全柵が破損に到ることを防止する。そし
て、平常時に人が安全柵に寄りかかつてもあまり
海側へ傾動しないように安全を確保できるものと
なる。
のでは、安全柵の手摺りの方向に対して支柱下部
の取付方向は任意でよいが、第4実施例のもの
は、波浪等の作用力の主たる方向である海側から
陸側へ向う方向に傾動し易くするために突縁31
bの方向の手摺り部材8の方向に対して直角にす
る必要があり、第5実施例のものは、軟質の部分
Aが海側に位置するように設ける必要がある。そ
して、いずれの実施例の場合でも人が安全柵へ寄
りかかつた程度では大きく海側へ傾動しないよう
に各部を設計する必要がある。このようにするこ
とによつて、波浪等の安全柵に作用する強大なエ
ネルギーが支柱の傾動によつて吸収されさらには
傾動した結果作用力が受け流される形で逃がさ
れ、安全柵が破損に到ることを防止する。そし
て、平常時に人が安全柵に寄りかかつてもあまり
海側へ傾動しないように安全を確保できるものと
なる。
〈考案の効果〉
この考案によれば、支柱をゴム様弾性体を介し
て固定部材で地面側に固定する構成であるから、
従来の剛体構造の安全柵用支柱構体に較べて波
浪、流木、礫などの衝突によつて損傷し難い上
に、支柱、ゴム様弾性体、固定部材の夫々を別個
に形成してあるから、その製造が特にゴム様弾性
体がゴムである場合の加硫が容易で、従来のゴム
様弾性体を用いた一体構造のものよりも大幅に安
価に提供でき、さらに部分的な損傷に対して部分
交換により補修が容易であるという効果が得られ
る。
て固定部材で地面側に固定する構成であるから、
従来の剛体構造の安全柵用支柱構体に較べて波
浪、流木、礫などの衝突によつて損傷し難い上
に、支柱、ゴム様弾性体、固定部材の夫々を別個
に形成してあるから、その製造が特にゴム様弾性
体がゴムである場合の加硫が容易で、従来のゴム
様弾性体を用いた一体構造のものよりも大幅に安
価に提供でき、さらに部分的な損傷に対して部分
交換により補修が容易であるという効果が得られ
る。
第1図はこの考案の第1実施例を示しaは部分
破断正面図、bは平面図、第2図は第2実施例の
主要部の部分断面正面図、第3図は第3実施例を
示しaは主要部の部分断面正面図、bは平面図、
第4図は第4実施例の平面図、第5図は第5実施
例の主要部の部分断面正面図、第6図は従来の安
全柵用支柱構体を示しaは部分断面正面図、bは
支柱傾動状態の主要部の部分断面正面図、第7図
は従来の他の安全柵用支柱構体の主要部の縦断正
面図である。 11,11d……支柱、12,12a,12b
……ゴム様弾性体、13,13b,13c,13
d……固定部材、20,20d……フランジ、2
2……内孔、24,24a……拡大孔、25……
フランジ部、26……筒状部、27……フランジ
部、28……アンカーボルト、29……ナツト。
破断正面図、bは平面図、第2図は第2実施例の
主要部の部分断面正面図、第3図は第3実施例を
示しaは主要部の部分断面正面図、bは平面図、
第4図は第4実施例の平面図、第5図は第5実施
例の主要部の部分断面正面図、第6図は従来の安
全柵用支柱構体を示しaは部分断面正面図、bは
支柱傾動状態の主要部の部分断面正面図、第7図
は従来の他の安全柵用支柱構体の主要部の縦断正
面図である。 11,11d……支柱、12,12a,12b
……ゴム様弾性体、13,13b,13c,13
d……固定部材、20,20d……フランジ、2
2……内孔、24,24a……拡大孔、25……
フランジ部、26……筒状部、27……フランジ
部、28……アンカーボルト、29……ナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下端部に周面外方へ突出した突部を有する支
柱と、その支柱の下端部を前記突部を含めて包
囲しており支柱に対して脱着可能であるゴム様
弾性体と、その弾性体を包囲しており地面側へ
アンカーボルトで固定されることにより弾性体
を介して支柱を傾動可能に支持し弾性体に脱着
可能である固定部材とからなる安全柵用支柱構
体。 (2) 請求項(1)に記載の安全柵用支柱構体におい
て、前記弾性体が、前記支柱を挿入される内孔
を有し、その内孔の下端が前記突部の嵌入する
拡大孔に形成されていることを特徴とする安全
柵用支柱構体。 (3) 請求項(1)又は(2)に記載の安全柵用支柱構体に
おいて、前記弾性体が、前記支柱を挟むように
両側に分割形成されていることを特徴とする安
全柵用支柱構体。 (4) 請求項(1),(2),(3)の一つに記載の安全柵用支
柱構体において、前記固定部材が、前記弾性体
の上端面に沿いかつ前記支柱の両側で支柱接線
方向に伸延した前記傾動の方向を規制する規制
縁を有することを特徴とする安全柵用支柱構
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9412688U JPH0533545Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9412688U JPH0533545Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0215616U JPH0215616U (ja) | 1990-01-31 |
| JPH0533545Y2 true JPH0533545Y2 (ja) | 1993-08-26 |
Family
ID=31318625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9412688U Expired - Lifetime JPH0533545Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0533545Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019044512A (ja) * | 2017-09-05 | 2019-03-22 | 国立研究開発法人土木研究所 | 道路防護柵用可撓性支柱 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7269110B2 (ja) * | 2019-06-24 | 2023-05-08 | 積水樹脂株式会社 | ビーム支持装置 |
-
1988
- 1988-07-15 JP JP9412688U patent/JPH0533545Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019044512A (ja) * | 2017-09-05 | 2019-03-22 | 国立研究開発法人土木研究所 | 道路防護柵用可撓性支柱 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0215616U (ja) | 1990-01-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101959670B1 (ko) | 탄성재를 이용한 안전 기둥이 적용된 금속재 울타리 | |
| JP3057164B2 (ja) | 免震用基礎 | |
| KR102416008B1 (ko) | 태양광 패널 지지구조체 | |
| JPH0533545Y2 (ja) | ||
| JP4283103B2 (ja) | 耐圧芯材を有する鋼製橋脚 | |
| CN114908875A (zh) | 一种自复位钢柱柱脚 | |
| JPH0533546Y2 (ja) | ||
| JP2974608B2 (ja) | フェンス一体型の防護柵 | |
| JP2628030B2 (ja) | 擁壁固定用アンカーボルト装置 | |
| JP2560885Y2 (ja) | 可動性防護柵 | |
| JPH0533544Y2 (ja) | ||
| KR200222302Y1 (ko) | 콘크리트 거푸집 지주 조립체 | |
| KR102847321B1 (ko) | 면진 및 지지 기능을 갖는 정박식 카라반의 아웃트리거 시스템 | |
| JP2006161495A (ja) | 柵柱 | |
| JP2000352023A (ja) | 可動性柱状構造体 | |
| JPH0533543Y2 (ja) | ||
| JPH02194204A (ja) | 構造物用中段せん断ストッパ付きゴム支承装置 | |
| CN214783236U (zh) | 一种公路桥梁减震支座 | |
| CN220058001U (zh) | 一种安装于混凝土管桩侧壁的牛腿结构 | |
| KR200498782Y1 (ko) | 휀스 받침 | |
| JPH09170202A (ja) | 衝撃吸収部材 | |
| JP4214473B2 (ja) | 車両防護柵の支柱および車両防護柵 | |
| JP7386734B2 (ja) | 上部構造物の支持構造 | |
| WO2007026976A1 (en) | Manhole | |
| KR100706087B1 (ko) | 구조물의 하부 기초물 |