JPH05336876A - 魚体三枚おろし装置 - Google Patents
魚体三枚おろし装置Info
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- JPH05336876A JPH05336876A JP17158092A JP17158092A JPH05336876A JP H05336876 A JPH05336876 A JP H05336876A JP 17158092 A JP17158092 A JP 17158092A JP 17158092 A JP17158092 A JP 17158092A JP H05336876 A JPH05336876 A JP H05336876A
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- guide plate
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- Pending
Links
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Landscapes
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 主として2kg乃至12kg程度の体重の大
型魚を三枚におろすとき、魚体が安定して搬送され、回
転刃の切り込み抵抗によってコンベヤーで搬送される魚
がコンベヤーに対して滑らないようにするため。 【構成】 腹側を切開し内臓を除去した頭なしの魚体A
を跨架させて案内する一対の水平な主ガイド板21の両
側にこれを挾むように一対挾持型のコンベヤー22が設
けてあり、上方には魚の背側を切り込む一対の鋸状回転
刃35が設けてあり、前記一対の主ガイド板21の間に
は少なくとも一枚の歯車状の搬送回転盤31が設けてあ
って、主ガイド板21に跨架している魚体A0 を前後搬
送回転盤31で掛合し、コンベヤー22の挾持力と共に
魚体A0 強制搬送するようにしたもの。
型魚を三枚におろすとき、魚体が安定して搬送され、回
転刃の切り込み抵抗によってコンベヤーで搬送される魚
がコンベヤーに対して滑らないようにするため。 【構成】 腹側を切開し内臓を除去した頭なしの魚体A
を跨架させて案内する一対の水平な主ガイド板21の両
側にこれを挾むように一対挾持型のコンベヤー22が設
けてあり、上方には魚の背側を切り込む一対の鋸状回転
刃35が設けてあり、前記一対の主ガイド板21の間に
は少なくとも一枚の歯車状の搬送回転盤31が設けてあ
って、主ガイド板21に跨架している魚体A0 を前後搬
送回転盤31で掛合し、コンベヤー22の挾持力と共に
魚体A0 強制搬送するようにしたもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は魚体を三枚におろす装
置に係り、主として鰤、鰹、鯖などの大型魚を加工する
装置に関する。
置に係り、主として鰤、鰹、鯖などの大型魚を加工する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来小型、中型の魚体を三枚におろす装
置は本件発明者が先に開発した実公平1−26217号
公報によって知られている。この公知の装置の概要を説
明すれば、一対挟持型のベルトコンベヤーで魚体を挟持
し、搬送しながら、先ず背側の中骨の両側をこれら中骨
の根元つまり脊椎に至るまで一対の回転カッターで切り
込み、次いで脊椎の両側より腹側の中骨の両側を一対の
回転カッターで腹まで切り開く構造になっている。とこ
ろがこの装置に於いては小型、中型の魚体の三枚おろし
にはすこぶる能率よく加工が出来るが、大型魚に於いて
は脊椎が太く、このままの装置では中骨と共に切除され
る魚肉が多くなり、歩留り悪い。また骨も固く切開中の
抵抗が大きいため、前記一対のベルトコンベヤーでの挟
持力のみでは魚体の搬送が困難となる。
置は本件発明者が先に開発した実公平1−26217号
公報によって知られている。この公知の装置の概要を説
明すれば、一対挟持型のベルトコンベヤーで魚体を挟持
し、搬送しながら、先ず背側の中骨の両側をこれら中骨
の根元つまり脊椎に至るまで一対の回転カッターで切り
込み、次いで脊椎の両側より腹側の中骨の両側を一対の
回転カッターで腹まで切り開く構造になっている。とこ
ろがこの装置に於いては小型、中型の魚体の三枚おろし
にはすこぶる能率よく加工が出来るが、大型魚に於いて
は脊椎が太く、このままの装置では中骨と共に切除され
る魚肉が多くなり、歩留り悪い。また骨も固く切開中の
抵抗が大きいため、前記一対のベルトコンベヤーでの挟
持力のみでは魚体の搬送が困難となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は中
骨と魚肉との分離の時の魚肉の歩留りを良好にすると共
に、魚体の搬送を確実にし、能率良く加工作業が出来る
ようにすることを目的とする。
骨と魚肉との分離の時の魚肉の歩留りを良好にすると共
に、魚体の搬送を確実にし、能率良く加工作業が出来る
ようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】前記の課題を達成する
ためにこの発明は、腹側が脊椎まで切り込まれた魚体を
跨架させて案内する左右一対の相接近した水平方向の主
ガイド板が機枠に装備してあり、この両側に前記魚体を
挟持して搬送する左右一対のベルトコンベヤーが設けて
あり、これらの上方から前記ベルトコンベヤーで搬送中
の魚体を背側の中骨の両側を脊椎まで切り込む背側切り
込み回転刃と、脊椎の両側を切り込む中骨分離用回転刃
がそれぞれ左右一対で搬送方向に順次設けてあるものに
おいて、前記一対二組の回転刃は鋸状としてあり、これ
らの相前後し、且つこれらと上下に対抗した位置に歯車
状の左右一対の搬送回転盤が前記主ガイド板の内側位置
であり、その外周の一部が、前記主ガイド板の下側より
上方に向けて、主ガイド板より突出せてあることを特徴
とする魚体三枚おろし装置とする。
ためにこの発明は、腹側が脊椎まで切り込まれた魚体を
跨架させて案内する左右一対の相接近した水平方向の主
ガイド板が機枠に装備してあり、この両側に前記魚体を
挟持して搬送する左右一対のベルトコンベヤーが設けて
あり、これらの上方から前記ベルトコンベヤーで搬送中
の魚体を背側の中骨の両側を脊椎まで切り込む背側切り
込み回転刃と、脊椎の両側を切り込む中骨分離用回転刃
がそれぞれ左右一対で搬送方向に順次設けてあるものに
おいて、前記一対二組の回転刃は鋸状としてあり、これ
らの相前後し、且つこれらと上下に対抗した位置に歯車
状の左右一対の搬送回転盤が前記主ガイド板の内側位置
であり、その外周の一部が、前記主ガイド板の下側より
上方に向けて、主ガイド板より突出せてあることを特徴
とする魚体三枚おろし装置とする。
【0005】また前記課題を達成するためにこの発明の
魚体三枚おろし装置の前記左右一対の搬送回転盤は前記
二組の鋸状回転刃の前後及び中間に合計三組設けてある
ことが好ましい。
魚体三枚おろし装置の前記左右一対の搬送回転盤は前記
二組の鋸状回転刃の前後及び中間に合計三組設けてある
ことが好ましい。
【0006】また前記課題を達成するためにこの発明の
魚体三枚おろし装置の前記全ての搬送回転盤の周速度は
ベルトコンベヤーとほぼ同一速度としてあることを特徴
とすることが好ましい。
魚体三枚おろし装置の前記全ての搬送回転盤の周速度は
ベルトコンベヤーとほぼ同一速度としてあることを特徴
とすることが好ましい。
【0007】前記課題を達成するためにこの発明の魚体
三枚おろし装置の前記の中骨分離用鋸状回転刃の下側外
周部の一部は前記主ガイド板の外側にラップ可能に装備
してあり、この主ガイド板のラップ部分はその側より肉
取りして、薄肉部が形成してあり、前記主ガイド板、全
ての鋸状回転刃、及び搬送回転盤の左右一対の間隔は調
整可能に機枠に装備してある場合もある。
三枚おろし装置の前記の中骨分離用鋸状回転刃の下側外
周部の一部は前記主ガイド板の外側にラップ可能に装備
してあり、この主ガイド板のラップ部分はその側より肉
取りして、薄肉部が形成してあり、前記主ガイド板、全
ての鋸状回転刃、及び搬送回転盤の左右一対の間隔は調
整可能に機枠に装備してある場合もある。
【0008】前記課題を達成するためにこの発明の魚体
三枚おろし装置の前記魚体三枚おろし装置の上流側位置
には前記主ガイド板と略同レベルの上流ガイド板が左右
一対、またこの上方には魚体の背押さえガイドレールが
それぞれ第2機枠に設けてあり、これらの両側には魚体
を挟持搬送する一対の上流ベトコンベヤーが設けてあ
り、下側の上流主ガイド板の間には魚体の腹側より、脊
椎位置まで切り込む腹側切り込み鋸状回転刃と内臓掻き
出し歯車が上流側より順次第2機枠に装備した予備処理
装置を備えることが好ましい。
三枚おろし装置の前記魚体三枚おろし装置の上流側位置
には前記主ガイド板と略同レベルの上流ガイド板が左右
一対、またこの上方には魚体の背押さえガイドレールが
それぞれ第2機枠に設けてあり、これらの両側には魚体
を挟持搬送する一対の上流ベトコンベヤーが設けてあ
り、下側の上流主ガイド板の間には魚体の腹側より、脊
椎位置まで切り込む腹側切り込み鋸状回転刃と内臓掻き
出し歯車が上流側より順次第2機枠に装備した予備処理
装置を備えることが好ましい。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明に於いて、先ず装置全体を
運転し、前記一対の主ガイド板に頭が切除してあり、腹
側の中骨の両側が脊椎まで切り込まれた魚体を跨架させ
る。この時魚体の尾寄りの腹側脊椎より下向きの中骨、
つまり血管棘群を前記の一対の主ガイド板の間に嵌めこ
み、頭寄りを先頭に、一対のベルトコンベヤー間に供給
する。このようにすると魚体は一対のベルトコンベヤー
で挟持されて、先ず一対の背側切り込み鋸状回転刃によ
って、魚体の背側脊椎より上向きの中骨、つまり神経棘
群の両側を脊椎の位置まで切り込む。次に魚体が更にベ
ルトコンベヤーで搬送されると、一対の中骨分離用鋸状
回転刃が脊椎の両側を切り込む。この時主ガイド板に跨
架している魚体の肋骨の根元部分は歯車状の左右一対の
搬送回転盤に圧接し、魚体はこの左右一対の搬送回転盤
と前記ベルトコンベヤーとの協働作用により、更に下流
側に確実に搬送され、中骨分離用鋸状回転刃位置を通過
ると、魚体は左右の魚身部分と中骨部分と完全に三枚に
分離し、中骨は一対の主ガイド板間より下方に落下し、
魚身部分は更に下流側に搬送され前記ベルトコンベヤー
より搬出される。
運転し、前記一対の主ガイド板に頭が切除してあり、腹
側の中骨の両側が脊椎まで切り込まれた魚体を跨架させ
る。この時魚体の尾寄りの腹側脊椎より下向きの中骨、
つまり血管棘群を前記の一対の主ガイド板の間に嵌めこ
み、頭寄りを先頭に、一対のベルトコンベヤー間に供給
する。このようにすると魚体は一対のベルトコンベヤー
で挟持されて、先ず一対の背側切り込み鋸状回転刃によ
って、魚体の背側脊椎より上向きの中骨、つまり神経棘
群の両側を脊椎の位置まで切り込む。次に魚体が更にベ
ルトコンベヤーで搬送されると、一対の中骨分離用鋸状
回転刃が脊椎の両側を切り込む。この時主ガイド板に跨
架している魚体の肋骨の根元部分は歯車状の左右一対の
搬送回転盤に圧接し、魚体はこの左右一対の搬送回転盤
と前記ベルトコンベヤーとの協働作用により、更に下流
側に確実に搬送され、中骨分離用鋸状回転刃位置を通過
ると、魚体は左右の魚身部分と中骨部分と完全に三枚に
分離し、中骨は一対の主ガイド板間より下方に落下し、
魚身部分は更に下流側に搬送され前記ベルトコンベヤー
より搬出される。
【0010】請求項2記載の発明に於いては、請求項1
記載の発明の作用の他、前記二組の鋸状回転刃位置を通
過する魚体はその直前から直後の位置に於いて、前記左
右一対の搬送回転盤と接触することになるから、魚体は
二組の鋸状回転刃によって切開中には、必ずの魚体の何
れかの部分はどれかの搬送回転盤と接触していることと
なり、確実な搬送が行われる。
記載の発明の作用の他、前記二組の鋸状回転刃位置を通
過する魚体はその直前から直後の位置に於いて、前記左
右一対の搬送回転盤と接触することになるから、魚体は
二組の鋸状回転刃によって切開中には、必ずの魚体の何
れかの部分はどれかの搬送回転盤と接触していることと
なり、確実な搬送が行われる。
【0011】請求項3記載の発明に於いては、請求項1
及び請求項2記載の発明の作用の他、前記全ての搬送回
転盤の周速度はベルトコンベヤーとほぼ同一速度として
あるから、魚体はベルトコンベヤーで挟持された魚体の
両側も、搬送回転盤接触し掛合する肋骨部分も略等速度
で搬送される。
及び請求項2記載の発明の作用の他、前記全ての搬送回
転盤の周速度はベルトコンベヤーとほぼ同一速度として
あるから、魚体はベルトコンベヤーで挟持された魚体の
両側も、搬送回転盤接触し掛合する肋骨部分も略等速度
で搬送される。
【0012】請求項4記載の発明に於いては、請求項
1、請求項2又は請求項3記載の発明の作用の他、搬送
される魚体が中型魚の時にその魚の血管棘の幅に合わ
せ、前記一対の主ガイド板の間隔を合わせ、更に一対の
中骨分離用鋸状回転刃も魚の脊椎幅に合わせて相接近さ
せる。このようにすると一対の中骨分離用鋸状回転刃は
主ガイド板の肉取りした窪み内に位置し、この状態で前
記請求項1乃至3記載の発明と同様の作用を為す。
1、請求項2又は請求項3記載の発明の作用の他、搬送
される魚体が中型魚の時にその魚の血管棘の幅に合わ
せ、前記一対の主ガイド板の間隔を合わせ、更に一対の
中骨分離用鋸状回転刃も魚の脊椎幅に合わせて相接近さ
せる。このようにすると一対の中骨分離用鋸状回転刃は
主ガイド板の肉取りした窪み内に位置し、この状態で前
記請求項1乃至3記載の発明と同様の作用を為す。
【0013】請求項5記載の発明に於いては、前記請求
項1、請求項2、請求項3、又は請求項4記載の前処理
であって、頭のみ切除した魚体を上流ガイド板と上流押
さえガイドレールの間に供給すると、魚体は一対の上流
ベルトコンベヤーで挟まれて、搬送され、一対の腹側切
り込み鋸状回転刃によって、内臓部分の腹及び尾寄りの
血管棘の両側を脊椎の根元まで切り込む。引き続いて内
臓掻き出し歯車が切り開かれた内臓部分、つまり肋骨間
に挿入され、この内臓掻き出し歯車により、内臓は掻き
出され、請求項1記載の発明に供給する魚体の形態とな
り、請求項1記載の装置の一対の主ガイド板に跨架する
ように、順次供給される。
項1、請求項2、請求項3、又は請求項4記載の前処理
であって、頭のみ切除した魚体を上流ガイド板と上流押
さえガイドレールの間に供給すると、魚体は一対の上流
ベルトコンベヤーで挟まれて、搬送され、一対の腹側切
り込み鋸状回転刃によって、内臓部分の腹及び尾寄りの
血管棘の両側を脊椎の根元まで切り込む。引き続いて内
臓掻き出し歯車が切り開かれた内臓部分、つまり肋骨間
に挿入され、この内臓掻き出し歯車により、内臓は掻き
出され、請求項1記載の発明に供給する魚体の形態とな
り、請求項1記載の装置の一対の主ガイド板に跨架する
ように、順次供給される。
【0014】
【実施例】今この発明の代表的な実施例を図1乃至図1
1によって説明する。 実施例1 請求項1乃至4記載の発明の実施例1を図1乃至図7に
基づいて先ず説明する。 この発明の装置の機枠20に
は水平方向に伸びる板状の一対の主ガイド板21が設け
てあり、この主ガイド板21の間隔は調整自在に前記機
枠20に設けてある。この主ガイド板21は頭が切除さ
れ、腹側が切り開かれた魚体Aを腹側を下にして跨架す
るためのものである。一対の主ガイド板21の板面は起
立状態にしてある。
1によって説明する。 実施例1 請求項1乃至4記載の発明の実施例1を図1乃至図7に
基づいて先ず説明する。 この発明の装置の機枠20に
は水平方向に伸びる板状の一対の主ガイド板21が設け
てあり、この主ガイド板21の間隔は調整自在に前記機
枠20に設けてある。この主ガイド板21は頭が切除さ
れ、腹側が切り開かれた魚体Aを腹側を下にして跨架す
るためのものである。一対の主ガイド板21の板面は起
立状態にしてある。
【0015】前述の主ガイド板21の両側には前記魚体
Aを挾持して搬送する一対挾持型のベルトコンベヤー2
2が設けてあり、この搬送面は先行技術のもの同様、ス
リップ防止のための凹凸形状としてある。また図示して
いないが、搬送部のコンベヤベルトの背面には挾持力を
高めるためのバックアップロールを圧接させておくこと
は勿論である。前記一対の主ガイド板21の間には上流
側より下流側に腹側切り込み補助回転刃30と歯車形状
の三組の搬送回転盤31、32及び33が順次にそれぞ
れ一対づつ設けてあり、かつ、その外周部が前記主ガイ
ド板21の上縁より僅かに上方に突出するように機枠2
0に対し、上下位置調整可能に装備してある。前記補助
回転刃30は外周部が鋸刃30aとしてあり、他の三組
の搬送回転盤31、32、及び33の外周部の歯車部に
は切刃は設けてなく、この外周部の周速度は前記ベルト
コンベヤー22の周速度とほゞ等しくしてある。
Aを挾持して搬送する一対挾持型のベルトコンベヤー2
2が設けてあり、この搬送面は先行技術のもの同様、ス
リップ防止のための凹凸形状としてある。また図示して
いないが、搬送部のコンベヤベルトの背面には挾持力を
高めるためのバックアップロールを圧接させておくこと
は勿論である。前記一対の主ガイド板21の間には上流
側より下流側に腹側切り込み補助回転刃30と歯車形状
の三組の搬送回転盤31、32及び33が順次にそれぞ
れ一対づつ設けてあり、かつ、その外周部が前記主ガイ
ド板21の上縁より僅かに上方に突出するように機枠2
0に対し、上下位置調整可能に装備してある。前記補助
回転刃30は外周部が鋸刃30aとしてあり、他の三組
の搬送回転盤31、32、及び33の外周部の歯車部に
は切刃は設けてなく、この外周部の周速度は前記ベルト
コンベヤー22の周速度とほゞ等しくしてある。
【0016】前記搬送回転盤31、32及び33のう
ち、最も上流側の搬送回転盤31と中間の搬送回転盤3
2の上方には背側切り込み回転刃の一種である背側切り
込み鋸状回転刃34が設けてあり、また前記中間の搬送
回転盤32と最も下流側の搬送回転盤33との間の上方
には中骨分離用回転刃の一種である一対の中骨分離用鋸
状回転刃35が設けてある。この一対の中骨分離用鋸状
回転刃35はそれぞれ下側の主ガイド板21の外側に若
干ラップするように設けてある(図4、図6及び図7参
照)。これら上方のそれぞれ一対の背側切り込み鋸状回
転刃34及び中骨分離用鋸状回転刃35もそれぞれ一対
の回転刃の間隔及びその高さ位置が調整可能に機枠20
に設けてある。前述の背側切り込み鋸状回転刃34及び
中骨分離用鋸状回転刃35の下部外面に添って一対の上
部ガイド板36が機枠10に設けてあり、中骨分離用鋸
状回転刃は35より下流側に伸びる部分は上縁が下縁よ
りも外方に上部が開いた状態に形成してある(図4、図
5参照)。
ち、最も上流側の搬送回転盤31と中間の搬送回転盤3
2の上方には背側切り込み回転刃の一種である背側切り
込み鋸状回転刃34が設けてあり、また前記中間の搬送
回転盤32と最も下流側の搬送回転盤33との間の上方
には中骨分離用回転刃の一種である一対の中骨分離用鋸
状回転刃35が設けてある。この一対の中骨分離用鋸状
回転刃35はそれぞれ下側の主ガイド板21の外側に若
干ラップするように設けてある(図4、図6及び図7参
照)。これら上方のそれぞれ一対の背側切り込み鋸状回
転刃34及び中骨分離用鋸状回転刃35もそれぞれ一対
の回転刃の間隔及びその高さ位置が調整可能に機枠20
に設けてある。前述の背側切り込み鋸状回転刃34及び
中骨分離用鋸状回転刃35の下部外面に添って一対の上
部ガイド板36が機枠10に設けてあり、中骨分離用鋸
状回転刃は35より下流側に伸びる部分は上縁が下縁よ
りも外方に上部が開いた状態に形成してある(図4、図
5参照)。
【0017】また前記補助回転刃30と最も上流側の搬
送回転盤31の上方には魚体Aの背を案内する一対の補
助ガイドレール37が機枠20に装備してある。前述の
上部ガイド板36及び補助ガイドレール37も魚体Aの
大きさ及び上部の前記回転刃34及び35のそれぞれの
間隔に応じて上下及び左右に位置が調整可能に装備して
ある。前述の一対の中骨分離用鋸状回転刃35と対応す
る一対の主ガイド板21の一部外側は、前記回転刃35
が当たらないよう、それぞれ外側より肉取りした薄肉部
23が形成してあり、実施図においては一対の主ガイド
板21の上縁より円弧状に切欠部を設けてこれら主ガイ
ド板21の内側より薄肉金属板23aが適宜の固着手段
により固着して形成してある。
送回転盤31の上方には魚体Aの背を案内する一対の補
助ガイドレール37が機枠20に装備してある。前述の
上部ガイド板36及び補助ガイドレール37も魚体Aの
大きさ及び上部の前記回転刃34及び35のそれぞれの
間隔に応じて上下及び左右に位置が調整可能に装備して
ある。前述の一対の中骨分離用鋸状回転刃35と対応す
る一対の主ガイド板21の一部外側は、前記回転刃35
が当たらないよう、それぞれ外側より肉取りした薄肉部
23が形成してあり、実施図においては一対の主ガイド
板21の上縁より円弧状に切欠部を設けてこれら主ガイ
ド板21の内側より薄肉金属板23aが適宜の固着手段
により固着して形成してある。
【0018】実施例1の作用 前記実施例の装置の主ガイド板21と背押え上部ガイド
板36及び補助ガイドレール37の上下の間隔寸法及び
それぞれ一対の部材間の間隔寸法を供給される魚体の大
きさ(通常2kg〜10kg)に応じて調整し、これに
伴い一対の補助回転刃30の相互の間隔寸法を前記魚体
の尾よりの血管棘の両側をその根元の脊椎まで切り込め
る位置と、また背側切込み鋸状回転刃34の一対の回転
刃の間隔を魚体Aの背側の中骨たる脊椎より上向きの中
骨、つまり神経棘群の両側を切り込める寸法とし、か
つ、脊椎位置間で切り込める高さに調整する。また一対
の中骨分離用鋸状回転刃36の間隔寸法を前記魚体Aの
脊椎のすぐ両側を切り込む間隔とし、この刃先円の下端
は魚体Aの肋骨まで切断できる高さに調整する。而し
て、各回転刃30、34及び35と各搬送回転盤31、
32及び33及び一対のベルトコンベヤー22を運転す
る。このようにして、前記魚体Aを腹側を下にし、頭側
を先頭に一対の主ガイド板21に跨架するように順次供
給する。
板36及び補助ガイドレール37の上下の間隔寸法及び
それぞれ一対の部材間の間隔寸法を供給される魚体の大
きさ(通常2kg〜10kg)に応じて調整し、これに
伴い一対の補助回転刃30の相互の間隔寸法を前記魚体
の尾よりの血管棘の両側をその根元の脊椎まで切り込め
る位置と、また背側切込み鋸状回転刃34の一対の回転
刃の間隔を魚体Aの背側の中骨たる脊椎より上向きの中
骨、つまり神経棘群の両側を切り込める寸法とし、か
つ、脊椎位置間で切り込める高さに調整する。また一対
の中骨分離用鋸状回転刃36の間隔寸法を前記魚体Aの
脊椎のすぐ両側を切り込む間隔とし、この刃先円の下端
は魚体Aの肋骨まで切断できる高さに調整する。而し
て、各回転刃30、34及び35と各搬送回転盤31、
32及び33及び一対のベルトコンベヤー22を運転す
る。このようにして、前記魚体Aを腹側を下にし、頭側
を先頭に一対の主ガイド板21に跨架するように順次供
給する。
【0019】先ず魚体Aは一対のベルトコンベヤー21
に挾持されて主ガイド板21及び補助ガイドレール37
に添って水平方向に搬送され、先ず一対の補助回転刃3
0によって尾寄りの腹側脊椎より下向きの中骨、つまり
血管棘群の両側は脊椎位置まで完全に切り込まれ、更に
魚体Aが進行すると魚体Aの肋骨の内側に最も上流側の
搬送回転盤31位置に達し、この搬送回転盤31の歯車
状外周部が魚体Aの脊椎部分の下側に当接し、魚体Aは
前記ベルトコンベヤー21と搬送回転盤31の協働作用
により、更に強制的に搬送され、背側切り込み鋸状回転
刃35位置に送られる。この背側切り込み鋸状回転刃3
4の位置において、この一対の回転刃35により魚体A
の上側脊椎より上向の中骨、つまり神経棘群の両側が脊
椎位置まで深く切り込まれる(図3参照)。このとき前
記回転刃34の押圧力によって魚体Aは下方に押圧さ
れ、前記上流側の搬送回転盤31及び中間の搬送回転盤
32とは圧接され、この装置の搬送強制力が向上して、
更に下流側に魚体Aは搬送される。この搬送の過程にお
いて、背側切り込み鋸状回転刃34に魚体Aに切り込ま
れた切目は、上部ガイド板36によって次第に外方に広
く拡げられ、中骨分離用回転刃35位置に魚体Aは送り
込まれ、中骨分離用鋸状回転刃35は前記切目挿入さ
れ、魚体Aの脊柱の両側を、肋骨の根元と共に順次切断
する(図4参照)。魚体Aは、中骨部A1 と両側一対の
魚身A2 との三枚に完全に分離され、中骨部A1 は最も
下流側の搬送回転盤33によって、装置外に搬出され
る。
に挾持されて主ガイド板21及び補助ガイドレール37
に添って水平方向に搬送され、先ず一対の補助回転刃3
0によって尾寄りの腹側脊椎より下向きの中骨、つまり
血管棘群の両側は脊椎位置まで完全に切り込まれ、更に
魚体Aが進行すると魚体Aの肋骨の内側に最も上流側の
搬送回転盤31位置に達し、この搬送回転盤31の歯車
状外周部が魚体Aの脊椎部分の下側に当接し、魚体Aは
前記ベルトコンベヤー21と搬送回転盤31の協働作用
により、更に強制的に搬送され、背側切り込み鋸状回転
刃35位置に送られる。この背側切り込み鋸状回転刃3
4の位置において、この一対の回転刃35により魚体A
の上側脊椎より上向の中骨、つまり神経棘群の両側が脊
椎位置まで深く切り込まれる(図3参照)。このとき前
記回転刃34の押圧力によって魚体Aは下方に押圧さ
れ、前記上流側の搬送回転盤31及び中間の搬送回転盤
32とは圧接され、この装置の搬送強制力が向上して、
更に下流側に魚体Aは搬送される。この搬送の過程にお
いて、背側切り込み鋸状回転刃34に魚体Aに切り込ま
れた切目は、上部ガイド板36によって次第に外方に広
く拡げられ、中骨分離用回転刃35位置に魚体Aは送り
込まれ、中骨分離用鋸状回転刃35は前記切目挿入さ
れ、魚体Aの脊柱の両側を、肋骨の根元と共に順次切断
する(図4参照)。魚体Aは、中骨部A1 と両側一対の
魚身A2 との三枚に完全に分離され、中骨部A1 は最も
下流側の搬送回転盤33によって、装置外に搬出され
る。
【0020】左右一対の分離した魚身A2 は主ガイド板
21及び上部ガイド板36とベルトコンベヤー22とに
よって、それぞれ挾持され、水平面方向の搬送面をもつ
送り出しベルトコンベヤー25上に魚身A2 の身側を上
向きにして送り出す。供給される魚体Aが比較的小型
(例えば体重2kg以下)のときや、脊椎の幅寸法の小
さい魚種を供給するときは、背側切り込み鋸状回転刃3
4、竝びに中骨分離用鋸状回転刃35それぞれ一対の回
転刃34及び35の間隔を小さくする。このようにする
と中骨分離用鋸状回転刃35の一部である下部の主ガイ
ド板21とラップする部分は薄肉部23の切欠部中に位
置する。この場合においては、中骨分離用鋸状回転刃3
5は前記主ガイド板21の薄肉部23に添って回転す
る。その他の作用は大型面の場合と同一であるので説明
を省略する。
21及び上部ガイド板36とベルトコンベヤー22とに
よって、それぞれ挾持され、水平面方向の搬送面をもつ
送り出しベルトコンベヤー25上に魚身A2 の身側を上
向きにして送り出す。供給される魚体Aが比較的小型
(例えば体重2kg以下)のときや、脊椎の幅寸法の小
さい魚種を供給するときは、背側切り込み鋸状回転刃3
4、竝びに中骨分離用鋸状回転刃35それぞれ一対の回
転刃34及び35の間隔を小さくする。このようにする
と中骨分離用鋸状回転刃35の一部である下部の主ガイ
ド板21とラップする部分は薄肉部23の切欠部中に位
置する。この場合においては、中骨分離用鋸状回転刃3
5は前記主ガイド板21の薄肉部23に添って回転す
る。その他の作用は大型面の場合と同一であるので説明
を省略する。
【0021】第2実施例 前記実施例1の上流側に予備処理装置40を付加したも
のである。この予備処理装置40は前記主ガイド板21
と略同レベルの上流ガイド板41が左右一対設けてあ
り、この一対の上流ガイド板41の上流側前半は次第に
背が低い傾斜部42が設けてあり、更にこの上流側には
未処理魚体(頭のみ接除したもの)A0 を供給する供給
ガイド板43が一対設けてあって、この供給ガイド板4
3は、その上下方向の位置及び搬送方向の傾斜角が自由
に変更可能に前記予備処理装置40の機枠たる第2機枠
60に装備してあり、供給ガイド板43の上縁は外側に
傾斜した傾斜縁44が形成して、魚体A0 を載置し易い
ように設けてある。
のである。この予備処理装置40は前記主ガイド板21
と略同レベルの上流ガイド板41が左右一対設けてあ
り、この一対の上流ガイド板41の上流側前半は次第に
背が低い傾斜部42が設けてあり、更にこの上流側には
未処理魚体(頭のみ接除したもの)A0 を供給する供給
ガイド板43が一対設けてあって、この供給ガイド板4
3は、その上下方向の位置及び搬送方向の傾斜角が自由
に変更可能に前記予備処理装置40の機枠たる第2機枠
60に装備してあり、供給ガイド板43の上縁は外側に
傾斜した傾斜縁44が形成して、魚体A0 を載置し易い
ように設けてある。
【0022】前述の一対の上流ガイド板41の傾斜部4
2の間には一対の腹側切り込み鋸状回転刃45が、また
この下流側の上流ガイド板41の外側には一対の内臓掻
き出し歯車46が設けてあり、それぞれ下方より上流ガ
イド板41の上縁より突出して装備してある。この内臓
掻き出し歯車46は上流ガイド板41の内側に設けて
も、この発明の実施例に含まれる。前記腹側切り込み鋸
状回転刃45は前記補助回転刃30と同一形状である。
内臓掻き出し歯車46は硬質エンジニアリングプラスチ
ック(例えばポリアミド系樹脂)よりなるもので、特に
切断刃は設けていない。前述の供給ガイド板43から上
流ガイド板42の上方には一連の一対押えガイド板47
が第2機枠60に上下位置調整可能に装備してあり、こ
の一対の押えガイド板47の下縁は外側に開いた傾斜縁
48となっており、供給ガイド板43の傾斜44と上下
に対抗した状態になっている。これら供給ガイド板43
及び上流ガイド板41の両側に一対挾持型のベルトコン
ベヤー50が装備してあり、このコンベヤーベルト50
面も凹凸形状が施してある(図示してない)。
2の間には一対の腹側切り込み鋸状回転刃45が、また
この下流側の上流ガイド板41の外側には一対の内臓掻
き出し歯車46が設けてあり、それぞれ下方より上流ガ
イド板41の上縁より突出して装備してある。この内臓
掻き出し歯車46は上流ガイド板41の内側に設けて
も、この発明の実施例に含まれる。前記腹側切り込み鋸
状回転刃45は前記補助回転刃30と同一形状である。
内臓掻き出し歯車46は硬質エンジニアリングプラスチ
ック(例えばポリアミド系樹脂)よりなるもので、特に
切断刃は設けていない。前述の供給ガイド板43から上
流ガイド板42の上方には一連の一対押えガイド板47
が第2機枠60に上下位置調整可能に装備してあり、こ
の一対の押えガイド板47の下縁は外側に開いた傾斜縁
48となっており、供給ガイド板43の傾斜44と上下
に対抗した状態になっている。これら供給ガイド板43
及び上流ガイド板41の両側に一対挾持型のベルトコン
ベヤー50が装備してあり、このコンベヤーベルト50
面も凹凸形状が施してある(図示してない)。
【0023】実施例2の作用 先ず、予備処理装置40の上流ガイド板41の下流端と
主ガイド板21の上流端とを接近させ、ほゞレベルを一
致、実際は上流ガイド板41の上縁の高さを主ガイド板
21の高さより若干低くして、平面に見て一直線に並べ
る。次に、供給ガイド板43を未処理魚体A0 に合わせ
て高さ及び傾斜角を調整し、即ち魚体A0 が小さい(約
2kg)のときは、供給ガイド板43の下流端の高さを
上流ガイド板41の上縁高さに接近し、魚体A0 が大き
い(約10kg)ときは、その高低差を大きくても調整
し次に押えガイド板47の高さを調整し、この予備処理
装置40を実施例1の装置と共に運転する。而して、頭
のみ切除してある未処理魚体A0 を頭側を先頭にして、
供給ガイド板43の傾斜縁44上に載せると、未処理魚
体A0 は一対の上流ベルトコンベヤーで挾持されて、供
給ガイド板43上を下流側に搬送され、腹側切り込み鋸
状回転刃45によって、内臓部の腹を切開すると共に尾
寄りの腹側脊椎より下向きの血管棘群は一対の上流ガイ
ド板41間に位置する。
主ガイド板21の上流端とを接近させ、ほゞレベルを一
致、実際は上流ガイド板41の上縁の高さを主ガイド板
21の高さより若干低くして、平面に見て一直線に並べ
る。次に、供給ガイド板43を未処理魚体A0 に合わせ
て高さ及び傾斜角を調整し、即ち魚体A0 が小さい(約
2kg)のときは、供給ガイド板43の下流端の高さを
上流ガイド板41の上縁高さに接近し、魚体A0 が大き
い(約10kg)ときは、その高低差を大きくても調整
し次に押えガイド板47の高さを調整し、この予備処理
装置40を実施例1の装置と共に運転する。而して、頭
のみ切除してある未処理魚体A0 を頭側を先頭にして、
供給ガイド板43の傾斜縁44上に載せると、未処理魚
体A0 は一対の上流ベルトコンベヤーで挾持されて、供
給ガイド板43上を下流側に搬送され、腹側切り込み鋸
状回転刃45によって、内臓部の腹を切開すると共に尾
寄りの腹側脊椎より下向きの血管棘群は一対の上流ガイ
ド板41間に位置する。
【0024】次に未処理魚体A0 は更に搬送されて、一
対の内臓掻き出し歯車45によって、内臓は順次掻き出
される。この内臓掻き出し歯車45は、エンジニアリン
グプラスチックなどの合成樹脂であるから、金属より柔
らかく、若干弾性を有するため、魚体を殆ど損傷するこ
となく腹側が切り開かれ、内臓の除去された魚体Aとな
って、実施例1の装置の主ガイド板21上に順次送り込
まれる。この内臓掻き出し歯車45と魚体A0 が接触す
る部分に向けて、水洗ジェットノズルを設けておくこと
が好ましい。以下実施例1の装置部分を魚体Aが通過す
るときは実施例2と同一の作用をなす。この発明の装置
に供給される大型魚乃至中型魚としては、例えば鰤、
鰹、鮭、ほっけなどであり、一般には冷凍乃至冷蔵保存
されたものであるが、これらに特に限定されるわけでは
ない。
対の内臓掻き出し歯車45によって、内臓は順次掻き出
される。この内臓掻き出し歯車45は、エンジニアリン
グプラスチックなどの合成樹脂であるから、金属より柔
らかく、若干弾性を有するため、魚体を殆ど損傷するこ
となく腹側が切り開かれ、内臓の除去された魚体Aとな
って、実施例1の装置の主ガイド板21上に順次送り込
まれる。この内臓掻き出し歯車45と魚体A0 が接触す
る部分に向けて、水洗ジェットノズルを設けておくこと
が好ましい。以下実施例1の装置部分を魚体Aが通過す
るときは実施例2と同一の作用をなす。この発明の装置
に供給される大型魚乃至中型魚としては、例えば鰤、
鰹、鮭、ほっけなどであり、一般には冷凍乃至冷蔵保存
されたものであるが、これらに特に限定されるわけでは
ない。
【0025】
【発明の効果】叙上のように構成しているこの請求項1
記載の発明においては、魚体は背側の中骨の両側を背側
切り込み鋸状回転刃で切り込むとき、及び中骨分離用鋸
状回転刃で切り込む全工程中、主ガイド板に魚体は跨架
された状態で搬送されるから、魚体は安定し、正確な切
り込みができ、更に、前記二組の回転刃を順次上流側よ
り設けることによって、背側を切り開いた後、この切目
を拡げて、脊椎の両側を切り込むことができるため、左
右に分離される魚身の魚肉歩留まりがよい。更に二組の
前記回転刃は共に鋸状回転刃であるから堅い骨の魚種
や、冷凍魚であっても容易に切り開くことができる。特
にこの発明においては、前記二組の回転刃の近傍の下側
に歯車状の左右一対の搬送回転盤が前述の通り設けて、
前述の作用を為すため、大型魚で重量のあるもの、或い
は冷凍されていて滑り易いものであっても、前記搬送回
転盤の歯車状部分が魚体の内側肋骨部分に圧接され掛合
するため、外側のベルトコンベヤーとの協同作用により
強制搬送され、回転刃による切断乃至切削抵抗があって
も確実に搬送され、魚体の切開面も魚身がくずれること
なく切り開かれる。
記載の発明においては、魚体は背側の中骨の両側を背側
切り込み鋸状回転刃で切り込むとき、及び中骨分離用鋸
状回転刃で切り込む全工程中、主ガイド板に魚体は跨架
された状態で搬送されるから、魚体は安定し、正確な切
り込みができ、更に、前記二組の回転刃を順次上流側よ
り設けることによって、背側を切り開いた後、この切目
を拡げて、脊椎の両側を切り込むことができるため、左
右に分離される魚身の魚肉歩留まりがよい。更に二組の
前記回転刃は共に鋸状回転刃であるから堅い骨の魚種
や、冷凍魚であっても容易に切り開くことができる。特
にこの発明においては、前記二組の回転刃の近傍の下側
に歯車状の左右一対の搬送回転盤が前述の通り設けて、
前述の作用を為すため、大型魚で重量のあるもの、或い
は冷凍されていて滑り易いものであっても、前記搬送回
転盤の歯車状部分が魚体の内側肋骨部分に圧接され掛合
するため、外側のベルトコンベヤーとの協同作用により
強制搬送され、回転刃による切断乃至切削抵抗があって
も確実に搬送され、魚体の切開面も魚身がくずれること
なく切り開かれる。
【0026】請求項2記載の発明においては、前記刃車
状の搬送回転盤が、上側の二組の回転刃の前後と中間合
計三組装備されているから魚体の強制搬送効果は更に顕
著となり、前記二組の回転刃の切開の全工程中確実に魚
体は強制搬送され、魚体が途中でベルトコンベヤーとス
リップして停止するおそれはない。
状の搬送回転盤が、上側の二組の回転刃の前後と中間合
計三組装備されているから魚体の強制搬送効果は更に顕
著となり、前記二組の回転刃の切開の全工程中確実に魚
体は強制搬送され、魚体が途中でベルトコンベヤーとス
リップして停止するおそれはない。
【0027】請求項3記載の発明においては、ベルトコ
ンベヤーと搬送回転盤の周速度がほゞ同一であるから、
魚身部分に剪断力を与えない。請求項4記載の発明にお
いては体重が2kg前後の中骨魚や、脊椎幅の狭い魚種
の場合であっても一対の中骨分離用鋸状回転刃を充分に
相接近させることができ、主ガイド板全体としては、厚
さの大きいものが使用でき、魚体を跨架させて案内する
場合、主ガイド板が歪曲したり、振動を起すおそれもな
く、支持力の大きい丈夫な構造とすることができる。
ンベヤーと搬送回転盤の周速度がほゞ同一であるから、
魚身部分に剪断力を与えない。請求項4記載の発明にお
いては体重が2kg前後の中骨魚や、脊椎幅の狭い魚種
の場合であっても一対の中骨分離用鋸状回転刃を充分に
相接近させることができ、主ガイド板全体としては、厚
さの大きいものが使用でき、魚体を跨架させて案内する
場合、主ガイド板が歪曲したり、振動を起すおそれもな
く、支持力の大きい丈夫な構造とすることができる。
【0028】請求項5記載の発明においては、請求項
1、2、3又は4の発明の効果に加え魚体を頭だけ切除
した未処理の魚体を供給すれば予備処理装置部分で、腹
側を切開し、かつ、尾寄り部分の中骨の両側が切り込ま
れ、かつ内臓は内臓掻き出し歯車によって確実に掻き出
せ、前記請求項1乃至請求項4記載の発明の装置に送り
込むことができ、汚い内臓取り出し作業が人手を要さず
行える。
1、2、3又は4の発明の効果に加え魚体を頭だけ切除
した未処理の魚体を供給すれば予備処理装置部分で、腹
側を切開し、かつ、尾寄り部分の中骨の両側が切り込ま
れ、かつ内臓は内臓掻き出し歯車によって確実に掻き出
せ、前記請求項1乃至請求項4記載の発明の装置に送り
込むことができ、汚い内臓取り出し作業が人手を要さず
行える。
【0029】実施例固有の効果 実施例1の装置においては、請求項1乃至4記載の発明
の効果をすべて併せて奏する。また背側切り込み鋸状回
転刃34及び中骨分離用鋸状回転刃35の外側には上部
ガイド板36が添わせて装備してあり、この下流側に延
在する部分は下流側に至ほゞ上縁が下縁よりも外側に次
第に開いても装備してあるから、中骨A1 から分離した
両側の魚身A2 は起立状態から、次第に内側が上にな
り、傾斜した状態となってベルトコンベヤー22の搬出
端より送りだされるため、搬出用コンベヤー25上には
内側部分が確実に上に向いて送りだされる効果を有し、
コンベヤーの乗り継ぎもスムーズである。また主ガイド
板22の薄肉部23の構造が薄肉金属板23aを内側か
ら主ガイド板22に取付たものであるから、この部分が
魚体の骨や、中骨分離用鋸状回転刃35との接触により
摩耗したとしても、この部分の金属板23aのみを新し
いものと交換すればよい。
の効果をすべて併せて奏する。また背側切り込み鋸状回
転刃34及び中骨分離用鋸状回転刃35の外側には上部
ガイド板36が添わせて装備してあり、この下流側に延
在する部分は下流側に至ほゞ上縁が下縁よりも外側に次
第に開いても装備してあるから、中骨A1 から分離した
両側の魚身A2 は起立状態から、次第に内側が上にな
り、傾斜した状態となってベルトコンベヤー22の搬出
端より送りだされるため、搬出用コンベヤー25上には
内側部分が確実に上に向いて送りだされる効果を有し、
コンベヤーの乗り継ぎもスムーズである。また主ガイド
板22の薄肉部23の構造が薄肉金属板23aを内側か
ら主ガイド板22に取付たものであるから、この部分が
魚体の骨や、中骨分離用鋸状回転刃35との接触により
摩耗したとしても、この部分の金属板23aのみを新し
いものと交換すればよい。
【0030】実施例2の装置においては、魚体自体を頭
だけ接除した未処理魚体A0 を供給するだけでよく、よ
り省力化できる。また三枚おろし装置と、予備処理装置
とは機枠がそれぞれ別個であるから、分離すればそれぞ
れ一方を独立してできる。特に内臓掻き出し歯車が硬質
のエンジニアリングプラスチックにより形成されている
ため、通常の金属円盤より材質が柔らかく弾性の富むた
め、切開された魚体の内側を撫でるように接触するた
め、魚身の損傷はすこぶる少ない。
だけ接除した未処理魚体A0 を供給するだけでよく、よ
り省力化できる。また三枚おろし装置と、予備処理装置
とは機枠がそれぞれ別個であるから、分離すればそれぞ
れ一方を独立してできる。特に内臓掻き出し歯車が硬質
のエンジニアリングプラスチックにより形成されている
ため、通常の金属円盤より材質が柔らかく弾性の富むた
め、切開された魚体の内側を撫でるように接触するた
め、魚身の損傷はすこぶる少ない。
【図1】実施例1の原理的な一部省略側面図である。
【図2】図1の2−2線縦断矢視正面図である。
【図3】図1の3−3線縦断矢視正面図である。
【図4】図1の4−4線縦断矢視正面図である。
【図5】図1の5−5線縦断矢視正面図である。
【図6】中骨分離用鋸状回転刃部分の側面図である。
【図7】図6の正面図である。
【図8】実施例2の予備処理装置部の原理的な一部省略
側面図である。
側面図である。
【図9】図8の9−9線縦断矢視正面図である。
【図10】図8の10−10線縦断矢視正面図である。
【図11】図8の11−11線縦断矢視正面図である。
20 機枠 21 主ガイド板 22 ベルトコンベヤー 23 薄肉部 23a 薄肉金属板 25 送り出しコンベヤー 30 補助回転刃 31 搬送回転盤 32 搬送回転盤 33 搬送回転盤 34 背側切り込み鋸状回転刃 35 中骨分離用鋸状回転刃 36 上部ガイド板 37 補助ガイドレール 40 予備処理装置 41 上流ガイド板 45 腹側切り込み鋸状回転刃 46 内臓掻き出し歯車 47 押えガイド板 60 第2機枠
Claims (5)
- 【請求項1】腹側の中骨の両側が脊椎まで切り込まれた
魚体を跨架させて水平方向に案内する左右一対の相接近
した水平方向の主ガイド板が機枠に装備してあり、この
両側に前記魚体を挟持して搬送する左右一対のベルトコ
ンベヤーが設けてあり、これらの上方から前記ベルトコ
ンベヤーで搬送中の魚体を背側の中骨の両側を脊椎まで
切り込む背側切り込み回転刃と、脊椎の両側を切り込む
中骨分離用回転刃がそれぞれ左右一対で搬送方向に順次
設けてあるものにおいて、 前記一対二組の回転刃は鋸状としてある、これらの相前
後した近傍で、これらと上下に対抗した位置に歯車状の
左右一対の搬送回転盤が前記主ガイド板の内側位置であ
り、その外周の一部が、前記主ガイド板の下側より上方
に向けて、主ガイド板の上に突出させてあることを特徴
とする魚体三枚おろし装置。 - 【請求項2】前記左右一対の搬送回転盤は前記二組の鋸
状回転刃の前後及び中間に合計三組設けてあることを特
徴とする請求項1記載の魚体三枚おろし装置。 - 【請求項3】前記全ての搬送回転盤の周速度はベルトコ
ンベヤーとほぼ同一速度としてあることを特徴とする請
求項1又は請求項2記載の魚体三枚おろし装置。 - 【請求項4】前記の中骨分離用鋸状回転刃の下側外周部
の一部は前記主ガイド板の外側にラップ可能に装備して
あり、この主ガイド板のラップ部分はその側より肉取り
して、薄肉部が形成してあり、前記主ガイド板、全ての
鋸状回転刃、及び搬送回転盤の左右一対の間隔は調整可
能に機枠に装備してあることを特徴とする請求項1、請
求項2又は請求項3記載の魚体三枚おろし装置。 - 【請求項5】前記魚体三枚おろし装置の上流側位置には
前記主ガイド板と略同レベルの上流ガイド板が左右一
対、またこの上方には魚体の背押さえガイドレールがそ
れぞれ第2機枠に設けてあり、これらの両側には魚体を
挟持搬送する一対の上流ベトコンベヤーが設けてあり、
下側の上流ガイド板の間には魚体の腹側より、脊椎位置
まで切り込む腹側切り込み鋸状回転刃と内臓掻き出し歯
車が上流側より順次第2機枠に装備した予備処理装置を
備えた請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項4記
載の魚体三枚おろし装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17158092A JPH05336876A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 魚体三枚おろし装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17158092A JPH05336876A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 魚体三枚おろし装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05336876A true JPH05336876A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15925791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17158092A Pending JPH05336876A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 魚体三枚おろし装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05336876A (ja) |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP17158092A patent/JPH05336876A/ja active Pending
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