JPH05337351A - 液中微粒子分散法 - Google Patents
液中微粒子分散法Info
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- JPH05337351A JPH05337351A JP3107939A JP10793991A JPH05337351A JP H05337351 A JPH05337351 A JP H05337351A JP 3107939 A JP3107939 A JP 3107939A JP 10793991 A JP10793991 A JP 10793991A JP H05337351 A JPH05337351 A JP H05337351A
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- particles
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、材料の製造プロセスにおい
て、各種金属、合金、セラミックスを含む無機物または
有機物を含む化合物の微粒子の分散を良好でかつ凝集の
少なくする技術を提案することにある。 【構成】本発明は、溶液中にある微粒子のゼ−タ電位
(表面電位)を制御できる物質を、該溶液中に添加する
ことにより、溶液中にある前記微粒子の分散の向上ある
いは凝集を低減することにより達成される。
て、各種金属、合金、セラミックスを含む無機物または
有機物を含む化合物の微粒子の分散を良好でかつ凝集の
少なくする技術を提案することにある。 【構成】本発明は、溶液中にある微粒子のゼ−タ電位
(表面電位)を制御できる物質を、該溶液中に添加する
ことにより、溶液中にある前記微粒子の分散の向上ある
いは凝集を低減することにより達成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の分散法は、電子材料、磁
性材料、光学材料、セラミックスなど多くの材料の製造
プロセスにおいて、各種金属、合金、セラミックスを含
む無機物または有機物を含む化合物の微粒子、特に超微
粒子を製造する方法に係り、分散の良好な微粒子を製造
するのに好適な技術に関する。
性材料、光学材料、セラミックスなど多くの材料の製造
プロセスにおいて、各種金属、合金、セラミックスを含
む無機物または有機物を含む化合物の微粒子、特に超微
粒子を製造する方法に係り、分散の良好な微粒子を製造
するのに好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電子材料、磁性材料、光学材料、セラミ
ックスなど多くの材料の製造プロセスにおいて、その原
料調整、粉砕、混練、混合及び成形段階で材料となる微
粒子は、その媒体中に高濃度に懸濁している。これらの
微粒子が、凝集しているか、充分に分散しているかによ
り生成する材料の性能に大きく影響を与える。最近では
1μm以下の超微粒子を用いることへの要求が高まって
おり、スラリ−中の凝集粒子を皆無にするような精度の
高い制御が必要な場合がある。
ックスなど多くの材料の製造プロセスにおいて、その原
料調整、粉砕、混練、混合及び成形段階で材料となる微
粒子は、その媒体中に高濃度に懸濁している。これらの
微粒子が、凝集しているか、充分に分散しているかによ
り生成する材料の性能に大きく影響を与える。最近では
1μm以下の超微粒子を用いることへの要求が高まって
おり、スラリ−中の凝集粒子を皆無にするような精度の
高い制御が必要な場合がある。
【0003】この対策として、ドデシル硫酸ナトリウム
等のイオン性界面活性剤またはポリエチレンオキシド等
高分子添加剤の添加などが行なわれる。これらを用いて
微粒子を分散する手段としては、分散・乳化系の化学
(1979年)第269頁から第273頁で述べられて
いる。
等のイオン性界面活性剤またはポリエチレンオキシド等
高分子添加剤の添加などが行なわれる。これらを用いて
微粒子を分散する手段としては、分散・乳化系の化学
(1979年)第269頁から第273頁で述べられて
いる。
【0004】また超音波等による物理エネルギ−で分散
する方法もある。この分散する手段として、超音波技術
便覧(1960年)第1060頁から第1070頁で述
べられている。
する方法もある。この分散する手段として、超音波技術
便覧(1960年)第1060頁から第1070頁で述
べられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】イオン性界面活性剤を
添加して分散させる従来法では、液中のイオン濃度が高
くなると粒子が微小化するにつれて凝集しやすくなる。
そのため従来法では1μm以下の超微粒子の分散には不
適当と考えられる。
添加して分散させる従来法では、液中のイオン濃度が高
くなると粒子が微小化するにつれて凝集しやすくなる。
そのため従来法では1μm以下の超微粒子の分散には不
適当と考えられる。
【0006】また高分子添加剤を添加して分散させる従
来法では、高分子添加剤は分散剤として働く反面添加濃
度によって凝集剤にもなり、分散剤として最適な添加濃
度の調整が難しい。そのため従来法では1μm以下の超
微粒子の分散には不適当と考えられる。
来法では、高分子添加剤は分散剤として働く反面添加濃
度によって凝集剤にもなり、分散剤として最適な添加濃
度の調整が難しい。そのため従来法では1μm以下の超
微粒子の分散には不適当と考えられる。
【0007】超音波等物理エネルギ−で粒子を分散する
従来法では、粒子が微小化するにつれて、その表面積が
小さくなるので、1個当たりにかかる物理エネルギ−は
小さい。さらに長時間の超音波照射を行なうと逆に粒子
が凝集してしまう。そのため従来法では粒子を分散しに
くいと考えられる。
従来法では、粒子が微小化するにつれて、その表面積が
小さくなるので、1個当たりにかかる物理エネルギ−は
小さい。さらに長時間の超音波照射を行なうと逆に粒子
が凝集してしまう。そのため従来法では粒子を分散しに
くいと考えられる。
【0008】本発明の目的は、上記問題を解決するため
に、各種金属、合金、セラミックスを含む無機物または
有機物を含む化合物の超微粒子の分散を良好でかつ凝集
の少ない微粒子を得る技術を提案することにある。
に、各種金属、合金、セラミックスを含む無機物または
有機物を含む化合物の超微粒子の分散を良好でかつ凝集
の少ない微粒子を得る技術を提案することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶液中にある
微粒子のゼ−タ電位(表面電位)を制御できる物質を、
該溶液中に添加することにより、溶液中にある前記微粒
子の分散の向上あるいは凝集を低減する液中微粒子分散
法に関する。
微粒子のゼ−タ電位(表面電位)を制御できる物質を、
該溶液中に添加することにより、溶液中にある前記微粒
子の分散の向上あるいは凝集を低減する液中微粒子分散
法に関する。
【0010】図1に、本発明の基本概念図を示す。図1
(a)は、微粒子−微粒子間の距離(Å)とポテンシャ
ルエネルギ−(W)の関係を示したものであり、図1
(b)は、微粒子1と微粒子2との間の表面電荷3によ
り形成される電気二重層による静電気反発力、図1
(c)は、微粒子1と微粒子2との間のvan der
Waals力による引力を示す概念図である。図1に
示すように、液中では微粒子1と微粒子2との間のポテ
ンシャルエネルギ−Wは、van der Waals
力による引力(VA)と電気二重層による静電気反発力
(VR)の2つのポテンシャルの和(W=VA+VR)で
あり、このポテンシャルの山を超えることにより微粒子
同士が凝集すると考えられる。そこで、本発明は、この
ポテンシャルの山を高くして、分散の向上あるいは凝集
を低減させるために微粒子の表面電位(ゼ−タ電位)を
大きくし静電気反発力を高めることに着目してなされた
ものである。 図2に懸濁させた微粒子の静置後の粒子
濃度の時間変化と微粒子のゼ−タ電位の関係を示す。図
2において、4はフッ化水素酸でエッチング処理したシ
リコン(Si)粒子(容積比でHF:H2O=1:99
のフッ化水素酸に浸漬後フィルタで捕集した微粒子。以
降ベアSi粒子という。)5は処理しないSi粒子、6
はFe粒子である。粒子の種類によってゼ−タ電位が異
なっており、また同じSi粒子でも表面状態によりゼ−
タ電位の値が異なり、微粒子の粒子濃度の時間変化が異
なっている。(粒子濃度の時間変化の測定は、後記の実
施例に示した。) したがって、ゼ−タ電位を制御する
ことによって微粒子の分散の向上あるいは凝集を低減す
ることができると考えられる。
(a)は、微粒子−微粒子間の距離(Å)とポテンシャ
ルエネルギ−(W)の関係を示したものであり、図1
(b)は、微粒子1と微粒子2との間の表面電荷3によ
り形成される電気二重層による静電気反発力、図1
(c)は、微粒子1と微粒子2との間のvan der
Waals力による引力を示す概念図である。図1に
示すように、液中では微粒子1と微粒子2との間のポテ
ンシャルエネルギ−Wは、van der Waals
力による引力(VA)と電気二重層による静電気反発力
(VR)の2つのポテンシャルの和(W=VA+VR)で
あり、このポテンシャルの山を超えることにより微粒子
同士が凝集すると考えられる。そこで、本発明は、この
ポテンシャルの山を高くして、分散の向上あるいは凝集
を低減させるために微粒子の表面電位(ゼ−タ電位)を
大きくし静電気反発力を高めることに着目してなされた
ものである。 図2に懸濁させた微粒子の静置後の粒子
濃度の時間変化と微粒子のゼ−タ電位の関係を示す。図
2において、4はフッ化水素酸でエッチング処理したシ
リコン(Si)粒子(容積比でHF:H2O=1:99
のフッ化水素酸に浸漬後フィルタで捕集した微粒子。以
降ベアSi粒子という。)5は処理しないSi粒子、6
はFe粒子である。粒子の種類によってゼ−タ電位が異
なっており、また同じSi粒子でも表面状態によりゼ−
タ電位の値が異なり、微粒子の粒子濃度の時間変化が異
なっている。(粒子濃度の時間変化の測定は、後記の実
施例に示した。) したがって、ゼ−タ電位を制御する
ことによって微粒子の分散の向上あるいは凝集を低減す
ることができると考えられる。
【0011】また、微粒子のゼ−タ電位は、一般的には
負であるが、まれにアルミナ粒子同士の様に両者が正で
ある場合もあり得る。ゼ−タ電位を制御するとは、その
絶対値を大きくすることを意味する。
負であるが、まれにアルミナ粒子同士の様に両者が正で
ある場合もあり得る。ゼ−タ電位を制御するとは、その
絶対値を大きくすることを意味する。
【0012】本発明は、液中に特定の物質を添加するこ
とにより微粒子のゼ−タ電位を制御できるという知見に
基づいてなされたものである。
とにより微粒子のゼ−タ電位を制御できるという知見に
基づいてなされたものである。
【0013】ここで、ゼ−タ電位と滑り面の関係につい
て簡単に述べる。
て簡単に述べる。
【0014】微粒子が溶液中を移動する際、微粒子の周
囲には液体分子が数層吸着して移動していくものと考え
られる。このときの数層の液体分子とその周りの液体と
の境界面を「滑り面」といい、この面の電位が上記した
ように微粒子の分散及び凝集に関係している。(滑り面
については、例えば北原文雄著「分散・乳化系の化学」
(工学図書1979年)第102頁に記されている。)
一方ゼ−タ電位は電気泳動法により測定されるため、ま
さにこの滑り面の電位を測定していることになる。(ゼ
−タ電位測定法の詳細は後記の実施例に示した。)本発
明ではゼ−タ電位、すなわち滑り面の電位を制御できる
物質として、アルコ−ル、グリコ−ル、アミン、アミノ
アルコ−ル、アルデヒド、有機酸、エステル、ケトン及
び非イオン界面活性剤等の物質を液中に添加することが
有効であることを見出した。これらの物質は、その分子
内の電荷分布が一様ではなく、ある部分はやや正に、あ
る部分はやや負になっており、全体としてゼロとなって
いる。すなわち、これらの物質は、双極子モ−メントを
持っている。そして、これらの物質により微粒子等のゼ
−タ電位が変化するのは、この電荷分布の不均一性が原
因であると考えられる。例えば、種々のアルコ−ルを用
いた場合ゼ−タ電位の値は異なっており、これは以下の
ように分子内の電荷分布の不均一性により半定量的に説
明できる。
囲には液体分子が数層吸着して移動していくものと考え
られる。このときの数層の液体分子とその周りの液体と
の境界面を「滑り面」といい、この面の電位が上記した
ように微粒子の分散及び凝集に関係している。(滑り面
については、例えば北原文雄著「分散・乳化系の化学」
(工学図書1979年)第102頁に記されている。)
一方ゼ−タ電位は電気泳動法により測定されるため、ま
さにこの滑り面の電位を測定していることになる。(ゼ
−タ電位測定法の詳細は後記の実施例に示した。)本発
明ではゼ−タ電位、すなわち滑り面の電位を制御できる
物質として、アルコ−ル、グリコ−ル、アミン、アミノ
アルコ−ル、アルデヒド、有機酸、エステル、ケトン及
び非イオン界面活性剤等の物質を液中に添加することが
有効であることを見出した。これらの物質は、その分子
内の電荷分布が一様ではなく、ある部分はやや正に、あ
る部分はやや負になっており、全体としてゼロとなって
いる。すなわち、これらの物質は、双極子モ−メントを
持っている。そして、これらの物質により微粒子等のゼ
−タ電位が変化するのは、この電荷分布の不均一性が原
因であると考えられる。例えば、種々のアルコ−ルを用
いた場合ゼ−タ電位の値は異なっており、これは以下の
ように分子内の電荷分布の不均一性により半定量的に説
明できる。
【0015】図3及び図4は、微粒子表面に吸着したア
ルコ−ル分子について、量子力学に基づく理論計算によ
り求めたアルコ−ルの分子内の電荷分布並びにゼ−タ電
位を示す。各アルコ−ルの微粒子1への吸着状態は図3
に示す場合と図4に示す場合が考えられる。図3に示す
場合、滑り面の位置を微粒子1の表面より3〜4番目の
原子とすれば、その位置付近にある炭素原子の電荷の絶
対値が大きい程、ゼ−タ電位の絶対値は大きくなってい
ることが分かる。すなわち、アルコ−ルが吸着した際、
吸着端より3〜4番目の原子付近に存在する局所的な電
荷の分布がゼ−タ電位の値に影響を与えると考えること
ができる。
ルコ−ル分子について、量子力学に基づく理論計算によ
り求めたアルコ−ルの分子内の電荷分布並びにゼ−タ電
位を示す。各アルコ−ルの微粒子1への吸着状態は図3
に示す場合と図4に示す場合が考えられる。図3に示す
場合、滑り面の位置を微粒子1の表面より3〜4番目の
原子とすれば、その位置付近にある炭素原子の電荷の絶
対値が大きい程、ゼ−タ電位の絶対値は大きくなってい
ることが分かる。すなわち、アルコ−ルが吸着した際、
吸着端より3〜4番目の原子付近に存在する局所的な電
荷の分布がゼ−タ電位の値に影響を与えると考えること
ができる。
【0016】一方図4に示した場合、大きな負電荷を持
つ酸素原子の位置と滑り面との関係が異なっており、酸
素原子が滑り面に近い程ゼ−タ電位の絶対値は大きくな
っていると考えることができる。したがって、いずれの
場合もゼ−タ電位の大きさはアルコ−ル分子内の電荷分
布の不均一性によって決まるものと推論される。
つ酸素原子の位置と滑り面との関係が異なっており、酸
素原子が滑り面に近い程ゼ−タ電位の絶対値は大きくな
っていると考えることができる。したがって、いずれの
場合もゼ−タ電位の大きさはアルコ−ル分子内の電荷分
布の不均一性によって決まるものと推論される。
【0017】ただし、ゼ−タ電位を制御できる物質は微
粒子に吸着することが不可欠であり、1分子中に−O
H、−CHO、−COOH及び−NH2等の親水基と炭
化水素基からなる疎水基を持つ物質である点が共通点で
あり、このことより微粒子への吸着が起こるものと考え
られる。
粒子に吸着することが不可欠であり、1分子中に−O
H、−CHO、−COOH及び−NH2等の親水基と炭
化水素基からなる疎水基を持つ物質である点が共通点で
あり、このことより微粒子への吸着が起こるものと考え
られる。
【0018】また、ゼ−タ電位を制御できる上記物質
は、いずれもイオン解離しにくい物質である。イオン解
離しやすい物質を液中に添加する場合には、液中のイオ
ン濃度が高くなり微粒子の凝集が起こりやすくなる。す
なわちゼ−タ電位を大きくしても微粒子の分散効果が充
分に現われない場合がある。したがって、イオン解離し
にくい物質を用いることは本発明を実現する上で非常に
好ましい。
は、いずれもイオン解離しにくい物質である。イオン解
離しやすい物質を液中に添加する場合には、液中のイオ
ン濃度が高くなり微粒子の凝集が起こりやすくなる。す
なわちゼ−タ電位を大きくしても微粒子の分散効果が充
分に現われない場合がある。したがって、イオン解離し
にくい物質を用いることは本発明を実現する上で非常に
好ましい。
【0019】したがって、イオン解離しにくく、1分子
中に親水基と疎水基を有する物質がゼ−タ電位の制御に
有効であることも理解できる。ただし、分子中の電荷分
布と滑り面との兼ね合いでゼ−タ電位制御効果は異なっ
てくる。すなわち、微粒子への物質の吸着端から2〜6
個目の原子のいずれか、あるいは複数個の原子の電荷分
布が負である物質が有効であることが容易に理解でき
る。具体的には、それらの原子が酸素原子、ハロゲン原
子及びチッ素原子等の電気陰性度の大きなものである
か、それらに結合する原子団が電子放出基あるいは電気
陰性度の大きな原子である場合である。またさらに複数
種の物質を組合せることも有効である。
中に親水基と疎水基を有する物質がゼ−タ電位の制御に
有効であることも理解できる。ただし、分子中の電荷分
布と滑り面との兼ね合いでゼ−タ電位制御効果は異なっ
てくる。すなわち、微粒子への物質の吸着端から2〜6
個目の原子のいずれか、あるいは複数個の原子の電荷分
布が負である物質が有効であることが容易に理解でき
る。具体的には、それらの原子が酸素原子、ハロゲン原
子及びチッ素原子等の電気陰性度の大きなものである
か、それらに結合する原子団が電子放出基あるいは電気
陰性度の大きな原子である場合である。またさらに複数
種の物質を組合せることも有効である。
【0020】図5は、分子長の異なる2種類以上の非イ
オン界面活性剤等の分子が微粒子の表面に吸着した状態
の概念図である。図5におけるように、微粒子1の表面
に分子長に異なるCH3−R−R−R−OHとCH3−R
−R−OH(Rが、−(CH2)n−のときはアルコ−
ル、Rが−(CH2CH2O)m−、または−(CH2)n
−と−(CH2CH2O)m−の組合せであるときは非イ
オン界面活性剤である。n、mは5〜20程度の整数。)
が吸着した場合には、密集して吸着した短いほうの分子
の分子末端が、疑似的粒子表面となり、すなわち微粒子
の滑り面は、短いほうの分子の末端の外側にシフトす
る。そして、長いほうの分子の親水基(電気陰性度の大
きい酸素原子を含む。)がちょうど滑り面付近に位置す
ることになるので、ゼ−タ電位を制御できる有効な方法
となる。
オン界面活性剤等の分子が微粒子の表面に吸着した状態
の概念図である。図5におけるように、微粒子1の表面
に分子長に異なるCH3−R−R−R−OHとCH3−R
−R−OH(Rが、−(CH2)n−のときはアルコ−
ル、Rが−(CH2CH2O)m−、または−(CH2)n
−と−(CH2CH2O)m−の組合せであるときは非イ
オン界面活性剤である。n、mは5〜20程度の整数。)
が吸着した場合には、密集して吸着した短いほうの分子
の分子末端が、疑似的粒子表面となり、すなわち微粒子
の滑り面は、短いほうの分子の末端の外側にシフトす
る。そして、長いほうの分子の親水基(電気陰性度の大
きい酸素原子を含む。)がちょうど滑り面付近に位置す
ることになるので、ゼ−タ電位を制御できる有効な方法
となる。
【0021】図6(a)は、非イオン界面活性剤と比較
的分子鎖の短いアルコ−ルを組合せて添加された場合
に、これらが微粒子1の表面に吸着した状態を示す概念
図である。また、図6(b)と図6(c)は、非イオン
界面活性剤等とアミノアルコ−ルを組合せて添加された
場合に、これらが微粒子1の表面に吸着した状態を示す
概念図である。図6(a)〜図6(c)において、Rは
図4の場合と同じである。 このように、非イオン界面
活性剤とアルコ−ルまたはアミノアルコ−ルを組合せて
用いる場合には、非イオン界面活性剤等の疎水基の部分
に低分子量のアルコ−ルやアミノアルコ−ルが吸着する
ためにゼ−タ電位変化が起こると考えられる。そして、
微粒子の種類によっては、吸着量が多くなるため、ゼ−
タ電位の変化もより大きくなる。したがって、微粒子の
分散効果も大きくなる。
的分子鎖の短いアルコ−ルを組合せて添加された場合
に、これらが微粒子1の表面に吸着した状態を示す概念
図である。また、図6(b)と図6(c)は、非イオン
界面活性剤等とアミノアルコ−ルを組合せて添加された
場合に、これらが微粒子1の表面に吸着した状態を示す
概念図である。図6(a)〜図6(c)において、Rは
図4の場合と同じである。 このように、非イオン界面
活性剤とアルコ−ルまたはアミノアルコ−ルを組合せて
用いる場合には、非イオン界面活性剤等の疎水基の部分
に低分子量のアルコ−ルやアミノアルコ−ルが吸着する
ためにゼ−タ電位変化が起こると考えられる。そして、
微粒子の種類によっては、吸着量が多くなるため、ゼ−
タ電位の変化もより大きくなる。したがって、微粒子の
分散効果も大きくなる。
【0022】非イオン界面活性剤等と組合せることによ
り分散効果が大きくなるものは、上記の他グリコ−ル、
アミン、アルデヒド、有機酸、エステル及びケトンなど
1分子中に親水基と疎水基を持つ物質である。
り分散効果が大きくなるものは、上記の他グリコ−ル、
アミン、アルデヒド、有機酸、エステル及びケトンなど
1分子中に親水基と疎水基を持つ物質である。
【0023】上記のような物質の添加濃度は、物質の種
類にもよるが、一般的に、溶液に対して10~7〜25v
ol%である。10~7vol%以上の添加で効果があ
り、25vol%より多くの添加は意味がない。
類にもよるが、一般的に、溶液に対して10~7〜25v
ol%である。10~7vol%以上の添加で効果があ
り、25vol%より多くの添加は意味がない。
【0024】最適添加濃度の範囲は、アルコ−ルの場合
で0.1〜2.5vol%、アミノアルコ−ルの場合で
10~7〜10~1vol%、有機酸の場合で0.001〜
0.1vol%、アルデヒドの場合で0.1〜1.0v
ol%,ケトンの場合で0.1〜2.0vol%などで
ある。
で0.1〜2.5vol%、アミノアルコ−ルの場合で
10~7〜10~1vol%、有機酸の場合で0.001〜
0.1vol%、アルデヒドの場合で0.1〜1.0v
ol%,ケトンの場合で0.1〜2.0vol%などで
ある。
【0025】
【作用】本発明によれば、ゼ−タ電位を制御できる物質
を溶液に添加することにより、溶液中の微粒子のゼ−タ
電位の絶対値を大きくなり、液中の微粒子と微粒子との
間の静電気反発力が増大する。その結果、微粒子間のポ
テンシャルエネルギ−が高くなり、微粒子同士の分散の
向上あるいは凝集を低減することが可能となる。
を溶液に添加することにより、溶液中の微粒子のゼ−タ
電位の絶対値を大きくなり、液中の微粒子と微粒子との
間の静電気反発力が増大する。その結果、微粒子間のポ
テンシャルエネルギ−が高くなり、微粒子同士の分散の
向上あるいは凝集を低減することが可能となる。
【0026】また、同時に微粒子を懸濁させた容器壁面
への付着を防止できるという効果もある。
への付着を防止できるという効果もある。
【0027】
【実施例】先ず初めにゼ−タ電位測定法について述べ
る。
る。
【0028】ゼ−タ電位は通常電気泳動法により求める
ことができる。電気泳動とは、液中に電場をかけたとき
表面電荷を持つ微粒子が移動する現象をいい、その微粒
子の移動速度を測定することによって、移動速度と比例
関係にある微粒子のゼ−タ電位を求めることができる。
本発明では、この原理に基づいたPen Kem製LA
SER ZEE TM Model 501により、微
粒子のゼ−タ電位の測定を行なった。
ことができる。電気泳動とは、液中に電場をかけたとき
表面電荷を持つ微粒子が移動する現象をいい、その微粒
子の移動速度を測定することによって、移動速度と比例
関係にある微粒子のゼ−タ電位を求めることができる。
本発明では、この原理に基づいたPen Kem製LA
SER ZEE TM Model 501により、微
粒子のゼ−タ電位の測定を行なった。
【0029】本発明の効果を確認するために、ポリスチ
レン粒子、Fe粒子、Si粒子及びSiO2粒子を用い
た。これらの粒子を用いたのは、単に粒子径の揃ったも
のが容易に入手できるためであり、本発明の効果はもち
ろんこれらの微粒子に限定されるものではない。
レン粒子、Fe粒子、Si粒子及びSiO2粒子を用い
た。これらの粒子を用いたのは、単に粒子径の揃ったも
のが容易に入手できるためであり、本発明の効果はもち
ろんこれらの微粒子に限定されるものではない。
【0030】ポリスチレン粒子は、The Dow C
hemical Company製の粒子径1〜0.0
38μmのものを用いた。Fe粒子、Si粒子及びSi
O2粒子は高純度化学製の粒子径1μmのものを用い
た。Si粒子については前処理しない場合と、容積比
が、HF:H2O=1:99のフッ化水素酸に1分間エ
ッチング処理した後実験に用いたベアSi粒子の場合と
がある。
hemical Company製の粒子径1〜0.0
38μmのものを用いた。Fe粒子、Si粒子及びSi
O2粒子は高純度化学製の粒子径1μmのものを用い
た。Si粒子については前処理しない場合と、容積比
が、HF:H2O=1:99のフッ化水素酸に1分間エ
ッチング処理した後実験に用いたベアSi粒子の場合と
がある。
【0031】ゼ−タ電位の値は粒子の粒子径に依存しな
いと考えられ、上記粒子径での測定デ−タは0.05μ
m程度の超微粒子においてもそのまま用いることができ
る。
いと考えられ、上記粒子径での測定デ−タは0.05μ
m程度の超微粒子においてもそのまま用いることができ
る。
【0032】(実施例1)イオン解離しにくく、親水基
と疎水基を持つ物質のゼ−タ電位制御効果を示す。アル
コ−ル、アルデヒド、有機酸、エステル及びケトン等広
範囲な物質にゼ−タ電位制御効果が認められた。このう
ち添加濃度とゼ−タ電位制御効果の一例として、フッ化
水素酸でエッチング処理したベアSi粒子にエタノ−ル
を添加した場合について述べる。
と疎水基を持つ物質のゼ−タ電位制御効果を示す。アル
コ−ル、アルデヒド、有機酸、エステル及びケトン等広
範囲な物質にゼ−タ電位制御効果が認められた。このう
ち添加濃度とゼ−タ電位制御効果の一例として、フッ化
水素酸でエッチング処理したベアSi粒子にエタノ−ル
を添加した場合について述べる。
【0033】図7にエタノ−ルの添加濃度とベアSi粒
子のゼ−タ電位変化の関係を示す。エタノ−ル添加前の
ベアSi粒子は−23.2mVであったが、0.5vo
l%のエタノ−ルの添加によりSi粒子のゼ−タ電位を
−47.3mVまで制御することができた。(図7には
記載していないが25vol%(20wt%)程度の添
加まで効果があった。)ゼ−タ電位の値が極小となる添
加濃度は物質によって異なるが、エタノ−ル以外の物質
についても図7と同様の結果が得られた。表1及び表2
に、各種物質についてゼ−タ電位の値が極小となるとき
の添加濃度とそのときのゼ−タ電位の値を示した。
子のゼ−タ電位変化の関係を示す。エタノ−ル添加前の
ベアSi粒子は−23.2mVであったが、0.5vo
l%のエタノ−ルの添加によりSi粒子のゼ−タ電位を
−47.3mVまで制御することができた。(図7には
記載していないが25vol%(20wt%)程度の添
加まで効果があった。)ゼ−タ電位の値が極小となる添
加濃度は物質によって異なるが、エタノ−ル以外の物質
についても図7と同様の結果が得られた。表1及び表2
に、各種物質についてゼ−タ電位の値が極小となるとき
の添加濃度とそのときのゼ−タ電位の値を示した。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】(実施例2)アミノアルコ−ルに関して
は、より少ない添加濃度でより大きな効果が得られた。
各種アミノアルコ−ルを添加したときのゼ−タ電位の変
化を表3に示す。
は、より少ない添加濃度でより大きな効果が得られた。
各種アミノアルコ−ルを添加したときのゼ−タ電位の変
化を表3に示す。
【0037】
【表3】
【0038】また、2−アミノエタノ−ルを添加した際
の添加濃度と1μmのポリスチレン粒子のゼ−タ電位の
関係を図8に、またモノイソプロパノ−ルアミンを添加
した際の添加濃度とゼ−タ電位の関係を図9に示す。ア
ミノアルコ−ルの場合には実施例1の物質のようにゼ−
タ電位の値が極小となることは少なく、図8及び図9に
示すように添加すればする程ゼ−タ電位の絶対値は大き
くなった。
の添加濃度と1μmのポリスチレン粒子のゼ−タ電位の
関係を図8に、またモノイソプロパノ−ルアミンを添加
した際の添加濃度とゼ−タ電位の関係を図9に示す。ア
ミノアルコ−ルの場合には実施例1の物質のようにゼ−
タ電位の値が極小となることは少なく、図8及び図9に
示すように添加すればする程ゼ−タ電位の絶対値は大き
くなった。
【0039】そして、アミノアルコ−ルは10~7mol
/l(3×10~6vol%)以上の添加でゼ−タ電位制
御に充分な効果が見られた。
/l(3×10~6vol%)以上の添加でゼ−タ電位制
御に充分な効果が見られた。
【0040】(実施例3)表4にはハロゲン原子を含む
アルコ−ルを添加した際のゼ−タ電位の変化を示した。
アルコ−ルを添加した際のゼ−タ電位の変化を示した。
【0041】
【表4】
【0042】ヘキサフルオロ−2−プロパノ−ルや1
H,1H−ペンタフルオロプロパノ−ルについては、ゼ
−タ電位を大きく変化させる効果のあることが分かっ
た。いずれもハロゲン原子を含まない物質よりも効果が
大きいことが分かる。
H,1H−ペンタフルオロプロパノ−ルについては、ゼ
−タ電位を大きく変化させる効果のあることが分かっ
た。いずれもハロゲン原子を含まない物質よりも効果が
大きいことが分かる。
【0043】(実施例4)表5にはチッ素原子を含む物
質を添加した際のゼ−タ電位の変化を示した。
質を添加した際のゼ−タ電位の変化を示した。
【0044】
【表5】
【0045】ホルムアミドやN−メチルホルムアミドに
ついては、ゼ−タ電位を大きく変化させる効果のあるこ
とが分かった。いずれもチッ素原子を含まない物質より
も効果が大きいことが分かる。
ついては、ゼ−タ電位を大きく変化させる効果のあるこ
とが分かった。いずれもチッ素原子を含まない物質より
も効果が大きいことが分かる。
【0046】(実施例5) (R:−(CH2)n−,nは5〜20程度の整数。)で
示される非イオン界面活性剤を合成し、ゼ−タ電位制御
効果について検討した。その結果を表6に示す。
示される非イオン界面活性剤を合成し、ゼ−タ電位制御
効果について検討した。その結果を表6に示す。
【0047】
【表6】
【0048】多くの粒子に対して効果のあることが分か
った。類似の構造を持つ界面活性剤についても同様の効
果が期待できる。
った。類似の構造を持つ界面活性剤についても同様の効
果が期待できる。
【0049】(実施例6)分子長の異なる2種類の非イ
オン界面活性剤I:CH3(CH2)10CH2O(CH2C
H2O)12H及びII:CH3(CH2)14CH2O(CH2
CH2O)14Hを合成し、これらについてゼ−タ電位制
御効果について検討した。その結果を表7に示す。
オン界面活性剤I:CH3(CH2)10CH2O(CH2C
H2O)12H及びII:CH3(CH2)14CH2O(CH2
CH2O)14Hを合成し、これらについてゼ−タ電位制
御効果について検討した。その結果を表7に示す。
【0050】
【表7】
【0051】多くの粒子に対して効果のあることが分か
った。類似の構造を持つ界面活性剤の組合せにも同様の
効果が期待できる。
った。類似の構造を持つ界面活性剤の組合せにも同様の
効果が期待できる。
【0052】(実施例7)非イオン界面活性剤CH
3(CH2)10CH2O(CH2CH2O)12Hとアルコ−
ルを組合せて用いた例を表8に示す。
3(CH2)10CH2O(CH2CH2O)12Hとアルコ−
ルを組合せて用いた例を表8に示す。
【0053】
【表8】
【0054】特に、アルコ−ルだけでは効果の小さいF
e粒子、Si粒子及びSiO2粒子等にも大きな効果の
あることが分かった。もちろんエタノ−ル以外のアルコ
−ルにも同様の効果が期待できる。
e粒子、Si粒子及びSiO2粒子等にも大きな効果の
あることが分かった。もちろんエタノ−ル以外のアルコ
−ルにも同様の効果が期待できる。
【0055】(実施例8)合成した非イオン界面活性剤
CH3(CH2)10CH2O(CH2CH2O)12Hとアミ
ノアルコ−ルを組合せた例を表9に示す。
CH3(CH2)10CH2O(CH2CH2O)12Hとアミ
ノアルコ−ルを組合せた例を表9に示す。
【0056】
【表9】
【0057】特に、アミノアルコ−ルだけでは効果の小
さいFe粒子、Si粒子及びSiO2粒子等にも大きな
効果のあることが分かった。
さいFe粒子、Si粒子及びSiO2粒子等にも大きな
効果のあることが分かった。
【0058】(実施例9)本発明による微粒子の分散効
果を以下の手順により確認した。図10に示すように、
0.038μmのポリスチレン粒子を高さ30cmの円
筒型ガラス管(沈降管)内の超純水中に入れて懸濁液を
作り、(粒子濃度は5×1011個/cm3に調整した。)
振り混ぜてから静置した。静置時間と共に懸濁液の粒子
濃度が減少していくことが分かった。なお、ポリスチレ
ン粒子の粒子濃度の時間当りの変化は分光光度計を用い
た光の透過率より測定した。光の透過率は分光光度計か
ら照射される主波長420nmの光を用いて、超純水の
透過率を100として、不透明体を0とする比較値で示
したものである。(透過率による分散評価法としては、
例えば北原文雄著「分散・乳化系の化学」(工学図書1
979年)第129頁に記されている。)2−アミノエ
タノ−ルを3×10~5vol%加えた後、同様にして沈
降管内のポリスチレン粒子の粒子濃度の時間ごとの変化
を測定した。その結果を図11の14に示す。ほとんど
粒子濃度に変化は見られなかった。
果を以下の手順により確認した。図10に示すように、
0.038μmのポリスチレン粒子を高さ30cmの円
筒型ガラス管(沈降管)内の超純水中に入れて懸濁液を
作り、(粒子濃度は5×1011個/cm3に調整した。)
振り混ぜてから静置した。静置時間と共に懸濁液の粒子
濃度が減少していくことが分かった。なお、ポリスチレ
ン粒子の粒子濃度の時間当りの変化は分光光度計を用い
た光の透過率より測定した。光の透過率は分光光度計か
ら照射される主波長420nmの光を用いて、超純水の
透過率を100として、不透明体を0とする比較値で示
したものである。(透過率による分散評価法としては、
例えば北原文雄著「分散・乳化系の化学」(工学図書1
979年)第129頁に記されている。)2−アミノエ
タノ−ルを3×10~5vol%加えた後、同様にして沈
降管内のポリスチレン粒子の粒子濃度の時間ごとの変化
を測定した。その結果を図11の14に示す。ほとんど
粒子濃度に変化は見られなかった。
【0059】また、2−アミノエタノ−ルの代わりにエ
タノ−ルを添加した場合についても粒子濃度があまり変
化しなかった。
タノ−ルを添加した場合についても粒子濃度があまり変
化しなかった。
【0060】いずれの場合もポリスチレン粒子の分散性
が良くなるので、添加剤を加えない場合に比べて清澄時
間が長くなることは明らかである。
が良くなるので、添加剤を加えない場合に比べて清澄時
間が長くなることは明らかである。
【0061】(実施例10)次に0.038μmのポリ
スチレン粒子を用いた同様の分散確認実験を塩酸を加え
て容器の水素イオン濃度を調整して行なった。pH3で
の静置時間と粒子濃度の関係は超純水中の結果と同じで
図11の13と同様であった。これを図12の13に示
す。すなわち静置時間と共に粒子濃度は減少した。しか
し、図12の15に示すように、2−アミノエタノ−ル
を3×10~5vol%加えることによりほとんど粒子濃
度に変化は見られなかった。
スチレン粒子を用いた同様の分散確認実験を塩酸を加え
て容器の水素イオン濃度を調整して行なった。pH3で
の静置時間と粒子濃度の関係は超純水中の結果と同じで
図11の13と同様であった。これを図12の13に示
す。すなわち静置時間と共に粒子濃度は減少した。しか
し、図12の15に示すように、2−アミノエタノ−ル
を3×10~5vol%加えることによりほとんど粒子濃
度に変化は見られなかった。
【0062】(実施例11)次に、0.2μmのポリス
チレン粒子を用いて同様の分散確認実験を行なった。た
だし、塩酸を加えて溶液中の水素イオン濃度を調整して
0.2μmのポリスチレン粒子が凝集の起こりやすい条
件で(粒子濃度は4×1012個/cm3に調整した。)
2−アミノエタノ−ルを3×10~5vol%加えたとこ
ろ、図13の17に示すように、粒子濃度に変化は見ら
れなかった。すなわち、2−アミノエタノ−ルの添加に
より、あるpHで起きていた凝集を防止できることを示
している。なお、図13中の各pHに対する粒子濃度
は、静置時間が5日経過後の粒子濃度を示す。
チレン粒子を用いて同様の分散確認実験を行なった。た
だし、塩酸を加えて溶液中の水素イオン濃度を調整して
0.2μmのポリスチレン粒子が凝集の起こりやすい条
件で(粒子濃度は4×1012個/cm3に調整した。)
2−アミノエタノ−ルを3×10~5vol%加えたとこ
ろ、図13の17に示すように、粒子濃度に変化は見ら
れなかった。すなわち、2−アミノエタノ−ルの添加に
より、あるpHで起きていた凝集を防止できることを示
している。なお、図13中の各pHに対する粒子濃度
は、静置時間が5日経過後の粒子濃度を示す。
【0063】(実施例12)次に、1μmのポリスチレ
ン粒子を用いて同様の分散確認実験を行なった。1μm
の微粒子は超純水中ではほとんど凝集が見られなかった
ので、塩酸を加え溶液の水素イオン濃度を調整して実験
を行なった。図14の18に示すようにpH2程度より
酸性側に高くなると1μmの微粒子は凝集するようにな
る。(粒子濃度は5×1013個/cm3に調整した。ま
た、図14中の各pHに対する粒子濃度は、静置時間が
5日経過後の粒子濃度を示す。)その懸濁液に2−アミ
ノエタノ−ルを3×10~5vol%加えたところ、図1
4の19に示すように凝集の起こる水素イオン濃度は変
化した。すなわち、2−アミノエタノ−ルの添加によ
り、あるpHで起きていた凝集を防止できること、すな
わち、より酸性の高い領域まで凝集を防止できることを
示している。
ン粒子を用いて同様の分散確認実験を行なった。1μm
の微粒子は超純水中ではほとんど凝集が見られなかった
ので、塩酸を加え溶液の水素イオン濃度を調整して実験
を行なった。図14の18に示すようにpH2程度より
酸性側に高くなると1μmの微粒子は凝集するようにな
る。(粒子濃度は5×1013個/cm3に調整した。ま
た、図14中の各pHに対する粒子濃度は、静置時間が
5日経過後の粒子濃度を示す。)その懸濁液に2−アミ
ノエタノ−ルを3×10~5vol%加えたところ、図1
4の19に示すように凝集の起こる水素イオン濃度は変
化した。すなわち、2−アミノエタノ−ルの添加によ
り、あるpHで起きていた凝集を防止できること、すな
わち、より酸性の高い領域まで凝集を防止できることを
示している。
【0064】なお、アルカリ性でも対称的に効果があり
2−アミノエタノ−ルの添加により、凝集を生じる領域
をよりアルカリ性の高いところまでずらすことができ
る。
2−アミノエタノ−ルの添加により、凝集を生じる領域
をよりアルカリ性の高いところまでずらすことができ
る。
【0065】(実施例13)次に超純水中に粒子径1μ
mのSi粒子を懸濁させ、同様の分散確認実験を行なっ
た。(粒子濃度は5×1013個/cm3に調整した。ま
た、図15中の各pHに対する粒子濃度は、静置時間が
1日経過後の粒子濃度を示す。)図15の20として示
すようにpH2.2程度より酸性側に高くなると、1μ
m粒子は凝集するようになる。
mのSi粒子を懸濁させ、同様の分散確認実験を行なっ
た。(粒子濃度は5×1013個/cm3に調整した。ま
た、図15中の各pHに対する粒子濃度は、静置時間が
1日経過後の粒子濃度を示す。)図15の20として示
すようにpH2.2程度より酸性側に高くなると、1μ
m粒子は凝集するようになる。
【0066】実施例7で用いた非イオン界面活性剤10
~7mol/lと2−アミノエタノ−ルを3×10~5vo
l%加えたところ、図15の21に示すように凝集の起
こる水素イオン濃度は、より酸性側に変化した。すなわ
ち、2−アミノエタノ−ルの添加により、あるpHで起
きていた凝集を防止できることが分かった。
~7mol/lと2−アミノエタノ−ルを3×10~5vo
l%加えたところ、図15の21に示すように凝集の起
こる水素イオン濃度は、より酸性側に変化した。すなわ
ち、2−アミノエタノ−ルの添加により、あるpHで起
きていた凝集を防止できることが分かった。
【0067】(実施例14)次に容積比でHF:H2O
=1:99のフッ化水素酸を調整して粒子径1μmのベ
アSi粒子を懸濁させ、同様の分散確認実験を行なっ
た。(粒子濃度は5×1013個/cm3に調整した。)
図16の22に示すように静置時間と共に粒子濃度は減
少することが分かった。次に、実施例7で用いた非イオ
ン界面活性剤10~7mol/lと2−アミノエタノ−ル
3×10~5vol%を加えた後、同様にして分散確認実
験を行なった。そして、得られた結果を同じく図16の
23に示す。ほとんど凝集は見られなくなった。
=1:99のフッ化水素酸を調整して粒子径1μmのベ
アSi粒子を懸濁させ、同様の分散確認実験を行なっ
た。(粒子濃度は5×1013個/cm3に調整した。)
図16の22に示すように静置時間と共に粒子濃度は減
少することが分かった。次に、実施例7で用いた非イオ
ン界面活性剤10~7mol/lと2−アミノエタノ−ル
3×10~5vol%を加えた後、同様にして分散確認実
験を行なった。そして、得られた結果を同じく図16の
23に示す。ほとんど凝集は見られなくなった。
【0068】(実施例15)次に超純水中に粒子径1μ
mのSiO2粒子を懸濁させ、同様の分散確認実験を行
なった。(粒子濃度は5×1013個/cm3に調整し
た。また、図17中の各pHに対する粒子濃度は、静置
時間が1日経過後の粒子濃度を示す。)図17の24に
示すようにpH2.2程度より酸性側が大きくなると、
1μm粒子は凝集するようになる。実施例7で用いた非
イオン界面活性剤10~7mol/lと2−アミノエタノ
−ルを3×10~5vol%加えたところ、図17の25
に示すように凝集の起こる水素イオン濃度はより酸性側
に変化した。すなわち、2−アミノエタノ−ルの添加に
より、あるpHで起きていた凝集を防止できることが分
かった。
mのSiO2粒子を懸濁させ、同様の分散確認実験を行
なった。(粒子濃度は5×1013個/cm3に調整し
た。また、図17中の各pHに対する粒子濃度は、静置
時間が1日経過後の粒子濃度を示す。)図17の24に
示すようにpH2.2程度より酸性側が大きくなると、
1μm粒子は凝集するようになる。実施例7で用いた非
イオン界面活性剤10~7mol/lと2−アミノエタノ
−ルを3×10~5vol%加えたところ、図17の25
に示すように凝集の起こる水素イオン濃度はより酸性側
に変化した。すなわち、2−アミノエタノ−ルの添加に
より、あるpHで起きていた凝集を防止できることが分
かった。
【0069】(実施例16)次に超純水中に粒子径1μ
mのFe粒子を懸濁させ、同様の分散確認実験を行なっ
た。(粒子濃度は5×1013個/cm3に調整した。ま
た、図18中の各pHに対する粒子濃度は、静置時間が
1日経過後の粒子濃度を示す。)図18の26に示すよ
うにpH3程度より酸性側が大きくなると、1μm粒子
は凝集するようになる。実施例7で用いた非イオン界面
活性剤10~7mol/lと2−アミノエタノ−ルを3×
10~5vol%加えたところ、図18の27に示すよう
に凝集の起こる水素イオン濃度は変化した。すなわち、
2−アミノエタノ−ルの添加により、あるpHで起きて
いた凝集を防止できることが分かった。
mのFe粒子を懸濁させ、同様の分散確認実験を行なっ
た。(粒子濃度は5×1013個/cm3に調整した。ま
た、図18中の各pHに対する粒子濃度は、静置時間が
1日経過後の粒子濃度を示す。)図18の26に示すよ
うにpH3程度より酸性側が大きくなると、1μm粒子
は凝集するようになる。実施例7で用いた非イオン界面
活性剤10~7mol/lと2−アミノエタノ−ルを3×
10~5vol%加えたところ、図18の27に示すよう
に凝集の起こる水素イオン濃度は変化した。すなわち、
2−アミノエタノ−ルの添加により、あるpHで起きて
いた凝集を防止できることが分かった。
【0070】(実施例17)次に2−アミノエタノ−ル
の添加濃度と分散効果の関係について検討した。1μm
のポリスチレン粒子を懸濁させ、同様の分散確認実験を
行なった。(粒子濃度は5×1013個/cm3に調整し
た。また、図19中の各pHに対する粒子濃度は、静置
時間が5日経過後の粒子濃度を示す。)図19の28に
示すようにpH2.2程度より酸性側が大きくなると、
1μm粒子は凝集するようになる。2−アミノエタノ−
ルを3×10~5vol%加えたところ、図19の29に
示すように凝集の起こる水素イオン濃度は変化した。2
−アミノエタノ−ルの添加濃度を3×10~3volとす
ると、図19の30に示すように凝集の起こる水素イオ
ン濃度はさらに小さくなり、分散効果がより大きくなる
ことが明らかになった。すなわち、2−アミノエタノ−
ルの添加濃度が多くなることにより微粒子のゼ−タ電位
の絶対値が大きくなり、それだけ分散効果が大きくなっ
たと考えられる。したがって他の粒子に対しても添加濃
度を多くすることにより同様の効果が期待できる。
の添加濃度と分散効果の関係について検討した。1μm
のポリスチレン粒子を懸濁させ、同様の分散確認実験を
行なった。(粒子濃度は5×1013個/cm3に調整し
た。また、図19中の各pHに対する粒子濃度は、静置
時間が5日経過後の粒子濃度を示す。)図19の28に
示すようにpH2.2程度より酸性側が大きくなると、
1μm粒子は凝集するようになる。2−アミノエタノ−
ルを3×10~5vol%加えたところ、図19の29に
示すように凝集の起こる水素イオン濃度は変化した。2
−アミノエタノ−ルの添加濃度を3×10~3volとす
ると、図19の30に示すように凝集の起こる水素イオ
ン濃度はさらに小さくなり、分散効果がより大きくなる
ことが明らかになった。すなわち、2−アミノエタノ−
ルの添加濃度が多くなることにより微粒子のゼ−タ電位
の絶対値が大きくなり、それだけ分散効果が大きくなっ
たと考えられる。したがって他の粒子に対しても添加濃
度を多くすることにより同様の効果が期待できる。
【0071】(実施例18)次に容積比でHF:H2O
=1:99のフッ化水素酸を調整して粒子径1μmのS
i粒子を懸濁させ、同様の分散確認実験を行なった。
(粒子濃度は5×10 13個/cm3に調整。)図20に
示すように静置時間と共に粒子濃度は減少することが分
かった。次に、実施例7で用いた非イオン界面活性剤1
0~7mol/lとm−アミノフェノ−ルを1vol%を
加えた後、同様にして分散確認実験を行ない、得られた
結果を同じく図20の32に示す。ほとんど凝集は見ら
れなかった。
=1:99のフッ化水素酸を調整して粒子径1μmのS
i粒子を懸濁させ、同様の分散確認実験を行なった。
(粒子濃度は5×10 13個/cm3に調整。)図20に
示すように静置時間と共に粒子濃度は減少することが分
かった。次に、実施例7で用いた非イオン界面活性剤1
0~7mol/lとm−アミノフェノ−ルを1vol%を
加えた後、同様にして分散確認実験を行ない、得られた
結果を同じく図20の32に示す。ほとんど凝集は見ら
れなかった。
【0072】(実施例19)次に容積比でHF:H2O
=1:99のフッ化水素酸を調整して粒子径1μmのS
i粒子を分散させ、同様の分散確認実験を行なった。
(粒子濃度は5×1013個/cm3に調整した。)図2
1に示すように静置時間と共に粒子濃度は減少すること
が分かった。次に、実施例7で用いた非イオン界面活性
剤10~7mol/lとホルムアミド0.5vol%を加
えた後、同様にして分散確認実験を行ない、得られた結
果を同じく図21の34に示す。ほとんど凝集は見られ
なかった。以上の分散確認実験により、本発明で述べた
ゼ−タ電位の制御が微粒子の分散及び凝集の低減に有効
であることが実証された。
=1:99のフッ化水素酸を調整して粒子径1μmのS
i粒子を分散させ、同様の分散確認実験を行なった。
(粒子濃度は5×1013個/cm3に調整した。)図2
1に示すように静置時間と共に粒子濃度は減少すること
が分かった。次に、実施例7で用いた非イオン界面活性
剤10~7mol/lとホルムアミド0.5vol%を加
えた後、同様にして分散確認実験を行ない、得られた結
果を同じく図21の34に示す。ほとんど凝集は見られ
なかった。以上の分散確認実験により、本発明で述べた
ゼ−タ電位の制御が微粒子の分散及び凝集の低減に有効
であることが実証された。
【0073】(実施例20)本発明を実施するために分
散制御システムの一例を図22に示す。図22におい
て、原料投入部35から投入された懸濁液と、ゼ−タ電
位制御物質貯蔵部36から添加濃度調節部37を介入し
て供給されるゼ−タ電位制御物質が、撹拌槽38に送ら
れて混合及び分散され、セラミックスの原料ができる。
散制御システムの一例を図22に示す。図22におい
て、原料投入部35から投入された懸濁液と、ゼ−タ電
位制御物質貯蔵部36から添加濃度調節部37を介入し
て供給されるゼ−タ電位制御物質が、撹拌槽38に送ら
れて混合及び分散され、セラミックスの原料ができる。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、液中の微粒子の分散の
向上及び凝集を低減することができるため、材料の製造
プロセスにおいて微粒子の分散性良好な微粒子を低コス
トで製造することができる。
向上及び凝集を低減することができるため、材料の製造
プロセスにおいて微粒子の分散性良好な微粒子を低コス
トで製造することができる。
【0075】また、本発明は本発明による物質と微粒子
の組合せにより凝集剤としての効果も期待できる。
の組合せにより凝集剤としての効果も期待できる。
【図1】図1は、本発明に係る微粒子−微粒子間の距離
とポテンシャルエネルギ−の関係を示す図である。
とポテンシャルエネルギ−の関係を示す図である。
【図2】図2は、微粒子のゼ−タ電位と粒子濃度の関係
を示す図である。
を示す図である。
【図3】図3は、微粒子表面に吸着したアルコ−ル分子
の電荷分布と滑り面の電位を示す図である。
の電荷分布と滑り面の電位を示す図である。
【図4】図4は、微粒子表面に吸着したアルコ−ル分子
の電荷分布と滑り面の電位を示す図である。
の電荷分布と滑り面の電位を示す図である。
【図5】図5は、微粒子表面に吸着した非イオン界面活
性剤分子またはアルコ−ル分子を示す図。
性剤分子またはアルコ−ル分子を示す図。
【図6】図6(a)、図6(b)及び図6(c)は、非
イオン界面活性剤とアルコ−ルを組合せて添加した場合
に吸着した状態を示す図である。
イオン界面活性剤とアルコ−ルを組合せて添加した場合
に吸着した状態を示す図である。
【図7】図7は、エタノ−ルの添加濃度とベアSi粒子
のゼ−タ電位の関係を示す図である。
のゼ−タ電位の関係を示す図である。
【図8】図8は、2−アミノエタノ−ルの添加濃度とポ
リスチレン微粒子のゼ−タ電位の関係を示す図である。
リスチレン微粒子のゼ−タ電位の関係を示す図である。
【図9】図9は、微粒子のゼ−タ電位とモノイソプロパ
ノ−ルアミンの添加濃度の関係を示す図である。
ノ−ルアミンの添加濃度の関係を示す図である。
【図10】図10は、分光光度計による粒子濃度変化を
測定する方法を示す概念図である。
測定する方法を示す概念図である。
【図11】図11は、ポリスチレン粒子の懸濁液の静置
時間と粒子濃度変化の関係を示す図である。
時間と粒子濃度変化の関係を示す図である。
【図12】図12は、ポリスチレン粒子の懸濁液の静置
時間と粒子濃度変化の関係を示す図である。
時間と粒子濃度変化の関係を示す図である。
【図13】図13は、水素イオン濃度と粒子濃度の関係
を示す図である。
を示す図である。
【図14】図14は、水素イオン濃度と粒子濃度の関係
を示す図である。
を示す図である。
【図15】図15は、水素イオン濃度と粒子濃度の関係
を示す図である。
を示す図である。
【図16】図16は、ベアSi粒子の懸濁液の静置時間
と粒子濃度変化の関係を示す図である。
と粒子濃度変化の関係を示す図である。
【図17】図17は、水素イオン濃度と粒子濃度の関係
を示す図である。
を示す図である。
【図18】図18は、水素イオン濃度と粒子濃度の関係
を示す図である。
を示す図である。
【図19】図19は、水素イオン濃度と粒子濃度の関係
を示す図である。
を示す図である。
【図20】図20は、Si粒子の懸濁液の静置時間と粒
子濃度変化の関係を示す図である。
子濃度変化の関係を示す図である。
【図21】図21は、Si粒子の懸濁液の静置時間と粒
子濃度変化の関係を示す図である。
子濃度変化の関係を示す図である。
【図22】図22は、本発明に係る分散制御システムの
一例を示す図である。
一例を示す図である。
1…微粒子、2…微粒子、3…表面電荷,4…ベアSi
粒子、5…Si粒子、6…Fe粒子、7…滑り面、8…
微粒子の懸濁液、9…分光光度計レ−ザ照射部、10…
分光光度計レ−ザ受光部、11…レ−ザ光、12…沈降
した微粒子、13…無添加の場合、14…2−アミノエ
タノ−ルを3×10~5vol%添加した場合、15…エ
タノ−ルを1vol%添加した場合、16…無添加の場
合、17…2−アミノエタノ−ルを3×10~5vol%
添加した場合、18…無添加の場合、19…2−アミノ
エタノ−ルを3×10~5vol%添加した場合、20…
無添加の場合、21…非イオン界面活性剤10~7mol
/lと2−アミノエタノ−ルを3×10~5vol%添加
した場合、22…無添加の場合、23…非イオン界面活
性剤10~7mol/lと2−アミノエタノ−ルを3×1
0~5vol%添加した場合、24…無添加の場合、25
…非イオン界面活性剤10~7mol/lと2−アミノエ
タノ−ルを3×10~5vol%添加した場合、26…無
添加の場合、27…非イオン界面活性剤10~7mol/
lと2−アミノエタノ−ルを3×10~5vol%添加し
た場合、28…無添加の場合、29…2−アミノエタノ
−ルを3×10~5vol%添加した場合、30…2−ア
ミノエタノ−ルを3×10~3vol%添加した場合、3
1…無添加の場合、32…非イオン界面活性剤10~7m
ol/lと2−アミノエタノ−ルを3×10~5vol%
添加した場合、33…無添加の場合、34…非イオン界
面活性剤10~7mol/lと2−アミノエタノ−ルを3
×10~5vol%添加した場合、35…原料投入部、3
6…ゼ−タ電位制御物質貯蔵部、37…添加濃度調整
部、38…撹拌槽、39…ゼラミックス加工部。
粒子、5…Si粒子、6…Fe粒子、7…滑り面、8…
微粒子の懸濁液、9…分光光度計レ−ザ照射部、10…
分光光度計レ−ザ受光部、11…レ−ザ光、12…沈降
した微粒子、13…無添加の場合、14…2−アミノエ
タノ−ルを3×10~5vol%添加した場合、15…エ
タノ−ルを1vol%添加した場合、16…無添加の場
合、17…2−アミノエタノ−ルを3×10~5vol%
添加した場合、18…無添加の場合、19…2−アミノ
エタノ−ルを3×10~5vol%添加した場合、20…
無添加の場合、21…非イオン界面活性剤10~7mol
/lと2−アミノエタノ−ルを3×10~5vol%添加
した場合、22…無添加の場合、23…非イオン界面活
性剤10~7mol/lと2−アミノエタノ−ルを3×1
0~5vol%添加した場合、24…無添加の場合、25
…非イオン界面活性剤10~7mol/lと2−アミノエ
タノ−ルを3×10~5vol%添加した場合、26…無
添加の場合、27…非イオン界面活性剤10~7mol/
lと2−アミノエタノ−ルを3×10~5vol%添加し
た場合、28…無添加の場合、29…2−アミノエタノ
−ルを3×10~5vol%添加した場合、30…2−ア
ミノエタノ−ルを3×10~3vol%添加した場合、3
1…無添加の場合、32…非イオン界面活性剤10~7m
ol/lと2−アミノエタノ−ルを3×10~5vol%
添加した場合、33…無添加の場合、34…非イオン界
面活性剤10~7mol/lと2−アミノエタノ−ルを3
×10~5vol%添加した場合、35…原料投入部、3
6…ゼ−タ電位制御物質貯蔵部、37…添加濃度調整
部、38…撹拌槽、39…ゼラミックス加工部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 齊 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所生産技術研究所内
Claims (11)
- 【請求項1】溶液中にある微粒子のゼ−タ電位(表面電
位)を制御できる物質を、該溶液中に10~7〜25vo
l%の範囲の添加濃度で添加することにより、溶液中に
ある被吸着体である前記微粒子の分散の向上あるいは凝
集を低減することを特徴とする液中微粒子分散法。 - 【請求項2】溶液中にある微粒子のゼ−タ電位を制御で
きる物質が、分子内に電荷分布のある物質(双極子モ−
メントを持つ物質)である請求項1記載の液中微粒子分
散法。 - 【請求項3】溶液中にある微粒子のゼ−タ電位を制御で
きる物質が、1分子中に親水基と疎水基を持つ物質であ
る請求項1記載の液中微粒子分散法。 - 【請求項4】溶液中にある微粒子のゼ−タ電位を制御で
きる物質が、分子末端から2〜6個目の原子のいずれ
か、あるいは複数個の原子の電荷分布が負である分子か
らなる物質である請求項1記載の液中微粒子分散法。 - 【請求項5】溶液中にある微粒子のゼ−タ電位を制御で
きる物質が、イオン解離しにくい物質である請求項1記
載の液中微粒子分散法。 - 【請求項6】1分子中に親水基と疎水基を持つ物質が、
該疎水基の水素原子の一部あるいは全てをハロゲン原子
で置き換えた物質である請求項3記載の液中微粒子分散
法。 - 【請求項7】溶液中にある微粒子のゼ−タ電位を制御で
きる物質が、1分子中にアミノ基と水酸基を有する物質
である請求項1記載の液中微粒子分散法。 - 【請求項8】1分子中に親水基と疎水基を持つ物質が、
該疎水基の水素原子の一部あるいは全てをチッ素原子で
置き換えた物質である請求項3記載の液中微粒子分散
法。 - 【請求項9】分子長の異なる2種類以上の物質を添加す
ることにより行なう請求項2〜8記載の液中微粒子分散
法。 - 【請求項10】1種類以上の非イオン界面活性剤と1分
子中に親水基と疎水基を持つ物質を添加することにより
行なう請求項1記載の液中微粒子分散法。 - 【請求項11】非吸着体が各種金属、合金、セラミック
スを含む無機物または有機物を含む化合物である請求項
1〜10記載の液中微粒子分散法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3107939A JPH05337351A (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 液中微粒子分散法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3107939A JPH05337351A (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 液中微粒子分散法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05337351A true JPH05337351A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=14471883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3107939A Pending JPH05337351A (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 液中微粒子分散法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05337351A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6808654B2 (en) | 1997-09-05 | 2004-10-26 | Mitsubishi Materials Corporation | Transparent conductive film and composition for forming same |
| JP2006082073A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-30 | Tosoh Corp | 複合粒子の製造方法および複合粒子 |
| JP2018060815A (ja) * | 2012-05-25 | 2018-04-12 | バシウム・カナダ・インコーポレーテッド | リチウム電気化学的セルのための電極材料 |
-
1991
- 1991-05-14 JP JP3107939A patent/JPH05337351A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6808654B2 (en) | 1997-09-05 | 2004-10-26 | Mitsubishi Materials Corporation | Transparent conductive film and composition for forming same |
| KR100544252B1 (ko) * | 1997-09-05 | 2006-03-23 | 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 | 투명도전성막및그막을형성하기위한조성물 |
| JP2006082073A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-30 | Tosoh Corp | 複合粒子の製造方法および複合粒子 |
| JP2018060815A (ja) * | 2012-05-25 | 2018-04-12 | バシウム・カナダ・インコーポレーテッド | リチウム電気化学的セルのための電極材料 |
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