JPH05337461A - 浄水器 - Google Patents
浄水器Info
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- JPH05337461A JPH05337461A JP4150362A JP15036292A JPH05337461A JP H05337461 A JPH05337461 A JP H05337461A JP 4150362 A JP4150362 A JP 4150362A JP 15036292 A JP15036292 A JP 15036292A JP H05337461 A JPH05337461 A JP H05337461A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、多量の水を浄水しても十分に濾材
の洗浄再生を行うことができる濾材の洗浄再生方法及び
それを用いた浄水器を提供することを目的とする。 【構成】 濾材容器14内に空隙部14a,14bを設
けて濾材16保持する。このような構成では、熱洗浄動
作の際に、空隙部14a,14bが設けられていること
によって、濾材容器14内で熱水の対流が効率的に行わ
れて濾材16を洗浄再生できるとともに、水が蒸発して
空隙部14bにのみ水が溜った状態になると、その溜っ
た水の熱い水蒸気によってさらに濾材16は洗浄再生さ
れる。その後に電磁弁8を開いて濾材容器14内の熱水
を水によって押し流す。
の洗浄再生を行うことができる濾材の洗浄再生方法及び
それを用いた浄水器を提供することを目的とする。 【構成】 濾材容器14内に空隙部14a,14bを設
けて濾材16保持する。このような構成では、熱洗浄動
作の際に、空隙部14a,14bが設けられていること
によって、濾材容器14内で熱水の対流が効率的に行わ
れて濾材16を洗浄再生できるとともに、水が蒸発して
空隙部14bにのみ水が溜った状態になると、その溜っ
た水の熱い水蒸気によってさらに濾材16は洗浄再生さ
れる。その後に電磁弁8を開いて濾材容器14内の熱水
を水によって押し流す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有害物質等を活性炭等
の濾材から除去する浄水器に関するものである。
の濾材から除去する浄水器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の活性炭洗浄再生方法を用い
た浄水器を示す図である。図5において1は円筒形の本
体、2は本体1の内部に設けられた濾材容器、3は濾材
容器2の中に収納された粒状の活性炭で、活性炭3は濾
材容器2内に図示していないが耐熱性の材料で構成され
た網状の部材によって保持されている。4は濾材容器2
の側面部に設けられた加熱ヒーター、5は濾材容器2の
内部に設けられた温度センサー、6は濾材容器2内の水
を外に放出するための吐出管、7はカラン(図示せず)
に接続され、水道水を本体1内に引き込むための流入
管、8は本体2内に設けられ、流入管7に接続された電
磁弁で、電磁弁8にはさらに濾材容器2との間に設けら
れた水管9が接続されている。この電磁弁8はその内部
の弁を切り換えることによって流入管7から流れ込んで
くる水を濾材容器2に導いたり、導かなかったりする。
10は加熱ヒーターを駆動するヒーター駆動装置、11
は電磁弁8を駆動させる弁駆動装置、12は浄水ボタン
及び止水ボタン等の操作ボタンを備えた操作装置、13
はヒーター駆動装置10及び弁駆動装置11及び操作装
置12を制御し、内部にタイマーを備えた制御装置であ
る。
た浄水器を示す図である。図5において1は円筒形の本
体、2は本体1の内部に設けられた濾材容器、3は濾材
容器2の中に収納された粒状の活性炭で、活性炭3は濾
材容器2内に図示していないが耐熱性の材料で構成され
た網状の部材によって保持されている。4は濾材容器2
の側面部に設けられた加熱ヒーター、5は濾材容器2の
内部に設けられた温度センサー、6は濾材容器2内の水
を外に放出するための吐出管、7はカラン(図示せず)
に接続され、水道水を本体1内に引き込むための流入
管、8は本体2内に設けられ、流入管7に接続された電
磁弁で、電磁弁8にはさらに濾材容器2との間に設けら
れた水管9が接続されている。この電磁弁8はその内部
の弁を切り換えることによって流入管7から流れ込んで
くる水を濾材容器2に導いたり、導かなかったりする。
10は加熱ヒーターを駆動するヒーター駆動装置、11
は電磁弁8を駆動させる弁駆動装置、12は浄水ボタン
及び止水ボタン等の操作ボタンを備えた操作装置、13
はヒーター駆動装置10及び弁駆動装置11及び操作装
置12を制御し、内部にタイマーを備えた制御装置であ
る。
【0003】以上の様に構成された浄水器について以下
その動作を説明する。先ず浄水時について説明する。操
作装置12の浄水ボタンが押されるとその旨の信号が制
御装置13に送られる。制御装置13はその信号を受け
取ると、弁駆動装置11に信号を送り、電磁弁8を駆動
させる。すると流入管7の中で加圧されていた水が電磁
弁8及び水管9を通って濾材容器2の中に流れ込む。濾
材容器2内に流れ込んだ水は活性炭3の中を通過するこ
とによって、不純物等が除去され、吐出管6を通って浄
水として放出される。所望の量の浄水を使用したら、操
作装置12の止水ボタンを押すことによってその旨の信
号を制御装置13に送り、制御装置13のその信号を受
け取ると弁駆動回路11に信号を送り電磁弁8を駆動さ
せ、水が流入管7から水管9に流れ込まないようにす
る。
その動作を説明する。先ず浄水時について説明する。操
作装置12の浄水ボタンが押されるとその旨の信号が制
御装置13に送られる。制御装置13はその信号を受け
取ると、弁駆動装置11に信号を送り、電磁弁8を駆動
させる。すると流入管7の中で加圧されていた水が電磁
弁8及び水管9を通って濾材容器2の中に流れ込む。濾
材容器2内に流れ込んだ水は活性炭3の中を通過するこ
とによって、不純物等が除去され、吐出管6を通って浄
水として放出される。所望の量の浄水を使用したら、操
作装置12の止水ボタンを押すことによってその旨の信
号を制御装置13に送り、制御装置13のその信号を受
け取ると弁駆動回路11に信号を送り電磁弁8を駆動さ
せ、水が流入管7から水管9に流れ込まないようにす
る。
【0004】次に濾材の熱洗浄再生時について説明す
る。予め制御装置13にインプットされた時刻が来ると
制御装置13は電磁弁8の状態が止水状態すなわち流入
管7に加圧されている水が濾材容器2内に流れ込んでい
ない状態かどうかを判定し、電磁弁8が止水状態でなけ
れば制御装置13は弁駆動装置11に信号を送り、電磁
弁8を止水状態とする。そして制御装置13はヒーター
駆動装置10にも信号を送り、加熱ヒーター4を発熱さ
せる。濾材容器2内の水を80℃程度になるまで加熱し
ていく。濾材容器2内の水が80℃程度の温度に達した
ことを温度センサー5で検知したら、制御装置13がヒ
ーター駆動装置10に信号を出して、濾材容器2を80
℃程度の温度に保持する様に加熱ヒーター4を発熱させ
る。そして80℃を保ったまま約60分濾材の熱洗浄再
生を行う。制御装置13が濾材容器2内の水温を80℃
で60分間保ったことを内部に備えたタイマーで判定す
ると、制御装置は弁駆動装置11に信号を送り、電磁弁
8を移動させて水を流入管7から濾材容器2内に流れ込
むようにして、濾材容器2内の熱水を吐出管6から排水
させる。そして所定時間流入管7から濾材容器2内に水
を流し込んだ後(濾材容器2内の熱水が全て排出される
程の水を流入させる)制御装置13は弁駆動装置11に
信号を出して電磁弁8を止水状態にする。
る。予め制御装置13にインプットされた時刻が来ると
制御装置13は電磁弁8の状態が止水状態すなわち流入
管7に加圧されている水が濾材容器2内に流れ込んでい
ない状態かどうかを判定し、電磁弁8が止水状態でなけ
れば制御装置13は弁駆動装置11に信号を送り、電磁
弁8を止水状態とする。そして制御装置13はヒーター
駆動装置10にも信号を送り、加熱ヒーター4を発熱さ
せる。濾材容器2内の水を80℃程度になるまで加熱し
ていく。濾材容器2内の水が80℃程度の温度に達した
ことを温度センサー5で検知したら、制御装置13がヒ
ーター駆動装置10に信号を出して、濾材容器2を80
℃程度の温度に保持する様に加熱ヒーター4を発熱させ
る。そして80℃を保ったまま約60分濾材の熱洗浄再
生を行う。制御装置13が濾材容器2内の水温を80℃
で60分間保ったことを内部に備えたタイマーで判定す
ると、制御装置は弁駆動装置11に信号を送り、電磁弁
8を移動させて水を流入管7から濾材容器2内に流れ込
むようにして、濾材容器2内の熱水を吐出管6から排水
させる。そして所定時間流入管7から濾材容器2内に水
を流し込んだ後(濾材容器2内の熱水が全て排出される
程の水を流入させる)制御装置13は弁駆動装置11に
信号を出して電磁弁8を止水状態にする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の構成では、浄水量が多量になると活性炭3に吸着した
トリハロメタン等の有害物質等(以下、不純物等と略
す)が非常に多くなり、不純物等を十分に除去すること
がでず、浄水内に高い濃度の不純物等が混入するという
問題点があった。
の構成では、浄水量が多量になると活性炭3に吸着した
トリハロメタン等の有害物質等(以下、不純物等と略
す)が非常に多くなり、不純物等を十分に除去すること
がでず、浄水内に高い濃度の不純物等が混入するという
問題点があった。
【0006】本発明は前記従来の課題を解決するもの
で、浄水量が多量になっても十分に活性炭を洗浄再生で
きる浄水器に関するものである。
で、浄水量が多量になっても十分に活性炭を洗浄再生で
きる浄水器に関するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、濾材を濾材容器の底部から空隙部を設けて収納させ
た。
に、濾材を濾材容器の底部から空隙部を設けて収納させ
た。
【0008】
【作用】この構成により、濾材に多量に付着した不純物
等を取り除くことができる。
等を取り除くことができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例における浄水器を示
す図である。図1において1は本体、5は温度センサ
ー、6は吐出管、7は流入管、8は電磁弁で、9は水
管、10はヒーター駆動装置、11は弁駆動装置、12
は操作装置、13は制御装置で、これらは従来の構成と
同じである。14は本体1の内部に設けられた濾材容器
で、濾材容器14はステンレス(SUS304)等の耐
熱性及び耐食性を有する素材で構成する。15は濾材容
器14の外周部に巻回されたコイル状の加熱ヒーター、
16は濾材容器14内に保持された濾材で、濾材16に
は布状の繊維状活性炭(クラレケミカル株式会社製 商
品名 クラクティブ)を用いた。濾材16は濾材容器1
4内に上部及び下部にそれぞれ空隙部14a,14bを
設けて保持されている。
す図である。図1において1は本体、5は温度センサ
ー、6は吐出管、7は流入管、8は電磁弁で、9は水
管、10はヒーター駆動装置、11は弁駆動装置、12
は操作装置、13は制御装置で、これらは従来の構成と
同じである。14は本体1の内部に設けられた濾材容器
で、濾材容器14はステンレス(SUS304)等の耐
熱性及び耐食性を有する素材で構成する。15は濾材容
器14の外周部に巻回されたコイル状の加熱ヒーター、
16は濾材容器14内に保持された濾材で、濾材16に
は布状の繊維状活性炭(クラレケミカル株式会社製 商
品名 クラクティブ)を用いた。濾材16は濾材容器1
4内に上部及び下部にそれぞれ空隙部14a,14bを
設けて保持されている。
【0010】図2は濾材容器14内部を示す分解斜視図
である。図2において14は濾材容器、14a,14b
はそれぞれ空隙部、16は濾材で、これらは図1に示す
構成と同じである。17は濾材容器14の底部に設けら
れた十字状の金属板で、金属板17はステンレス等の金
属材料で構成されている。18は金属板17の上に設け
られた金網で、金網18もステンレス等の金属材料で構
成されている。この金網18と濾材容器14の底部14
cとの間は空隙部14bとなっている。金網18の上に
は布状の繊維状活性炭をスパイラル状に巻いた濾材16
が設けられている。濾材16の上には金網19設けら
れ、さらに金網19の上には十字状の金属板20が設け
られている。金網19と濾材容器の底部14dとの間は
空隙部14aとなっている。
である。図2において14は濾材容器、14a,14b
はそれぞれ空隙部、16は濾材で、これらは図1に示す
構成と同じである。17は濾材容器14の底部に設けら
れた十字状の金属板で、金属板17はステンレス等の金
属材料で構成されている。18は金属板17の上に設け
られた金網で、金網18もステンレス等の金属材料で構
成されている。この金網18と濾材容器14の底部14
cとの間は空隙部14bとなっている。金網18の上に
は布状の繊維状活性炭をスパイラル状に巻いた濾材16
が設けられている。濾材16の上には金網19設けら
れ、さらに金網19の上には十字状の金属板20が設け
られている。金網19と濾材容器の底部14dとの間は
空隙部14aとなっている。
【0011】以上の様に構成された浄水器について、そ
の動作を説明する。浄水時の動作については従来例と同
じであるので、説明を省略する。
の動作を説明する。浄水時の動作については従来例と同
じであるので、説明を省略する。
【0012】次に熱洗浄動作について説明する。予め制
御装置13にインプットされた時刻が来ると制御装置1
3は電磁弁8の状態が止水状態すなわち流入管7に加圧
されている水が濾材容器2内に流れ込んでいない状態か
どうかを判定し、電磁弁8が止水状態でなければ制御装
置13は弁駆動装置11に信号を送り、電磁弁8を止水
状態とする。そして制御装置13はヒーター駆動装置1
0にも信号を送り、加熱ヒーター4を発熱させる。濾材
容器14の内部の温度上昇を温度センサー5で逐次測定
し、100℃前後になったら制御装置13が内部に設け
られたタイマーを用いて、時間をカウントし始める。制
御装置13が60分間(加熱時間は濾材の容量及び材質
によって変更しなければならない)濾材容器14内を1
00℃前後で加熱したことを検知すると、制御装置13
は弁駆動装置11に信号を送り、電磁弁8を移動させて
水を流入管7から濾材容器2内に流れ込むようにして、
濾材容器14内の熱水を吐出管6から排水させる。そし
て所定時間流入管7から濾材容器14内に水を流し込ん
だ後(濾材容器14内の熱水が全て排出される程の水を
流入させる)制御装置13は弁駆動装置11に信号を出
して電磁弁8を止水状態にする。なお本実施例では上記
過程を1度しか行わなかったが濾材等の状況に応じて、
複数回行ってもよい。
御装置13にインプットされた時刻が来ると制御装置1
3は電磁弁8の状態が止水状態すなわち流入管7に加圧
されている水が濾材容器2内に流れ込んでいない状態か
どうかを判定し、電磁弁8が止水状態でなければ制御装
置13は弁駆動装置11に信号を送り、電磁弁8を止水
状態とする。そして制御装置13はヒーター駆動装置1
0にも信号を送り、加熱ヒーター4を発熱させる。濾材
容器14の内部の温度上昇を温度センサー5で逐次測定
し、100℃前後になったら制御装置13が内部に設け
られたタイマーを用いて、時間をカウントし始める。制
御装置13が60分間(加熱時間は濾材の容量及び材質
によって変更しなければならない)濾材容器14内を1
00℃前後で加熱したことを検知すると、制御装置13
は弁駆動装置11に信号を送り、電磁弁8を移動させて
水を流入管7から濾材容器2内に流れ込むようにして、
濾材容器14内の熱水を吐出管6から排水させる。そし
て所定時間流入管7から濾材容器14内に水を流し込ん
だ後(濾材容器14内の熱水が全て排出される程の水を
流入させる)制御装置13は弁駆動装置11に信号を出
して電磁弁8を止水状態にする。なお本実施例では上記
過程を1度しか行わなかったが濾材等の状況に応じて、
複数回行ってもよい。
【0013】次に熱洗浄動作中の濾材容器14内の状態
について図3を基に説明する。図3(a)(b)(c)
はそれぞれ熱洗浄動作中の濾材容器14内の状態を示す
断面図である。まず加熱ヒーター15で濾材容器14を
加熱していくと、図3(a)に示す様に濾材容器14内
の水が沸騰し、濾材16の洗浄再生が行われる。次に図
3(b)に示すように濾材容器14内の水の沸騰が進む
と、濾材容器14内の水が減って行き、空隙部14bに
水が残る。この空隙部14bに残った水が沸騰し、それ
によってできた高温の水蒸気が濾材16を通って吐出管
6から抜ける。この水蒸気によって濾材16の再生洗浄
が行われる。次に所定時間濾材容器14の中を加熱した
ら、上述のように、水管9から水を濾材容器14内に流
れ込ませ、濾材容器14の熱水を外部に放出させる。
について図3を基に説明する。図3(a)(b)(c)
はそれぞれ熱洗浄動作中の濾材容器14内の状態を示す
断面図である。まず加熱ヒーター15で濾材容器14を
加熱していくと、図3(a)に示す様に濾材容器14内
の水が沸騰し、濾材16の洗浄再生が行われる。次に図
3(b)に示すように濾材容器14内の水の沸騰が進む
と、濾材容器14内の水が減って行き、空隙部14bに
水が残る。この空隙部14bに残った水が沸騰し、それ
によってできた高温の水蒸気が濾材16を通って吐出管
6から抜ける。この水蒸気によって濾材16の再生洗浄
が行われる。次に所定時間濾材容器14の中を加熱した
ら、上述のように、水管9から水を濾材容器14内に流
れ込ませ、濾材容器14の熱水を外部に放出させる。
【0014】このように本実施例では熱水による濾材1
6の洗浄再生及び水蒸気による濾材16の洗浄再生を行
うことで、多量の水を濾過させた場合でも十分に濾材1
6に付着した不純物等を取り除くことができる。また図
3(a)の状態で空隙部14bを設けていることによっ
て、熱水の対流が効率よく行われるので、この現象も濾
材16の洗浄再生によい結果をもたらすと考えられる。
比較の為に図5に示す従来例で、濾材容器14内の熱水
の温度を100℃近くにして熱水だけの濾材16の洗浄
再生を行ったが、本実施例ほど十分に活性炭に吸着した
不純物等を取り除くことはできなかった。従来例では、
空隙部14a,14bが設けられていなかったので、水
蒸気による活性炭の洗浄再生がなく、しかも熱水の対流
が効率よく行われなかった。従って、従来例では十分な
活性炭の洗浄再生が行えなかったと考えられる。本実施
例では空隙部14a,14bを設けたことによって、熱
洗浄動作の際に、熱水が効率よく対流して濾材16の洗
浄再生を行うことができ、しかも水が蒸発して空隙部1
4bに熱水が溜った状態になると、その溜った水が高温
の水蒸気となり、その水蒸気によって、濾材16の洗浄
再生が行え、濾材16に強固に付着した不純物等を取り
除くことができる。なお熱水のみの再生洗浄でも本実施
例のように空隙部14bを設けることによって熱水の対
流を促進できるので、従来例のよりも再生洗浄効果を高
めることができる。
6の洗浄再生及び水蒸気による濾材16の洗浄再生を行
うことで、多量の水を濾過させた場合でも十分に濾材1
6に付着した不純物等を取り除くことができる。また図
3(a)の状態で空隙部14bを設けていることによっ
て、熱水の対流が効率よく行われるので、この現象も濾
材16の洗浄再生によい結果をもたらすと考えられる。
比較の為に図5に示す従来例で、濾材容器14内の熱水
の温度を100℃近くにして熱水だけの濾材16の洗浄
再生を行ったが、本実施例ほど十分に活性炭に吸着した
不純物等を取り除くことはできなかった。従来例では、
空隙部14a,14bが設けられていなかったので、水
蒸気による活性炭の洗浄再生がなく、しかも熱水の対流
が効率よく行われなかった。従って、従来例では十分な
活性炭の洗浄再生が行えなかったと考えられる。本実施
例では空隙部14a,14bを設けたことによって、熱
洗浄動作の際に、熱水が効率よく対流して濾材16の洗
浄再生を行うことができ、しかも水が蒸発して空隙部1
4bに熱水が溜った状態になると、その溜った水が高温
の水蒸気となり、その水蒸気によって、濾材16の洗浄
再生が行え、濾材16に強固に付着した不純物等を取り
除くことができる。なお熱水のみの再生洗浄でも本実施
例のように空隙部14bを設けることによって熱水の対
流を促進できるので、従来例のよりも再生洗浄効果を高
めることができる。
【0015】次に空隙部14a,14bについて説明す
る。本実施例の濾材容器14は円柱型となっており、そ
の寸法は底の直径が約7cm、高さが14cmとなって
いる。濾材16が濾材容器14内で占める割合は高さで
約10cm、空隙部14aの占める割合は高さで約1c
m、空隙部14bの占める割合は高さで約3cmであ
る。しかしながら、空隙部14bが濾材容器14内を占
める割合は、濾材16の材質,濾材容器14の容量等で
異なってくるのでそれら条件を考慮しながら適宜決定し
なければならない。また空隙部14aについて検討する
と、この空隙部14aを設けない状態で実験を行った場
合、空隙部14a設けた状態で実験した場合よりもやや
濾材16の洗浄再生の度合が悪かった。しかしながら従
来例に較べれば格段の洗浄再生効果があった。この理由
として空隙部14aを設けない場合、熱水の対流効率が
空隙部14bを設けた場合に較べてやや悪くなるからだ
と考えられる。従って空隙部14bに対してはその容量
を諸条件を考慮した上で決定しなければならず、空隙部
14aに関しては、設けなくても従来例よりは格段の洗
浄再生効果を有するが、より洗浄再生効果を高めるため
に空隙部14aの容量は諸条件に応じて設けてもよい。
る。本実施例の濾材容器14は円柱型となっており、そ
の寸法は底の直径が約7cm、高さが14cmとなって
いる。濾材16が濾材容器14内で占める割合は高さで
約10cm、空隙部14aの占める割合は高さで約1c
m、空隙部14bの占める割合は高さで約3cmであ
る。しかしながら、空隙部14bが濾材容器14内を占
める割合は、濾材16の材質,濾材容器14の容量等で
異なってくるのでそれら条件を考慮しながら適宜決定し
なければならない。また空隙部14aについて検討する
と、この空隙部14aを設けない状態で実験を行った場
合、空隙部14a設けた状態で実験した場合よりもやや
濾材16の洗浄再生の度合が悪かった。しかしながら従
来例に較べれば格段の洗浄再生効果があった。この理由
として空隙部14aを設けない場合、熱水の対流効率が
空隙部14bを設けた場合に較べてやや悪くなるからだ
と考えられる。従って空隙部14bに対してはその容量
を諸条件を考慮した上で決定しなければならず、空隙部
14aに関しては、設けなくても従来例よりは格段の洗
浄再生効果を有するが、より洗浄再生効果を高めるため
に空隙部14aの容量は諸条件に応じて設けてもよい。
【0016】次に従来例と本実施例の洗浄再生効果の違
いについて説明する。この洗浄再生効果の調べるため
に、従来例(空隙部14bなし 図5に示す浄水器)と
本実施例(空隙部14bあり 図1に示す浄水器)の場
合、以下の点を共通にした。
いについて説明する。この洗浄再生効果の調べるため
に、従来例(空隙部14bなし 図5に示す浄水器)と
本実施例(空隙部14bあり 図1に示す浄水器)の場
合、以下の点を共通にした。
【0017】まず濾材容器の形状は円柱型とし、寸法は
底の直径が7cm、高さが14cmとした。また濾材と
して布状の繊維状活性炭を70gとした。
底の直径が7cm、高さが14cmとした。また濾材と
して布状の繊維状活性炭を70gとした。
【0018】本実施例では、空隙部14bの容量を濾材
容器の高さで3cmとし、従来例では高さは0cmとし
た。
容器の高さで3cmとし、従来例では高さは0cmとし
た。
【0019】上記条件の下でそれぞれトリハロメタンを
100ppb含んだ試験水を4リットル/分の流速で、
200リットル流した後に熱洗浄動作を、約100℃で
90分間行う。そしてその後にまた試験水を上記条件で
200リットル各浄水器に流す。この動作を繰り返し、
試験水の全流量が3000リットルになるまで繰り返
す。そして試験水の任意の流量の所で濾過した浄水のサ
ンプルを取り、トリハロメタンの除去率を測定した。す
なわち除去率が90%というのは、試験水が100pp
bのトリハロメタンを含んでいるので、浄水中のトリハ
ロメタンが10ppbということである。これらの結果
図4に示した。この図から判るように本実施例の様に空
隙部14bを設けることによって3000リットル試験
水を流した時でも除去率は90%以上であることが判
る。
100ppb含んだ試験水を4リットル/分の流速で、
200リットル流した後に熱洗浄動作を、約100℃で
90分間行う。そしてその後にまた試験水を上記条件で
200リットル各浄水器に流す。この動作を繰り返し、
試験水の全流量が3000リットルになるまで繰り返
す。そして試験水の任意の流量の所で濾過した浄水のサ
ンプルを取り、トリハロメタンの除去率を測定した。す
なわち除去率が90%というのは、試験水が100pp
bのトリハロメタンを含んでいるので、浄水中のトリハ
ロメタンが10ppbということである。これらの結果
図4に示した。この図から判るように本実施例の様に空
隙部14bを設けることによって3000リットル試験
水を流した時でも除去率は90%以上であることが判
る。
【0020】以上の様に本実施例では、濾材容器14内
に空隙部14a,14bを設けて、濾材16を保持させ
ることにより、従来よりも濾材16の洗浄再生効果を高
めることができる。
に空隙部14a,14bを設けて、濾材16を保持させ
ることにより、従来よりも濾材16の洗浄再生効果を高
めることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、濾材を濾材容器内に底部から
空隙部を設けて収納させたことにより、濾材に多量に付
着した不純物等を取り除くことができるので、浄水量が
多くなっても、浄水中に不純物等が混入することはな
い。
空隙部を設けて収納させたことにより、濾材に多量に付
着した不純物等を取り除くことができるので、浄水量が
多くなっても、浄水中に不純物等が混入することはな
い。
【図1】本発明の一実施例における浄水器を示す図
【図2】本発明の一実施例における浄水器の濾材容器を
示す分解斜視図
示す分解斜視図
【図3】本発明の一実施例における浄水器の熱洗浄動作
を示す図
を示す図
【図4】流量とトリハロメタン除去率の関係を示すグラ
フ
フ
【図5】従来の浄水器を示す図
1 本体 5 温度センサー 6 吐出管 7 流入管 8 電磁弁 9 水管 10 ヒーター駆動装置 11 弁駆動装置 12 操作装置 13 制御装置 14 濾材容器 14a 空隙部 14b 空隙部 15 加熱ヒーター 16 濾材
フロントページの続き (72)発明者 久保 正義 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 濾材と、前記濾材を収納する収納部及び
底部に前記濾材が入らない空隙部を有する濾材容器と、
前記濾材容器を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制
御する制御手段を設けたことを特徴とする浄水器。 - 【請求項2】 濾材と、前記濾材を底部から空隙部を設
けて収納する濾材容器と、前記濾材容器内部を加熱する
加熱手段と、前記濾材容器内に水が流れ込んでくる流入
管と、前記流入管に設けられ、水を前記濾材容器内に導
いたり導かなかったりさせる弁手段と、前記濾材容器か
ら水が流れだす水管と、水とともに前記濾材を前記濾材
容器内で前記加熱手段によって加熱して熱水で濾材を洗
浄再生し、その後に前記空隙部に残った水の水蒸気で前
記濾材を洗浄再生し、その後に前記弁手段を駆動させて
前記濾材容器の中に水を流入させる制御手段を設けたこ
とを特徴とする浄水器。 - 【請求項3】 前記濾材容器の中央部に両端に空隙部を
設けて濾材を収納したことを特徴とする請求項2記載の
浄水器。 - 【請求項4】 濾材を繊維状活性炭としたことを特徴と
する請求項3記載の浄水器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4150362A JP2730403B2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 浄水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4150362A JP2730403B2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 浄水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05337461A true JPH05337461A (ja) | 1993-12-21 |
| JP2730403B2 JP2730403B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=15495337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4150362A Expired - Fee Related JP2730403B2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 浄水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2730403B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021130080A (ja) * | 2020-02-18 | 2021-09-09 | 三浦工業株式会社 | 活性炭の再生方法 |
| WO2025170140A1 (ko) * | 2024-02-05 | 2025-08-14 | 엠엔에스아이 주식회사 | 유성수 여과용 멤브레인 필터 장치 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6451189A (en) * | 1987-08-24 | 1989-02-27 | Yoshihisa Ishii | Water purifying plant |
| JPH01262984A (ja) * | 1988-04-14 | 1989-10-19 | Yoshihisa Ishii | 浄水装置 |
| JPH01307489A (ja) * | 1988-06-06 | 1989-12-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 浄水器 |
| JPH02133492U (ja) * | 1989-04-05 | 1990-11-06 | ||
| JPH03186A (ja) * | 1989-05-26 | 1991-01-07 | Material Eng Tech Lab Inc | 浄水器 |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP4150362A patent/JP2730403B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
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| JP2026516918A (ja) * | 2024-02-05 | 2026-05-27 | エムエヌエスアイ カンパニー リミテッド | 油性水濾過用メンブレンフィルター装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2730403B2 (ja) | 1998-03-25 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |