JPH0533775Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0533775Y2
JPH0533775Y2 JP1986036518U JP3651886U JPH0533775Y2 JP H0533775 Y2 JPH0533775 Y2 JP H0533775Y2 JP 1986036518 U JP1986036518 U JP 1986036518U JP 3651886 U JP3651886 U JP 3651886U JP H0533775 Y2 JPH0533775 Y2 JP H0533775Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
plate
spring
springs
plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986036518U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62147727U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986036518U priority Critical patent/JPH0533775Y2/ja
Publication of JPS62147727U publication Critical patent/JPS62147727U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0533775Y2 publication Critical patent/JPH0533775Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、大型トラツク、バス等の車両に適す
る複板クラツチに関するものである。
[従来の技術] 大型トラツク、バス等においては、エンジンの
出力増大に伴なつてクラツチ容量を大きくするた
め複板クラツチを用いている。従来、この種の複
板クラツチには、ねじり剛性が一定であつて、ね
じり角に対してねじりトルクが一定の比で変化す
る一段型のものや、所定のねじり角でねじり剛性
が増大する二段型のものが利用されている。また
二枚のクラツチデイスクのうち、その一方が一段
型で、他方が二段型のものが開示されている(実
公昭53−6760)。従来のねじり剛性が二段のクラ
ツチデイスクは、ねじり剛性が変化する前(以
下、「一段目」という)も、ねじり剛性が変化し
た後(以下、「二段目」という)もヒステリシス
トルク幅については変化しないものが使用されて
いる。
[考案が解決しようとする課題] 近年、トランスミツシヨンのアイドリング時の
騒音を改善するために、ねじり剛性が二段のクラ
ツチデイスクでは、一段目のねじり剛性とそのヒ
ステリシストルク幅とを小さくする傾向にある。
このため、従来の複板クラツチのように、一段目
も二段目もヒステリシストルク幅を同一にする
と、アイドリング時のトランスミツシヨンのギヤ
音は小さくなるが、低速域、中速域における走行
時の駆動系のねじり共振によるギヤ音を低減する
ためのチユーニングが困難になる場合があつた。
本考案の第一の目的は、アイドリング時のトラ
ンスミツシヨンのギヤ音を低減する複板クラツチ
を提供することにある。
また本考案の第二の目的は、低速域、中速域に
おける走行時の駆動系のねじり共振によるギヤ音
を低減する複板クラツチを提供することにある。
更に本考案の第三の目的は、クラツチの断続時
に異音を生じない複板クラツチを提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、第1図に示すようにフライホイール
1とプレツシヤプレート4との間に中間プレート
5を配設し、この中間プレート5のプレツシヤプ
レート側に第一のクラツチデイスク10をフライ
ホイール側に第二のクラツチデイスク20を配設
し、これらのクラツチデイスク10,20がクラ
ツチプレート11,21とリテーニングプレート
15,25とにより挾持されたスプラインハブ1
4,24と、子ばね13b,23b及び子ばねよ
りばね定数が大きい親ばね13a,23aにより
構成されたトーシヨンばね13,23とを備え、
これらのクラツチデイスク10,20のねじり剛
性が子ばね13b,23bと親ばね13a,23
aがこの順序で作動することにより二段に変化
し、かつこれらのクラツチデイスクの一段目のヒ
ステリシストルク幅を僅少にした複板クラツチの
改良である。
その特徴ある構成は、第二のクラツチデイスク
20が、そのクラツチプレート21又はリテーニ
ングプレート25のいずれか一方又は双方の外側
に設けられた皿ばね31と、親ばね23aにのみ
当接し皿ばね31を挾持するための二枚のサブプ
レート29,29と、クラツチプレート21とハ
ブ24とリテーニングプレート25とともにサブ
プレート29,29を貫通してこれらを互いに連
結するスタツドピン27とを備えたところにあ
る。
[作用] 本考案の複板クラツチの合成したねじり剛性は
一段目が小さく、かつヒステリシストルク幅も小
さいので、エンジンがアイドリング回転している
時のエンジン回転変動をクラツチにて吸収し、変
動振幅を小さくしてトランスミツシヨンに伝達す
る。これにより、トランスミツシヨンの中立状態
のギヤの叩き音を小さくすることができる。
また、二段目のヒステリシストルク幅を一段目
のヒステリシストルク幅より大きく設定すること
により、駆動系の振動の振幅を小さく押え、低速
域、中速域における駆動系のねじり共振によるギ
ヤ音を低減する。
更に、第二のクラツチデイスクを中間プレート
のフライホイール側に配置することにより、皿ば
ねの作動タイミングが第一のクラツチデイスクの
ねじり剛性が一段目から二段目に変わる時点より
僅かに早くなるためヒステリシストルクが効果的
に働き、クラツチの断続がより一層滑らかになり
異音を生じない。
[実施例] 次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように、フライホイール1とクラ
ツチカバー2とをボルト3により一体に固定す
る。プレツシヤプレート4はピン等によりクラツ
チカバー2に連結し、中間プレート5はスペーサ
6と薄い帯板7を介して連結する。帯板7は板ば
ねからなり、中間プレート5をプレツシヤプレー
ト4に押し付けるように作用する。そしてフライ
ホイール1、クラツチカバー2、プレツシヤプレ
ート4及び中間プレート5はクラツチハウジング
8内で一体に回転する。
中間プレート5の両側には第一のクラツチデイ
スク10及び第二のクラツチデイスク20を配設
する。これらのクラツチデイスク10及び20は
それぞれクラツチプレート11,21とフエーシ
ング12,22とトーシヨンばね13,23とス
プラインハブ14,24とにより構成される。こ
の例ではトーシヨンばね13及び23は親ばね1
3a,23aと、この親ばね13a,23aの内
部に設けられた子ばね13b,23bからなる。
親ばね13a,23aの各ばね定数及び子ばね1
3bと23bの各ばね定数はそれぞれ同一になつ
ているが、親ばねのばね定数は子ばねのばね定数
より大きい。
クラツチデイスク10,20のフエーシング1
2,22はクラツチプレート11,21、リテー
ニングプレート15,25及びトーシヨンばね1
3,23を介してスプラインハブ14,24にそ
れぞれ連結する。これらのスプラインハブ14,
24は図外のトランスミツシヨンの入力軸9に各
別にスプライン嵌合する。そして2枚のクラツチ
デイスク10及び20のねじりは互いに拘束され
ないようになつている。
第2図に示すようにプレツシヤプレート側のク
ラツチデイスク10では、スプラインハブ14と
その両側のクラツチプレート11とリテーニング
プレート15との間にそれぞれフリクシヨンワツ
シヤ16,16が挾み込まれ、これらはスタツド
ピン17により結合する。リテーニングプレート
15とフリクシヨンワツシヤ16の間には皿ばね
18及びフリクシヨンプレート19が介装され
る。
またフライホイール側のクラツチデイスク20
では、スプラインハブ24とその両側のクラツチ
プレート21とリテーニングプレート25との間
にフリクシヨンワツシヤ26とウエーブスプリン
グ28がそれぞれ挾み込まれる。そしてこれらの
クラツチプレート21、リテーニングプレート2
5の外側にはサブプレート29,29が配設され
る。一方のサブプレート29とクラツチプレート
21との間にはフリクシヨンワツシヤ30が挾み
込まれ、他方のサブプレート29とリテーニング
プレート25との間にはフリクシヨンワツシヤ3
0、プレート33及び皿ばね31が挾み込まれ
る。スタツドピン27はこれらを貫通して互いに
結合する。クラツチプレート21とリテーニング
プレート25は親ばね23a及び子ばね23bに
当接し、サブプレート29,29は親ばね23a
にのみ当接する。なお、第1図に示す符号32は
レリーズレバーである。
このような構成の複板クラツチでは、レリーズ
レバー32がプレツシヤプレート4をフライホイ
ール側に押すと、帯板7の弾発力により最初にク
ラツチデイスク10が中間プレート5とプレツシ
ヤプレート4とにより挾持されて接続し、次いで
クラツチデイスク20がフライホイール1に接続
する。
クラツチデイスク10は、第3図bに示すよう
にトーシヨンばね13の子ばね13bの作動範囲
(図のBで示す範囲)と親ばね13aの作動範囲
(図のAで示す範囲)とでは、ねじり剛性が二段
に変化するが、このデイスク10のヒステリシス
トルクは皿ばね18で発生し、一段目も二段目も
僅少のままで、同一幅である。
これに対して皿ばね31を設けたクラツチデイ
スク20は、第3図aに示すようにトーシヨンば
ね23の子ばね23bの作動範囲(図のBで示す
範囲)と親ばね23aの作動範囲(図のAで示す
範囲)とでは、クラツチデイスク10と同様にね
じり剛性が二段に変化するが、子ばね23bの作
動範囲Bでは、デイスク20のヒステリシストル
クはウエーブスプリング28で発生し、一段目は
僅少な幅である。一方親ばね23aの作動範囲A
では、クラツチプレート21のスプラインハブ2
4に対する押圧力がサブプレート29を介して皿
ばね31により加減されるため、ヒステリシスト
ルク幅が大きくなる。
この結果、複板クラツチ全体としては、第3図
cに示すように、一段目の子ばねの作動範囲Bで
はヒステリシストルク幅は僅少であつて、二段目
の親ばねの作動範囲Aではヒステリシストルク幅
が大きくなる。この例では一段目のヒステリシス
トルク幅は0.3〜1.5Kg−mの範囲に設定され、二
段目のヒステリシストルク幅は5〜30Kg−mの範
囲に設定される。
一段目の作動範囲Bにおけるヒステリシストル
ク幅は小さいままであるため、アイドリング時の
エンジンの回転変動による振動を吸収し、変動振
幅を小さくしてトランスミツシヨンに伝達する。
これにより、トランスミツシヨンの中立状態のギ
ヤの叩き音を小さくすることができる。
また、二段目の作動範囲Aでは、一段目の作動
範囲Bより、ヒステリシストルク幅が大きくなる
ので、走行中の駆動系の振動の振幅を小さく押え
られ、低速域、中速域における駆動系のねじり共
振によるギヤ音を低減することができる。
更に、クラツチデイスク20を中間プレート4
のフライホイール側に配置することにより、皿ば
ね31の作動タイミングがデイスク10のねじり
剛性が一段目から二段目に変わる時点より僅かに
遅れるため、クラツチの断続がより一層滑らかに
なり異音を発生しなくなる。
第3図a〜cにおいて横軸はスプラインハブと
フエーシングとの相対ねじり角を示し、縦軸はそ
のねじれを与えるに必要なねじりトルクを示す。
なお、上記例ではクラツチデイスク10の構造
をクラツチデイスク20と別構造にした例を示し
たが、同一にしてもよい。
また、皿ばね31をリテーニングプレート25
の外側にのみ配設した例を示したが、皿ばね31
はリテーニングプレート25とクラツチプレート
21のそれぞれの外側に配設してもよい。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案によれば、エンジン
回転のアイドリング時のトランスミツシヨンのギ
ヤ音の発生を低くできるとともに、低速域、中速
域における走行中の駆動系の振動が小さくなり、
これにより駆動系の異音を低減することができ
る。
また、皿ばね31を備えたクラツチデイスクを
中間プレートのフライホイール側に配置すること
により、クラツチの断続がより一層滑らかになり
クラツチの断続時に異音が発生しなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例複板クラツチの要部断面
図。第2図は二枚のクラツチデイスクの拡大断面
図。第3図aは本考案実施例の第二のクラツチデ
イスクのねじり特性図。第3図bは本考案実施例
の第一のクラツチデイスクのねじり特性図。第3
図cは本考案実施例複板クラツチ全体のねじり特
性図。 10,20……クラツチデイスク、11,21
……クラツチプレート、12,22……フエーシ
ング、13,23……トーシヨンばね、13a,
23a……親ばね、13b,23b……子ばね、
14,24……スプラインハブ、15,25……
リテーニングプレート、29……サブプレート、
18,31……皿ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フライホイール1とプレツシヤプレート4との
    間に中間プレート5を配設し、この中間プレート
    5の前記プレツシヤプレート側に第一のクラツチ
    デイスク10を前記フライホイール側に第二のク
    ラツチデイスク20を配設し、これらのクラツチ
    デイスク10,20がクラツチプレート11,2
    1とリテーニングプレート15,25とにより挾
    持されたスプラインハブ14,24と、子ばね1
    3b,23b及び前記子ばねよりばね定数が大き
    い親ばね13a,23aにより構成されたトーシ
    ヨンばね13,23とを備え、これらのクラツチ
    デイスク10,20のねじり剛性が前記子ばね1
    3b,23bと前記親ばね13a,23aがこの
    順序で作動することにより二段に変化し、かつこ
    れらのクラツチデイスクの一段目のヒステリシス
    トルク幅を僅少にした複板クラツチにおいて、 前記第二のクラツチデイスク20が、そのクラ
    ツチプレート21又はリテーニングプレート25
    のいずれか一方又は双方の外側に設けられた皿ば
    ね31と、前記親ばね23aにのみ当接し前記皿
    ばね31を挾持するための二枚のサブプレート2
    9,29と、前記クラツチプレート21と前記ハ
    ブ24と前記リテーニングプレート25とともに
    前記サブプレート29,29を貫通してこれらを
    互いに連結するスタツドピン27とを備えたこと
    を特徴とする複板クラツチ。
JP1986036518U 1986-03-13 1986-03-13 Expired - Lifetime JPH0533775Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986036518U JPH0533775Y2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986036518U JPH0533775Y2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62147727U JPS62147727U (ja) 1987-09-18
JPH0533775Y2 true JPH0533775Y2 (ja) 1993-08-27

Family

ID=30846993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986036518U Expired - Lifetime JPH0533775Y2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0533775Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4553758B2 (ja) * 2005-03-04 2010-09-29 株式会社エクセディ 多板クラッチ装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5610650Y2 (ja) * 1976-07-03 1981-03-10
JPS59140924A (ja) * 1983-01-31 1984-08-13 Atsugi Motor Parts Co Ltd クラツチデイスク

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62147727U (ja) 1987-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0143545Y2 (ja)
JP2996919B2 (ja) クラッチディスク
US4222475A (en) Torsion damping device, particularly for a motor vehicle clutch
JPS6014212B2 (ja) ダンパ−デイスク
JPH0317061Y2 (ja)
JPS6388323A (ja) トルク変動吸収装置
CN112360923B (zh) 一种减震盘总成及两级阻尼限扭减震器
JPS60136623A (ja) 広振り角型ダンパ−デイスク
US3811545A (en) Clutch disc with friction and resilient dampers
US4932286A (en) Flywheel assembly
JPH0545258U (ja) ダンパーデイスク
JPS61105324A (ja) ねじり振動止め装置
US4690660A (en) Damper disc
JPS63149420A (ja) ダンパ−デイスク
US6336867B1 (en) Damper mechanism and damper disk assembly
JPH09242777A (ja) ダンパーディスク組立体
JPH0648032B2 (ja) フライホイ−ル組立体
JPH0332832Y2 (ja)
WO1988000659A1 (fr) Disque d'embrayage
JPH0649941Y2 (ja) 複板クラッチ
JPH0242134B2 (ja)
JPS6139850Y2 (ja)
JPS639727A (ja) 捩れ緩衝器
JPH04362315A (ja) 多板クラッチ
JPS6336190Y2 (ja)