JPH05339699A - プラズマ溶射方法 - Google Patents
プラズマ溶射方法Info
- Publication number
- JPH05339699A JPH05339699A JP4147625A JP14762592A JPH05339699A JP H05339699 A JPH05339699 A JP H05339699A JP 4147625 A JP4147625 A JP 4147625A JP 14762592 A JP14762592 A JP 14762592A JP H05339699 A JPH05339699 A JP H05339699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plasma
- torch
- main
- sub
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 21
- 238000007751 thermal spraying Methods 0.000 title abstract description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 50
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 22
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 claims abstract description 11
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 claims abstract description 11
- 239000003570 air Substances 0.000 claims abstract description 5
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 5
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims abstract description 5
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 81
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 22
- 238000007750 plasma spraying Methods 0.000 claims description 17
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 6
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 2
- 239000000155 melt Substances 0.000 abstract 1
- 210000002381 plasma Anatomy 0.000 description 87
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 22
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 22
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 22
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 18
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 11
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 5
- 238000002441 X-ray diffraction Methods 0.000 description 4
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 208000031481 Pathologic Constriction Diseases 0.000 description 1
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 1
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 239000011164 primary particle Substances 0.000 description 1
- 230000007480 spreading Effects 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
- 230000036262 stenosis Effects 0.000 description 1
- 208000037804 stenosis Diseases 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラズマトーチから噴出するプラズマフレー
ム中に混在する溶射材料の液滴の温度を高温化すると共
にその流速を高速化して緻密な溶射膜を形成する。 【構成】 複トーチ型プラズマ溶射装置の陰極と陽極間
に発生するアークに二酸化炭素を供給してプラズマフレ
ームを形成し、該プラズマフレームに粉末状の溶射材料
を供給して、そのプラズマフレームと共に流動し、その
間に溶融して高温化すると共に高速化して溶射母材に衝
突させる。
ム中に混在する溶射材料の液滴の温度を高温化すると共
にその流速を高速化して緻密な溶射膜を形成する。 【構成】 複トーチ型プラズマ溶射装置の陰極と陽極間
に発生するアークに二酸化炭素を供給してプラズマフレ
ームを形成し、該プラズマフレームに粉末状の溶射材料
を供給して、そのプラズマフレームと共に流動し、その
間に溶融して高温化すると共に高速化して溶射母材に衝
突させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は一般の機械器具の表面
に、金属又はセラミック等の溶射膜を緻密に形成するた
めのプラズマ溶射方法の改良に関するものである。
に、金属又はセラミック等の溶射膜を緻密に形成するた
めのプラズマ溶射方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプラズマ溶射方法はプラズマトー
チの陰極と陽極との間に直流高電圧を印加して、その間
にアークを形成し、該陰極の周囲からプラズマトーチの
出口に向かって噴出するアルゴン等のプラズマガスで前
記アークを合流して、そこにプラズマフレームを形成
し、該プラズマフレーム中にタングステン等の粉末状溶
射材を供給し、これをプラズマフレームの流れに乗って
移動する間に、プラズマガスの高熱によって溶融して液
滴状態にし、この液滴を前記一般機械器具等の溶射母材
の表面に衝突させて、そこに溶射膜を形成する方法であ
る。
チの陰極と陽極との間に直流高電圧を印加して、その間
にアークを形成し、該陰極の周囲からプラズマトーチの
出口に向かって噴出するアルゴン等のプラズマガスで前
記アークを合流して、そこにプラズマフレームを形成
し、該プラズマフレーム中にタングステン等の粉末状溶
射材を供給し、これをプラズマフレームの流れに乗って
移動する間に、プラズマガスの高熱によって溶融して液
滴状態にし、この液滴を前記一般機械器具等の溶射母材
の表面に衝突させて、そこに溶射膜を形成する方法であ
る。
【0003】この溶射方法はプラズマトーチの電極を保
護することと、入手が容易であること等を考慮して上述
のようなプラズマガスとしてアルゴンガスを用いるが、
このガスの特性上、その質量と熱伝導率が定っているの
で、前述のアルゴンガスによるプラズマフレームにおけ
る流速と質量の相乗積である運動量、及びプラズマフレ
ームにおけるプラズマのもつ高熱を溶射材料に伝導する
際の熱量にはおのずから限度がある。
護することと、入手が容易であること等を考慮して上述
のようなプラズマガスとしてアルゴンガスを用いるが、
このガスの特性上、その質量と熱伝導率が定っているの
で、前述のアルゴンガスによるプラズマフレームにおけ
る流速と質量の相乗積である運動量、及びプラズマフレ
ームにおけるプラズマのもつ高熱を溶射材料に伝導する
際の熱量にはおのずから限度がある。
【0004】従って、プラズマフレームによって運ばれ
る溶射材料が母材に衝突する際の速度及び液滴の温度も
夫々アルゴンガスの性質によって定まり、母材の表面に
液滴の堆積によって形成される溶射膜の緻密度を一定限
度以上向上することは困難である。
る溶射材料が母材に衝突する際の速度及び液滴の温度も
夫々アルゴンガスの性質によって定まり、母材の表面に
液滴の堆積によって形成される溶射膜の緻密度を一定限
度以上向上することは困難である。
【0005】プラズマガスとして炭酸ガスを用いると、
それらの性質上プラズマフレームの高速化と高温化を期
待できるが、酸化を早めたりして電極を傷め易いので、
長期間使用することができない。
それらの性質上プラズマフレームの高速化と高温化を期
待できるが、酸化を早めたりして電極を傷め易いので、
長期間使用することができない。
【0006】また窒素を用いると、上述の理由で電極を
傷めることは少ないが、そのガスの特性上1気圧におけ
る比重が0.967であり、1000°Cにおける熱伝
導率が7.4であるので、前記アルゴンガスのそれらが
夫々1.380、5.0であることと比較すると前記溶
射膜の緻密度をアルゴンを用いた場合よりそれ程向上す
ることは無理である。
傷めることは少ないが、そのガスの特性上1気圧におけ
る比重が0.967であり、1000°Cにおける熱伝
導率が7.4であるので、前記アルゴンガスのそれらが
夫々1.380、5.0であることと比較すると前記溶
射膜の緻密度をアルゴンを用いた場合よりそれ程向上す
ることは無理である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的はプラ
ズマトーチを用いた従来の溶射方法によって得られる母
材表面の溶射膜の内部構造を今までのそれより緻密にす
るための溶射方法を得ることである。
ズマトーチを用いた従来の溶射方法によって得られる母
材表面の溶射膜の内部構造を今までのそれより緻密にす
るための溶射方法を得ることである。
【0008】他の目的はアークを伸長させることで、高
電圧低電流とし、電極が損耗することを防止して、長期
間の使用に耐えられるようにすることである。
電圧低電流とし、電極が損耗することを防止して、長期
間の使用に耐えられるようにすることである。
【0009】また他の目的はプラズマトーチから母材に
向かって噴出するプラズマフレームの運動量を増加して
溶射材料の液滴の流速を高速化することと、プラズマの
もっている熱量を粉末状の溶射材料に高い熱伝導率で伝
導して高温にすることを両立することである。
向かって噴出するプラズマフレームの運動量を増加して
溶射材料の液滴の流速を高速化することと、プラズマの
もっている熱量を粉末状の溶射材料に高い熱伝導率で伝
導して高温にすることを両立することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の溶射方法は主
プラズマトーチの陰極の周囲からその出口を経て保護ガ
スを噴出し、該陰極と副プラズマトーチの陽極間にアー
クを発生し、該アークにおける陰極側寄りに炭酸ガスと
粉末状の溶射材料を供給することである。
プラズマトーチの陰極の周囲からその出口を経て保護ガ
スを噴出し、該陰極と副プラズマトーチの陽極間にアー
クを発生し、該アークにおける陰極側寄りに炭酸ガスと
粉末状の溶射材料を供給することである。
【0011】
【作用】主プラズマトーチの陰極の周囲から出口に向っ
て噴出する保護ガスによって、その陰極を保護し、該プ
ラズマトーチの陰極と副プラズマトーチの陽極間に高圧
直流電源を接続してその間にアークを発生する。
て噴出する保護ガスによって、その陰極を保護し、該プ
ラズマトーチの陰極と副プラズマトーチの陽極間に高圧
直流電源を接続してその間にアークを発生する。
【0012】該アークにおける陰極側寄りに比較的比重
の大きな二酸化炭素を供給して、高速で流れるプラズマ
フレームを形成し、そのプラズマフレーム中に粉末状溶
射材料を供給して、高速に流動し、その流動する間にプ
ラズマの熱で粉末状溶射材料を溶解して、無数の液滴状
にする。
の大きな二酸化炭素を供給して、高速で流れるプラズマ
フレームを形成し、そのプラズマフレーム中に粉末状溶
射材料を供給して、高速に流動し、その流動する間にプ
ラズマの熱で粉末状溶射材料を溶解して、無数の液滴状
にする。
【0013】斯様にして形成された高速の液滴を液射母
材の表面に高速で衝突させて堆積し、そこに緻密な内部
構造の溶射膜の層を形成する。
材の表面に高速で衝突させて堆積し、そこに緻密な内部
構造の溶射膜の層を形成する。
【0014】
【実施例】この発明の実施例を図1及び図2によって説
明すると、複合型プラズマトーチの主トーチ1と副トー
チ2の間にヘアピン状アーク17を形成し、該主トーチ
1にプラズマガスとして二酸化炭素を供給してプラズマ
フレーム21を形成し、そのプラズマフレーム21中に
供給された溶射材料20を液滴化すると共に高速化して
溶射母材に衝突して皮膜24を形成する溶射方法であ
る。
明すると、複合型プラズマトーチの主トーチ1と副トー
チ2の間にヘアピン状アーク17を形成し、該主トーチ
1にプラズマガスとして二酸化炭素を供給してプラズマ
フレーム21を形成し、そのプラズマフレーム21中に
供給された溶射材料20を液滴化すると共に高速化して
溶射母材に衝突して皮膜24を形成する溶射方法であ
る。
【0015】前記複合プラズマ装置の主トーチ1は主陰
極3を放出口4aを形成せる主外套4と絶縁物27で主
空間4bを隔てて同心的に包囲し、その主外套4に主プ
ラズマガス送入口5を図2に示すように主陰極3の周囲
に対して切線方向に形成し、ここから主空間4bに一次
プラズマガス6としてアルゴンガスを供給し、該主外套
4の外側を狭穿口31aを形成せる主第二外套31と絶
縁物29で主第2空間31bを隔てて同心的に包囲し、
その主第二外套31に主第二プラズマガス送入口32を
主外套4の周囲に対して切線方向に形成し、ここから第
二主空間31b内に二次プラズマガスとして二酸化炭素
ガス33を供給する。
極3を放出口4aを形成せる主外套4と絶縁物27で主
空間4bを隔てて同心的に包囲し、その主外套4に主プ
ラズマガス送入口5を図2に示すように主陰極3の周囲
に対して切線方向に形成し、ここから主空間4bに一次
プラズマガス6としてアルゴンガスを供給し、該主外套
4の外側を狭穿口31aを形成せる主第二外套31と絶
縁物29で主第2空間31bを隔てて同心的に包囲し、
その主第二外套31に主第二プラズマガス送入口32を
主外套4の周囲に対して切線方向に形成し、ここから第
二主空間31b内に二次プラズマガスとして二酸化炭素
ガス33を供給する。
【0016】また副トーチ2は副トーチ起動電極9を囲
み、かつ放出口10aを有する副第一外套10が、副ト
ーチ起動電極9と同心をなすように絶縁物28によって
取り付けられており、更に副プラズマガス12としてア
ルゴンガスが副ガス送入口11から送入されるようにな
っている。
み、かつ放出口10aを有する副第一外套10が、副ト
ーチ起動電極9と同心をなすように絶縁物28によって
取り付けられており、更に副プラズマガス12としてア
ルゴンガスが副ガス送入口11から送入されるようにな
っている。
【0017】又、副第二外套36は絶縁物30によって
副外套10と同心をなすように取り付けられており、副
第二プラズマガス送入口37を通って副二次プラズマガ
ス38としてアルゴンガスが送入される。
副外套10と同心をなすように取り付けられており、副
第二プラズマガス送入口37を通って副二次プラズマガ
ス38としてアルゴンガスが送入される。
【0018】主電源7はその負端子が前記主陰極3に接
続されており、正端子にはそれぞれスイッチ手段8、3
4を介して、主外套4及び主第二外套31に接続されて
いる。
続されており、正端子にはそれぞれスイッチ手段8、3
4を介して、主外套4及び主第二外套31に接続されて
いる。
【0019】副電源13はその正端子が主電源7の正端
子及び副トーチ2の副外套10に接続されており、副電
源13の負端子はスイッチ手段14を介して副トーチ起
動電極9に接続されている。
子及び副トーチ2の副外套10に接続されており、副電
源13の負端子はスイッチ手段14を介して副トーチ起
動電極9に接続されている。
【0020】図1及び2に示した各トーチの起動は次に
示すような順序で行われる。すなわち、スイッチ8を閉
じて主電源7により、主陰極3と主外套4の放出口4a
の間に主起動アーク15をまず形成させ、これによって
一次プラズマガス6としてのアルゴンガスが加熱され
て、主外套4の放出口4aから放出される導電性のプラ
ズマが主第二外套31の狭窄口31aを通って、主トー
チ1から放出される。
示すような順序で行われる。すなわち、スイッチ8を閉
じて主電源7により、主陰極3と主外套4の放出口4a
の間に主起動アーク15をまず形成させ、これによって
一次プラズマガス6としてのアルゴンガスが加熱され
て、主外套4の放出口4aから放出される導電性のプラ
ズマが主第二外套31の狭窄口31aを通って、主トー
チ1から放出される。
【0021】この時、スイッチ手段34を閉じ、次いで
スイッチ手段8を開くと、既に形成されているプラズマ
を介して主起動アーク15が消去されると同時に主陰極
3の先端から放出されるアークは、主第二外套起動アー
ク35を形成し、これによって、一次プラズマ6として
供給されるアルゴンガスと、二次プラズマガス33とし
て供給される二酸化炭素ガスが加熱されて、その二酸化
炭素ガスの特性上密度と、熱伝導率が共に大きいプラズ
マ炎23となり、これが主トーチ1の外部に放出され
る。
スイッチ手段8を開くと、既に形成されているプラズマ
を介して主起動アーク15が消去されると同時に主陰極
3の先端から放出されるアークは、主第二外套起動アー
ク35を形成し、これによって、一次プラズマ6として
供給されるアルゴンガスと、二次プラズマガス33とし
て供給される二酸化炭素ガスが加熱されて、その二酸化
炭素ガスの特性上密度と、熱伝導率が共に大きいプラズ
マ炎23となり、これが主トーチ1の外部に放出され
る。
【0022】次にスイッチ手段14を閉じて、副電源1
3によって副外套10と副トーチ起動電極9との間に副
起動アーク16を形成させると、副プラズマガス12が
このアークによって加熱され副外套10の放出口10a
よりの導電性プラズマが形成され、これは更に副第二外
套36の先端の狭窄口36aを通って導電性プラズマが
副トーチ2の外部に放出される。
3によって副外套10と副トーチ起動電極9との間に副
起動アーク16を形成させると、副プラズマガス12が
このアークによって加熱され副外套10の放出口10a
よりの導電性プラズマが形成され、これは更に副第二外
套36の先端の狭窄口36aを通って導電性プラズマが
副トーチ2の外部に放出される。
【0023】これらのプロセスが終了すると、主トーチ
1と副トーチ2とは、その中心軸が交叉するように設置
されているので、それぞれから放出される導電性のプラ
ズマが導電路を形成し、この段階において、スイッチ3
4及び14を開くと、主電源7によって主陰極3の先端
から副外套10の放出口10aの外面に向かって定常ヘ
アピンアーク17が形成され、この時主トーチ1に送入
されるガスの量と、副トーチ2に送入されるガスの量を
各々調整することによって、図1に示された如く、主ト
ーチ1の中心軸とほぼ同心をなすプラズマ炎23が形成
される。
1と副トーチ2とは、その中心軸が交叉するように設置
されているので、それぞれから放出される導電性のプラ
ズマが導電路を形成し、この段階において、スイッチ3
4及び14を開くと、主電源7によって主陰極3の先端
から副外套10の放出口10aの外面に向かって定常ヘ
アピンアーク17が形成され、この時主トーチ1に送入
されるガスの量と、副トーチ2に送入されるガスの量を
各々調整することによって、図1に示された如く、主ト
ーチ1の中心軸とほぼ同心をなすプラズマ炎23が形成
される。
【0024】材料送入管19よりプラズマ炎23に向か
って送入された皮膜材料20は、高温で高いエンタルピ
ーを持つプラズマ18によって直ちに高温に加熱されて
溶融し、溶融皮膜材料の液滴21に示した如く前述のよ
うに密度と熱伝導率の大きなプラズマ炎23に同伴され
ながら、あまり広がらないで母材25に向かって進行す
る。そしてこの間に、該液滴は大きな密度のプラズマガ
スによって高速化され、かつ大なる熱伝導率によって高
温化される。このようにして溶融皮膜材料の液滴21を
含むプラズマ炎23は、フレーム外套26に形成され、
かつ、母材25の直前に設けられたプラズマ分離手段2
2によって、プラズマ18のみが分離され、その直後に
溶融した高温の皮膜材料の液滴21は母材に高速で衝突
し、皮膜24を緻密に形成する。
って送入された皮膜材料20は、高温で高いエンタルピ
ーを持つプラズマ18によって直ちに高温に加熱されて
溶融し、溶融皮膜材料の液滴21に示した如く前述のよ
うに密度と熱伝導率の大きなプラズマ炎23に同伴され
ながら、あまり広がらないで母材25に向かって進行す
る。そしてこの間に、該液滴は大きな密度のプラズマガ
スによって高速化され、かつ大なる熱伝導率によって高
温化される。このようにして溶融皮膜材料の液滴21を
含むプラズマ炎23は、フレーム外套26に形成され、
かつ、母材25の直前に設けられたプラズマ分離手段2
2によって、プラズマ18のみが分離され、その直後に
溶融した高温の皮膜材料の液滴21は母材に高速で衝突
し、皮膜24を緻密に形成する。
【0025】以上図1及び図2に示す複合型プラズマト
ーチを用いる場合のプラズマ溶射方法を説明したが、本
発明はそれに限定されるものでなく、図3及び図4に示
す複合型プラズマトーチを用いて実施することも可能で
ある。
ーチを用いる場合のプラズマ溶射方法を説明したが、本
発明はそれに限定されるものでなく、図3及び図4に示
す複合型プラズマトーチを用いて実施することも可能で
ある。
【0026】図3のものは、主陰極3の中心軸上に同
心、同径の主ガス送入口5を設けた絶縁物27、放出口
4aを有する主外套4、主第二ガス送入口32を設けた
絶縁物29、そして狭窄口31aを有する主第二外套3
1によって主トーチ1が構成されている。
心、同径の主ガス送入口5を設けた絶縁物27、放出口
4aを有する主外套4、主第二ガス送入口32を設けた
絶縁物29、そして狭窄口31aを有する主第二外套3
1によって主トーチ1が構成されている。
【0027】この時、図4に示されるように主ガス送入
口5或は主第二ガス送入口32より主プラズマガス6或
は主第二ガス33がまずガス環状室48へ送入され、一
個の旋回流形成孔49或は等分に配置された複数個の旋
回流形成孔49を通って、絶縁物27或は絶縁物29の
内壁50を旋回するように矢印51の如く送入される。
口5或は主第二ガス送入口32より主プラズマガス6或
は主第二ガス33がまずガス環状室48へ送入され、一
個の旋回流形成孔49或は等分に配置された複数個の旋
回流形成孔49を通って、絶縁物27或は絶縁物29の
内壁50を旋回するように矢印51の如く送入される。
【0028】次に主トーチ1の中心軸と交叉するように
配置された副トーチ起動電極9は、同心をなすように順
に絶縁物28、放出口10aを有する副第一外套10、
絶縁物30そして副第二外套36によって取り付けられ
ており、更に主トーチ1の絶縁物27或は絶縁物29と
同様の図4の旋回流ガス形成手段47を有する絶縁物2
8に設けられた副ガス送入口11から副ガス12が送入
され、絶縁物30に設けられた副第二ガス送入口37を
通って副第二ガス38が送入されるようになっている。
配置された副トーチ起動電極9は、同心をなすように順
に絶縁物28、放出口10aを有する副第一外套10、
絶縁物30そして副第二外套36によって取り付けられ
ており、更に主トーチ1の絶縁物27或は絶縁物29と
同様の図4の旋回流ガス形成手段47を有する絶縁物2
8に設けられた副ガス送入口11から副ガス12が送入
され、絶縁物30に設けられた副第二ガス送入口37を
通って副第二ガス38が送入されるようになっている。
【0029】ここに、主電源7はその負端子が主陰極3
に接続されており、正端子にはそれぞれスイッチ手段
8、34を介して、主外套4及び主第二外套31に接続
されており、これらが全体として主トーチ1を構成して
いる。
に接続されており、正端子にはそれぞれスイッチ手段
8、34を介して、主外套4及び主第二外套31に接続
されており、これらが全体として主トーチ1を構成して
いる。
【0030】副電源13はその正端子が主電源7の正端
子及び副トーチ2の副外套10に接続されており、副電
源13の負端子はスイッチ手段14を介して副トーチ起
動電極9に接続され、これらが全体として副トーチ2を
形成している。
子及び副トーチ2の副外套10に接続されており、副電
源13の負端子はスイッチ手段14を介して副トーチ起
動電極9に接続され、これらが全体として副トーチ2を
形成している。
【0031】図3に示した各トーチの起動は次に示すよ
うな順序で行われる。すなわち、スイッチ8を閉じて主
電源7により、主陰極3と主外套4の放出口4aの間に
主起動アーク15をまず形成させ、これによって主プラ
ズマガス6が加熱されて、主外套4の放出口4aから導
電性のプラズマが主第二外套31の狭窄口31aを通っ
て、主トーチ1から放出される。
うな順序で行われる。すなわち、スイッチ8を閉じて主
電源7により、主陰極3と主外套4の放出口4aの間に
主起動アーク15をまず形成させ、これによって主プラ
ズマガス6が加熱されて、主外套4の放出口4aから導
電性のプラズマが主第二外套31の狭窄口31aを通っ
て、主トーチ1から放出される。
【0032】この時、スイッチ手段34を閉じ、次いで
スイッチ手段8を開くと、既に形成されている前記プラ
ズマ18を介して主起動アーク15が消去されると同時
に主陰極3の先端から放出されるアークは、主第二外套
起動アーク35を形成し、これによって、主プラズマガ
ス6と主第二ガス33が加熱されて、プラズマ炎23が
主トーチ1の外部に放出される。
スイッチ手段8を開くと、既に形成されている前記プラ
ズマ18を介して主起動アーク15が消去されると同時
に主陰極3の先端から放出されるアークは、主第二外套
起動アーク35を形成し、これによって、主プラズマガ
ス6と主第二ガス33が加熱されて、プラズマ炎23が
主トーチ1の外部に放出される。
【0033】次にスイッチ手段14を閉じて、副電源1
3によって副外套10と副トーチ起動電極9との間に副
起動アーク16を形成させると、副ガス12がこのアー
クによって加熱され、副外套10の放出口10aよりの
導電性プラズマ18aが形成され、これは更に副第二外
套36の先端の狭窄口36aを通って前記導電性プラズ
マ18aが副トーチ2の外部に放出される。
3によって副外套10と副トーチ起動電極9との間に副
起動アーク16を形成させると、副ガス12がこのアー
クによって加熱され、副外套10の放出口10aよりの
導電性プラズマ18aが形成され、これは更に副第二外
套36の先端の狭窄口36aを通って前記導電性プラズ
マ18aが副トーチ2の外部に放出される。
【0034】これらのプロセスが終了すると、主トーチ
1と副トーチ2とは、前述のとおりその中心軸が交叉す
るように設置されているので、それぞれから放出される
導電性のプラズマ18、18aが導電路を形成する。
1と副トーチ2とは、前述のとおりその中心軸が交叉す
るように設置されているので、それぞれから放出される
導電性のプラズマ18、18aが導電路を形成する。
【0035】この段階において、スイッチ34及び14
を開くと、主電源7によって主陰極3の先端から副外套
10の放出口10aの外面に向かって定常ヘアピンアー
ク17が形成される。
を開くと、主電源7によって主陰極3の先端から副外套
10の放出口10aの外面に向かって定常ヘアピンアー
ク17が形成される。
【0036】この時主トーチ1に送入されるガスの量
と、副トーチ2に送入されるガスの量を各々調整するこ
とによって、図3に示された如く、主トーチ1の中心軸
とほぼ同心をなすプラズマ炎23が形成される。
と、副トーチ2に送入されるガスの量を各々調整するこ
とによって、図3に示された如く、主トーチ1の中心軸
とほぼ同心をなすプラズマ炎23が形成される。
【0037】この時、図1に示されるように副トーチ2
の副トーチ起動電極9の先端を副第1外套10の放出口
10aの手前に位置させ、陽極点が放出口10aの内壁
であったものを、副トーチ起動電極9の先端を副第一外
套10の放出口10aの出口面上近傍に位置することに
より、副起動アーク16の陽極点を副第一外套10の放
出口10aの出口面上に形成させ、副起動アーク16を
副トーチ2の出口より図1のものと比較して伸長させ、
容易に定常ヘアピンアーク17を形成させることができ
る。
の副トーチ起動電極9の先端を副第1外套10の放出口
10aの手前に位置させ、陽極点が放出口10aの内壁
であったものを、副トーチ起動電極9の先端を副第一外
套10の放出口10aの出口面上近傍に位置することに
より、副起動アーク16の陽極点を副第一外套10の放
出口10aの出口面上に形成させ、副起動アーク16を
副トーチ2の出口より図1のものと比較して伸長させ、
容易に定常ヘアピンアーク17を形成させることができ
る。
【0038】また、副トーチ2のアーク18aの周りに
強い旋回流を形成するようにガスを供給する手段を設け
ることにより、アーク18aをトーチ2の軸心位置に維
持するとともに同心に旋回環状ガスシースを形成させ、
副トーチ2の副外套10の放出口10a及び副第二外套
36の狭窄口36aの内壁に及ぼす熱負荷は均一に軽減
され、アーク18aにより、局所的に損傷されることが
なく、保守、点検無しに安定した運転ができる。
強い旋回流を形成するようにガスを供給する手段を設け
ることにより、アーク18aをトーチ2の軸心位置に維
持するとともに同心に旋回環状ガスシースを形成させ、
副トーチ2の副外套10の放出口10a及び副第二外套
36の狭窄口36aの内壁に及ぼす熱負荷は均一に軽減
され、アーク18aにより、局所的に損傷されることが
なく、保守、点検無しに安定した運転ができる。
【0039】図3の材料送入管19よりプラズマ炎23
に向かって送入された皮膜材料20は、高温で高いエン
タルピーを持つプラズマ18によって直ちに高温に加熱
されて溶融し、溶融皮膜材料21に示した如くプラズマ
炎23に同伴されながら、あまり広がらないで母材25
に向かって進行する。
に向かって送入された皮膜材料20は、高温で高いエン
タルピーを持つプラズマ18によって直ちに高温に加熱
されて溶融し、溶融皮膜材料21に示した如くプラズマ
炎23に同伴されながら、あまり広がらないで母材25
に向かって進行する。
【0040】この溶融皮膜材料21を含むプラズマ炎2
3は、母材25の直前に設けられたプラズマ分離手段2
2によって、プラズマ18のみが分離され、その直後に
溶融した皮膜材料21は母材25に衝突し、皮膜24を
形成する。
3は、母材25の直前に設けられたプラズマ分離手段2
2によって、プラズマ18のみが分離され、その直後に
溶融した皮膜材料21は母材25に衝突し、皮膜24を
形成する。
【0041】この時、アーク柱周りに強い旋回流を形成
するようにガスを供給する手段を設けることにより、ア
ーク柱をトーチの軸心位置に維持するとともに同心に旋
回環状ガスシースを形成させた結果、従来のプラズマ炎
23を形成する複合トーチ型プラズマ溶射装置ではなし
得なかった乱流域で、プラズマ炎23が高密度に絞ら
れ、伸長した安定な状態で溶射ができ、溶射溶材料はよ
く溶融し、高速度で母材25に吹き付けられるので、高
品質な皮膜24が高効率で得られる。
するようにガスを供給する手段を設けることにより、ア
ーク柱をトーチの軸心位置に維持するとともに同心に旋
回環状ガスシースを形成させた結果、従来のプラズマ炎
23を形成する複合トーチ型プラズマ溶射装置ではなし
得なかった乱流域で、プラズマ炎23が高密度に絞ら
れ、伸長した安定な状態で溶射ができ、溶射溶材料はよ
く溶融し、高速度で母材25に吹き付けられるので、高
品質な皮膜24が高効率で得られる。
【0042】図5に示すものは図3及び図4の実施例に
おいて、副トーチ2を主トーチ1の中心軸線上に複数個
等角度間隔をおいて放射状に設けたものであり、同図中
図3及び図4と同一符号で示す部分はその名称及び機能
についても同様である。
おいて、副トーチ2を主トーチ1の中心軸線上に複数個
等角度間隔をおいて放射状に設けたものであり、同図中
図3及び図4と同一符号で示す部分はその名称及び機能
についても同様である。
【0043】上記図5に示す複合型プラズマ溶射装置を
用いて、その主第二ガス送入口33から第二プラズマガ
スとしてCO2 を送入した場合の2つの実例を以下に示
す。
用いて、その主第二ガス送入口33から第二プラズマガ
スとしてCO2 を送入した場合の2つの実例を以下に示
す。
【0044】第1例 溶射粒子21の加熱より充分な加速が求められるプラズ
マ溶射法の一例として、WC−12%Coのような大気
下・高温域で材料が熱分解しやすい溶射材料20につい
て、表1に示すような低エンタルピーの溶射条件で溶射
した。
マ溶射法の一例として、WC−12%Coのような大気
下・高温域で材料が熱分解しやすい溶射材料20につい
て、表1に示すような低エンタルピーの溶射条件で溶射
した。
【0045】
【表1】
【0046】また、材料性状として、プラズマ中で熱分
解しやすい一次粒子の微細な造粒粉を用いた。その結
果、プラズマガス33にCO2 を用いたものは、従来の
窒素を用いたものに比べて、表2に示すように皮膜24
の硬度は、大幅に向上し、そして耐摩耗性についても図
6に示すJIS−H−8615に応じたアプレッシブ摩
耗試験結果から、極めて良好であった。
解しやすい一次粒子の微細な造粒粉を用いた。その結
果、プラズマガス33にCO2 を用いたものは、従来の
窒素を用いたものに比べて、表2に示すように皮膜24
の硬度は、大幅に向上し、そして耐摩耗性についても図
6に示すJIS−H−8615に応じたアプレッシブ摩
耗試験結果から、極めて良好であった。
【0047】
【表2】
【0048】このようにCO2 プラズマ溶射により、高
品質な皮膜特性が得られたのは、溶射粒子21が充分に
加速されたことによるものである。それは、図7、図8
及び図9のX線回折結果から、ガス密度の大きいCO
2 、空気、窒素の順に、すなわちガス速度の大きい順に
WCの分解が抑えられていることからもわかる。
品質な皮膜特性が得られたのは、溶射粒子21が充分に
加速されたことによるものである。それは、図7、図8
及び図9のX線回折結果から、ガス密度の大きいCO
2 、空気、窒素の順に、すなわちガス速度の大きい順に
WCの分解が抑えられていることからもわかる。
【0049】第2例 溶射粒子21の加速かつ加熱が求められるプラズマ溶射
法の一例として、Cr2O3 溶射材料について、表3に
示す溶射条件で溶射した。
法の一例として、Cr2O3 溶射材料について、表3に
示す溶射条件で溶射した。
【0050】
【表3】
【0051】その結果、プラズマガス33にCO2 を用
いたものは、従来の酸素、空気や窒素を用いたものに比
べて、第4表に示すように皮膜の硬度は、大幅に向上
し、そして耐摩耗性についても図6に示すJIS−H−
8615に応じたアブレッシブ摩耗試験結果から、良好
であった。
いたものは、従来の酸素、空気や窒素を用いたものに比
べて、第4表に示すように皮膜の硬度は、大幅に向上
し、そして耐摩耗性についても図6に示すJIS−H−
8615に応じたアブレッシブ摩耗試験結果から、良好
であった。
【0052】
【表4】
【0053】このようにCO2 プラズマ溶射により、高
品質な皮膜特性が得られたのは、CO2 が高温域で熱伝
達性が良くサーマルピンチ効果が促進されて、熱集中性
が高まり、溶射粒子21が充分に加熱かつ加速されたこ
とによるものである。溶射粒子21が充分に加熱された
ことは、表3の溶射条件でプラズマガス33にCO2を
用いたときの溶射効率が、従来の酸素、空気や窒素を用
いたものに比べて、約50%向上したことからもわか
る。
品質な皮膜特性が得られたのは、CO2 が高温域で熱伝
達性が良くサーマルピンチ効果が促進されて、熱集中性
が高まり、溶射粒子21が充分に加熱かつ加速されたこ
とによるものである。溶射粒子21が充分に加熱された
ことは、表3の溶射条件でプラズマガス33にCO2を
用いたときの溶射効率が、従来の酸素、空気や窒素を用
いたものに比べて、約50%向上したことからもわか
る。
【0054】
【発明の効果】この発明は上述のとおりであるので、母
材の表面に形成される溶射膜の内部構造を従来の方法と
比較してそれよりも緻密にすることができる。
材の表面に形成される溶射膜の内部構造を従来の方法と
比較してそれよりも緻密にすることができる。
【0055】また、アークを伸長させることで、高電圧
低電流とし、電極の先端部分の損耗することを防止して
表期間の使用に耐えられる。
低電流とし、電極の先端部分の損耗することを防止して
表期間の使用に耐えられる。
【0056】特に主トーチに二酸化炭素ガスを供給する
ことによって、そのガスの特性、即ち、密度と熱伝導率
が共に高いことを利用して、プラズマフレームの運動量
を増加し、溶射材料の液滴の流速を高速化するととも
に、プラズマのもっている高熱量をその高い熱伝導率で
高熱化することを両立させることができる。
ことによって、そのガスの特性、即ち、密度と熱伝導率
が共に高いことを利用して、プラズマフレームの運動量
を増加し、溶射材料の液滴の流速を高速化するととも
に、プラズマのもっている高熱量をその高い熱伝導率で
高熱化することを両立させることができる。
【図1】本発明のプラズマ溶射方法の実施例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図2】図1のII−II線部の断面図である。
【図3】他の実施例の縦断面図である。
【図4】図3のIV−IV線部の断面図である。
【図5】更に他の実施例の縦断面図である。
【図6】WC−12%Co溶射皮膜のアブレッシブ摩耗
試験結果を示す線図である。
試験結果を示す線図である。
【図7】WC−12%Co溶射皮膜のX線回折結果を示
す線図である。
す線図である。
【図8】WC−12%Co溶射皮膜のX線回折結果を示
す他の線図である。
す他の線図である。
【図9】WC−12%Co溶射皮膜のX線回折結果を示
す別の線図である。
す別の線図である。
【図10】Cr2 O3 溶射皮膜のアブレッシブ摩耗試験
結果を示す線図である。
結果を示す線図である。
1 主トーチ 2 副トーチ 3 主陰極 4 主外套 4a 放出口 4b 主空間 5 主ガス送入口 6 主プラズマガス 7 主電源 8 スイッチ手段 9 副トーチ起動電極 10 副外套 10a 放出口 11 副ガス送入口 12 副プラズマガス 13 副電源 14 スイッチ手段 15 主起動アーク 16 副起動アーク 17 定常ヘアピンアーク 18 プラズマ 19 材料送入管 20 皮膜材料 21 溶融被膜材料の液滴 22 プラズマ分離手段 23 プラズマ炎 24 皮膜 25 母材 26 フレーム外套 27 絶縁物 28 絶縁物 29 絶縁物 30 絶縁物 31 主第二外套 32 主第二ガス送入口 33 主第二ガス 34 スイッチ手段 35 主第二外套起動アーク 36 副第二外套 37 副第二ガス送入口 38 副第二ガス 39 旋回流ガス形成手段 40 ガス環状室 41 旋回流形成孔 42 内壁 43 矢印
Claims (4)
- 【請求項1】 プラズマ溶射トーチのプラズマガスとし
て二酸化炭素、酸素又は空気を用いることを特徴とする
プラズマ溶射方法。 - 【請求項2】 複合型プラズマ溶射トーチの主トーチの
陰極と副トーチの陽極間にアークを発生し、該主トーチ
にプラズマガスとして二酸化炭素を供給し、該主トーチ
の出口から外方に向かってプラズマ炎を主トーチの中心
軸と同心的に噴出し、そのプラズマ炎に粉末状の溶射材
料を供給して、それをプラズマ炎で溶融して高温化する
と共に高速化して溶射母材に衝突することを特徴とする
プラズマ溶射方法。 - 【請求項3】 複合型プラズマ溶射トーチの主トーチの
陰極と副トーチの陽極間にアークを発生し、該主トーチ
にプラズマガスとして酸素を供給し、該主トーチの出口
から主トーチの中心軸と同心的に旋回しながら外方に向
かってプラズマ炎を噴出し、そのプラズマ炎に粉末状の
溶射材料を供給して、それをプラズマ炎で溶融して高温
化すると共に高速化して溶射母材に衝突することを特徴
とするプラズマ溶射方法。 - 【請求項4】 複合型プラズマ溶射トーチの主トーチの
陰極と副トーチの陽極間にアークを発生し、該主トーチ
にプラズマガスとして空気を供給し、該主トーチの出口
から主トーチの中心軸と同心的に旋回しながら外方に向
かってプラズマ炎を噴出し、そのプラズマ炎に粉末状の
溶射材料を供給して、それをプラズマ炎で溶融して高温
化すると共に高速化して溶射母材に衝突することを特徴
とするプラズマ溶射方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4147625A JPH05339699A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | プラズマ溶射方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4147625A JPH05339699A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | プラズマ溶射方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05339699A true JPH05339699A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15434560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4147625A Pending JPH05339699A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | プラズマ溶射方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05339699A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006002242A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-05 | Ofic Co | プラズマ溶射装置 |
| CN1313237C (zh) * | 2003-11-10 | 2007-05-02 | 中国石油天然气集团公司 | 双焊炬管道全位置自动焊机对称弧摆机构 |
| JP2010043341A (ja) * | 2008-08-18 | 2010-02-25 | Nihon Ceratec Co Ltd | 複合トーチ型プラズマ発生装置 |
| WO2016151826A1 (ja) * | 2015-03-25 | 2016-09-29 | 中国電力株式会社 | プラズマ溶射装置 |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP4147625A patent/JPH05339699A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1313237C (zh) * | 2003-11-10 | 2007-05-02 | 中国石油天然气集团公司 | 双焊炬管道全位置自动焊机对称弧摆机构 |
| JP2006002242A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-05 | Ofic Co | プラズマ溶射装置 |
| JP2010043341A (ja) * | 2008-08-18 | 2010-02-25 | Nihon Ceratec Co Ltd | 複合トーチ型プラズマ発生装置 |
| WO2016151826A1 (ja) * | 2015-03-25 | 2016-09-29 | 中国電力株式会社 | プラズマ溶射装置 |
| JPWO2016151826A1 (ja) * | 2015-03-25 | 2017-04-27 | 中国電力株式会社 | プラズマ溶射装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US12030078B2 (en) | Plasma transfer wire arc thermal spray system | |
| EP0368547B1 (en) | Plasma generating apparatus and method | |
| US5144110A (en) | Plasma spray gun and method of use | |
| EP0775436B1 (en) | Plasma torch with axial injection of feedstock | |
| US4841114A (en) | High-velocity controlled-temperature plasma spray method and apparatus | |
| JP6059337B2 (ja) | プラズマ溶射装置 | |
| JPH0450070B2 (ja) | ||
| JPH0622719B2 (ja) | 複ト−チ型プラズマ溶射方法及びその装置 | |
| GB2367521A (en) | Electric arc metal spraying | |
| JP5515277B2 (ja) | プラズマ溶射装置 | |
| JPH01319297A (ja) | 高速・温度制御式プラズマスプレー法及び装置 | |
| JP4164610B2 (ja) | プラズマ溶射装置 | |
| JPH0763034B2 (ja) | 軸供給型プラズマ加熱材料噴射装置 | |
| JP2000160317A (ja) | プラズマ溶射装置 | |
| JPH08167497A (ja) | プラズマ溶射トーチ | |
| JPH07110984B2 (ja) | タングステンカーバイドの溶射方法 | |
| GB2281233A (en) | Apparatus for and methods of producing a particulate spray | |
| JP2007090209A (ja) | 複合トーチ型プラズマ溶射装置 | |
| KR100323494B1 (ko) | 분말강화재 분사용 플라즈마건 장치 | |
| JPH0819513B2 (ja) | クロミヤの溶射方法 | |
| JPH07110985B2 (ja) | プラズマ溶射方法及びその装置 | |
| JPH07110983B2 (ja) | プラズマ溶射方法及びその装置 |