JPH053398B2 - - Google Patents
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- JPH053398B2 JPH053398B2 JP58138432A JP13843283A JPH053398B2 JP H053398 B2 JPH053398 B2 JP H053398B2 JP 58138432 A JP58138432 A JP 58138432A JP 13843283 A JP13843283 A JP 13843283A JP H053398 B2 JPH053398 B2 JP H053398B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- lower alkyl
- alkyl group
- dye
- recording
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
本発明は、トリシアノ系感熱転写記録用色素に
関するものである。 現在、テレビ、CRTカラーデイスブレー、カ
ラーフアクシミリ、磁気カメラなどからカラーハ
ードコピーを得る方法として昇華型感熱転写記録
方法が提案されている。 この方法は昇華性色素を塗布した転写シートを
感熱記録ヘツドで加熱して被記録体に色素を昇華
転写し、カラー記録を得る方法であるが、感熱ヘ
ツドに印加するエネルギーを調整することにより
色素の昇華量を制御できるため階調表現が容易で
あり、他の記録方法に比べ特に、フルカラーハー
ドコピーを得るのに有利である。 ところでこの記録方法に使用する色素として
は、以下のような条件が具備される必要がある。 感熱記録ヘツドの作動条件で容易に昇華する
こと。 感熱記録ヘツドの作動条件で熱分解しないこ
と。 色再現上、好ましい色相を有すること。 分子吸光係数が大きいこと。 光、湿気、薬品などに対して安定なこと。 合成が容易なこと。 本発明は、上記感熱記録方法に使用する色素の
必要条件において、特に、及びを満足する
マゼンタ色の色素を提供することを目的とするも
のである。 すなわち、本発明は、 下記一般式〔〕 (式中、R1、R2は低級アルキル基、アラルキル
基、アリール基、シクロヘキシル基、ハロゲノ低
級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、
低級アルコキシ低級アルコキシ低級アルキル基、
ヒドロキシ低級アルキル基、テトラヒドロフルフ
リル基、アラルキルオキシ低級アルキル基、アリ
ールオキシ低級アルキル基、アルケニルオキシ低
級アルキル基、テトラヒドロフルフリルオキシ低
級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級ア
ルキル基、低級アルキルカルボニルオキシ低級ア
ルキル基、低級アルコキシカルボニルオキシ低級
アルキル基を表わす。ただし、R1、R2は同時に
は低級アルキル基をとることはない。) で示されるトリシアノ系感熱転写記録用色素をそ
の要旨とするものである。 前示一般式〔〕で示されるR1、R2としては
メチル基、エチル基、直鎖状もしくは分岐鎖状の
プロピル基、ブチル基等の低級アルキル基;フエ
ネチル基、ベンジル基、フエニルプロピル基等の
アラルキル基;フエニル基、p−クロロフエニル
基等のアリール基;シクロヘキシル基;メトキシ
エチル基、エトキシエチル基、プロポキシエチル
基、ブトキシエチル基、γ−メトキシブチル基等
の低級アルコキシ低級アルキル基;メトキシエト
キシエチル基、エトキシエトキシエチル基、プロ
ポキシエトキシエチル基等の低級アルコキシ低級
アルコキシ低級アルキル基;ヒドロキシエチル
基、β−ヒドロキシプロピル基、β−ヒドロキシ
ブチル基等のヒドロキシ低級アルキル基;クロロ
エチル基、クロロプロピル基、プロモエチル基、
ヨードエチル基等のハロゲノ低級アルキル基;シ
アノメチル基、テトラヒドロフルフリル基;アリ
ルオキシエチル基、2−メチルアリルオキシエチ
ル基等のアルケニルオキシ低級アルキル基;フエ
ニルオキシエチル基、p−クロロフエニルオキシ
エチル基等のアリールオキシ低級アルキル基;ベ
ンジルオキシエチル基、フエネチルオキシエチル
基等のアラルキルオキシ低級アルキル基;メトキ
シカルボニルエチル基、エトキシカルボニルエチ
ル基、プロポキシカルボニルエチル基、メトキシ
カルボニルメチル基、エトキシカルボニルメチル
基等の低級アルコキシカルボニル低級アルキル
基;アセトキシエチル基、プロピオニルオキシエ
チル基、β−アセトキシプロピル基、β−アセト
キシブチル基等の低級アルキルカルボニルオキシ
低級アルキル基;メトキシカルボニルオキシエチ
ル基;エトキシカルボニルオキシエチル基等の低
級アルコキシカルボニルオキシ低級アルキル基;
テトラヒドロフルフリルオキシエチル基等のテト
ラヒドロフルフリルオキシ低級アルキル基が挙げ
られる。 特に好ましいR1、R2としてはC1〜4アルキル基、
フエネチル基、γ−メトキシブチル基、クロロエ
チル基、ベンジル基、メトキシエチル基、メトキ
シエトキシエチル基、テトラヒドロフルフリル
基、フエニル基、シクロヘキシル基、フエネチル
オキシエチル基、フエノキシエチル基、アリルオ
キシエチル基、テトラヒドロフルフリルオキシエ
チル基、ヒドロキシエチル基、メトキシカルボニ
ルエチル基、アセトキシエチル基等が挙げられ
る。 尚、本発明において、マゼンタ色素とは、一般
にその可視吸収スペクトルに於いて約510〜560n
mの範囲に極大値を持つ吸収帯を有し、他の波長
域に吸収帯を有しない色素を言う。 本発明色素の製造方法としては、下記一般式
〔〕 (式中、R1、R2は前記一般式〔〕におけると
同一の意味を表わす。) で示されるアニリン類にテトラシアノエチレンを
有機溶媒中で反応させ、反応後析出する目的物を
過することにより容易に得ることができる。反
応後、目的物が析出しない場合には、目的物に対
する溶解度の低い溶剤あるいは水などを添加する
ことにより目的物を析出させることができる。
又、目的物は必要に応じて再結晶あるいはカラム
クロマトグラフイーなどの通常の手段により精製
することもできる。 本発明の色素をもちいて感熱転写記録用インキ
を製造する方法としては、色素を適当な樹脂、溶
剤、水等と混合し、該記録用インキとすればよ
い。また熱転写方法としては、上記で得られたイ
ンキを適当な基材上に塗布して転写シートを作成
し、該シートを被記録体と重ね、次いでシートの
背面から感熱記録ヘツドで加熱及び加圧する方法
を挙げることができ、そのようにすればシート上
の色素が被記録体上に転写される。 上記のインキを調製するための樹脂としては、
通常の印刷インキに使用されるもので良く、ロジ
ン系、フエノール系、キシレン系、石油系、ビニ
ル系、ポリアミド系、アルキツド系、ニトロセル
ロース系、アルキルセルロースアルキルセルロー
ス類などの油性系の樹脂あるいはマレイン酸系、
アクリル酸系、カゼイン、シエラツク、ニカワな
どの水性系樹脂が使用できる。又、インキ調製の
ための溶剤としては、メタノール、エタノール、
プロパノール、ブタノールなどのアルコール類、
メチルセロソルブ、エチルセロソルブなどのセロ
ソルブ類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの
芳香族類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステ
ル類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘ
キサノンなどのケトン類、リグロイン、シクロヘ
キサン、ケロシンなどの炭化水素類、ジメチルホ
ルムアミドなどが使用できるが、水性系樹脂を使
用の場合には水または水と上記の溶剤類を混合し
使用することもできる。 インキを塗布する基材としては、コンデンサー
紙、グラシン紙のような薄葉紙、ポリエステル、
ポリアミド、ポリイミドのような耐熱性の良好な
プラスチツクのフイルムが適しているが、これら
の基材は感熱記録ヘツドから色素への伝熱効率を
良くするため5〜50μm程度の厚さが適当であ
る。 又、被記録体としては、普通紙を用いることも
できるが色素の発色を良くするために、それらに
色素と相溶性の良好な樹脂をコーテイングしたも
の、含浸したものあるいは樹脂のフイルムをラミ
ネートしたものや、アセチル化処理した特殊な加
工紙を使用することにより良好な記録ができる。
又、各種樹脂のフイルムあるいはそれらから作ら
れた合成紙を使用することもできる。 更に、転写記録後転写記録面に例えばポリエス
テルフイルムを熱プレスしラミネートすることに
より色素の発色の改良及び記録の保存安定化を計
ることができる。 本発明の色素は鮮明なマゼンタ色であるため例
えば下記構造式 で表わされるイエロー色色素および下記構造式 で表わされるシアン色色素と組み合せてフルカラ
ーを得るのに適している。 上記のイエロー色色素はN−メチル−3−シア
ノ−4−メチル−6−ヒドロキシ−2−ピリドン
にアニリンをジアゾ化カツプリングすることによ
つて容易に得られる。また上記のシアン色色素は
1−アミノ−2−カルボキシ−4−メチルアミノ
アントラキノンを濃硫酸中でメタノールを作用さ
せることによつて得られる。 以下実施例によりこの発明を具体的に説明する
が、本実施例は本願発明を限定するものではな
い。 実施例 1 (i) 色素の製造 N−エチル−N−フエネチルアニリン8.4g
をN,N−ジメチルホルムアミド15ml中に仕込
み、この中にテトラシアノエチレン3.84gを添
加後、約50℃で1時間反応した後、反応液を室
温まで冷却し、メタノール60mlを加え、析出し
た暗赤色結晶を過し、メタノールおよび水で
洗浄後、乾燥して下記構造式の色素を8.8g得
た。 この色素の融点は、124〜126℃であり、マス
スペクトルに於てm/e=326の親イオンピー
クを示した。又、クロロホルム中での可視吸収
スペクトルに於て526nmに極大吸収値を示し
た。 (ii) 感熱転写記録用インキの調製方法 上記(i)項で得られた色素 2g エチルセルロース 8g イソプロパノール 90g 計 100g 上記組成の色素混合物を、ガラスビーズを使
用するペイントコンデイシヨナーで約30分間混
合処理することにより該インキを調製した。 (iii) 転写シートの作成方法 グラビア校正機(版深30μm)を用い上記イ
ンキをコンデンサー紙(10μm)に塗布した。 (iv) 受像紙の作成方法 飽和ポリエステル34重量%の水分散液(東洋
紡績株式会社製造バイロナールMD−1200)10
gと重炭酸カルシウム(丸尾カルシウム製造ス
ーパー1500)50重量%の水スラリー50gを混合
し、調製した塗料を上質紙(厚さ200μm)に
バーコーター(RK Print Coat Instruments
社製造No.5)を用いて塗布した。 (v) 転写記録方法 上記転写シートのインキ塗布面を上記受像紙
塗料塗布面に重ね、250Ωの発熱抵抗体を4ド
ツト/〓の密度で持つ感熱ヘツドを使用し、熱
転写記録を行ない色濃度1.20のマゼンタ色の記
録を得た。この時感熱ヘツドには18Vの電圧が
6ミリ秒加えられた。 なお、色濃度は米国マクベス社製造デンシト
メーターRD−514型(フイルター:ラツテン
No.58)を用いて測定した。 色濃度は下記式により計算した。 色濃度=log10(Io/I) Io:標準白色反射板からの反射光の強さ I:試験物体からの反射光の強さ また、得られた記録の耐光性試験をカーボン
アークフエードメーター(スガ試験機社製造)
を用いて実施(ブラツクパネル温度63±2℃)
したが40時間の照射でほとんど変色しなかつ
た。 実施例 2 第1表に示す色素2gを使用し、実施例1と同
様の方法によりインキの調製、転写シート及び受
像紙の作成、転写記録を行ない、各々第1表に示
す色濃度のマゼンタ色の記録を得た。これらの記
録は全て実施例1と同様の方法による耐光性の試
験でほとんど変色しなかつた。
関するものである。 現在、テレビ、CRTカラーデイスブレー、カ
ラーフアクシミリ、磁気カメラなどからカラーハ
ードコピーを得る方法として昇華型感熱転写記録
方法が提案されている。 この方法は昇華性色素を塗布した転写シートを
感熱記録ヘツドで加熱して被記録体に色素を昇華
転写し、カラー記録を得る方法であるが、感熱ヘ
ツドに印加するエネルギーを調整することにより
色素の昇華量を制御できるため階調表現が容易で
あり、他の記録方法に比べ特に、フルカラーハー
ドコピーを得るのに有利である。 ところでこの記録方法に使用する色素として
は、以下のような条件が具備される必要がある。 感熱記録ヘツドの作動条件で容易に昇華する
こと。 感熱記録ヘツドの作動条件で熱分解しないこ
と。 色再現上、好ましい色相を有すること。 分子吸光係数が大きいこと。 光、湿気、薬品などに対して安定なこと。 合成が容易なこと。 本発明は、上記感熱記録方法に使用する色素の
必要条件において、特に、及びを満足する
マゼンタ色の色素を提供することを目的とするも
のである。 すなわち、本発明は、 下記一般式〔〕 (式中、R1、R2は低級アルキル基、アラルキル
基、アリール基、シクロヘキシル基、ハロゲノ低
級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、
低級アルコキシ低級アルコキシ低級アルキル基、
ヒドロキシ低級アルキル基、テトラヒドロフルフ
リル基、アラルキルオキシ低級アルキル基、アリ
ールオキシ低級アルキル基、アルケニルオキシ低
級アルキル基、テトラヒドロフルフリルオキシ低
級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級ア
ルキル基、低級アルキルカルボニルオキシ低級ア
ルキル基、低級アルコキシカルボニルオキシ低級
アルキル基を表わす。ただし、R1、R2は同時に
は低級アルキル基をとることはない。) で示されるトリシアノ系感熱転写記録用色素をそ
の要旨とするものである。 前示一般式〔〕で示されるR1、R2としては
メチル基、エチル基、直鎖状もしくは分岐鎖状の
プロピル基、ブチル基等の低級アルキル基;フエ
ネチル基、ベンジル基、フエニルプロピル基等の
アラルキル基;フエニル基、p−クロロフエニル
基等のアリール基;シクロヘキシル基;メトキシ
エチル基、エトキシエチル基、プロポキシエチル
基、ブトキシエチル基、γ−メトキシブチル基等
の低級アルコキシ低級アルキル基;メトキシエト
キシエチル基、エトキシエトキシエチル基、プロ
ポキシエトキシエチル基等の低級アルコキシ低級
アルコキシ低級アルキル基;ヒドロキシエチル
基、β−ヒドロキシプロピル基、β−ヒドロキシ
ブチル基等のヒドロキシ低級アルキル基;クロロ
エチル基、クロロプロピル基、プロモエチル基、
ヨードエチル基等のハロゲノ低級アルキル基;シ
アノメチル基、テトラヒドロフルフリル基;アリ
ルオキシエチル基、2−メチルアリルオキシエチ
ル基等のアルケニルオキシ低級アルキル基;フエ
ニルオキシエチル基、p−クロロフエニルオキシ
エチル基等のアリールオキシ低級アルキル基;ベ
ンジルオキシエチル基、フエネチルオキシエチル
基等のアラルキルオキシ低級アルキル基;メトキ
シカルボニルエチル基、エトキシカルボニルエチ
ル基、プロポキシカルボニルエチル基、メトキシ
カルボニルメチル基、エトキシカルボニルメチル
基等の低級アルコキシカルボニル低級アルキル
基;アセトキシエチル基、プロピオニルオキシエ
チル基、β−アセトキシプロピル基、β−アセト
キシブチル基等の低級アルキルカルボニルオキシ
低級アルキル基;メトキシカルボニルオキシエチ
ル基;エトキシカルボニルオキシエチル基等の低
級アルコキシカルボニルオキシ低級アルキル基;
テトラヒドロフルフリルオキシエチル基等のテト
ラヒドロフルフリルオキシ低級アルキル基が挙げ
られる。 特に好ましいR1、R2としてはC1〜4アルキル基、
フエネチル基、γ−メトキシブチル基、クロロエ
チル基、ベンジル基、メトキシエチル基、メトキ
シエトキシエチル基、テトラヒドロフルフリル
基、フエニル基、シクロヘキシル基、フエネチル
オキシエチル基、フエノキシエチル基、アリルオ
キシエチル基、テトラヒドロフルフリルオキシエ
チル基、ヒドロキシエチル基、メトキシカルボニ
ルエチル基、アセトキシエチル基等が挙げられ
る。 尚、本発明において、マゼンタ色素とは、一般
にその可視吸収スペクトルに於いて約510〜560n
mの範囲に極大値を持つ吸収帯を有し、他の波長
域に吸収帯を有しない色素を言う。 本発明色素の製造方法としては、下記一般式
〔〕 (式中、R1、R2は前記一般式〔〕におけると
同一の意味を表わす。) で示されるアニリン類にテトラシアノエチレンを
有機溶媒中で反応させ、反応後析出する目的物を
過することにより容易に得ることができる。反
応後、目的物が析出しない場合には、目的物に対
する溶解度の低い溶剤あるいは水などを添加する
ことにより目的物を析出させることができる。
又、目的物は必要に応じて再結晶あるいはカラム
クロマトグラフイーなどの通常の手段により精製
することもできる。 本発明の色素をもちいて感熱転写記録用インキ
を製造する方法としては、色素を適当な樹脂、溶
剤、水等と混合し、該記録用インキとすればよ
い。また熱転写方法としては、上記で得られたイ
ンキを適当な基材上に塗布して転写シートを作成
し、該シートを被記録体と重ね、次いでシートの
背面から感熱記録ヘツドで加熱及び加圧する方法
を挙げることができ、そのようにすればシート上
の色素が被記録体上に転写される。 上記のインキを調製するための樹脂としては、
通常の印刷インキに使用されるもので良く、ロジ
ン系、フエノール系、キシレン系、石油系、ビニ
ル系、ポリアミド系、アルキツド系、ニトロセル
ロース系、アルキルセルロースアルキルセルロー
ス類などの油性系の樹脂あるいはマレイン酸系、
アクリル酸系、カゼイン、シエラツク、ニカワな
どの水性系樹脂が使用できる。又、インキ調製の
ための溶剤としては、メタノール、エタノール、
プロパノール、ブタノールなどのアルコール類、
メチルセロソルブ、エチルセロソルブなどのセロ
ソルブ類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの
芳香族類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステ
ル類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘ
キサノンなどのケトン類、リグロイン、シクロヘ
キサン、ケロシンなどの炭化水素類、ジメチルホ
ルムアミドなどが使用できるが、水性系樹脂を使
用の場合には水または水と上記の溶剤類を混合し
使用することもできる。 インキを塗布する基材としては、コンデンサー
紙、グラシン紙のような薄葉紙、ポリエステル、
ポリアミド、ポリイミドのような耐熱性の良好な
プラスチツクのフイルムが適しているが、これら
の基材は感熱記録ヘツドから色素への伝熱効率を
良くするため5〜50μm程度の厚さが適当であ
る。 又、被記録体としては、普通紙を用いることも
できるが色素の発色を良くするために、それらに
色素と相溶性の良好な樹脂をコーテイングしたも
の、含浸したものあるいは樹脂のフイルムをラミ
ネートしたものや、アセチル化処理した特殊な加
工紙を使用することにより良好な記録ができる。
又、各種樹脂のフイルムあるいはそれらから作ら
れた合成紙を使用することもできる。 更に、転写記録後転写記録面に例えばポリエス
テルフイルムを熱プレスしラミネートすることに
より色素の発色の改良及び記録の保存安定化を計
ることができる。 本発明の色素は鮮明なマゼンタ色であるため例
えば下記構造式 で表わされるイエロー色色素および下記構造式 で表わされるシアン色色素と組み合せてフルカラ
ーを得るのに適している。 上記のイエロー色色素はN−メチル−3−シア
ノ−4−メチル−6−ヒドロキシ−2−ピリドン
にアニリンをジアゾ化カツプリングすることによ
つて容易に得られる。また上記のシアン色色素は
1−アミノ−2−カルボキシ−4−メチルアミノ
アントラキノンを濃硫酸中でメタノールを作用さ
せることによつて得られる。 以下実施例によりこの発明を具体的に説明する
が、本実施例は本願発明を限定するものではな
い。 実施例 1 (i) 色素の製造 N−エチル−N−フエネチルアニリン8.4g
をN,N−ジメチルホルムアミド15ml中に仕込
み、この中にテトラシアノエチレン3.84gを添
加後、約50℃で1時間反応した後、反応液を室
温まで冷却し、メタノール60mlを加え、析出し
た暗赤色結晶を過し、メタノールおよび水で
洗浄後、乾燥して下記構造式の色素を8.8g得
た。 この色素の融点は、124〜126℃であり、マス
スペクトルに於てm/e=326の親イオンピー
クを示した。又、クロロホルム中での可視吸収
スペクトルに於て526nmに極大吸収値を示し
た。 (ii) 感熱転写記録用インキの調製方法 上記(i)項で得られた色素 2g エチルセルロース 8g イソプロパノール 90g 計 100g 上記組成の色素混合物を、ガラスビーズを使
用するペイントコンデイシヨナーで約30分間混
合処理することにより該インキを調製した。 (iii) 転写シートの作成方法 グラビア校正機(版深30μm)を用い上記イ
ンキをコンデンサー紙(10μm)に塗布した。 (iv) 受像紙の作成方法 飽和ポリエステル34重量%の水分散液(東洋
紡績株式会社製造バイロナールMD−1200)10
gと重炭酸カルシウム(丸尾カルシウム製造ス
ーパー1500)50重量%の水スラリー50gを混合
し、調製した塗料を上質紙(厚さ200μm)に
バーコーター(RK Print Coat Instruments
社製造No.5)を用いて塗布した。 (v) 転写記録方法 上記転写シートのインキ塗布面を上記受像紙
塗料塗布面に重ね、250Ωの発熱抵抗体を4ド
ツト/〓の密度で持つ感熱ヘツドを使用し、熱
転写記録を行ない色濃度1.20のマゼンタ色の記
録を得た。この時感熱ヘツドには18Vの電圧が
6ミリ秒加えられた。 なお、色濃度は米国マクベス社製造デンシト
メーターRD−514型(フイルター:ラツテン
No.58)を用いて測定した。 色濃度は下記式により計算した。 色濃度=log10(Io/I) Io:標準白色反射板からの反射光の強さ I:試験物体からの反射光の強さ また、得られた記録の耐光性試験をカーボン
アークフエードメーター(スガ試験機社製造)
を用いて実施(ブラツクパネル温度63±2℃)
したが40時間の照射でほとんど変色しなかつ
た。 実施例 2 第1表に示す色素2gを使用し、実施例1と同
様の方法によりインキの調製、転写シート及び受
像紙の作成、転写記録を行ない、各々第1表に示
す色濃度のマゼンタ色の記録を得た。これらの記
録は全て実施例1と同様の方法による耐光性の試
験でほとんど変色しなかつた。
【表】
【表】
【表】
【表】
* 極大吸収波長はクロロホルム中での測定
値を示す。
値を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式〔〕 (式中、R1、R2は低級アルキル基、アラルキル
基、アリール基、シクロヘキシル基、ハロゲノ低
級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、
低級アルコキシ低級アルコキシ低級アルキル基、
ヒドロキシ低級アルキル基、テトラヒドロフルフ
リル基、アラルキルオキシ低級アルキル基、アリ
ールオキシ低級アルキル基、アルケニルオキシ低
級アルキル基、テトラヒドロフルフリルオキシ低
級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級ア
ルキル基、低級アルキルカルボニルオキシ低級ア
ルキル基、低級アルコキシカルボニルオキシ低級
アルキル基を表わす。ただし、R1、R2は同時に
は低級アルキル基をとることはない。) で示されるトリシアノ系感熱転写記録用マゼンタ
色素。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58138432A JPS6031563A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | トリシアノ系感熱転写記録用色素 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58138432A JPS6031563A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | トリシアノ系感熱転写記録用色素 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6031563A JPS6031563A (ja) | 1985-02-18 |
| JPH053398B2 true JPH053398B2 (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15221833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58138432A Granted JPS6031563A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | トリシアノ系感熱転写記録用色素 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031563A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0798426B2 (ja) * | 1985-09-18 | 1995-10-25 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写シ−ト |
| US4701439A (en) * | 1985-12-24 | 1987-10-20 | Eastman Kodak Company | Yellow dye-donor element used in thermal dye transfer |
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| EP0042817A1 (de) * | 1980-06-20 | 1981-12-30 | Ciba-Geigy Ag | Umdruckträger |
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| JPS59129263A (ja) * | 1983-01-12 | 1984-07-25 | Sumitomo Chem Co Ltd | トリシアノスチリル化合物およびそれを用いる染色または着色方法 |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP58138432A patent/JPS6031563A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6031563A (ja) | 1985-02-18 |
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