JPH05340142A - 複合鍵装置 - Google Patents
複合鍵装置Info
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- JPH05340142A JPH05340142A JP14932292A JP14932292A JPH05340142A JP H05340142 A JPH05340142 A JP H05340142A JP 14932292 A JP14932292 A JP 14932292A JP 14932292 A JP14932292 A JP 14932292A JP H05340142 A JPH05340142 A JP H05340142A
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- 239000002131 composite material Substances 0.000 title claims description 4
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 claims description 19
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】1つのシリンダー錠に対し、2以上の複数のプ
レートの組合せ体から成るキープレートを、組合せた状
態で挿入し、解錠できるようにした複合鍵装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】キープレートが、2以上の複数のプレートの組
合せ体から成り、当該複数のプレートを構成する個々の
プレート10a,10bを、シリンダー錠へ挿入しただ
けでは、ロータをシリンダーに対して回動自在とするこ
とはできず、複数のプレートの組合せ体を、シリンダー
錠へ挿入したときにのみ、ロータをシリンダーに対して
回動自在とし得るように、前記個々のプレートの対応す
るキー溝位置におけるキー溝深さを一部またはすべてに
亘って相互に異ならせて構成したことを特徴とする。
レートの組合せ体から成るキープレートを、組合せた状
態で挿入し、解錠できるようにした複合鍵装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】キープレートが、2以上の複数のプレートの組
合せ体から成り、当該複数のプレートを構成する個々の
プレート10a,10bを、シリンダー錠へ挿入しただ
けでは、ロータをシリンダーに対して回動自在とするこ
とはできず、複数のプレートの組合せ体を、シリンダー
錠へ挿入したときにのみ、ロータをシリンダーに対して
回動自在とし得るように、前記個々のプレートの対応す
るキー溝位置におけるキー溝深さを一部またはすべてに
亘って相互に異ならせて構成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つのシリンダー錠に
対し、2以上の複数のプレートの組合せ体から成るキー
プレートを、組合せた状態で挿入し、解錠できるように
した複合鍵装置に関するものである。
対し、2以上の複数のプレートの組合せ体から成るキー
プレートを、組合せた状態で挿入し、解錠できるように
した複合鍵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シリンダー錠装置は、ロータ外周面から
出没するタンブラーがシリンダー内周面の係合溝に係脱
する構成のシリンダー錠と、このシリンダー錠への挿入
時に、前記タンブラーを前記ロータ内に引き込むキープ
レートとから構成され、自動車のドアやイグニッショ
ン、机の抽出やロッカーの扉等の施錠に広く使用されて
いる。従来、この種のシリンダー錠装置は、1つの錠に
対してこれを解錠するための1つのキープレートが一対
の関係で準備され、錠が複数必要な場合、キー溝深さを
それぞれ異ならせた、錠と同数のキープレートを用意す
る必要があった。
出没するタンブラーがシリンダー内周面の係合溝に係脱
する構成のシリンダー錠と、このシリンダー錠への挿入
時に、前記タンブラーを前記ロータ内に引き込むキープ
レートとから構成され、自動車のドアやイグニッショ
ン、机の抽出やロッカーの扉等の施錠に広く使用されて
いる。従来、この種のシリンダー錠装置は、1つの錠に
対してこれを解錠するための1つのキープレートが一対
の関係で準備され、錠が複数必要な場合、キー溝深さを
それぞれ異ならせた、錠と同数のキープレートを用意す
る必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように錠とキープ
レートが一対の関係で施解錠される従来のシリンダー錠
装置にあっては、例えば錠の近くにキープレートを置き
忘れた場合、他人が簡単にそのキープレートを用いて錠
を操作し、解錠することができるので、安全性において
問題がある。また、多数の錠に対し、これと同数のキー
プレートを必要とすることは、持ち運びが重くなり不便
である。そこで、本発明においては、1つの錠に対し
て、キー溝深さを異ならせた複数のプレートの組合せ体
からなるキープレートを用いることにより、組合せをあ
らかじめ知っている者しか錠を操作できないようにする
と共に、多数の錠に対して用意するキープレートの数を
少なくすることのできる複合鍵装置を提供しようとする
ものである。
レートが一対の関係で施解錠される従来のシリンダー錠
装置にあっては、例えば錠の近くにキープレートを置き
忘れた場合、他人が簡単にそのキープレートを用いて錠
を操作し、解錠することができるので、安全性において
問題がある。また、多数の錠に対し、これと同数のキー
プレートを必要とすることは、持ち運びが重くなり不便
である。そこで、本発明においては、1つの錠に対し
て、キー溝深さを異ならせた複数のプレートの組合せ体
からなるキープレートを用いることにより、組合せをあ
らかじめ知っている者しか錠を操作できないようにする
と共に、多数の錠に対して用意するキープレートの数を
少なくすることのできる複合鍵装置を提供しようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するための手段を、ロータとシリンダーとの境界
に跨ってタンブラーが嵌入し、互いに動かないように構
成したシリンダー錠と、このシリンダー錠への挿入時
に、前記ロータが前記シリンダーに対して回動自在の状
態となるキープレートとを備え、前記キープレートは、
2以上の複数のプレートの組合せ体から成り、当該複数
のプレートを構成する個々のプレートを、シリンダー錠
へ挿入しただけでは、前記ロータを前記シリンダーに対
して回動自在とすることはできず、複数のプレートの組
合せ体を、シリンダー錠へ挿入したときにのみ、前記ロ
ータを前記シリンダーに対して回動自在とし得るよう
に、前記個々のプレートの対応するキー溝位置における
キー溝深さを一部またはすべてに亘って相互に異ならせ
て構成したことを特徴とする複合鍵装置としたものであ
る。また、さらに具体的手段として、3以上の複数のプ
レートから選定される個々のプレートにより複数のプレ
ートの組合せ体群を構成し、それぞれのプレートの組合
せ体群により、複数のシリンダー錠を解錠する複合鍵装
置として構成した。
を達成するための手段を、ロータとシリンダーとの境界
に跨ってタンブラーが嵌入し、互いに動かないように構
成したシリンダー錠と、このシリンダー錠への挿入時
に、前記ロータが前記シリンダーに対して回動自在の状
態となるキープレートとを備え、前記キープレートは、
2以上の複数のプレートの組合せ体から成り、当該複数
のプレートを構成する個々のプレートを、シリンダー錠
へ挿入しただけでは、前記ロータを前記シリンダーに対
して回動自在とすることはできず、複数のプレートの組
合せ体を、シリンダー錠へ挿入したときにのみ、前記ロ
ータを前記シリンダーに対して回動自在とし得るよう
に、前記個々のプレートの対応するキー溝位置における
キー溝深さを一部またはすべてに亘って相互に異ならせ
て構成したことを特徴とする複合鍵装置としたものであ
る。また、さらに具体的手段として、3以上の複数のプ
レートから選定される個々のプレートにより複数のプレ
ートの組合せ体群を構成し、それぞれのプレートの組合
せ体群により、複数のシリンダー錠を解錠する複合鍵装
置として構成した。
【0005】
【作用】上記の手段により、複数のプレートの組合せ体
をシリンダー錠へ挿入すると、ロータ外周面から出没す
るタンブラーとシリンダー内周面の係合溝との係合は完
全に離脱され、ロータがシリンダーに対して回動自在の
状態となって、解錠される。
をシリンダー錠へ挿入すると、ロータ外周面から出没す
るタンブラーとシリンダー内周面の係合溝との係合は完
全に離脱され、ロータがシリンダーに対して回動自在の
状態となって、解錠される。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
図1は、本実施例による複合鍵装置の分解斜視図で、キ
ープレートAとディスクタンブラー形式のシリンダー錠
Bとからなる。シリンダー錠Bは、シリンダー1と、こ
のシリンダー1内に回動可能に嵌挿されるロータ2を有
する。ロータ2には、半径方向に穿設された摺動溝3が
軸方向に所定個数設けられ、そのそれぞれに、板状のタ
ンブラー4を挿入配置させている。図3の(a) ,(b) に
示す断面図も併せて参照して、摺動溝3のそれぞれに挿
入される各タンブラー4には、突出部4aを形成し、ロ
ータ2内面との間にスプリング5を介装して、このスプ
リング5によりタンブラー4を半径方向に付勢してい
る。ロータ2が嵌挿されたシリンダー1の内周面には、
前記板状のタンブラー4の突出方向先端部4bが係脱す
るための係合溝1aを長手方向に形成し、それぞれのタ
ンブラーの突出方向先端部4bは、スプリング5の付勢
力によって、この係合溝1aに嵌入されている。したが
って、キープレートAを差し込まない状態におけるシリ
ンダー錠Bは、図3の(a) ,(b) に示すように、タンブ
ラーの突出方向先端部4bの動きが係合溝1aの範囲で
規制され、ロータ2が、シリンダー1に対して回動不能
の状態にある。
図1は、本実施例による複合鍵装置の分解斜視図で、キ
ープレートAとディスクタンブラー形式のシリンダー錠
Bとからなる。シリンダー錠Bは、シリンダー1と、こ
のシリンダー1内に回動可能に嵌挿されるロータ2を有
する。ロータ2には、半径方向に穿設された摺動溝3が
軸方向に所定個数設けられ、そのそれぞれに、板状のタ
ンブラー4を挿入配置させている。図3の(a) ,(b) に
示す断面図も併せて参照して、摺動溝3のそれぞれに挿
入される各タンブラー4には、突出部4aを形成し、ロ
ータ2内面との間にスプリング5を介装して、このスプ
リング5によりタンブラー4を半径方向に付勢してい
る。ロータ2が嵌挿されたシリンダー1の内周面には、
前記板状のタンブラー4の突出方向先端部4bが係脱す
るための係合溝1aを長手方向に形成し、それぞれのタ
ンブラーの突出方向先端部4bは、スプリング5の付勢
力によって、この係合溝1aに嵌入されている。したが
って、キープレートAを差し込まない状態におけるシリ
ンダー錠Bは、図3の(a) ,(b) に示すように、タンブ
ラーの突出方向先端部4bの動きが係合溝1aの範囲で
規制され、ロータ2が、シリンダー1に対して回動不能
の状態にある。
【0007】この状態において、ロータ2のほぼ中心部
に設けられたキー挿入孔6に所定のキープレートAを差
し込むと、各キー溝位置に対応する各タンブラー4は、
キー溝深さに応じてスプリング5の付勢力に抗して、そ
の突出方向先端部4bが、少なくともロータ2外周面と
同一面となるまで引き戻される。この結果、図4の(a)
に示すように、シリンダー1の係合溝1aと、各タンブ
ラー4との係合が解かれ、ロータ2がシリンダー1に対
して回動自在の状態に移る。
に設けられたキー挿入孔6に所定のキープレートAを差
し込むと、各キー溝位置に対応する各タンブラー4は、
キー溝深さに応じてスプリング5の付勢力に抗して、そ
の突出方向先端部4bが、少なくともロータ2外周面と
同一面となるまで引き戻される。この結果、図4の(a)
に示すように、シリンダー1の係合溝1aと、各タンブ
ラー4との係合が解かれ、ロータ2がシリンダー1に対
して回動自在の状態に移る。
【0008】さて、ロータ2のキー挿入孔6に差し込ま
れるキープレートAは、本実施例においては、通常のキ
ープレートを厚さ方向に2つに分割して、2枚のプレー
ト10a,10bとし、これらを重ね合わせた組合せ体
からなっている。この2枚のプレート10a,10bに
は、図2の (a),(b) に示すように、プレートの先端部
側から1番目,2番目,…6番目のキー溝11,12,
13,14,15,16が、それぞれ等しいピッチPの
間隔で形成されている。この、それぞれのキー溝には、
段差Dで、イ,ロ,ハ,ニの4段の段数で分けられ、ポ
ジションP1 ,P2 ,P3 ,P4 で示されるキー溝深さ
が与えられる。
れるキープレートAは、本実施例においては、通常のキ
ープレートを厚さ方向に2つに分割して、2枚のプレー
ト10a,10bとし、これらを重ね合わせた組合せ体
からなっている。この2枚のプレート10a,10bに
は、図2の (a),(b) に示すように、プレートの先端部
側から1番目,2番目,…6番目のキー溝11,12,
13,14,15,16が、それぞれ等しいピッチPの
間隔で形成されている。この、それぞれのキー溝には、
段差Dで、イ,ロ,ハ,ニの4段の段数で分けられ、ポ
ジションP1 ,P2 ,P3 ,P4 で示されるキー溝深さ
が与えられる。
【0009】2枚のプレートを構成する一方のプレート
10aには、図2の (a)に示すように、プレートの先端
部側から1番目,2番目,3番目,4番目,5番目およ
び6番目のキー溝11,12,13,14,15,16
に対して、それぞれP2 ,P 3 ,P2 ,P4 ,P2 ,P
3 の順に、キー溝深さが形成される。同様に、2枚のプ
レートを構成する他方のプレート10bには、図2の
(b)に示すように、プレートの先端部側から1〜6番目
のキー溝11〜16に対して、それぞれP3 ,P 4 ,P
3 ,P3 ,P1 ,P2 の順に、キー溝深さが形成され
る。
10aには、図2の (a)に示すように、プレートの先端
部側から1番目,2番目,3番目,4番目,5番目およ
び6番目のキー溝11,12,13,14,15,16
に対して、それぞれP2 ,P 3 ,P2 ,P4 ,P2 ,P
3 の順に、キー溝深さが形成される。同様に、2枚のプ
レートを構成する他方のプレート10bには、図2の
(b)に示すように、プレートの先端部側から1〜6番目
のキー溝11〜16に対して、それぞれP3 ,P 4 ,P
3 ,P3 ,P1 ,P2 の順に、キー溝深さが形成され
る。
【0010】いま、上記した2枚のプレート10a,1
0bを重ね合わせて組合せ体としたときは、各キー溝位
置におけるキー溝深さは、これらを合成したものとな
り、図2の (c)に示す如く、プレートの先端部側から1
〜6番目のキー溝11〜16に対して、それぞれP2 ,
P3 ,P2 ,P3 ,P1 ,P2 の順となる。
0bを重ね合わせて組合せ体としたときは、各キー溝位
置におけるキー溝深さは、これらを合成したものとな
り、図2の (c)に示す如く、プレートの先端部側から1
〜6番目のキー溝11〜16に対して、それぞれP2 ,
P3 ,P2 ,P3 ,P1 ,P2 の順となる。
【0011】図4の (a),(b) は、2枚のプレート10
a,10bの組合せ体から成るキープレートAを、シリ
ンダー錠Bへ挿入した状態を示す断面図である。シリン
ダー錠Bにおけるロータ2の摺動溝3に挿入配置された
各タンブラー4は、それぞれ前記2枚のプレート10
a,10bの組合せ体の各キー溝位置におけるキー溝深
さ(P2 ,P3 ,P2 ,P3 ,P1 ,P2 )の順に対応
する関係となっており、つまり、2枚のプレート10
a,10bの組合せ体が、ロータ2のキー挿入孔6に差
し込まれると、各タンブラー4は、組合せにより形成さ
れるキー溝深さに応じて、スプリング5の付勢力に抗し
て、その突出方向先端部4bが、少なくともロータ2外
周面と同一面となるまで引き戻される。この結果、シリ
ンダー1の係合溝1aと、各タンブラー4との係合が解
かれ、ロータ2がシリンダー1に対して回動自在の状態
に移る。
a,10bの組合せ体から成るキープレートAを、シリ
ンダー錠Bへ挿入した状態を示す断面図である。シリン
ダー錠Bにおけるロータ2の摺動溝3に挿入配置された
各タンブラー4は、それぞれ前記2枚のプレート10
a,10bの組合せ体の各キー溝位置におけるキー溝深
さ(P2 ,P3 ,P2 ,P3 ,P1 ,P2 )の順に対応
する関係となっており、つまり、2枚のプレート10
a,10bの組合せ体が、ロータ2のキー挿入孔6に差
し込まれると、各タンブラー4は、組合せにより形成さ
れるキー溝深さに応じて、スプリング5の付勢力に抗し
て、その突出方向先端部4bが、少なくともロータ2外
周面と同一面となるまで引き戻される。この結果、シリ
ンダー1の係合溝1aと、各タンブラー4との係合が解
かれ、ロータ2がシリンダー1に対して回動自在の状態
に移る。
【0012】上記した本実施例の場合、2枚のプレート
を構成する一方のプレート10aでは、プレートの先端
部側から1〜3番目の前半分は、2枚のプレート10
a,10bの組合せ体と対応するキー溝深さを有する正
規のキー溝が形成されるが、4〜6番目の後半分は、正
規のキー溝と無関係の深いキー溝深さとしてある。また
2枚のプレートを構成する他方のプレート10bでは、
プレートの先端部側から1〜3番目の前半分は、正規の
キー溝と無関係の深いキー溝深さとしてあり、4〜6番
目の後半分は、2枚のプレート10a,10bの組合せ
体と対応するキー溝深さを有する正規のキー溝が形成さ
れる。
を構成する一方のプレート10aでは、プレートの先端
部側から1〜3番目の前半分は、2枚のプレート10
a,10bの組合せ体と対応するキー溝深さを有する正
規のキー溝が形成されるが、4〜6番目の後半分は、正
規のキー溝と無関係の深いキー溝深さとしてある。また
2枚のプレートを構成する他方のプレート10bでは、
プレートの先端部側から1〜3番目の前半分は、正規の
キー溝と無関係の深いキー溝深さとしてあり、4〜6番
目の後半分は、2枚のプレート10a,10bの組合せ
体と対応するキー溝深さを有する正規のキー溝が形成さ
れる。
【0013】したがって、2枚のプレート10a,10
bを構成する一方または他方のプレートのいずれかを単
独で差し込んだ場合、例えば前者では、図5の (a),
(b) に示すように、各タンブラー4は、前半分において
は、その突出方向先端部4bがロータ2外周面と同一面
となるまで引き戻されるが、後半分は、突出方向先端部
4bが係合溝1aに嵌入されており、解錠は不可能であ
る。また、後者では、図6の (a),(b) に示すように、
各タンブラー4は、後半分においては、その突出方向先
端部4bがロータ2外周面と同一面となるまで引き戻さ
れるが、前半分は突出方向先端部4bが係合溝1aに嵌
入されており、解錠は不可能である。
bを構成する一方または他方のプレートのいずれかを単
独で差し込んだ場合、例えば前者では、図5の (a),
(b) に示すように、各タンブラー4は、前半分において
は、その突出方向先端部4bがロータ2外周面と同一面
となるまで引き戻されるが、後半分は、突出方向先端部
4bが係合溝1aに嵌入されており、解錠は不可能であ
る。また、後者では、図6の (a),(b) に示すように、
各タンブラー4は、後半分においては、その突出方向先
端部4bがロータ2外周面と同一面となるまで引き戻さ
れるが、前半分は突出方向先端部4bが係合溝1aに嵌
入されており、解錠は不可能である。
【0014】図7の(a) ,(b) は、図1ないし図6が、
キープレートAとディスクタンブラー形式のシリンダー
錠Bとからなる複合鍵装置について説明したのに対し、
キープレートAとピンタンブラー形式のシリンダー錠B
とからなる複合鍵装置について示すものである。シリン
ダー錠Bは、シリンダー1と、このシリンダー1内に回
動可能に嵌挿されるロータ2を有する。ロータ2とシリ
ンダー1とに亘ってピン4′及びドライバー4″が、ス
プリング5′を介して挿入され、閉鎖状態では、ドライ
バー4″がロータ2とシリンダー1との境界に跨って互
いに動かないようにしているが、2枚のプレート10
a,10bを重ね合わせた組合せ体からなるキープレー
トAを挿入すると、ピン4′とドライバー4″の境目
を、ロータ2−シリンダー1のシャーラインまで持ち上
げるので、ロータ2がシリンダー1に対して回動自在の
状態に移る。
キープレートAとディスクタンブラー形式のシリンダー
錠Bとからなる複合鍵装置について説明したのに対し、
キープレートAとピンタンブラー形式のシリンダー錠B
とからなる複合鍵装置について示すものである。シリン
ダー錠Bは、シリンダー1と、このシリンダー1内に回
動可能に嵌挿されるロータ2を有する。ロータ2とシリ
ンダー1とに亘ってピン4′及びドライバー4″が、ス
プリング5′を介して挿入され、閉鎖状態では、ドライ
バー4″がロータ2とシリンダー1との境界に跨って互
いに動かないようにしているが、2枚のプレート10
a,10bを重ね合わせた組合せ体からなるキープレー
トAを挿入すると、ピン4′とドライバー4″の境目
を、ロータ2−シリンダー1のシャーラインまで持ち上
げるので、ロータ2がシリンダー1に対して回動自在の
状態に移る。
【0015】ピンタンブラーを除く他の機構について
は、前記したディスクタンブラーの場合と同じであるの
で、図1ないし図6と共通の部材には、同一の符号を付
して説明を省略する。
は、前記したディスクタンブラーの場合と同じであるの
で、図1ないし図6と共通の部材には、同一の符号を付
して説明を省略する。
【0016】このように、本発明にかかる複合鍵装置
は、2枚のプレートを重ね合わせ、組合せ体とすること
により、初めて正規のキー溝が形成されるものである。
なお、本実施例においては、2枚のプレートを構成する
一方のプレート10aでは、前半分側のみを正規なキー
溝とし、また、一方のプレート10aでは、後半分のみ
を正規なキー溝として構成したが、このようなキー溝に
限らず、キー溝位置ごとにキー溝深さを異ならせてもよ
く、要は、個々のプレートの対応するキー溝位置におけ
るキー溝深さを一部またはすべてに亘って相互に異なら
せて構成すればよい。さらに、プレートの組合せ体の数
も2枚に限らず、機械的強度が保証されるならばより以
上の枚数としてもよい。
は、2枚のプレートを重ね合わせ、組合せ体とすること
により、初めて正規のキー溝が形成されるものである。
なお、本実施例においては、2枚のプレートを構成する
一方のプレート10aでは、前半分側のみを正規なキー
溝とし、また、一方のプレート10aでは、後半分のみ
を正規なキー溝として構成したが、このようなキー溝に
限らず、キー溝位置ごとにキー溝深さを異ならせてもよ
く、要は、個々のプレートの対応するキー溝位置におけ
るキー溝深さを一部またはすべてに亘って相互に異なら
せて構成すればよい。さらに、プレートの組合せ体の数
も2枚に限らず、機械的強度が保証されるならばより以
上の枚数としてもよい。
【0017】次に、本発明にかかる複合鍵装置を用い
て、複数の錠を管理する場合の実施例について説明す
る。いま、10箇所に備えられた錠について、1つの錠
当り、前記のとおり2枚のプレートの組合せ体から成る
キープレートにより解錠するものとすれば、5種類の個
々のプレートにより10個の組合せ体群を実現すること
ができる。すなわち、上記10個の錠をL1 ,L2 ,L
3 ,L4 ,L5 ,L6 ,L 7 ,L8 ,L9 ,L10と表
し、また、組合せ体を構成する個々のプレートをa,
b,c,d,eの5種類とすると、L1 錠はaとb,L
2 錠はaとc,L3 錠はaとd,L4 錠はaとe,L5
錠はbとc,L6 錠はbとd,L7 錠はbとe,L8 錠
はcとd,L9 錠はcとe,L10錠はdとeのように振
り分けられる。この結果、従来10個の錠に対応する1
0枚のキープレートを必要としたところ、半分の数の5
枚のプレートを相互に組み合わせることにより、すべて
の錠の施・解錠が可能となった。
て、複数の錠を管理する場合の実施例について説明す
る。いま、10箇所に備えられた錠について、1つの錠
当り、前記のとおり2枚のプレートの組合せ体から成る
キープレートにより解錠するものとすれば、5種類の個
々のプレートにより10個の組合せ体群を実現すること
ができる。すなわち、上記10個の錠をL1 ,L2 ,L
3 ,L4 ,L5 ,L6 ,L 7 ,L8 ,L9 ,L10と表
し、また、組合せ体を構成する個々のプレートをa,
b,c,d,eの5種類とすると、L1 錠はaとb,L
2 錠はaとc,L3 錠はaとd,L4 錠はaとe,L5
錠はbとc,L6 錠はbとd,L7 錠はbとe,L8 錠
はcとd,L9 錠はcとe,L10錠はdとeのように振
り分けられる。この結果、従来10個の錠に対応する1
0枚のキープレートを必要としたところ、半分の数の5
枚のプレートを相互に組み合わせることにより、すべて
の錠の施・解錠が可能となった。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の複合鍵装
置によれば、キープレートを、2以上の複数のプレート
の組合せ体で構成し、この複数の組合せ体を、シリンダ
ー錠へ挿入したときにのみ、シリンダー錠のタンブラー
をロータ内に引き込み得るように、前記複数のプレート
を構成する個々のプレートの対応するキー溝位置におけ
るキー溝深さを一部またはすべてに亘って相互に異なら
せて構成したので、従来の1つの錠に対してこれを解錠
するための1つのキープレートを一対の関係で準備する
必要があったものに比較し、例えば錠の近くに組合せ体
を構成するプレートを置き忘れた場合でも、その構成を
知っている者にしか解錠することができない。また、組
合せ体を構成するプレートをそれぞれ別々に保管してお
けば、たとえ1枚が他人の手に渡っても解錠される恐れ
がなく、安全である。さらに、複数の人間が立会わない
限り解錠し得ないような重要な保管物について、キープ
レートを個々に所持することができ、安全な管理が行え
る。一方、複数の錠を管理する場合、従来は錠と鍵を同
数必要としたところ、本発明の複合鍵装置では、複数の
シリンダー錠を解錠する個々のプレートを相互に組み合
わせた組合せ体群を使用できるので、キープレートの枚
数を錠の個数より少なくすることができ、持ち運びその
他に有利である。
置によれば、キープレートを、2以上の複数のプレート
の組合せ体で構成し、この複数の組合せ体を、シリンダ
ー錠へ挿入したときにのみ、シリンダー錠のタンブラー
をロータ内に引き込み得るように、前記複数のプレート
を構成する個々のプレートの対応するキー溝位置におけ
るキー溝深さを一部またはすべてに亘って相互に異なら
せて構成したので、従来の1つの錠に対してこれを解錠
するための1つのキープレートを一対の関係で準備する
必要があったものに比較し、例えば錠の近くに組合せ体
を構成するプレートを置き忘れた場合でも、その構成を
知っている者にしか解錠することができない。また、組
合せ体を構成するプレートをそれぞれ別々に保管してお
けば、たとえ1枚が他人の手に渡っても解錠される恐れ
がなく、安全である。さらに、複数の人間が立会わない
限り解錠し得ないような重要な保管物について、キープ
レートを個々に所持することができ、安全な管理が行え
る。一方、複数の錠を管理する場合、従来は錠と鍵を同
数必要としたところ、本発明の複合鍵装置では、複数の
シリンダー錠を解錠する個々のプレートを相互に組み合
わせた組合せ体群を使用できるので、キープレートの枚
数を錠の個数より少なくすることができ、持ち運びその
他に有利である。
【図1】ディスクタンブラー形式のシリンダー錠につい
て本発明の複合鍵装置を用いた実施例を示す斜視図であ
る。
て本発明の複合鍵装置を用いた実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】(a)は、複合鍵を構成する一方のプレートのキ
ー溝の状態図、(b) は、同じく他方のプレートのキー溝
の状態図、(c) は、両方のプレートを組合せたときのキ
ー溝の状態図である。
ー溝の状態図、(b) は、同じく他方のプレートのキー溝
の状態図、(c) は、両方のプレートを組合せたときのキ
ー溝の状態図である。
【図3】(a),(b) は、キープレートを挿入しない状態
でのシリンダー錠の断面図である。
でのシリンダー錠の断面図である。
【図4】(a),(b) は、複合鍵を挿入した状態の複合鍵
装置の断面図である。
装置の断面図である。
【図5】(a),(b) は、複合鍵を構成する一方のプレー
トを挿入した状態の複合鍵装置の断面図である。
トを挿入した状態の複合鍵装置の断面図である。
【図6】(a),(b) は、複合鍵を構成する他方のプレー
トを挿入した状態の複合鍵装置の断面図である。
トを挿入した状態の複合鍵装置の断面図である。
【図7】ピンタンブラー形式のシリンダー錠について本
発明の複合鍵装置を用いた実施例を示す斜視図である。
発明の複合鍵装置を用いた実施例を示す斜視図である。
A …キープレート B …シリンダー錠 1 …シリンダー 2 …ロータ 3 …摺動溝 4 …ディスクタンブラー 4′…ピンタンブラー 4″…ドライバー 10a…一方のプレート 10b…他方のプレート 11,12,13,14,15,16…キー溝
Claims (2)
- 【請求項1】 ロータとシリンダーとの境界に跨ってタ
ンブラーが嵌入し、互いに動かないように構成したシリ
ンダー錠と、このシリンダー錠への挿入時に、前記ロー
タが前記シリンダーに対して回動自在の状態となるキー
プレートとを備え、前記キープレートは、2以上の複数
のプレートの組合せ体から成り、当該複数のプレートを
構成する個々のプレートを、シリンダー錠へ挿入しただ
けでは、前記ロータを前記シリンダーに対して回動自在
とすることはできず、複数のプレートの組合せ体を、シ
リンダー錠へ挿入したときにのみ、前記ロータを前記シ
リンダーに対して回動自在とし得るように、前記個々の
プレートの対応するキー溝位置におけるキー溝深さを一
部またはすべてに亘って相互に異ならせて構成したこと
を特徴とする複合鍵装置。 - 【請求項2】 複数のプレートから選定される個々のプ
レートにより複数のプレートの組合せ体群を構成し、そ
れぞれのプレートの組合せ体群により、複数のシリンダ
ー錠を解錠する請求項1に記載の複合鍵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14932292A JPH05340142A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 複合鍵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14932292A JPH05340142A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 複合鍵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05340142A true JPH05340142A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15472585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14932292A Pending JPH05340142A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 複合鍵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05340142A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2026022984A1 (ja) * | 2024-07-24 | 2026-01-29 | Ntt株式会社 | 鍵軸部材、鍵摘み部材及び鍵組立体 |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP14932292A patent/JPH05340142A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2026022984A1 (ja) * | 2024-07-24 | 2026-01-29 | Ntt株式会社 | 鍵軸部材、鍵摘み部材及び鍵組立体 |
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