JPH0534014Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0534014Y2 JPH0534014Y2 JP7695887U JP7695887U JPH0534014Y2 JP H0534014 Y2 JPH0534014 Y2 JP H0534014Y2 JP 7695887 U JP7695887 U JP 7695887U JP 7695887 U JP7695887 U JP 7695887U JP H0534014 Y2 JPH0534014 Y2 JP H0534014Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable
- movable piece
- movable body
- electromagnetic actuator
- solenoid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 7
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Supercharger (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、電磁力により移動する可動体を分割
して該可動体に作用する略直交方向の力が一方に
のみ作用するようにした電磁アクチユエータに係
り、例えば自動車等内燃機関の機械駆動式過給機
をバイパスして過給圧を制御するバイパス弁を強
制的に聞かせる装置に適用して好適な電磁アクチ
ユエータに関する。
して該可動体に作用する略直交方向の力が一方に
のみ作用するようにした電磁アクチユエータに係
り、例えば自動車等内燃機関の機械駆動式過給機
をバイパスして過給圧を制御するバイパス弁を強
制的に聞かせる装置に適用して好適な電磁アクチ
ユエータに関する。
(従来の技術)
近時、電子機器、例えばマイクロコンピユータ
の発達に伴い物理量を高い精度で制御することが
行われており、このような制御には物理量を操作
する電磁アクチユエータが用いられる。
の発達に伴い物理量を高い精度で制御することが
行われており、このような制御には物理量を操作
する電磁アクチユエータが用いられる。
従来この種の電磁アクチユエータとしては、例
えば内燃機関の過給圧制御装置に適用された特開
昭59−60029号公報に記載のものがあり、第6図
のように示される。同図において、1は図示され
ない機械駆動式過給機をバイパスするバイパス通
路であり、バイパス通路1にはバイパス量を制御
するバイパス弁2が配設される。バイパス弁2に
は対向するダイヤフラムアクチユエータ3,4に
連結された各ロツド5,6の直線運動がリンク機
構7により回転運動に変換されて伝達され、バイ
パス弁2の開度が制御される。ロツド6の直線運
動は電磁アクチユエータ8の可動体9が突出する
と規制され、バイパス弁2の最小開度が所定値以
上に保持される。すなわち、可動体9はスプリン
グ10によつて図中上方向に付勢されており、ソ
レノイド11に通電されないときはスプリング1
0の付勢力により可動体9が突出する。これによ
り、可動体9の先端部がロツド6に形成された孔
12に挿入され、ロツド6の移動方向に抗して直
交する方向からロツド6の直線運動を規制してバ
イパス弁2の最小開度を保持している。また、ソ
レノイド11に通電されると可動体9がロツド6
から後退するのでロツド6の直線運動は規制され
ず、これによりバイパス弁2を全閉にすることを
可能にしている。なお、11aはソレノイド11
の内部に収納された鋭心、13はハウジングであ
る。
えば内燃機関の過給圧制御装置に適用された特開
昭59−60029号公報に記載のものがあり、第6図
のように示される。同図において、1は図示され
ない機械駆動式過給機をバイパスするバイパス通
路であり、バイパス通路1にはバイパス量を制御
するバイパス弁2が配設される。バイパス弁2に
は対向するダイヤフラムアクチユエータ3,4に
連結された各ロツド5,6の直線運動がリンク機
構7により回転運動に変換されて伝達され、バイ
パス弁2の開度が制御される。ロツド6の直線運
動は電磁アクチユエータ8の可動体9が突出する
と規制され、バイパス弁2の最小開度が所定値以
上に保持される。すなわち、可動体9はスプリン
グ10によつて図中上方向に付勢されており、ソ
レノイド11に通電されないときはスプリング1
0の付勢力により可動体9が突出する。これによ
り、可動体9の先端部がロツド6に形成された孔
12に挿入され、ロツド6の移動方向に抗して直
交する方向からロツド6の直線運動を規制してバ
イパス弁2の最小開度を保持している。また、ソ
レノイド11に通電されると可動体9がロツド6
から後退するのでロツド6の直線運動は規制され
ず、これによりバイパス弁2を全閉にすることを
可能にしている。なお、11aはソレノイド11
の内部に収納された鋭心、13はハウジングであ
る。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来の電磁アクチユ
エータにあつては、可動体9が突出してロツド6
の直線運動を規制する場合、可動体9の移動方向
に対して直交する方向の荷重(以下、横荷重とい
う)が可動体9を介してソレノイド11に作用す
るため、ソレノイド11の信頼性を低下させると
いう問題点があつた。すなわち、ソレノイド11
は電磁力を発生させて可動体9を吸引するもので
あり、電磁力により発生する軸方向の力に対して
は十分な耐久性を有しているものの、外力、特
に、横荷重には比較的弱い。したがつて、場合に
よつては、ソレノイド11が変形して可動体9が
ロツクしたり、ソレノイド11のコイルが断線す
ることも考えられる。
エータにあつては、可動体9が突出してロツド6
の直線運動を規制する場合、可動体9の移動方向
に対して直交する方向の荷重(以下、横荷重とい
う)が可動体9を介してソレノイド11に作用す
るため、ソレノイド11の信頼性を低下させると
いう問題点があつた。すなわち、ソレノイド11
は電磁力を発生させて可動体9を吸引するもので
あり、電磁力により発生する軸方向の力に対して
は十分な耐久性を有しているものの、外力、特
に、横荷重には比較的弱い。したがつて、場合に
よつては、ソレノイド11が変形して可動体9が
ロツクしたり、ソレノイド11のコイルが断線す
ることも考えられる。
このような不具合は電磁アクチユエータを適用
した装置の信頼性を低下させるものであり、改善
されることが望ましい。
した装置の信頼性を低下させるものであり、改善
されることが望ましい。
(考案の目的)
そこで本考案は、可動体を2つに分割し、第1
の可動片と第2の可動片を緩やかに係合させるこ
とにより、可動体に作用する軸方向と直交する方
向の力を第1の可動片にのみ作用させて、第2の
可動片に作用させないようにして耐久性を高め、
電磁アクチユエータの信頼性を向上させることを
目的としている。
の可動片と第2の可動片を緩やかに係合させるこ
とにより、可動体に作用する軸方向と直交する方
向の力を第1の可動片にのみ作用させて、第2の
可動片に作用させないようにして耐久性を高め、
電磁アクチユエータの信頼性を向上させることを
目的としている。
(問題点を解決するための手段)
本考案による電磁アクチユエータは上記目的達
成のため、移動して所定の物理的作用を行う移動
部材の近傍に配設され、該移動部材の移動方向に
対してほぼ直交する方向に電磁力によつて可動体
を突出、後退させて移動部材の移動を直交する方
向から規制する電磁アクチユエータにおいて、前
記可動体を第1可動片と、第2可動片に分割して
構成し、第1の可動片はその先端側がハウジング
に移動自在に支持されて移動部材に係合可能であ
り、そこ基端側がハウジングの内部に摺動可能に
支持されて第2の可動片に所定の遊びをもつて緩
やかに係合し、第2の可動片あるいは第1の可動
片のうち少なくとも一方を移動部材に接近する方
向に付勢する弾性部材を設け、第2の可動片はソ
レノイドの電磁力を受けると弾性部材の付勢力に
抗して前記移動部材から離反する方向に吸引され
て、第1の可動片を移動部材から後退させるよう
にしている。
成のため、移動して所定の物理的作用を行う移動
部材の近傍に配設され、該移動部材の移動方向に
対してほぼ直交する方向に電磁力によつて可動体
を突出、後退させて移動部材の移動を直交する方
向から規制する電磁アクチユエータにおいて、前
記可動体を第1可動片と、第2可動片に分割して
構成し、第1の可動片はその先端側がハウジング
に移動自在に支持されて移動部材に係合可能であ
り、そこ基端側がハウジングの内部に摺動可能に
支持されて第2の可動片に所定の遊びをもつて緩
やかに係合し、第2の可動片あるいは第1の可動
片のうち少なくとも一方を移動部材に接近する方
向に付勢する弾性部材を設け、第2の可動片はソ
レノイドの電磁力を受けると弾性部材の付勢力に
抗して前記移動部材から離反する方向に吸引され
て、第1の可動片を移動部材から後退させるよう
にしている。
(作用)
本考案では、可動体が2つの可動片により分割
して構成されるとともに、移動部材の移動を規制
する第1の可動片と電磁力を受けて移動する第2
の可動片とが緩やかに係合する。したがつて、可
動体に作用する軸方向と直交する方向の力が第1
の可動片にのみ作用して、第2の可動片に作用す
ることが防止される。その結果、第2の可動片に
は電磁力のみが作用することとなつてその耐久性
が高まり、電磁アクチユエータの信頼性が向上す
る。
して構成されるとともに、移動部材の移動を規制
する第1の可動片と電磁力を受けて移動する第2
の可動片とが緩やかに係合する。したがつて、可
動体に作用する軸方向と直交する方向の力が第1
の可動片にのみ作用して、第2の可動片に作用す
ることが防止される。その結果、第2の可動片に
は電磁力のみが作用することとなつてその耐久性
が高まり、電磁アクチユエータの信頼性が向上す
る。
(実施例)
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図は本考案に係る電磁アクチユエ
ータの第1実施例を示す図であり、内燃機関の過
給圧制御装置に適用した例を示している。
ータの第1実施例を示す図であり、内燃機関の過
給圧制御装置に適用した例を示している。
まず、構成を説明する。第1図において、21
はエンジンであり、吸入空気はエアクリーナ22
から吸気通路23を通り、絞弁24により流量が
制御されて各気筒に供給され、燃料はインジエク
タ(図示略)により噴射される。気筒内の混合気
は所定の点火タイミングで着火、爆発し、排気と
なつて排出される。
はエンジンであり、吸入空気はエアクリーナ22
から吸気通路23を通り、絞弁24により流量が
制御されて各気筒に供給され、燃料はインジエク
タ(図示略)により噴射される。気筒内の混合気
は所定の点火タイミングで着火、爆発し、排気と
なつて排出される。
吸気通路23にはルーツポンプ式の過給機25
が配設されており、過給機25は2つのまゆ型ロ
ータ26の回転により吸気を過給する。過給機2
5にはクランクプーリ27からの動力がベルト2
8を介して伝達される。また、吸気通路23には
過給機25をバイパスするバイパス通路29が併
設されており、バイパス通路29にはバイパス弁
30が設けられる。バイパス弁30は直線運動を
回転運動に変換するリンク機構31を介して対向
する一対のダイヤフラムアクチユエータ32,3
3に連結され、ダイヤフラムアクチユエータ3
2,33はリンク機構31を介してバイパス弁3
0を開閉駆動する。各ダイヤフラムアクチユエー
タ32,33の構成は略同一であり、それぞれ作
動室34,35を画成するダイヤフラム36,3
7、リターンスプリング38,39および同軸上
に連結され金属製パイプからなるロツド40,4
1から構成され、各作動室34,35にはそれぞ
れ通路42,43を介して絞弁24の前後の圧力
PA,PBが導かれる。そして、これらのダイヤフ
ラムアクチユエータ32,33は圧力PA,PBに
応動してロツド40,41を図中左右方向に移動
させバイパス弁30を駆動する。例えば、作動室
圧力PBが大きな負圧になると、リターンスプリ
ング39に抗してダイヤフラム37が図中右方向
に引かれ、バイパス弁30が時計方向に回動して
バイパス通路19を開く。また、作動室圧力PA
が大気圧よりも高くなつた場合はリターンスプリ
ング38に抗してダイヤフラム36が図中右方に
押されて同様にバイパス通路29が開く。すなわ
ち、2つのダイヤフラムアクチユエータ32,3
3は連動構成され、作動室間の差圧(PA−PB)
に応じてバイパス弁30の開度を制御する。ダイ
ヤフラムアクチユエータ32,33の側方には電
磁アクチユエータ44が設けられ、電磁アクチユ
エータ44はコントロールユニツト45により通
電が遮断されるとロツド41のストローク量を規
制する。
が配設されており、過給機25は2つのまゆ型ロ
ータ26の回転により吸気を過給する。過給機2
5にはクランクプーリ27からの動力がベルト2
8を介して伝達される。また、吸気通路23には
過給機25をバイパスするバイパス通路29が併
設されており、バイパス通路29にはバイパス弁
30が設けられる。バイパス弁30は直線運動を
回転運動に変換するリンク機構31を介して対向
する一対のダイヤフラムアクチユエータ32,3
3に連結され、ダイヤフラムアクチユエータ3
2,33はリンク機構31を介してバイパス弁3
0を開閉駆動する。各ダイヤフラムアクチユエー
タ32,33の構成は略同一であり、それぞれ作
動室34,35を画成するダイヤフラム36,3
7、リターンスプリング38,39および同軸上
に連結され金属製パイプからなるロツド40,4
1から構成され、各作動室34,35にはそれぞ
れ通路42,43を介して絞弁24の前後の圧力
PA,PBが導かれる。そして、これらのダイヤフ
ラムアクチユエータ32,33は圧力PA,PBに
応動してロツド40,41を図中左右方向に移動
させバイパス弁30を駆動する。例えば、作動室
圧力PBが大きな負圧になると、リターンスプリ
ング39に抗してダイヤフラム37が図中右方向
に引かれ、バイパス弁30が時計方向に回動して
バイパス通路19を開く。また、作動室圧力PA
が大気圧よりも高くなつた場合はリターンスプリ
ング38に抗してダイヤフラム36が図中右方に
押されて同様にバイパス通路29が開く。すなわ
ち、2つのダイヤフラムアクチユエータ32,3
3は連動構成され、作動室間の差圧(PA−PB)
に応じてバイパス弁30の開度を制御する。ダイ
ヤフラムアクチユエータ32,33の側方には電
磁アクチユエータ44が設けられ、電磁アクチユ
エータ44はコントロールユニツト45により通
電が遮断されるとロツド41のストローク量を規
制する。
ここで、本実施例では電磁アクチユエータ44
の構造にその特徴があり、以下にこれを詳述す
る。第2図は電磁アクチユエータ44近傍の要部
構成図であり、第1図と同一の部材には同一符号
を付してある。同図において、電磁アクチユエー
タ44は可動体51を有しており、可動体51は
第1の可動片52および第2の可動片53に分割
して構成される。第1の可動片52はその先端側
がロツド状に形成されるとともに、ハウジング5
4に移動自在に支持されてその軸方向の移動が可
能である一方、その基端側がハウジング54の内
部に摺動可能に支持され、さらに、第1の可動片
52はスプリング(弾性部材)55により図中上
方に付勢されている。なお、第1の可動片52お
よび第2の可動片53は鉄を素材とし、ハウジン
グ54は各可動片52,53よりも柔らかい材質
の素材で形成される。第2の可動片53は第1の
可動片52に対して所定の遊びを持つて緩やかに
係合し、両者は軸方向には一体となつて移動する
が、軸方向と略直交する方向には共に遊動可能と
なる(横方向にずれることができる)。第2の可
動片53の近傍には第2の可動片53と同軸上に
ソレノイド56が設けられ、ソレノイド56はハ
ウジング54に収納、固着される。ソレノイド5
6は、例えばエナメル線を非磁性体の合成樹脂又
はプラスチツクの筒に巻き付けることによつて構
成されており、ソレノイド56の中心部には円筒
状の空間が画成され、この中には鉄心56aが収
納されている。鉄心56aはソレノイド56に電
流を流すことにより磁力を発生する。可動体51
はソレノイド56に通電されるとハウジング54
内に収納され、非通電時はスプリング55の付勢
力によりハウジング54から突出し、ロツド41
に形成された孔57に挿入される。孔57は長円
形に形成され、スプリング55が挿入されたとき
第3図aに示すバイパス弁30の全開から第3図
bに示す所定の最小開度に対応するロツド41の
ストロークを可能にしている。なお、リンク機構
31近傍の各部材の詳細は次の通りである。すな
わち、ダイヤフラムアクチユエータ32,33を
画成するハウジング32a,33aは何れも金属
製であり、これらのハウジング32a,33aは
金属製のブラケツト58にそれぞれナツト59,
60により対向して固定される。ブラケツト58
はボルト61によりバイパス通路29の管壁に固
定され、バイパス通路29は鋳物により形成され
る。また、バイパス通路29のバイパス弁30は
金属製の弁軸30aに固定され、弁軸30aには
金属製のレバー62が合成樹脂製のスペーサ63
を挟んでワツシヤ64,ナツト65の軸付けによ
り固定される。レバー62には金属製のエルボー
66が固着され、エルボー66にロツド40,4
1が連結される。
の構造にその特徴があり、以下にこれを詳述す
る。第2図は電磁アクチユエータ44近傍の要部
構成図であり、第1図と同一の部材には同一符号
を付してある。同図において、電磁アクチユエー
タ44は可動体51を有しており、可動体51は
第1の可動片52および第2の可動片53に分割
して構成される。第1の可動片52はその先端側
がロツド状に形成されるとともに、ハウジング5
4に移動自在に支持されてその軸方向の移動が可
能である一方、その基端側がハウジング54の内
部に摺動可能に支持され、さらに、第1の可動片
52はスプリング(弾性部材)55により図中上
方に付勢されている。なお、第1の可動片52お
よび第2の可動片53は鉄を素材とし、ハウジン
グ54は各可動片52,53よりも柔らかい材質
の素材で形成される。第2の可動片53は第1の
可動片52に対して所定の遊びを持つて緩やかに
係合し、両者は軸方向には一体となつて移動する
が、軸方向と略直交する方向には共に遊動可能と
なる(横方向にずれることができる)。第2の可
動片53の近傍には第2の可動片53と同軸上に
ソレノイド56が設けられ、ソレノイド56はハ
ウジング54に収納、固着される。ソレノイド5
6は、例えばエナメル線を非磁性体の合成樹脂又
はプラスチツクの筒に巻き付けることによつて構
成されており、ソレノイド56の中心部には円筒
状の空間が画成され、この中には鉄心56aが収
納されている。鉄心56aはソレノイド56に電
流を流すことにより磁力を発生する。可動体51
はソレノイド56に通電されるとハウジング54
内に収納され、非通電時はスプリング55の付勢
力によりハウジング54から突出し、ロツド41
に形成された孔57に挿入される。孔57は長円
形に形成され、スプリング55が挿入されたとき
第3図aに示すバイパス弁30の全開から第3図
bに示す所定の最小開度に対応するロツド41の
ストロークを可能にしている。なお、リンク機構
31近傍の各部材の詳細は次の通りである。すな
わち、ダイヤフラムアクチユエータ32,33を
画成するハウジング32a,33aは何れも金属
製であり、これらのハウジング32a,33aは
金属製のブラケツト58にそれぞれナツト59,
60により対向して固定される。ブラケツト58
はボルト61によりバイパス通路29の管壁に固
定され、バイパス通路29は鋳物により形成され
る。また、バイパス通路29のバイパス弁30は
金属製の弁軸30aに固定され、弁軸30aには
金属製のレバー62が合成樹脂製のスペーサ63
を挟んでワツシヤ64,ナツト65の軸付けによ
り固定される。レバー62には金属製のエルボー
66が固着され、エルボー66にロツド40,4
1が連結される。
次に、作用を説明する。
過給圧の制御は絞弁24の前後の圧力PA、PB
の圧力差に応じて行われており、圧力差が小さい
ときはバイパス弁30の開度が小さくなり、バイ
パス空気量が減少して大きな過給圧が発生する。
また、圧力差が大きいときはバイパス弁30の開
度が大きくなり、小さな過給圧が発生する。
の圧力差に応じて行われており、圧力差が小さい
ときはバイパス弁30の開度が小さくなり、バイ
パス空気量が減少して大きな過給圧が発生する。
また、圧力差が大きいときはバイパス弁30の開
度が大きくなり、小さな過給圧が発生する。
ここで、本実施例では電磁アクチユエータ44
の非通電時における作用にその特徴があり、以下
にこれを詳述する。電磁アクチユエータ44の非
通電時は可動体51がスプリング55の付勢力に
よりハウジング54から突出し、孔57内に挿入
される。いま、ロツド41が第2図中右方向に移
動するとバイパス弁30の開度は徐々に小さくな
るが、第1の可動片52の先端部が孔57のダイ
ヤフラムアクチユエータ32側の側面に当接する
のでバイパス弁30が全閉となることはなく、所
定の最小開度に保持される。このとき、第1の可
動片52には横荷重が加わるが、この力はハウジ
ング54によつて支えられ、第2の可動片53に
は伝達されない。すなわち、第1の可動片52は
ハウジング54によつて移動自在に支持されてお
り、第1の可動片52と第2の可動片53とは所
定の遊びを持つて緩やかに係合していることか
ら、第1の可動片52に加わつた横荷重は第2の
可動片53に作用することなくハウジング54に
よつてのみ支えられる。第4図は上記の横荷重が
加わつた場合の動作図を示しており、この図から
も明らかであるように横荷重が加わるとこれが第
1の可動片52のみに作用して第1の可動片52
がハウジング54の軸線X−X′に対して偏心し、
軸線Y−Y′のようにわずかだが外れたものとな
る。このため、ハウジング54については記号
a,b,cで示す部分が摺動により削り取られる
ような状態になることが予想される。しかし、そ
の影響は第2の可動片53までは及ばず図中dで
囲んだ部分についてはソレノイド56と摺接する
ことがない。因に、第5図は同様の横荷重が加わ
つた場合の従来例を示すもので、図中dで囲んだ
部分において可動体9がソレノイド11のケース
と摺接し、この箇所が削り取られて変形してい
る。
の非通電時における作用にその特徴があり、以下
にこれを詳述する。電磁アクチユエータ44の非
通電時は可動体51がスプリング55の付勢力に
よりハウジング54から突出し、孔57内に挿入
される。いま、ロツド41が第2図中右方向に移
動するとバイパス弁30の開度は徐々に小さくな
るが、第1の可動片52の先端部が孔57のダイ
ヤフラムアクチユエータ32側の側面に当接する
のでバイパス弁30が全閉となることはなく、所
定の最小開度に保持される。このとき、第1の可
動片52には横荷重が加わるが、この力はハウジ
ング54によつて支えられ、第2の可動片53に
は伝達されない。すなわち、第1の可動片52は
ハウジング54によつて移動自在に支持されてお
り、第1の可動片52と第2の可動片53とは所
定の遊びを持つて緩やかに係合していることか
ら、第1の可動片52に加わつた横荷重は第2の
可動片53に作用することなくハウジング54に
よつてのみ支えられる。第4図は上記の横荷重が
加わつた場合の動作図を示しており、この図から
も明らかであるように横荷重が加わるとこれが第
1の可動片52のみに作用して第1の可動片52
がハウジング54の軸線X−X′に対して偏心し、
軸線Y−Y′のようにわずかだが外れたものとな
る。このため、ハウジング54については記号
a,b,cで示す部分が摺動により削り取られる
ような状態になることが予想される。しかし、そ
の影響は第2の可動片53までは及ばず図中dで
囲んだ部分についてはソレノイド56と摺接する
ことがない。因に、第5図は同様の横荷重が加わ
つた場合の従来例を示すもので、図中dで囲んだ
部分において可動体9がソレノイド11のケース
と摺接し、この箇所が削り取られて変形してい
る。
したがつて、本実施例では第2の可動片53に
はソレノイド56の発生する電磁力によつて軸方
向の力のみが加わることとなり、第2の可動片5
3やソレノイド56が横荷重によつて変形してロ
ツクしたり、ソレノイド56が断線することがな
い。その結果、可動体51やソレノイド56の耐
久性が高まり電磁アクチユエータ44の信頼性を
大幅に向上させることができ、過給圧制御装置の
信頼性を向上させることができる。
はソレノイド56の発生する電磁力によつて軸方
向の力のみが加わることとなり、第2の可動片5
3やソレノイド56が横荷重によつて変形してロ
ツクしたり、ソレノイド56が断線することがな
い。その結果、可動体51やソレノイド56の耐
久性が高まり電磁アクチユエータ44の信頼性を
大幅に向上させることができ、過給圧制御装置の
信頼性を向上させることができる。
以上の第1実施例ではロツド41の直線運動を
規制したが、次に、回転運動を規制する場合につ
いて説明する。
規制したが、次に、回転運動を規制する場合につ
いて説明する。
第6,7図は本考案に係る電磁アクチユエータ
の第2実施例を示す図であり、第1実施例と同一
構成部材には同一符号を付し、その説明を省略す
る。第6図において、71はバイパス弁30に連
結されたリンク機構であり、リンク機構71はレ
バー72およびエルボー73により構成される。
レバー72には第7図に示すようにバイパス弁3
0の回動軸を中心にして周方向に長い孔74が形
成され、孔74には電磁アクチユエータ44のソ
レノイド56の非通電時に可動体51の先端部が
挿入される。なお、第7図では、電磁アクチユエ
ータ44を取りはずした状態を示し、説明の都合
上第1の可動片52の位置のみ示してある。ま
た、各部の詳細については略第1実施例と同様で
あり、75はスペーサ、76はワツシヤ、77は
ナツトである。孔74は可動体51が挿入された
とき、バイパス弁30が全開から所定の最小開度
に対応する位置まで回動可能に形成されており、
ピン73はダイヤフラムアクチユエータ32,3
3の各ロツド40,41の先端部と連結される。
これにより、ロツド40,41の移動に伴つてバ
イパス弁30が開閉するが、ソレノイド56の非
通電時は可動体51がハウジング54から突出し
て孔74に挿入されるので、レバー72の回動角
度が規制され、バイパス弁30が全閉とならずに
所定の最小開度が保持される。このとき、可動体
51には横荷重が加わるが、第1実施例と同様に
して第1の可動片52およびハウジング54によ
り支えられる。すなわち、第2の可動片53には
横荷重が作用することがないので、第1実施例と
同様の効果を得ることができる。
の第2実施例を示す図であり、第1実施例と同一
構成部材には同一符号を付し、その説明を省略す
る。第6図において、71はバイパス弁30に連
結されたリンク機構であり、リンク機構71はレ
バー72およびエルボー73により構成される。
レバー72には第7図に示すようにバイパス弁3
0の回動軸を中心にして周方向に長い孔74が形
成され、孔74には電磁アクチユエータ44のソ
レノイド56の非通電時に可動体51の先端部が
挿入される。なお、第7図では、電磁アクチユエ
ータ44を取りはずした状態を示し、説明の都合
上第1の可動片52の位置のみ示してある。ま
た、各部の詳細については略第1実施例と同様で
あり、75はスペーサ、76はワツシヤ、77は
ナツトである。孔74は可動体51が挿入された
とき、バイパス弁30が全開から所定の最小開度
に対応する位置まで回動可能に形成されており、
ピン73はダイヤフラムアクチユエータ32,3
3の各ロツド40,41の先端部と連結される。
これにより、ロツド40,41の移動に伴つてバ
イパス弁30が開閉するが、ソレノイド56の非
通電時は可動体51がハウジング54から突出し
て孔74に挿入されるので、レバー72の回動角
度が規制され、バイパス弁30が全閉とならずに
所定の最小開度が保持される。このとき、可動体
51には横荷重が加わるが、第1実施例と同様に
して第1の可動片52およびハウジング54によ
り支えられる。すなわち、第2の可動片53には
横荷重が作用することがないので、第1実施例と
同様の効果を得ることができる。
なお、以上の第1、第2の各実施例では電磁ア
クチユエータを過給圧制御装置に適用した場合を
示したが、本考案の適用はこれに限られるもので
はない。要は、電磁アクチユエータの可動体に横
荷重が加わるような場合であればどのような場合
であつても良く、広い分野に亘る適用が可能であ
る。
クチユエータを過給圧制御装置に適用した場合を
示したが、本考案の適用はこれに限られるもので
はない。要は、電磁アクチユエータの可動体に横
荷重が加わるような場合であればどのような場合
であつても良く、広い分野に亘る適用が可能であ
る。
(効果)
本考案によれば、可動体を2つの可動片により
分割して構成するとともに、移動部材の移動を規
制する第1の可動片と電磁力を受けて移動する第
2の可動片とを緩やかに係合させているので、可
動体に作用する軸方向と直交する方向の力を第1
の可動片にのみ作用させて第2の可動片に作用す
る過渡の荷重を抑制することができる。その結
果、可動体やソレノイドの耐久性を高めて、電磁
アクチユエータの信頼性を向上させることができ
る。
分割して構成するとともに、移動部材の移動を規
制する第1の可動片と電磁力を受けて移動する第
2の可動片とを緩やかに係合させているので、可
動体に作用する軸方向と直交する方向の力を第1
の可動片にのみ作用させて第2の可動片に作用す
る過渡の荷重を抑制することができる。その結
果、可動体やソレノイドの耐久性を高めて、電磁
アクチユエータの信頼性を向上させることができ
る。
第1〜4図は本考案に係る電磁アクチユエータ
を過給圧制御装置に適用した場合の第1実施例を
示す図であり、第1図はその全体構成図、第2図
はその要部断面図、第3図はその可動体と孔の位
置関係を示す図、第4図はその作用を説明するた
めの電磁アクチユエータの要部断面図、第5図は
従来の作用を説明するための電磁アクチユエータ
の要部断面図、第6,7図は本考案に係る電磁ア
クチユエータを過給圧制御装置に適用した場合の
第2実施例を示す図であり、第6図はその要部断
面図、第7図はその可動体と孔の位置関係を示す
図、第8図は従来の電磁アクチユエータを過給圧
制御装置に適用した場合を示すその要部断面図で
ある。 44……電磁アクチユエータ、51……可動
体、52……第1の可動片、53……第2の可動
片、55……スプリング(弾性部材)。
を過給圧制御装置に適用した場合の第1実施例を
示す図であり、第1図はその全体構成図、第2図
はその要部断面図、第3図はその可動体と孔の位
置関係を示す図、第4図はその作用を説明するた
めの電磁アクチユエータの要部断面図、第5図は
従来の作用を説明するための電磁アクチユエータ
の要部断面図、第6,7図は本考案に係る電磁ア
クチユエータを過給圧制御装置に適用した場合の
第2実施例を示す図であり、第6図はその要部断
面図、第7図はその可動体と孔の位置関係を示す
図、第8図は従来の電磁アクチユエータを過給圧
制御装置に適用した場合を示すその要部断面図で
ある。 44……電磁アクチユエータ、51……可動
体、52……第1の可動片、53……第2の可動
片、55……スプリング(弾性部材)。
Claims (1)
- 移動して所定の物理的作用を行う移動部材の近
傍に配設され、該移動部材の移動方向に対してほ
ぼ直交する方向に電磁力によつて可動体を突出、
後退させて移動部材の移動を直交する方向から規
制する電磁アクチユエータにおいて、前記可動体
を第1の可動片と、第2の可動片に分割して構成
し、第1の可動片はその先端側がハウジングに移
動自在に支持されて移動部材に係合可能であり、
その基端側がハウジングの内部に摺動可能に支持
されて第2の可動片に所定の遊びをもつて緩やか
に係合し、第2の可動片あるいは第1の可動片の
うち少なくとも一方を移動部材に接近する方向に
付勢する弾性部材を設け、第2の可動片はソレノ
イドの電磁力を受けると弾性部材の付勢力に抗し
て前記移動部材から離反する方向に吸引されて、
第1の可動片を移動部材から後退させるようにし
たことを特徴とする電磁アクチユエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7695887U JPH0534014Y2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7695887U JPH0534014Y2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63188713U JPS63188713U (ja) | 1988-12-05 |
| JPH0534014Y2 true JPH0534014Y2 (ja) | 1993-08-30 |
Family
ID=30924516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7695887U Expired - Lifetime JPH0534014Y2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0534014Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-21 JP JP7695887U patent/JPH0534014Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63188713U (ja) | 1988-12-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6422184B1 (en) | Method and apparatus for impulse charging of an internal combustion engine | |
| EP1126156B1 (en) | Improved exhaust gas recirculation system for an internal combustion engine having an integrated valve position sensor | |
| US5746190A (en) | EGR system using perpendicularly arranged control valve | |
| WO1992016733A1 (en) | Engine exhaust gas recirculation (egr) | |
| JPH02140435A (ja) | 内燃機関用電子制御式スロットルバルブ | |
| JP2000240477A (ja) | 火花点火式ピストン内燃機関のシリンダ内の混合気形成および給気運動に影響を与える方法 | |
| US7270093B2 (en) | Internal combustion engine with electronic valve actuators and control system therefor | |
| US7441519B2 (en) | Engine valve actuation system | |
| JPH0534014Y2 (ja) | ||
| WO2001079672A1 (en) | Two stage concentric egr valves | |
| US6378510B1 (en) | Exhaust gas recirculation system for an internal combustion engine having an integrated vacuum regulator and delta pressure sensor | |
| US10113491B2 (en) | Air-intake shutoff valves for engines | |
| JPS59213921A (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
| JP2518703Y2 (ja) | 補助空気量制御装置 | |
| JPH0844432A (ja) | 流量制御弁 | |
| JP2598420Y2 (ja) | 2サイクルエンジンの排気バルブ装置 | |
| JPH0169151U (ja) | ||
| JPS61106918A (ja) | エンジンの吸気制御装置 | |
| JPS6251744A (ja) | 気化器のオ−トチヨ−ク装置 | |
| JPH0447393Y2 (ja) | ||
| JPH04254083A (ja) | 流量制御弁 | |
| JPH0791997B2 (ja) | タ−ボ過給機の可変ノズル制御装置 | |
| JPS6316803Y2 (ja) | ||
| JPS5614815A (en) | Engine | |
| KR20240102378A (ko) | 이중 스프링 방식 3 방향 egr 밸브 유닛 및 egr 시스템 |