JPH05342303A - 分散システム設計・性能評価支援方法 - Google Patents

分散システム設計・性能評価支援方法

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JPH05342303A
JPH05342303A JP4145398A JP14539892A JPH05342303A JP H05342303 A JPH05342303 A JP H05342303A JP 4145398 A JP4145398 A JP 4145398A JP 14539892 A JP14539892 A JP 14539892A JP H05342303 A JPH05342303 A JP H05342303A
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JP4145398A
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Toshiya Kagawa
敏也 香川
Koichi Honma
弘一 本間
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】対象の分散システムで実現すべき機能およびデ
ータベースと、それらの機能間および機能とデータベー
ス間の情報のフローとに関するデータを、利用者の入力
に応じてデータファイルに定義し、利用者が、分散シス
テムを構成する分散処理装置に関するデータと、複数の
機能およびデータベースをどのようにそれらの分散処理
装置に割り当てるかの射影データとを定義したときに、
このデータファイルをもとに、システム内の各分散装置
とそれらの分散装置間の情報フローを表わすデータと、
各分散装置ごとに割り当てられた機能およびデータベー
スと、それらの機能間および機能とデータベース間の情
報フローとを表わすデータを生成する。 【効果】分散システムの設計を、性能を評価しつつ、段
階的に、変更,フィードバックを繰り返しながら、行な
うことを支援することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分散システムの設計・
性能評価支援方法に係り、特に、分散システムの設計
を、性能を評価しつつ、段階的に、変更,フィードバッ
クを繰り返しながら、行なうことを支援する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、分散システムの設計・性能評価支
援方法は、情報処理学会第39回(平成元年後期)全国
大会講演論文集(III)第2051頁から第2052頁に
記載されている。
【0003】この文献は、ネットワーク全体の性能を定
量的に推定するためのシミュレータについて述べたもの
であり、シミュレーションを精度に応じて試行すること
を繰り返しつつ、設計対象のシステムを定義してゆく機
能について述べられている。また、対象システムの定義
の方法として、グラフィックアイコンを用いて簡単に定
義を行なえる方法について述べられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来技術で
は、設計対象システムの定義方法については簡単に触れ
られているだけで、システム内の各装置に割り当てるべ
き機能およびデータベースを、どのように各装置に射影
するかを、定義する方法については、触れられていな
い。
【0005】本発明の目的は、設計対象システムの定義
において、まず、システム内の各装置に割り当てるべき
機能およびデータベースと、それらの関連とを記述し、
次に、機能およびデータベースの装置への射影方法を定
義し、また、その定義による結果を記述することを、利
用者が容易に行なうための機能を有することによって、
分散システムの設計を、性能を評価しつつ、変更,フィ
ードバックを繰り返しながら段階的に行なうことができ
るような方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、対象の分散システムで実現すべき機能お
よびデータベースと、それらの機能間および機能と前記
データベース間の情報のフローとに関するデータを、利
用者の入力に応じてデータファイルに定義し、利用者
が、分散システムを構成する分散処理装置に関するデー
タと、複数の機能および前記データベースをどのように
それらの前記分散処理装置に割り当てるかの射影データ
とを定義したときに、前記データファイルをもとに、シ
ステム内の各分散装置と前記分散装置間の情報フローを
表わすデータと、前記各分散装置ごとに割り当てられた
機能および前記データベースと、それらの前記機能間お
よび前記機能と前記データベース間の情報フローとを表
わすデータとが生成されるようにしたものである。ま
た、各データが図に表示され、その図上に性能評価に関
するデータが表示されるようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明によると、利用者は、まず、対象の分散
システムで実現すべき機能およびデータベースと、それ
らの機能間および機能とデータベース間の情報のフロー
とに関するデータを記述する。次に、図に表示されたデ
ータ、特に、性能評価に関するデータを参照しつつ、分
散システムをどのような分散処理装置で構成し、複数の
機能およびデータベースをどのようにそれらの分散処理
装置に割り当てるかの射影方法を定義する。このとき
に、システム内の各分散装置とそれらの分散装置間の情
報フローを表わすデータと、各分散装置ごとに割り当て
られた機能およびデータベースと、それらの機能間およ
び機能とデータベース間の情報フローとを表わすデータ
とが生成され、各データは図に表示される。利用者は、
図に表示されたデータ、特に性能評価に関するデータを
参照して、各機能および各データベースの装置への射影
方法の変更を適宜行なう。
【0008】このような作業を繰り返すことによって、
利用者は、分散システムの設計を、性能を評価しつつ、
変更,フィードバックを繰り返しながら段階的に行なう
ことができる。
【0009】
【実施例】図2は、本発明において用いる装置のブロッ
ク図である。このシステムは、処理装置1と、表示装置
2と、入力装置3と、記憶装置4とから構成される。
【0010】処理装置1は、データファイルを作成し
て、記憶装置4に蓄える。その後、それを編集して表ま
たは図を作成して、表示装置2に表示する。データファ
イルは、利用者が、表示装置2に表示される表または図
の内容を、入力装置3を介して、作成,変更することに
より作成されるか、または、あらかじめ記憶されたデー
タファイルを加工,編集することにより、作成される。
【0011】前者のデータファイルは、図1に示すよう
に、システム内の各装置に割り当てるべき機能およびデ
ータベースと、それらの間の情報のフローとに関する第
一のデータ表13に対応するデータファイルよりなる。
【0012】後者のデータファイルは、第一のデータ表
13の内容を図に表示した第一のブロック線図14と、
システム内の各装置と、装置間の情報のフローとに関す
る第二のデータ表15と、第二のデータ表15の内容を
図に表示した第二のブロック線図16と、各装置に割り
当てられた機能およびデータベースと、それらの間の情
報のフローとに関する第三のデータ表17と、第三のデ
ータ表17の内容を図に表示した第三のブロック線図1
8とに、それぞれ対応するデータファイルよりなる。
【0013】データファイル間の関係、および処理装置
の持つ諸機能を図1に示す。
【0014】データファイル間の関係を表わす矢印20
1によって示されるように、処理装置1は、第一のブロ
ック線図14に対応するデータファイル22を、第一の
データ表13に対応するデータファイル21より作成す
る。また、矢印202によって示されるように、処理装
置1は、利用者が、入力装置3を用いて、各機能および
各データベースの装置への射影を定義したときに、その
定義情報をもとに、第二のデータ表15に対応するデー
タファイル23と、第三のデータ表17に対応するデー
タファイル25を、第一のデータ表13に対応するデー
タファイル21より作成する。また、矢印203によっ
て示されるように、第二のブロック線図16に対応する
データファイル24を、第二のデータ表15に対応する
データファイル23より作成し、矢印204によって示
されるように、第三のブロック線図18に対応するデー
タファイル26を、第三のデータ表17に対応するデー
タファイル25より作成する。
【0015】また、処理装置1は、矢印205によって
示されるように、第一のデータ表13に含まれる、各機
能の処理負荷および発生頻度と、各データベースのデー
タ量と、各機能間および各機能と各データベース間の情
報フローのデータ量とに関する情報を、第一のブロック
線図14上に表示する機能を持つ。また、矢印206によ
って示されるように、第二のデータ表15に含まれる、
各装置の処理負荷と、各装置のデータベースのデータ量
と、各装置間の情報フローのデータ量とに関する情報
を、第二のブロック線図16上に表示する機能を持つ。
また、矢印207によって示されるように、第三のデータ
表17に含まれる、各機能の処理負荷および発生頻度
と、各データベースのデータ量と、各機能間および各機
能と各データベース間の情報フローのデータ量とに関す
る情報を、第三のブロック線図18上に表示する機能を
持つ。また、利用者が、各機能の装置への射影の定義を
第一のブロック線図14の上で行なうための機能を持
ち、そのとき、その定義情報は、矢印208によって示
されるように、第一のデータ表13に対応するデータフ
ァイルに書き込まれる。
【0016】図3は第一のデータ表13の画面表示例の
説明図である。データファイルが蓄積されていて、この
データファイルよりデータ表は作成される。データ表
は、各機能に関して、その機能固有の番号31,名称3
2,処理負荷33,発生頻度34,機能の直前に処理さ
れる機能の名称35,直前に処理される機能から渡され
る情報の名称36,情報の量37,機能が必要とするデ
ータベースの名称38,情報の量39を含むものであ
り、また、各データベースに関して、そのデータベース
固有の番号41,名称42,データベースの容量43,
データベースにアクセスする機能の名称44,アクセス
する機能から渡される情報の名称45,情報の量46を
含むものであり、この表への入力により、システム内の
機能,データベース、および、機能,データベース間の
情報のフローが規定され、これらに関するデータファイ
ルが作成,変更される。
【0017】図4は第一のブロック線図14の画面表示
例の説明図である。ブロック51a〜51gで示される
ように、第一のデータ表13で規定された各機能は、図
中でブロックによって表示され、ブロック52a〜52
cで示されるように、第一のデータ表13で規定された
各データベースも、図中でブロックによって表示され
る。また、矢印53a〜53lで示されるように、第一
のデータ表13で規定された、各機能間および各機能と
各データベース間の情報のフローは、該当する機能,デ
ータベースを示すブロックを結ぶ矢印によって表わされ
る。また、ブロック51aに示すように、第一のデータ
表13に含まれる、各機能の処理負荷および発生頻度に
関する情報は、機能を表わすブロックの大きさによって
表示され、ブロック52cに示すように、第一のデータ
表13に含まれる、各データベースのデータ量に関する
情報は、データベースを表わすブロックの大きさによっ
て表示され、矢印53lに示すように、第一のデータ表
13に含まれる、各機能間および各機能と各データベー
ス間の情報フローのデータ量とに関する情報は、矢印の
太さによって表示される。
【0018】図5は第二のデータ表15の画面表示例の
説明図である。データファイルが蓄積されていて、この
データファイルよりデータ表は作成される。データ表
は、各装置に関して、その装置固有の番号61,名称6
2,処理負荷63,データベースの容量64,この装置
に送信する装置の名称65,送信される情報の名称6
6,情報の量67,受信頻度68、この装置が送信する
相手装置の名称69,送信される情報の名称70,情報
の量71,送信頻度72を含むものである。この表は参
照のために用いられるものである。
【0019】図6は第二のブロック線図16の画面表示
例の説明図である。ブロック76a〜76eで示される
ように、第二のデータ表15で規定された各装置は、図
中でブロックによって表示される。また、矢印77a〜
77fで示されるように、第二のデータ表15で規定さ
れた、各装置間の情報のフローは、該当する装置を示す
ブロックを結ぶ矢印によって表わされる。また、ブロッ
ク76aに示すように、第二のデータ表15に含まれ
る、各装置の処理負荷と、各装置のデータベースのデー
タ量とに関する情報は、装置を表わすブロックの大き
さ,色によって表示され、矢印77fに示すように、第
二のデータ表15に含まれる、各装置間の情報フローの
データ量に関する情報は、矢印の太さによって表示され
る。
【0020】図7は第三のデータ表17の画面表示例の
説明図である。データファイルが蓄積されていて、この
データファイルよりデータ表は作成される。データ表
は、各装置内の、送受信以外の各機能に関して、その機
能固有の番号81,名称82,処理負荷83,発生頻度
84、この機能の直前に処理される同一装置内の機能の
名称85,直前に処理される同一装置内の機能から渡さ
れる情報の名称86,情報の量87、この機能が必要と
する同一装置内のデータベースの名称88,情報の量8
9を含むものである。また、受信機能に関しては、その
機能固有の番号90,名称91,処理負荷92,発生頻
度93,送信する装置の名称94,送信される情報の名
称95,情報の量96を含むものであり、送信機能に関
しては、その機能固有の番号97,名称98,処理負荷
99,発生頻度100、この機能の直前に処理される同
一装置内の機能の名称101,直前に処理される同一装
置内の機能から渡される情報の名称102,情報の量1
03,該機能が必要とする同一装置内のデータベースの
名称104,情報の量105、および、送信する相手装
置の名称106,送信される情報の名称107,情報の
量108を含むものである。また、各装置内の各データ
ベースに関して、そのデータベース固有の番号109,
名称110,データベースの容量111,データベース
にアクセスする同一装置内の機能の名称112,アクセ
スする同一装置内の機能から渡される情報の名称11
3,情報の量114を含むものである。この表は参照の
ために用いられるものである。
【0021】図8は第三のブロック線図18の画面表示
例の説明図である。ブロック121a〜121gで示される
ように、第三のデータ表17で規定された各機能は、図
中でブロックによって表示され、ブロック122a〜1
22bで示されるように、第三のデータ表17で規定さ
れた各データベースも、図中でブロックによって表示さ
れる。また、矢印123a〜123jで示されるよう
に、第三のデータ表17で規定された、各機能間および
各機能と各データベース間の情報のフローは、該当する
機能,データベースを示すブロックを結ぶ矢印によって
表わされる。また、ブロック124a〜124cで示さ
れるように、第三のデータ表17で規定された、この装
置と送受信する他装置は、図中でブロックによって表示
され、矢印125a〜125cで示されるように、第三
のデータ表17で規定された、他装置との情報のフロー
は、該当する機能,他装置を示すブロックを結ぶ矢印に
よって表わされる。また、ブロック121gに示すよう
に、第三のデータ表17に含まれる、各機能の処理負荷
および発生頻度に関する情報は、機能を表わすブロック
の大きさによって表示され、ブロック122bに示すよ
うに、第一のデータ表13に含まれる、各データベース
のデータ量に関する情報は、データベースを表わすブロ
ックの大きさによって表示され、矢印123jに示すよ
うに、第一のデータ表13に含まれる、各機能間および
各機能と各データベース間の情報フローのデータ量とに
関する情報は、矢印の太さによって表示される。
【0022】次に、あらかじめ記憶されたデータファイ
ルを加工,編集することにより、別のデータファイルを
作成する手順、また、そのほかの各種機能を実現する手
段について、詳細に説明する。
【0023】最初に、第二のデータ表15および第三の
データ表17に対応するデータファイルを、利用者が入
力装置3を用いて各機能の装置への射影を定義したとき
に、その定義情報をもとに、第一のデータ表13に対応
するデータファイルより作成する手順を、図9のフロー
チャートを用いて説明する。
【0024】利用者が各機能の装置への射影を定義する
ときには、第一のデータ表13またはブロック線図14
を表示して(ステップ221)、各機能の装置への射影
を定義することを指定する(222)。このとき、第一
のデータ表13または第一のブロック線図14の欄外
に、装置名とその装置に射影される機能を入力するため
の欄が表示される(223)。これを用いて、利用者
は、まず、装置名を入力し(224)、次に、その装置
に射影される機能を、欄内に直接、または、第一のブロ
ック線図14に図示された機能をピックすることによ
り、入力する(225)。射影される機能の入力が終了す
れば(226)、次の装置名を入力し同様の入力を行
う。すべての入力が終了すれば(227)、第一のデー
タ表13に対応するデータファイル上に定義情報が格納
される(228)。
【0025】この定義情報をもとに、第二のデータ表1
5および第三のデータ表17に対応するデータファイル
を作成する手順を以下に説明する。
【0026】まず、第三のデータ表17について説明す
る。
【0027】第一のデータ表13の各機能,各データベ
ースに関する情報は、射影の定義情報をもとに、装置ご
とに分類される(229)。分類が終了すると、各装置
ごとに第三のデータ表17に対応するデータファイルが
生成される(230)。このとき、各機能に関する情報
のなかの、直前に処理される機能の名称35,直前に処
理される機能から渡される情報の名称36,情報の量3
7,必要とするデータベースの名称38,情報の量39
に関して、射影の定義情報をもとに、直前に処理される
機能、必要とするデータベースが、同一装置内にあるか
ないかが走査される(231)。
【0028】各データベースに関する情報のなかの、ア
クセスする機能の名称44,アクセスする機能から渡さ
れる情報の名称45,情報の量46に関しても、同様に
走査される。同一装置内にある場合(232)、そのま
ま、直前に処理される同一装置内の機能の名称85,直
前に処理される同一装置内の機能から渡される情報の名
称86,情報の量87,必要とする同一装置内のデータ
ベースの名称88,情報の量89、または、データベー
スにアクセスする同一装置内の機能の名称112,アクセス
する同一装置内の機能から渡される情報の名称113,
情報の量114として、第三のデータ表17に対応する
データファイルに格納される(233)。
【0029】同一装置内にない場合は(232)、直前
に処理される機能の名称35,アクセスする機能の名称
44が「受信機能n」(nは各受信機能に割り当てられ
た固有の数値)に書き替えられた上で、同様に第三のデ
ータ表17に対応するデータファイルに格納される(2
34)。「受信機能n」に関する情報は、このときに第
三のデータ表17に対応するデータファイル上に生成さ
れる。まず、装置外の機能,データベースの属する装置
名が、送信する装置の名称94として書き込まれる。機
能固有の番号90は処理装置1によって割り当てられ、
名称91には「受信機能n」が書き込まれ、処理負荷9
2は利用者の入力待ちとなる。発生頻度93,送信され
る情報の名称95,情報の量96は、前述の機能に関す
る情報よりコピーされる(235)。各装置ごとに分類
された、各機能,各データベースに関する情報の走査が
終了するまで(236)、同様の手続きを繰り返す。
【0030】送信機能以外の各機能,各データベースに
関する情報が、各装置ごとに生成されると、最後に、送
信機能に関する情報が以下のように生成される。すなわ
ち、まず、ある装置に関して、該装置外の機能,データ
ベースのなかで、装置内の機能,データベースを必要と
する機能,装置内の機能がアクセスするデータベースが
検索される(237)。見つかれば(238)、「送信
機能n」(nは各送信機能に割り当てられた固有の数
値)に関する情報が、第三のデータ表17に対応するデ
ータファイル上に生成される(239)。機能固有の番
号97は処理装置1によって割り当てられ、名称98に
は「送信機能n」が書き込まれ、処理負荷99は利用者
の入力待ちとなる。送信する相手装置の名称106に
は、検索された、装置外の機能,データベースの属する
装置の名称が書き込まれ、発生頻度100,この機能の
直前に処理される同一装置内の機能の名称101,直前
に処理される同一装置内の機能から渡される情報の名称
102,情報の量103,この機能が必要とする同一装
置内のデータベースの名称104,情報の量105,送
信される情報の名称107,情報の量108は、前述
の、検索された、機能,データベースに関する情報より
コピーされる。この装置外の機能,データベースの検索
が終了すると(240)、この装置の送信機能に関する
情報の生成は終了する。すべての装置の送信機能に関す
る情報の生成が終了すると(241)、第三のデータ表
17に対応するデータファイルの生成は終了する。
【0031】次に、第二のデータ表15に対応するデー
タファイルを作成する手順を以下に説明する。
【0032】まず、装置固有の番号61,名称62が装
置ごとにデータファイル上に書き込まれる(242)。
次に、第三のデータ表17に対応する装置ごとのデータ
ファイルを用いて、装置ごとの総処理負荷(1秒あた
り)、データベースの容量が計算され、データファイル
上の、処理負荷63,データベースの容量64の項に書
き込まれる(243)。最後に、第三の表17に対応す
るデータファイルの、受信機能に関する情報のなかの、
送信する装置の名称94,送信される情報の名称95,
情報の量96,発生頻度93、および、送信機能に関す
る情報のなかの、送信する相手装置の名称106、送信
される情報の名称107,情報の量108,発生頻度1
00が、第二のデータ表15に対応するデータファイル
上の、この装置に送信する装置の名称65,送信される
情報の名称66,情報の量67,受信頻度68,この装
置が送信する相手装置の名称69,送信される情報の名
称70,情報の量71,送信頻度72として、各装置ご
とに書き込まれる(244)。
【0033】以上により、第二のデータ表15および第
三のデータ表17に対応するデータファイルは、利用者
が入力装置3を用いて各機能の装置への射影を定義した
ときに、その定義情報をもとに、第一のデータ表13に
対応するデータファイルより作成される。
【0034】二番目に、第一のブロック線図14に対応
するデータファイルが、第一のデータ表13に対応する
データファイルより作成される手順を、図10を用いて
説明する。まず、第一のデータ表13に対応するデータ
ファイルにしたがって、f(i,j)(i=1 to
n,j=1 to n)に0または1が代入される。ただ
し、nは第一のデータ表13の機能,データベースの数
であって、f(i,j)は、番号がiの機能,データベー
スから、番号がjの機能,データベースへ、情報フロー
が存在するときに1、存在しないときに0をとるものと
する。f(i,j)を用いて、次の整数計画問題を解く。
【0035】
【数1】
【0036】ただし、x(i),y(i)(i=1 to
n)は、番号がiの機能,データベースの、図に表示し
たときの座標であり、整数値をとるものとする。数1
は、x(i),y(i)が√2nを超えない正の整数値であ
り、異なった機能,データベースが同一の座標値をとら
ないという制約のもとで、情報フローの存在する機能,
データベースを近い位置に配置する最適化問題である。
この整数計画問題によって、x(i),y(i)の値が定ま
れば、番号がiの機能,データベースは、第一のブロッ
ク線図14上で、座標が(x(i),y(i))の位置を中
心とした、一辺の長さが0.5 の正方形261のなかに
表示される。頂点がそれぞれ(k+0.35,l+0.
5)(k+0.65,l+0.5)(k+0.35,l−
0.5)(k+0.65,l−0.5)(k,lは整数)の
長方形262,(k+0.5,l+0.35)(k+0.5,l
+0.65)(k−0.5,l+0.35)(k−0.5,l
+0.65)(k,lは整数)の長方形263,(k+0.2
5,l−0.15)(k+0.25,l+0.15)(k+0.
5,l−0.15)(k+0.5,l+0.15)(k,
lは整数)の長方形264,(k−0.25,l−0.1
5)(k−0.25,l+0.15)(k−0.5,l−
0.15)(k−0.5,l+0.15)(k,lは整
数)の長方形265,(k−0.15,l+0.25)
(k+0.15,l+0.25)(k−0.15,l+0.5)
(k+0.15,l+0.5)(k,lは整数)の長方形
266,(k−0.15,l−0.25)(k+0.1
5,l−0.25)(k−0.15,l−0.5)(k+
0.15,l−0.5)(k,lは整数)の長方形267
は、機能,データベース間の情報フローを表示するため
に用いられ、各情報フローは、この領域内のみを通る、
x軸,y軸に平行な線分の集合として、矢印268のよ
うに描かれる。それぞれの長方形は、x軸,y軸に平行
な線分によって、269で示されるような、いくつかの
小領域に分けられ、それぞれの小領域には一本の情報フ
ローのみしか表示されないようにする。これらのルール
にしたがって、第一のブロック線図14に対応するデー
タファイルは、第一のデータ表13に対応するデータフ
ァイルより作成される。
【0037】同様の手順によって、第二のブロック線図
16に対応するデータファイルは、第二のデータ表15
に対応するデータファイルより作成され、第三のブロッ
ク線図18に対応するデータファイルは、第三のデータ
表17に対応するデータファイルより作成される。ただ
し、第三のブロック線図18では、送信機能,受信機能
は、上端,下端,左端,右端の固定された位置に表示さ
れる。
【0038】三番目に、第一ないし第三のデータ表1
3,15,17に含まれる、処理負荷,データベース容
量,情報フローのデータ量などの情報を、第一ないし第
三のブロック線図14,16,18上に表示する機能に
ついて、以下に説明する。
【0039】第一のブロック線図14に対応するデータ
ファイルが、第一のデータ表13に対応するデータファ
イルより作成されるとき、第一のデータ表13に含まれ
る、各機能の処理負荷および発生頻度と、各データベー
スのデータ量と、情報フローのデータ量とに関する情報
は、第一のブロック線図14に対応するデータファイル
の中にある、情報フローを表わす線分の太さ,機能,デ
ータベースを表現するブロックの大きさの情報に用いら
れる。これにより、第一のデータ表13に含まれる、各
機能の処理負荷および発生頻度,各データベースのデー
タ量,情報フローのデータ量に関する情報は、第一のブ
ロック線図14上に表示される。同様に、第二のデータ
表15に含まれる、各装置の処理負荷,各装置のデータ
ベースのデータ量,各装置間の情報フローのデータ量に
関する情報は、第二のブロック線図16上に表示され、
第三のデータ表17に含まれる、各装置内の、各機能の
処理負荷および発生頻度,各データベースのデータ量,
情報フローのデータ量に関する情報は、第三のブロック
線図18上に表示される。
【0040】次に、本発明を、具体的な分散システムの
設計に適用した場合の実施例について、鉄道運行管理シ
ステムを例にとって、図11,図12を用いて説明す
る。
【0041】図11は、鉄道運行管理システムの場合
の、第一のブロック線図14の画面表示例の説明図であ
る。このブロック線図は、利用者が第一のデータ表13
を作成して、それをもとに生成されるものである。
【0042】図11を用いて、鉄道運行管理システムの
主な機能,データベースについて説明する。ブロック3
11で表わされる実施ダイヤは、列車の運行計画を記述
したダイヤである。ブロック312a〜dで表わされる
列車追跡機能は、線路近くに置かれたセンサによって、
列車の存在位置を検知する機能である。ブロック313で
表わされる列番設定・進路制御機能は、あらかじめ与え
られた実施ダイヤと各地から集められたセンサ情報とか
ら、どの列車が現在どう運行されているかを判断し、各
列車の進路制御を行なう機能である。ブロック314a
〜dで表わされる進路設定機能は、上記の進路制御指令
にしたがって、実際の進路設定を行なう機能である。以
上は、鉄道の通常の運行を制御するための機能である。
これらに対し、指令員による運行状況の監視,ダイヤ乱
れ時の運転整理などの、人間系の介在する機能がある。
ブロック315で表わされる実績ダイヤは、列車が実際
にどう運行されたかを指令員が把握するためのダイヤで
あり、ブロック316で表わされる実績ダイヤ作成機能
は、実績ダイヤを作成する機能である。ブロック317
で表わされる画面作成機能と、ブロック318で表わさ
れる画面表示機能とは、上記の実施ダイヤ,実績ダイ
ヤ、および、現在の列車,信号,ポイントなどの状況
を、画面化し表示する機能である。ブロック319で表
わされるダイヤ変更入力機能は、画面に表示された状況
次第で、指令員が実施ダイヤの変更を行なうための機能
であり、変更入力があると、ブロック320で表わされ
るダイヤ変更機能により、変更入力が可能かどうかがチ
ェックされ、オーケーならばダイヤは変更される。第一
のデータ表13には、各機能の処理負荷,発生頻度,各
データベースのデータ量,各情報フローのデータ量に関
する情報が含まれており、それらは、機能,データベー
スを表わすブロックの大きさ,情報フローを表わす矢印
の太さによって、第一のブロック線図14上に表示され
る。
【0043】利用者は、第一のデータ表13上、また
は、図11に示される第一のブロック線図14上で、各
機能および各データベースの装置への射影方法を定義す
る。射影方法を定義すると、その結果により、第二のデ
ータ表15および第三のデータ表17と、第二のブロッ
ク線図16および第三のブロック線図18が自動生成さ
れる。
【0044】図12を用いて、射影方法を定義したとき
に生成される第二のブロック線図16の例について説明
する。図12に示されるのは、ブロック312a〜dで
表わされる列車追跡機能と、ブロック314a〜dで表
わされる進路設定機能とは、ハードウェアの制約によ
り、ブロック331a〜dで表わされる連動装置(a駅
〜d駅)に射影され、それ以外の装置およびデータベー
スは、すべて、ブロック332で表わされる中央制御装
置に射影されるように、利用者が射影方法を定義したと
きの、ブロック線図16の例である。図12に示した例
では、このとき、中央制御装置は、処理負荷,データベ
ース容量ともに、大きくなっているものとし、そのこと
が、中央制御装置を表わすブロック332の色と大きさ
によって表わされている。
【0045】利用者は、図12の例に示される、性能に
関する表示により、定義された射影方法が適当かどうか
を判断し、適当でなければ、射影方法の定義を変更する
か、または、第一のデータ表13の、機能およびデータ
ベースと、それらの間の情報のフローに関する定義を変
更する。これらのフィードバックを繰り返しながら、利
用者は、各機能およびデータベースの装置への射影方法
を決定する。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、分散システムの設計に
おいて、システム内の各装置に割り当てるべき機能およ
びデータベースと、それらの関連とを記述し、それらの
装置への射影方法を定義し、その定義による結果を記述
することを、利用者が容易に行なうための機能を有する
ことにより、分散システムの設計を、性能を評価しつ
つ、段階的に、変更,フィードバックを繰り返しなが
ら、行なうことを支援することができるという。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる各データファイル間の関係、お
よび、処理装置の持つ諸機能の説明図。
【図2】本発明において用いる装置のブロック図。
【図3】図1の第一のデータ表の画面表示例の説明図。
【図4】図1の第一のブロック線図の画面表示例の説明
図。
【図5】図1の第二のデータ表の画面表示例の説明図。
【図6】図1の第二のブロック線図の画面表示例の説明
図。
【図7】図1の第三のデータ表の画面表示例の説明図。
【図8】図1の第三のブロック線図の画面表示例の説明
図。
【図9】図1の第二のデータ表と、第三のデータ表にそ
れぞれ対応するデータファイルを、第一のデータ表に対
応するデータファイルより作成する手順をしめすフロー
チャート。
【図10】ブロック線図の作成におけるルールの説明
図。
【図11】鉄道運行管理システムへの適用時の、第一の
ブロック線図の画面表示例の説明図。
【図12】鉄道運行管理システムへの適用時の、第二の
ブロック線図の画面表示例の説明図。
【符号の説明】
1…処理装置、2…表示装置、3…入力装置、4…記憶
装置、13…第一のデータ表、14…第一のブロック線
図、15…第二のデータ表、16…第二のブロック線
図、17…第三のデータ表、18…第三のブロック線
図。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理装置と、表示装置と、入力装置と、記
    憶装置とを用いる分散システム設計・性能評価支援方法
    において、前記処理装置は、前記分散システムで実現す
    べき機能ブロックダイアグラムである複数の機能と前記
    機能間の情報のフローとに関するデータファイルを、記
    憶装置から読み出し、利用者の作成した前記分散システ
    ムを構成する分散処理装置に関するデータと、複数の機
    能をどのように前記分散処理装置に割り当てるかの射影
    データとを、前記入力装置から入力し、前記分散システ
    ム内の各分散装置と前記分散装置間の情報フローを表わ
    すデータと、前記各分散装置ごとの割り当て機能と前記
    割り当て機能間の情報フローとを表わすデータとを作成
    し、前記各データを表形式で表示装置に表示することを
    特徴とする分散システム設計・性能評価支援方法。
  2. 【請求項2】処理装置と、表示装置と、入力装置と、記
    憶装置とを用いる分散システム設計・性能評価支援方法
    において、前記処理装置は、前記分散システムで実現す
    べき機能およびデータベースブロックダイアグラム、す
    なわち、複数の機能およびデータベースと、前記機能間
    および前記機能と前記データベース間の情報のフローと
    に関するデータファイルを、記憶装置から読み出し、利
    用者の作成した、前記分散システムを構成する分散処理
    装置に関するデータと、複数の機能および前記データベ
    ースをどのように前記分散処理装置に割り当てるかの射
    影データとを、前記入力装置から入力し、システム内の
    各分散装置と前記分散装置間の情報フローを表わすデー
    タと、前記各分散装置ごとの割り当て機能および割り当
    てデータベースと、前記割り当て機能間および前記割り
    当て機能と前記割り当てデータベース間の情報フローと
    を表わすデータとを作成し、各データを表形式で表示装
    置に表示することを特徴とする分散システム設計・性能
    評価支援方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記処理装置は、前記
    各データからブロック線図をそれぞれ作成して、前記表
    示装置に表示する分散システム設計・性能評価支援方
    法。
  4. 【請求項4】請求項2において、前記処理装置は、前記
    各データからブロック線図をそれぞれ作成して、前記表
    示装置に表示する分散システム設計・性能評価支援方
    法。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記各データは、処理
    負荷と情報フローのデータ量とに関する情報をそれぞれ
    含み、前記処理装置は、前記情報を前記ブロック線図上
    にそれぞれ表示する分散システム設計・性能評価支援方
    法。
  6. 【請求項6】請求項4において、前記各データは、処理
    負荷とデータベースのデータ量と情報フローのデータ量
    とに関する情報をそれぞれ含み、前記処理装置は、前記
    情報を前記ブロック線図上にそれぞれ表示する分散シス
    テム設計・性能評価支援方法。
  7. 【請求項7】請求項3において、前記複数の機能をどの
    ように前記分散処理装置に割り当てるかの前記射影デー
    タを、利用者が前記ブロック線図上で定義するための機
    能を有する分散システム設計・性能評価支援方法。
  8. 【請求項8】請求項4において、前記複数の機能および
    前記データベースをどのように前記分散処理装置に割り
    当てるかの前記射影データを、利用者が前記ブロック線
    図上で定義するための機能を有する分散システム設計・
    性能評価支援方法。
  9. 【請求項9】請求項1において、前記処理装置は、前記
    各分散装置ごとの割り当て機能と前記割り当て機能間の
    情報フローとを表わす前記データを作成するときに、装
    置に割り当てられた機能として、他装置との間の受信機
    能と送信機能とを生成する分散システム設計・性能評価
    支援方法。
  10. 【請求項10】請求項2において、前記処理装置は、前
    記各分散装置ごとの割り当て機能および割り当てデータ
    ベースと、前記割り当て機能間および前記割り当て機能
    と前記割り当てデータベース間の情報フローとを表わす
    上記データを作成するときに、装置に割り当てられた機
    能として、他装置との間の受信機能と送信機能とを生成
    する分散システム設計・性能評価支援方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6272543B1 (en) 1995-09-19 2001-08-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Network-computer system build support system and support method
JP2006277403A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Fujitsu Ltd 統合システム
JP2010191908A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Hitachi Ltd 分散処理システム、分散処理方法、分散処理システムの開発支援装置および開発支援方法

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