JPH0534351U - 自動変速機における遊星歯車部の潤滑構造 - Google Patents
自動変速機における遊星歯車部の潤滑構造Info
- Publication number
- JPH0534351U JPH0534351U JP083501U JP8350191U JPH0534351U JP H0534351 U JPH0534351 U JP H0534351U JP 083501 U JP083501 U JP 083501U JP 8350191 U JP8350191 U JP 8350191U JP H0534351 U JPH0534351 U JP H0534351U
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- JP
- Japan
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- oil hole
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- oil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 遊星歯車の軸受部への潤滑油の量を調整す
る。 【構成】 遊星歯車7を支持するピニオン軸5の中心部
に設けられた主油穴15の径に段差をつけ、主油穴15
にとり込まれた潤滑油の圧力が段差部で上昇し、分岐油
路16を通ってスラスト軸受11へ供給される油量が増
大するようにした。
る。 【構成】 遊星歯車7を支持するピニオン軸5の中心部
に設けられた主油穴15の径に段差をつけ、主油穴15
にとり込まれた潤滑油の圧力が段差部で上昇し、分岐油
路16を通ってスラスト軸受11へ供給される油量が増
大するようにした。
Description
【0001】
本考案は、車両の自動変速機における遊星歯車部の潤滑構造に関する。
【0002】
車両の自動変速機における軸受部に対しては適当な方法により潤滑がなされて いる。例えば、キャリヤに保持されたピニオン軸にニードルベアリングを介して 支持された遊星歯車(ピニオンギヤ)におけるスラスト軸受部及び前記ニードル ベアリング部に対しては、ピニオン軸に設けられた油穴に飛沫油を集め、これを 前記軸受部に供給する方法などがとられている。
【0003】
しかしながら、車両の高出力化、高速化に伴い、潤滑性能が不足となり、主に 軸受相対回転の高い最高速連続運転等において焼付きの問題が発生していた。
【0004】 また、上記のようにピニオン軸に油穴を設ける方式では、従来単一径の油穴を 設けていたので、遊星歯車のスラスト軸受部、ニードルベアリング部の各々に異 なる要求の油量を供給することができず、軸受性能のバランスがとれていなかっ た。
【0005】
上記課題を解決するため、本考案では、キャリヤに保持されたピニオン軸に軸 受を介して回転自在に遊星歯車を設け、かつ遊星歯車とキャリヤとの間にスラス ト軸受を設け、ピニオン軸の中心部に設けられた主油穴にとり込まれた飛沫油を 、主油穴につなげてピニオン軸に半径方向に形成された分岐油穴より前記軸受及 びスラスト軸受に供給するようにした構造において、前記主油穴の径に段差をつ け、前記分岐油穴を主油穴の径の異なる部分につなげ、主油穴の径の境に生じた 圧力の上昇により油量が調整されるようにしたのである。
【0006】
図1には本考案の一実施例に係る潤滑構造の断面を示す。図には自動変速機に おける遊星歯車部のみを示してある。図において、1,2は太陽歯車、3,4は キャリヤで、ピニオン軸5,6が支持され、各ピニオン軸5,6には遊星歯車( ピニオンギヤ)7,8がニードルベアリング9,10を介して回転自在に支持さ れている。遊星歯車7,8の両端はキャリヤ3,4に対しスラスト軸受11,1 2でスラスト方向に支持されている。遊星歯車7,8は内歯車(アニュラスギヤ )13,14に噛み合っている。
【0007】 ピニオン軸5の中心部には主油穴15があけられている。この主油穴15は径 に段差が付けられ、大径部15aと小径部15bとからなる。大径部15aには 、ピニオン軸5の半径方向に形成され、スラスト軸受11の内側に開口する分岐 油路16がつなげられている。小径部15bには、ニードルベアリング9の内側 に開口する分岐油路17がつなげられている。
【0008】 一方、キャリヤ3の外側面には、主油穴15の入口部を覆うようにオイルガイ ド18が設けられている。跳ね上げられた潤滑油は、オイルガイド18で受けら れ、主油穴15内にとり込まれる。
【0009】 上記構造においては、主油穴15にとり込まれた潤滑油は、大径部15aと小 径部15bとの境で圧力が上昇し、分岐油路16を通ってスラスト軸受11へ供 給される油量が増大する。
【0010】 もう一方の遊星歯車機構のピニオン軸6の中心部には主油穴19があけられ、 この主油穴19は径に段差がつけられ、大径部19aと小径部19bとから構成 されている。大径部19aにつなげられた分岐油路20,21はニードルベアリ ング10及びスラスト軸受12の内側に開口している。また、小径部19bにつ ながる分岐油路22は、もう一方のスラスト軸受12の内側に開口している。ま た、キャリヤ4の外側面には、主油穴19の入口を囲むようにオイルガイド23 が設けられ、跳ね上げられた潤滑油は、オイルガイド23で受けられ、主油穴1 9内にとり込まれる。
【0011】 この潤滑構造では、主油穴19にとり込まれた潤滑油は、大径部19aと小径 部19bとの境で圧力が上昇し、分岐油路20を通ってニードルベアリング10 へ至る油量が増加する。
【0012】 したがって、高速連続運転時においても、スラスト軸受部、ニードルベアリン グ部が十分に潤滑されるので、その焼付きは防止される。
【0013】
本考案に係る遊星歯車部の潤滑構造によれば、主油穴の径に段差を付け、段差 部における圧力上昇を利用して潤滑油の供給量を増加させたので、高速連続運転 下でも軸受部に焼付きが生じるようなことがなくなった。
【図1】一実施例の断面図である。
5,6 ピニオン軸 7,8 遊星歯車 9,10 ニードルベアリング 11,12 スラスト軸受 15,19 主油穴 15a,19a 大径部 15b,19b 小径部 16,17,20,21,22 分岐油路 18,23 オイルガイド
Claims (1)
- 【請求項1】 キャリヤに保持されたピニオン軸に軸受
を介して回転自在に遊星歯車を設け、かつ遊星歯車とキ
ャリヤとの間にスラスト軸受を設け、ピニオン軸の中心
部に設けられた主油穴にとり込まれた飛沫油を、主油穴
につなげてピニオン軸に半径方向に形成された分岐油穴
より前記軸受及びスラスト軸受に供給するようにした構
造において、前記主油穴の径に段差をつけ、前記分岐油
穴を主油穴の径の異なる部分につなげ、主油穴の径の境
に生じた圧力の上昇により油量が調整されるようにした
ことを特徴とする自動変速機における遊星歯車部の潤滑
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991083501U JP2575925Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 遊星歯車機構の潤滑構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991083501U JP2575925Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 遊星歯車機構の潤滑構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0534351U true JPH0534351U (ja) | 1993-05-07 |
| JP2575925Y2 JP2575925Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=13804230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991083501U Expired - Fee Related JP2575925Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 遊星歯車機構の潤滑構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575925Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5115565U (ja) * | 1974-07-22 | 1976-02-04 | ||
| JPH0258157U (ja) * | 1988-10-20 | 1990-04-26 |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP1991083501U patent/JP2575925Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5115565U (ja) * | 1974-07-22 | 1976-02-04 | ||
| JPH0258157U (ja) * | 1988-10-20 | 1990-04-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2575925Y2 (ja) | 1998-07-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980317 |
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