JPH05343686A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH05343686A JPH05343686A JP4144639A JP14463992A JPH05343686A JP H05343686 A JPH05343686 A JP H05343686A JP 4144639 A JP4144639 A JP 4144639A JP 14463992 A JP14463992 A JP 14463992A JP H05343686 A JPH05343686 A JP H05343686A
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- layer
- substrate
- main surface
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 チャネル長が短くなってもパンチスルー現象
を抑制でき、かつ素子の安定な動作を実現できる製造容
易な半導体装置およびその製造方法を提供する。 【構成】 p型のシリコン基板1の表面上には埋込酸化
膜3が形成されている。埋込酸化膜3の表面上にはシリ
コン層4が形成されている。シリコン層4は、チャネル
形成領域4aとチャネル形成領域4aを挟んで形成され
る一対のソース・ドレイン領域4bより構成されてい
る。チャネル形成領域4aの表面上にはゲート誘電体薄
膜5を介してゲート電極6が形成されている。また、チ
ャネル形成領域4aの下であって、埋込酸化膜3を介し
てシリコン基板2の表面には基板ゲート電極1が形成さ
れている。
を抑制でき、かつ素子の安定な動作を実現できる製造容
易な半導体装置およびその製造方法を提供する。 【構成】 p型のシリコン基板1の表面上には埋込酸化
膜3が形成されている。埋込酸化膜3の表面上にはシリ
コン層4が形成されている。シリコン層4は、チャネル
形成領域4aとチャネル形成領域4aを挟んで形成され
る一対のソース・ドレイン領域4bより構成されてい
る。チャネル形成領域4aの表面上にはゲート誘電体薄
膜5を介してゲート電極6が形成されている。また、チ
ャネル形成領域4aの下であって、埋込酸化膜3を介し
てシリコン基板2の表面には基板ゲート電極1が形成さ
れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置およびその
製造方法に関し、特に絶縁基板上の半導体層に形成され
たMOS(Metal Oxide Semicond
uctor)型電界効果トランジスタ(以下、SOI−
MOSFETとする)を含む半導体装置およびその製造
方法に関するものである。
製造方法に関し、特に絶縁基板上の半導体層に形成され
たMOS(Metal Oxide Semicond
uctor)型電界効果トランジスタ(以下、SOI−
MOSFETとする)を含む半導体装置およびその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のSOI−MOSFETの構
成について説明する。
成について説明する。
【0003】図12は、従来のSOI−MOSFETの
構成を概略的に示す平面図である。また、図13は、図
12のC−C線に沿う断面図、図14は、図12のD−
D線に沿う断面図である。
構成を概略的に示す平面図である。また、図13は、図
12のC−C線に沿う断面図、図14は、図12のD−
D線に沿う断面図である。
【0004】主に図12と図13(a)を参照して、シ
リコン基板102の表面上には、埋込酸化膜(Si
O2 )103が形成されている。この埋込酸化膜103
の表面上には、シリコン層104が島状に形成されてい
る。シリコン層104内には、チャネル形成領域104
aと一対のソース・ドレイン領域104bが形成されて
いる。この一対のソース・ドレイン領域104bは、チ
ャネル形成領域104aを挟み込むように互いに間隔を
有して形成されている。チャネル形成領域104aは、
たとえば101 6 〜101 7 /cm3 の比較的低いp型
不純物濃度を有している。また、ソース・ドレイン領域
104bは、たとえば101 9 〜102 1 /cm3 の比
較的高いn型不純物濃度を有している。チャネル形成領
域104aの上には、ゲート誘電体薄膜105を介して
ゲート電極106が形成されている。これらシリコン層
104とゲート誘電体薄膜105およびゲート電極10
6によりトランジスタが形成されている。このトランジ
スタを覆うように、埋込酸化膜103の表面上には層間
絶縁膜107が形成されている。層間絶縁膜107には
コンタクトホール107aが形成されている。このコン
タクトホール107aからは、ソース・ドレイン領域1
04bの一部表面が露出している。この露出するソース
・ドレイン領域の表面と接するように、低抵抗の配線層
108が層間絶縁膜107の表面上に形成されている。
リコン基板102の表面上には、埋込酸化膜(Si
O2 )103が形成されている。この埋込酸化膜103
の表面上には、シリコン層104が島状に形成されてい
る。シリコン層104内には、チャネル形成領域104
aと一対のソース・ドレイン領域104bが形成されて
いる。この一対のソース・ドレイン領域104bは、チ
ャネル形成領域104aを挟み込むように互いに間隔を
有して形成されている。チャネル形成領域104aは、
たとえば101 6 〜101 7 /cm3 の比較的低いp型
不純物濃度を有している。また、ソース・ドレイン領域
104bは、たとえば101 9 〜102 1 /cm3 の比
較的高いn型不純物濃度を有している。チャネル形成領
域104aの上には、ゲート誘電体薄膜105を介して
ゲート電極106が形成されている。これらシリコン層
104とゲート誘電体薄膜105およびゲート電極10
6によりトランジスタが形成されている。このトランジ
スタを覆うように、埋込酸化膜103の表面上には層間
絶縁膜107が形成されている。層間絶縁膜107には
コンタクトホール107aが形成されている。このコン
タクトホール107aからは、ソース・ドレイン領域1
04bの一部表面が露出している。この露出するソース
・ドレイン領域の表面と接するように、低抵抗の配線層
108が層間絶縁膜107の表面上に形成されている。
【0005】図12と図13(b)を参照して、島状に
形成されたシリコン層104を縦断するようにゲート電
極106は埋込酸化膜103の表面上に形成されてい
る。このシリコン層104およびゲート電極106を覆
うように、層間絶縁膜107は埋込酸化膜103の表面
上に形成されている。この層間絶縁膜107には、コン
タクトホール107bが形成されている。このコンタク
トホール107bからは、ゲート電極106の一部表面
が露出している。この露出するゲート電極106の表面
に接するように、低抵抗の配線層109が形成されてい
る。
形成されたシリコン層104を縦断するようにゲート電
極106は埋込酸化膜103の表面上に形成されてい
る。このシリコン層104およびゲート電極106を覆
うように、層間絶縁膜107は埋込酸化膜103の表面
上に形成されている。この層間絶縁膜107には、コン
タクトホール107bが形成されている。このコンタク
トホール107bからは、ゲート電極106の一部表面
が露出している。この露出するゲート電極106の表面
に接するように、低抵抗の配線層109が形成されてい
る。
【0006】次に、MOSFETの動作原理について説
明する。
明する。
【0007】図13(a)を参照して、ゲート電極10
6に正の電圧が印加される。このとき、p型領域からな
るチャネル形成領域104aの上層部にn型キャリア
(電子)が誘起される。すなわち、チャネル形成領域1
04aの表面は反転し、ソース・ドレイン領域104b
と同電形となる。これにより、ソース・ドレイン領域の
間に電流を流すことが可能になる。また、チャネル形成
領域104aの上層部に誘起されるn型キャリア濃度
は、ゲート電極105に印加される電圧によって変化す
る。このため、ソース・ドレイン領域104bを流れる
電流量はゲート電極105に印加される電圧によって制
御することができる。このようにしてMOSFETが動
作する。
6に正の電圧が印加される。このとき、p型領域からな
るチャネル形成領域104aの上層部にn型キャリア
(電子)が誘起される。すなわち、チャネル形成領域1
04aの表面は反転し、ソース・ドレイン領域104b
と同電形となる。これにより、ソース・ドレイン領域の
間に電流を流すことが可能になる。また、チャネル形成
領域104aの上層部に誘起されるn型キャリア濃度
は、ゲート電極105に印加される電圧によって変化す
る。このため、ソース・ドレイン領域104bを流れる
電流量はゲート電極105に印加される電圧によって制
御することができる。このようにしてMOSFETが動
作する。
【0008】このMOSFETがSOI基板上に形成さ
れたSOI−MOSFETでは、配線層108とシリコ
ン基板102との間の距離が埋込酸化膜103の厚み分
だけ長くなる。このため、配線−基板間の容量、いわゆ
る配線容量が低減され、回路の動作速度が高速化され
る。また、MOSトランジスタが他のトランジスタと絶
縁膜によって完全に絶縁されている。よって、ソフトエ
ラーやラッチアップの抑制された高信頼性のデバイスを
得ることが可能となる。これらがSOI−MOSFET
の通常のバルクシリコン上に形成されたトランジスタに
対する特徴、優位点である。
れたSOI−MOSFETでは、配線層108とシリコ
ン基板102との間の距離が埋込酸化膜103の厚み分
だけ長くなる。このため、配線−基板間の容量、いわゆ
る配線容量が低減され、回路の動作速度が高速化され
る。また、MOSトランジスタが他のトランジスタと絶
縁膜によって完全に絶縁されている。よって、ソフトエ
ラーやラッチアップの抑制された高信頼性のデバイスを
得ることが可能となる。これらがSOI−MOSFET
の通常のバルクシリコン上に形成されたトランジスタに
対する特徴、優位点である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のSOI−MOS
FETは上記のように構成されているため、チャネル長
がサブミクロンになってくると、パンチスルー現象が生
じる。このパンチスルー現象とは、ドレイン空乏層がゲ
ート電極の下に大きく食い込み、ゲート電極下の空乏層
の電荷をゲート電極の力で制御することができなくなる
現象をいう。このパンチスルー現象が生じると、ゲート
を閉じたオフ状態においても、電流がソース・ドレイン
間を流れてしまい、正常なトランジスタ動作を維持する
ことができなくなる。
FETは上記のように構成されているため、チャネル長
がサブミクロンになってくると、パンチスルー現象が生
じる。このパンチスルー現象とは、ドレイン空乏層がゲ
ート電極の下に大きく食い込み、ゲート電極下の空乏層
の電荷をゲート電極の力で制御することができなくなる
現象をいう。このパンチスルー現象が生じると、ゲート
を閉じたオフ状態においても、電流がソース・ドレイン
間を流れてしまい、正常なトランジスタ動作を維持する
ことができなくなる。
【0010】このパンチスルー現象を抑制できるSOI
−MOSFETの構成は、IEEE,IEDM199
1,683〜686ページに示されている。以下、この
先行技術文献に示されているSOI−MOSFETの構
成および製造方法について説明する。
−MOSFETの構成は、IEEE,IEDM199
1,683〜686ページに示されている。以下、この
先行技術文献に示されているSOI−MOSFETの構
成および製造方法について説明する。
【0011】図14は、上記先行技術文献に示されるS
OI−MOSFETの概略構成を示す平面図である。ま
た、図15(a)は、図14のE−E線に沿う断面図、
図15(b)は、F−F線に沿う断面図である。
OI−MOSFETの概略構成を示す平面図である。ま
た、図15(a)は、図14のE−E線に沿う断面図、
図15(b)は、F−F線に沿う断面図である。
【0012】主に図14と図15(a)を参照して、シ
リコン基板202の表面上には、埋込酸化膜203が形
成されている。この埋込酸化膜203は、酸化膜203
aと第2のゲート誘電体薄膜203bからなっている。
この埋込酸化膜203内には、第2のゲート電極201
が形成されている。埋込酸化膜203の表面上には、シ
リコン層204が島状に形成されている。このシリコン
層204には、チャネル形成領域204aと一対のソー
ス・ドレイン領域204bが形成されている。この一対
のソース・ドレイン領域204bは、チャネル形成領域
204aを挟んで互いに間隔を有するように形成されて
いる。チャネル形成領域204aは、たとえば101 5
〜101 7 /cm3 の比較的低いp型不純物濃度を有し
ている。また、ソース・ドレイン領域204bは、たと
えば101 9 〜102 1 /cm3の比較的高いn型不純
物濃度を有している。このシリコン層204の表面上に
は、チャネル形成領域204aと対向するように第1の
ゲート誘電体薄膜205を介して第1のゲート電極20
6が形成されている。シリコン層204および第1のゲ
ート電極206を覆うように、層間絶縁膜207が形成
されている。この層間絶縁膜207には、コンタクトホ
ール207aが形成されている。このコンタクトホール
207aからは、ソース・ドレイン領域204bの一部
表面が露出している。この露出するソース・ドレイン領
域204bの表面と接するように、低抵抗の半導体層2
08が層間絶縁膜207の表面上に形成されている。
リコン基板202の表面上には、埋込酸化膜203が形
成されている。この埋込酸化膜203は、酸化膜203
aと第2のゲート誘電体薄膜203bからなっている。
この埋込酸化膜203内には、第2のゲート電極201
が形成されている。埋込酸化膜203の表面上には、シ
リコン層204が島状に形成されている。このシリコン
層204には、チャネル形成領域204aと一対のソー
ス・ドレイン領域204bが形成されている。この一対
のソース・ドレイン領域204bは、チャネル形成領域
204aを挟んで互いに間隔を有するように形成されて
いる。チャネル形成領域204aは、たとえば101 5
〜101 7 /cm3 の比較的低いp型不純物濃度を有し
ている。また、ソース・ドレイン領域204bは、たと
えば101 9 〜102 1 /cm3の比較的高いn型不純
物濃度を有している。このシリコン層204の表面上に
は、チャネル形成領域204aと対向するように第1の
ゲート誘電体薄膜205を介して第1のゲート電極20
6が形成されている。シリコン層204および第1のゲ
ート電極206を覆うように、層間絶縁膜207が形成
されている。この層間絶縁膜207には、コンタクトホ
ール207aが形成されている。このコンタクトホール
207aからは、ソース・ドレイン領域204bの一部
表面が露出している。この露出するソース・ドレイン領
域204bの表面と接するように、低抵抗の半導体層2
08が層間絶縁膜207の表面上に形成されている。
【0013】図14と図15(b)を参照して、第2の
ゲート電極201は、島状のシリコン層204の下を第
2のゲート誘電体薄膜203bを介して延びている。ま
た、第1のゲート電極206は、シリコン層204の表
面上を第1の誘電体薄膜205を介して縦断するように
延びている。この第1のゲート電極201と第2のゲー
ト電極206は、直接、接している。このため、第1の
ゲート電極201と第2のゲート電極206は電気的に
接続されている。第2のゲート電極206とシリコン層
204を覆うように、層間絶縁膜207が形成されてい
る。この層間絶縁膜207には、コンタクトホール20
7bが形成されている。このコンタクトホール207b
からは、第1のゲート電極206の一部表面が露出して
いる。この露出する第1のゲート電極206の表面と接
するように、層間絶縁膜207の表面上には低抵抗の配
線層209が形成されている。
ゲート電極201は、島状のシリコン層204の下を第
2のゲート誘電体薄膜203bを介して延びている。ま
た、第1のゲート電極206は、シリコン層204の表
面上を第1の誘電体薄膜205を介して縦断するように
延びている。この第1のゲート電極201と第2のゲー
ト電極206は、直接、接している。このため、第1の
ゲート電極201と第2のゲート電極206は電気的に
接続されている。第2のゲート電極206とシリコン層
204を覆うように、層間絶縁膜207が形成されてい
る。この層間絶縁膜207には、コンタクトホール20
7bが形成されている。このコンタクトホール207b
からは、第1のゲート電極206の一部表面が露出して
いる。この露出する第1のゲート電極206の表面と接
するように、層間絶縁膜207の表面上には低抵抗の配
線層209が形成されている。
【0014】次に、このSOI−MOSFETの製造方
法について説明する。
法について説明する。
【0015】図16〜図24は、上記のSOI−MOS
FETの製造方法を工程順に示す図14のE−E線に沿
う概略断面図である。
FETの製造方法を工程順に示す図14のE−E線に沿
う概略断面図である。
【0016】図16を参照して、シリコン基板204の
表面上には、第2のゲート誘電体薄膜203bが比較的
薄く形成される。この第2のゲート誘電体薄膜203b
の表面上には、第2のゲート201が形成される。
表面上には、第2のゲート誘電体薄膜203bが比較的
薄く形成される。この第2のゲート誘電体薄膜203b
の表面上には、第2のゲート201が形成される。
【0017】図17を参照して、この第2のゲート電極
201を覆うように、第2のゲート誘電体薄膜203b
の表面上には酸化膜203aが形成される。
201を覆うように、第2のゲート誘電体薄膜203b
の表面上には酸化膜203aが形成される。
【0018】図18を参照して、酸化膜203aの段差
を有する表面が、研磨により平坦化される。この平坦化
された酸化膜203aと第2のゲート誘電体薄膜203
bとにより、埋込酸化膜203が形成される。
を有する表面が、研磨により平坦化される。この平坦化
された酸化膜203aと第2のゲート誘電体薄膜203
bとにより、埋込酸化膜203が形成される。
【0019】図19を参照して、ウェハの貼り合わせに
より、埋込酸化膜203の表面上にはシリコン基板20
2が貼り合わせられる。
より、埋込酸化膜203の表面上にはシリコン基板20
2が貼り合わせられる。
【0020】図20を参照して、貼り合わせられたウェ
ハは反転させられる。
ハは反転させられる。
【0021】図21を参照して、この反転により、上面
となったシリコン層204は、研磨により薄膜化され
る。
となったシリコン層204は、研磨により薄膜化され
る。
【0022】図22を参照して、シリコン層204が島
状に形成される。この島状に形成されたシリコン層20
4の表面上に第1の誘電体薄膜205が形成される。こ
の第1の誘電体薄膜205の表面上には、第2のゲート
電極201と対向する位置に第1のゲート電極206が
形成される。この第1のゲート電極206をマスクとし
て、シリコン層204に不純物が注入される。この注入
により、シリコン層204内には互いに間隔を有する一
対のソース・ドレイン領域204bが形成される。ま
た、この一対のソース・ドレイン領域204bの間に
は、チャネル形成領域204aが形成される。
状に形成される。この島状に形成されたシリコン層20
4の表面上に第1の誘電体薄膜205が形成される。こ
の第1の誘電体薄膜205の表面上には、第2のゲート
電極201と対向する位置に第1のゲート電極206が
形成される。この第1のゲート電極206をマスクとし
て、シリコン層204に不純物が注入される。この注入
により、シリコン層204内には互いに間隔を有する一
対のソース・ドレイン領域204bが形成される。ま
た、この一対のソース・ドレイン領域204bの間に
は、チャネル形成領域204aが形成される。
【0023】図23を参照して、シリコン層204およ
び第1のゲート電極206を覆うように、埋込酸化膜2
03の表面上には層間絶縁膜207が形成される。この
層間絶縁膜207には、コンタクトホール207aが形
成される。このコンタクトホール207aからは、ソー
ス・ドレイン領域204の一部表面が露出する。
び第1のゲート電極206を覆うように、埋込酸化膜2
03の表面上には層間絶縁膜207が形成される。この
層間絶縁膜207には、コンタクトホール207aが形
成される。このコンタクトホール207aからは、ソー
ス・ドレイン領域204の一部表面が露出する。
【0024】図24を参照して、露出するソース・ドレ
イン領域204bの表面と接するように、層間絶縁膜2
07の表面上には低抵抗の配線層208が形成される。
イン領域204bの表面と接するように、層間絶縁膜2
07の表面上には低抵抗の配線層208が形成される。
【0025】上記のように、上記先行技術文献に示され
たSOI−MOSFETは製造される。
たSOI−MOSFETは製造される。
【0026】上記先行技術文献に示されるSOI−MO
SFETは、第1のゲート電極206と第2のゲート電
極201の二重ゲート構造を有している。この二重ゲー
ト構造を有するSOI−MOSFETの利点について以
下に説明する。
SFETは、第1のゲート電極206と第2のゲート電
極201の二重ゲート構造を有している。この二重ゲー
ト構造を有するSOI−MOSFETの利点について以
下に説明する。
【0027】図13を参照して、一対のソース・ドレイ
ン領域104bに対してゲートが1つしかない場合、短
チャネルになるとチャネル形成領域104aの深いとこ
ろ(埋込酸化膜103との界面付近)でドレイン電界に
よる空乏層が延びポテンシャルが上昇する。これによっ
て、ゲート電圧がオフ状態のときでもソース・ドレイン
間に電流が流れ、ゲート電極105の制御性がなくな
る、いわゆるパンチスルー現象が生じやすくなる。これ
に対して、図15に示すような二重ゲート構造を有する
SOI−MOSFETでは、ゲートのオフ状態ではシリ
コン層204の下層を第2のゲート電極201によりオ
フできる。このように、下部電極201を設けたことに
より、チャネル形成領域204aの下層の制御性を格段
に向上することができる。したがって、短チャネルにな
ってもパンチスルーを制御でき、安定な動作が可能とな
る。
ン領域104bに対してゲートが1つしかない場合、短
チャネルになるとチャネル形成領域104aの深いとこ
ろ(埋込酸化膜103との界面付近)でドレイン電界に
よる空乏層が延びポテンシャルが上昇する。これによっ
て、ゲート電圧がオフ状態のときでもソース・ドレイン
間に電流が流れ、ゲート電極105の制御性がなくな
る、いわゆるパンチスルー現象が生じやすくなる。これ
に対して、図15に示すような二重ゲート構造を有する
SOI−MOSFETでは、ゲートのオフ状態ではシリ
コン層204の下層を第2のゲート電極201によりオ
フできる。このように、下部電極201を設けたことに
より、チャネル形成領域204aの下層の制御性を格段
に向上することができる。したがって、短チャネルにな
ってもパンチスルーを制御でき、安定な動作が可能とな
る。
【0028】さらに、二重ゲート構造では、チャネル形
成領域204aの上・下の両面に反転層を形成できる。
このため、ソースとドレイン間を流すことのできる電流
量がほぼ2倍となり、電流駆動能力が倍増される。これ
により、MOSトランジスタの動作速度が改善されると
いう特徴をも有する。
成領域204aの上・下の両面に反転層を形成できる。
このため、ソースとドレイン間を流すことのできる電流
量がほぼ2倍となり、電流駆動能力が倍増される。これ
により、MOSトランジスタの動作速度が改善されると
いう特徴をも有する。
【0029】しかしながら、図15に示す二重ゲート構
造を有するSOI−MOSFETにおいては、以下のよ
うな欠点を有している。図15を参照して、一般に、M
OSデバイスは、ゲート電圧により抵抗が可変される抵
抗体とみなすことができる。すなわち、MOSデバイス
においては、P=IVだけの電力が消費される。この消
費された電力は主に熱となるため、MOSデバイスには
発熱が生じる。バルクデバイスにおいては、MOSデバ
イスにおいて生じた熱はシリコン基板に速やかに逃げ
る。このため、MOSデバイスそのものの温度上昇はわ
ずかである。これに対して、SOIデバイスの場合、素
子が完全に絶縁膜に覆われている。このため、MOSデ
バイスで発生した熱は、発散しがたくなる。熱が発散し
がたいと、この熱により、キャリアの散乱が激しくなり
モビリティが低下する。このように、熱が発散しがたい
と、電流駆動能力が低下し、素子の動作速度が低下する
恐れがある。
造を有するSOI−MOSFETにおいては、以下のよ
うな欠点を有している。図15を参照して、一般に、M
OSデバイスは、ゲート電圧により抵抗が可変される抵
抗体とみなすことができる。すなわち、MOSデバイス
においては、P=IVだけの電力が消費される。この消
費された電力は主に熱となるため、MOSデバイスには
発熱が生じる。バルクデバイスにおいては、MOSデバ
イスにおいて生じた熱はシリコン基板に速やかに逃げ
る。このため、MOSデバイスそのものの温度上昇はわ
ずかである。これに対して、SOIデバイスの場合、素
子が完全に絶縁膜に覆われている。このため、MOSデ
バイスで発生した熱は、発散しがたくなる。熱が発散し
がたいと、この熱により、キャリアの散乱が激しくなり
モビリティが低下する。このように、熱が発散しがたい
と、電流駆動能力が低下し、素子の動作速度が低下する
恐れがある。
【0030】さらに、図15に示す二重ゲートを有する
SOI−MOSFETの製造方法においては、第2ゲー
ト電極201を形成した後に、絶縁層203aを堆積し
その後、研磨工程で平坦化、さらにシリコン層を貼りつ
けるという非常に複雑な方法となる。
SOI−MOSFETの製造方法においては、第2ゲー
ト電極201を形成した後に、絶縁層203aを堆積し
その後、研磨工程で平坦化、さらにシリコン層を貼りつ
けるという非常に複雑な方法となる。
【0031】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、チャネル長が短くなってもパンチ
スルー現象を抑制することができ、かつ安定な素子の動
作を実現できる製造容易な半導体装置およびその製造方
法を提供することを目的とする。
めになされたもので、チャネル長が短くなってもパンチ
スルー現象を抑制することができ、かつ安定な素子の動
作を実現できる製造容易な半導体装置およびその製造方
法を提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板と、第1の絶縁層と、半導体層と、一対のソ
ース・ドレイン領域と、ゲート電極と、導電領域とを備
えている。半導体基板は主表面を有し、かつ第1導電型
である。第1の絶縁層は半導体基板の主表面上に形成さ
れている。半導体層は、第1の絶縁層上に形成され、第
1の絶縁層に面する第1の主表面と、その第1の主表面
に対向する第2の主表面を有している。一対のソース・
ドレイン領域は、半導体層の第2の主表面に形成される
チャネル領域を挟んで、互いに間隔を有するように半導
体層に形成されている。ゲート電極は、チャネル領域の
上に第2の絶縁層を介在させて形成されている。導電領
域は、チャネル領域に対向する半導体層の第1の主表面
の領域の下に第1の絶縁層を介在させて半導体基板の主
表面に形成されている。また導電領域は第2導電型であ
る。
半導体基板と、第1の絶縁層と、半導体層と、一対のソ
ース・ドレイン領域と、ゲート電極と、導電領域とを備
えている。半導体基板は主表面を有し、かつ第1導電型
である。第1の絶縁層は半導体基板の主表面上に形成さ
れている。半導体層は、第1の絶縁層上に形成され、第
1の絶縁層に面する第1の主表面と、その第1の主表面
に対向する第2の主表面を有している。一対のソース・
ドレイン領域は、半導体層の第2の主表面に形成される
チャネル領域を挟んで、互いに間隔を有するように半導
体層に形成されている。ゲート電極は、チャネル領域の
上に第2の絶縁層を介在させて形成されている。導電領
域は、チャネル領域に対向する半導体層の第1の主表面
の領域の下に第1の絶縁層を介在させて半導体基板の主
表面に形成されている。また導電領域は第2導電型であ
る。
【0033】本発明の半導体装置の製造方法において
は、第1導電型の半導体基板の主表面の上に第1の絶縁
層が形成される。第1の絶縁層の上に第1の絶縁層に面
する第1の主表面とその第1の主表面に対向する第2の
主表面を有する半導体層が形成される。半導体基板の主
表面に第2導電型の導電領域が形成される。半導体層の
第2の主表面の上に第2の絶縁層が形成される。導電領
域と対向するように第2の絶縁層の上にゲート電極が形
成される。ゲート電極と対向する半導体層の領域を挟ん
で、互いに間隔を有するように一対のソース・ドレイン
領域が半導体層に形成される。
は、第1導電型の半導体基板の主表面の上に第1の絶縁
層が形成される。第1の絶縁層の上に第1の絶縁層に面
する第1の主表面とその第1の主表面に対向する第2の
主表面を有する半導体層が形成される。半導体基板の主
表面に第2導電型の導電領域が形成される。半導体層の
第2の主表面の上に第2の絶縁層が形成される。導電領
域と対向するように第2の絶縁層の上にゲート電極が形
成される。ゲート電極と対向する半導体層の領域を挟ん
で、互いに間隔を有するように一対のソース・ドレイン
領域が半導体層に形成される。
【0034】
【作用】本発明の半導体装置は、ゲート電極と導電領域
とを有している。このゲート電極と導電領域は、一対の
ソース・ドレイン領域に挟まれる領域の上と下に形成さ
れている。すなわち、二重ゲート構造を有している。こ
のため、一対のソース・ドレイン領域に挟まれる領域の
上側と下側の両表面の制御性が格段に向上する。よっ
て、パンチスルー現象の抑制が可能となる。
とを有している。このゲート電極と導電領域は、一対の
ソース・ドレイン領域に挟まれる領域の上と下に形成さ
れている。すなわち、二重ゲート構造を有している。こ
のため、一対のソース・ドレイン領域に挟まれる領域の
上側と下側の両表面の制御性が格段に向上する。よっ
て、パンチスルー現象の抑制が可能となる。
【0035】また、導電領域は半導体基板の主表面に形
成されている。一般に半導体基板はシリコンなどよりな
っており、その熱伝導率は絶縁膜よりも高い。このた
め、デバイスにより発生した熱は、第1の絶縁膜を通し
て比較的良好に放散される。よって、キャリアの散乱が
抑制され、モビリティの低下が防がれる。したがって、
電流駆動能力も向上し、素子の動作速度への影響も比較
的小さくなる。
成されている。一般に半導体基板はシリコンなどよりな
っており、その熱伝導率は絶縁膜よりも高い。このた
め、デバイスにより発生した熱は、第1の絶縁膜を通し
て比較的良好に放散される。よって、キャリアの散乱が
抑制され、モビリティの低下が防がれる。したがって、
電流駆動能力も向上し、素子の動作速度への影響も比較
的小さくなる。
【0036】本発明の半導体装置の製造方法において
は、半導体基板の主表面に導電領域が、たとえばイオン
注入法などにより形成される。このため、絶縁膜中に下
側電極が形成された構成を有する従来の二重ゲート構造
のSOI−MOSFETを形成する工程に比較して、研
磨、シリコン層の貼りつけなどの複雑な工程が不要とな
る。したがって、製造工程の大幅な簡略化を図ることが
可能となる。
は、半導体基板の主表面に導電領域が、たとえばイオン
注入法などにより形成される。このため、絶縁膜中に下
側電極が形成された構成を有する従来の二重ゲート構造
のSOI−MOSFETを形成する工程に比較して、研
磨、シリコン層の貼りつけなどの複雑な工程が不要とな
る。したがって、製造工程の大幅な簡略化を図ることが
可能となる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図を用
いて説明する。
いて説明する。
【0038】図1は、本発明の第1の実施例におけるS
OI−MOSFETの構成を概略的に示す平面図であ
る。また図2(a)は、図1のA−A線に沿う断面図、
図2(b)はB−B線に沿う断面図である。
OI−MOSFETの構成を概略的に示す平面図であ
る。また図2(a)は、図1のA−A線に沿う断面図、
図2(b)はB−B線に沿う断面図である。
【0039】まず図1と図2(a)を参照して、p型の
シリコン基板2の表面上には、埋込酸化膜3が形成され
ている。この埋込酸化膜3の表面上には、半導体層とし
てシリコン層4が形成されている。この構造がSOI構
造であり、典型的なシリコン層4と埋込酸化膜3の厚み
は各々100nm、500nmである。また、トランジ
スタが微細化されるとともにこれらの膜圧は薄くなり、
たとえば0.1μmデザインルールでは20nm程度か
それ以下の膜厚のシリコン層4が必要とされる。シリコ
ン層4内には、チャネル形成領域4aと一対のソース・
ドレイン領域4bが形成されている。この一対のソース
・ドレイン領域4bは、チャネル形成領域4aを挟んで
互いに間隔を有するように形成されている。このチャネ
ル形成領域4aは、たとえば101 6 〜101 7 /cm
3 の比較的低いp型不純物濃度を有している。また、ソ
ース・ドレイン領域4bは、たとえば101 9 〜10
2 1/cm3 の比較的高いn型不純物濃度を有してい
る。このチャネル形成領域4aの表面上には、ゲート誘
電体薄膜5を介してゲート電極6が形成されている。こ
のゲート電極6およびシリコン層4の表面を覆うよう
に、埋込酸化膜3の表面上には層間絶縁膜7が形成され
ている。この層間絶縁膜7には、コンタクトホール7a
が形成されている。このコンタクトホール7aからは、
ソース・ドレイン領域7aの一部表面が露出している。
この露出するソース・ドレイン領域7aの表面と接する
ように、アルミニウム(Al)などの金属層からなる配
線層8が形成されている。
シリコン基板2の表面上には、埋込酸化膜3が形成され
ている。この埋込酸化膜3の表面上には、半導体層とし
てシリコン層4が形成されている。この構造がSOI構
造であり、典型的なシリコン層4と埋込酸化膜3の厚み
は各々100nm、500nmである。また、トランジ
スタが微細化されるとともにこれらの膜圧は薄くなり、
たとえば0.1μmデザインルールでは20nm程度か
それ以下の膜厚のシリコン層4が必要とされる。シリコ
ン層4内には、チャネル形成領域4aと一対のソース・
ドレイン領域4bが形成されている。この一対のソース
・ドレイン領域4bは、チャネル形成領域4aを挟んで
互いに間隔を有するように形成されている。このチャネ
ル形成領域4aは、たとえば101 6 〜101 7 /cm
3 の比較的低いp型不純物濃度を有している。また、ソ
ース・ドレイン領域4bは、たとえば101 9 〜10
2 1/cm3 の比較的高いn型不純物濃度を有してい
る。このチャネル形成領域4aの表面上には、ゲート誘
電体薄膜5を介してゲート電極6が形成されている。こ
のゲート電極6およびシリコン層4の表面を覆うよう
に、埋込酸化膜3の表面上には層間絶縁膜7が形成され
ている。この層間絶縁膜7には、コンタクトホール7a
が形成されている。このコンタクトホール7aからは、
ソース・ドレイン領域7aの一部表面が露出している。
この露出するソース・ドレイン領域7aの表面と接する
ように、アルミニウム(Al)などの金属層からなる配
線層8が形成されている。
【0040】以上の構成については前述した従来例と同
様であり、本実施例は以下の点で前記従来例と異なる。
本発明の第1の実施例におけるSOI−MOSFETに
は、シリコン基板2の表面に基板ゲート電極1が形成さ
れている。この基板ゲート電極1は、チャネル形成領域
4aと対向する位置に形成されている。また、基板ゲー
ト電極1はたとえば101 6 〜102 0 /cm3 のn型
不純物濃度を有している。
様であり、本実施例は以下の点で前記従来例と異なる。
本発明の第1の実施例におけるSOI−MOSFETに
は、シリコン基板2の表面に基板ゲート電極1が形成さ
れている。この基板ゲート電極1は、チャネル形成領域
4aと対向する位置に形成されている。また、基板ゲー
ト電極1はたとえば101 6 〜102 0 /cm3 のn型
不純物濃度を有している。
【0041】図1と図2(b)を参照して、基板ゲート
電極1は、島状に形成されたシリコン層4の下を縦断す
るように形成されている。また、ゲート電極6はシリコ
ン層4の上を縦断するように形成されている。このゲー
ト電極6とシリコン層4の表面を覆うように、層間絶縁
膜7が形成されている。この基板ゲート電極1とゲート
電極6は、埋込酸化膜3、ゲート電極6および層間絶縁
膜7を貫通して設けられたゲート用配線層9により電気
的に接続されている。このゲート用配線層9により、基
板ゲート電極1には、ゲート電極6へのバイアスが同時
に印加されるようになっている。
電極1は、島状に形成されたシリコン層4の下を縦断す
るように形成されている。また、ゲート電極6はシリコ
ン層4の上を縦断するように形成されている。このゲー
ト電極6とシリコン層4の表面を覆うように、層間絶縁
膜7が形成されている。この基板ゲート電極1とゲート
電極6は、埋込酸化膜3、ゲート電極6および層間絶縁
膜7を貫通して設けられたゲート用配線層9により電気
的に接続されている。このゲート用配線層9により、基
板ゲート電極1には、ゲート電極6へのバイアスが同時
に印加されるようになっている。
【0042】n型の基板ゲート電極1は、p型のシリコ
ン基板1と逆導電型で、また正のバイアスが印加される
ため、シリコン基板1とは常に逆バイアスとなる。この
ため、基板ゲート電極1とシリコン基板2の領域は、p
−n分離されることになる。このため、基板ゲート電極
1とシリコン基板2は電気的に完全に分離される。基板
ゲート電極1は、ゲート電極6と同期して、チャネル形
成領域4aの下部にチャネルを形成することができる。
ン基板1と逆導電型で、また正のバイアスが印加される
ため、シリコン基板1とは常に逆バイアスとなる。この
ため、基板ゲート電極1とシリコン基板2の領域は、p
−n分離されることになる。このため、基板ゲート電極
1とシリコン基板2は電気的に完全に分離される。基板
ゲート電極1は、ゲート電極6と同期して、チャネル形
成領域4aの下部にチャネルを形成することができる。
【0043】次に、本発明の第1の実施例における製造
方法について説明する。
方法について説明する。
【0044】図3〜図7は、本発明の第1の実施例にお
けるSOI−MOSFETの製造方法を工程順に示す図
1のA−A線に沿う断面図(a)、図1のB−B線に沿
う断面図(b)である。まず図3(a),(b)を参照
して、シリコン基板2の表面に酸素イオンが注入され、
次に高温のアニール処理によって結晶性を回復するSI
MOX法によってSOI基板が形成される。条件とし
て、酸素イオンを200keV、4×101 7 /cm2
で注入し、1300℃の熱処理を行なうと、約800Å
の埋込酸化膜3と約4000Åのシリコン層4が形成さ
れる。次に、シリコン層4が500Å程度の厚みに薄膜
化される。また、ウェハ直接接合法を用いた場合、20
0Å程度の極薄膜の埋込酸化膜3の形成も可能である。
SOI基板形成後、たとえばイオン注入法によって基板
ゲート電極1が形成される。なお、貼り合わせ法を用い
た場合、予め接合前に基板ゲート電極1を形成して貼り
合わせることも可能である。
けるSOI−MOSFETの製造方法を工程順に示す図
1のA−A線に沿う断面図(a)、図1のB−B線に沿
う断面図(b)である。まず図3(a),(b)を参照
して、シリコン基板2の表面に酸素イオンが注入され、
次に高温のアニール処理によって結晶性を回復するSI
MOX法によってSOI基板が形成される。条件とし
て、酸素イオンを200keV、4×101 7 /cm2
で注入し、1300℃の熱処理を行なうと、約800Å
の埋込酸化膜3と約4000Åのシリコン層4が形成さ
れる。次に、シリコン層4が500Å程度の厚みに薄膜
化される。また、ウェハ直接接合法を用いた場合、20
0Å程度の極薄膜の埋込酸化膜3の形成も可能である。
SOI基板形成後、たとえばイオン注入法によって基板
ゲート電極1が形成される。なお、貼り合わせ法を用い
た場合、予め接合前に基板ゲート電極1を形成して貼り
合わせることも可能である。
【0045】図4(a),(b)を参照して、シリコン
層4が島状に加工される。熱酸化により、シリコン層4
の表面上にはゲート誘電体薄膜5が形成される。減圧C
VD法によって、表面全面にリンを含むポリシリコンが
堆積される。この堆積されたポリシリコンに写真製版と
異方性エッチングが施される。これにより、ポリシリコ
ンよりなるゲート電極6が形成される。このゲート電極
6をマスクとしたイオン注入法などにより、シリコン層
4には一対のソース・ドレイン領域4bが形成される。
この一対のソース・ドレイン領域4bに挟まれる領域に
は、チャネル形成領域4aが形成される。このチャネル
形成領域4aは、基板ゲート電極1とゲート電極6の間
に位置することとなる。
層4が島状に加工される。熱酸化により、シリコン層4
の表面上にはゲート誘電体薄膜5が形成される。減圧C
VD法によって、表面全面にリンを含むポリシリコンが
堆積される。この堆積されたポリシリコンに写真製版と
異方性エッチングが施される。これにより、ポリシリコ
ンよりなるゲート電極6が形成される。このゲート電極
6をマスクとしたイオン注入法などにより、シリコン層
4には一対のソース・ドレイン領域4bが形成される。
この一対のソース・ドレイン領域4bに挟まれる領域に
は、チャネル形成領域4aが形成される。このチャネル
形成領域4aは、基板ゲート電極1とゲート電極6の間
に位置することとなる。
【0046】図5を(a),(b)を参照して、ゲート
電極6およびシリコン層4の表面を覆うように埋込酸化
膜3の表面上には層間絶縁膜7が形成される。この層間
絶縁膜7の表面上にはレジスト11が塗布される。この
レジスト11は、露光処理によりコンタクトパターン1
1aが形成される。このレジスト11をマスクとして、
層間絶縁膜7にエッチングが施される。このエッチング
により、層間絶縁膜7にはコンタクトホール7aが形成
される。このコンタクトホール7aからは、ソース・ド
レイン領域4bの一部表面が露出する。
電極6およびシリコン層4の表面を覆うように埋込酸化
膜3の表面上には層間絶縁膜7が形成される。この層間
絶縁膜7の表面上にはレジスト11が塗布される。この
レジスト11は、露光処理によりコンタクトパターン1
1aが形成される。このレジスト11をマスクとして、
層間絶縁膜7にエッチングが施される。このエッチング
により、層間絶縁膜7にはコンタクトホール7aが形成
される。このコンタクトホール7aからは、ソース・ド
レイン領域4bの一部表面が露出する。
【0047】図6(a),(b)を参照して、フォトレ
ジスト11が除去される。この後、表面全面にフォトレ
ジスト12が塗布される。このフォトレジスト12に
は、露光処理によってコンタクトホール形成用パターン
12aが形成される。このレジスト12をマスクとし
て、層間絶縁膜7、ゲート電極6および埋込酸化膜3に
連続してエッチング処理が施される。これにより、層間
絶縁膜7、ゲート電極6および埋込酸化膜3を貫通して
設けられるコンタクトホール15が形成される。このコ
ンタクトホール15からは、基板ゲート電極1の一部表
面が露出する。
ジスト11が除去される。この後、表面全面にフォトレ
ジスト12が塗布される。このフォトレジスト12に
は、露光処理によってコンタクトホール形成用パターン
12aが形成される。このレジスト12をマスクとし
て、層間絶縁膜7、ゲート電極6および埋込酸化膜3に
連続してエッチング処理が施される。これにより、層間
絶縁膜7、ゲート電極6および埋込酸化膜3を貫通して
設けられるコンタクトホール15が形成される。このコ
ンタクトホール15からは、基板ゲート電極1の一部表
面が露出する。
【0048】図7(a),(b)を参照して、コンタク
トホール7aおよび15を介して各々露出する表面と接
するようにアルミニウム(Al)などからなる低抵抗金
属の配線層8および9が形成される。
トホール7aおよび15を介して各々露出する表面と接
するようにアルミニウム(Al)などからなる低抵抗金
属の配線層8および9が形成される。
【0049】上記のように本発明の第1の実施例におけ
るSOI−MOSFETは製造される。
るSOI−MOSFETは製造される。
【0050】次に、本発明の第1の実施例におけるSO
I−MOSFETについての電流駆動能力について説明
する。
I−MOSFETについての電流駆動能力について説明
する。
【0051】図8(a)は、図13に示す片面ゲート構
造を有する従来のトランジスタのドレイン電圧VD −ド
レイン電流ID 特性を示したものである。また、図8
(b)は、本発明の第1の実施例におけるトランジスタ
のドレイン電圧VD −ドレイン電流ID 特性を示したも
のである。実験条件としては、チャネル長を0.3μ
m、チャネル幅を10μmとして、ゲートには1〜5V
の範囲で電圧VG を印加することにより測定した。この
図8(a)、(b)より明らかなとおり、従来例では
0.3μmの短チャネルとなった場合、パンチスルー現
象によって動作耐圧が劣化し不安定なトランジスタ動作
になっていることがわかる。これに対して、本実施例で
は0.3μmの短チャネルになった場合でもパンチスル
ーが抑制され、それとともに電流駆動能力も倍増してい
ることがわかる。
造を有する従来のトランジスタのドレイン電圧VD −ド
レイン電流ID 特性を示したものである。また、図8
(b)は、本発明の第1の実施例におけるトランジスタ
のドレイン電圧VD −ドレイン電流ID 特性を示したも
のである。実験条件としては、チャネル長を0.3μ
m、チャネル幅を10μmとして、ゲートには1〜5V
の範囲で電圧VG を印加することにより測定した。この
図8(a)、(b)より明らかなとおり、従来例では
0.3μmの短チャネルとなった場合、パンチスルー現
象によって動作耐圧が劣化し不安定なトランジスタ動作
になっていることがわかる。これに対して、本実施例で
は0.3μmの短チャネルになった場合でもパンチスル
ーが抑制され、それとともに電流駆動能力も倍増してい
ることがわかる。
【0052】このように本発明の第1の実施例における
SOI−MOSFETでは、電流駆動能力の向上および
素子の安定な動作を図ることが可能となる。
SOI−MOSFETでは、電流駆動能力の向上および
素子の安定な動作を図ることが可能となる。
【0053】また、その製造方法において複雑な工程が
不要となり、容易に製造することが可能となる。
不要となり、容易に製造することが可能となる。
【0054】なお、本発明のSOI−MOSFETは第
1の実施例の構成に限られず、図9、図10および図1
1に示す第2、第3および第4の実施例に示す構造でも
よい。
1の実施例の構成に限られず、図9、図10および図1
1に示す第2、第3および第4の実施例に示す構造でも
よい。
【0055】以下、第2、第3および第4の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0056】図9は、本発明の第2の実施例におけるS
OI−MOSFETの概略構成を示す図1のB−B線に
沿う断面図である。図9を参照して、第2の実施例のS
OI−MOSFETの構成は、第1の実施例の構成とほ
ぼ同様である。ただ、基板ゲート電極1、ゲート電極2
6および配線層28のコンタクト構成が異なる。すなわ
ち、シリコン基板2の表面には、基板ゲート電極1が形
成されている。またシリコン基板2の表面上には埋込酸
化膜3が形成されている。この埋込酸化膜3には、ゲー
トコンタクトホール27aが形成されている。このゲー
トコンタクトホール27aからは、基板ゲート電極1の
一部表面が露出している。埋込酸化膜3の表面上には、
シリコン層4が形成されている。このシリコン層4の上
を縦断するようにゲート誘電体薄膜5を介して、かつ露
出する基板ゲート電極1と接するようにゲート電極26
が形成されている。このゲート電極26およびシリコン
層4を被覆するように層間絶縁膜7が形成されている。
この層間絶縁膜7には、ゲートコンタクトホール27b
が形成されている。このゲートコンタクトホール27b
からは、ゲート電極26の一部表面が露出している。こ
の露出するゲート電極26の表面と接するように配線層
28が形成されている。
OI−MOSFETの概略構成を示す図1のB−B線に
沿う断面図である。図9を参照して、第2の実施例のS
OI−MOSFETの構成は、第1の実施例の構成とほ
ぼ同様である。ただ、基板ゲート電極1、ゲート電極2
6および配線層28のコンタクト構成が異なる。すなわ
ち、シリコン基板2の表面には、基板ゲート電極1が形
成されている。またシリコン基板2の表面上には埋込酸
化膜3が形成されている。この埋込酸化膜3には、ゲー
トコンタクトホール27aが形成されている。このゲー
トコンタクトホール27aからは、基板ゲート電極1の
一部表面が露出している。埋込酸化膜3の表面上には、
シリコン層4が形成されている。このシリコン層4の上
を縦断するようにゲート誘電体薄膜5を介して、かつ露
出する基板ゲート電極1と接するようにゲート電極26
が形成されている。このゲート電極26およびシリコン
層4を被覆するように層間絶縁膜7が形成されている。
この層間絶縁膜7には、ゲートコンタクトホール27b
が形成されている。このゲートコンタクトホール27b
からは、ゲート電極26の一部表面が露出している。こ
の露出するゲート電極26の表面と接するように配線層
28が形成されている。
【0057】次に、本発明の第3の実施例におけるSO
I−MOSFETの構成について説明する。
I−MOSFETの構成について説明する。
【0058】図10は、本発明の第3の実施例における
SOI−MOSFETの概略構成を示す図1のB−B線
に沿う断面図である。図10を参照して、第3の実施例
におけるSOI−MOSFETの構成は、第1の実施例
の構成とほぼ同様である。ただ、基板ゲート電極1、ゲ
ート電極36および配線層38のコンタクト構成が異な
る。すなわち、シリコン基板2の表面には基板ゲート電
極1が形成されている。またシリコン基板2の表面上に
は埋込酸化膜3が形成されている。この埋込酸化膜3の
表面上にはシリコン層4が形成されている。このシリコ
ン層4の上を縦断するようにゲート誘電体薄膜5を介し
てゲート電極36が形成されている。このゲート電極3
6およびシリコン層4を被覆するように層間絶縁膜7が
形成されている。層間絶縁膜7から埋込酸化膜3には、
ゲートコンタクトホール37が形成されている。このゲ
ートコンタクトホール37からは、基板ゲート電極1の
一部表面が露出している。なお、ゲートコンタクトホー
ル37は、埋込酸化膜3に形成された第1のコンタクト
ホール37aと層間絶縁膜7に形成された第2のコンタ
クトホール37bからなっている。第2のコンタクトホ
ール37bからは、ゲート電極36の一部表面が露出し
ている。この露出するゲート電極36の側面に沿うよう
に第1のコンタクトホール37aが形成されている。こ
のコンタクトホール37から露出する基板ゲート電極1
の表面と接するように配線層38が形成されている。
SOI−MOSFETの概略構成を示す図1のB−B線
に沿う断面図である。図10を参照して、第3の実施例
におけるSOI−MOSFETの構成は、第1の実施例
の構成とほぼ同様である。ただ、基板ゲート電極1、ゲ
ート電極36および配線層38のコンタクト構成が異な
る。すなわち、シリコン基板2の表面には基板ゲート電
極1が形成されている。またシリコン基板2の表面上に
は埋込酸化膜3が形成されている。この埋込酸化膜3の
表面上にはシリコン層4が形成されている。このシリコ
ン層4の上を縦断するようにゲート誘電体薄膜5を介し
てゲート電極36が形成されている。このゲート電極3
6およびシリコン層4を被覆するように層間絶縁膜7が
形成されている。層間絶縁膜7から埋込酸化膜3には、
ゲートコンタクトホール37が形成されている。このゲ
ートコンタクトホール37からは、基板ゲート電極1の
一部表面が露出している。なお、ゲートコンタクトホー
ル37は、埋込酸化膜3に形成された第1のコンタクト
ホール37aと層間絶縁膜7に形成された第2のコンタ
クトホール37bからなっている。第2のコンタクトホ
ール37bからは、ゲート電極36の一部表面が露出し
ている。この露出するゲート電極36の側面に沿うよう
に第1のコンタクトホール37aが形成されている。こ
のコンタクトホール37から露出する基板ゲート電極1
の表面と接するように配線層38が形成されている。
【0059】次に、本発明の第4の実施例におけるSO
I−MOSFETの構成について説明する。
I−MOSFETの構成について説明する。
【0060】図11は、本発明の第4の実施例における
SOI−MOSFETの概略構成を示す図1のB−B線
に沿う断面図である。図11を参照して、本発明の第4
の実施例におけるSOI−MOSFETの構成は、第1
の実施例とほぼ同様である。ただ、基板ゲート電極1、
ゲート電極6および配線層48とのコンタクト構成が異
なっている。すなわち、シリコン基板2の表面には、基
板ゲート電極1が形成されている。またシリコン基板2
の表面上には埋込酸化膜3が形成されている。埋込酸化
膜3の表面上にはシリコン層4が形成されている。シリ
コン層4の表面上にはゲート誘電体薄膜5を介してシリ
コン層4を縦断するようにゲート電極6が形成されてい
る。このゲート電極6およびシリコン層4を被覆するよ
うに層間絶縁膜7が形成されている。この層間絶縁膜
7、ゲート電極6および埋込酸化膜3を貫通するように
ゲートコンタクトホール15が設けられている。このゲ
ートコンタクトホール15からは、基板ゲート電極1の
一部表面が露出している。このように、基板ゲート電極
1の表面を露出させるためには、埋込酸化膜3、ゲート
電極6および層間絶縁膜7の3層を貫通する必要があ
る。このため、ゲートコンタクトホール15の深さは比
較的深くなる。したがって、スパッタ法などで配線層を
形成した場合、ゲートコンタクトホール15の側面にお
いて配線層の断線などを生じるおそれがある。このよう
に断線が生じた場合トランジスタが動作しない恐れがあ
る。そこで、選択タングステン50などを用いてゲート
コンタクトホール15の埋込を行なう。これにより、各
層間の接続が良好となり、トランジスタの性能の向上を
図ることが可能となる。なお、これらの埋込には、シリ
コン(Si)表面に選択的に成長する選択タングステン
やエピタキシャルシリコンなどの他に、CVD法により
全面に膜を形成した後、ゲートコンタクトホール15の
中だけ残るようにエッチバックする方法とがある。この
ように形成された選択タングステン50と電気的に接続
するように配線層48が形成されている。
SOI−MOSFETの概略構成を示す図1のB−B線
に沿う断面図である。図11を参照して、本発明の第4
の実施例におけるSOI−MOSFETの構成は、第1
の実施例とほぼ同様である。ただ、基板ゲート電極1、
ゲート電極6および配線層48とのコンタクト構成が異
なっている。すなわち、シリコン基板2の表面には、基
板ゲート電極1が形成されている。またシリコン基板2
の表面上には埋込酸化膜3が形成されている。埋込酸化
膜3の表面上にはシリコン層4が形成されている。シリ
コン層4の表面上にはゲート誘電体薄膜5を介してシリ
コン層4を縦断するようにゲート電極6が形成されてい
る。このゲート電極6およびシリコン層4を被覆するよ
うに層間絶縁膜7が形成されている。この層間絶縁膜
7、ゲート電極6および埋込酸化膜3を貫通するように
ゲートコンタクトホール15が設けられている。このゲ
ートコンタクトホール15からは、基板ゲート電極1の
一部表面が露出している。このように、基板ゲート電極
1の表面を露出させるためには、埋込酸化膜3、ゲート
電極6および層間絶縁膜7の3層を貫通する必要があ
る。このため、ゲートコンタクトホール15の深さは比
較的深くなる。したがって、スパッタ法などで配線層を
形成した場合、ゲートコンタクトホール15の側面にお
いて配線層の断線などを生じるおそれがある。このよう
に断線が生じた場合トランジスタが動作しない恐れがあ
る。そこで、選択タングステン50などを用いてゲート
コンタクトホール15の埋込を行なう。これにより、各
層間の接続が良好となり、トランジスタの性能の向上を
図ることが可能となる。なお、これらの埋込には、シリ
コン(Si)表面に選択的に成長する選択タングステン
やエピタキシャルシリコンなどの他に、CVD法により
全面に膜を形成した後、ゲートコンタクトホール15の
中だけ残るようにエッチバックする方法とがある。この
ように形成された選択タングステン50と電気的に接続
するように配線層48が形成されている。
【0061】上記第1〜第4の実施例については、p型
基板上に形成したNMOS−FETについて述べたが、
PMOS−FETについてもn型基板上にNMOSと導
電型が逆になるような構成で形成すれば同様な効果があ
るのはいうまでもない。さらに、基板に代えてウェルを
設けて電圧を固定しても同様の効果が得られる。
基板上に形成したNMOS−FETについて述べたが、
PMOS−FETについてもn型基板上にNMOSと導
電型が逆になるような構成で形成すれば同様な効果があ
るのはいうまでもない。さらに、基板に代えてウェルを
設けて電圧を固定しても同様の効果が得られる。
【0062】さらに、NMOSとPMOSとを混在させ
たCMOS構成においてもNMOS,PMOSのどちら
かの少なくとも一方を本実施例の構成にすれば同様の効
果が認められる。
たCMOS構成においてもNMOS,PMOSのどちら
かの少なくとも一方を本実施例の構成にすれば同様の効
果が認められる。
【0063】上記実施例では半導体としてシリコンを用
いたが、ゲルマニウム(Ge)、ガリウム砒素(GaA
s)など他の半導体材料を用いても同様の効果があるの
は言うまでもない。
いたが、ゲルマニウム(Ge)、ガリウム砒素(GaA
s)など他の半導体材料を用いても同様の効果があるの
は言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】本発明の半導体装置は、ゲート電極と導
電領域とを有している。このゲート電極と導電領域は、
一対のソース・ドレイン領域に挟まれるチャネル形成領
域の上と下に形成されている。すなわち、二重ゲート構
造を有している。このため、チャネル形成領域の上層と
下層とを制御することが可能となる。したがって、パン
チスルー現象の抑制を図ることが可能となり、かつ電流
駆動能力の向上を図ることも可能となる。
電領域とを有している。このゲート電極と導電領域は、
一対のソース・ドレイン領域に挟まれるチャネル形成領
域の上と下に形成されている。すなわち、二重ゲート構
造を有している。このため、チャネル形成領域の上層と
下層とを制御することが可能となる。したがって、パン
チスルー現象の抑制を図ることが可能となり、かつ電流
駆動能力の向上を図ることも可能となる。
【0065】また、導電領域は半導体基板の主表面に形
成されている。一般に半導体基板はシリコンなどよりな
っており、その熱伝導率は絶縁膜よりも高い。このた
め、デバイスにより発生した熱は、第1の絶縁膜を通し
て比較的良好に放散される。したがって、電流駆動能力
が向上し、素子の動作速度への影響も比較的小さくな
る。
成されている。一般に半導体基板はシリコンなどよりな
っており、その熱伝導率は絶縁膜よりも高い。このた
め、デバイスにより発生した熱は、第1の絶縁膜を通し
て比較的良好に放散される。したがって、電流駆動能力
が向上し、素子の動作速度への影響も比較的小さくな
る。
【0066】本発明の半導体装置の製造方法において
は、半導体基板の主表面に導電領域が、たとえばイオン
注入法などにより生成される。このため、研磨やシリコ
ン層の貼り付け等の複雑な工程を省略化することができ
る。したがって、製造方法の簡略化を図ることが可能と
なる。
は、半導体基板の主表面に導電領域が、たとえばイオン
注入法などにより生成される。このため、研磨やシリコ
ン層の貼り付け等の複雑な工程を省略化することができ
る。したがって、製造方法の簡略化を図ることが可能と
なる。
【図1】本発明の第1の実施例におけるSOI−MOS
FETの構成を概略的に示す平面図である。
FETの構成を概略的に示す平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図(a)、図1のB
−B線に沿う断面図(b)である。
−B線に沿う断面図(b)である。
【図3】本発明の第1の実施例におけるSOI−MOS
FETの製造方法の第1工程を概略的に示す図1のA−
A線に沿う断面図(a)およびB−B線に沿う断面図
(b)である。
FETの製造方法の第1工程を概略的に示す図1のA−
A線に沿う断面図(a)およびB−B線に沿う断面図
(b)である。
【図4】本発明の第1の実施例におけるSOI−MOS
FETの製造方法の第2工程を概略的に示す図1のA−
A線に沿う断面図(a)およびB−B線に沿う断面図
(b)である。
FETの製造方法の第2工程を概略的に示す図1のA−
A線に沿う断面図(a)およびB−B線に沿う断面図
(b)である。
【図5】本発明の第1の実施例におけるSOI−MOS
FETの製造方法の第3工程を概略的に示す図1のA−
A線に沿う断面図(a)およびB−B線に沿う断面図
(b)である。
FETの製造方法の第3工程を概略的に示す図1のA−
A線に沿う断面図(a)およびB−B線に沿う断面図
(b)である。
【図6】本発明の第1の実施例におけるSOI−MOS
FETの製造方法の第4工程を概略的に示す図1のA−
A線に沿う断面図(a)およびB−B線に沿う断面図
(b)である。
FETの製造方法の第4工程を概略的に示す図1のA−
A線に沿う断面図(a)およびB−B線に沿う断面図
(b)である。
【図7】本発明の第1の実施例におけるSOI−MOS
FETの製造方法の第5工程を概略的に示す図1のA−
A線に沿う断面図(a)およびB−B線に沿う断面図
(b)である。
FETの製造方法の第5工程を概略的に示す図1のA−
A線に沿う断面図(a)およびB−B線に沿う断面図
(b)である。
【図8】片面ゲート構造を有する従来例(a)と二重ゲ
ート構造を有する本発明の第1の実施例(b)のドレイ
ン電圧VD とドレイン電流ID の関係を示す図である。
ート構造を有する本発明の第1の実施例(b)のドレイ
ン電圧VD とドレイン電流ID の関係を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施例におけるSOI−MOS
FETの構成を概略的に示す図1のB−B線に沿う断面
図である。
FETの構成を概略的に示す図1のB−B線に沿う断面
図である。
【図10】本発明の第3の実施例におけるSOI−MO
SFETの構成を概略的に示す図1のB−B線に沿う断
面図である。
SFETの構成を概略的に示す図1のB−B線に沿う断
面図である。
【図11】本発明の第4の実施例におけるSOI−MO
SFETの構成を概略的に示す図1のB−B線に沿う断
面図である。
SFETの構成を概略的に示す図1のB−B線に沿う断
面図である。
【図12】従来のSOI−MOSFETの構成を概略的
に示す平面図である。
に示す平面図である。
【図13】図12のC−C線に沿う断面図(a)、図1
2のD−D線に沿う断面図(b)である。
2のD−D線に沿う断面図(b)である。
【図14】先行技術文献に示されたSOI−MOSFE
Tの構成を概略的に示す平面図である。
Tの構成を概略的に示す平面図である。
【図15】図14のE−E線に沿う断面図(a)、図1
4のF−F線に沿う断面図(b)である。
4のF−F線に沿う断面図(b)である。
【図16】先行技術文献に示されたSOI−MOSFE
Tの製造方法の第1工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
Tの製造方法の第1工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
【図17】先行技術文献に示されたSOI−MOSFE
Tの製造方法の第2工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
Tの製造方法の第2工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
【図18】先行技術文献に示されたSOI−MOSFE
Tの製造方法の第3工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
Tの製造方法の第3工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
【図19】先行技術文献に示されたSOI−MOSFE
Tの製造方法の第4工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
Tの製造方法の第4工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
【図20】先行技術文献に示されたSOI−MOSFE
Tの製造方法の第5工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
Tの製造方法の第5工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
【図21】先行技術文献に示されたSOI−MOSFE
Tの製造方法の第6工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
Tの製造方法の第6工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
【図22】先行技術文献に示されたSOI−MOSFE
Tの製造方法の第7工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
Tの製造方法の第7工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
【図23】先行技術文献に示されたSOI−MOSFE
Tの製造方法の第8工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
Tの製造方法の第8工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
【図24】先行技術文献に示されたSOI−MOSFE
Tの製造方法の第9工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
Tの製造方法の第9工程を概略的に示す図14のF−F
線に沿う断面図である。
1 基板ゲート電極 2 シリコン基板 3 埋込酸化膜 4 シリコン層 4a チャネル形成領域 4b ソース・ドレイン領域 5 ゲート誘電体薄膜 6 ゲート電極
Claims (2)
- 【請求項1】 主表面を有する第1導電型の半導体基板
と、 前記半導体基板の主表面の上に形成された第1の絶縁層
と、 前記第1の絶縁層の上に形成され、前記第1の絶縁層に
面する第1の主表面と、その第1の主表面に対向する第
2の主表面を有する半導体層と、 前記半導体層の第2の主表面に形成されるチャネル領域
を挟んで互いに間隔を有するように前記半導体層に形成
された一対のソース・ドレイン領域と、 前記チャネル領域の上に第2の絶縁層を介在させて形成
されたゲート電極と、 前記チャネル領域に対向する前記半導体層の第1の主表
面の領域の下に前記第1の絶縁層を介在させて前記半導
体基板の主表面に形成された第2導電型の導電領域とを
備えた、半導体装置。 - 【請求項2】 第1導電型の半導体基板の主表面の上に
第1の絶縁層を形成する工程と、 前記第1の絶縁層の上に、前記第1の絶縁層に面する第
1の主表面とその第1の主表面に対向する第2の主表面
を有する半導体層を形成する工程と、 前記半導体基板の主表面に第2導電型の導電領域を形成
する工程と、 前記半導体層の第2の主表面の上に第2の絶縁層を形成
する工程と、 前記導電領域と対向するように前記第2の絶縁層の上に
ゲート電極を形成する工程と、 前記ゲート電極と対向する前記半導体層の領域を挟ん
で、互いに間隔を有するように一対のソース・ドレイン
領域を前記半導体層に形成する工程とを備えた、半導体
装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4144639A JPH05343686A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4144639A JPH05343686A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05343686A true JPH05343686A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15366742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4144639A Pending JPH05343686A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05343686A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0832040A (ja) * | 1994-07-14 | 1996-02-02 | Nec Corp | 半導体装置 |
| JP2001313395A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Takehide Shirato | Mis電界効果トランジスタ及びその製造方法 |
| JP2001313394A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Takehide Shirato | 半導体装置 |
| JP2003078141A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-14 | Sharp Corp | 半導体装置及びその製造方法と携帯電子機器 |
| KR100470832B1 (ko) * | 2002-08-12 | 2005-03-10 | 한국전자통신연구원 | 두께가 얇은 soi층을 이용한 쇼트키 장벽 관통트랜지스터 및 그 제조방법 |
| JP2006148141A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co Ltd | 自己整合ダブルゲートデバイス及びその形成方法 |
| WO2007004535A1 (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-11 | Renesas Technology Corp. | 半導体装置およびその製造方法 |
| US7491609B2 (en) | 2004-08-26 | 2009-02-17 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device and method for manufacturing the same |
| JP2013105982A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Renesas Electronics Corp | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP4144639A patent/JPH05343686A/ja active Pending
Cited By (12)
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| US8409936B2 (en) | 2005-07-05 | 2013-04-02 | Renesas Electronics Corporation | Method for manufacturing a semiconductor device by forming portions thereof at the same time |
| JP2013105982A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Renesas Electronics Corp | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
| US9484271B2 (en) | 2011-11-16 | 2016-11-01 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990629 |