JPH05344375A - ラスター歪補正回路 - Google Patents

ラスター歪補正回路

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JPH05344375A
JPH05344375A JP17467292A JP17467292A JPH05344375A JP H05344375 A JPH05344375 A JP H05344375A JP 17467292 A JP17467292 A JP 17467292A JP 17467292 A JP17467292 A JP 17467292A JP H05344375 A JPH05344375 A JP H05344375A
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Japan
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circuit
horizontal
distortion
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JP17467292A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kashiwagi
茂 柏木
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力補正波形に応じて変調された電流を水平
偏向コイルに重畳し、ラスターの形状を水平方向に平行
的に補正することのできるラスター歪補正回路を提供す
る。 【構成】 pnpトランジスタ14のベース電流Ib1の
値によって、水平偏向コイル4に重畳される電流は、ゼ
ロを中心として正負どちらの方向にもその値を自在に調
整できる。また、npnトランジスタ16のベースは、
演算増幅器19の非反転入力端子に繋がる抵抗20,2
1により、適当な直流バイアスが与えられ、さらに、コ
ンデンサ22を通してポテンシオメータ23からパラボ
ラ波Vpboが加えられる。ポテンシオメータ23を動か
してパラボラ波Vpbo を変化させると、これに一致して
エミッタ電圧Ve が変わり、pnpトランジスタ14の
ベース電流Ib1及びコレクタ電流Ic1が変化することに
より、ラスターの弓形歪等を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン機器等に
おいて、受像管面上の左右弓形歪等のラスターが水平方
向に平行的に偏移したことによって生じるラスター歪を
補正するラスター歪補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、受像管に偏向ヨークを装着し
てビーム偏向を行い、受像管面にラスターを映出する場
合、偏向ヨークと受像管の管軸との機械的誤差によって
は、ラスター形状が正しい矩形にならず、図7に示す様
に、左右端が同一方向に弓形に歪んでしまう現象が生じ
ていた。
【0003】従来、この歪を補正する方法としては、図
8に示す様に、水平AFC(自動周波数制御回路)によ
り、画像の水平位相を動かす事が行われている。即ち、
図8においては、1は位相比較回路、2は水平発振回
路、3は水平出力回路、4は偏向ヨーク中の水平偏向コ
イルを示す。ここで、位相比較回路1は、外部からの水
平同期信号パルスPs と、水平偏向コイル4に流れる偏
向電流Iy の位相に合ったパルスPh とを比較し、その
位相差に応じた直流電圧Ed を出力する。水平発振回路
2は、この電圧Edの値に応じてその発振周波数を変え
るVFO(可変周波数発振器)の構成になっており、そ
の出力矩形波Vd が次の水平出力回路3を駆動する。水
平出力回路3は、この矩形波Vd に応じてスイッチング
動作を行い、水平偏向コイル4にノコギリ波電流Iy を
流すと共に、このノコギリ波と位相の一致した水平出力
の小パルスPh を生成して、これを先の位相比較回路1
に帰還する。
【0004】この様にすると、図8の回路は自動周波数
制御回路として働き、同期信号パルスPs と水平出力パ
ルスPh との周波数及び位相が一致する様に水平発振回
路2の出力Vd が定まる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上は通常のテレビジ
ョン受像機やディスプレイ機器の回路の例であるが、こ
こに図8に示す垂直周期のパラボラ波Vpbを重畳する
と、この波形に応じてパルスPh 、即ちノコギリ波電流
Iy の位相が変化し、従って、全体の画像の弓形の歪は
これにより補正できる。しかし、この場合、画像そのも
のの歪は補正できるが、ラスター形状の補正はできな
い。従って、図9に示す様に格子縞信号を受信した場
合、画像の格子パターンは一応直線が直角に交差する形
にはできても、ラスター左右端は湾曲したままになる。
これは、図形表示のためのディスプレイ機器等でオーバ
ースキャン量をぎりぎり少なくしたい場合、左右端部で
画像欠けを起こしやすい。
【0006】この問題を無くすためには、図8や図9の
様に画像の水平位相を動かすのではなく、ラスターの水
平位置そのものをパラボラ波Vpbに従って動かす必要が
ある。しかし、この水平偏向コイル4に流れる電流は数
アンペアから数十アンペアの単位の大電流であるので、
ここに流れる電流の直流成分を動かして、ラスター形状
を補正するのは容易ではない。また、この水平偏向コイ
ル4は接地に対して高い電位を持っているのが普通なの
で、この点でも、小信号のパラボラ波Vpbでこの電流を
動かすのは回路構成上困難であって、これまでは簡単な
実用回路がないのが現状であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、(1) 水平偏向周期のスイ
ッチング動作により、水平偏向コイルとS字補正コンデ
ンサとの直列回路にノコギリ波電流を流す水平出力回路
と、一端が前記水平偏向コイルのホット側の一端に接続
され、他の一端が直流電源電圧に接続されたフライバッ
クトランス、あるいは水平出力トランスの一次巻線と、
前記直流電源電圧と、前記水平偏向コイルとS字補正コ
ンデンサとの間に接続された、チョークコイルと電流変
調素子との直列回路と、前記直流電源電圧に出力の一端
が接続され、出力の他の一端は前記直流電源電圧と逆方
向に加わる様な向きの直流電圧を発生する直流電圧発生
回路と、前記直流電圧発生回路の出力の他の一端と、前
記チョークコイルと電流変調素子との接続点との間に接
続された抵抗とを備え、前記電流変調素子に流れる電流
値を垂直周期の補正波形で変調することによって、ラス
ターの水平方向に平行的に偏移した歪を補正する様にし
たことを特徴とするラスター歪補正回路を提供し、(2)
前記補正波形をパラボラ状もしくはその類似波形とし、
ラスターの左右弓形歪を補正することを特徴とする請求
項1記載のラスター歪補正回路を提供し、(3) 前記補正
波形をノコギリ波とし、ラスターのX−Y直交歪を補正
することを特徴とする請求項1記載のラスター歪補正回
路を提供し、(4) 前記抵抗に代えて、定電流回路を備え
たことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
記載のラスター歪補正回路を提供するものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明のラスター歪補正回路につい
て、添付図面を参照して説明する。図1は本発明の実施
例を示した回路図である。ここで、水平出力回路3及び
水平偏向コイル4は従来例の図8と同一の動作をし、ま
た図8の他の番号の要素についても、本質的な差はない
ので図1では省略する。
【0009】水平偏向コイル4と直列に接続される5は
リニアリティーコイルであり、6はS字補正コンデンサ
である。この様にすると、この直列回路には水平出力回
路3のスイッチ動作により、水平偏向周期のノコギリ波
電流Iy が流れ、受像管電子ビームの水平偏向動作を行
う。水平偏向コイル4にノコギリ波電流Iy が流れると
同時に、そのホット側の一端には水平パルスVc が発生
するが、これは抵抗9を通してフライバックトランス7
の一次巻線7aに加えられ、一次巻線7aの他の一端に
は電源電圧Eb が接続されて、ここから水平出力回路3
の動作電力を供給する。なお、水平パルスVc の期間中
は、水平偏向コイル4には正弦波の共振電流が流れる
が、この電流はほとんど水平出力回路3の方に流れ、一
次巻線7aの方に分流する割合は少ない上、抵抗9の値
も数オームとごく僅かであるので、ここで水平パルスV
c の電圧降下は無視することが可能であり、水平パルス
Vc はほとんどそのままの形で一次巻線7aに加わるこ
とになる。
【0010】この一次巻線7aに印加された水平パルス
Vc は、二次巻線7bに昇圧されて高圧パルスVhvとな
り、ついで高圧整流回路8で直流高圧HVとなり、図示
されない受像管の陽極に印加される。また、一次巻線7
aにはタップaが設けられ、そこには水平パルスVc が
降圧された正の小パルスVa が発生する。更に、タップ
aにはダイオード10(直流電圧発生回路)が接続され
て先のパルスVa の基底部側を整流し、平滑コンデンサ
11(直流電圧発生回路)の両端に図の様な極性で直流
電圧Ea を生じさせる。この電圧Ea の負側の一端から
抵抗12とチョークコイル13を経て、リニアリティー
コイル5とS字補正コンデンサ6との接続点に導かれ、
このチョークコイル13を通してラスターの左右位置の
調整のための直流電流が流れる様にされている。
【0011】この抵抗12とチョークコイル13との接
続点から、電源電圧Eb との間にpnpトランジスタ1
4のコレクタ−エミッタ間が接続され、そのベースから
は抵抗15を経てnpnトランジスタ16のコレクタに
接続される。このnpnトランジスタ16のエミッタは
抵抗17で接地され、ベースは抵抗18を経て演算増幅
器19の出力端子に繋がれる。演算増幅器19の反転入
力端子はnpnトランジスタ16のエミッタに接続さ
れ、非反転入力端子は第2の電源Eと接地間にまたがる
抵抗20及び21によって分圧された直流電圧が与えら
れる。同時に、この非反転入力端子から結合コンデンサ
22がポテンシオメータ23の可動片に接続される。そ
して、ポテンシオメータ23の両端は互いに極性の反転
した垂直周期のパラボラ波Vpb1 ,Vpb2 が加えられ
る。
【0012】この図1の動作を説明するに当たって、ま
ず電流変調素子としてのpnpトランジスタ14のコレ
クタ電流Ic1を変化させると、水平偏向コイル4に流れ
る電流がどの様に変化するかを説明する。図2はpnp
トランジスタ14がカットオフ状態になり、そのコレク
タ電流Ic1がゼロである場合を示す。この時は、本来p
npトランジスタ14のコレクタとエミッタが接続され
ていたc点とe点の間は切り離されたことに等しい。す
ると、図2の一次巻線7a,抵抗9,水平偏向コイル
4,リニアリティーコイル5,チョークコイル13及び
抵抗12で形成されるループの中に、直流電圧Ea が挿
入された形と等価になる。従って、水平偏向コイル4中
を流れる直流成分I1は図の矢印のループで示した経路
を流れることになり、これが画像の水平位置を左方向へ
シフトさせる。
【0013】次に、図3で反対にこのpnpトランジス
タ14が飽和状態になった場合を考える。この場合はそ
のコレクタ−エミッタ間、即ちc,eの2点間は短絡状
態に等しい。先の図1においては、直流電源Eb から水
平出力回路3の消費電流として、直流電流Ih が流れ込
んでいる。これがc−e間が短絡状態になったとき、ど
の様な経路で水平出力回路3に達するかを図3で説明す
る。即ち、この直流電流Ih はフライバックトランス7
の一次巻線7a及び抵抗9を経て水平出力回路3に流れ
込むIt の成分と、チョークコイル13,リニアリティ
ーコイル5及び水平偏向コイル4を経て、同じく水平出
力回路3に流れ込むI2 の成分の2つに分かれる。そし
て、この水平偏向コイル4の方に分流するI2 の方が、
ラスターの水平方向の位置を右方向にシフトさせる働き
をし、その作用は図2のI1 とは逆向きである。
【0014】この電流I2 の量はc−e間が短絡状態、
即ち図1のpnpトランジスタ14が飽和状態の時、最
大になる。そして、そのベース電流Ib1が減ることによ
り、徐々にその値を減じていき、遂にはゼロになる。更
に、pnpトランジスタ14のベース電流Ib1の値を減
らしていくと、今度は図2の電流I1 の成分が大きくな
って、水平偏向コイル4に流れる電流の向きは逆転して
ラスターを水平方向に動かす作用が反対向きとなり、ベ
ース電流Ib1がゼロになることにより、前述した様に電
流I1 の電流量が最大になる。なお、抵抗9は特に必要
不可欠なものではなく、もしpnpトランジスタ14が
完全に飽和状態までなってもまだ電流I2 が不足の場合
に挿入する。この抵抗9によって電流It の割合が減
り、その分I2 が増加するが、一次巻線7a,チョーク
コイル13及び水平偏向コイル4等の直流抵抗値によっ
て按分される電流I2 が十分にあれば削除しても構わな
い。
【0015】以上の説明から明らかな様に、ベース電流
Ib1の値によって、水平偏向コイル4に重畳される電流
は、ゼロを中心として正負どちらの方向にもその値を自
在に調整できることになる。従って、このベース電流I
b1を垂直周期のパラボラ波で変調すれば、図7に示した
様なラスターは容易に補正することができる。即ち、画
面上部と下部では電流I2 を流し、中央部では逆に電流
I1 が流れるように、換言すればpnpトランジスタ1
4のコレクタ電流Ic1、あるいはベース電流Ib1の値を
垂直周期の始点、終点付近で最大に流し、中央付近で最
小になる様なパラボラ波にすれば良い。すると、画面上
部と下部ではラスター位置を右に偏移させ、中央付近で
左に偏移させる作用が働くので、図7の様な弓形歪は効
果的に補正される。勿論、図7と弓形の向きが逆の歪の
場合は、コレクタ電流Ic1が垂直周期の両端で最小、中
央で最大となる様な逆極性のパラボラ波になる様にすれ
ば良い。
【0016】以下、前述の様にコレクタ電流Ic1を変調
するための回路の一例を再び図1で説明する。即ち、p
npトランジスタ14のベース電流Ib1を流す抵抗15
は、npnトランジスタ16のコレクタ電流でもあり、
また、そのエミッタ電流にもほぼ等しい。従って、エミ
ッタ抵抗17の両端に発生する電圧Ve の波形は、pn
pトランジスタ14のベース電流Ib1及びコレクタ電流
Ic1の波形と同じくなり、これは前述した様にラスター
の弓形歪の補正量そのものである。また、npnトラン
ジスタ16のベースは抵抗18を経て、演算増幅器19
の出力に接続されている。また、この演算増幅器19の
非反転入力端子に繋がる抵抗20,21により、適当な
直流バイアスが与えられ、さらに、コンデンサ22を通
してポテンシオメータ23からパラボラ波Vpbo が加え
られる。
【0017】ポテンシオメータ23の両端は、それぞれ
反対の極性の垂直周期パラボラ波Vpb1 ,Vpb2 が加わ
っているから、その可動片の位置によって、演算増幅器
19の非反転入力端子に加わるパラボラ波Vpbo の波高
値と極性は任意に設定できる。そして、この反転入力端
子の方は前述のエミッタ電圧Ve が与えられているか
ら、この電圧Ve がパラボラ波Vpbo に一致する様にn
pnトランジスタ16のベース電流Ib2を流す様に演算
増幅器19が働く。従って、ポテンシオメータ23を動
かしてパラボラ波Vpbo を動かすと、これに一致してエ
ミッタ電圧Ve が変わり、ひいてはpnpトランジスタ
14のベース電流Ib1及びコレクタ電流Ic1が変わる。
このことから先に詳しく述べた原理により、ポテンシオ
メータ23の調節によって、図7に示す様な弓形歪は画
像も含めてラスター形状自体が正しく補正されるので、
図4に示す様に、格子縞画像とラスター左右端部も共に
本来の直線になる。なお、抵抗20,21の値を動かす
ことによって、演算増幅器19の非反転入力端子の直流
レベルを変えれば、ラスター全体の左右位置、即ち水平
センタリング調整ができることは先の説明からも明らか
である。
【0018】ところで、図1ではフライバックトランス
7の二次巻線7bに繋がれた高圧整流回路8によって高
圧HVを得て、これを受像管の陽極に加える様にしてい
る。しかし、この場合、この高圧の負荷電流Ia の変化
はなるべく小さい方が望ましい。なぜなら、この負荷電
流、即ち受像管の陽極電流Ia の変化に応じて水平出力
回路3の直流消費電流Ih が変化してしまうため、図3
の電流I2 が変わり、ラスターの水平移動量に影響を及
ぼしてしまうからである。従って、この図1は高圧電流
Ia の変化量の少ない小型受像機、あるいはモノクロ受
像機にのみに適用される。もし、この図1の回路を通常
のカラー受像機あるいはディスプレイに使用する場合
は、7は高圧を供給するフライバックトランスではな
く、単なる水平出力トランスとして動作させ、受像管の
陽極に与える高圧は、この回路と別な部分から供給する
偏向高圧分離型回路としなければならない。
【0019】図5は本発明の別の回路例を示したもので
あり、これは水平偏向コイル4に重畳される電流I2 の
値、即ちラスター歪の補正量が、高圧電流Ia の変化に
影響されない様に構成されている。ここで、番号23ま
では先の図1,図2,図3,及び図8の同一番号とほぼ
同じ働きをするので、その詳しい説明は省略する。この
図5が図1と異なる点は、図1の抵抗12を第2のpn
pトランジスタ24(定電流回路)のコレクタ−エミッ
タ間に置き換えたことである。そして、そのpnpトラ
ンジスタ24のベース端子はベース抵抗25を経て接地
される。この場合、このpnpトランジスタ24のエミ
ッタ電位は、電流Ih の値や電流I2 の値によって若干
変わるものの、電圧Eb の値に比べればその変化分は僅
かであって、一定に近い。従って、そのベース電位もほ
ぼ一定と見て良く、このことからベース抵抗25を流れ
るベース電流Ib3も一定である。すると、当然トランジ
スタを用いた定電流回路に置き換えたということにな
る。
【0020】図1の場合、pnpトランジスタ14も定
電流回路を形成しているが、この様な構成では実際に電
流Ih が変化するとc点の電位が若干変化し、これは比
較的小さな値の電圧Ea に対して無視できない値である
から、それに影響されて抵抗12を流れる電流の値も変
わってしまう。その結果、pnpトランジスタ14を流
れる電流Ic1が一定であっても、チョークコイル13を
通して水平偏向コイル4を流れる歪補正のための電流I
2 の値も、電流Ih あるいは高圧電流Ia の値によって
変化してしまう。そこで、図5の様に、図1では抵抗1
2であった部分も第2のpnpトランジスタ24による
定電流回路としたものであって、この様にすると、この
部分を流れる電流も一定化されるので、電流Ih あるい
はIa が変化しても水平偏向コイル4を流れる歪補正の
ための電流値が変化してしまうことはない。従って、図
5の回路は受像管の輝度によって高圧電流Ia の値が大
きく変化する様な大型のカラー受像機に用いても問題は
ない。
【0021】なお、これまでの定電流回路としては、ト
ランジスタのベース電流を一定化する方式のものを例に
とったが、これは勿論、従来から既知の他の定電流回路
を用いても構わない。また、本発明の例としてはこれま
でラスターをパラボラ波形で補正する弓形歪の補正に付
いて述べたが、補正の対象はこの弓形歪に限るものでは
なく、ラスターが水平方向に平行的に偏移した様な歪で
あれば、いずれも本発明を適応することが可能である。
例えば、偏向ヨークの水平、垂直両方向の偏向の向きが
直角でない場合に、図6に示す様なX−Y直交歪と称す
る平行四辺形状のラスター歪を生じることがある。これ
も本発明を用い、図1あるいは図5において、パラボラ
波Vpb1 ,Vpb2 の代わりに垂直周期のノコギリ波を補
正波形とすることによって容易に補正でき、図4に示す
様な正しいラスター形状が得られる。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明のラス
ター歪補正回路は、任意の入力補正波形に応じて変調さ
れた電流を水平偏向コイルに重畳して、ラスターの形状
を水平方向に平行的に補正することを可能にしたもので
あるので、例えばラスターの弓形歪やX−Y直交歪等が
効果的に補正されるという実用上極めて優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】第1の実施例の動作を説明するための図であ
る。
【図3】第1の実施例の動作を説明するための図であ
る。
【図4】第1の実施例の動作を説明するための図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図6】本発明が対象とする歪の一例を示す図である。
【図7】本発明が対象とする歪の一例を示す図である。
【図8】従来の歪補正回路の一例を示す回路図である。
【図9】従来例の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
3 水平出力回路 4 水平偏向コイル 5 リニアリティーコイル 6 S字補正コンデンサ 7 フライバックトランス 8 高圧整流回路 10 ダイオード(直流電圧発生回路) 11 平滑コンデンサ(直流電圧発生回路) 13 チョークコイル 14 pnpトランジスタ(電流変調素子) 16 npnトランジスタ 19 演算増幅器 23 ポテンシオメータ 24 第2のpnpトランジスタ(定電流回路)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、(1)水平偏向周期のス
イッチング動作により、水平偏向コイルとS字補正コン
デンサとの直列回路にノコギリ波電流を流す水平出力回
路と、一端が前記水平偏向コイルのホット側の一端に接
続され、他の一端が直流電源電圧に接続されたフライバ
ックトランス、あるいは水平出力トランスの一次巻線
と、前記直流電源電圧と、前記水平偏向コイルとS字補
正コンデンサとの間に接続された、チョークコイルと電
流変調素子との直列回路と、前記直流電源電圧に出力の
一端が接続され、出力の他の一端は前記直流電源電圧と
逆方向に加わる様な向きの直流電圧を発生する直流電圧
発生回路と、前記直流電圧発生回路の出力の他の一端
と、前記チョークコイルと電流変調素子との接続点との
間に接続された抵抗とを備え、前記電流変調素子に流れ
る電流値を垂直周期の補正波形で変調することによっ
て、ラスターの水平方向に平行的に偏移した歪を補正す
る様にしたことを特徴とするラスター歪補正回路を提供
し、(2)前記補正波形をパラボラ状もしくはその類似
波形とし、ラスターの左右弓形歪を補正することを特徴
とする(1)記載のラスター歪補正回路を提供し、
(3)前記補正波形をノコギリ波とし、ラスターのX−
Y直交歪を補正することを特徴とする(1)記載のラス
ター歪補正回路を提供し、(4)前記抵抗に代えて、定
電流回路を備えたことを特徴とする(1)乃至(3)の
いずれかに記載のラスター歪補正回路を提供するもので
ある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平偏向周期のスイッチング動作により、
    水平偏向コイルとS字補正コンデンサとの直列回路にノ
    コギリ波電流を流す水平出力回路と、 一端が前記水平偏向コイルのホット側の一端に接続さ
    れ、他の一端が直流電源電圧に接続されたフライバック
    トランス、あるいは水平出力トランスの一次巻線と、 前記直流電源電圧と、前記水平偏向コイルとS字補正コ
    ンデンサとの間に接続された、チョークコイルと電流変
    調素子との直列回路と、 前記直流電源電圧に出力の一端が接続され、出力の他の
    一端は前記直流電源電圧と逆方向に加わる様な向きの直
    流電圧を発生する直流電圧発生回路と、 前記直流電圧発生回路の出力の他の一端と、前記チョー
    クコイルと電流変調素子との接続点との間に接続された
    抵抗とを備え、 前記電流変調素子に流れる電流値を垂直周期の補正波形
    で変調することによって、ラスターの水平方向に平行的
    に偏移した歪を補正する様にしたことを特徴とするラス
    ター歪補正回路。
  2. 【請求項2】前記補正波形をパラボラ状もしくはその類
    似波形とし、ラスターの左右弓形歪を補正することを特
    徴とする請求項1記載のラスター歪補正回路。
  3. 【請求項3】前記補正波形をノコギリ波とし、ラスター
    のX−Y直交歪を補正することを特徴とする請求項1記
    載のラスター歪補正回路。
  4. 【請求項4】前記抵抗に代えて、定電流回路を備えたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のラスター歪補正回路。
JP17467292A 1992-06-09 1992-06-09 ラスター歪補正回路 Pending JPH05344375A (ja)

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JP17467292A JPH05344375A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 ラスター歪補正回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112020001666T5 (de) 2019-03-29 2021-12-16 Ngk Insulators, Ltd. Sensorelement für gassensor
DE112020001614T5 (de) 2019-03-29 2021-12-16 Ngk Insulators, Ltd. Sensorelement für Gassensor
DE112020001640T5 (de) 2019-03-29 2021-12-16 Ngk Insulators, Ltd. Sensorelement eines Gassensors

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DE112020001666T5 (de) 2019-03-29 2021-12-16 Ngk Insulators, Ltd. Sensorelement für gassensor
DE112020001614T5 (de) 2019-03-29 2021-12-16 Ngk Insulators, Ltd. Sensorelement für Gassensor
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