JPH05344850A - 脱臭剤 - Google Patents
脱臭剤Info
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- JPH05344850A JPH05344850A JP4179775A JP17977592A JPH05344850A JP H05344850 A JPH05344850 A JP H05344850A JP 4179775 A JP4179775 A JP 4179775A JP 17977592 A JP17977592 A JP 17977592A JP H05344850 A JPH05344850 A JP H05344850A
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- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Abstract
小麦フスマ抽出物又はその中和物を有効成分とする食品
の脱臭剤。 【効果】 簡便な方法で得られ、優れた脱臭効果を有す
る。
Description
及びその中和物を有効成分とする食品の脱臭剤に関す
る。
性炭、シリカゲルなどによる吸着、マスキング法やサイ
クロデキストリンによる包接等の手段が知られている。
また、ダイズなど穀類焙煎物の抽出物が脱臭作用を有し
ていることも知られている。しかし、これらはその物性
のため限られた食品にしか使用できず、また高価なもの
であった。
で簡便な方法によって得られ、どのような食品及び食品
形態にも使用することのできる脱臭剤を提供することで
ある。
めに、本発明者らは鋭意研究を重ね、その結果、小麦フ
スマの酸抽出物が脱臭剤として有効であることを見出
し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は、有機
酸の少なくとも1種を含む水溶液による小麦フスマ抽出
物又はその中和物を有効成分とする食品の脱臭剤に関す
る。本発明において使用される好ましい有機酸として
は、乳酸、クエン酸、リンゴ酸、フマール酸及び酢酸か
らなる群から選ばれる1または2以上の酸が挙げられ
る。このようにして得られた小麦フスマ抽出物は、その
ままでも食品の脱臭剤として使用できる。しかしなが
ら、この小麦フスマ抽出物は若干の小麦臭を有している
ので、小麦臭を除去ないし軽減させると更に好ましい脱
臭剤とすることができる。本発明者らはこの課題が、上
記の小麦フスマ抽出物を水蒸気処理することによって、
または上記脱臭剤にサイクロデキストリンを添加するこ
とによって達成されることを見出し、さらに好ましい食
品の脱臭剤を完成させた。従って、本発明はまた、該小
麦フスマ抽出物が水蒸気処理されていることを特徴とす
る上記食品の脱臭剤、及びさらにサイクロデキストリン
が添加されていることを特徴とする上記食品の脱臭剤に
関する。
出物は、微生物生産性向上作用(特開平1−23184
0号)や、きのこの培養強化作用(特開平1−1962
0号)を有することが知られており、上記公報に記載さ
れた方法によって製造することができる。小麦フスマの
抽出に用いる有機酸としては、食品添加物として利用で
きる乳酸、クエン酸、リンゴ酸、フマール酸、酢酸が好
ましい。これらの有機酸は、0.001〜0.2モルの水溶
液とすることが望ましい。抽出に際し、小麦フスマと酸
水溶液の割合は小麦フスマ100重量部に対して酸水溶
液100〜1000重量部が望ましい。抽出操作は小麦
フスマに酸溶液を加え、プロペラミキサーなどの適宜の
ミキサーで5〜30分間攪拌すればよく、この時の温度
は5℃〜50℃、一般には常温でよい。続いて周知の方
法で固液分離し抽出液を得る。まず加圧濾過を行い、次
いで、その濾液を遠心分離にかけ、上澄み液を採取する
と簡単である。得られた抽出液を水酸化ナトリウム、炭
酸ナトリウム、水酸化カリウム等の塩基で中和してもよ
い。その後濃縮し、得られた濃縮液はこのままでも脱臭
剤として使用できるが、保存性向上のためにはさらに乾
燥させて粉末とするのがよい。乾燥方法は噴霧乾燥、熱
風乾燥、真空凍結乾燥など公知のいずれの技術をも利用
できる。本発明の酢酸抽出物は、濃縮や乾燥処理するこ
とにより揮発性の酢酸を除去することができる。また酢
酸を含んだ酢酸抽出物の用途については酢漬けの魚など
酢を使用した食品の酢酸臭以外の不快臭を除くことに使
用することが好ましい。
に、例えば、小麦フスマ抽出物の粉末を水蒸気処理する
ことができる。または、抽出工程から粉末化工程の途中
で水蒸気処理してもよい。具体的には例えば、乾燥前の
抽出液や粉末を水で溶解したものをタンクに入れ、これ
に水蒸気を通し、臭気を除去することができる。水蒸気
処理の条件としては、乾燥前の抽出液15リットル、ま
たは粉末エキス2kgに水15リットルを加え溶液とした
ものに、1気圧で1時間水蒸気を通すことが適当であ
る。本発明の脱臭剤にさらにサイクロデキストリンを配
合することにより、小麦臭を除去することができる。例
えば、小麦フスマ抽出物の粉末にサイクロデキストリン
を0.1〜80重量%、好ましくは1〜50重量%配合す
ることにより小麦臭を除去できる。また、抽出工程から
粉末化工程の途中で、サイクロデキストリンをあらかじ
め添加して脱臭してもよい。特に、粉末化する前の溶液
に配合し乾燥粉末化することが好ましい。サイクロデキ
ストリンとして、α、β、γ及びそれらの混合物が市販
されているが、本発明で使用するサイクロデキストリン
はこれらのいずれのタイプでもよい。食品用として安価
なαタイプを主成分とするサイクロデキストリンが、簡
便で小麦臭の除去効果も十分である。
るため食品への添加量に特に制限はなく、ゆえに悪臭の
強さや、食品の形状により添加量を広範囲に変えること
ができる。本発明の脱臭剤は水産食品、畜肉食品、ニン
ニク及びそのエキス含有食品、酵母及びそのエキス含有
食品等に使用できる。錠剤食品、スープ、麺、パンなど
に本発明の脱臭剤を適用する場合、通常はこれらの食品
の原材料ないし製造工程中に脱臭剤を配合し、その添加
量は一般的に、食品の総重量に対して0.01〜20重量
%が好ましく、さらに0.1〜10重量%が好ましい。ま
た魚などの脱臭に本発明の脱臭剤を適用する場合は、本
脱臭剤の水溶液に食品をつけこむか、または該水溶液を
食品に噴霧することが可能である。該水溶液の濃度は一
般的に0.1〜10重量%が好ましく、さらに1〜5重量
%水溶液が好ましい。さらに本脱臭剤は、抗酸化剤、抗
菌剤などの保存剤と併用して用いることもできる。
をさらに詳細に説明する。参考例1 (小麦フスマ抽出物の製造) フスマ100kgにクエン酸2.2kgを含む水600リット
ルを加え、30分間撹拌後、固液分離し抽出液を得た。
この抽出液を50リットルまで濃縮し4℃に一夜放置し
た。析出した沈澱物を除去し、デキストリン3kgを加え
噴霧乾燥し小麦フスマ抽出物13kgを製造した。このと
きのマグネシウム含量は、1.7%、カリウム含量は、3.
8%であった。参考例2 (小麦フスマ抽出物の中和物の製造) フスマ100Kgにクエン酸2.2Kgを含む水600リット
ルを加え、30分間攪拌後、固液分離し抽出液を得た。
この抽出液を炭酸ナトリウムで中和後、50リットルま
で濃縮し4℃に一夜放置した。析出した沈澱物を除去
し、デキストリン3kgを加え噴霧乾燥し小麦フスマ抽出
物13kgを製造した。このときのマグネシウム含量は、
1.5%、カリウム含量は、3.4%であった。
抽出物25kg、砂糖150kg、デキストリン150kgに
滑沢剤、セルロース、香料など75kgを混合し打錠し、
重さ500mgの丸型の錠菓子を製造した。実施例2 甘塩タラ切り身に参考例1から得られた小麦フスマ抽出
物の1%溶液を切り身全体に噴霧し、水分を軽く拭き取
った後、冷蔵庫で1日間保存したところ、対照として水
を噴霧していたものと比較して顕著に生臭さが消失して
いた。実施例3 参考例1で製造した小麦フスマ抽出物300gを水1.5
リットルと混ぜ合わせ水蒸気処理を4時間行った。その
残液を凍結乾燥し、脱臭された小麦フスマ抽出物290
gを得た。この水蒸気処理小麦フスマ抽出物は、粉末で
も及び溶液としても小麦臭がなかった。
サイクロデキストリン1重量部を加えて混合した。この
ようにして製造した小麦フスマ抽出物は、粉末でも溶液
としても小麦臭がなかった。実施例5 酵母エキス100Kg、サイクロデキストリン10%配合
小麦フスマ抽出物25Kg、砂糖150Kg、デキストリン
150Kgに滑沢剤、セルロース、香料など75Kgを混合
し打錠し、重さ500mgの錠菓子を製造した。実施例6 無臭ニンニク5重量%、ブドウ糖60重量%、乳糖33
重量%、サイクロデキストリン10%配合小麦フスマ抽
出物2重量%を混合し、造粒機により顆粒を製造した。
さらにこの顆粒を打錠機により1錠500mgの錠剤を製
造した。実施例7 餃子の具にサイクロデキストリン10%配合小麦フスマ
抽出物を1重量%添加し、餃子を製造した。
果) 100mlの三角フラスコに、悪臭溶液1mlと、参考例1
及び実施例3から得た小麦フスマ抽出物の各種濃度の溶
液1mlを入れ、室温下で1時間放置後、ガス検知管にて
フラスコ内ガス濃度を測定し、この時、同時に小麦フス
マ抽出物無添加の悪臭溶液から発生するガス濃度を測定
した。小麦フスマ抽出物無添加の悪臭溶液におけるガス
濃度に基づいて各液の消臭率を求め、さらに小麦臭を調
べた。下記表1に小麦フスマ抽出物及びその水蒸気処理
物の試験成績を示す。小麦フスマ抽出物の中和物及び水
蒸気処理物の中和物もほぼ同様の効果を示した。またサ
イクロデキストリン配合物も同様の効果を示した。表中
の小麦フスマ抽出物添加濃度(%)は、悪臭溶液混合後
の最終濃度を表し、小麦臭の有無は、A:ほとんど無
臭、B:やや臭う、C:かなり臭う、の3段階で評価し
た。対照として市販されている植物繊維抽出エキス含有
消臭剤を用い、その結果を表2に示す。
臭軽減ニンニクエキス末が市販されている。このニンニ
クエキスを水に溶解すると強烈なニンニク臭が発生す
る。そこで、このニンニクエキス末1gを水2mlに溶解
し、そこへ上記参考例1の小麦フスマ抽出物、及び実施
例4のサイクロデキストリン10%配合小麦フスマ抽出
物を添加して、臭いを調べた。ニンニク臭、小麦臭の有
無は、A:ほとんど無臭、B:やや臭う、C:かなり臭
う、の3段階で評価した。結果を下記表3に示す。
優れた脱臭効果を有する。
Claims (5)
- 【請求項1】 有機酸の少なくとも1種を含む水溶液に
よる小麦フスマ抽出物を有効成分とする食品の脱臭剤。 - 【請求項2】 有機酸の少なくとも1種を含む水溶液に
よる小麦フスマ抽出物の中和物を有効成分とする食品の
脱臭剤。 - 【請求項3】 有機酸が、乳酸、クエン酸、リンゴ酸、
フマール酸及び酢酸からなる群から選ばれる1または2
以上の酸であることを特徴とする請求項1または2に記
載の食品の脱臭剤。 - 【請求項4】 小麦フスマ抽出物が水蒸気処理されてい
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
の脱臭剤。 - 【請求項5】 さらにサイクロデキストリンが添加され
ていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
記載の脱臭剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17977592A JP3155354B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-07-07 | 脱臭剤 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-94194 | 1992-04-14 | ||
| JP9419492 | 1992-04-14 | ||
| JP17977592A JP3155354B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-07-07 | 脱臭剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05344850A true JPH05344850A (ja) | 1993-12-27 |
| JP3155354B2 JP3155354B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=26435476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17977592A Expired - Lifetime JP3155354B2 (ja) | 1992-04-14 | 1992-07-07 | 脱臭剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3155354B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013180950A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Fancl Corp | 小麦フスマ由来の粉末を含有する製剤 |
| KR20160039758A (ko) * | 2014-10-01 | 2016-04-12 | 대구가톨릭대학교산학협력단 | 밀기울 추출물의 제조방법 |
| CN111615338A (zh) * | 2018-02-02 | 2020-09-01 | 雀巢产品有限公司 | 用麸糠使ω-3脂肪酸稳定 |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP17977592A patent/JP3155354B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013180950A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Fancl Corp | 小麦フスマ由来の粉末を含有する製剤 |
| KR20160039758A (ko) * | 2014-10-01 | 2016-04-12 | 대구가톨릭대학교산학협력단 | 밀기울 추출물의 제조방법 |
| CN111615338A (zh) * | 2018-02-02 | 2020-09-01 | 雀巢产品有限公司 | 用麸糠使ω-3脂肪酸稳定 |
| US20210030043A1 (en) * | 2018-02-02 | 2021-02-04 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Stabilizing omega-3 fatty acids with bran |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3155354B2 (ja) | 2001-04-09 |
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