JPH0534584A - カメラ用距離検出装置 - Google Patents
カメラ用距離検出装置Info
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- JPH0534584A JPH0534584A JP3210298A JP21029891A JPH0534584A JP H0534584 A JPH0534584 A JP H0534584A JP 3210298 A JP3210298 A JP 3210298A JP 21029891 A JP21029891 A JP 21029891A JP H0534584 A JPH0534584 A JP H0534584A
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Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被写体測距時に発光素子からの光を該被写体
に向けて複数回投射する場合に、遠方にある被写体の測
距時或いは低温時における測距時等に発生しがちな測距
精度の低下を、該光の発光回数を変化させることによ
り、信頼性の高い測距情報を得ることができるカメラ用
距離検出装置を提供する。 【構成】 被写体測距時におけるLED3a,3b,3
cからの発光回数及び発光間隔を、制御回路47によ
り、遠方の被写体を測距する場合や、低温において撮影
する場合に応じてを変化させることにより、撮影状況に
応じたより正確な測距値の決定を保証することができ
る。
に向けて複数回投射する場合に、遠方にある被写体の測
距時或いは低温時における測距時等に発生しがちな測距
精度の低下を、該光の発光回数を変化させることによ
り、信頼性の高い測距情報を得ることができるカメラ用
距離検出装置を提供する。 【構成】 被写体測距時におけるLED3a,3b,3
cからの発光回数及び発光間隔を、制御回路47によ
り、遠方の被写体を測距する場合や、低温において撮影
する場合に応じてを変化させることにより、撮影状況に
応じたより正確な測距値の決定を保証することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光素子により被写体
に照射した光の反射光を受光素子により受光し、前記受
光素子により該反射光を電気信号に変換して被写体測距
を行う、いわゆるアクティブ方式のカメラ用距離検出装
置に関する。
に照射した光の反射光を受光素子により受光し、前記受
光素子により該反射光を電気信号に変換して被写体測距
を行う、いわゆるアクティブ方式のカメラ用距離検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のカメラにおける距離
検出は、発光素子、例えば発光ダイオード(LED)か
らの光を被写体に複数回投光し、各発光毎の反射光を光
スポットとして受光素子、例えばPSD(Positi
on Sensitive Device)で受け、夫
々の反射光のスポット位置に基づいて、該反射光を電気
信号に変換して被写体測距を行う場合に、複数の測距デ
ータを加算して測距情報を算出するようにしたものがあ
る(例えば、特開平1−199109号公報参照)。こ
の方式によれば、複数の距離データを平均して測距情報
を算出するため、より信頼性の高い距離情報を得ること
ができる。
検出は、発光素子、例えば発光ダイオード(LED)か
らの光を被写体に複数回投光し、各発光毎の反射光を光
スポットとして受光素子、例えばPSD(Positi
on Sensitive Device)で受け、夫
々の反射光のスポット位置に基づいて、該反射光を電気
信号に変換して被写体測距を行う場合に、複数の測距デ
ータを加算して測距情報を算出するようにしたものがあ
る(例えば、特開平1−199109号公報参照)。こ
の方式によれば、複数の距離データを平均して測距情報
を算出するため、より信頼性の高い距離情報を得ること
ができる。
【0003】ところで、上記のようなカメラの発光素子
に用いられる光源としては、通常、発光ダイオード(L
ED)が用いられている。この発光ダイオードはカメラ
本体にあるマイコンにより発光回数及び発光間隔が制御
されている。被写体からの反射光は光スポットとしてP
SDにより受光され、被写体までの距離に関連するスポ
ット光の位置を電気信号に変換し、この信号をAD変換
してマイコンに入力する。マイコンはこの信号に基づい
て上述した方法により測距値を平均処理して測距値を決
定する。
に用いられる光源としては、通常、発光ダイオード(L
ED)が用いられている。この発光ダイオードはカメラ
本体にあるマイコンにより発光回数及び発光間隔が制御
されている。被写体からの反射光は光スポットとしてP
SDにより受光され、被写体までの距離に関連するスポ
ット光の位置を電気信号に変換し、この信号をAD変換
してマイコンに入力する。マイコンはこの信号に基づい
て上述した方法により測距値を平均処理して測距値を決
定する。
【0004】次に、上記のPSDによる測距動作につい
て図1を用いて説明する。同図において、光源3より発
せられた光が、この光源3と同一光軸L1を有する投光
レンズ4によりビーム状に絞られ、被測距物体5に照射
されると、5の反射光は投光レンズ4の光軸と平行な光
軸L2を有する受光レンズ2を介して、この受光レンズ
2の焦点距離上で上記光軸L2とその中心が一致し、か
つ、直交するように配置されたPSD1の受光面の適宜
位置P点に結像することになる。このとき、図中に示し
たように、上記PSD1の二つの電極A,Bを介して流
れる電流をIA,IB、このIAとIBの和となること
が知られている上記P点に反射光が結像されることによ
り、その反射光強度に応じて生成される電流をIo、P
SD1の中心点Oから上記P点までの長さをx、PSD
1の有効受光面の長さをm、上記P点から上記電極A或
いはBまでの抵抗値をRa,Rbとすると、 IA=Rb/(Ra+Rb)×Io … IB=Ra/(Ra+Rb)×Io … なる式が成立する。
て図1を用いて説明する。同図において、光源3より発
せられた光が、この光源3と同一光軸L1を有する投光
レンズ4によりビーム状に絞られ、被測距物体5に照射
されると、5の反射光は投光レンズ4の光軸と平行な光
軸L2を有する受光レンズ2を介して、この受光レンズ
2の焦点距離上で上記光軸L2とその中心が一致し、か
つ、直交するように配置されたPSD1の受光面の適宜
位置P点に結像することになる。このとき、図中に示し
たように、上記PSD1の二つの電極A,Bを介して流
れる電流をIA,IB、このIAとIBの和となること
が知られている上記P点に反射光が結像されることによ
り、その反射光強度に応じて生成される電流をIo、P
SD1の中心点Oから上記P点までの長さをx、PSD
1の有効受光面の長さをm、上記P点から上記電極A或
いはBまでの抵抗値をRa,Rbとすると、 IA=Rb/(Ra+Rb)×Io … IB=Ra/(Ra+Rb)×Io … なる式が成立する。
【0005】一方、PSDは周知のように上述した長さ
m中における比抵抗分布は一様になされており、従って
上記抵抗値Ra,Rbは、上記P点から電極A,Bまで
の距離に比例、すなわち、上述した長さx及びmを用い
て表せることになり、上記,式は、 IA=(m/2+x)/m×Io … IB=(m/2−x)/m×Io … と書換えられる。上記,式においてIoは、P点に
結像する反射光の強さに比例することから、上記式、
或いは式のどちらか一方の式だけで未知数をxだけと
するP点の位置情報は得られず、通常は上記Ioの影響
をなくすために、Io=IA+IBとなる関係を利用
し、上記IAとIBの差と和の比Kを求める処理がなさ
れることが一般的である。すなわち、 K=IA/(IA+IB)=(1/2+x/m)×Io
/Io=1/2+x/m… となる。この結果、P点の位置を示す未知数xのみを含
んだ情報を得られる。つまり、上記xを得ることができ
る。
m中における比抵抗分布は一様になされており、従って
上記抵抗値Ra,Rbは、上記P点から電極A,Bまで
の距離に比例、すなわち、上述した長さx及びmを用い
て表せることになり、上記,式は、 IA=(m/2+x)/m×Io … IB=(m/2−x)/m×Io … と書換えられる。上記,式においてIoは、P点に
結像する反射光の強さに比例することから、上記式、
或いは式のどちらか一方の式だけで未知数をxだけと
するP点の位置情報は得られず、通常は上記Ioの影響
をなくすために、Io=IA+IBとなる関係を利用
し、上記IAとIBの差と和の比Kを求める処理がなさ
れることが一般的である。すなわち、 K=IA/(IA+IB)=(1/2+x/m)×Io
/Io=1/2+x/m… となる。この結果、P点の位置を示す未知数xのみを含
んだ情報を得られる。つまり、上記xを得ることができ
る。
【0006】ここで、図中に示したように、投光レンズ
4から被測距物体までの距離をD、受光レンズ2の焦点
距離をf、投受光レンズ3,2の光軸L1,L2間隔を
Hとし、かつ、PSD1上の中心点Oに反射光が結像さ
れる被写体は無限遠被写体であるとすると、三角測距法
より、 H/D=x/f … なる関係式が成立し、結局上記Dは、 D=H×f/x … となる。従って、前述した比xを求めることにより、上
記式の分子xが得られれば、被測距物体5までの距離
Dを求めることができる。以上、PSDを用いた距離測
定原理について簡単に述べたが、かかる原理による測距
装置としては詳述はしないが、例えば、特開昭59−3
2810号公報や同59−107332号公報等があ
る。
4から被測距物体までの距離をD、受光レンズ2の焦点
距離をf、投受光レンズ3,2の光軸L1,L2間隔を
Hとし、かつ、PSD1上の中心点Oに反射光が結像さ
れる被写体は無限遠被写体であるとすると、三角測距法
より、 H/D=x/f … なる関係式が成立し、結局上記Dは、 D=H×f/x … となる。従って、前述した比xを求めることにより、上
記式の分子xが得られれば、被測距物体5までの距離
Dを求めることができる。以上、PSDを用いた距離測
定原理について簡単に述べたが、かかる原理による測距
装置としては詳述はしないが、例えば、特開昭59−3
2810号公報や同59−107332号公報等があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の様な
測距方式において、被写体が遠いとき、または被写体の
反射率が低く受光部での受光量が少ないときは、回路の
ノイズ等により正常な距離データが得られない。特開平
1−19111号公報では、複数の測距データの内、最
高値及び最低値を除去した値を加算することにより、異
常な距離データを排除して、より信頼性の高い距離情報
を算出する方法が開示されている。しかし、該方法で
は、異常データが3個以上存在するとき、或いは、異常
データの正常データに対する狂いが同じ方向のときは、
効果が減少してしまう。また、常に最高値と最低値を除
いて距離情報を算出するため、異常データが無いときで
も(発光回数−2)個のデータを加算することになり、
逆に信頼性が低くなってしまう。
測距方式において、被写体が遠いとき、または被写体の
反射率が低く受光部での受光量が少ないときは、回路の
ノイズ等により正常な距離データが得られない。特開平
1−19111号公報では、複数の測距データの内、最
高値及び最低値を除去した値を加算することにより、異
常な距離データを排除して、より信頼性の高い距離情報
を算出する方法が開示されている。しかし、該方法で
は、異常データが3個以上存在するとき、或いは、異常
データの正常データに対する狂いが同じ方向のときは、
効果が減少してしまう。また、常に最高値と最低値を除
いて距離情報を算出するため、異常データが無いときで
も(発光回数−2)個のデータを加算することになり、
逆に信頼性が低くなってしまう。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するもの
で、被写体測距時に発光素子からの光を該被写体に向け
て複数回投射して測距を行なう場合に、無限遠データを
除去した測距データを平均して距離情報を算出すること
により、信頼性の高い測距情報を得ることができるカメ
ラ用距離検出装置を提供することを目的とする。
で、被写体測距時に発光素子からの光を該被写体に向け
て複数回投射して測距を行なう場合に、無限遠データを
除去した測距データを平均して距離情報を算出すること
により、信頼性の高い測距情報を得ることができるカメ
ラ用距離検出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、発光素子により被写体に複数回照
射した光の反射光を光スポットとして受光素子により受
光し、この受光素子により該光スポットの位置に基づい
て各発光毎の反射光を電気信号に変換して求まる測距デ
ータを平均して被写体測距を行う距離検出装置におい
て、前記受光素子により求まる測距データの内、無限遠
データを除去した値を平均して被写体距離を求めるよう
にしたものである。請求項2の発明は、複数の測距デー
タの内、無限遠データが所定数以上であるとき被写体距
離を無限遠と判定するようにしたものである。請求項3
の発明は、複数の測距データの内、突出した値を除去し
た値を平均して被写体距離を求めるようにしたものであ
る。請求項4の発明は、被写体の像倍率を一定に保つよ
うに自動的にズームレンズを制御するオートスタンバイ
ズームによる被写体測距時に、前記発光素子による被写
体へ照射する光の発光回数を通常よりも少なくしたもの
である。
に請求項1の発明は、発光素子により被写体に複数回照
射した光の反射光を光スポットとして受光素子により受
光し、この受光素子により該光スポットの位置に基づい
て各発光毎の反射光を電気信号に変換して求まる測距デ
ータを平均して被写体測距を行う距離検出装置におい
て、前記受光素子により求まる測距データの内、無限遠
データを除去した値を平均して被写体距離を求めるよう
にしたものである。請求項2の発明は、複数の測距デー
タの内、無限遠データが所定数以上であるとき被写体距
離を無限遠と判定するようにしたものである。請求項3
の発明は、複数の測距データの内、突出した値を除去し
た値を平均して被写体距離を求めるようにしたものであ
る。請求項4の発明は、被写体の像倍率を一定に保つよ
うに自動的にズームレンズを制御するオートスタンバイ
ズームによる被写体測距時に、前記発光素子による被写
体へ照射する光の発光回数を通常よりも少なくしたもの
である。
【0010】
【作用】請求項1記載の構成によれば、各発光毎に求ま
る測距データの内、無限遠データを除去した値でもって
測距値を決定することで、より正確な測距値の決定を保
証する。請求項2記載の構成によれば、複数の測距デー
タの内、無限遠データとみなす値を、所定数以上にわた
って無限遠データとなった値とすることで、より正確な
測距値の決定を保証する。請求項3記載の構成によれ
ば、各発光毎に求まる測距データの内、突出した値を測
距ミスによる異常値とみなし、この異常値を除去した値
でもって測距値を決定することで、より正確な測距値の
決定を保証する。請求項4記載の構成によれば、オート
スタンバイズーム時における被写体測距時は、常に測距
を行うべく発光を繰返しているので、発光回数を通常よ
りも少なくして、LEDの性能低下による測距ミスをな
くし、より正確な測距値の決定を保証する。
る測距データの内、無限遠データを除去した値でもって
測距値を決定することで、より正確な測距値の決定を保
証する。請求項2記載の構成によれば、複数の測距デー
タの内、無限遠データとみなす値を、所定数以上にわた
って無限遠データとなった値とすることで、より正確な
測距値の決定を保証する。請求項3記載の構成によれ
ば、各発光毎に求まる測距データの内、突出した値を測
距ミスによる異常値とみなし、この異常値を除去した値
でもって測距値を決定することで、より正確な測距値の
決定を保証する。請求項4記載の構成によれば、オート
スタンバイズーム時における被写体測距時は、常に測距
を行うべく発光を繰返しているので、発光回数を通常よ
りも少なくして、LEDの性能低下による測距ミスをな
くし、より正確な測距値の決定を保証する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例によるオートスタン
バイズーム付きオートフォーカスカメラ(以下、カメラ
という)について図面を参照して説明する。図2は本カ
メラの機能ブロック図を示す。同図において、マイコン
20は外部回路に対し所定の動作を行うように制御する
もので、本カメラ全体の制御を行う。測距回路21は発
光素子としてLED3を、受光素子としてPSD1を有
しており、LED3からの光をPSD1で受光すること
により被写体までの距離に応じた信号をマイコン20へ
出力するものである。測光回路22は被写体の輝度情報
をマイコン20へ出力する。温度検知回路23は撮影時
における温度を検知し、その結果をマイコン20へ出力
する。リモコン受信回路24は後述するリモコン送信回
路31による外部からの信号を受信する回路であり、受
信結果をマイコン20へ出力する。レンズ駆動回路25
は、測距回路21の測距結果等によるマイコン20から
の指令によりフォーカシングレンズを駆動し、合焦させ
る。露出制御回路26は測光回路22の測光結果等によ
るマイコン20からの指令により露出制御を行う。フィ
ルム給送回路27はマイコン20の指令によりフィルム
巻上げ等を行う。ズーミング回路28は、マイコン20
の指令によりズームレンズのズーミングを行う。
バイズーム付きオートフォーカスカメラ(以下、カメラ
という)について図面を参照して説明する。図2は本カ
メラの機能ブロック図を示す。同図において、マイコン
20は外部回路に対し所定の動作を行うように制御する
もので、本カメラ全体の制御を行う。測距回路21は発
光素子としてLED3を、受光素子としてPSD1を有
しており、LED3からの光をPSD1で受光すること
により被写体までの距離に応じた信号をマイコン20へ
出力するものである。測光回路22は被写体の輝度情報
をマイコン20へ出力する。温度検知回路23は撮影時
における温度を検知し、その結果をマイコン20へ出力
する。リモコン受信回路24は後述するリモコン送信回
路31による外部からの信号を受信する回路であり、受
信結果をマイコン20へ出力する。レンズ駆動回路25
は、測距回路21の測距結果等によるマイコン20から
の指令によりフォーカシングレンズを駆動し、合焦させ
る。露出制御回路26は測光回路22の測光結果等によ
るマイコン20からの指令により露出制御を行う。フィ
ルム給送回路27はマイコン20の指令によりフィルム
巻上げ等を行う。ズーミング回路28は、マイコン20
の指令によりズームレンズのズーミングを行う。
【0012】さらに、E2PROM29は測距、測光、
シャッタ制御等のための調整データ等を記憶する回路で
あり、必要に応じてマイコン20に該データを出力す
る。また、接眼検知回路30は撮影者がファインダーに
目を近付けたことを検知する回路であり、撮影者がファ
インダーに目を近付けると、それが検知されてマイコン
20はオートスタンバイズーム等の動作を開始する。リ
モコン送信回路31は前述したリモコン受信回路24に
対して制御信号を送信するもので、リモコンスイッチS
REMをONすることによりLED等の光を発光すること
で外部からマイコン20に種々の動作を行うように指示
するものである。また、スイッチS0は本カメラのメイ
ンスイッチであり、スイッチS1は不図示のレリーズボ
タンを半押しすることにより閉成されるスイッチで、閉
成されると測光、測距を行う。スイッチS2はレリーズ
ボタンの押込みにより閉成されるスイッチで、露光スタ
ートスイッチである。スイッチSZIはズームレンズの焦
点距離を長焦点側に操作するものであり、スイッチSZO
はズームレンズの焦点距離を短焦点側に操作するもので
ある。
シャッタ制御等のための調整データ等を記憶する回路で
あり、必要に応じてマイコン20に該データを出力す
る。また、接眼検知回路30は撮影者がファインダーに
目を近付けたことを検知する回路であり、撮影者がファ
インダーに目を近付けると、それが検知されてマイコン
20はオートスタンバイズーム等の動作を開始する。リ
モコン送信回路31は前述したリモコン受信回路24に
対して制御信号を送信するもので、リモコンスイッチS
REMをONすることによりLED等の光を発光すること
で外部からマイコン20に種々の動作を行うように指示
するものである。また、スイッチS0は本カメラのメイ
ンスイッチであり、スイッチS1は不図示のレリーズボ
タンを半押しすることにより閉成されるスイッチで、閉
成されると測光、測距を行う。スイッチS2はレリーズ
ボタンの押込みにより閉成されるスイッチで、露光スタ
ートスイッチである。スイッチSZIはズームレンズの焦
点距離を長焦点側に操作するものであり、スイッチSZO
はズームレンズの焦点距離を短焦点側に操作するもので
ある。
【0013】図3は上述した測距回路21における機能
ブロック図を示す。同図において測距回路21は発光素
子としてLED3a,3b,3cを有しており、受光素
子としてPSD1(図示ではLED3aに対応するPS
Dを1個のみ図示しているが、PSDは夫々のLEDに
対応してある。)を有している。3個のLEDは夫々L
ED駆動回路40によって駆動され、制御回路47によ
り発光が制御されている。以下では、LED3aに対応
するPSD1を代表して説明する。LED3aによる被
写体からの反射光をスポット光として受光したPSD1
は、該スポット光の位置に対応した電流信号Δi1,Δ
i2を出力する。電流信号Δi1,Δi2を取り込んだ
測光回路(1)41、また測光回路(2)42は該信号
を夫々電流増幅及び対数圧縮し、信号lnA,lnBを
出力する。この測光回路(1)41、測光回路(2)4
2はLED3aに起因するパルス状信号の周波数成分よ
りも低い信号、つまり外光に起因する定常成分に相当す
る信号をバイパスさせ、もってパルス状信号に対するダ
イナミックレンジを向上させるように構成されている。
伸長加算圧縮回路43は、測光回路(1)により対数圧
縮された信号lnA,lnB及び電流信号Δi1,Δi
2が測光回路(1)、測光回路(2)で夫々電流増幅さ
れた電流の和(A+B)を対数圧縮した信号ln(A+
B)を出力する。差増幅回路44は信号lnAとln
(A+B)を受けて信号lnA/(A+B)を出力す
る。伸長積分回路45はln(A/(A+B))を伸長
し、積分コンデンサ45dにより積分することにより、
データADAFとして信号A/(A+B)を出力する。
A/D変換回路46は前記信号をディジタル信号に変換
し距離データADZとしてマイコン20へ出力する。
ブロック図を示す。同図において測距回路21は発光素
子としてLED3a,3b,3cを有しており、受光素
子としてPSD1(図示ではLED3aに対応するPS
Dを1個のみ図示しているが、PSDは夫々のLEDに
対応してある。)を有している。3個のLEDは夫々L
ED駆動回路40によって駆動され、制御回路47によ
り発光が制御されている。以下では、LED3aに対応
するPSD1を代表して説明する。LED3aによる被
写体からの反射光をスポット光として受光したPSD1
は、該スポット光の位置に対応した電流信号Δi1,Δ
i2を出力する。電流信号Δi1,Δi2を取り込んだ
測光回路(1)41、また測光回路(2)42は該信号
を夫々電流増幅及び対数圧縮し、信号lnA,lnBを
出力する。この測光回路(1)41、測光回路(2)4
2はLED3aに起因するパルス状信号の周波数成分よ
りも低い信号、つまり外光に起因する定常成分に相当す
る信号をバイパスさせ、もってパルス状信号に対するダ
イナミックレンジを向上させるように構成されている。
伸長加算圧縮回路43は、測光回路(1)により対数圧
縮された信号lnA,lnB及び電流信号Δi1,Δi
2が測光回路(1)、測光回路(2)で夫々電流増幅さ
れた電流の和(A+B)を対数圧縮した信号ln(A+
B)を出力する。差増幅回路44は信号lnAとln
(A+B)を受けて信号lnA/(A+B)を出力す
る。伸長積分回路45はln(A/(A+B))を伸長
し、積分コンデンサ45dにより積分することにより、
データADAFとして信号A/(A+B)を出力する。
A/D変換回路46は前記信号をディジタル信号に変換
し距離データADZとしてマイコン20へ出力する。
【0014】また、制御回路47はマイコンからの信号
に基づき測光回路(1)41、測光回路(2)42、伸
長積分回路45、A/D変換回路46、及びLED駆動
回路40に制御信号を出力し、これらを制御する。さら
に、伸長加算回路43の出力信号lnA,lnBは夫々
比較器49a,49bで無限レベル作成回路48による
基準電圧VINF1と比較され、無限大1信号(∞1と記
す)、無限大2信号(∞2と記す)は信号電圧が基準電
圧VINF1よりも低いときは“H”を、高いときは“L”
をマイコン20に出力する。
に基づき測光回路(1)41、測光回路(2)42、伸
長積分回路45、A/D変換回路46、及びLED駆動
回路40に制御信号を出力し、これらを制御する。さら
に、伸長加算回路43の出力信号lnA,lnBは夫々
比較器49a,49bで無限レベル作成回路48による
基準電圧VINF1と比較され、無限大1信号(∞1と記
す)、無限大2信号(∞2と記す)は信号電圧が基準電
圧VINF1よりも低いときは“H”を、高いときは“L”
をマイコン20に出力する。
【0015】次に、上述した測光回路(1)41及び測
光回路(2)42によるパルス信号光電流検出について
図4を用いて説明する。同図において、NPNトランジ
スタ51のベースには、PSD1からの光電流と定電流
源66からの定電流が比較器65及びFET64を介し
て接続されており、エミッタは接地されている。PNP
トランジスタ50はトランジスタ51のベースにコレク
タが接続されており、エミッタが抵抗67を介して接地
されている。PNPトランジスタ53,54,55,5
6からなるミラー回路のトランジスタ54のコレクタは
トランジスタ51のコレクタに接続されている。NPN
トランジスタ52は前記ミラー回路のトランジスタ55
のコレクタとトランジスタ50のベースの接続点にコレ
クタが接続されており、エミッタは接地されている。ま
た、トランジスタ52のコレクタと接地点間にメモリコ
ンデンサ63が接続されている。そして、トランジスタ
50により予め設定した電流源の電流と低周波成分電流
をカットし、トランジスタ51から信号成分を抽出す
る。
光回路(2)42によるパルス信号光電流検出について
図4を用いて説明する。同図において、NPNトランジ
スタ51のベースには、PSD1からの光電流と定電流
源66からの定電流が比較器65及びFET64を介し
て接続されており、エミッタは接地されている。PNP
トランジスタ50はトランジスタ51のベースにコレク
タが接続されており、エミッタが抵抗67を介して接地
されている。PNPトランジスタ53,54,55,5
6からなるミラー回路のトランジスタ54のコレクタは
トランジスタ51のコレクタに接続されている。NPN
トランジスタ52は前記ミラー回路のトランジスタ55
のコレクタとトランジスタ50のベースの接続点にコレ
クタが接続されており、エミッタは接地されている。ま
た、トランジスタ52のコレクタと接地点間にメモリコ
ンデンサ63が接続されている。そして、トランジスタ
50により予め設定した電流源の電流と低周波成分電流
をカットし、トランジスタ51から信号成分を抽出す
る。
【0016】また、ダイオード57,58は信号の対数
圧縮用ダイオードを形成している。このダイオード5
7,58に並列に定電流源59が接続されている。比較
器60,61はサンプルホールド回路を形成しており、
トランジスタ52はキャリア電流抜取り用NPNトラン
ジスタを形成している。コンデンサ62はサンプルホー
ルドコンデンサである。比較器60はスイッチSWを介
して電源に接続されているときに帰還ループが形成さ
れ、メモリコンデンサ63、サンプルホールドコンデン
サ62の電位はこの帰還ループ形成の際に決定され、前
記LEDの発光に同期して前記スイッチSWをOFFに
する直前の電位を保持する。この電位により定常電流、
すなわち、光信号以外の電流はトランジスタ50でカッ
トされる。
圧縮用ダイオードを形成している。このダイオード5
7,58に並列に定電流源59が接続されている。比較
器60,61はサンプルホールド回路を形成しており、
トランジスタ52はキャリア電流抜取り用NPNトラン
ジスタを形成している。コンデンサ62はサンプルホー
ルドコンデンサである。比較器60はスイッチSWを介
して電源に接続されているときに帰還ループが形成さ
れ、メモリコンデンサ63、サンプルホールドコンデン
サ62の電位はこの帰還ループ形成の際に決定され、前
記LEDの発光に同期して前記スイッチSWをOFFに
する直前の電位を保持する。この電位により定常電流、
すなわち、光信号以外の電流はトランジスタ50でカッ
トされる。
【0017】次に、上述した無限大判別の原理について
図5を用いて説明する。伸長加算圧縮回路43による信
号lnA,lnBと距離との関係は図示する曲線のよう
な性質を持っている。ここで、信号lnA,lnBが無
限レベル作成回路48(後述)による無限レベル電圧V
INF1以下のときは、伸長積分回路45の演算による信号
A/(A+B)の信頼性が低いものとして、後のマイコ
ンでの平均演算から除去するため、無限遠データとす
る。なお、信号lnA,lnBが無限レベル電圧VINF1
以上のときは信号A/(A+B)に基づき、演算によっ
てゾーンが設定される。
図5を用いて説明する。伸長加算圧縮回路43による信
号lnA,lnBと距離との関係は図示する曲線のよう
な性質を持っている。ここで、信号lnA,lnBが無
限レベル作成回路48(後述)による無限レベル電圧V
INF1以下のときは、伸長積分回路45の演算による信号
A/(A+B)の信頼性が低いものとして、後のマイコ
ンでの平均演算から除去するため、無限遠データとす
る。なお、信号lnA,lnBが無限レベル電圧VINF1
以上のときは信号A/(A+B)に基づき、演算によっ
てゾーンが設定される。
【0018】次に、無限レベル作成回路48における無
限大レベル電圧依存回路について図6を用いて説明す
る。カメラの電源電圧が上がるとLEDの光量も上が
り、lnA,lnBが上がるため、無限レベル電圧VIN
F1が固定であれば、LED発光により被写体距離が無限
大とみなされる距離が遠くなる。そこで、電源電圧の上
昇による影響により、無限大とみなされる距離を変化さ
せないために無限レベル電圧VINF1も同時に上げるため
の回路である。同図において、カメラの電源電圧Vが高
くなると電流iが増え、無限レベル電圧VINF1も同時に
上げる。この電流iの増加率は抵抗R∞により可変する
ことができる。この無限大レベル電圧は、画面の中央部
を測距する回路と、周辺部を測距する回路で異なってい
る。中央部のものは周辺部のものに比べ低くなってい
る。
限大レベル電圧依存回路について図6を用いて説明す
る。カメラの電源電圧が上がるとLEDの光量も上が
り、lnA,lnBが上がるため、無限レベル電圧VIN
F1が固定であれば、LED発光により被写体距離が無限
大とみなされる距離が遠くなる。そこで、電源電圧の上
昇による影響により、無限大とみなされる距離を変化さ
せないために無限レベル電圧VINF1も同時に上げるため
の回路である。同図において、カメラの電源電圧Vが高
くなると電流iが増え、無限レベル電圧VINF1も同時に
上げる。この電流iの増加率は抵抗R∞により可変する
ことができる。この無限大レベル電圧は、画面の中央部
を測距する回路と、周辺部を測距する回路で異なってい
る。中央部のものは周辺部のものに比べ低くなってい
る。
【0019】次に、本実施例におけるPSDについて図
7、図8、図9を用いて説明する。図7は本カメラに設
けられるPSDの形状及び位置関係を示し、図8はLE
D3aの各距離の被写体からの反射光がPSD1aに受
光されるときの位置を示し、図9は被写体距離と信号A
/(A+B)との関係、及び被写体距離とPSD1aに
受光される被写体からのLEDの反射光の重心の位置関
係を示す。これらの図において、本カメラは、LED3
a,3b,3cによる被写体からの反射光を夫々受光す
るための3個のPSD1a,1b,1cを有している。
3個のPSDには夫々両端に電極A1,B1,A2,B
2,A3,B3を有しており、この内、PSD1aの電
極A1の外側には、さらに細長い形状をした受光素子で
あるSPC1dが設けられている。図8に示すように、
被写体距離が無限遠から近くなるにつれてPSD1a上
の受光位置がSPC1dの方向に移動する。従来、近距
離にある被写体を測距するためPSDを長く形成すると
通常多く使う距離でのダイナミックレンジが落ち、測距
精度を低下させていた。また、定常光による定常電流が
増加するため、S/N比が低下するという不具合があっ
た。そこで、上記のように近距離での受光は電極A1,
B1より外部のSPC1dによって行い、通常多く使う
距離での受光はPSD1aによって行うようにして全測
距範囲について測距精度の向上を図っている。また、定
常光による定常電流をなるべくおさえるため、SPC1
dは、PSD1aに比較して細くなっている。しかし、
一般的に近距離の被写体からの反射光は、遠距離の被写
体からのものに比較して強いので、SPC1dを細く形
成しても反射光による信号は充分得られる。
7、図8、図9を用いて説明する。図7は本カメラに設
けられるPSDの形状及び位置関係を示し、図8はLE
D3aの各距離の被写体からの反射光がPSD1aに受
光されるときの位置を示し、図9は被写体距離と信号A
/(A+B)との関係、及び被写体距離とPSD1aに
受光される被写体からのLEDの反射光の重心の位置関
係を示す。これらの図において、本カメラは、LED3
a,3b,3cによる被写体からの反射光を夫々受光す
るための3個のPSD1a,1b,1cを有している。
3個のPSDには夫々両端に電極A1,B1,A2,B
2,A3,B3を有しており、この内、PSD1aの電
極A1の外側には、さらに細長い形状をした受光素子で
あるSPC1dが設けられている。図8に示すように、
被写体距離が無限遠から近くなるにつれてPSD1a上
の受光位置がSPC1dの方向に移動する。従来、近距
離にある被写体を測距するためPSDを長く形成すると
通常多く使う距離でのダイナミックレンジが落ち、測距
精度を低下させていた。また、定常光による定常電流が
増加するため、S/N比が低下するという不具合があっ
た。そこで、上記のように近距離での受光は電極A1,
B1より外部のSPC1dによって行い、通常多く使う
距離での受光はPSD1aによって行うようにして全測
距範囲について測距精度の向上を図っている。また、定
常光による定常電流をなるべくおさえるため、SPC1
dは、PSD1aに比較して細くなっている。しかし、
一般的に近距離の被写体からの反射光は、遠距離の被写
体からのものに比較して強いので、SPC1dを細く形
成しても反射光による信号は充分得られる。
【0020】次に、リモコン送信回路31について図1
0を用いて説明する。同図において、マイコン70はリ
モコン送信回路31の制御を行うものである。このリモ
コン送信回路31は外部からカメラ本体に対してLED
71による発光をもってリモコン操作を行う。LED7
1はマイコン70により発光が制御されている。また、
リモコン送信回路31はスイッチSW0を有しており、
該送信回路31がカメラから離れたらスイッチSW0が
ONするようになっている。また、スイッチSW1は起
動スイッチであり、ONされることにより前記マイコン
70が起動し、LED71の発光制御を行う。また、該
回路はLED71への電源供給用のコンデンサ73及び
定電流回路72を有している。
0を用いて説明する。同図において、マイコン70はリ
モコン送信回路31の制御を行うものである。このリモ
コン送信回路31は外部からカメラ本体に対してLED
71による発光をもってリモコン操作を行う。LED7
1はマイコン70により発光が制御されている。また、
リモコン送信回路31はスイッチSW0を有しており、
該送信回路31がカメラから離れたらスイッチSW0が
ONするようになっている。また、スイッチSW1は起
動スイッチであり、ONされることにより前記マイコン
70が起動し、LED71の発光制御を行う。また、該
回路はLED71への電源供給用のコンデンサ73及び
定電流回路72を有している。
【0021】次に、リモコン送信機によるリモコン操作
について図11のタイミングチャートを用いて説明す
る。同図において、スイッチSW1がONされると、ま
ず、リモコン送信回路31はカメラに起動信号(400
μs)を送信する。該起動信号を受信すると、カメラ側
のマイコン20は動作モードをスローモードからファー
ストモードに切り替え、クロックが安定するのを待った
後(約15ms)、リモコン信号を受信すべくファース
トモードでの動作を開始する。このときリモコン送信回
路31は前記起動信号の送信から50ms後、データ送
信のための発光を行う。ここで、起動信号の送信後50
ms間の間隔を設けているのは、リモコン送信回路の電
流供給用のコンデンサ73の電源電圧が復帰するのに十
分な時間を取るためである。これにより、リモコン信号
のデータ送信のための発光は、所定時間後、電源電圧が
復帰してから行うことができるため、LED71の発光
強度を上げることができ、リモコン到達距離を伸ばせ、
また、受信感度をアップさせることができる。なお、電
源電圧を考慮する必要がない場合は、マイコン20が最
初にリモコン信号を受信してクロックをファーストに
し、リモコン受信ルーチンが実行されるまでの時間、す
なわち約15msだけ待ってデータ出力すればよい。
について図11のタイミングチャートを用いて説明す
る。同図において、スイッチSW1がONされると、ま
ず、リモコン送信回路31はカメラに起動信号(400
μs)を送信する。該起動信号を受信すると、カメラ側
のマイコン20は動作モードをスローモードからファー
ストモードに切り替え、クロックが安定するのを待った
後(約15ms)、リモコン信号を受信すべくファース
トモードでの動作を開始する。このときリモコン送信回
路31は前記起動信号の送信から50ms後、データ送
信のための発光を行う。ここで、起動信号の送信後50
ms間の間隔を設けているのは、リモコン送信回路の電
流供給用のコンデンサ73の電源電圧が復帰するのに十
分な時間を取るためである。これにより、リモコン信号
のデータ送信のための発光は、所定時間後、電源電圧が
復帰してから行うことができるため、LED71の発光
強度を上げることができ、リモコン到達距離を伸ばせ、
また、受信感度をアップさせることができる。なお、電
源電圧を考慮する必要がない場合は、マイコン20が最
初にリモコン信号を受信してクロックをファーストに
し、リモコン受信ルーチンが実行されるまでの時間、す
なわち約15msだけ待ってデータ出力すればよい。
【0022】次に、カメラ側に設けられるリモコン受信
回路24について図12,13を用いて説明する。これ
らの図において、カメラの受信回路は外部からLEDの
光を受光するための受光部80と、受光により発生する
電流を電圧に変換するための電流電圧変換部81を備え
ている。また、定常光をカットするためのコンデンサ8
2と電圧を増幅するための電圧増幅部(1)83、及び
波形整形をするためのコンデンサ84を備えている。さ
らに、電圧増幅部(2)85、積分回路部87の参照電
圧Gのレベルを可変するためのスレッシュホールドレベ
ル作成回路86、積分回路部87、及びコンパレータ部
88を有している。この受信回路において、電流電圧変
換部81はボルテージフォロアを形成しており、その動
作は図13の(b)に示すようになり、図13の(a)
に示すような従来の回路方式に比べて、電流ロスを防ぐ
ことができる。これにより、図13に示すように、受光
素子と抵抗Rの接続点に得られる電圧はVRA<VRBとな
り、LEDによる微弱な反射光も検出することができ、
リモコン送信回路のLEDの発光の到達距離が長くな
り、受信感度もアップする。
回路24について図12,13を用いて説明する。これ
らの図において、カメラの受信回路は外部からLEDの
光を受光するための受光部80と、受光により発生する
電流を電圧に変換するための電流電圧変換部81を備え
ている。また、定常光をカットするためのコンデンサ8
2と電圧を増幅するための電圧増幅部(1)83、及び
波形整形をするためのコンデンサ84を備えている。さ
らに、電圧増幅部(2)85、積分回路部87の参照電
圧Gのレベルを可変するためのスレッシュホールドレベ
ル作成回路86、積分回路部87、及びコンパレータ部
88を有している。この受信回路において、電流電圧変
換部81はボルテージフォロアを形成しており、その動
作は図13の(b)に示すようになり、図13の(a)
に示すような従来の回路方式に比べて、電流ロスを防ぐ
ことができる。これにより、図13に示すように、受光
素子と抵抗Rの接続点に得られる電圧はVRA<VRBとな
り、LEDによる微弱な反射光も検出することができ、
リモコン送信回路のLEDの発光の到達距離が長くな
り、受信感度もアップする。
【0023】次に、上述した受信回路による信号の取出
しについて図14を用いて説明する。同図において、A
〜Jは図12の回路の各部A〜J点に対応する電圧波形
である。発光部からの光は受光部80により信号Aとし
て受光される。信号Aは電流電圧変換部81により信号
Bとして取出され、コンデンサ82により定常光がカッ
トされると、信号Cのような波形となる。そして電圧増
幅部(1)83により増幅されて信号Dとなり、さらに
コンデンサ84によって波形整形されて信号Eとなる。
信号Eは電圧増幅部(2)85でさらに増幅され、信号
Fとされる。この時点では信号Fには定常のノイズも増
幅され、その電圧の振幅も大きくなっているが、この信
号Fと、スレッシュホールドレベル作成回路86により
ノイズの電位よりも基準電圧Vsだけ高い参照電圧Gと
が比較器Cにより比較されることによりノイズはカット
される。また、高輝度などで定常ノイズの振幅がかなり
大きくなった場合(信号F′)でも参照電圧Gはノイズ
のピークからVs分高くなるから、上述と同様ノイズは
カットされる。そこで、信号が入力されたとき、言い換
えると、参照電圧Gを信号Fが上回ったとき、積分回路
87のコンパレータは“H”を出力し、下回ったときは
“L”を出力するため、積分回路87の出力端には信号
Hが得られる。この信号Hはコンパレータ部88におい
て参照電圧VR と比較され、最終的に信号Jとして出力
が得られる。
しについて図14を用いて説明する。同図において、A
〜Jは図12の回路の各部A〜J点に対応する電圧波形
である。発光部からの光は受光部80により信号Aとし
て受光される。信号Aは電流電圧変換部81により信号
Bとして取出され、コンデンサ82により定常光がカッ
トされると、信号Cのような波形となる。そして電圧増
幅部(1)83により増幅されて信号Dとなり、さらに
コンデンサ84によって波形整形されて信号Eとなる。
信号Eは電圧増幅部(2)85でさらに増幅され、信号
Fとされる。この時点では信号Fには定常のノイズも増
幅され、その電圧の振幅も大きくなっているが、この信
号Fと、スレッシュホールドレベル作成回路86により
ノイズの電位よりも基準電圧Vsだけ高い参照電圧Gと
が比較器Cにより比較されることによりノイズはカット
される。また、高輝度などで定常ノイズの振幅がかなり
大きくなった場合(信号F′)でも参照電圧Gはノイズ
のピークからVs分高くなるから、上述と同様ノイズは
カットされる。そこで、信号が入力されたとき、言い換
えると、参照電圧Gを信号Fが上回ったとき、積分回路
87のコンパレータは“H”を出力し、下回ったときは
“L”を出力するため、積分回路87の出力端には信号
Hが得られる。この信号Hはコンパレータ部88におい
て参照電圧VR と比較され、最終的に信号Jとして出力
が得られる。
【0024】次に、上記構成のカメラ本体のマイコン2
0の動作について図15のフローチャートを用いて説明
する。同図において、マイコン20の動作が開始する
と、まず、スローモードが設定され(#100)、メイ
ンスイッチS0がONされるのを待つ(#101)。メ
インスイッチS0がONされると、次にスイッチS1が
ONされているかどうかを調べ(#102)、ONされ
ているときはS1ルーチンに移る。S1がOFFのとき
は、スイッチSZIがONされているかどうかを調べ(#
103)、ONされているときはズームインルーチンに
進み、ズームレンズのズームイン動作を行う。SZIがO
FFのときはスイッチSZOがONされているかどうかを
調べ(#104)、ONされているときはズームアウト
ルーチンに進み、ズームレンズのズームアウト動作を行
う。SZOがOFFのときは接眼検知回路により、撮影者
がファインダーを覗いているかどうかを調べ(#10
5)、接眼が検知されるとASZルーチンに移りオート
スタンバイズームを行う。接眼が検知されなければリモ
コン送信回路31による信号をリモコン受信回路24が
受信しているかどうかを調べ(#106)、受信してい
る場合はファーストモードとなり(#107)、リモコ
ン受信ルーチンに進み、受信していない場合は#101
に戻って以下、このシーケンスを繰り返す。
0の動作について図15のフローチャートを用いて説明
する。同図において、マイコン20の動作が開始する
と、まず、スローモードが設定され(#100)、メイ
ンスイッチS0がONされるのを待つ(#101)。メ
インスイッチS0がONされると、次にスイッチS1が
ONされているかどうかを調べ(#102)、ONされ
ているときはS1ルーチンに移る。S1がOFFのとき
は、スイッチSZIがONされているかどうかを調べ(#
103)、ONされているときはズームインルーチンに
進み、ズームレンズのズームイン動作を行う。SZIがO
FFのときはスイッチSZOがONされているかどうかを
調べ(#104)、ONされているときはズームアウト
ルーチンに進み、ズームレンズのズームアウト動作を行
う。SZOがOFFのときは接眼検知回路により、撮影者
がファインダーを覗いているかどうかを調べ(#10
5)、接眼が検知されるとASZルーチンに移りオート
スタンバイズームを行う。接眼が検知されなければリモ
コン送信回路31による信号をリモコン受信回路24が
受信しているかどうかを調べ(#106)、受信してい
る場合はファーストモードとなり(#107)、リモコ
ン受信ルーチンに進み、受信していない場合は#101
に戻って以下、このシーケンスを繰り返す。
【0025】次に、オートスタンバイズームの処理動作
について図16のフローチャートを用いて説明する。同
図において、オートスタンバイズームが設定されると、
まず、ファーストモードを設定し(#110)、測距を
行う(#111)。次に、得られた複数のゾーンデータ
により所定のアルゴリズムで演算を行い焦点距離を決定
し(#112)、その結果に基づいてズーム駆動を行う
(#113)。そして、接眼検知を行い(#114)、
接眼検知されないときは、途中で撮影動作を中断したも
のとしてスタートに戻り、接眼検知されるときはスイッ
チS1の操作状況を調べ(#115)、ONされるとS
1の処理動作に進む。OFFのときは#114に戻る。
について図16のフローチャートを用いて説明する。同
図において、オートスタンバイズームが設定されると、
まず、ファーストモードを設定し(#110)、測距を
行う(#111)。次に、得られた複数のゾーンデータ
により所定のアルゴリズムで演算を行い焦点距離を決定
し(#112)、その結果に基づいてズーム駆動を行う
(#113)。そして、接眼検知を行い(#114)、
接眼検知されないときは、途中で撮影動作を中断したも
のとしてスタートに戻り、接眼検知されるときはスイッ
チS1の操作状況を調べ(#115)、ONされるとS
1の処理動作に進む。OFFのときは#114に戻る。
【0026】次に、スイッチS1の処理動作について図
17のフローチャートを用いて説明する。同図におい
て、スイッチS1がONになると、まず、ファーストモ
ードが設定され(#120)、測距を行う(#12
1)。得られた各LEDのゾーンにより、所定のアルゴ
リズムで主被写体ゾーンを演算し、レンズ繰り出し量な
どを決めるためのAF演算を行い(#122)、さらに
測光動作を行って被写体の輝度を測定する(#12
3)。その結果に基づいて露出演算を行い(#12
4)、リモコンによりレリーズするか否かをメモリする
リモコンフラグFREM のメモリ状況を調べ(#12
5)、メモリされているときはリモコン操作による撮影
を行うものとして#128に進み、フォーカシングレン
ズの駆動を行う(#128)。#125でメモリされて
いないときはスイッチS1がONされているかどうかを
調べ(#126)、ONされているときにはさらにスイ
ッチS2がONされているかどうかを調べる(#12
7)。スイッチS2が、ONされていないときは#12
6へ戻ってスイッチS1がONされるまでこのシーケン
スを続け、スイッチS2がONされているときは#12
8でレンズ駆動を行う。#126でスイッチS1がOF
Fのときは途中で撮影動作を中断したものとしてスター
トに戻る。#128のレンズ駆動の後、露出を行い(#
129)、その後、レンズをリセットして(#13
0)、フィルム巻上げを行う(#131)。そしてリモ
コンフラグFREM のメモリをリセットし(#132)、
スタートに戻る。
17のフローチャートを用いて説明する。同図におい
て、スイッチS1がONになると、まず、ファーストモ
ードが設定され(#120)、測距を行う(#12
1)。得られた各LEDのゾーンにより、所定のアルゴ
リズムで主被写体ゾーンを演算し、レンズ繰り出し量な
どを決めるためのAF演算を行い(#122)、さらに
測光動作を行って被写体の輝度を測定する(#12
3)。その結果に基づいて露出演算を行い(#12
4)、リモコンによりレリーズするか否かをメモリする
リモコンフラグFREM のメモリ状況を調べ(#12
5)、メモリされているときはリモコン操作による撮影
を行うものとして#128に進み、フォーカシングレン
ズの駆動を行う(#128)。#125でメモリされて
いないときはスイッチS1がONされているかどうかを
調べ(#126)、ONされているときにはさらにスイ
ッチS2がONされているかどうかを調べる(#12
7)。スイッチS2が、ONされていないときは#12
6へ戻ってスイッチS1がONされるまでこのシーケン
スを続け、スイッチS2がONされているときは#12
8でレンズ駆動を行う。#126でスイッチS1がOF
Fのときは途中で撮影動作を中断したものとしてスター
トに戻る。#128のレンズ駆動の後、露出を行い(#
129)、その後、レンズをリセットして(#13
0)、フィルム巻上げを行う(#131)。そしてリモ
コンフラグFREM のメモリをリセットし(#132)、
スタートに戻る。
【0027】次に、リモコン受信回路24のリモコン処
理動作について図18のフローチャートを用いて説明す
る。ファーストモードが設定されて外部からリモコン信
号を受信すると、まず、リモコン信号の判別を行う(#
140)。受信したリモコン信号がリモコン送信回路3
1からのものであるかどうかを調べ(#141)、そう
であればリモコンフラグFREM を設定して(#14
2)、スイッチS1の処理に進む。受信した信号が該当
するリモコン信号でないときはスタートに戻る。
理動作について図18のフローチャートを用いて説明す
る。ファーストモードが設定されて外部からリモコン信
号を受信すると、まず、リモコン信号の判別を行う(#
140)。受信したリモコン信号がリモコン送信回路3
1からのものであるかどうかを調べ(#141)、そう
であればリモコンフラグFREM を設定して(#14
2)、スイッチS1の処理に進む。受信した信号が該当
するリモコン信号でないときはスタートに戻る。
【0028】次に、測距動作について図19、図20の
フローチャートを用いて説明する。まず、測距を行うた
めのRAMと全てのフラグをクリアし(#150)、温
度により決定されるLED3a,3b,3cの発光回数
及び発光間隔を設定する(#151)。被写体が所定距
離より近いかどうかを設定する近フラグFNRの設定状況
を調べ(#152)、設定されていないときは続いて発
光追加フラグFMの設定状況を調べる(#153)。な
お、これらのフラグはLEDの発光前の段階においては
設定されるものではない。発光追加フラグFMが設定さ
れていないときは、まず、LED3bを発光し、被写体
の測距及び無限大判別を行う(#155)。次いでさら
に発光追加フラグFMの設定状況を調べ(#156)、
設定されていなければ、LED3aを発光させ、被写体
の測距及び無限大判別を行う(#157)。ここで、再
び近フラグFNR及び発光追加フラグFMの設定状況を調
べた後(#158,#159)、さらにLED3cを発
光させて、被写体の測距及び無限大判別を行う(#16
1)。
フローチャートを用いて説明する。まず、測距を行うた
めのRAMと全てのフラグをクリアし(#150)、温
度により決定されるLED3a,3b,3cの発光回数
及び発光間隔を設定する(#151)。被写体が所定距
離より近いかどうかを設定する近フラグFNRの設定状況
を調べ(#152)、設定されていないときは続いて発
光追加フラグFMの設定状況を調べる(#153)。な
お、これらのフラグはLEDの発光前の段階においては
設定されるものではない。発光追加フラグFMが設定さ
れていないときは、まず、LED3bを発光し、被写体
の測距及び無限大判別を行う(#155)。次いでさら
に発光追加フラグFMの設定状況を調べ(#156)、
設定されていなければ、LED3aを発光させ、被写体
の測距及び無限大判別を行う(#157)。ここで、再
び近フラグFNR及び発光追加フラグFMの設定状況を調
べた後(#158,#159)、さらにLED3cを発
光させて、被写体の測距及び無限大判別を行う(#16
1)。
【0029】次に、#162に進んで発光回数のカウン
タnを+1し(#162)、この時点での発光回数がオ
ートスタンバイズームのための予め設定された発光回数
になったかどうかを調べる(#163)。該発光回数に
なっているときはオートスタンバイズームが行われてい
るかどうか調べ、行われているときは#170へ進み、
行われていないときは#165へ進んで発光回数が被写
体距離が近いと判断するための予め設定された近判別回
数Nn1になったかどうかを調べる(#165)。該近判
別回数になっていないときは、さらに発光回数が予め設
定された全発光回数以上であるかどうかを調べ(#16
9)、全発光回数に達していなければさらに発光を行う
べく#152へ戻る。#165で発光回数が近判別回数
Nn1になったら、LED3aによる被写体の近判別が終
了したものとして、LED3aの複数の測距データによ
り平均演算を行う(#166)。この演算の結果、被写
体距離が所定距離より近いかどうかを調べ(#16
7)、近いときは近フラグFNRを設定し(FNR=1)
(#168)、近くないと判断されたときは#169に
進んで全発光回数になったかどうかを調べる。FNRが設
定され、かつ全発光回数になっていないときに、#15
2以下のシーケンスを行う場合は、LED3b,3cに
よる発光を行う必要がないものとして#152及び#1
58の判定により、#157のLED3aの発光処理の
みを行う。#169で発光回数nが全発光回数NALにな
ったときは#170へ進む。
タnを+1し(#162)、この時点での発光回数がオ
ートスタンバイズームのための予め設定された発光回数
になったかどうかを調べる(#163)。該発光回数に
なっているときはオートスタンバイズームが行われてい
るかどうか調べ、行われているときは#170へ進み、
行われていないときは#165へ進んで発光回数が被写
体距離が近いと判断するための予め設定された近判別回
数Nn1になったかどうかを調べる(#165)。該近判
別回数になっていないときは、さらに発光回数が予め設
定された全発光回数以上であるかどうかを調べ(#16
9)、全発光回数に達していなければさらに発光を行う
べく#152へ戻る。#165で発光回数が近判別回数
Nn1になったら、LED3aによる被写体の近判別が終
了したものとして、LED3aの複数の測距データによ
り平均演算を行う(#166)。この演算の結果、被写
体距離が所定距離より近いかどうかを調べ(#16
7)、近いときは近フラグFNRを設定し(FNR=1)
(#168)、近くないと判断されたときは#169に
進んで全発光回数になったかどうかを調べる。FNRが設
定され、かつ全発光回数になっていないときに、#15
2以下のシーケンスを行う場合は、LED3b,3cに
よる発光を行う必要がないものとして#152及び#1
58の判定により、#157のLED3aの発光処理の
みを行う。#169で発光回数nが全発光回数NALにな
ったときは#170へ進む。
【0030】次に、#170では、まず、1番目のLE
Dについての演算処理ということでカウンタLを1と
し、#171で発光追加フラグFMの設定状況を調べ、
最初はFM=0であるので、#177へ進む。#177
ではLED3aの全発光回数により∞1の立った割合を
調べる。すなわち、LED3aによる全発光回数の中
で、∞1の立った(∞1が“H”)割合Xを演算し(#
177)、さらに#178では全発光回数の中で∞2の
立った(∞2が“H”)割合Yを演算する(#17
8)。ここに、LED(L)についてのX,Yは X=INF1N(L)/n Y=INF2N(L)/n と表わすことができる。INF1N(L)とは、LED
(L)について∞1が立った回数、INF2N(L)と
は、LED(L)について∞2が立った回数である。こ
の結果に基づいてXが1/4以下かどうかを調べ、以下
のとき、すなわち、∞1の立った割合Xが予め設定され
た所定値(ここでは1/4)以下のときは、無限大デー
タの割合が小さいとして、求められた複数の測距値を平
均演算すべく#185へ進む。Xが1/4以上のとき、
すなわち無限大データの割合が大きいときは、無限大デ
ータに基づいてさらに複数のゾーン(Z(L)と記す)
に分割すべく、#180以降のフローを実行する。#1
80ではXが1/2以下かどうかを調べ(#180)、
以下のときはLED(L)のゾーンを3に、すなわち、
無限大ゾーンの中でも有限側に1番近いゾーン位置にレ
ンズストップ点を設定し(#181)、次に発光したL
ED3b,3c(LED3bはL=2,LED3cはL
=3)についても同様の処理を行うべく#194へ進
む。#180でXが1/2以上であるときは、さらにY
が1/2以下かどうかを調べ(#182)、以下のとき
はLEDのゾーンを2に設定し(#183)、#194
へ進む。#182でYが1/2以上のときはLEDのゾ
ーンを1に、すなわちレンズストップ点を最遠ゾーンに
設定し(#184)、#194に進む。また、この無限
大1,2の判別で、Xが1/4以下、Yが1/2以下と
述べたが、この数はE2PROMにより可変できる。
Dについての演算処理ということでカウンタLを1と
し、#171で発光追加フラグFMの設定状況を調べ、
最初はFM=0であるので、#177へ進む。#177
ではLED3aの全発光回数により∞1の立った割合を
調べる。すなわち、LED3aによる全発光回数の中
で、∞1の立った(∞1が“H”)割合Xを演算し(#
177)、さらに#178では全発光回数の中で∞2の
立った(∞2が“H”)割合Yを演算する(#17
8)。ここに、LED(L)についてのX,Yは X=INF1N(L)/n Y=INF2N(L)/n と表わすことができる。INF1N(L)とは、LED
(L)について∞1が立った回数、INF2N(L)と
は、LED(L)について∞2が立った回数である。こ
の結果に基づいてXが1/4以下かどうかを調べ、以下
のとき、すなわち、∞1の立った割合Xが予め設定され
た所定値(ここでは1/4)以下のときは、無限大デー
タの割合が小さいとして、求められた複数の測距値を平
均演算すべく#185へ進む。Xが1/4以上のとき、
すなわち無限大データの割合が大きいときは、無限大デ
ータに基づいてさらに複数のゾーン(Z(L)と記す)
に分割すべく、#180以降のフローを実行する。#1
80ではXが1/2以下かどうかを調べ(#180)、
以下のときはLED(L)のゾーンを3に、すなわち、
無限大ゾーンの中でも有限側に1番近いゾーン位置にレ
ンズストップ点を設定し(#181)、次に発光したL
ED3b,3c(LED3bはL=2,LED3cはL
=3)についても同様の処理を行うべく#194へ進
む。#180でXが1/2以上であるときは、さらにY
が1/2以下かどうかを調べ(#182)、以下のとき
はLEDのゾーンを2に設定し(#183)、#194
へ進む。#182でYが1/2以上のときはLEDのゾ
ーンを1に、すなわちレンズストップ点を最遠ゾーンに
設定し(#184)、#194に進む。また、この無限
大1,2の判別で、Xが1/4以下、Yが1/2以下と
述べたが、この数はE2PROMにより可変できる。
【0031】#185の平均演算の後は、近フラグFNR
が設定されているかどうかを調べ(#186)、設定さ
れていないときは発光追加フラグFMの設定状況を調べ
る(#187)。いずれも設定されていなければ、A/
D値の信頼性を調べるべく#188へ進む。ここで、L
ED3aの発光によるデータの平均値(ADZ(L)と
記す)が発光追加をするか否かのしきい値FAREFより小
さいかどうかを調べ、FAREFよりも小さいときは、得ら
れたADZ(L)値は信頼性が低いものとし、さらにL
ED3aによる発光を行うべく発光追加フラグF1を設
定し(F1=1)(#190)、#194へ進む。以上
のフローをLED3b,3cについても同様に行う。す
なわち、#192ではLED3bの発光追加フラグF2
を設定し、#193ではLED3cによる発光追加フラ
グF3を設定し、#194へ進む。なお、#186で近
フラグFNRが設定されているときはデータは得られたも
のとして直線補間のフローを行うべく#230へ進む。
また、#187で発光追加フラグFMが設定されている
ときは、直ちに#194へ進む。また、#188でAD
Z(L)がしきい値FAREFよりも大きいときは演算によ
るデータは信頼性があるものとして#194へ進む。#
194では、次のLEDについての演算処理ということ
でカウンタLを+1し、Lが3より大きいかを調べて
(#195)、Lが3より大きくなるまで#171以降
の処理を繰り返す。
が設定されているかどうかを調べ(#186)、設定さ
れていないときは発光追加フラグFMの設定状況を調べ
る(#187)。いずれも設定されていなければ、A/
D値の信頼性を調べるべく#188へ進む。ここで、L
ED3aの発光によるデータの平均値(ADZ(L)と
記す)が発光追加をするか否かのしきい値FAREFより小
さいかどうかを調べ、FAREFよりも小さいときは、得ら
れたADZ(L)値は信頼性が低いものとし、さらにL
ED3aによる発光を行うべく発光追加フラグF1を設
定し(F1=1)(#190)、#194へ進む。以上
のフローをLED3b,3cについても同様に行う。す
なわち、#192ではLED3bの発光追加フラグF2
を設定し、#193ではLED3cによる発光追加フラ
グF3を設定し、#194へ進む。なお、#186で近
フラグFNRが設定されているときはデータは得られたも
のとして直線補間のフローを行うべく#230へ進む。
また、#187で発光追加フラグFMが設定されている
ときは、直ちに#194へ進む。また、#188でAD
Z(L)がしきい値FAREFよりも大きいときは演算によ
るデータは信頼性があるものとして#194へ進む。#
194では、次のLEDについての演算処理ということ
でカウンタLを+1し、Lが3より大きいかを調べて
(#195)、Lが3より大きくなるまで#171以降
の処理を繰り返す。
【0032】Lが3より大きくなると、#196に進
み、発光追加フラグFMが設定されているかどうかを調
べ、最初は設定されていないので#197に進みLED
3aによる発光追加フラグF1,LED3bによる発光
追加フラグF2,LED3cによる発光追加フラグF3
の和(F1+F2+F3)が0かどうかを調べる。この
内、1つでも設定されている場合は、ADZ(L)値が
低く信頼性が低いものとして発光回数を追加すべく発光
追加フラグFMを設定する(FM=1)(#198)。
そしてオートスタンバイズーム用発光回数NAS、全発光
回数NALに夫々追加する発光回数α,βの追加を設定し
(#199)、#152へ戻って追加発光による測距を
行う。なお、#197でF1,F2,F3のいずれもが
設定されていないときはデータは信頼性があるものと
し、直線補間を行うべく#230へ進む。
み、発光追加フラグFMが設定されているかどうかを調
べ、最初は設定されていないので#197に進みLED
3aによる発光追加フラグF1,LED3bによる発光
追加フラグF2,LED3cによる発光追加フラグF3
の和(F1+F2+F3)が0かどうかを調べる。この
内、1つでも設定されている場合は、ADZ(L)値が
低く信頼性が低いものとして発光回数を追加すべく発光
追加フラグFMを設定する(FM=1)(#198)。
そしてオートスタンバイズーム用発光回数NAS、全発光
回数NALに夫々追加する発光回数α,βの追加を設定し
(#199)、#152へ戻って追加発光による測距を
行う。なお、#197でF1,F2,F3のいずれもが
設定されていないときはデータは信頼性があるものと
し、直線補間を行うべく#230へ進む。
【0033】#198で追加発光フラグFMが設定され
た場合の動作について以下説明する。#152では上記
シーケンスの結果、近フラグFNRの設定状況を調べて、
設定されていない場合、#153の判定に進み、ここで
FM=1であるので#154へ進み、LED3bによる
追加発光フラグF2の設定状況を調べる。これが設定さ
れている場合はその追加発光を行い(#155)、設定
されていないときは#156,#200に進んでLED
3aによる追加発光フラグF1の設定状況を調べる。設
定されているときはその追加発光を行い(#157)、
設定されていないときは#159,#160に進んでL
ED3cによる追加発光フラグF3の設定状況を調べ
る。設定されているときはその追加発光を行い(#16
1)、設定されていないときは#162以下のフローを
実行する。
た場合の動作について以下説明する。#152では上記
シーケンスの結果、近フラグFNRの設定状況を調べて、
設定されていない場合、#153の判定に進み、ここで
FM=1であるので#154へ進み、LED3bによる
追加発光フラグF2の設定状況を調べる。これが設定さ
れている場合はその追加発光を行い(#155)、設定
されていないときは#156,#200に進んでLED
3aによる追加発光フラグF1の設定状況を調べる。設
定されているときはその追加発光を行い(#157)、
設定されていないときは#159,#160に進んでL
ED3cによる追加発光フラグF3の設定状況を調べ
る。設定されているときはその追加発光を行い(#16
1)、設定されていないときは#162以下のフローを
実行する。
【0034】発光回数nが全発光回数NALになるか或い
はオートスタンバイズーム用の発光回数NASになった
ら、#171を経て#172に進み、#172〜#17
6の判定により、各LEDについての追加発光フラグF
1,F2,F3を調べて追加発光が行われたものについ
てのみ、#177〜#195の処理を繰り返す。つま
り、追加発光が行われたLEDについての測距データ
は、追加分をも含めて再度∞1及び∞2の立った割合を
調べると共に平均演算することになる。以上の追加発光
をも含めた全てのデータ処理が終了したら、直線補間を
行うべく#230へ進む。
はオートスタンバイズーム用の発光回数NASになった
ら、#171を経て#172に進み、#172〜#17
6の判定により、各LEDについての追加発光フラグF
1,F2,F3を調べて追加発光が行われたものについ
てのみ、#177〜#195の処理を繰り返す。つま
り、追加発光が行われたLEDについての測距データ
は、追加分をも含めて再度∞1及び∞2の立った割合を
調べると共に平均演算することになる。以上の追加発光
をも含めた全てのデータ処理が終了したら、直線補間を
行うべく#230へ進む。
【0035】次に、上述した#185の平均演算の処理
動作について図21のフローチャートを用いて説明す
る。この平均演算の処理は、図20の#171〜#19
5のループの中で3個のLED3a,3b,3cについ
てカウンタがインクリメントされる毎に行われる。始め
に仮平均算出フラグFSをリセットし(FS=0)(#
210)、さらに平均演算のために必要なデータの和A
D及びデータの数ADNをリセットする(#211)。
次にカウンタNに最後の発光回数であるnを設定する
(#212)。その後、#213においてLED(L)
のN回目の発光による測距データの中で無限大ビットが
立っているものを平均演算から除くための判定を行う。
無限大ビットが立っているときは#219へ進む。無限
大ビットが立っていないときは、#214に移り、仮平
均算出フラグの設定状況を調べる。始めは仮算出フラグ
FSが設定されていないので#217,#218に進
み、ここでLED(L)のN回目の発光による測距デー
タAD(L,N)を加算してそれを加算データADと
し、また、データ数ADNに+1したものをADNとす
る。次に、#219で、カウンタNを−1した後、#2
20において近フラグFNRの設定状況を調べ、設定され
ていない場合はカウンタNを調べて(#222)、Nが
0になるまで#213〜#222のループ処理を繰り返
す。
動作について図21のフローチャートを用いて説明す
る。この平均演算の処理は、図20の#171〜#19
5のループの中で3個のLED3a,3b,3cについ
てカウンタがインクリメントされる毎に行われる。始め
に仮平均算出フラグFSをリセットし(FS=0)(#
210)、さらに平均演算のために必要なデータの和A
D及びデータの数ADNをリセットする(#211)。
次にカウンタNに最後の発光回数であるnを設定する
(#212)。その後、#213においてLED(L)
のN回目の発光による測距データの中で無限大ビットが
立っているものを平均演算から除くための判定を行う。
無限大ビットが立っているときは#219へ進む。無限
大ビットが立っていないときは、#214に移り、仮平
均算出フラグの設定状況を調べる。始めは仮算出フラグ
FSが設定されていないので#217,#218に進
み、ここでLED(L)のN回目の発光による測距デー
タAD(L,N)を加算してそれを加算データADと
し、また、データ数ADNに+1したものをADNとす
る。次に、#219で、カウンタNを−1した後、#2
20において近フラグFNRの設定状況を調べ、設定され
ていない場合はカウンタNを調べて(#222)、Nが
0になるまで#213〜#222のループ処理を繰り返
す。
【0036】#222においてNが0になって全ての発
光回数分についてAD及びADNが算出されたら、#2
23において各LEDの仮平均値ADZ(L)をADZ
(L)=AD/ADNにより求め、全データ総和による
仮平均算出済みを示す仮平均算出フラグFSを設定し
(FS=1)(#225)、#211へ戻る。同フラグ
FSが設定された後は、#214から#215に進み、
仮平均値ADZ(L)からLED(L)のN回目発光時
のデータAD(L,N)を引いた値の絶対値をFとし、
次いで、#216で、このFが異常データを除くための
しきい値Sよりも大きいかどうかを調べ、Sよりも大き
ければ異常データであると判断し、#217、#218
を処理することなく#219へ進む。FがSよりも大き
くなければ、#217に移り、以下、先述と同様にして
突出データを除いたデータに基づいて平均演算を行う。
また、#220で近フラグFNRが設定されているとき
は、#166で行ったLED1の平均演算以後のデータ
のみで演算するため、#221においてNが近判別回数
Nn1以下かどうかを調べ、以下であれば#213に戻
り、以下でなくなれば#223に進んでデータの平均を
算出する。
光回数分についてAD及びADNが算出されたら、#2
23において各LEDの仮平均値ADZ(L)をADZ
(L)=AD/ADNにより求め、全データ総和による
仮平均算出済みを示す仮平均算出フラグFSを設定し
(FS=1)(#225)、#211へ戻る。同フラグ
FSが設定された後は、#214から#215に進み、
仮平均値ADZ(L)からLED(L)のN回目発光時
のデータAD(L,N)を引いた値の絶対値をFとし、
次いで、#216で、このFが異常データを除くための
しきい値Sよりも大きいかどうかを調べ、Sよりも大き
ければ異常データであると判断し、#217、#218
を処理することなく#219へ進む。FがSよりも大き
くなければ、#217に移り、以下、先述と同様にして
突出データを除いたデータに基づいて平均演算を行う。
また、#220で近フラグFNRが設定されているとき
は、#166で行ったLED1の平均演算以後のデータ
のみで演算するため、#221においてNが近判別回数
Nn1以下かどうかを調べ、以下であれば#213に戻
り、以下でなくなれば#223に進んでデータの平均を
算出する。
【0037】次に、直線補間による各LEDのゾーン決
定の処理動作について図22のグラフ、及び図23のフ
ローチャートを用いて説明する。まず、LED3aの発
光による測距データの処理ということで、カウンタLを
1とした後(#230)、近フラグFNRが設定されてい
るかどうかを調べる(#231)。セットされていると
きは#232において決定される値により#238でレ
ンズストップ点のゾーンZ(L)を算出するため#23
8に進む。#231で近フラグFNRが設定されていない
ときは、#233,#235において平均値ADZ
(L)がb3以下かどうか(#223)、或いはb4以
下どうかを調べ、各条件に応じて#234,#237,
#236において決定される値により#238でレンズ
ストップ点のゾーンZ(L)を算出し、#239へ進
む。#239では近フラグFNRが設定されているかどう
かを調べ、設定されておればLED3b,LED3cの
データは見る必要がないのでリターンへ進み、直線補間
を終了する。近フラグFNRが設定されていなければ#2
40,#241へ進み、LED2,3についても同様の
直線補間を行うべく#231へ進む。
定の処理動作について図22のグラフ、及び図23のフ
ローチャートを用いて説明する。まず、LED3aの発
光による測距データの処理ということで、カウンタLを
1とした後(#230)、近フラグFNRが設定されてい
るかどうかを調べる(#231)。セットされていると
きは#232において決定される値により#238でレ
ンズストップ点のゾーンZ(L)を算出するため#23
8に進む。#231で近フラグFNRが設定されていない
ときは、#233,#235において平均値ADZ
(L)がb3以下かどうか(#223)、或いはb4以
下どうかを調べ、各条件に応じて#234,#237,
#236において決定される値により#238でレンズ
ストップ点のゾーンZ(L)を算出し、#239へ進
む。#239では近フラグFNRが設定されているかどう
かを調べ、設定されておればLED3b,LED3cの
データは見る必要がないのでリターンへ進み、直線補間
を終了する。近フラグFNRが設定されていなければ#2
40,#241へ進み、LED2,3についても同様の
直線補間を行うべく#231へ進む。
【0038】図22に示すように、近フラグFNRが設定
されている場合には被写体距離は近いので、FNR=1の
ラインを用いて直線補間する。また、近フラグFNRが設
定されていないときはFNR=0のラインを用いてストッ
プ点を補間する。この補間方法を以下に示す。#237
を例に取り、#238を参考に説明する。まず、#23
7でのADZ(L)(被写体)はFNR=0のライン上の
A/D値として、b4からb3のどこかに存在し、ゾー
ンとしてKz4からKz3のどこかに存在し、距離とし
てはb4からb3のどこかに存在する。ここで、b4に
対応するゾーンはKz4、b3に対応するゾーンはKz
3であるから、測距データADZ(L)に対応するゾー
ンZ(L)は、 Z(L)=(ADZ(L)−b3)/(b3−b4)×
(Kz3+Kz4)+Kz4 となり、直線補間が完了する。なお、Kz1が最近ゾー
ン、Kz5が最遠ゾーンである。
されている場合には被写体距離は近いので、FNR=1の
ラインを用いて直線補間する。また、近フラグFNRが設
定されていないときはFNR=0のラインを用いてストッ
プ点を補間する。この補間方法を以下に示す。#237
を例に取り、#238を参考に説明する。まず、#23
7でのADZ(L)(被写体)はFNR=0のライン上の
A/D値として、b4からb3のどこかに存在し、ゾー
ンとしてKz4からKz3のどこかに存在し、距離とし
てはb4からb3のどこかに存在する。ここで、b4に
対応するゾーンはKz4、b3に対応するゾーンはKz
3であるから、測距データADZ(L)に対応するゾー
ンZ(L)は、 Z(L)=(ADZ(L)−b3)/(b3−b4)×
(Kz3+Kz4)+Kz4 となり、直線補間が完了する。なお、Kz1が最近ゾー
ン、Kz5が最遠ゾーンである。
【0039】次に、LEDの温度補正時の処理動作につ
いて図24のフローチャートを用いて説明する。まず、
温度検知回路により温度を測定し、現在の温度をTとし
(#250)、Tが20度以上かどうかを調べる(#2
51)。この判定の後は、#252〜#257におい
て、現在温度Tのレンジを求め、温度が20C未満の場
合、20C以上、30C未満の場合、30C以上、40
C未満の場合、40C以上の場合に分け、夫々の温度レ
ベルに応じて、#258〜#261に示すようにオート
スタンバイズーム用発光回数NAS、近判別回数Nn1、近
補正発光回数Nn2、全発光回数NAL,発光間隔tを設定
し、リターンする。上記の設定に示されるように、低温
での発光間隔、発光回数は電池等の性能低下とレリーズ
タイムラグの相関により、測距性能を保証できる値に設
定しており、従来は、上記間隔、回数が可変できなかっ
たため、常温や高温においても低温で決まる値で測距を
行っていた。しかし、本実施例では、周囲温度が高い場
合等には、電池等の条件が良くなるため、発光間隔を短
くし、また発光回数を多くして、レリーズタイムラグと
の相関も取りつつ測距精度を上げることができるように
している。
いて図24のフローチャートを用いて説明する。まず、
温度検知回路により温度を測定し、現在の温度をTとし
(#250)、Tが20度以上かどうかを調べる(#2
51)。この判定の後は、#252〜#257におい
て、現在温度Tのレンジを求め、温度が20C未満の場
合、20C以上、30C未満の場合、30C以上、40
C未満の場合、40C以上の場合に分け、夫々の温度レ
ベルに応じて、#258〜#261に示すようにオート
スタンバイズーム用発光回数NAS、近判別回数Nn1、近
補正発光回数Nn2、全発光回数NAL,発光間隔tを設定
し、リターンする。上記の設定に示されるように、低温
での発光間隔、発光回数は電池等の性能低下とレリーズ
タイムラグの相関により、測距性能を保証できる値に設
定しており、従来は、上記間隔、回数が可変できなかっ
たため、常温や高温においても低温で決まる値で測距を
行っていた。しかし、本実施例では、周囲温度が高い場
合等には、電池等の条件が良くなるため、発光間隔を短
くし、また発光回数を多くして、レリーズタイムラグと
の相関も取りつつ測距精度を上げることができるように
している。
【0040】次に、本カメラにおける測距動作について
図25のタイミングチャートを用いて説明する。スイッ
チS1がONされると、適宜のタイミングで制御部をリ
セットすると共に、測距のためのAF電源をONする。
さらに、制御信号に応じてLED3b,3a,3cを順
番に発光させる。各発光に応じてPSD1a,1b,1
cからの逆数に比例する電流を増幅演算した信号を積分
制御信号=“L”のタイミングで積分しADAFとす
る。また、積分値ADAFはLED発光直後、A/D変
換されてマイコン20に出力され、マイコン20にて上
述した各種シーケンスでのデータ処理がなされることに
より、確かな測距データが求まる。また、LED発光終
了直前(積分制御信号がLからHになるタイミング)に
前述した伸長加算回路43の出力信号lnA,lnBに
より無限に判定を行う。
図25のタイミングチャートを用いて説明する。スイッ
チS1がONされると、適宜のタイミングで制御部をリ
セットすると共に、測距のためのAF電源をONする。
さらに、制御信号に応じてLED3b,3a,3cを順
番に発光させる。各発光に応じてPSD1a,1b,1
cからの逆数に比例する電流を増幅演算した信号を積分
制御信号=“L”のタイミングで積分しADAFとす
る。また、積分値ADAFはLED発光直後、A/D変
換されてマイコン20に出力され、マイコン20にて上
述した各種シーケンスでのデータ処理がなされることに
より、確かな測距データが求まる。また、LED発光終
了直前(積分制御信号がLからHになるタイミング)に
前述した伸長加算回路43の出力信号lnA,lnBに
より無限に判定を行う。
【0041】なお、本実施例では、無限遠データを除去
した値を平均して被写体距離を求めることにより、測距
精度を上げているが、無限遠データが出力された時は、
図5に示される∞1,∞2に相当する距離データに置き
換え、他のデータと共に平均演算を行ってもよい。ま
た、LEDの発光回数は、本実施例においては周囲温度
に応じて決定するようにしているが、平均するデータの
数を増やすために、無限遠データ以外のデータが所定数
以上になるか、または、無限遠データが前述の無限遠と
判断される割合を越えるまで、発光するようにしてもよ
い。
した値を平均して被写体距離を求めることにより、測距
精度を上げているが、無限遠データが出力された時は、
図5に示される∞1,∞2に相当する距離データに置き
換え、他のデータと共に平均演算を行ってもよい。ま
た、LEDの発光回数は、本実施例においては周囲温度
に応じて決定するようにしているが、平均するデータの
数を増やすために、無限遠データ以外のデータが所定数
以上になるか、または、無限遠データが前述の無限遠と
判断される割合を越えるまで、発光するようにしてもよ
い。
【0042】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
複数回の測距により得られる測距データの内、無限遠デ
ータを除去した値を平均することで測距値を決定するよ
うにしているので、信頼性の低いデータを排除して、確
からしいデータだけに基づいて距離情報を算出できるの
で、より正確な測距動作を行うことができる。請求項2
の発明によれば、無限遠データとみなされた値が、複数
回にわたって無限遠データとみなされた値とすること
で、無限遠データの信頼性を保証することができ、より
正確な測距動作を行うことができる。請求項3の発明に
よれば、複数回の測距により得られる測距データの内、
突出した値を除去した値を平均することで測距値を決定
するようにしているので、測距ミスによる極端なデータ
が取込まれたとしても、これを排除して確からしいデー
タだけに基づいて距離情報を算出できるので、より正確
な測距動作を行うことができる。請求項4の発明によれ
ば、オートスタンバイズーム時の被写体測距時における
発光素子による発光回数を通常よりも少なくしているの
で、発光回数を多く必要とする従来のオートスタンバイ
ズーム時と比べて該発光素子の性能低下を抑えることが
できるため、得られる測距値は信頼性の高いものとな
り、より正確な測距動作を行うことができる。
複数回の測距により得られる測距データの内、無限遠デ
ータを除去した値を平均することで測距値を決定するよ
うにしているので、信頼性の低いデータを排除して、確
からしいデータだけに基づいて距離情報を算出できるの
で、より正確な測距動作を行うことができる。請求項2
の発明によれば、無限遠データとみなされた値が、複数
回にわたって無限遠データとみなされた値とすること
で、無限遠データの信頼性を保証することができ、より
正確な測距動作を行うことができる。請求項3の発明に
よれば、複数回の測距により得られる測距データの内、
突出した値を除去した値を平均することで測距値を決定
するようにしているので、測距ミスによる極端なデータ
が取込まれたとしても、これを排除して確からしいデー
タだけに基づいて距離情報を算出できるので、より正確
な測距動作を行うことができる。請求項4の発明によれ
ば、オートスタンバイズーム時の被写体測距時における
発光素子による発光回数を通常よりも少なくしているの
で、発光回数を多く必要とする従来のオートスタンバイ
ズーム時と比べて該発光素子の性能低下を抑えることが
できるため、得られる測距値は信頼性の高いものとな
り、より正確な測距動作を行うことができる。
【図1】本発明の距離検出装置の測距原理を説明する図
である。
である。
【図2】本発明の一実施例によるオートスタンバイズー
ム付きオートフォーカスカメラにおける距離検出装置の
制御系のブロック図である。
ム付きオートフォーカスカメラにおける距離検出装置の
制御系のブロック図である。
【図3】本装置の測距回路図である。
【図4】本装置の測距回路におけるパルス信号光電流検
出の回路図である。
出の回路図である。
【図5】無限大判別の原理を示すグラフである。
【図6】無限レベル作成回路における無限大レベル電圧
依存の回路図である。
依存の回路図である。
【図7】本装置のPSD形状を示す図である。
【図8】各距離でのPSD上のLED受光位置を示す図
である。
である。
【図9】被写体距離と電流信号、及びPSD受光位置の
関係を示す図である。
関係を示す図である。
【図10】本装置のリモコン送信機の回路図である。
【図11】リモコン操作時のタイミングチャートであ
る。
る。
【図12】本装置のリモコン受信機の回路図である。
【図13】同リモコン受信機における電流電圧変換部の
回路図で、(a)は従来の回路図、(b)は本実施例に
よる回路図である。
回路図で、(a)は従来の回路図、(b)は本実施例に
よる回路図である。
【図14】リモコン受信回路における各部の信号波形を
示す図である。
示す図である。
【図15】本装置におけるのマイコンの動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図16】オートスタンバイズームの処理動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図17】スイッチS1の処理動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図18】リモコン受信の処理動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図19】AF処理動作を示すフローチャートである。
【図20】同フローチャートである
【図21】平均演算の処理動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図22】直線補間による調整を示すグラフである。
【図23】直線補間の処理動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図24】LEDの温度補正時の処理動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図25】本装置における測距動作のタイミングチャー
トである。
トである。
1 PSD
3 発光素子
20 マイコン
21 測距回路
48 無限レベル作成回路
47 制御回路
Claims (4)
- 【請求項1】 発光素子により被写体に複数回照射した
光の反射光を光スポットとして受光素子により受光し、
この受光素子により該光スポットの位置に基づいて各発
光毎の反射光を電気信号に変換して求まる測距データを
平均して被写体測距を行う距離検出装置において、前記
受光素子により求まる測距データの内、無限遠データを
除去した値を平均して被写体距離を求めるようにしたこ
とを特徴とするカメラ用距離検出装置。 - 【請求項2】 複数の測距データの内、無限遠データが
所定数以上であるとき被写体距離を無限遠と判定するよ
うにしたことを特徴とする請求項1記載のカメラ用距離
検出装置。 - 【請求項3】 複数の測距データの内、突出した値を除
去した値を平均して被写体距離を求めるようにしたこと
を特徴とする請求項1記載のカメラ用距離検出装置。 - 【請求項4】 被写体の像倍率を一定に保つように自動
的にズームレンズを制御するオートスタンバイズームに
よる被写体測距時に、前記発光素子による被写体へ照射
する光の発光回数を通常よりも少なくしたことを特徴と
する請求項1記載のカメラ用距離検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3210298A JPH0534584A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | カメラ用距離検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3210298A JPH0534584A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | カメラ用距離検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0534584A true JPH0534584A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16587087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3210298A Withdrawn JPH0534584A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | カメラ用距離検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0534584A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012232376A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Okuma Corp | 幾何誤差同定装置 |
| WO2013136825A1 (ja) * | 2012-03-15 | 2013-09-19 | オムロン株式会社 | 反射型光センサ |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP3210298A patent/JPH0534584A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012232376A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Okuma Corp | 幾何誤差同定装置 |
| WO2013136825A1 (ja) * | 2012-03-15 | 2013-09-19 | オムロン株式会社 | 反射型光センサ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |