JPH05347176A - 端子圧着装置 - Google Patents
端子圧着装置Info
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- JPH05347176A JPH05347176A JP4155349A JP15534992A JPH05347176A JP H05347176 A JPH05347176 A JP H05347176A JP 4155349 A JP4155349 A JP 4155349A JP 15534992 A JP15534992 A JP 15534992A JP H05347176 A JPH05347176 A JP H05347176A
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Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】モータ38からの駆動力により回転軸43が回
転されると、この回転軸43に固定された偏心カムの働
きにより下金型32を保持している下型保持部材36が
上下変位する。回転軸43の回転は、タイミングベルト
48によって、回転軸49に伝達される。回転軸49が
回転すると、クランク腕61およびリンク53,55な
どからなるクランク機構が動作して、上金型31を保持
している上型保持部材51を上下変位させる。これによ
り、上金型31と下金型32とは完全に同期して変位
し、端子を圧着すべき電線の端部が保持されている基準
レベル位置30で出会う。 【効果】上金型31と下金型32とが完全に同期して変
位するので、1回の動作で端子の圧着を高速にかつ確実
に行わせることができる。
転されると、この回転軸43に固定された偏心カムの働
きにより下金型32を保持している下型保持部材36が
上下変位する。回転軸43の回転は、タイミングベルト
48によって、回転軸49に伝達される。回転軸49が
回転すると、クランク腕61およびリンク53,55な
どからなるクランク機構が動作して、上金型31を保持
している上型保持部材51を上下変位させる。これによ
り、上金型31と下金型32とは完全に同期して変位
し、端子を圧着すべき電線の端部が保持されている基準
レベル位置30で出会う。 【効果】上金型31と下金型32とが完全に同期して変
位するので、1回の動作で端子の圧着を高速にかつ確実
に行わせることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車や複写機などの
ワイヤーハーネスを構成する電線の端部などに端子を圧
着するための端子圧着装置に関するものである。
ワイヤーハーネスを構成する電線の端部などに端子を圧
着するための端子圧着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数本の被覆電線を結束して構成される
ワイヤーハーネスの製造工程は、電線長の計測および切
断工程、電線の端部の被覆を剥ぐ皮剥ぎ工程、皮剥ぎさ
れた電線の端部の導体に端子を圧着する端子圧着工程、
端子をコネクタハウジングに挿入する端子挿入工程、な
らびにコネクタが取り付けられた電線を結束する結束工
程などを含む。
ワイヤーハーネスの製造工程は、電線長の計測および切
断工程、電線の端部の被覆を剥ぐ皮剥ぎ工程、皮剥ぎさ
れた電線の端部の導体に端子を圧着する端子圧着工程、
端子をコネクタハウジングに挿入する端子挿入工程、な
らびにコネクタが取り付けられた電線を結束する結束工
程などを含む。
【0003】電線に端子を圧着するための一般的な端子
圧着装置は、プレス台上に配置された下金型と、この下
金型に対向して設けられた上金型とを有し、下金型上に
端子を載置し、この端子上に電線を配置して、上金型を
下金型に向けて変位させる構成となっている。ワイヤー
ハーネスは多数の被覆電線から構成されているから、電
線と端子との圧着を極めて多数回に渡って行わなければ
ならない。そこで、多数回にわたる端子圧着を自動で行
うための装置が従来から提案されている。
圧着装置は、プレス台上に配置された下金型と、この下
金型に対向して設けられた上金型とを有し、下金型上に
端子を載置し、この端子上に電線を配置して、上金型を
下金型に向けて変位させる構成となっている。ワイヤー
ハーネスは多数の被覆電線から構成されているから、電
線と端子との圧着を極めて多数回に渡って行わなければ
ならない。そこで、多数回にわたる端子圧着を自動で行
うための装置が従来から提案されている。
【0004】たとえば、典型的な従来の装置では、端部
を皮剥ぎした複数本の電線を一定間隔を開けて整列状態
で保持する電線保持手段が備えられ、この電線保持手段
が電線の配列方向に間欠的に搬送されることで、上金型
と下金型との間の中間位置に、端子を圧着すべき電線の
端部が順次供給される。また、電線の供給と同期するよ
うに下金型には端子が順次供給される。端子および電線
が供給された後に上金型を下金型に向けて変位させる
と、上金型の変位途中で電線が上金型に当接して下金型
上の端子に導かれる。この状態から、上金型をさらに下
金型に向けて変位させることにより、端子が変形して圧
着が達成される。このような動作が繰り返されることに
より、複数回に渡る端子の圧着を自動で行わせることが
できる。
を皮剥ぎした複数本の電線を一定間隔を開けて整列状態
で保持する電線保持手段が備えられ、この電線保持手段
が電線の配列方向に間欠的に搬送されることで、上金型
と下金型との間の中間位置に、端子を圧着すべき電線の
端部が順次供給される。また、電線の供給と同期するよ
うに下金型には端子が順次供給される。端子および電線
が供給された後に上金型を下金型に向けて変位させる
と、上金型の変位途中で電線が上金型に当接して下金型
上の端子に導かれる。この状態から、上金型をさらに下
金型に向けて変位させることにより、端子が変形して圧
着が達成される。このような動作が繰り返されることに
より、複数回に渡る端子の圧着を自動で行わせることが
できる。
【0005】ところで、最近では、端子の圧着の後に、
この端子をコネクタハウジングに自動挿入する技術が提
案されている。このような端子の自動挿入技術では、端
子の基端部および端子の近傍の電線が把持され、端子の
先端部がコネクタハウジングに挿入された段階で端子の
基端部の把持は解かれ、端子の近傍の電線を把持した電
線把持部をコネクタハウジングに向けて変位させること
で端子の挿入が達成される。すなわち、電線保持手段に
一定間隔を開けて整列状態で保持された電線が順次取り
外され、その先端に圧着された端子がコネクタハウジン
グに挿入されていく。
この端子をコネクタハウジングに自動挿入する技術が提
案されている。このような端子の自動挿入技術では、端
子の基端部および端子の近傍の電線が把持され、端子の
先端部がコネクタハウジングに挿入された段階で端子の
基端部の把持は解かれ、端子の近傍の電線を把持した電
線把持部をコネクタハウジングに向けて変位させること
で端子の挿入が達成される。すなわち、電線保持手段に
一定間隔を開けて整列状態で保持された電線が順次取り
外され、その先端に圧着された端子がコネクタハウジン
グに挿入されていく。
【0006】ところが、上記のように電線の端部を上金
型および下金型の中間位置に位置させ、上金型のみを下
降変位させる端子圧着装置を用いると、圧着時に電線に
曲がりが生じることになる。このように曲がりの生じた
電線を機械装置において正確に把持させることは困難で
あり、このためコネクタハウジングへの端子の挿入を良
好に行わせることができくなるおそれがある。しかも、
電線が曲がった状態で圧着が行われるので、圧着が不良
になるおそれもある。
型および下金型の中間位置に位置させ、上金型のみを下
降変位させる端子圧着装置を用いると、圧着時に電線に
曲がりが生じることになる。このように曲がりの生じた
電線を機械装置において正確に把持させることは困難で
あり、このためコネクタハウジングへの端子の挿入を良
好に行わせることができくなるおそれがある。しかも、
電線が曲がった状態で圧着が行われるので、圧着が不良
になるおそれもある。
【0007】この問題を解決した典型的な先行技術は、
特開平1−313870号公報に開示されている。この
先行技術では、圧着前にプレス台に保持された下金型が
電線の位置まで上昇変位させられる。すなわち、先ずプ
レス台が上昇変位させられて下金型に保持された端子に
電線が接触した状態とされ、その後に上金型が下方変位
して圧着が達成される。プレス台は大重量であるので空
気圧などを用いたシリンダにより昇降変位させられる。
上金型の駆動は、モータなどを駆動源として行われる。
特開平1−313870号公報に開示されている。この
先行技術では、圧着前にプレス台に保持された下金型が
電線の位置まで上昇変位させられる。すなわち、先ずプ
レス台が上昇変位させられて下金型に保持された端子に
電線が接触した状態とされ、その後に上金型が下方変位
して圧着が達成される。プレス台は大重量であるので空
気圧などを用いたシリンダにより昇降変位させられる。
上金型の駆動は、モータなどを駆動源として行われる。
【0008】この構成では、電線が初期位置に保たれた
ままで圧着が行われるから、電線に曲がりが生じること
はない。このため、その後の端子挿入工程に不具合が生
じることを防止できるばかりでなく、端子圧着の確実性
を高めることができる。
ままで圧着が行われるから、電線に曲がりが生じること
はない。このため、その後の端子挿入工程に不具合が生
じることを防止できるばかりでなく、端子圧着の確実性
を高めることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この先
行技術ではプレス台を上昇変位させた後に上金型を下降
変位させるという2段階の動作となっているため、圧着
速度が遅くなるという新たな問題が生じる。しかも、相
当重量のあるプレス台全体を上昇変位させる構成である
ため、必然的にプレス台の上昇速度は遅くなり、このこ
ともまた、圧着速度の劣化を招く。このように圧着速度
が遅くなると、多数回の圧着を行った場合の所要時間が
極めて増大してしまい、生産性の劣化が避けられない。
行技術ではプレス台を上昇変位させた後に上金型を下降
変位させるという2段階の動作となっているため、圧着
速度が遅くなるという新たな問題が生じる。しかも、相
当重量のあるプレス台全体を上昇変位させる構成である
ため、必然的にプレス台の上昇速度は遅くなり、このこ
ともまた、圧着速度の劣化を招く。このように圧着速度
が遅くなると、多数回の圧着を行った場合の所要時間が
極めて増大してしまい、生産性の劣化が避けられない。
【0010】端子圧着動作が2段階の動作となることを
防ぐために、プレス台の上昇変位と上金型の下降変位と
を同期させることが考えられるが、上記の先行技術では
プレス台の駆動源と上金型の駆動源とが異なっているた
め、同期をとることが困難である。このため、もしもプ
レス台の上昇変位と上金型の下降変位との同期がとれて
いないときには、電線が保持された位置で上金型と下金
型とを出会わせることができなくなり、端子を圧着する
ことができなくなるという決定的な不具合が生じてしま
う。
防ぐために、プレス台の上昇変位と上金型の下降変位と
を同期させることが考えられるが、上記の先行技術では
プレス台の駆動源と上金型の駆動源とが異なっているた
め、同期をとることが困難である。このため、もしもプ
レス台の上昇変位と上金型の下降変位との同期がとれて
いないときには、電線が保持された位置で上金型と下金
型とを出会わせることができなくなり、端子を圧着する
ことができなくなるという決定的な不具合が生じてしま
う。
【0011】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、圧着速度を格段に向上することができ、し
かも電線に曲がりが生じることもなく、さらに端子の圧
着を確実に行わせることができる端子圧着装置を提供す
ることである。
題を解決し、圧着速度を格段に向上することができ、し
かも電線に曲がりが生じることもなく、さらに端子の圧
着を確実に行わせることができる端子圧着装置を提供す
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するための請求項1記載の端子圧着装置は、上型と
下型との間で端子と電線とを挟み、端子を変形させて電
線に圧着する端子圧着装置において、上型と下型との間
の所定位置に電線の被圧着部を浮遊状態で保持する電線
保持手段と、下型の上に端子が位置するように、端子を
保持する端子保持手段と、上型および下型が上記所定位
置にほぼ同時に到達するように、この上型および下型を
同期して変位させる駆動機構と、この駆動機構に駆動力
を与える単一の駆動源とを含むことを特徴とする。
達成するための請求項1記載の端子圧着装置は、上型と
下型との間で端子と電線とを挟み、端子を変形させて電
線に圧着する端子圧着装置において、上型と下型との間
の所定位置に電線の被圧着部を浮遊状態で保持する電線
保持手段と、下型の上に端子が位置するように、端子を
保持する端子保持手段と、上型および下型が上記所定位
置にほぼ同時に到達するように、この上型および下型を
同期して変位させる駆動機構と、この駆動機構に駆動力
を与える単一の駆動源とを含むことを特徴とする。
【0013】上記の構成によれば、電線の被圧着部が浮
遊状態で保持された所定位置に向けて、上型と下型とが
同期して変位させられ、これにより、圧着が達成され
る。上型と下型とは単一の駆動源からの駆動力が与えら
れる駆動機構により、完全に同期して変位させられる。
これにより、先行技術のような2段階の動作ではなく、
1回の動作で端子の圧着を達成することができるから、
端子圧着速度が向上される。しかも、上型と下型との変
位は完全に同期しているから、上記所定位置で上型およ
び下型を確実に出会わせることができ、これにより端子
の圧着は確実に行える。また、電線の被圧着部は上記所
定位置から変位することがなく、このため電線に曲がり
を生じさせることなく端子の圧着を達成できる。
遊状態で保持された所定位置に向けて、上型と下型とが
同期して変位させられ、これにより、圧着が達成され
る。上型と下型とは単一の駆動源からの駆動力が与えら
れる駆動機構により、完全に同期して変位させられる。
これにより、先行技術のような2段階の動作ではなく、
1回の動作で端子の圧着を達成することができるから、
端子圧着速度が向上される。しかも、上型と下型との変
位は完全に同期しているから、上記所定位置で上型およ
び下型を確実に出会わせることができ、これにより端子
の圧着は確実に行える。また、電線の被圧着部は上記所
定位置から変位することがなく、このため電線に曲がり
を生じさせることなく端子の圧着を達成できる。
【0014】なお、上記駆動源はモータにより構成する
ことができ、この場合に、上記駆動機構は、上記モータ
からの回転力を得て下型を上型に向けて変位させるカム
と、上記モータからの回転力を得て上型を下型に向けて
変位させるクランク機構とで構成することができる。請
求項3記載の端子圧着装置は、上記電線保持手段は、複
数本の電線の被圧着部を一定間隔で保持することができ
るものであり、この電線保持手段に保持された複数本の
電線を順次上型と下型との間に供給すべく電線保持手段
を搬送する搬送手段と、電線が供給される度ごとに、上
記駆動源を間欠的に駆動する駆動制御手段とをさらに含
むことを特徴とする。
ことができ、この場合に、上記駆動機構は、上記モータ
からの回転力を得て下型を上型に向けて変位させるカム
と、上記モータからの回転力を得て上型を下型に向けて
変位させるクランク機構とで構成することができる。請
求項3記載の端子圧着装置は、上記電線保持手段は、複
数本の電線の被圧着部を一定間隔で保持することができ
るものであり、この電線保持手段に保持された複数本の
電線を順次上型と下型との間に供給すべく電線保持手段
を搬送する搬送手段と、電線が供給される度ごとに、上
記駆動源を間欠的に駆動する駆動制御手段とをさらに含
むことを特徴とする。
【0015】この構成によれば、上型と下型との間に電
線が順次供給されるので、多数本の電線に対する端子の
圧着を連続的に行わせることができる。この場合に、駆
動制御手段の働きにより、駆動源は電線の供給と同期し
て駆動機構に駆動力を与えるので、端子の圧着も良好に
行える。請求項4記載の端子圧着装置は、上記駆動機構
が、固定配置された本体部と、この本体部に対して所定
方向にスライド自在であるように取り付けられ、上記下
型を保持する下型保持部材と、上記本体部に対して上記
所定方向にスライド自在であるように取り付けられ、上
記上型を保持する上型保持部材とを含むものであること
を特徴とする。
線が順次供給されるので、多数本の電線に対する端子の
圧着を連続的に行わせることができる。この場合に、駆
動制御手段の働きにより、駆動源は電線の供給と同期し
て駆動機構に駆動力を与えるので、端子の圧着も良好に
行える。請求項4記載の端子圧着装置は、上記駆動機構
が、固定配置された本体部と、この本体部に対して所定
方向にスライド自在であるように取り付けられ、上記下
型を保持する下型保持部材と、上記本体部に対して上記
所定方向にスライド自在であるように取り付けられ、上
記上型を保持する上型保持部材とを含むものであること
を特徴とする。
【0016】この構成によれば、固定配置された本体部
にスライド自在に取り付けられた下型保持部材および上
型保持部材を相互に近接変位させることによって、端子
の圧着が達成される。このように本体部から分離された
下型保持部材および上型保持部材は軽量に構成すること
ができる。したがって、従来のように大重量のプレス台
全体を昇降変位させる構成とは異なり、比較的軽量な上
型保持部材および下型保持部材をスライド変位させれば
足りるので、端子の圧着をより高速に行わせることがで
きる。
にスライド自在に取り付けられた下型保持部材および上
型保持部材を相互に近接変位させることによって、端子
の圧着が達成される。このように本体部から分離された
下型保持部材および上型保持部材は軽量に構成すること
ができる。したがって、従来のように大重量のプレス台
全体を昇降変位させる構成とは異なり、比較的軽量な上
型保持部材および下型保持部材をスライド変位させれば
足りるので、端子の圧着をより高速に行わせることがで
きる。
【0017】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。図3は本発明の一実施例の端子
圧着装置の全体の構成を示す斜視図である。複数本の電
線1が所定パターンに布線された布線板2は、搬送機構
3によって、矢印R1方向に間欠的に搬送される。布線
板2の搬送経路に沿って異なる種類の端子の圧着を担当
する複数の端子圧着装置M1,M2,M3,M4(総称
するときには「端子圧着装置M」という。)が配置され
ている。布線板2は電線1の端部を、端子圧着装置Mに
対向する側縁2aに一定間隔で配列させて保持してい
る。なお、端子圧着装置Mに導かれる以前に、図外の皮
剥装置によって電線の端部の被覆は一定長だけ除去され
ている。
照して詳細に説明する。図3は本発明の一実施例の端子
圧着装置の全体の構成を示す斜視図である。複数本の電
線1が所定パターンに布線された布線板2は、搬送機構
3によって、矢印R1方向に間欠的に搬送される。布線
板2の搬送経路に沿って異なる種類の端子の圧着を担当
する複数の端子圧着装置M1,M2,M3,M4(総称
するときには「端子圧着装置M」という。)が配置され
ている。布線板2は電線1の端部を、端子圧着装置Mに
対向する側縁2aに一定間隔で配列させて保持してい
る。なお、端子圧着装置Mに導かれる以前に、図外の皮
剥装置によって電線の端部の被覆は一定長だけ除去され
ている。
【0018】図4は布線板2の詳しい構成を示す平面図
である。布線板2は、布線用ピンが立設されるピンボー
ド2Aと、このピンボード2Aを保持しているとともに
搬送機構3により搬送されるベースプレート2Bとを有
している。ピンボード2Aの表面には所望の布線パター
ンに対応する位置に複数の布線用ピン5が立設されてい
る。図外の布線装置は、電線1を布線用ピン5に順に巻
き掛けていくことで、電線1を布線する。ベースプレー
ト2Bにおいて、端子圧着装置Mに対向する側縁4に
は、電線1の端部を一定間隔で保持する電線保持手段で
ある電線クランプ6が配置されている。
である。布線板2は、布線用ピンが立設されるピンボー
ド2Aと、このピンボード2Aを保持しているとともに
搬送機構3により搬送されるベースプレート2Bとを有
している。ピンボード2Aの表面には所望の布線パター
ンに対応する位置に複数の布線用ピン5が立設されてい
る。図外の布線装置は、電線1を布線用ピン5に順に巻
き掛けていくことで、電線1を布線する。ベースプレー
ト2Bにおいて、端子圧着装置Mに対向する側縁4に
は、電線1の端部を一定間隔で保持する電線保持手段で
ある電線クランプ6が配置されている。
【0019】電線クランプ6の構成は、図5に拡大して
示されている。すなわち、電線クランプ6は、電線を一
本ずつ保持する図5(a) に示されたクランプ部材7を、
図5(b) に示す長尺状のフレーム10に一定ピッチで取
り付けて構成されている。なお、図5(b) は、フレーム
10の長手方向に交差する切断面から見た断面図であ
る。
示されている。すなわち、電線クランプ6は、電線を一
本ずつ保持する図5(a) に示されたクランプ部材7を、
図5(b) に示す長尺状のフレーム10に一定ピッチで取
り付けて構成されている。なお、図5(b) は、フレーム
10の長手方向に交差する切断面から見た断面図であ
る。
【0020】クランプ部材7は、先端をテーパー状に形
成した一対の挟持片8と、この一対の挟持片8を相互に
近接する方向に付勢するU字状の板ばね9とを有してい
る。各挟持片8の基端部には相互に向かい合う半円柱状
の凹部が形成されており、この凹部により孔8aが形成
されている。フレーム10は長手方向に交差する断面が
略U字状に形成されており、このフレーム10の一対の
立ち上がり部10aに形成した取付け孔14と一対のク
ランプ部材7の上記凹部で形成される孔8aとを取付け
ピン11が挿通している。また、板ばね9の底部に形成
された孔12を挿通してボルト13がフレーム10の内
底面10bに螺着されている。
成した一対の挟持片8と、この一対の挟持片8を相互に
近接する方向に付勢するU字状の板ばね9とを有してい
る。各挟持片8の基端部には相互に向かい合う半円柱状
の凹部が形成されており、この凹部により孔8aが形成
されている。フレーム10は長手方向に交差する断面が
略U字状に形成されており、このフレーム10の一対の
立ち上がり部10aに形成した取付け孔14と一対のク
ランプ部材7の上記凹部で形成される孔8aとを取付け
ピン11が挿通している。また、板ばね9の底部に形成
された孔12を挿通してボルト13がフレーム10の内
底面10bに螺着されている。
【0021】フレーム10の底部には長手方向に沿う位
置決め溝15が形成されており、この位置決め溝15が
ベースプレート2Bの側縁4に形成した位置決め用突条
16に嵌め込まれ、この状態で略L字状の取付け部材1
7によりフレーム10の長手方向およびその交差方向に
関する移動が規制されている。このようにして、ベース
プレート2Bとフレーム10とが相互に位置決めされて
固定されることになる。
置決め溝15が形成されており、この位置決め溝15が
ベースプレート2Bの側縁4に形成した位置決め用突条
16に嵌め込まれ、この状態で略L字状の取付け部材1
7によりフレーム10の長手方向およびその交差方向に
関する移動が規制されている。このようにして、ベース
プレート2Bとフレーム10とが相互に位置決めされて
固定されることになる。
【0022】電線クランプ6のクランプ部材7には、図
4に示されているように、ベースプレート2Bの側縁4
から一定長だけ突出するように電線1の端部が把持され
る。ベースプレート2Bにおいて、電線クランプ6より
もピンボード2A側には、ピンボード2Aから参照符号
20で示すように扇形に拡散しつつ導かれる電線を平行
状態に整列させるための平行用くし18が配置されてい
る。この平行用くし18と電線クランプ6との働きによ
り、複数の電線1の端部はベースプレート2Bの側縁4
において一定ピッチで相互に平行な状態で整列すること
になる。なお、図5において、19は電線の高さを一定
に保つための部材である。
4に示されているように、ベースプレート2Bの側縁4
から一定長だけ突出するように電線1の端部が把持され
る。ベースプレート2Bにおいて、電線クランプ6より
もピンボード2A側には、ピンボード2Aから参照符号
20で示すように扇形に拡散しつつ導かれる電線を平行
状態に整列させるための平行用くし18が配置されてい
る。この平行用くし18と電線クランプ6との働きによ
り、複数の電線1の端部はベースプレート2Bの側縁4
において一定ピッチで相互に平行な状態で整列すること
になる。なお、図5において、19は電線の高さを一定
に保つための部材である。
【0023】図1は端子圧着装置Mの正面図であり、図
2は図1に示された構成の右側面図である。上記の電線
クランプ6により浮遊状態で保持された電線1の端部
は、搬送機構3により、参照符号30で示す基準レベル
位置を保ちながら搬送される。この基準レベル位置30
を挟んで、上方側に上金型31が配置され、下方側に下
金型32が配置されている。そして、電線1の端部に圧
着すべき端子33は、複数個が結合されて帯状になって
おり、端子送り機構70によって、下金型32上に順次
1個ずつ供給される。供給された端子33は、端子送り
機構70とこの端子33が連結されて構成された帯状体
とにより、下金型32上に位置するように保持される。
このように、端子送り機構70などにより端子保持手段
が構成されている。
2は図1に示された構成の右側面図である。上記の電線
クランプ6により浮遊状態で保持された電線1の端部
は、搬送機構3により、参照符号30で示す基準レベル
位置を保ちながら搬送される。この基準レベル位置30
を挟んで、上方側に上金型31が配置され、下方側に下
金型32が配置されている。そして、電線1の端部に圧
着すべき端子33は、複数個が結合されて帯状になって
おり、端子送り機構70によって、下金型32上に順次
1個ずつ供給される。供給された端子33は、端子送り
機構70とこの端子33が連結されて構成された帯状体
とにより、下金型32上に位置するように保持される。
このように、端子送り機構70などにより端子保持手段
が構成されている。
【0024】下金型32は、固定配置された略L字状の
本体部35の立上がり部35Aに対して上下にスライド
自在に取り付けられた下型保持部材36に保持されてい
る。本体部35の底部35B上には、回転軸保持部37
が取り付けられており、この回転軸保持部37には回転
軸43が適当な軸受を介して支持されている。回転軸4
3には、駆動源としてのモータ38からギアボックス3
9を介した回転力がプーリ40、ベルト41およびプー
リ42を介して伝達される。ギアボックス39は内部に
クラッチを有しており、モータ38の駆動力の出力を制
御できる構成となっている。
本体部35の立上がり部35Aに対して上下にスライド
自在に取り付けられた下型保持部材36に保持されてい
る。本体部35の底部35B上には、回転軸保持部37
が取り付けられており、この回転軸保持部37には回転
軸43が適当な軸受を介して支持されている。回転軸4
3には、駆動源としてのモータ38からギアボックス3
9を介した回転力がプーリ40、ベルト41およびプー
リ42を介して伝達される。ギアボックス39は内部に
クラッチを有しており、モータ38の駆動力の出力を制
御できる構成となっている。
【0025】回転軸43の中間部には偏心カム44が固
定されている。偏心カム44は、図6に拡大して示され
ているように、下型保持部材36の下端部に当接する保
持体46に取り付けられたローラフォロア45を介して
下型保持部材36を支持している。したがって、回転軸
43の回転に伴って、下型保持部材36は上下動するこ
とになる。偏心カム44は、下型保持部材36の上下動
における上死点において、下金型32が上記の基準レベ
ル位置30に達するように構成されている。
定されている。偏心カム44は、図6に拡大して示され
ているように、下型保持部材36の下端部に当接する保
持体46に取り付けられたローラフォロア45を介して
下型保持部材36を支持している。したがって、回転軸
43の回転に伴って、下型保持部材36は上下動するこ
とになる。偏心カム44は、下型保持部材36の上下動
における上死点において、下金型32が上記の基準レベ
ル位置30に達するように構成されている。
【0026】下型保持部材36はスライド板66に固定
されており、このスライド板66は本体部35の立上が
り部35Aにリニアガイド65を介してスライド自在に
取り付けられている。回転軸43においてプーリ42と
は反対側の端部には、別のプーリ47が取り付けられて
いる。プーリ47にはタイミングベルト48が巻き掛け
られており、このタイミングベルト48はさらに、本体
部35の立上がり部35Aに適当な軸受けを介して支持
されている回転軸49に固定されたプーリ50に巻き掛
けられている。
されており、このスライド板66は本体部35の立上が
り部35Aにリニアガイド65を介してスライド自在に
取り付けられている。回転軸43においてプーリ42と
は反対側の端部には、別のプーリ47が取り付けられて
いる。プーリ47にはタイミングベルト48が巻き掛け
られており、このタイミングベルト48はさらに、本体
部35の立上がり部35Aに適当な軸受けを介して支持
されている回転軸49に固定されたプーリ50に巻き掛
けられている。
【0027】本体部35の立上がり部35Aの内表面に
は、上金型31を保持した上型保持部材51が上下にス
ライド自在に取り付けられている。上型保持部材51に
は、軸52により一対のリンク53が取り付けられてい
る。リンク53は軸54により他の一対のリンク55に
連結されており、このリンク55はスライド部材60に
軸56によって取り付けられている。スライド部材60
は、本体部35の立上がり部35Aの内表面にスライド
自在に取り付けられている。スライド部材60の上方に
は本体部35の立上がり部35Aに固定されたモータ取
付け部57に取り付けられたサーボモータ58が設けら
れている。サーボモータ58の駆動力は、外周面にねじ
を螺刻したねじ棒59に与えられ、このねじ棒59は、
スライド部材60に形成したねじ孔に螺合している。し
たがって、サーボモータ58を正逆回転させることによ
り、スライド部材60を上下変位させ、スライド部材6
0の位置を調整することができる。
は、上金型31を保持した上型保持部材51が上下にス
ライド自在に取り付けられている。上型保持部材51に
は、軸52により一対のリンク53が取り付けられてい
る。リンク53は軸54により他の一対のリンク55に
連結されており、このリンク55はスライド部材60に
軸56によって取り付けられている。スライド部材60
は、本体部35の立上がり部35Aの内表面にスライド
自在に取り付けられている。スライド部材60の上方に
は本体部35の立上がり部35Aに固定されたモータ取
付け部57に取り付けられたサーボモータ58が設けら
れている。サーボモータ58の駆動力は、外周面にねじ
を螺刻したねじ棒59に与えられ、このねじ棒59は、
スライド部材60に形成したねじ孔に螺合している。し
たがって、サーボモータ58を正逆回転させることによ
り、スライド部材60を上下変位させ、スライド部材6
0の位置を調整することができる。
【0028】このように上金型31を保持した上金型保
持部材51は、リンク53,55、スライド部材60、
ねじ棒59およびモータ取付け部材57を介して本体部
35に支持されている。リンク53,55を連結する軸
54の中間部には、クランク腕61の一端部が連結され
ている。クランク腕61の他端部は上述の回転軸49の
中間部に取り付けられた偏心軸62に連結されている。
偏心軸62の軸線は回転軸49の軸線から距離Rだけず
れており、このため回転軸49が回転すると、偏心軸6
2は最大で距離2Rだけ変位する。これによって、偏心
軸62にクランク腕61を介して連結された軸54がほ
ぼ水平方向に距離2Rだけ変位することになり、この結
果、リンク53,55は図2に示された屈曲状態と、こ
れらのリンク53,55が一直線をなす状態との間で変
位する。その結果、上型保持部材51が上下変位するこ
とになる。この上下変位の下死点は、上型保持部材51
に保持された上金型31が端子33の圧着を完了する位
置、すなわち、上金型31が基準レベル位置30に達す
る位置である。
持部材51は、リンク53,55、スライド部材60、
ねじ棒59およびモータ取付け部材57を介して本体部
35に支持されている。リンク53,55を連結する軸
54の中間部には、クランク腕61の一端部が連結され
ている。クランク腕61の他端部は上述の回転軸49の
中間部に取り付けられた偏心軸62に連結されている。
偏心軸62の軸線は回転軸49の軸線から距離Rだけず
れており、このため回転軸49が回転すると、偏心軸6
2は最大で距離2Rだけ変位する。これによって、偏心
軸62にクランク腕61を介して連結された軸54がほ
ぼ水平方向に距離2Rだけ変位することになり、この結
果、リンク53,55は図2に示された屈曲状態と、こ
れらのリンク53,55が一直線をなす状態との間で変
位する。その結果、上型保持部材51が上下変位するこ
とになる。この上下変位の下死点は、上型保持部材51
に保持された上金型31が端子33の圧着を完了する位
置、すなわち、上金型31が基準レベル位置30に達す
る位置である。
【0029】上述のように、上記クランク腕61、偏心
軸62およびリンク53,55などによりクランク機構
が構成されている。図7は端子送り機構70の構成を拡
大して示す正面図である。端子送り機構70は、下型保
持部材36にボルト71などにより取り付けられた支軸
72を中心に揺動する揺動部材73と、この揺動部材7
3の先端部73aに揺動自在に取り付けられた送り爪7
4とを有している。送り爪74の先端部は下型32に向
かって延びており、その基端部は図7において簡略化し
て示すコイルばね75により下方に付勢されている。
軸62およびリンク53,55などによりクランク機構
が構成されている。図7は端子送り機構70の構成を拡
大して示す正面図である。端子送り機構70は、下型保
持部材36にボルト71などにより取り付けられた支軸
72を中心に揺動する揺動部材73と、この揺動部材7
3の先端部73aに揺動自在に取り付けられた送り爪7
4とを有している。送り爪74の先端部は下型32に向
かって延びており、その基端部は図7において簡略化し
て示すコイルばね75により下方に付勢されている。
【0030】揺動部材73には、その背面に途中で屈曲
した形状のスライド孔76が形成されている。このスラ
イド孔76には本体部35に固定された軸77がスライ
ド自在に挿通されている。したがって、下型保持部材3
6の上下変位に追従して支点軸72が上下変位すると、
スライド孔76の周面に揺動方向R2,R3への外力が
加わり、この結果、揺動部材73が揺動することにな
る。このとき、送り爪74が同時に揺動し、その先端が
帯状に連結された端子33の間に生じている隙間(図示
せず。)に係合する。この係合状態で、矢印R3方向に
送り爪74が揺動することによって、端子33が下金型
32に供給されることになる。
した形状のスライド孔76が形成されている。このスラ
イド孔76には本体部35に固定された軸77がスライ
ド自在に挿通されている。したがって、下型保持部材3
6の上下変位に追従して支点軸72が上下変位すると、
スライド孔76の周面に揺動方向R2,R3への外力が
加わり、この結果、揺動部材73が揺動することにな
る。このとき、送り爪74が同時に揺動し、その先端が
帯状に連結された端子33の間に生じている隙間(図示
せず。)に係合する。この係合状態で、矢印R3方向に
送り爪74が揺動することによって、端子33が下金型
32に供給されることになる。
【0031】なお、図7において、78は電線クランプ
6に保持された電線1をガイドするためのガイド部材で
ある。すなわち、電線クランプ6から延び出た電線1に
は僅かに変形が生じている場合もあるため、ガイド部材
78により電線1を正確に下金型32の直上の位置に導
いた状態で、端子33の圧着を行わせることとしている
のである。
6に保持された電線1をガイドするためのガイド部材で
ある。すなわち、電線クランプ6から延び出た電線1に
は僅かに変形が生じている場合もあるため、ガイド部材
78により電線1を正確に下金型32の直上の位置に導
いた状態で、端子33の圧着を行わせることとしている
のである。
【0032】図1および図2を参照して、本実施例の端
子圧着装置の動作をさらに詳細に説明する。端子を圧着
すべき電線が上金型31と下金型32との間に供給され
る度毎に導出される所定の入力信号に応答して、ギアボ
ックス39内のクラッチが動作し、回転軸43を1回転
させる。すなわち、回転軸43を1回転させた時点でギ
アボックス39は駆動力の出力を停止する。
子圧着装置の動作をさらに詳細に説明する。端子を圧着
すべき電線が上金型31と下金型32との間に供給され
る度毎に導出される所定の入力信号に応答して、ギアボ
ックス39内のクラッチが動作し、回転軸43を1回転
させる。すなわち、回転軸43を1回転させた時点でギ
アボックス39は駆動力の出力を停止する。
【0033】これにより、1回の端子圧着動作に対応し
て、回転軸43は1回だけ回転することになる。これに
より、偏心カム44が1回転するから、下型保持部材3
6は下死点と上死点との間を1回だけ往復変位する。こ
のように、ギアボックス39などにより駆動制御手段が
構成されている。回転軸43の回転はタイミングベルト
48などを介して軸49に伝達されるから、クランク腕
61は、下型保持部材36の動作に同期して動作するこ
とになる。この結果、下型保持部材36が上昇変位する
のに同期して上型保持部材51が下降変位し、下型保持
部材36が下降変位するのに同期して上型保持部材51
が上昇変位する。
て、回転軸43は1回だけ回転することになる。これに
より、偏心カム44が1回転するから、下型保持部材3
6は下死点と上死点との間を1回だけ往復変位する。こ
のように、ギアボックス39などにより駆動制御手段が
構成されている。回転軸43の回転はタイミングベルト
48などを介して軸49に伝達されるから、クランク腕
61は、下型保持部材36の動作に同期して動作するこ
とになる。この結果、下型保持部材36が上昇変位する
のに同期して上型保持部材51が下降変位し、下型保持
部材36が下降変位するのに同期して上型保持部材51
が上昇変位する。
【0034】上述のように、下型保持部材36が上死点
まで変位したときに下金型32が基準レベル位置30に
達し、上型保持部材51が下死点まで変位したときに上
金型31が基準レベル位置30に達する。このため、電
線1の端部が浮遊状態で保持された基準レベル位置30
で上金型31と下金型32とが出会うことになる。した
がって、電線1は初期位置に保持されたままで、下金型
32上に保持されている端子33に変形が加えられ、こ
の端子33と電線1の端部との圧着が達成される。
まで変位したときに下金型32が基準レベル位置30に
達し、上型保持部材51が下死点まで変位したときに上
金型31が基準レベル位置30に達する。このため、電
線1の端部が浮遊状態で保持された基準レベル位置30
で上金型31と下金型32とが出会うことになる。した
がって、電線1は初期位置に保持されたままで、下金型
32上に保持されている端子33に変形が加えられ、こ
の端子33と電線1の端部との圧着が達成される。
【0035】このように本実施例の端子圧着装置Mで
は、上金型31と下金型32とが単一の駆動源であるモ
ータ38からの駆動力を得て、完全に同期して変位す
る。このため、下金型の上昇変位と上金型の下降変位と
が2段階で行われていた上述の先行技術とは異なり、上
金型31と下金型32とが同時に駆動されて、1回の動
作で端子33の圧着が達成される。したがって、端子圧
着を格段に高速に行えるようになる。
は、上金型31と下金型32とが単一の駆動源であるモ
ータ38からの駆動力を得て、完全に同期して変位す
る。このため、下金型の上昇変位と上金型の下降変位と
が2段階で行われていた上述の先行技術とは異なり、上
金型31と下金型32とが同時に駆動されて、1回の動
作で端子33の圧着が達成される。したがって、端子圧
着を格段に高速に行えるようになる。
【0036】しかも、単一の駆動源であるモータ38か
らの駆動力を得て上金型31と下金型32とが完全に同
期して変位するから、電線1の端部が浮遊状態で保持さ
れた基準レベル位置30において上金型31と下金型3
2とを確実に出会わせることができる。これにより、端
子33の圧着が確実に行える。また、電線1の位置は端
子圧着過程で移動することがないから、当然に電線1の
端部に曲がりが生じることがない。このため、端子圧着
の後に、圧着された端子33および電線1の端部を機械
装置により把持させ、端子をコネクタハウジングに挿入
させる端子挿入工程を自動で行わせる場合には、端子3
3および電線1の端部を確実に把持させて、端子挿入を
確実に行わせることができる。
らの駆動力を得て上金型31と下金型32とが完全に同
期して変位するから、電線1の端部が浮遊状態で保持さ
れた基準レベル位置30において上金型31と下金型3
2とを確実に出会わせることができる。これにより、端
子33の圧着が確実に行える。また、電線1の位置は端
子圧着過程で移動することがないから、当然に電線1の
端部に曲がりが生じることがない。このため、端子圧着
の後に、圧着された端子33および電線1の端部を機械
装置により把持させ、端子をコネクタハウジングに挿入
させる端子挿入工程を自動で行わせる場合には、端子3
3および電線1の端部を確実に把持させて、端子挿入を
確実に行わせることができる。
【0037】さらに、本実施例では、上述の先行技術の
ように大重量のプレス台全体を上昇変位させるのではな
く、比較的軽量な下型保持部材36を本体部35に沿っ
てスライドさせるようにしている。このため、相互に同
期して進行する下型保持部材36の上昇変位および上型
保持部材51の下降変位を高速に行わせることができ
る。したがって、圧着速度を一層高速化することが可能
となる。
ように大重量のプレス台全体を上昇変位させるのではな
く、比較的軽量な下型保持部材36を本体部35に沿っ
てスライドさせるようにしている。このため、相互に同
期して進行する下型保持部材36の上昇変位および上型
保持部材51の下降変位を高速に行わせることができ
る。したがって、圧着速度を一層高速化することが可能
となる。
【0038】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではない。たとえば、上記の実施例では電線の端部
に端子を圧着する場合について説明したが、電線の途中
部の被覆を除去してこの部位に端子を圧着する場合にも
本発明の端子圧着装置を適用することができる。その
他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を
施すことが可能である。
ものではない。たとえば、上記の実施例では電線の端部
に端子を圧着する場合について説明したが、電線の途中
部の被覆を除去してこの部位に端子を圧着する場合にも
本発明の端子圧着装置を適用することができる。その
他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を
施すことが可能である。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の端子圧着装置によ
れば、上型と下型とが同期して変位させられ、これによ
り、端子の圧着が達成される。このため、1回の動作で
端子の圧着を達成することができる。この結果、端子圧
着速度が格段に向上される。また、上型と下型とは単一
の駆動源からの駆動力を得て完全に同期して変位するか
ら、上型と下型とを確実に出会わせることができる。し
たがって、端子の圧着が確実に行える。
れば、上型と下型とが同期して変位させられ、これによ
り、端子の圧着が達成される。このため、1回の動作で
端子の圧着を達成することができる。この結果、端子圧
着速度が格段に向上される。また、上型と下型とは単一
の駆動源からの駆動力を得て完全に同期して変位するか
ら、上型と下型とを確実に出会わせることができる。し
たがって、端子の圧着が確実に行える。
【0040】さらに、電線の被圧着部は初期位置から変
位することがなく、このため電線に曲がりを生じさせる
ことなく端子の圧着を達成できる。したがって、後工程
に不具合が生じることがない。また、固定配置された本
体部に対して下型を保持する下型保持部材と、上型を保
持する上型保持部材とを所定方向に関してスライド自在
に取り付け、駆動機構により下型保持部材および上型保
持部材を相互に近接変位させるようにすれば、比較的軽
量な上型保持部材および下型保持部材を高速にスライド
変位させることによって、端子の圧着をより高速に行わ
せることができる。
位することがなく、このため電線に曲がりを生じさせる
ことなく端子の圧着を達成できる。したがって、後工程
に不具合が生じることがない。また、固定配置された本
体部に対して下型を保持する下型保持部材と、上型を保
持する上型保持部材とを所定方向に関してスライド自在
に取り付け、駆動機構により下型保持部材および上型保
持部材を相互に近接変位させるようにすれば、比較的軽
量な上型保持部材および下型保持部材を高速にスライド
変位させることによって、端子の圧着をより高速に行わ
せることができる。
【図1】本発明の一実施例の端子圧着装置の正面図であ
る。
る。
【図2】図1に示された構成の右側面図である。
【図3】上記端子圧着装置の全体の構成を示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】布線台の平面図である。
【図5】電線クランプの構成を拡大して示す図であり、
(a) は電線クランプを構成するクランプ部材の斜視図で
あり、(b) は電線クランプの長手方向に交差する切断面
から見た断面図である。
(a) は電線クランプを構成するクランプ部材の斜視図で
あり、(b) は電線クランプの長手方向に交差する切断面
から見た断面図である。
【図6】偏心カムに関連する構成を拡大して示す断面図
である。
である。
【図7】端子送り機構の構成を拡大して示す正面図であ
る。
る。
1 電線 2 布線板 3 搬送機構 6 電線クランプ(電線保持手段) 7 クランプ部材 31 上金型 32 下金型 33 端子 35 本体部 36 下型保持部材 38 モータ(駆動源) 39 ギアボックス 43 回転軸 44 偏心カム 45 ローラフォロア 48 タイミングベルト 49 回転軸 51 上型保持部材 53 リンク 55 リンク 61 クランク腕 62 偏心軸 70 端子送り機構
フロントページの続き (72)発明者 佐久間 悌二 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】上型と下型との間で端子と電線とを挟み、
端子を変形させて電線に圧着する端子圧着装置におい
て、 上型と下型との間の所定位置に電線の被圧着部を浮遊状
態で保持する電線保持手段と、 下型の上に端子が位置するように、端子を保持する端子
保持手段と、 上型および下型が上記所定位置にほぼ同時に到達するよ
うに、この上型および下型を同期して変位させる駆動機
構と、 この駆動機構に駆動力を与える単一の駆動源とを含むこ
とを特徴とする端子圧着装置。 - 【請求項2】上記駆動源はモータであり、 上記駆動機構は、上記モータからの回転力を得て下型を
上型に向けて変位させるカムと、上記モータからの回転
力を得て上型を下型に向けて変位させるクランク機構と
を含むものであることを特徴とする請求項1記載の端子
圧着装置。 - 【請求項3】上記電線保持手段は、複数本の電線の被圧
着部を一定間隔で保持することができるものであり、 この電線保持手段に保持された複数本の電線を順次上型
と下型との間に供給すべく電線保持手段を搬送する搬送
手段と、 電線が供給される度ごとに、上記駆動源を間欠的に駆動
する駆動制御手段とをさらに含むことを特徴とする請求
項1または2記載の端子圧着装置。 - 【請求項4】上記駆動機構は、固定配置された本体部
と、この本体部に対して所定方向にスライド自在である
ように取り付けられ、上記下型を保持する下型保持部材
と、上記本体部に対して上記所定方向にスライド自在で
あるように取り付けられ、上記上型を保持する上型保持
部材とを含むものであることを特徴とする請求項1、2
または3記載の端子圧着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4155349A JPH05347176A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 端子圧着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4155349A JPH05347176A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 端子圧着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05347176A true JPH05347176A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15603953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4155349A Pending JPH05347176A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 端子圧着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05347176A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998024158A1 (en) * | 1996-11-26 | 1998-06-04 | The Whitaker Corporation | Apparatus for terminating electrical wires |
| CN114824983A (zh) * | 2022-04-15 | 2022-07-29 | 芜湖侨云友星电气工业有限公司 | 一种新能源汽车高压线束总成的自动化制造装置 |
| CN118801185A (zh) * | 2024-09-13 | 2024-10-18 | 深圳市瑞天泰科技有限公司 | 一种汽车线束加工用端子自动压接设备 |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP4155349A patent/JPH05347176A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998024158A1 (en) * | 1996-11-26 | 1998-06-04 | The Whitaker Corporation | Apparatus for terminating electrical wires |
| CN114824983A (zh) * | 2022-04-15 | 2022-07-29 | 芜湖侨云友星电气工业有限公司 | 一种新能源汽车高压线束总成的自动化制造装置 |
| CN114824983B (zh) * | 2022-04-15 | 2024-03-26 | 芜湖侨云友星电气工业有限公司 | 一种新能源汽车高压线束总成的自动化制造装置 |
| CN118801185A (zh) * | 2024-09-13 | 2024-10-18 | 深圳市瑞天泰科技有限公司 | 一种汽车线束加工用端子自动压接设备 |
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