JPH05347194A - ストロボ装置 - Google Patents

ストロボ装置

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JPH05347194A
JPH05347194A JP3154263A JP15426391A JPH05347194A JP H05347194 A JPH05347194 A JP H05347194A JP 3154263 A JP3154263 A JP 3154263A JP 15426391 A JP15426391 A JP 15426391A JP H05347194 A JPH05347194 A JP H05347194A
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trigger
voltage
discharge tube
diode
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Kazuo Tanaka
和雄 田中
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West Electric Co Ltd
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    • G03B15/00—Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
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    • G03B15/03—Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
    • G03B15/05—Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
    • H—ELECTRICITY
    • H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00—Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14—Circuit arrangements
    • H05B41/30—Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、トリガ−コンデンサの放電動作に
よりトリガ−トランスの一次巻線に誘起される振動電圧
を閃光放電管の両端に印加すると共に、イオン化状態時
の閃光放電管を介してトリガ−コンデンサを急速充電す
ることにより、閃光放電管の両端に主コンデンサの充電
電圧以上の高電圧を印加し、高速繰り返し発光動作時の
発光抜け防止を実現できる絶縁ゲ−ト型バイポ−ラトラ
ンジスタ(I.G.B.T.)を閃光放電管と直列に接
続したストロボ装置を提供することを目的とする。 【構成】 閃光放電管5とI.G.B.T.の間にダイ
オ−ド11を接続し、該ダイオ−ド11のアノ−ドとト
リガ−コンデンサ14の高電位側端子との間に順方向に
ダイオ−ドを17を接続して構成される。また、上記ダ
イオ−ド17の両端に倍圧コンデンサ20と抵抗21と
からなる倍圧手段19を接続して構成され、さらに、上
記抵抗21の両端にダイオ−ド22を接続しても構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、閃光放電管と直列にこ
の閃光放電管の発光動作を制御する絶縁ゲ−ト型バイポ
−ラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transisto
r;以下、I.G.B.T.と記す)を接続したストロ
ボ装置に関し、特に、高速繰り返し発光させる場合に有
効となる上記閃光放電管への電圧供給系に特徴を有する
ストロボ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より上述のようなI.G.B.T.
を使用したストロボ装置としては、特開昭64−170
33号公報に示された装置が周知である。
【0003】この装置は図3に示したように、周知のD
C−DCコンバ−タ回路である直流高圧電源1、この電
源1により充電される主コンデンサ2、上記電源1に併
設され後述する発光制御回路7に定電圧を供給する定電
圧回路3、閃光放電管5をトリガ−する公知のトリガ−
回路4、カメラボディ内の制御手段8と接続され、種々
の信号の授受を行いトリガ−回路4を動作させるための
トリガ−信号等、種々の出力信号を発生する制御回路
6、閃光放電管5に直列接続されたI.G.B.T.の
オン・オフを制御し上記閃光放電管5の発光を制御する
発光制御回路7および閃光放電管5に主コンデンサ2の
充電電圧の2倍圧を印加する倍圧回路9とを備えて構成
されている。
【0004】上記装置においてスイッチSwをオンする
と、直流高圧電源1が動作し、主コンデンサ2、倍圧コ
ンデンサ9aが、上記直流高圧電源1の出力する高電圧
によって図示極性のように充電される。また、低圧電源
Eにて制御回路6の電源として機能する電源用コンデン
サCeが充電され、さらに、定電圧回路3のコンデンサ
3aも充電されることになる。よって、制御回路6は作
動を開始し、発光制御回路7は発光準備状態となる。
【0005】上記の各コンデンサの充電がなされた状態
において、制御手段8より発光開始信号が制御回路6に
入力されると、制御回路6は動作し、その出力端子Oa
から高レベル信号を出力して発光制御回路7のトランジ
スタQa,Qbをオンさせる。
【0006】トランジスタQa,Qbがオンすると、コ
ンデンサ3aの充電電圧によりI.G.B.T.がオン
し、よってトリガ−回路4も動作し、この結果、閃光放
電管5は主コンデンサ2の充電電荷を消費して発光する
ことになる。
【0007】上記発光途上において、制御手段8より発
光停止信号が制御回路6に入力されると制御回路6は動
作し、出力端子Obから高レベル信号を出力して発光制
御回路7のトランジスタQc,Qdをオンせしめる。こ
れにより、それまでオンしていたトランジスタQb、
I.G.B.T.がオフし、この結果、閃光放電管5の
発光が停止する。
【0008】上記のような動作が図3に示した従来装置
の基本的な動作である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】I.G.B.T.を使
用したストロボ装置は周知であり、転流コンデンサを用
いて発光停止を行う従来装置とは異なり発光オ−バ−が
なくなり、また、高速の繰り返し発光動作、装置形状の
小型化を実現できることになる。
【0010】しかしながら、高速の繰り返し発光動作に
ついて詳細に見てみると、依然として以下のような問題
点を有している。
【0011】すなわち、高速の繰り返し発光動作の周期
が所定の周期以上の高周期、例えば数十Hz以上のある周
期帯になると、図3に示した構成では、倍圧コンデンサ
9aの十分な充電が行われないうちに次回の発光動作が
なされる状態となることが考えられ、かかる場合、倍圧
回路9の作用が期待できないことから閃光放電管5を発
光させられなくなり、発光抜けを生じることになる不都
合点を有している。
【0012】具体的に述べると、上記倍圧コンデンサ9
aは閃光放電管5のカソ−ド電位が低レベルになされた
時点において初めてその充電が開始される、換言すれば
上記カソ−ド電位が高レベルのうちはその充電がなされ
ないことは図示した回路構成からも明らかである。
【0013】ところで、上記カソ−ド電位は、閃光放電
管5が一度発光すると、エネルギ−供給を停止してもそ
のイオン化状態が終了して初期状態に復帰するまでの期
間、高電位に維持されることが周知であり、また上記倍
圧コンデンサ9aは適宜の充電時定数を有し、したがっ
て、上述した期間、あるいは上記期間を経過した後であ
っても上記時定数を経過していない時点において次回の
発光動作がなされた場合、上記倍圧コンデンサ9aに充
分な充電が行われることはなく、この結果、倍圧回路9
の作用を期待できなくなるわけである。
【0014】なお、上述したある周期帯を越える極めて
高周期の場合には、閃光放電管5がトリガ−されなくて
も発光できるような状態にある時に次回の発光のための
動作がなされることになるため、閃光放電管5は極めて
容易に発光することになり、先に述べた発光抜けを生じ
ないことは周知である。
【0015】一方、閃光放電管において小型化および発
光光量の増大を行うことを考える場合、内部ガス圧を高
くし高インピ−ダンス化する方法が周知であるが、かか
る方法は、上記閃光放電管の放電開始電圧が上昇するこ
とが知られており、加えて、高速の繰り返し発光動作を
考えると、小型化により放熱特性が悪化し、また高イン
ピ−ダンス化により熱蓄積特性が高くなり、より一層発
光開始電圧が上昇することが考えられ、上述した状況と
併せて考えると、倍圧回路の作用が期待できないこと
は、閃光放電管の発光にますます不利となってしまうこ
とになる。
【0016】本発明は上記のような不都合点を考慮して
なしたもので、トリガ−動作時におけるトリガ−トラン
スの巻線に生じる高電圧を主コンデンサに重畳して閃光
放電管の両端に印加できるようになし、数十Hz以上の高
速繰り返し発光動作時において次回の発光動作を確実に
行うことができる小型、高インピ−ダンス化した閃光放
電管を採用できるストロボ装置を提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によるストロボ装
置は、直流高圧電源と、この直流高圧電源の両端に接続
され、上記直流高圧電源が供給されることにより充電さ
れる主コンデンサと、閃光放電管と第1のダイオ−ドと
I.G.B.T.とを直列接続してなり、上記主コンデ
ンサの両端に接続される第1直列接続体と、充電抵抗と
トリガ−コンデンサおよびトリガ−トランスとを直列接
続してなり、上記主コンデンサの両端に接続される第2
直列接続体と、発光開始信号が供給される制御極、上記
トリガ−コンデンサの高電位側と接続される高電位側端
子、上記第1のダイオ−ドとI.G.B.T.との接続
点と接続される低電位側端子を有したトリガ−スイッチ
素子と、アノ−ドが上記閃光放電管と第1のダイオ−ド
との接続点に接続され、カソ−ドが上記トリガ−コンデ
ンサの高電位側と接続された第2のダイオ−ドと、上記
I.G.B.T.の制御極と接続される出力端子を有
し、上記I.G.B.T.の導通、非導通動作を制御す
る駆動制御回路とを備えて構成される。
【0018】
【作用】本発明によるストロボ装置は上記のように構成
されることから、I.G.B.T.がオンしている状態
において、あるいはオン動作に応答して、まず、発光開
始信号が供給されると、トリガ−スイッチ素子がオン
し、トリガ−コンデンサの充電電荷がトリガ−スイッチ
素子、I.G.B.T.、トリガ−トランスの一次巻線
を介して放出され、その二次巻線に誘起される高電圧に
よって閃光放電管が励起される。
【0019】このとき、上記一次巻線にもトリガ−コン
デンサの放電に伴う振動電圧が誘起され、この誘起され
た振動電圧は、その一部が主コンデンサ、第2のダイオ
−ドを介して閃光放電管の両端に印加されることにな
る。すなわち、上記振動電圧の一部は主コンデンサの充
電電圧に重畳され、閃光放電管の両端に印加されること
になる。
【0020】この結果、閃光放電管は容易にその発光動
作を開始し、すなわち主コンデンサの充電電荷を消費し
て発光する。
【0021】一方、駆動制御回路の動作によりI.G.
B.T.がオフすると、閃光放電管がイオン化状態を経
て初期状態に復帰するとともにトリガ−スイッチ素子が
オフする。
【0022】閃光放電管がイオン化状態となると、本発
明においては上記イオン化状態の閃光放電管、第2のダ
イオ−ド、トリガ−コンデンサ、トリガ−トランスの一
次巻線を介して電流が流れることになる。
【0023】この結果、トリガ−コンデンサの充電が行
われ、一方この充電動作における充電時定数は極めて小
さくなる。すなわち、本発明におけるトリガ−コンデン
サは、初回の発光動作以降、I.G.B.T.がオフす
ると瞬時に充電されることになる。
【0024】したがって、2回目以降の発光動作におい
てもトリガ−コンデンサの放電による閃光放電管の励起
動作、いわゆるトリガ−動作は安定して行われることに
なり、加えて一次巻線に誘起される振動電圧の一部が主
コンデンサ等を介して閃光放電管の両端に印加されるこ
とになる。
【0025】すなわち、閃光放電管の両端は、上述した
トリガ−動作がなされると、必ず上記一次巻線に誘起さ
れる振動電圧の一部によって主コンデンサの端子電圧以
上に昇圧され、この結果、周知の倍圧手段が動作した場
合と同様の作用、効果を期待できることになる。
【0026】
【実施例】図1は本発明によるストロボ装置の一実施例
を示す電気回路図であり、図中、図3と同符号の要素は
同一機能の要素を示している。
【0027】周知のDC−DCコンバ−タ回路や積層電
源等からなる直流高圧電源1の両端には、主コンデンサ
2が接続されている。
【0028】主コンデンサ2の両端には、閃光放電管5
と第1のダイオ−ド11とI.G.B.T.とを直列接
続した第1の直列接続体10と、充電抵抗13とトリガ
−コンデンサ14とトリガ−トランス15とを直列接続
した第2の直列接続体12が接続されている。
【0029】充電抵抗13とトリガ−コンデンサ14と
の接続点Aと第1のダイオ−ド11とI.G.B.T.
との接続点B間には、発光開始信号が供給される制御極
16aを有したトリガ−スイッチ素子であるSCR16
が接続されている。
【0030】すなわち、SCR16の高電位側端子はト
リガ−コンデンサ14の高電位側と接続され、また、そ
の低電位側端子は第1のダイオ−ドのカソ−ドと接続さ
れている。
【0031】第1のダイオ−ド11と閃光放電管5との
接続点Cと上述した接続点Aとの間には、第2のダイオ
−ド17が順方向に接続されている。
【0032】I.G.B.T.のゲ−トは、このI.
G.B.T.の導通、非導通動作を制御する駆動制御回
路18の出力端子と接続されている。駆動制御回路18
の入力端子18aには、例えば発光停止信号が供給され
る。
【0033】上記駆動制御回路18としては、I.G.
B.T.を、直流高圧電源1の動作に応答してオンせし
め、発光停止信号が供給されることによりオフせしめる
ような制御方式の回路、あるいはI.G.B.T.を、
発光開始信号に応答、すなわち発光動作時のみオンせし
め、発光停止信号が供給されることによりオフせしめる
ような制御方式の回路が考えられる。
【0034】以下、図1に示した本発明によるストロボ
装置の一実施例の動作について詳述する。
【0035】なお、駆動制御回路18としては、先に述
べた2つの回路の内の前者の回路を採用しているとす
る。
【0036】今、図示していない適宜の電源スイッチの
投入等により直流高圧電源1が動作を開始すると、その
出力端子間に出力される直流高電圧により主コンデンサ
2およびトリガ−コンデンサ14の図示極性への充電が
行われると共に、駆動制御回路18が上記直流高圧電源
1の動作開始に応答して動作状態となる。
【0037】駆動制御回路18は、動作状態になること
によりその出力端子よりI.G.B.T.のオン電圧を
出力し、I.G.B.T.を導通準備状態になす。
【0038】上述した各コンデンサの充電がなされた状
態における適宜時点において、発光開始信号がトリガ−
スイッチ手段を構成するSCR16の入力端子16aに
供給されると、このSCR16は、I.G.B.T.が
駆動制御回路18の動作により導通準備状態になされて
いることからオンする。
【0039】SCR16がオンすると、トリガ−コンデ
ンサ14の充電電荷がSCR16、I.G.B.T.、
トリガ−トランス15の一次巻線を介して放出され、そ
の二次巻線に誘起される高電圧によって閃光放電管5が
励起され、また、上記一次巻線には図示極性の電圧を含
む振動電圧が誘起されることになる。
【0040】したがって、閃光放電管5の両端電圧は、
上記一次巻線に誘起された振動電圧の一部である図示極
性の電圧によって主コンデンサ2の充電電圧よりも高い
電圧まで昇圧され、この結果、上記閃光放電管5は極め
て容易に発光動作を開始し、すなわち上記SCR16の
オン時点より主コンデンサ2の充電電荷を消費して発光
する。なお、上記振動電圧の図示極性とは逆極性の電圧
の閃光放電管5への印加は、第2のダイオ−ド17に阻
止され、行われない。
【0041】閃光放電管5が発光している適宜時点にお
いて、駆動制御回路18の入力端子18aに発光停止信
号が供給されるとI.G.B.T.がオフせしめられ
る。
【0042】I.G.B.T.がオフすると、主コンデ
ンサ2およびトリガ−コンデンサ14の放電ル−プが遮
断され、よって、閃光放電管5はイオン化状態を経て初
期状態に復帰し、同時にSCR16もオフする。なお、
I.G.B.T.のオフ期間は、上記駆動制御回路18
に供給される発光停止信号の供給期間自体によって、あ
るいは駆動制御回路18自体の動作によって、かつ閃光
放電管5の発光形態を考えて制御されることになるが、
本実施例においては、発光停止信号の供給期間自体を
I.G.B.T.のオフ期間とするものとして以降の説
明を行う。
【0043】先にも述べたが、本発明は、閃光放電管5
のカソ−ドとトリガ−コンデンサ14の高電位側とを接
続する第2のダイオ−ド17を有しており、よって上記
I.G.B.T.のオフにより閃光放電管5がイオン化
状態となり、そのカソ−ド電位が高電位になると、主コ
ンデンサ2、閃光放電管5、第2のダイオ−ド17、ト
リガ−コンデンサ14、トリガ−トランス15のル−プ
で電流が流れることになる。すなわち、閃光放電管5の
イオン化状態時、トリガ−コンデンサ14の充電が上記
第2のダイオ−ド17を介して行われる。
【0044】また、上記充電ル−プに高インピ−ダンス
素子はなく、よってその充電時定数は極めて小さくな
り、上記トリガ−コンデンサ14の充電は瞬時になされ
ることは言うまでもない。
【0045】次に、I.G.B.T.がオフしている状
態において、次回の発光を行うべく駆動制御回路18へ
の発光停止信号の供給を停止すると共に発光開始信号を
SCR16の制御極16aに供給すると、SCR16が
オンする。
【0046】SCR16がオンすると、先の場合同様、
トリガ−コンデンサ14のトリガ−トランス15を介し
ての放電により閃光放電管5が励起され、また、トリガ
−トランス15の一次巻線に図示極性の電圧を含む振動
電圧が誘起される。
【0047】上記振動電圧の一部、すなわち図示極性の
電圧は、主コンデンサ2、第2のダイオ−ド17、トリ
ガ−コンデンサ14を介して閃光放電管5の両端に印加
され、したがって、閃光放電管5の両端電圧は、主コン
デンサ2の充電電圧よりも高い電圧まで昇圧され、この
結果、閃光放電管5は極めて容易に発光動作を開始し、
主コンデンサ2の充電電荷を消費して発光する。
【0048】ところで、上記トリガ−コンデンサ14
は、上述したように閃光放電管5のイオン化状態時に第
2のダイオ−ド17を介して瞬時に充電されるため、高
周期の発光動作を行う場合の放電動作も、極めて安定し
た、かつ所望の動作となる。
【0049】したがって、上記振動電圧の発生状態およ
び閃光放電管5への印加状態も極めて安定し、この結
果、閃光放電管5の発光抜けを防止できることになる。
【0050】以降、適宜の高速繰り返し発光動作を行っ
た後、発光停止信号を閃光放電管5のイオン化状態を経
ての初期状態への復帰時間を考慮した期間以上供給し、
上記閃光放電管5を完全に初期状態に復帰させ、さらに
I.G.B.T.を再びオン状態になすことにより、本
実施例のストロボ装置は高速繰り返し発光動作を開始す
る前の状態に復帰する。
【0051】図2は本発明によるストロボ装置の他の実
施例を示す電気回路図であり、図中、図1と同符号の構
成要素は同一要素を示している。
【0052】図2からも明らかなように、この実施例は
図1に示した実施例の第2のダイオ−ド17の両端に、
倍圧コンデンサ20と抵抗21とを直列接続してなる倍
圧手段19を接続した例である。
【0053】ところで上記倍圧コンデンサ20の充電
は、閃光放電管5の発光動作前に行う必要があるが、か
かる充電は、駆動制御回路18として、先にも述べたが
例えば、I.G.B.T.を、直流高圧電源1の動作に
応答してオンせしめ、発光停止信号が供給されることに
よりオフせしめるような制御方式の回路を採用する場
合、上記I.G.B.T.を介して行われ、特に問題は
生じない。
【0054】一方、駆動制御回路18として、I.G.
B.T.を、発光開始信号に応答、すなわち発光動作時
のみオンせしめ、発光停止信号が供給されることにより
オフせしめるような制御方式の回路を採用した場合に
は、上記倍圧コンデンサ20の充電ル−プを形成するた
めに、例えば図1中に破線で示した抵抗RをI.G.
B.T.と並列に設ける必要がある。
【0055】なお、I.G.B.T.と並列接続される
抵抗Rは、駆動制御回路18として直流高圧電源1に応
答する方式の回路を採用する場合に設けても良く、かか
る場合、抵抗Rは、倍圧コンデンサ20の充電ル−プ形
成用ではなく、I.G.B.T.の浮遊容量成分の充電
電荷放電用の素子として機能することになり、また、図
示はしないが、図1に示した実施例に、同様の目的で
I.G.B.T.と並列接続された抵抗Rを設けても良
い。
【0056】以下、図2に示した実施例の動作について
述べるが、基本的には、先に述べた図1の実施例の動作
に倍圧手段19の動作が加えてなされるだけで、その他
の回路構成による動作は図1の実施例の動作と等しい動
作となる。なお、駆動制御回路18としては、前述した
直流高圧電源1に応答する方式の回路を採用していると
する。
【0057】すなわち、直流高圧電源1が動作を開始す
ると、先の実施例同様、主コンデンサ2、トリガ−コン
デンサ14の図示極性への充電がなされると共に、駆動
制御回路18が動作を開始し、I.G.B.T.がオン
状態になされる。
【0058】I.G.B.T.がオン状態になると、本
実施例は先の実施例とは異なり、倍圧手段19の倍圧コ
ンデンサ20の図示極性への充電が行われる。
【0059】上述した各コンデンサ2、14、20の充
電がなされた状態において発光開始信号がSCR16の
制御極16aに供給されると、SCR16がオンし、こ
のSCR16のオンによりトリガ−コンデンサ14の充
電電荷がトリガ−トランス15等を介して放電され、同
時に、倍圧コンデンサ20の充電電圧が、上記SCR1
6、I.G.B.T.、主コンデンサ2を介して閃光放
電管5の両端に印加されることになる。
【0060】閃光放電管5は、上記放電動作にともない
トリガ−トランス15の二次巻線に誘起される高電圧に
より励起され、また、その両端に上記トリガ−トランス
15の一次巻線に誘起される図示極性の電圧を含む振動
電圧が、主コンデンサ2の充電電圧に重畳されて印加さ
れる。
【0061】したがって、閃光放電管5の両端電圧は、
上記倍圧コンデンサ20の充電電圧、あるいは上記一次
巻線に誘起される振動電圧によって主コンデンサ2の充
電電圧の約2倍の電圧まで昇圧され、よって閃光放電管
5は極めて容易に発光動作を開始し、主コンデンサ2の
充電電荷を消費して発光する。
【0062】ここで、本実施例における上記一次巻線に
誘起される振動電圧の閃光放電管5の両端への印加状態
についてみてみると、倍圧コンデンサ20等からなる倍
圧手段19が第2のダイオ−ド17の両端に設けられて
いることから、先の実施例のように図示極性とは逆極性
の電圧の印加が阻止されることはなく、振動電圧の全部
が印加される印加状態となる。
【0063】しかしながら、上記一次巻線に誘起された
振動電圧の有する電気的なエネルギ−についてみてみる
と、主コンデンサ2あるいは倍圧コンデンサ20の有す
るそれに比して小さいことは詳述するまでもなく、上記
印加状態が上述した閃光放電管5の両端電圧を昇圧する
作用に悪影響を及ぼすことはない。
【0064】閃光放電管5の発光途上において、発光停
止信号が駆動制御回路18の入力端子18aに供給され
I.G.B.T.がオフすると、上記主コンデンサ2お
よびトリガ−コンデンサ14の放電ル−プが遮断され、
閃光放電管5はイオン化状態を経て初期状態に復帰しよ
うとし、またSCR16がオフする。
【0065】閃光放電管5がイオン化状態になると、閃
光放電管5、第2のダイオ−ド17、トリガ−コンデン
サ14およびトリガ−トランス15を介して電流が流
れ、この結果、上記トリガ−コンデンサ14の充電が瞬
時になされる。
【0066】一方、倍圧コンデンサ20は、I.G.
B.T.がオフしている期間はその充電ル−プが形成さ
れないため充電されることはなく、本実施例の場合、上
記充電は発光停止信号の供給が停止され、I.G.B.
T.がオン状態に復帰した時点より行われることにな
る。なお、図2中に破線で示した抵抗Rを備えている場
合、この抵抗Rを介して充電動作が行われることになる
が、適宜の充電時定数を有することになることは冒頭に
述べた従来装置と同様である。
【0067】次に、I.G.B.T.がオフしている状
態において、次回の発光を行うべく駆動制御回路18へ
の発光停止信号の供給を停止すると共に発光開始信号を
SCR16の制御極16aに供給すると、I.G.B.
T.がオン状態に復帰し、SCR16がオンする。
【0068】SCR16がオンすると、先の実施例同
様、トリガ−コンデンサ14のトリガ−トランス15を
介しての放電動作により閃光放電管5が励起され、ま
た、トリガ−トランス15の一次巻線に図示極性の電圧
を含む振動電圧が誘起される。
【0069】同時に、本実施例は、倍圧コンデンサ20
が主コンデンサ2と直列に接続されるが、I.G.B.
T.がオフしている状態における発光開始動作であり、
先の場合とは異なり倍圧コンデンサ20の充電がなされ
ておらず、かかる場合、上記倍圧コンデンサ20による
閃光放電管5の両端の昇圧作用は行われない。
【0070】また、前述した抵抗Rを有する場合も、充
電時定数と発光停止動作から上記発光開始動作までの期
間との関係にもよるが、冒頭にも述べたように、充分な
電圧値が得られず満足な昇圧作用を期待できなくなるこ
とが考えられる。
【0071】換言すれば、冒頭に述べた従来装置同様、
I.G.B.T.がオフしている時点において次回の発
光開始動作を行う、いわゆる高速の繰り返し発光を行う
場合、2回目以降の発光動作においては、倍圧手段19
による作用、効果を得られないことになる。
【0072】しかしながら、本発明においては、先の実
施例でも述べたように、トリガ−コンデンサ14の放電
動作にともないトリガ−トランス15の一次巻線に誘起
される振動電圧が主コンデンサ2の充電電圧に重畳され
て閃光放電管5の両端に印加されることになる。
【0073】したがって、閃光放電管5の両端電圧は、
倍圧コンデンサ20の状態、すなわち倍圧手段19の動
作状態に関係なく、主コンデンサ2の充電電圧値よりも
高い電圧まで昇圧され、よって閃光放電管5は容易に発
光動作を開始し、主コンデンサ2の充電電荷を消費して
発光する。
【0074】なお、上記トリガ−コンデンサ14の充電
はイオン化状態時の閃光放電管5、第2のダイオ−ド1
7等を介して瞬時に行われ、よって先の実施例同様、高
周期の発光動作を行う場合においても、上述した閃光放
電管5の励起および両端電圧の昇圧を行うための放電動
作は、極めて安定、かつ所望の動作となり、この結果、
図2に示した実施例も閃光放電管5の発光抜けを防止で
きることになる。
【0075】以降、先の実施例同様、適宜の高速繰り返
し発光動作を行った後、発光停止信号を駆動制御回路1
8の入力端子18aに閃光放電管5の初期状態への復帰
時間を考慮した期間以上供給し、上記閃光放電管5を完
全に初期状態に復帰させ、さらにI.G.B.T.を再
びオン状態になすことにより、本実施例のストロボ装置
は高速繰り返し発光動作を開始する前の状態に復帰す
る。
【0076】以上述べた図2に示した実施例は、図1に
示した実施例とは異なり、倍圧コンデンサ20等からな
る倍圧手段19を備え、さらに上記倍圧コンデンサ20
の有する電気的なエネルギ−がトリガ−コンデンサ14
の放電に伴い誘起される振動電圧の有するそれに比して
大きいことを考えると、閃光放電管5として、図1に示
した実施例において採用できる閃光放電管より、より発
光しにくい閃光放電管を採用できることになる。
【0077】すなわち、閃光放電管は、一度発光すると
以後の発光は発光前に比較して極めて発光しやすくなる
ことが、逆に述べれば1回目の発光動作は極めて発光し
にくい状態にあることが知られおり、一方、図2に示し
た実施例は、倍圧手段19により1回目に大きなエネル
ギ−による倍圧作用を得ることができ、したがって、前
述したように、高速の繰り返し発光時において2回目以
降の発光動作に対しては上記倍圧手段19の作用、効果
を期待できず、かかる点は図1に示した実施例と同条件
であるものの、より発光しにくい閃光放電管の採用を実
現できることになるわけである。
【0078】ところで、図2に示した実施例の動作説明
においては2回目以降の発光開始信号の供給と同期させ
ていたI.G.B.T.のオン状態への復帰を、上記発
光開始信号の供給前に行うと、上記オン状態復帰時に、
I.G.B.T.のオフ動作時に充電されていたトリガ
−コンデンサ14から倍圧手段19に電流が流れ、倍圧
コンデンサ20の充電が行われることになる。
【0079】この充電動作は、トリガ−コンデンサ14
に充電されていたエネルギ−を分割することになり、こ
のままの状態で次回の発光開始動作がなされると、トリ
ガ−コンデンサ14、倍圧コンデンサ20とも不充分な
充電状態で動作することになり、閃光放電管5の励起動
作、閃光放電管5の両端電圧の昇圧動作とも、所望状態
で行うことができなくなり、採用している閃光放電管の
特性によっては発光抜けを生じる恐れがある。
【0080】かかる恐れを防止するには、上記トリガ−
コンデンサ14による倍圧コンデンサ20の充電ル−プ
の充電時定数を、例えば抵抗21として高抵抗値の抵抗
を採用することにより大きく設定すれば、すなわち上記
トリガ−コンデンサ14による倍圧コンデンサ20の充
電動作が短時間内に行えないようにすれば良い。
【0081】しかしながら、上記のように抵抗21の抵
抗値を高くするなどして倍圧コンデンサ20の充電時定
数を大きくすると、今度は、その充電電荷の放出動作が
影響を受けることになる。すなわち、倍圧コンデンサ2
0が正常に充電されていても、その放電ル−プ内に例え
ば高抵抗値の抵抗21が存在すると、閃光放電管5の両
端に充分なエネルギ−を供給することができなくなり、
閃光放電管5の両端電圧を昇圧するという倍圧コンデン
サ20本来の機能を果たせなくなる不都合を生じること
になる。
【0082】したがって、上記のように倍圧コンデンサ
20の充電時定数を大きくした場合、図2中に破線で示
したように、倍圧手段19の抵抗21の両端に、そのア
ノ−ドが第1のダイオ−ド11のアノ−ドと接続される
ダイオ−ド22を設けることが極めて有効となる。
【0083】すなわち、上記ダイオ−ド22を設けるこ
とにより、倍圧コンデンサ20の充電時定数は大きいま
まで、一方、その充電電荷の放電ル−プは、高抵抗値の
抵抗21を介することなく上記ダイオ−ド22を介して
形成されることになり、この結果、トリガ−コンデンサ
14からの倍圧コンデンサ20への電流の流入が制限さ
れると共に、先に述べたような不都合の発生を防止でき
ることになる。
【0084】
【発明の効果】本発明によるストロボ装置は、I.G.
B.T.のオフ時に閃光放電管がイオン化状態になると
同時に、このイオン化状態の閃光放電管を介してトリガ
−コンデンサの充電を行うと共に、上記トリガ−コンデ
ンサのトリガ−トランスを介しての放電動作にともない
上記トリガ−トランスの一次巻線に誘起される振動電圧
を、主コンデンサの充電電圧に重畳して閃光放電管の両
端に印加できることから、発光動作時、その周期にかか
わらず閃光放電管の励起動作および閃光放電管の両端電
位の昇圧動作を安定して行えることになり、この結果、
数十Hz以上の高速繰り返し発光動作を発光抜けを生じる
ことなく実現できる、換言すればI.G.B.T.の高
周期のオン・オフ動作に追従して閃光放電管を確実に発
光させることができる効果を有している。
【0085】また、閃光放電管の両端に主コンデンサの
充電電圧以上の高電圧を印加できることから、閃光放電
管の発光開始電圧が高くても確実、かつ安定して発光さ
せることができ、この結果、閃光放電管の小型化、かつ
高インピ−ダンス化による装置形状の小型化および発光
光量の増大を実現できる効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるストロボ装置の一実施例を示す電
気回路図
【図2】本発明によるストロボ装置の他の実施例を示す
電気回路図
【図3】特開昭64−17033号公報に示された装置
の一例を示す電気回路図
【符号の説明】
1 直流高圧電源 2 主コンデンサ 5 閃光放電管 10 第1の直列接続体 11 第1のダイオ−ド 12 第2の直列接続体 13 充電抵抗 14 トリガ−コンデンサ 15 トリガ−トランス 16 SCR 17 第2のダイオ−ド 18 駆動制御回路 19 倍圧手段 20 倍圧コンデンサ 21 抵抗 22 ダイオ−ド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流高圧電源と、この直流高圧電源の両端
    に接続され、前記直流高圧電源が供給されることにより
    充電される主コンデンサと、閃光放電管と第1のダイオ
    −ドと絶縁ゲ−ト型バイポ−ラトランジスタとを直列接
    続してなり、前記主コンデンサの両端に接続される第1
    直列接続体と、抵抗とトリガ−コンデンサおよびトリガ
    −トランスとを直列接続してなり、前記主コンデンサの
    両端に接続される第2直列接続体と、発光開始信号が供
    給される制御極、前記トリガ−コンデンサの高電位側と
    接続される高電位側端子、前記第1のダイオ−ドと絶縁
    ゲ−ト型バイポ−ラトランジスタとの接続点と接続され
    る低電位側端子を有したトリガ−スイッチ素子と、アノ
    −ドが前記閃光放電管と第1のダイオ−ドとの接続点に
    接続され、カソ−ドが前記トリガ−コンデンサの高電位
    側と接続された第2のダイオ−ドと、前記絶縁ゲ−ト型
    バイポ−ラトランジスタの制御極と接続される出力端子
    を有し、前記絶縁ゲ−ト型バイポ−ラトランジスタの導
    通、非導通動作を制御する駆動制御回路とを備えてなる
    ストロボ装置。
  2. 【請求項2】直流高圧電源と、この直流高圧電源の両端
    に接続され、前記直流高圧電源が供給されることにより
    充電される主コンデンサと、閃光放電管と第1のダイオ
    −ドと絶縁ゲ−ト型バイポ−ラトランジスタとを直列接
    続してなり、前記主コンデンサの両端に接続される第1
    直列接続体と、充電抵抗とトリガ−コンデンサおよびト
    リガ−トランスとを直列接続してなり、前記主コンデン
    サの両端に接続される第2直列接続体と、発光開始信号
    が供給される制御極、前記トリガ−コンデンサの高電位
    側と接続される高電位側端子、前記第1のダイオ−ドと
    絶縁ゲ−ト型バイポ−ラトランジスタとの接続点と接続
    される低電位側端子を有したトリガ−スイッチ素子と、
    アノ−ドが前記閃光放電管と第1のダイオ−ドとの接続
    点に接続され、カソ−ドが前記トリガ−コンデンサの高
    電位側と接続された第2のダイオ−ドと、倍圧コンデン
    サと抵抗とを直列接続してなり、前記第2のダイオ−ド
    の両端に接続される倍圧手段と、前記絶縁ゲ−ト型バイ
    ポ−ラトランジスタの制御極と接続される出力端子を有
    し、前記絶縁ゲ−ト型バイポ−ラトランジスタの導通、
    非導通動作を制御する駆動制御回路とを備えてなるスト
    ロボ装置。
  3. 【請求項3】倍圧手段は、抵抗の両端にアノ−ドが第1
    のダイオ−ドのアノ−ドと接続されるダイオ−ドを備え
    てなる請求項2記載のストロボ装置。
  4. 【請求項4】絶縁ゲ−ト型バイポ−ラトランジスタの両
    端に抵抗を接続してなる請求項1または2記載のストロ
    ボ装置。
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