JPH0534744A - 非線形光学素子 - Google Patents
非線形光学素子Info
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- JPH0534744A JPH0534744A JP34003091A JP34003091A JPH0534744A JP H0534744 A JPH0534744 A JP H0534744A JP 34003091 A JP34003091 A JP 34003091A JP 34003091 A JP34003091 A JP 34003091A JP H0534744 A JPH0534744 A JP H0534744A
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- Japan
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- nitro
- oxazolidinone
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Pyrrole Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の非線形光学素子は、下記一般式、
【化1】
〔式中、Arは、芳香族性基またはヘテロ芳香族性基であ
り、Rは、炭素数1〜7のアルキル基、炭素数6〜8の
アリール基、炭素数7〜9のアラルキル基または式:
X'SCH 2−(X'はベンジル基または炭素数1〜4のアル
キル基である)で表される基を示す〕で表される化合物
および/または該化合物が高分子マトリックスに化学的
に結合した高分子化合物から成る。 【効果】 本発明の非線形光学素子は、従来の非線形光
学素子として用いられている有機化合物に比して著しく
透明性、安定性、結晶性に優れ且つマトリックス中に容
易に安定に配向分散可能な有機化合物からなっている。
従って、工業的に実用性が高く、波長変換素子等として
好適に利用することができる。
り、Rは、炭素数1〜7のアルキル基、炭素数6〜8の
アリール基、炭素数7〜9のアラルキル基または式:
X'SCH 2−(X'はベンジル基または炭素数1〜4のアル
キル基である)で表される基を示す〕で表される化合物
および/または該化合物が高分子マトリックスに化学的
に結合した高分子化合物から成る。 【効果】 本発明の非線形光学素子は、従来の非線形光
学素子として用いられている有機化合物に比して著しく
透明性、安定性、結晶性に優れ且つマトリックス中に容
易に安定に配向分散可能な有機化合物からなっている。
従って、工業的に実用性が高く、波長変換素子等として
好適に利用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第2高調波および第3
高調波の発生、光混合、光変調、光パラメトリック発
振、光スイッチ等に利用される有機非線形光学素子に関
する。
高調波の発生、光混合、光変調、光パラメトリック発
振、光スイッチ等に利用される有機非線形光学素子に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、無機化合物よりなる非線形光学材
料として、KH2 PO4 、LiNbO3 、(NH4 )H2 PO4 等の
無機強誘電体が知られており、一部のものは波長変換材
料として実用化されている。一方、これらの無機強誘電
体に比べて大きな非線形光学特性を有するものとして、
最近、2−メチル−4−ニトロアニリン、3−メチル−
4−ニトロピリジン−1−オキシド等の有機化合物より
なる非線形光学材料が知られるに至っている。
料として、KH2 PO4 、LiNbO3 、(NH4 )H2 PO4 等の
無機強誘電体が知られており、一部のものは波長変換材
料として実用化されている。一方、これらの無機強誘電
体に比べて大きな非線形光学特性を有するものとして、
最近、2−メチル−4−ニトロアニリン、3−メチル−
4−ニトロピリジン−1−オキシド等の有機化合物より
なる非線形光学材料が知られるに至っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、有機化合物か
らなる光学材料が2次の非線形光学特性を示すために
は、分子自身が鏡映対称を有しない構造であるととも
に、分子が結晶化する際に鏡映対称の対称中心を持たな
い結晶構造を構築できること、あるいは分子がマトリッ
クス中に分散する際に鏡映対称の対称中心を有しないよ
うに配向できることが必要である。さらに実用上、上記
のような構造の結晶の製造あるいはマトリックス中に配
向分散させることが容易であること、得られる結晶ある
いはマトリックス中に配向分散して得られる構造体が吸
湿性や昇華性が低く安定であり、また素子機能の面から
光学的透明性に優れ、非線形光学定数が大きいこと等が
求められる。
らなる光学材料が2次の非線形光学特性を示すために
は、分子自身が鏡映対称を有しない構造であるととも
に、分子が結晶化する際に鏡映対称の対称中心を持たな
い結晶構造を構築できること、あるいは分子がマトリッ
クス中に分散する際に鏡映対称の対称中心を有しないよ
うに配向できることが必要である。さらに実用上、上記
のような構造の結晶の製造あるいはマトリックス中に配
向分散させることが容易であること、得られる結晶ある
いはマトリックス中に配向分散して得られる構造体が吸
湿性や昇華性が低く安定であり、また素子機能の面から
光学的透明性に優れ、非線形光学定数が大きいこと等が
求められる。
【0004】しかしながら、上記の2−メチル−4−ニ
トロアニリンおよび3−メチル−4−ニトロピリジン−
1−オキシドは、対称中心を持たない結晶を作り大きな
非線形光学特性を示すが、安定性に優れた大きな単結晶
を得ることが困難であり、またマトリックス中に対称中
心を有しないように配向分散させることが困難であると
いう問題、さらには光学的透明性が低いという問題を有
している。
トロアニリンおよび3−メチル−4−ニトロピリジン−
1−オキシドは、対称中心を持たない結晶を作り大きな
非線形光学特性を示すが、安定性に優れた大きな単結晶
を得ることが困難であり、またマトリックス中に対称中
心を有しないように配向分散させることが困難であると
いう問題、さらには光学的透明性が低いという問題を有
している。
【0005】従って本発明は、上記の問題点を解決し、
2次の非線形光学特性を示す対称中心を持たない大きな
結晶またはマトリックス中に対称中心を有しない配向分
散した構造を容易に得ることができ、しかも吸湿性や昇
華性が低く、安定で光学的透明性に優れた有機化合物か
らなる非線形光学素子を提供することを目的とする。
2次の非線形光学特性を示す対称中心を持たない大きな
結晶またはマトリックス中に対称中心を有しない配向分
散した構造を容易に得ることができ、しかも吸湿性や昇
華性が低く、安定で光学的透明性に優れた有機化合物か
らなる非線形光学素子を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下記一
般式(1):
般式(1):
【化2】 〔式中、X,Y,Zは、それぞれ炭素原子、酸素原子、
硫黄原子または窒素原子を表し、酸素原子を除く他の原
子は、水素原子または1価もしくは2価の置換基を有し
ていてもよく、Arは、芳香族性基またはヘテロ芳香族性
基を示し、その環上に置換基を有していてもよい〕で表
される化合物(以下、「特定化合物」と称する)および
/または特定化合物が高分子マトリックスに化学的に結
合した高分子化合物からなる非線形光学素子が提供され
る。
硫黄原子または窒素原子を表し、酸素原子を除く他の原
子は、水素原子または1価もしくは2価の置換基を有し
ていてもよく、Arは、芳香族性基またはヘテロ芳香族性
基を示し、その環上に置換基を有していてもよい〕で表
される化合物(以下、「特定化合物」と称する)および
/または特定化合物が高分子マトリックスに化学的に結
合した高分子化合物からなる非線形光学素子が提供され
る。
【0007】即ち、本発明の非線形光学素子を構成する
特定化合物は、上記一般式(1) から明らかなとおり、基
Arに複素環が結合した基本構造を有している。この複素
環としては、種々のものを例示することができるが、前
記X,YおよびZの各原子の種類で分類して例示すると
次の通りである。
特定化合物は、上記一般式(1) から明らかなとおり、基
Arに複素環が結合した基本構造を有している。この複素
環としては、種々のものを例示することができるが、前
記X,YおよびZの各原子の種類で分類して例示すると
次の通りである。
【0008】
【0009】この複素環の一部を構成するX,Yおよび
Zの原子は、水素原子または1価もしくは2価の置換基
を有することができるが、1価の置換基としては、アル
キル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、水
酸基、アシル基、カルボキシル基、カルバモイル基、ア
ミノ基および一般式(2) : X'SCH2 −(式中、X'は、ベ
ンジル基または炭素数1〜4のアルキル基を示す)で表
される基を例示することができる。ここでアルキル基と
しては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、シク
ロプロピル基、ブチル基、シクロブチル基、ペンチル
基、シクロペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル
基、ヘプチル基、シクロヘプチル基、オクチル基、シク
ロオクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル
基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、エイコシル基等
の炭素数1〜20のものを挙げることができる。またアル
ケニル基としては、例えばビニル基、アリル基、ブテニ
ル基、ヘキセニル基、ヘキサデセニル基、ブタジエニル
基、ヘキサデカジエニル基、ペンタジエニル基、シクロ
ペンタジエニル基等の炭素数2〜20ものを挙げることが
できる。アルキニル基としては、例えばエチニル基、プ
ロパルギル基、ブチニル基、ヘキサデシニル基等の炭素
数2〜16のものを挙げることができる。アリール基とし
ては、例えばフェニル基、ビフェニル基、ナフチル基等
の炭素数6〜22のものを挙げることができる。アミノ基
としては、アミノ基の他に、メチルアミノ基、ジメチル
アミノ基、ベンジルアミノ基、t−ブトキシカルボニル
アミノ基、ベンジルオキシカルボニルアミノ基等を挙げ
ることができる。さらに前記一般式(2) で表される基と
しては、例えば(メチルチオ)メチル基、(ベンジルチ
オ)メチル基等を挙げることができる。
Zの原子は、水素原子または1価もしくは2価の置換基
を有することができるが、1価の置換基としては、アル
キル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、水
酸基、アシル基、カルボキシル基、カルバモイル基、ア
ミノ基および一般式(2) : X'SCH2 −(式中、X'は、ベ
ンジル基または炭素数1〜4のアルキル基を示す)で表
される基を例示することができる。ここでアルキル基と
しては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、シク
ロプロピル基、ブチル基、シクロブチル基、ペンチル
基、シクロペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル
基、ヘプチル基、シクロヘプチル基、オクチル基、シク
ロオクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル
基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、エイコシル基等
の炭素数1〜20のものを挙げることができる。またアル
ケニル基としては、例えばビニル基、アリル基、ブテニ
ル基、ヘキセニル基、ヘキサデセニル基、ブタジエニル
基、ヘキサデカジエニル基、ペンタジエニル基、シクロ
ペンタジエニル基等の炭素数2〜20ものを挙げることが
できる。アルキニル基としては、例えばエチニル基、プ
ロパルギル基、ブチニル基、ヘキサデシニル基等の炭素
数2〜16のものを挙げることができる。アリール基とし
ては、例えばフェニル基、ビフェニル基、ナフチル基等
の炭素数6〜22のものを挙げることができる。アミノ基
としては、アミノ基の他に、メチルアミノ基、ジメチル
アミノ基、ベンジルアミノ基、t−ブトキシカルボニル
アミノ基、ベンジルオキシカルボニルアミノ基等を挙げ
ることができる。さらに前記一般式(2) で表される基と
しては、例えば(メチルチオ)メチル基、(ベンジルチ
オ)メチル基等を挙げることができる。
【0010】また前記X,YおよびZの原子が有するこ
とのできる2価の置換基としては、アルキリデン基、ア
ルケニリデン基、イミノ基、オキソ基、チオキソ基等を
例示することができる。ここでアルキリデン基として
は、例えばメチレン基、エチリデン基、プロピリデン
基、ブチリデン基、ペンチリデン基、ヘキシリデン基、
オクチリデン基、デシリデン基、ドデシリデン基、テト
ラデシリデン基、ヘキサデシリデン基、オクタデシリデ
ン基、エイコシリデン基等の炭素数1〜20のものを挙げ
ることができる。アルケニリデン基としては、例えばビ
ニリデン基、プロペニリデン基、ブテニリデン基、ヘキ
セニリデン基等の炭素数1〜20のものを挙げることがで
きる。アルキニリデン基としては、例えばプロピニリデ
ン基、ブチニリデン基、ヘキサデシニリデン基等の炭素
数3〜16のものを挙げることができる。
とのできる2価の置換基としては、アルキリデン基、ア
ルケニリデン基、イミノ基、オキソ基、チオキソ基等を
例示することができる。ここでアルキリデン基として
は、例えばメチレン基、エチリデン基、プロピリデン
基、ブチリデン基、ペンチリデン基、ヘキシリデン基、
オクチリデン基、デシリデン基、ドデシリデン基、テト
ラデシリデン基、ヘキサデシリデン基、オクタデシリデ
ン基、エイコシリデン基等の炭素数1〜20のものを挙げ
ることができる。アルケニリデン基としては、例えばビ
ニリデン基、プロペニリデン基、ブテニリデン基、ヘキ
セニリデン基等の炭素数1〜20のものを挙げることがで
きる。アルキニリデン基としては、例えばプロピニリデ
ン基、ブチニリデン基、ヘキサデシニリデン基等の炭素
数3〜16のものを挙げることができる。
【0011】また上述した1価もしくは2価の置換基
は、例えばその水素原子の一部もしくは全部が置換され
ていてもよく、このような置換基としては、例えばメチ
ル基、エチル基等のアルキル基;ビニル基、アリル基等
のアルケニル基;エチニル基等のアルキニル基、フェニ
ル基、ナフチル基、キノリル基等のアリール基;ベンジ
ル基、フェネチル基等のアラルキル基;フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素等のハロゲン原子;メトキシ基、エトキシ
基、ベンジルオキシ基、メトキシベンジルオキシ基等の
アルコキシ基;フェニルオキシ基、ニトロフェニルオキ
シ基等のアリールオキシ基;アミノ基、ジメチルアミノ
基、t−ブトキシカルボニルアミノ基、ベンジルオキシ
カルボニルアミノ基、ニトログアニジノ基、トルエンス
ルホニルグアニジノ基等のアミノ基;メトキシカルボニ
ル基、エトキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル
基等のアルコキシカルボニル基;t−ブチルチオ基、ベ
ンジルチオ基等のアルキルチオ基;ベンジルイミダゾリ
ル基、ベンジルオキシイミダゾリル基等のイミダゾリル
基;水酸基;シアノ基;カルボキシル基;ニトロ基等を
挙げることができる。
は、例えばその水素原子の一部もしくは全部が置換され
ていてもよく、このような置換基としては、例えばメチ
ル基、エチル基等のアルキル基;ビニル基、アリル基等
のアルケニル基;エチニル基等のアルキニル基、フェニ
ル基、ナフチル基、キノリル基等のアリール基;ベンジ
ル基、フェネチル基等のアラルキル基;フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素等のハロゲン原子;メトキシ基、エトキシ
基、ベンジルオキシ基、メトキシベンジルオキシ基等の
アルコキシ基;フェニルオキシ基、ニトロフェニルオキ
シ基等のアリールオキシ基;アミノ基、ジメチルアミノ
基、t−ブトキシカルボニルアミノ基、ベンジルオキシ
カルボニルアミノ基、ニトログアニジノ基、トルエンス
ルホニルグアニジノ基等のアミノ基;メトキシカルボニ
ル基、エトキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル
基等のアルコキシカルボニル基;t−ブチルチオ基、ベ
ンジルチオ基等のアルキルチオ基;ベンジルイミダゾリ
ル基、ベンジルオキシイミダゾリル基等のイミダゾリル
基;水酸基;シアノ基;カルボキシル基;ニトロ基等を
挙げることができる。
【0012】本発明において、上述した複素環として好
適なものとしては、2−オキサゾリジノン環(X=酸素
原子,Y=炭素原子,Z=炭素原子)であり、特に4位
の炭素原子(Z)に、炭素数1〜7のアルキル基、炭素
数6〜8のアリール基(例えばフェニル基、o−,m−
またはp−トリル基等)、炭素数7〜9のアラルキル基
(例えばベンジル基、フェニルエチル基等)および前記
式(2)で表される基(例えば(メチルチオ)メチル基、
(ベンジルチオ)メチル基等)等の置換基が結合したも
のが好適である。
適なものとしては、2−オキサゾリジノン環(X=酸素
原子,Y=炭素原子,Z=炭素原子)であり、特に4位
の炭素原子(Z)に、炭素数1〜7のアルキル基、炭素
数6〜8のアリール基(例えばフェニル基、o−,m−
またはp−トリル基等)、炭素数7〜9のアラルキル基
(例えばベンジル基、フェニルエチル基等)および前記
式(2)で表される基(例えば(メチルチオ)メチル基、
(ベンジルチオ)メチル基等)等の置換基が結合したも
のが好適である。
【0013】さらに一般式(1) において、前記Arの芳香
族性基としては、フェニル基、ナフチル基、アズレニル
基等を例示することができ、またヘテロ芳香族性基とし
ては、ピリジニル基、キノリル基、イソキノリル基、チ
エニル基、フリル基、ピロリル基、イミダゾリル基、ピ
リミジニル基等を例示することができる。これらの基
は、その環上に置換基を有していてもよく、かかる置換
基としては、例えば、ニトロ基、シアノ基、アルコキシ
カルボニル基、アルキルカルボニル基、パーフルオロア
ルキルカルボニル基、パーフルオロアルキル基などの電
子吸引性基、およびアミノ基、モノアルキルアミノ基、
ジアルキルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、パ
ーフルオロアルキルカルボニルアミノ基、水酸基、アル
コキシ基、アリールオキシ基、アルキル基、ハロゲン等
の電子供与性基を挙げることができ、これらは2種以上
の組み合わせで、前記芳香環またはヘテロ芳香環上に置
換されていることができる。
族性基としては、フェニル基、ナフチル基、アズレニル
基等を例示することができ、またヘテロ芳香族性基とし
ては、ピリジニル基、キノリル基、イソキノリル基、チ
エニル基、フリル基、ピロリル基、イミダゾリル基、ピ
リミジニル基等を例示することができる。これらの基
は、その環上に置換基を有していてもよく、かかる置換
基としては、例えば、ニトロ基、シアノ基、アルコキシ
カルボニル基、アルキルカルボニル基、パーフルオロア
ルキルカルボニル基、パーフルオロアルキル基などの電
子吸引性基、およびアミノ基、モノアルキルアミノ基、
ジアルキルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、パ
ーフルオロアルキルカルボニルアミノ基、水酸基、アル
コキシ基、アリールオキシ基、アルキル基、ハロゲン等
の電子供与性基を挙げることができ、これらは2種以上
の組み合わせで、前記芳香環またはヘテロ芳香環上に置
換されていることができる。
【0014】このような置換基を有する芳香族性基の具
体例としては、例えば2−ニトロフェニル基、3−ニト
ロフェニル基、4−ニトロフェニル基、2,4−ジニト
ロフェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェ
ニル基、4−シアノフェニル基、2,4−ジシアノフェ
ニル基、3−メトキシカルボニル基、4−メトキシカル
ボニル基、3−エトキシカルボニル基、4−エトキシカ
ルボニル基、2−アセチルフェニル基、3−アセチルフ
ェニル基、4−アセチルフェニル基、4−トリフルオロ
アセチルフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル
基、3−トリフルオロメチルフェニル基、4−トリフル
オロメチルフェニル基、5−フルオロ−2,4−ジニト
ロフェニル基、2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニ
ル基、2−トリフルオロアセチルアミノ−4−ニトロフ
ェニル基、2−ジメチルアミノ−4−ニトロフェニル
基、2−(t−ブトキシカルボニル)アミノ−4−ニト
ロフェニル基、2−(ベンジルオキシカルボニル)アミ
ノ−4−ニトロフェニル基、4−アセチルアミノ−3−
ニトロフェニル基、4−トリフルオロアセチルアミノ−
3−ニトロフェニル基、4−ジメチルアミノ−3−ニト
ロフェニル基、4−(t−ブトキシカルボニル)アミノ
−3−ニトロフェニル基、4−(ベンジルオキシカルボ
ニル)アミノ−3−ニトロフェニル基、4−アセチルア
ミノ−2−ニトロフェニル基、4−トリフルオロアセチ
ルアミノ−2−ニトロフェニル基、4−ジメチルアミノ
−2−ニトロフェニル基、4−(t−ブトキシカルボニ
ル)アミノ−2−ニトロフェニル基、4−(ベンジルオ
キシカルボニル)アミノ−2−ニトロフェニル基、2−
メトキシ−5−ニトロフェニル基、4−メトキシ−5−
ニトロフェニル基、3−フルオロ−4−ニトロフェニル
基、3−フルオロ−6−ニトロフェニル基、4−ニトロ
−1−ナフチル基、5−ニトロ−1−ナフチル基、6−
ニトロ−1−ナフチル基、7−ニトロ−1−ナフチル
基、8−ニトロ−1−ナフチル基、4−ニトロ−2−ナ
フチル基、5−ニトロ−2−ナフチル基、6−ニトロ−
2−ナフチル基、7−ニトロ−2−ナフチル基、8−ニ
トロ−2−ナフチル基、1−アズレニル基、2−アズレ
ニル基等を挙げることができる。
体例としては、例えば2−ニトロフェニル基、3−ニト
ロフェニル基、4−ニトロフェニル基、2,4−ジニト
ロフェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェ
ニル基、4−シアノフェニル基、2,4−ジシアノフェ
ニル基、3−メトキシカルボニル基、4−メトキシカル
ボニル基、3−エトキシカルボニル基、4−エトキシカ
ルボニル基、2−アセチルフェニル基、3−アセチルフ
ェニル基、4−アセチルフェニル基、4−トリフルオロ
アセチルフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル
基、3−トリフルオロメチルフェニル基、4−トリフル
オロメチルフェニル基、5−フルオロ−2,4−ジニト
ロフェニル基、2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニ
ル基、2−トリフルオロアセチルアミノ−4−ニトロフ
ェニル基、2−ジメチルアミノ−4−ニトロフェニル
基、2−(t−ブトキシカルボニル)アミノ−4−ニト
ロフェニル基、2−(ベンジルオキシカルボニル)アミ
ノ−4−ニトロフェニル基、4−アセチルアミノ−3−
ニトロフェニル基、4−トリフルオロアセチルアミノ−
3−ニトロフェニル基、4−ジメチルアミノ−3−ニト
ロフェニル基、4−(t−ブトキシカルボニル)アミノ
−3−ニトロフェニル基、4−(ベンジルオキシカルボ
ニル)アミノ−3−ニトロフェニル基、4−アセチルア
ミノ−2−ニトロフェニル基、4−トリフルオロアセチ
ルアミノ−2−ニトロフェニル基、4−ジメチルアミノ
−2−ニトロフェニル基、4−(t−ブトキシカルボニ
ル)アミノ−2−ニトロフェニル基、4−(ベンジルオ
キシカルボニル)アミノ−2−ニトロフェニル基、2−
メトキシ−5−ニトロフェニル基、4−メトキシ−5−
ニトロフェニル基、3−フルオロ−4−ニトロフェニル
基、3−フルオロ−6−ニトロフェニル基、4−ニトロ
−1−ナフチル基、5−ニトロ−1−ナフチル基、6−
ニトロ−1−ナフチル基、7−ニトロ−1−ナフチル
基、8−ニトロ−1−ナフチル基、4−ニトロ−2−ナ
フチル基、5−ニトロ−2−ナフチル基、6−ニトロ−
2−ナフチル基、7−ニトロ−2−ナフチル基、8−ニ
トロ−2−ナフチル基、1−アズレニル基、2−アズレ
ニル基等を挙げることができる。
【0015】同様にして置換基を有するヘテロ芳香族性
基の具体例としては、3−ニトロ−2−ピリジニル基、
4−ニトロ−2−ピリジニル基、5−ニトロ−2−ピリ
ジニル基、6−ニトロ−2−ピリジニル基、3−シアノ
−2−ピリジニル基、4−シアノ−2−ピリジニル基、
5−シアノ−2−ピリジニル基、6−シアノ−2−ピリ
ジニル基、3,4−ジシアノ−2−ピリジニル基、4−
アミノ−5−ニトロ−2−ピリジニル基、4−ニトロ−
2−キノリル基、5−ニトロ−2−キノリル基、6−ニ
トロ−2−キノリル基、8−ニトロ−2−キノリル基、
4−ニトロ−1−イソキノリル基、5−ニトロ−1−イ
ソキノリル基、6−ニトロ−1−イソキノリル基、8−
ニトロ−1−イソキノリル基、4−メチル−1−イソキ
ノリル基、3−ニトロ−2−チエニル基、4−ニトロ−
2−チエニル基、5−ニトロ−2−チエニル基、2−ニ
トロ−3−チエニル基、3−クロロ−2−チエニル基、
3−ニトロ−2−フリル基、4−ニトロ−2−フリル
基、5−ニトロ−2−フリル基、2−ニトロ−3−フリ
ル基、3−クロロ−2−フリル基、3−ニトロ−2−ピ
ロリル基、4−ニトロ−2−ピロリル基、5−ニトロ−
2−ピロリル基、1−メチル−2−イミダゾリル基、1
−メチル−4−ニトロ−5−イミダゾリル基、1−メチ
ル−5−ニトロ−4−イミダゾリル基、5−ニトロ−2
−ピリミジニル基等を挙げることができる。
基の具体例としては、3−ニトロ−2−ピリジニル基、
4−ニトロ−2−ピリジニル基、5−ニトロ−2−ピリ
ジニル基、6−ニトロ−2−ピリジニル基、3−シアノ
−2−ピリジニル基、4−シアノ−2−ピリジニル基、
5−シアノ−2−ピリジニル基、6−シアノ−2−ピリ
ジニル基、3,4−ジシアノ−2−ピリジニル基、4−
アミノ−5−ニトロ−2−ピリジニル基、4−ニトロ−
2−キノリル基、5−ニトロ−2−キノリル基、6−ニ
トロ−2−キノリル基、8−ニトロ−2−キノリル基、
4−ニトロ−1−イソキノリル基、5−ニトロ−1−イ
ソキノリル基、6−ニトロ−1−イソキノリル基、8−
ニトロ−1−イソキノリル基、4−メチル−1−イソキ
ノリル基、3−ニトロ−2−チエニル基、4−ニトロ−
2−チエニル基、5−ニトロ−2−チエニル基、2−ニ
トロ−3−チエニル基、3−クロロ−2−チエニル基、
3−ニトロ−2−フリル基、4−ニトロ−2−フリル
基、5−ニトロ−2−フリル基、2−ニトロ−3−フリ
ル基、3−クロロ−2−フリル基、3−ニトロ−2−ピ
ロリル基、4−ニトロ−2−ピロリル基、5−ニトロ−
2−ピロリル基、1−メチル−2−イミダゾリル基、1
−メチル−4−ニトロ−5−イミダゾリル基、1−メチ
ル−5−ニトロ−4−イミダゾリル基、5−ニトロ−2
−ピリミジニル基等を挙げることができる。
【0016】本発明において、特に好ましいArは、ジニ
トロフェニル基、2−アセチルアミノ−4−ニトロフェ
ニル基、ニトロ−2−ピリジニル基および4−ニトロフ
ェニル基である。特にジニトロフェニル基および2−ア
セチルアミノ−4−ニトロフェニル基の場合には、前述
した複素環の4位の原子(Z)に、炭素数1〜6のアル
キル基または炭素数6〜8のアリール基が結合している
ことが好適である。またArがニトロ−2−ピリジニル基
の場合には、前述した複素環の4位の原子(Z)に、炭
素数1〜7のアルキル基、炭素数6〜9のアリール基ま
たは前記式(2)で表される基が結合していることが好適
である。
トロフェニル基、2−アセチルアミノ−4−ニトロフェ
ニル基、ニトロ−2−ピリジニル基および4−ニトロフ
ェニル基である。特にジニトロフェニル基および2−ア
セチルアミノ−4−ニトロフェニル基の場合には、前述
した複素環の4位の原子(Z)に、炭素数1〜6のアル
キル基または炭素数6〜8のアリール基が結合している
ことが好適である。またArがニトロ−2−ピリジニル基
の場合には、前述した複素環の4位の原子(Z)に、炭
素数1〜7のアルキル基、炭素数6〜9のアリール基ま
たは前記式(2)で表される基が結合していることが好適
である。
【0017】本発明において、上述した一般式(1) で表
される特定化合物の具体例としては、例えば下記式で表
されるものを例示することができる。
される特定化合物の具体例としては、例えば下記式で表
されるものを例示することができる。
【化3】
【化4】
【化5】
【化6】
【化7】
【化8】
【化9】
【化10】 〔式中、AcはCH3 CO基を表す]
【0018】特定化合物の製造 本発明の特定化合物は、下記式(2) Ar−NH−Z−Y−XH (2) 〔式中、R,X,Y,ZおよびArは、前記のとおり〕で
表される化合物(以下、「N−置換アミノアルコール」
という)を環化させることによって製造することができ
る。以下に、N−置換アミノアルコール(式(2) におい
て、X=0、Y=Z=CHR)の環化反応の代表的な方
法を挙げる。
表される化合物(以下、「N−置換アミノアルコール」
という)を環化させることによって製造することができ
る。以下に、N−置換アミノアルコール(式(2) におい
て、X=0、Y=Z=CHR)の環化反応の代表的な方
法を挙げる。
【0019】ホスゲンを用いる方法;N−置換アミノア
ルコールの溶液にホスゲンを導入し、反応させて特定化
合物を得る。この際の反応温度は、−20〜110 ℃であ
る。この反応において使用される溶媒としては、反応に
不活性であれば特に限定されず種々のものを使用するこ
とができる。具体例としては、脂肪族系炭化水素類、芳
香族系炭化水素類、ハロゲン系炭化水素類、エーテル類
等を挙げることができる。これらのうち、好ましいもの
は、ヘキサン、ベンゼン、トルエン、ジクロロメタン、
クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル
等である。反応に用いるホスゲンは、例えば四塩化炭素
を発煙硫酸を用いて分解する方法およびクロロギ酸トリ
クロロメチルを活性炭で分解する方法(日本化学会編、
「新実験化学講座」、Vol.19, p.245 ;丸善(1978)参
照) によって発生させることができる。ホスゲンの使用
量は、通常、N−置換アミノアルコールに対して大過剰
である。発生したホスゲンを反応系内に導入する方法と
しては、ガス状のまま反応系内にバブリングさせる方
法、冷却凝集させて液体とした後に滴下する方法、前述
した溶媒に発生したホスゲンを溶解させた後に滴下する
方法等を用いることができる。またこの反応は塩基の存
在下で行なってもよく、その際用いられる塩基として
は、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、トリエチルアミン、ピリ
ジン等を例示することができる。塩基の使用量は、通
常、N−置換アミノアルコール1モルに対して0.05〜10
モルである。
ルコールの溶液にホスゲンを導入し、反応させて特定化
合物を得る。この際の反応温度は、−20〜110 ℃であ
る。この反応において使用される溶媒としては、反応に
不活性であれば特に限定されず種々のものを使用するこ
とができる。具体例としては、脂肪族系炭化水素類、芳
香族系炭化水素類、ハロゲン系炭化水素類、エーテル類
等を挙げることができる。これらのうち、好ましいもの
は、ヘキサン、ベンゼン、トルエン、ジクロロメタン、
クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル
等である。反応に用いるホスゲンは、例えば四塩化炭素
を発煙硫酸を用いて分解する方法およびクロロギ酸トリ
クロロメチルを活性炭で分解する方法(日本化学会編、
「新実験化学講座」、Vol.19, p.245 ;丸善(1978)参
照) によって発生させることができる。ホスゲンの使用
量は、通常、N−置換アミノアルコールに対して大過剰
である。発生したホスゲンを反応系内に導入する方法と
しては、ガス状のまま反応系内にバブリングさせる方
法、冷却凝集させて液体とした後に滴下する方法、前述
した溶媒に発生したホスゲンを溶解させた後に滴下する
方法等を用いることができる。またこの反応は塩基の存
在下で行なってもよく、その際用いられる塩基として
は、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、トリエチルアミン、ピリ
ジン等を例示することができる。塩基の使用量は、通
常、N−置換アミノアルコール1モルに対して0.05〜10
モルである。
【0020】二置換カーボネートを用いる方法;N−置
換アミノアルコールの溶液に二置換カーボネートを導入
し、反応させて特定化合物を得る。この際の反応温度
は、−20〜110 ℃である。この反応において、二置換カ
ーボネートとしては、通常、ジメチルカーボネート、ジ
エチルカーボネート、ジフェニルカーボネート等が好適
に使用される。この二置換カーボネートの使用量は、N
−置換アミノアルコール1モルに対して化学量論的等量
もしくは過剰量であり、通常、1〜2モルである。この
反応において使用される溶媒としては、反応に不活性で
あれば特に限定されず種々のものを使用することができ
る。具体例としては、脂肪族系炭化水素類、芳香族系炭
化水素類、ハロゲン系炭化水素類、エーテル類、スルホ
キシド類、アミド類等を挙げることができる。これらの
うち、好ましいものは、ジクロロメタン、クロロホル
ム、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等である。
この反応は、塩基の存在下において行なうことが好適で
あり、その際用いられる塩基としては、ナトリウムメト
キシド、ナトリウムエトキシド、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、酢酸ナ
トリウム、トリエチルアミン、ピリジン等を例示するこ
とができる。塩基の使用量は、通常、N−置換アミノア
ルコール1モルに対して0.05〜1モルである。
換アミノアルコールの溶液に二置換カーボネートを導入
し、反応させて特定化合物を得る。この際の反応温度
は、−20〜110 ℃である。この反応において、二置換カ
ーボネートとしては、通常、ジメチルカーボネート、ジ
エチルカーボネート、ジフェニルカーボネート等が好適
に使用される。この二置換カーボネートの使用量は、N
−置換アミノアルコール1モルに対して化学量論的等量
もしくは過剰量であり、通常、1〜2モルである。この
反応において使用される溶媒としては、反応に不活性で
あれば特に限定されず種々のものを使用することができ
る。具体例としては、脂肪族系炭化水素類、芳香族系炭
化水素類、ハロゲン系炭化水素類、エーテル類、スルホ
キシド類、アミド類等を挙げることができる。これらの
うち、好ましいものは、ジクロロメタン、クロロホル
ム、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等である。
この反応は、塩基の存在下において行なうことが好適で
あり、その際用いられる塩基としては、ナトリウムメト
キシド、ナトリウムエトキシド、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、酢酸ナ
トリウム、トリエチルアミン、ピリジン等を例示するこ
とができる。塩基の使用量は、通常、N−置換アミノア
ルコール1モルに対して0.05〜1モルである。
【0021】クロロギ酸エステルを用いる方法;N−置
換アミノアルコールの溶液にクロロギ酸エステルを導入
し、反応させて特定化合物を得る。この際の反応温度
は、−20〜110 ℃である。用いるクロロギ酸エステルと
しては、クロロギ酸メチル、クロロギ酸エチル、クロロ
ギ酸フェニル等を挙げることができる。クロロギ酸エス
テルの使用量は、N−置換アミノアルコール1モルに対
して化学量論的等量もしくは過剰量であり、通常、1〜
2モルである。この反応において使用される溶媒として
は、反応に不活性であれば特に限定されず種々のものを
使用することができる。具体例としては、脂肪族系炭化
水素類、芳香族系炭化水素類、ハロゲン系炭化水素類、
エーテル類、スルホキシド類、アミド類等を挙げること
ができる。これらのうち、好ましいものは、ジクロロメ
タン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジエチルエ
ーテル等である。この反応は塩基の存在下において行な
うことが好適であり、その際用いられる塩基としては、
ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、酢酸ナトリウム、トリエチルアミン、ピリジン
等を例示することができる。塩基の使用量は、通常、N
−置換アミノアルコール1モルに対して0.05〜1モルで
ある。
換アミノアルコールの溶液にクロロギ酸エステルを導入
し、反応させて特定化合物を得る。この際の反応温度
は、−20〜110 ℃である。用いるクロロギ酸エステルと
しては、クロロギ酸メチル、クロロギ酸エチル、クロロ
ギ酸フェニル等を挙げることができる。クロロギ酸エス
テルの使用量は、N−置換アミノアルコール1モルに対
して化学量論的等量もしくは過剰量であり、通常、1〜
2モルである。この反応において使用される溶媒として
は、反応に不活性であれば特に限定されず種々のものを
使用することができる。具体例としては、脂肪族系炭化
水素類、芳香族系炭化水素類、ハロゲン系炭化水素類、
エーテル類、スルホキシド類、アミド類等を挙げること
ができる。これらのうち、好ましいものは、ジクロロメ
タン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジエチルエ
ーテル等である。この反応は塩基の存在下において行な
うことが好適であり、その際用いられる塩基としては、
ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、酢酸ナトリウム、トリエチルアミン、ピリジン
等を例示することができる。塩基の使用量は、通常、N
−置換アミノアルコール1モルに対して0.05〜1モルで
ある。
【0022】1,1'−カルボニルジイミダゾールを用いる
方法;N−置換アミノアルコールの溶液に1,1'−カルボ
ニルジイミダゾールを導入し、反応させて特定化合物を
得る。この際の反応温度は、−20〜110 ℃である。この
反応において使用される溶媒としては、反応に不活性で
あれば特に限定されず種々のものを使用することができ
る。具体例としては、脂肪族系炭化水素類、芳香族系炭
化水素類、ハロゲン系炭化水素類、エーテル類等を挙げ
ることができる。これらのうち、好ましいものは、ヘキ
サン、ベンゼン、トルエン、ジクロロメタン、クロロホ
ルム、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等であ
る。1,1'−カルボニルジイミダゾールの使用量は、N−
置換アミノアルコール1モルに対して化学量論的等量も
しくは過剰量であり、通常、1〜2モルである。この反
応は塩基の存在下で行なってもよく、その際用いられる
塩基としては、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエト
キシド、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、トリエチルア
ミン、ピリジン等を例示することができる。塩基の使用
量は、通常、N−置換アミノアルコール1モルに対して
0.05〜1モルである。また、上記において、1,1'−カル
ボニルジイミダゾールの代わりに1,1'−カルボニルビス
(2−メチルイミダゾール) または1,1'−カルボニルジ−
1,2,4−トリアゾールを用いても、同様にして特定化合
物を得ることができる。
方法;N−置換アミノアルコールの溶液に1,1'−カルボ
ニルジイミダゾールを導入し、反応させて特定化合物を
得る。この際の反応温度は、−20〜110 ℃である。この
反応において使用される溶媒としては、反応に不活性で
あれば特に限定されず種々のものを使用することができ
る。具体例としては、脂肪族系炭化水素類、芳香族系炭
化水素類、ハロゲン系炭化水素類、エーテル類等を挙げ
ることができる。これらのうち、好ましいものは、ヘキ
サン、ベンゼン、トルエン、ジクロロメタン、クロロホ
ルム、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等であ
る。1,1'−カルボニルジイミダゾールの使用量は、N−
置換アミノアルコール1モルに対して化学量論的等量も
しくは過剰量であり、通常、1〜2モルである。この反
応は塩基の存在下で行なってもよく、その際用いられる
塩基としては、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエト
キシド、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、トリエチルア
ミン、ピリジン等を例示することができる。塩基の使用
量は、通常、N−置換アミノアルコール1モルに対して
0.05〜1モルである。また、上記において、1,1'−カル
ボニルジイミダゾールの代わりに1,1'−カルボニルビス
(2−メチルイミダゾール) または1,1'−カルボニルジ−
1,2,4−トリアゾールを用いても、同様にして特定化合
物を得ることができる。
【0023】また本発明においては、前記式(3) で表さ
れるN−置換アミノアルコール以外にも、例えばN−
(芳香族またはヘテロ芳香族)−2−ヒドロキシエタン
酸アミド(以下、「N−置換ヒドロキシエタン酸アミ
ド」という)、3−(芳香族またはヘテロ芳香族)アミ
ノ−4−ヒドロキシブタン酸もしくは2−(芳香族また
はヘテロ芳香族)アミノ−4−ヒドロキシブタン酸(こ
れらを単に「ヒドロキシブタン酸」と称する)、または
N−(芳香族またはヘテロ芳香族)アミノ酸(以下、
「N−置換アミノ酸」という)を用いることにより本発
明の特定化合物を合成することができる。以下に、これ
らの方法について簡単に説明する。
れるN−置換アミノアルコール以外にも、例えばN−
(芳香族またはヘテロ芳香族)−2−ヒドロキシエタン
酸アミド(以下、「N−置換ヒドロキシエタン酸アミ
ド」という)、3−(芳香族またはヘテロ芳香族)アミ
ノ−4−ヒドロキシブタン酸もしくは2−(芳香族また
はヘテロ芳香族)アミノ−4−ヒドロキシブタン酸(こ
れらを単に「ヒドロキシブタン酸」と称する)、または
N−(芳香族またはヘテロ芳香族)アミノ酸(以下、
「N−置換アミノ酸」という)を用いることにより本発
明の特定化合物を合成することができる。以下に、これ
らの方法について簡単に説明する。
【0024】N−置換ヒドロキシエタン酸アミドとアル
デヒドまたはケトンとの反応を利用する方法;N−置換
ヒドロキシエタン酸アミドを酸または脱水縮合剤の存在
下アルデヒドまたはケトンと反応させ、 1,3−オキサゾ
リジン−4−オンとすることにより、本発明の特定化合
物を得ることができる。この際の反応温度は、−20〜11
0 ℃である。この反応において使用される溶媒として
は、反応に不活性であれば特に限定されず種々のものを
使用することができる。具体例としては、脂肪族系炭化
水素類、芳香族系炭化水素類、ハロゲン系炭化水素類、
エーテル類等を挙げることができる。これらのうち、好
ましいものは、ベンゼン、トルエン等である。用いるア
ルデヒドとしては、例えばホルムアルデヒド、アセトア
ルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、
イソブチルアルデヒド、ベンズアルデヒド、アニスアル
デヒド、ニコチンアルデヒド、シクロヘキサンカルボア
ルデヒド等を挙げることができる。また用いるケトンと
しては、例えばアセトン、エチルメチルケトン、ジエチ
ルケトン、アセトフェノン、プロピオフェノン、ベンジ
ルメチルケトン等を挙げることができる。用いるアルデ
ヒドまたはケトンの使用量は、N−置換ヒドロキシエタ
ン酸アミド1モルに対して化学量論的等量もしくは過剰
量であり、通常、1〜5モルである。
デヒドまたはケトンとの反応を利用する方法;N−置換
ヒドロキシエタン酸アミドを酸または脱水縮合剤の存在
下アルデヒドまたはケトンと反応させ、 1,3−オキサゾ
リジン−4−オンとすることにより、本発明の特定化合
物を得ることができる。この際の反応温度は、−20〜11
0 ℃である。この反応において使用される溶媒として
は、反応に不活性であれば特に限定されず種々のものを
使用することができる。具体例としては、脂肪族系炭化
水素類、芳香族系炭化水素類、ハロゲン系炭化水素類、
エーテル類等を挙げることができる。これらのうち、好
ましいものは、ベンゼン、トルエン等である。用いるア
ルデヒドとしては、例えばホルムアルデヒド、アセトア
ルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、
イソブチルアルデヒド、ベンズアルデヒド、アニスアル
デヒド、ニコチンアルデヒド、シクロヘキサンカルボア
ルデヒド等を挙げることができる。また用いるケトンと
しては、例えばアセトン、エチルメチルケトン、ジエチ
ルケトン、アセトフェノン、プロピオフェノン、ベンジ
ルメチルケトン等を挙げることができる。用いるアルデ
ヒドまたはケトンの使用量は、N−置換ヒドロキシエタ
ン酸アミド1モルに対して化学量論的等量もしくは過剰
量であり、通常、1〜5モルである。
【0025】ヒドロキシブタン酸を用いる方法;3−
(芳香族またはヘテロ芳香族)アミノ−4−ヒドロキシ
ブタン酸または2−(芳香族またはヘテロ芳香族)アミ
ノ−4−ヒドロキシブタン酸を環化させてラクトンとす
ることにより、本発明の特定化合物が得られる。この環
化反応は、上記ヒドロキシブタン酸を適当な溶媒中で加
熱することによって容易に行うことができる。この際の
反応温度は、50〜145 ℃である。この反応において使用
される溶媒としては、反応に不活性であれば特に限定さ
れず種々のものを使用することができる。具体例として
は、脂肪族系炭化水素類、芳香族系炭化水素類、ハロゲ
ン系炭化水素類、エーテル類等を挙げることができる。
これらのうち、好ましいものは、ベンゼン、トルエン、
キシレン、N,N'−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド等である。
(芳香族またはヘテロ芳香族)アミノ−4−ヒドロキシ
ブタン酸または2−(芳香族またはヘテロ芳香族)アミ
ノ−4−ヒドロキシブタン酸を環化させてラクトンとす
ることにより、本発明の特定化合物が得られる。この環
化反応は、上記ヒドロキシブタン酸を適当な溶媒中で加
熱することによって容易に行うことができる。この際の
反応温度は、50〜145 ℃である。この反応において使用
される溶媒としては、反応に不活性であれば特に限定さ
れず種々のものを使用することができる。具体例として
は、脂肪族系炭化水素類、芳香族系炭化水素類、ハロゲ
ン系炭化水素類、エーテル類等を挙げることができる。
これらのうち、好ましいものは、ベンゼン、トルエン、
キシレン、N,N'−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド等である。
【0026】N−置換アミノ酸を用いる方法;N−置換
アミノ酸の溶液に塩化チオニル、五塩化リンまたはホス
ゲンを導入することによりN−カルボキシ無水物として
特定化合物を得る。この際の反応温度は、−20〜110 ℃
である。この反応において使用される溶媒としては、反
応に不活性であれば特に限定されず種々のものを使用す
ることができる。具体例としては、脂肪族系炭化水素
類、芳香族系炭化水素類、ハロゲン系炭化水素類、エー
テル類等を挙げることができる。これらのうち、好まし
いものは、ジオキサン、テトラヒドロフラン等である。
用いる塩化チオニル、五塩化リンまたはホスゲンの使用
量は、N−置換アミノ酸1モルに対して化学量論的等量
もしくは過剰量であり、通常、1〜5モルである。
アミノ酸の溶液に塩化チオニル、五塩化リンまたはホス
ゲンを導入することによりN−カルボキシ無水物として
特定化合物を得る。この際の反応温度は、−20〜110 ℃
である。この反応において使用される溶媒としては、反
応に不活性であれば特に限定されず種々のものを使用す
ることができる。具体例としては、脂肪族系炭化水素
類、芳香族系炭化水素類、ハロゲン系炭化水素類、エー
テル類等を挙げることができる。これらのうち、好まし
いものは、ジオキサン、テトラヒドロフラン等である。
用いる塩化チオニル、五塩化リンまたはホスゲンの使用
量は、N−置換アミノ酸1モルに対して化学量論的等量
もしくは過剰量であり、通常、1〜5モルである。
【0027】上述した特定化合物を合成するために使用
するN−置換アミノアルコール、N−置換ヒドロキシエ
タン酸アミド、ヒドロキシブタン酸およびN−置換アミ
ノ酸は、それぞれ次の方法によって合成することができ
る。
するN−置換アミノアルコール、N−置換ヒドロキシエ
タン酸アミド、ヒドロキシブタン酸およびN−置換アミ
ノ酸は、それぞれ次の方法によって合成することができ
る。
【0028】N−置換アミノアルコールの合成 なお、以下において前記一般式(1) のRに相当する置換
基をα位に有するα−アミノ酸を単に「置換アミノ酸」
と称し、また2位に上記のRに相当する置換基を有する
2−アミノエタノール誘導体を単に「置換アミノアルコ
ール」と称し、またα位に上記のRに相当する置換基を
有するα−アミノ酸エステルを「置換アミノ酸エステ
ル」と称する。さらに環上に上記のRに相当する置換基
を有するエポキシドを「置換エポキシド」と称する。
基をα位に有するα−アミノ酸を単に「置換アミノ酸」
と称し、また2位に上記のRに相当する置換基を有する
2−アミノエタノール誘導体を単に「置換アミノアルコ
ール」と称し、またα位に上記のRに相当する置換基を
有するα−アミノ酸エステルを「置換アミノ酸エステ
ル」と称する。さらに環上に上記のRに相当する置換基
を有するエポキシドを「置換エポキシド」と称する。
【0029】製造方法1;D−、L−、またはDL−置
換アミノ酸のカルボキシル基を還元し、D−、L−、ま
たはDL−置換アミノアルコールとした後、そのアミノ
基を芳香族基またはヘテロ芳香族基で修飾する方法。こ
の方法において、置換アミノ酸のカルボキシル基の還元
法としては、ボラン試薬を用いるボラン還元法を挙げる
ことができる (M. Hudlicky, "Reductionsin Organic
Chemistry", Willy, New York, 1984 参照) 。このボ
ラン還元法は、還元反応に際してラセミ化が起こらず、
光学活性を有する置換アミノ酸の還元に有効に適用され
る。このボラン還元法を適用する置換アミノ酸として
は、ホモアラニン、ノルバリン、ロイシン、イソロイシ
ン、tert−ロイシン、ノルロイシン、フェニルグリシ
ン、S-メチルシステイン、S-ベンジルシステイン等を例
示することができる。この場合、ボラン試薬としては、
ボラン−ジメチルスルフィド錯体、ボラン−ピリジン錯
体、ボラン−ジメチルアミン錯体、ボラン−ジエチルア
ミン錯体、ボラン−t−ブチルアミン錯体、ボラン−テ
トラヒドロフラン錯体、ボラン−モルフォリン錯体、ボ
ラン−エーテル錯体、ジボラン等を使用することができ
る。これらのうちで好ましいものは、ボラン−ジメチル
スルフィド錯体、ボラン−エーテル錯体およびジボラン
である。このボラン試薬の使用量は、置換アミノ酸1モ
ルに対して化学量論的に等量もしくは過剰量であり、好
ましくは1〜2モルである。
換アミノ酸のカルボキシル基を還元し、D−、L−、ま
たはDL−置換アミノアルコールとした後、そのアミノ
基を芳香族基またはヘテロ芳香族基で修飾する方法。こ
の方法において、置換アミノ酸のカルボキシル基の還元
法としては、ボラン試薬を用いるボラン還元法を挙げる
ことができる (M. Hudlicky, "Reductionsin Organic
Chemistry", Willy, New York, 1984 参照) 。このボ
ラン還元法は、還元反応に際してラセミ化が起こらず、
光学活性を有する置換アミノ酸の還元に有効に適用され
る。このボラン還元法を適用する置換アミノ酸として
は、ホモアラニン、ノルバリン、ロイシン、イソロイシ
ン、tert−ロイシン、ノルロイシン、フェニルグリシ
ン、S-メチルシステイン、S-ベンジルシステイン等を例
示することができる。この場合、ボラン試薬としては、
ボラン−ジメチルスルフィド錯体、ボラン−ピリジン錯
体、ボラン−ジメチルアミン錯体、ボラン−ジエチルア
ミン錯体、ボラン−t−ブチルアミン錯体、ボラン−テ
トラヒドロフラン錯体、ボラン−モルフォリン錯体、ボ
ラン−エーテル錯体、ジボラン等を使用することができ
る。これらのうちで好ましいものは、ボラン−ジメチル
スルフィド錯体、ボラン−エーテル錯体およびジボラン
である。このボラン試薬の使用量は、置換アミノ酸1モ
ルに対して化学量論的に等量もしくは過剰量であり、好
ましくは1〜2モルである。
【0030】また、還元反応は、三フッ化ホウ素ジエチ
ルエーテル、ホウ酸トリメチル、三塩化アルミニウム、
四塩化チタン等のルイス酸の存在下で行うことが好まし
く、特に三フッ化ホウ素ジエチルエーテルの存在下で行
うことが好適である(米国特許第3,935,280 号明細書参
照) 。この場合、上記ルイス酸の使用量は、置換アミノ
酸1モルに対して化学量論的に等量もしくは過剰量であ
り、好ましくは1〜2モルである。また、還元反応の温
度は、通常、0〜110 ℃である。この還元反応は、乾燥
窒素ガス、乾燥アルゴンガス等の不活性ガス雰囲気下で
行うことが望ましい。またこの還元反応は、通常、溶媒
中で行われる。使用される溶媒としては、該還元反応に
不活性であれば特に限定されるものではなく、種々のも
のを使用することができるが、具体的には、脂肪族系ま
たは芳香族系炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、エー
テル類等を挙げることができる。特に好適なものは、テ
トラヒドロフラン、ジエチルエーテルおよびトルエンで
ある。
ルエーテル、ホウ酸トリメチル、三塩化アルミニウム、
四塩化チタン等のルイス酸の存在下で行うことが好まし
く、特に三フッ化ホウ素ジエチルエーテルの存在下で行
うことが好適である(米国特許第3,935,280 号明細書参
照) 。この場合、上記ルイス酸の使用量は、置換アミノ
酸1モルに対して化学量論的に等量もしくは過剰量であ
り、好ましくは1〜2モルである。また、還元反応の温
度は、通常、0〜110 ℃である。この還元反応は、乾燥
窒素ガス、乾燥アルゴンガス等の不活性ガス雰囲気下で
行うことが望ましい。またこの還元反応は、通常、溶媒
中で行われる。使用される溶媒としては、該還元反応に
不活性であれば特に限定されるものではなく、種々のも
のを使用することができるが、具体的には、脂肪族系ま
たは芳香族系炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、エー
テル類等を挙げることができる。特に好適なものは、テ
トラヒドロフラン、ジエチルエーテルおよびトルエンで
ある。
【0031】上記の還元反応により得られた置換アミノ
アルコールのアミノ基を芳香族基またはヘテロ芳香族基
で修飾する手段としては、芳香族またはヘテロ芳香族環
上に脱離基を有する誘導体を該置換アミノアルコールと
反応させる方法を挙げることができる。この芳香族また
はヘテロ芳香族環上の脱離基としては、例えばフルオロ
基、クロロ基、ブロモ基、ヨード基、p-トルエンスルホ
ニルオキシ基、メタンスルホニルオキシ基、トリフルオ
ロメタンスルホニルオキシ基等を例示することができ、
特にクロロ基およびトリフルオロメタンスルホニルオキ
シ基が好適である。かかる脱離基を有する誘導体の使用
量は、置換アミノアルコール1モルに対して化学量論的
に等量もしくは過剰量であり、好ましくは1〜2モルで
ある。
アルコールのアミノ基を芳香族基またはヘテロ芳香族基
で修飾する手段としては、芳香族またはヘテロ芳香族環
上に脱離基を有する誘導体を該置換アミノアルコールと
反応させる方法を挙げることができる。この芳香族また
はヘテロ芳香族環上の脱離基としては、例えばフルオロ
基、クロロ基、ブロモ基、ヨード基、p-トルエンスルホ
ニルオキシ基、メタンスルホニルオキシ基、トリフルオ
ロメタンスルホニルオキシ基等を例示することができ、
特にクロロ基およびトリフルオロメタンスルホニルオキ
シ基が好適である。かかる脱離基を有する誘導体の使用
量は、置換アミノアルコール1モルに対して化学量論的
に等量もしくは過剰量であり、好ましくは1〜2モルで
ある。
【0032】この反応を完結させるためには、塩基の存
在下で反応を行うことが望ましい。この塩基としては、
無機塩基類、3級アミン類、ピリジン類等を例示するこ
とができ、特に好適に使用されるものは、トリエチルア
ミン、ピリジンおよび炭酸カリウムである。該塩基の使
用量は、通常、置換アミノアルコール1モルに対して化
学量論的に等量もしくは過剰量であり、好ましくは1〜
2.5 モルである。反応温度は、通常、0〜100 ℃であ
り、また反応は溶媒の存在下で行われる。この溶媒とし
ては、芳香族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、エー
テル類、アルコール類、ケトン類、スルホキシド類、ア
ミド類等を例示することができ、特に好適に使用される
ものは、ジメチルスルホキシド、N-メチルピロリドンお
よびN,N-ジメチルホルムアミドである。
在下で反応を行うことが望ましい。この塩基としては、
無機塩基類、3級アミン類、ピリジン類等を例示するこ
とができ、特に好適に使用されるものは、トリエチルア
ミン、ピリジンおよび炭酸カリウムである。該塩基の使
用量は、通常、置換アミノアルコール1モルに対して化
学量論的に等量もしくは過剰量であり、好ましくは1〜
2.5 モルである。反応温度は、通常、0〜100 ℃であ
り、また反応は溶媒の存在下で行われる。この溶媒とし
ては、芳香族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、エー
テル類、アルコール類、ケトン類、スルホキシド類、ア
ミド類等を例示することができ、特に好適に使用される
ものは、ジメチルスルホキシド、N-メチルピロリドンお
よびN,N-ジメチルホルムアミドである。
【0033】製造方法2;D−、L−、またはDL−置
換アミノ酸エステルを還元し、D−、L−、またはDL
−置換アミノアルコールとした後、そのアミノ基を芳香
族基またはヘテロ芳香族基で修飾する方法。上記におい
て、置換アミノ酸エステルの還元法としては、水素化ア
ルミニウム還元法、水素化ホウ素還元法、水素添加法等
を例示することができる (M. Hud-licky, "Reductions
in Organic Chemistry", Willy, New York, 1984 参
照)。これらの方法を適用する置換アミノ酸エステルと
しては、製造方法1で例示した置換アミノ酸のメチルエ
ステル、エチルエステル等を挙げることができる。水素
化アルミニウム還元法においては、用いる還元剤として
は、水素化アルミニウム、水素化アルミニウムリチウ
ム、水素化アルミニウムナトリウム、水素化アルミニウ
ムマグネシウム、水素化ジメトキシアルミニウムリチウ
ム、水素化トリメトキシアルミニウムリチウム、水素化
トリス (t-ブトキシ) アルミニウム、水素化ビス (2-メ
トキシエトキシ) アルミニウムナトリウム、水素化ジイ
ソブチルアルミニウム等を挙げることができ、これらの
うちでも、水素化アルミニウムリチウムおよび水素化ジ
メトキシアルミニウムリチウムが好適である。これら還
元剤は、通常、置換アミノ酸エステル1モルに対して
0.5〜10モルの割合で使用される。この場合の還元反応
は、通常、溶媒中で行われる。用いる溶媒としては、該
還元反応に不活性であれば特に限定されず、種々のもの
を使用することができるが、具体的には、脂肪族系また
は芳香族系炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、エーテ
ル類等を挙げることができる。特に好適に使用されるの
は、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、トルエン
である。また、還元反応の温度は、通常、−20〜110 ℃
である。なお、この水素化アルミニウム還元法において
は、出発物質として、置換アミノ酸エステル以外にも置
換アミノ酸エステル塩酸塩を使用することもできる。
換アミノ酸エステルを還元し、D−、L−、またはDL
−置換アミノアルコールとした後、そのアミノ基を芳香
族基またはヘテロ芳香族基で修飾する方法。上記におい
て、置換アミノ酸エステルの還元法としては、水素化ア
ルミニウム還元法、水素化ホウ素還元法、水素添加法等
を例示することができる (M. Hud-licky, "Reductions
in Organic Chemistry", Willy, New York, 1984 参
照)。これらの方法を適用する置換アミノ酸エステルと
しては、製造方法1で例示した置換アミノ酸のメチルエ
ステル、エチルエステル等を挙げることができる。水素
化アルミニウム還元法においては、用いる還元剤として
は、水素化アルミニウム、水素化アルミニウムリチウ
ム、水素化アルミニウムナトリウム、水素化アルミニウ
ムマグネシウム、水素化ジメトキシアルミニウムリチウ
ム、水素化トリメトキシアルミニウムリチウム、水素化
トリス (t-ブトキシ) アルミニウム、水素化ビス (2-メ
トキシエトキシ) アルミニウムナトリウム、水素化ジイ
ソブチルアルミニウム等を挙げることができ、これらの
うちでも、水素化アルミニウムリチウムおよび水素化ジ
メトキシアルミニウムリチウムが好適である。これら還
元剤は、通常、置換アミノ酸エステル1モルに対して
0.5〜10モルの割合で使用される。この場合の還元反応
は、通常、溶媒中で行われる。用いる溶媒としては、該
還元反応に不活性であれば特に限定されず、種々のもの
を使用することができるが、具体的には、脂肪族系また
は芳香族系炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、エーテ
ル類等を挙げることができる。特に好適に使用されるの
は、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、トルエン
である。また、還元反応の温度は、通常、−20〜110 ℃
である。なお、この水素化アルミニウム還元法において
は、出発物質として、置換アミノ酸エステル以外にも置
換アミノ酸エステル塩酸塩を使用することもできる。
【0034】水素化ホウ素還元法においては、用いる還
元剤として、水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素ナト
リウム、水素化ホウ素カルシウム、水素化ホウ素亜鉛、
水素化トリエチルホウ素リチウム、水素化トリエチルホ
ウ素ナトリウム、水素化トリメトキシホウ素ナトリウム
等を例示することができ、好ましくは水素化ホウ素ナト
リウムおよび水素化ホウ素リチウムが使用される。これ
ら還元剤は、通常、置換アミノ酸エステル1モルに対し
て 0.5〜20モルの割合で使用される。この場合の還元反
応も通常、溶媒中で行われ、用いる溶媒としては、該反
応に不活性であれば特に限定されず、種々のものを使用
することができるが、具体的には、脂肪族系または芳香
族系炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、エーテル類、
アルコール類等を挙げることができる。特に好適に使用
されるのは、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルお
よびトルエンである。また、この還元反応の温度は、通
常、−20〜110 ℃である。なお、この水素化ホウ素還元
法においても、出発物質として、置換アミノ酸エステル
以外に置換アミノ酸エステル塩酸塩を使用することがで
きる。
元剤として、水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素ナト
リウム、水素化ホウ素カルシウム、水素化ホウ素亜鉛、
水素化トリエチルホウ素リチウム、水素化トリエチルホ
ウ素ナトリウム、水素化トリメトキシホウ素ナトリウム
等を例示することができ、好ましくは水素化ホウ素ナト
リウムおよび水素化ホウ素リチウムが使用される。これ
ら還元剤は、通常、置換アミノ酸エステル1モルに対し
て 0.5〜20モルの割合で使用される。この場合の還元反
応も通常、溶媒中で行われ、用いる溶媒としては、該反
応に不活性であれば特に限定されず、種々のものを使用
することができるが、具体的には、脂肪族系または芳香
族系炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、エーテル類、
アルコール類等を挙げることができる。特に好適に使用
されるのは、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルお
よびトルエンである。また、この還元反応の温度は、通
常、−20〜110 ℃である。なお、この水素化ホウ素還元
法においても、出発物質として、置換アミノ酸エステル
以外に置換アミノ酸エステル塩酸塩を使用することがで
きる。
【0035】水素添加法においては、触媒として、通
常、ラネーニッケル、銅クロマイト、亜鉛クロマイト、
酸化レニウム、パラジウム等が使用される。これら触媒
の使用量は、通常、置換アミノ酸エステル1モルに対し
て 0.00002〜0.02モルである。この還元反応は、通常、
溶媒中で行われる。この溶媒としては、脂肪族系または
芳香族系炭化水素類、エステル類、カルボン酸類、エー
テル類、アルコール類、ケトン類等を例示することがで
きる。特に好適に使用されるのは、メタノールおよびエ
タノールである。またこの還元反応は、常圧で水素ガス
雰囲気下で行うことができ、またオートクレーブを用い
て加圧下に水素ガスを強制的に圧入することによって行
うこともできる。この還元反応の温度は、通常、0〜30
0 ℃である。上述した還元反応により得られた置換アミ
ノアルコールのアミノ基を芳香族基またはヘテロ芳香族
基で修飾する方法としては、製造方法1で述べた方法を
採用することができる。
常、ラネーニッケル、銅クロマイト、亜鉛クロマイト、
酸化レニウム、パラジウム等が使用される。これら触媒
の使用量は、通常、置換アミノ酸エステル1モルに対し
て 0.00002〜0.02モルである。この還元反応は、通常、
溶媒中で行われる。この溶媒としては、脂肪族系または
芳香族系炭化水素類、エステル類、カルボン酸類、エー
テル類、アルコール類、ケトン類等を例示することがで
きる。特に好適に使用されるのは、メタノールおよびエ
タノールである。またこの還元反応は、常圧で水素ガス
雰囲気下で行うことができ、またオートクレーブを用い
て加圧下に水素ガスを強制的に圧入することによって行
うこともできる。この還元反応の温度は、通常、0〜30
0 ℃である。上述した還元反応により得られた置換アミ
ノアルコールのアミノ基を芳香族基またはヘテロ芳香族
基で修飾する方法としては、製造方法1で述べた方法を
採用することができる。
【0036】製造方法3;D−、L−、またはDL−置
換アミノ酸エステルのアミノ基を芳香族基またはヘテロ
芳香族基で修飾した後、そのエステル基を還元する方
法。前記アミノ基を芳香族基またはヘテロ芳香族基で修
飾する方法としては、製造方法1で挙げられた置換アミ
ノアルコールのアミノ基を芳香族基またはヘテロ芳香族
基で修飾する方法を採用することができる。これにより
得られたN−(芳香族またはヘテロ芳香族)アミノ酸エ
ステルの還元は、製造方法2で挙げられた水素化アルミ
ニウム還元法、水素化ホウ素還元法、水素添加法等の還
元法を採用することができる。
換アミノ酸エステルのアミノ基を芳香族基またはヘテロ
芳香族基で修飾した後、そのエステル基を還元する方
法。前記アミノ基を芳香族基またはヘテロ芳香族基で修
飾する方法としては、製造方法1で挙げられた置換アミ
ノアルコールのアミノ基を芳香族基またはヘテロ芳香族
基で修飾する方法を採用することができる。これにより
得られたN−(芳香族またはヘテロ芳香族)アミノ酸エ
ステルの還元は、製造方法2で挙げられた水素化アルミ
ニウム還元法、水素化ホウ素還元法、水素添加法等の還
元法を採用することができる。
【0037】製造方法4;置換エポキシドを芳香族また
はヘテロ芳香族アミン誘導体で開環させ、置換アミノア
ルコールとする方法。ここで使用される置換エポキシド
としては、例えばプロピレンオキシド、 1,2−エポキシ
ブタン、 1,2−エポキシペンタン、 1,2−エポキシヘキ
サン、 1,2−エポキシオクタン、 2,3−エポキシプロピ
ルベンゼン、ブタジエンモノオキシド、スチレンオキシ
ド等を例示することができる。また、ここで使用される
芳香族またはヘテロ芳香族アミン誘導体としては、芳香
族またはヘテロ芳香族アミンの他に、芳香族またはヘテ
ロ芳香族トリメチルシリルアミン、リチウム芳香族また
はヘテロ芳香族アミド等を例示することができる。これ
ら誘導体の使用量は、通常、置換エポキシド1モルに対
して1〜20モルである。この反応は、反応系にアルミ
ナ、チタニウムテトライソプロポキシド等を存在させる
ことによって促進させることができる。この際、アルミ
ナ、チタニウムテトライソプロポキシド等の使用量は、
置換エポキシド1モルに対して、通常、1〜100 モルで
ある。なお、この反応は、通常、溶媒中で行われ、用い
る溶媒としては、該反応に不活性であれば特に限定され
ず、種々のものを使用することができるが、具体的に
は、脂肪族系または芳香族系炭化水素類、ハロゲン化炭
化水素類、エーテル類、アルコール類、ケトン類、スル
ホキシド類、アミド類等を挙げることができる。特に好
適に使用されるのは、ジエチルエーテル、ジメチルスル
ホキシド、N-メチルピロリドンおよびN,N-ジメチルホル
ムアミドである。また、この反応温度は、通常、0〜10
0 ℃である。この方法は、特に1段で目的とするN−置
換アミノアルコールを得ることができる点で有利であ
る。
はヘテロ芳香族アミン誘導体で開環させ、置換アミノア
ルコールとする方法。ここで使用される置換エポキシド
としては、例えばプロピレンオキシド、 1,2−エポキシ
ブタン、 1,2−エポキシペンタン、 1,2−エポキシヘキ
サン、 1,2−エポキシオクタン、 2,3−エポキシプロピ
ルベンゼン、ブタジエンモノオキシド、スチレンオキシ
ド等を例示することができる。また、ここで使用される
芳香族またはヘテロ芳香族アミン誘導体としては、芳香
族またはヘテロ芳香族アミンの他に、芳香族またはヘテ
ロ芳香族トリメチルシリルアミン、リチウム芳香族また
はヘテロ芳香族アミド等を例示することができる。これ
ら誘導体の使用量は、通常、置換エポキシド1モルに対
して1〜20モルである。この反応は、反応系にアルミ
ナ、チタニウムテトライソプロポキシド等を存在させる
ことによって促進させることができる。この際、アルミ
ナ、チタニウムテトライソプロポキシド等の使用量は、
置換エポキシド1モルに対して、通常、1〜100 モルで
ある。なお、この反応は、通常、溶媒中で行われ、用い
る溶媒としては、該反応に不活性であれば特に限定され
ず、種々のものを使用することができるが、具体的に
は、脂肪族系または芳香族系炭化水素類、ハロゲン化炭
化水素類、エーテル類、アルコール類、ケトン類、スル
ホキシド類、アミド類等を挙げることができる。特に好
適に使用されるのは、ジエチルエーテル、ジメチルスル
ホキシド、N-メチルピロリドンおよびN,N-ジメチルホル
ムアミドである。また、この反応温度は、通常、0〜10
0 ℃である。この方法は、特に1段で目的とするN−置
換アミノアルコールを得ることができる点で有利であ
る。
【0038】N−置換ヒドロキシエタン酸アミドの合成 N−置換ヒドロキシエタン酸アミドは、ヒドロキシエタ
ン酸のカルボキシル基を活性化させた後、芳香族アミン
またはヘテロ芳香族アミンと反応させる方法によって合
成することができる。ヒドロキシエタン酸のカルボキシ
ル基を活性化させる方法としては、塩化チオニル、オキ
ザリルクロリド、三塩化リン等の塩素化剤と反応させる
方法、ジシクロヘキシルカルボジイミド等の縮合剤と反
応させる方法等を挙げることができる。塩素化剤または
縮合剤の使用量は、ヒドロキシエタン酸に対して化学量
論的に等量もしくは過剰量であり、好ましくは1〜2モ
ルである。芳香族アミンとしては、例えば4−ニトロア
ニリン 2,4−ジニトロアニリン、4−シアノアニリン、
2,4−ジシアノアニリン、4−メトキシカルボニルアニ
リン等を挙げることができる。また、ヘテロ芳香族アミ
ンとしては、例えば5−ニトロ−2−アミノピリジン、
5−シアノ−2−アミノピリジン、6−ニトロ−2−ア
ミノキノリン、4−ニトロ−2−アミノチオフェン等を
挙げることができる。芳香族アミンまたはヘテロ芳香族
アミンの使用量は、ヒドロキシエタン酸に対して化学量
論的に等量もしくは過剰量であり、好ましくは1〜2モ
ルである。反応温度は、通常0〜150 ℃であり、また、
反応は溶媒の存在下で行われる。この溶媒としては、脂
肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、ハロゲン化炭化水
素類、エーテル類等を例示することができ、特に好適に
使用されるものは、ジエチルエーテル、ジブチルエーテ
ルおよびテトラヒドロフランである。
ン酸のカルボキシル基を活性化させた後、芳香族アミン
またはヘテロ芳香族アミンと反応させる方法によって合
成することができる。ヒドロキシエタン酸のカルボキシ
ル基を活性化させる方法としては、塩化チオニル、オキ
ザリルクロリド、三塩化リン等の塩素化剤と反応させる
方法、ジシクロヘキシルカルボジイミド等の縮合剤と反
応させる方法等を挙げることができる。塩素化剤または
縮合剤の使用量は、ヒドロキシエタン酸に対して化学量
論的に等量もしくは過剰量であり、好ましくは1〜2モ
ルである。芳香族アミンとしては、例えば4−ニトロア
ニリン 2,4−ジニトロアニリン、4−シアノアニリン、
2,4−ジシアノアニリン、4−メトキシカルボニルアニ
リン等を挙げることができる。また、ヘテロ芳香族アミ
ンとしては、例えば5−ニトロ−2−アミノピリジン、
5−シアノ−2−アミノピリジン、6−ニトロ−2−ア
ミノキノリン、4−ニトロ−2−アミノチオフェン等を
挙げることができる。芳香族アミンまたはヘテロ芳香族
アミンの使用量は、ヒドロキシエタン酸に対して化学量
論的に等量もしくは過剰量であり、好ましくは1〜2モ
ルである。反応温度は、通常0〜150 ℃であり、また、
反応は溶媒の存在下で行われる。この溶媒としては、脂
肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、ハロゲン化炭化水
素類、エーテル類等を例示することができ、特に好適に
使用されるものは、ジエチルエーテル、ジブチルエーテ
ルおよびテトラヒドロフランである。
【0039】ヒドロキシブタン酸の合成 ヒドロキシブタン酸は、例えば次の方法によって合成す
ることができる。3−アミノ−4−ヒドロキシブタン酸
誘導体または4−アミノ−2−ヒドロキシブタン酸誘導
体のアミノ基を芳香族基またはヘテロ芳香族基で修飾す
る方法。この方法においては、芳香族またはヘテロ芳香
族環上に脱離基を有する誘導体を3−アミノ−4−ヒド
ロキシブタン酸誘導体または4−アミノ−2−ヒドロキ
シブタン酸誘導体と反応させる方法を挙げることができ
る。この脱離基としては、例えばフルオロ基、クロロ
基、ブロモ基、ヨード基、p−トルエンスルホニルオキ
シ基、メタンスルホニルオキシ基、トリフルオロメタン
スルホニルオキシ基等を例示することができ、特にクロ
ロ基およびトリフルオロメタンスルホニルオキシ基が好
適である。かかる脱離基を有する芳香族誘導体またはヘ
テロ芳香族誘導体の使用量は化学量論的等量もしくは過
剰量であり、好ましくは1〜2モルである。この反応を
完結させるためには、塩基の存在下で反応を行うことが
望ましい。この塩基としては、無機塩基類、3級アミン
類、ピリジン類等を挙げることができ、特に好適に使用
されるものは、トリエチルアミン、ピリジンおよび炭酸
カリウムである。該塩基の使用量は、通常、3−アミノ
−4−ヒドロキシブタン酸誘導体または4−アミノ−2
−ヒドロキシブタン酸誘導体に対して化学量論的に等量
もしくは過剰量であり、好ましくは1〜1.5 モルであ
る。反応温度は、通常、0〜100 ℃であり、また、反応
は溶媒の存在下で行われる。この溶媒としては、芳香族
炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、エーテル類、アル
コール類、ケトン類、スルホキシド類、アミド類を例示
することができ、特に好適に使用されるものは、ジメチ
ルスルホキシド、N−メチルピロリドンおよび N,N−ジ
メチルホルムアミドである。
ることができる。3−アミノ−4−ヒドロキシブタン酸
誘導体または4−アミノ−2−ヒドロキシブタン酸誘導
体のアミノ基を芳香族基またはヘテロ芳香族基で修飾す
る方法。この方法においては、芳香族またはヘテロ芳香
族環上に脱離基を有する誘導体を3−アミノ−4−ヒド
ロキシブタン酸誘導体または4−アミノ−2−ヒドロキ
シブタン酸誘導体と反応させる方法を挙げることができ
る。この脱離基としては、例えばフルオロ基、クロロ
基、ブロモ基、ヨード基、p−トルエンスルホニルオキ
シ基、メタンスルホニルオキシ基、トリフルオロメタン
スルホニルオキシ基等を例示することができ、特にクロ
ロ基およびトリフルオロメタンスルホニルオキシ基が好
適である。かかる脱離基を有する芳香族誘導体またはヘ
テロ芳香族誘導体の使用量は化学量論的等量もしくは過
剰量であり、好ましくは1〜2モルである。この反応を
完結させるためには、塩基の存在下で反応を行うことが
望ましい。この塩基としては、無機塩基類、3級アミン
類、ピリジン類等を挙げることができ、特に好適に使用
されるものは、トリエチルアミン、ピリジンおよび炭酸
カリウムである。該塩基の使用量は、通常、3−アミノ
−4−ヒドロキシブタン酸誘導体または4−アミノ−2
−ヒドロキシブタン酸誘導体に対して化学量論的に等量
もしくは過剰量であり、好ましくは1〜1.5 モルであ
る。反応温度は、通常、0〜100 ℃であり、また、反応
は溶媒の存在下で行われる。この溶媒としては、芳香族
炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、エーテル類、アル
コール類、ケトン類、スルホキシド類、アミド類を例示
することができ、特に好適に使用されるものは、ジメチ
ルスルホキシド、N−メチルピロリドンおよび N,N−ジ
メチルホルムアミドである。
【0040】N−置換アミノ酸の合成 N−置換アミノ酸は、前述したN−置換アミノアルコー
ルの製造方法1に示した置換アミノアルコールのアミノ
基を芳香族基またはヘテロ芳香族基で修飾する方法を置
換アミノ酸に適用することによって容易に合成すること
ができる。
ルの製造方法1に示した置換アミノアルコールのアミノ
基を芳香族基またはヘテロ芳香族基で修飾する方法を置
換アミノ酸に適用することによって容易に合成すること
ができる。
【0041】結晶の製造 以上のようにして得られる一般式(1) で表される特定化
合物は、通常用いられる手法、例えば冷却法、スローエ
バポレーション法等の再結晶法や、昇華法またはゾーン
メルティング法等の方法により単結晶とすることができ
る。再結晶法により単結晶を成長させるために用いる溶
媒は、単結晶とする特定化合物に応じて適宜選択するこ
とができるが、例えば酢酸エチル、エタノール、メタノ
ール、アセトン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩
化炭素等の有機溶媒、および上記溶媒とヘキサン、トル
エンまたはベンゼンとの混合溶媒を挙げることができ
る。また、ガラスキャピラリーを利用してファイバー状
に結晶化させることもでき、このときの結晶化の方法と
してはゾーンメルティング法を利用することができる。
合物は、通常用いられる手法、例えば冷却法、スローエ
バポレーション法等の再結晶法や、昇華法またはゾーン
メルティング法等の方法により単結晶とすることができ
る。再結晶法により単結晶を成長させるために用いる溶
媒は、単結晶とする特定化合物に応じて適宜選択するこ
とができるが、例えば酢酸エチル、エタノール、メタノ
ール、アセトン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩
化炭素等の有機溶媒、および上記溶媒とヘキサン、トル
エンまたはベンゼンとの混合溶媒を挙げることができ
る。また、ガラスキャピラリーを利用してファイバー状
に結晶化させることもでき、このときの結晶化の方法と
してはゾーンメルティング法を利用することができる。
【0042】非線形光学素子の製造 上記のようにして得られた結晶は、非線形光学素子とし
て好適に利用することができる。この際、結晶表面の一
部もしくは全体を被覆保護してもよい。この目的のため
に使用される被覆材料としては、ガラス、ポリカーボネ
ート、ポリメチルメタクリレート、ポリプロピレン、セ
ルロースアセテート、ポリスチレン、アクリロニトリル
−ポリスチレン共重合体、ポリエチレングリコールビス
アリルカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリスルホン、
ポリイミド等を挙げることができる。さらに屈折率整合
をとる目的で、該結晶を流動パラフィン、各種シリコン
オイル、フッ素系オイル等の結晶の表面に対して不活性
な媒体に浸漬して用いることができる。さらに、該結晶
の表面に、例えば米国特許3,330,681 号明細書、特公昭
56−15481 号公報、特開昭58−670701号公報、特公昭55
-40631号公報等に開示されている方法によって、無反射
コーティング等の被膜層を設けることもできる。また結
晶全体を不活性媒体等により冷却、もしくは加熱して用
いてもよい。この不活性媒体としては、各種シリコンオ
イル、フッ素系オイル等を挙げることができる。
て好適に利用することができる。この際、結晶表面の一
部もしくは全体を被覆保護してもよい。この目的のため
に使用される被覆材料としては、ガラス、ポリカーボネ
ート、ポリメチルメタクリレート、ポリプロピレン、セ
ルロースアセテート、ポリスチレン、アクリロニトリル
−ポリスチレン共重合体、ポリエチレングリコールビス
アリルカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリスルホン、
ポリイミド等を挙げることができる。さらに屈折率整合
をとる目的で、該結晶を流動パラフィン、各種シリコン
オイル、フッ素系オイル等の結晶の表面に対して不活性
な媒体に浸漬して用いることができる。さらに、該結晶
の表面に、例えば米国特許3,330,681 号明細書、特公昭
56−15481 号公報、特開昭58−670701号公報、特公昭55
-40631号公報等に開示されている方法によって、無反射
コーティング等の被膜層を設けることもできる。また結
晶全体を不活性媒体等により冷却、もしくは加熱して用
いてもよい。この不活性媒体としては、各種シリコンオ
イル、フッ素系オイル等を挙げることができる。
【0043】また前記一般式(1) で表される特定化合物
を、微結晶状態で高分子マトリックス中に分散させるこ
とによって、また高分子マトリックス中に分子状に分
散、または高分子マトリックスに直接化学的に結合させ
たものを、外部電場を利用して配向させることによっ
て、SHG特性、または電気化学効果を示す素子として
製造することができる。高分子マトリックス中に分散さ
せる方法としては、例えば一般式(1) で表される化合物
とマトリックスとなる高分子とを溶媒に溶解させて混合
した後に溶媒を除去する方法、両者を融解させて混合す
る方法、当該化合物の存在下で単量体を重合開始剤、加
熱、光照射等によって重合させマトリックスとなる高分
子を形成する方法等を挙げることができる。これらの場
合において、必要に応じて酸、塩基、金属などを共存さ
せ、一般式(1) で表される化合物の官能基と高分子マト
リックスの官能基との間で、交換、縮合、付加等の反応
を起こさせて化学的な結合を形成することもできる。こ
の場合に使用される高分子マトリックスとしては、例え
ばポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリスチレ
ン、ポリメチルスチレン、ポリエチレンオキシド、ポリ
酢酸ビニル、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリ
フェニレンオキシド、ポリエチレンテレフタレート、エ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂等を挙げることができる。
を、微結晶状態で高分子マトリックス中に分散させるこ
とによって、また高分子マトリックス中に分子状に分
散、または高分子マトリックスに直接化学的に結合させ
たものを、外部電場を利用して配向させることによっ
て、SHG特性、または電気化学効果を示す素子として
製造することができる。高分子マトリックス中に分散さ
せる方法としては、例えば一般式(1) で表される化合物
とマトリックスとなる高分子とを溶媒に溶解させて混合
した後に溶媒を除去する方法、両者を融解させて混合す
る方法、当該化合物の存在下で単量体を重合開始剤、加
熱、光照射等によって重合させマトリックスとなる高分
子を形成する方法等を挙げることができる。これらの場
合において、必要に応じて酸、塩基、金属などを共存さ
せ、一般式(1) で表される化合物の官能基と高分子マト
リックスの官能基との間で、交換、縮合、付加等の反応
を起こさせて化学的な結合を形成することもできる。こ
の場合に使用される高分子マトリックスとしては、例え
ばポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリスチレ
ン、ポリメチルスチレン、ポリエチレンオキシド、ポリ
酢酸ビニル、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリ
フェニレンオキシド、ポリエチレンテレフタレート、エ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂等を挙げることができる。
【0044】
【実施例】実施例1 3−(5−ニトロ−2−ピリジニル)−4−メチル−2
−オキサゾリジノンの合成 アラニン30gを無水テトラヒドロフラン 150gに溶解さ
せ、これに三フッ化ホウ素エチルエーテル35.0gを加
え、乾燥窒素雰囲気下に60℃で1時間攪拌を行なった。
この溶液に、10Mボラン−ジメチルスルフィド錯体のジ
メチルスルフィド溶液36.3gを30分かけて滴下し、加熱
還流下で2時間反応させた。次いで、6N水酸化ナトリ
ウム水溶液 150gを加えて反応を停止させ、テトラヒド
ロフランにより生成物の抽出を行った。その後、有機層
を無水炭酸カリウムで乾燥した後、溶媒の除去を行い、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製
し、アラニノール18.1gを得た。このようにして得たア
ラニノール18.1gを、トリエチルアミン29.3gおよびN
−メチル−2−ピロリドン80mlに溶解させた。次いで、
5−ニトロ−2−クロロピリジン42.2gをN−メチル−
2−ピロリドン 100mlに溶解させた溶液に、上記で調製
された溶液を滴下し、室温で12時間反応させた。2N塩
酸水溶液を加えて反応液のpHを4付近にしたのち、反
応液に水 500gを加え、酢酸エチルを用いて生成物を抽
出した。その後、有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を除去し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーによりジクロロメタンと酢酸エチルの混合溶媒(容量
比=5:1)を展開溶媒として精製し、回収した黄色固
形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶することによ
り、2−(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−1−
プロパノール40.0gを得た。上記で得られた2−(5−
ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−1−プロパノール4
0.0gをテトラヒドロフラン 100gに溶解させた溶液を
氷冷下攪拌したところに、クロロギ酸トリクロロメチル
44.2gと活性炭との反応により発生させたホスゲンを冷
却し液化したものを滴下した。そして15分間反応させた
後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 300gを加え、酢酸
エチルで生成物を抽出した。得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーによりジクロロメタンを展開
溶媒として精製し、回収した淡黄色固形物をさらに酢酸
エチルを用いて再結晶することにより、無色柱状結晶3
3.6gを得た。このものは、赤外吸収スペクトル(図1
に示す)および核磁気共鳴スペクトル(図2に示す)か
ら3−(5−ニトロ−2−ピリジニル)−4−メチル−
2−オキサゾリジノンと同定された。
−オキサゾリジノンの合成 アラニン30gを無水テトラヒドロフラン 150gに溶解さ
せ、これに三フッ化ホウ素エチルエーテル35.0gを加
え、乾燥窒素雰囲気下に60℃で1時間攪拌を行なった。
この溶液に、10Mボラン−ジメチルスルフィド錯体のジ
メチルスルフィド溶液36.3gを30分かけて滴下し、加熱
還流下で2時間反応させた。次いで、6N水酸化ナトリ
ウム水溶液 150gを加えて反応を停止させ、テトラヒド
ロフランにより生成物の抽出を行った。その後、有機層
を無水炭酸カリウムで乾燥した後、溶媒の除去を行い、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製
し、アラニノール18.1gを得た。このようにして得たア
ラニノール18.1gを、トリエチルアミン29.3gおよびN
−メチル−2−ピロリドン80mlに溶解させた。次いで、
5−ニトロ−2−クロロピリジン42.2gをN−メチル−
2−ピロリドン 100mlに溶解させた溶液に、上記で調製
された溶液を滴下し、室温で12時間反応させた。2N塩
酸水溶液を加えて反応液のpHを4付近にしたのち、反
応液に水 500gを加え、酢酸エチルを用いて生成物を抽
出した。その後、有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を除去し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーによりジクロロメタンと酢酸エチルの混合溶媒(容量
比=5:1)を展開溶媒として精製し、回収した黄色固
形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶することによ
り、2−(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−1−
プロパノール40.0gを得た。上記で得られた2−(5−
ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−1−プロパノール4
0.0gをテトラヒドロフラン 100gに溶解させた溶液を
氷冷下攪拌したところに、クロロギ酸トリクロロメチル
44.2gと活性炭との反応により発生させたホスゲンを冷
却し液化したものを滴下した。そして15分間反応させた
後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 300gを加え、酢酸
エチルで生成物を抽出した。得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーによりジクロロメタンを展開
溶媒として精製し、回収した淡黄色固形物をさらに酢酸
エチルを用いて再結晶することにより、無色柱状結晶3
3.6gを得た。このものは、赤外吸収スペクトル(図1
に示す)および核磁気共鳴スペクトル(図2に示す)か
ら3−(5−ニトロ−2−ピリジニル)−4−メチル−
2−オキサゾリジノンと同定された。
【0045】実施例2 3−(5−ニトロ−2−ピリジニル)−4−エチル−2
−オキサゾリジノンの合成 実施例1で、アラニン30gの代わりにホモアラニン30.3
gを使用し、三フッ化ホウ素エチルエーテルの使用量を
30.5gならびに10Mボラン−ジメチルスルフイド錯体の
ジメチルスルフイド溶液の使用量を32.3gとした以外
は、実施例1と同様の操作を行い、ホモアラニノール2
0.0gを得た。得られたホモアラニノール20.0gを、ト
リエチルアミン27.3gおよびN−メチル−2−ピロリド
ン80mlに溶解させた。次いで5−ニトロ−2−クロロピ
リジン39.1gをN−メチル−2−ピロリドン100mlに溶
解させた溶液に、上記で調製された溶液を滴下し、室温
で12時間反応させた。その後、2N塩酸水溶液を加えて
反応液のpHを4付近にしたのち、反応液に水 500gを
加え、酢酸エチルを用いて生成物を抽出し、有機層を
水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した後、溶媒を除去した。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーによりジクロロメタンと
酢酸エチルの混合溶媒(容量比=5:1)を展開溶媒と
して精製し、回収した黄色固形物をさらに酢酸エチルを
用いて再結晶することにより、2−(5−ニトロ−2−
ピリジニル)アミノ−1−ブタノール37.6gを得た。上
記で得られた2−(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミ
ノ−1−ブタノール37.6gをテトラヒドロフラン 150g
に溶解させた溶液を氷冷下攪拌したところに、クロロギ
酸トリクロロメチル38.7gと活性炭との反応により発生
させたホスゲンを冷却し液化したものを滴下した。そし
て15分間反応させた後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
300gを加え、酢酸エチルで生成物を抽出した。得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによりジ
クロロメタンを展開溶媒として精製し、回収した淡黄色
固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶することによ
り、無色板状結晶32.8gを得た。このものは、赤外吸収
スペクトル(図3に示す)および核磁気共鳴スペクトル
(図4に示す)から3−(5−ニトロ−2−ピリジニ
ル)−4−エチル−2−オキサゾリジノンと同定され
た。
−オキサゾリジノンの合成 実施例1で、アラニン30gの代わりにホモアラニン30.3
gを使用し、三フッ化ホウ素エチルエーテルの使用量を
30.5gならびに10Mボラン−ジメチルスルフイド錯体の
ジメチルスルフイド溶液の使用量を32.3gとした以外
は、実施例1と同様の操作を行い、ホモアラニノール2
0.0gを得た。得られたホモアラニノール20.0gを、ト
リエチルアミン27.3gおよびN−メチル−2−ピロリド
ン80mlに溶解させた。次いで5−ニトロ−2−クロロピ
リジン39.1gをN−メチル−2−ピロリドン100mlに溶
解させた溶液に、上記で調製された溶液を滴下し、室温
で12時間反応させた。その後、2N塩酸水溶液を加えて
反応液のpHを4付近にしたのち、反応液に水 500gを
加え、酢酸エチルを用いて生成物を抽出し、有機層を
水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した後、溶媒を除去した。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーによりジクロロメタンと
酢酸エチルの混合溶媒(容量比=5:1)を展開溶媒と
して精製し、回収した黄色固形物をさらに酢酸エチルを
用いて再結晶することにより、2−(5−ニトロ−2−
ピリジニル)アミノ−1−ブタノール37.6gを得た。上
記で得られた2−(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミ
ノ−1−ブタノール37.6gをテトラヒドロフラン 150g
に溶解させた溶液を氷冷下攪拌したところに、クロロギ
酸トリクロロメチル38.7gと活性炭との反応により発生
させたホスゲンを冷却し液化したものを滴下した。そし
て15分間反応させた後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
300gを加え、酢酸エチルで生成物を抽出した。得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによりジ
クロロメタンを展開溶媒として精製し、回収した淡黄色
固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶することによ
り、無色板状結晶32.8gを得た。このものは、赤外吸収
スペクトル(図3に示す)および核磁気共鳴スペクトル
(図4に示す)から3−(5−ニトロ−2−ピリジニ
ル)−4−エチル−2−オキサゾリジノンと同定され
た。
【0046】実施例3 3−(5−ニトロ−2−ピリジニル)−4−イソプロピ
ル−2−オキサゾリジノンの合成 実施例1で、アラニン30gの代わりにバリン32.4gを使
用し、三フッ化ホウ素エチルエーテルの使用量を28.7
g、ならびに10Mボラン−ジメチルスルフィド錯体のジ
メチルスルフィド溶液の使用量を29.8gとした以外は、
実施例1と同様の操作を行い、バリノール20gを得た。
得られたバリノール20gを、トリエチルアミン23.6gお
よびN−メチル−2−ピロリドン80mlに溶解させた。次
いで5−ニトロ−2−クロロピリジン33.8gをN−メチ
ル−2−ピロリドン100mlに溶解させた溶液に、上記で
調製された溶液を滴下し、室温で12時間反応させた。そ
の後、2N塩酸水溶液を加えて反応液のpHを4付近に
したのち、反応液に水 500gを加え、酢酸エチルを用い
て生成物を抽出し、有機層を水、次いで飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を除去
した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーによりジクロロメタンと酢酸エチルの混合溶媒(容
量比=5:1)を展開溶媒として精製し、回収した黄色
固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶することによ
り、2−(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−3−
メチル−1−ブタノール34.8gを得た。上記で得られた
2−(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−3−メチ
ル−1−ブタノール34.8gをテトラヒドロフラン 150g
に溶解させた溶液を氷冷下攪拌したところに、クロロギ
酸トリクロロメチル33.6gと活性炭との反応により発生
させたホスゲンを冷却し液化したものを滴下した。そし
て15分間反応させた後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
300gを加え、酢酸エチルで生成物を抽出した。得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによりジ
クロロメタンを展開溶媒として精製し、回収した淡黄色
固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶することによ
り、無色柱状結晶31.1gを得た。このものは、赤外吸収
スペクトル(図5に示す)および核磁気共鳴スペクトル
(図6に示す)から3−(5−ニトロ−2−ピリジニ
ル)−4−イソプロピル−2−オキサゾリジノンと同定
された。
ル−2−オキサゾリジノンの合成 実施例1で、アラニン30gの代わりにバリン32.4gを使
用し、三フッ化ホウ素エチルエーテルの使用量を28.7
g、ならびに10Mボラン−ジメチルスルフィド錯体のジ
メチルスルフィド溶液の使用量を29.8gとした以外は、
実施例1と同様の操作を行い、バリノール20gを得た。
得られたバリノール20gを、トリエチルアミン23.6gお
よびN−メチル−2−ピロリドン80mlに溶解させた。次
いで5−ニトロ−2−クロロピリジン33.8gをN−メチ
ル−2−ピロリドン100mlに溶解させた溶液に、上記で
調製された溶液を滴下し、室温で12時間反応させた。そ
の後、2N塩酸水溶液を加えて反応液のpHを4付近に
したのち、反応液に水 500gを加え、酢酸エチルを用い
て生成物を抽出し、有機層を水、次いで飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を除去
した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーによりジクロロメタンと酢酸エチルの混合溶媒(容
量比=5:1)を展開溶媒として精製し、回収した黄色
固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶することによ
り、2−(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−3−
メチル−1−ブタノール34.8gを得た。上記で得られた
2−(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−3−メチ
ル−1−ブタノール34.8gをテトラヒドロフラン 150g
に溶解させた溶液を氷冷下攪拌したところに、クロロギ
酸トリクロロメチル33.6gと活性炭との反応により発生
させたホスゲンを冷却し液化したものを滴下した。そし
て15分間反応させた後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
300gを加え、酢酸エチルで生成物を抽出した。得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによりジ
クロロメタンを展開溶媒として精製し、回収した淡黄色
固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶することによ
り、無色柱状結晶31.1gを得た。このものは、赤外吸収
スペクトル(図5に示す)および核磁気共鳴スペクトル
(図6に示す)から3−(5−ニトロ−2−ピリジニ
ル)−4−イソプロピル−2−オキサゾリジノンと同定
された。
【0047】実施例4 3−(5−ニトロ−2−ピリジニル)−4−イソブチル
−2−オキサゾリジノンの合成 実施例1で、アラニン30gの代わりにロイシン32.0gを
使用し、三フッ化ホウ素エチルエーテルの使用量を25.5
g、ならびに10Mボラン−ジメチルスルフィド錯体のジ
メチルスルフィド溶液の使用量を26.5gとした以外は、
実施例1と同様の操作を行い、ロイシノール20gを得
た。得られたロイシノール20gを、トリエチルアミン2
0.7gおよびN−メチル−2−ピロリドン80mlに溶解さ
せた。次いで5−ニトロ−2−クロロピリジン29.8gを
N−メチル−2−ピロリドン 100mlに溶解させた溶液
に、上記で調製された溶液を滴下し、室温で12時間反応
させた。その後、2N塩酸水溶液を加えて反応液のpH
を4付近にしたのち、反応液に水 500gを加え、酢酸エ
チルを用いて生成物を抽出し、有機層を水、次いで飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、
溶媒を除去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーによりジクロロメタンと酢酸エチルの混
合溶媒(容量比=5:1)を展開溶媒として精製し、回
収した黄色固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶す
ることにより、2−(5−ニトロ−2−ピリジニル)ア
ミノ−4−メチル−1−ペンタノール29.2gを得た。上
記で得られた2−(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミ
ノ−4−メチル−1−ペンタノール29.2gをテトラヒド
ロフラン 150gに溶解させた溶液を氷冷下攪拌したとこ
ろに、クロロギ酸トリクロロメチル26.6gと活性炭との
反応により発生させたホスゲンを冷却し液化したものを
滴下した。そして15分間反応させた後、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液 300gを加え、酢酸エチルで生成物を抽
出した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーによりジクロロメタンを展開溶媒として精製し、
回収した淡黄色固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結
晶することにより、無色板状結晶25.9gを得た。このも
のは、赤外吸収スペクトル(図7に示す)および核磁気
共鳴スペクトル(図8に示す)から3−(5−ニトロ−
2−ピリジニル)−4−イソブチル−2−オキサゾリジ
ノンと同定された。
−2−オキサゾリジノンの合成 実施例1で、アラニン30gの代わりにロイシン32.0gを
使用し、三フッ化ホウ素エチルエーテルの使用量を25.5
g、ならびに10Mボラン−ジメチルスルフィド錯体のジ
メチルスルフィド溶液の使用量を26.5gとした以外は、
実施例1と同様の操作を行い、ロイシノール20gを得
た。得られたロイシノール20gを、トリエチルアミン2
0.7gおよびN−メチル−2−ピロリドン80mlに溶解さ
せた。次いで5−ニトロ−2−クロロピリジン29.8gを
N−メチル−2−ピロリドン 100mlに溶解させた溶液
に、上記で調製された溶液を滴下し、室温で12時間反応
させた。その後、2N塩酸水溶液を加えて反応液のpH
を4付近にしたのち、反応液に水 500gを加え、酢酸エ
チルを用いて生成物を抽出し、有機層を水、次いで飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、
溶媒を除去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーによりジクロロメタンと酢酸エチルの混
合溶媒(容量比=5:1)を展開溶媒として精製し、回
収した黄色固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶す
ることにより、2−(5−ニトロ−2−ピリジニル)ア
ミノ−4−メチル−1−ペンタノール29.2gを得た。上
記で得られた2−(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミ
ノ−4−メチル−1−ペンタノール29.2gをテトラヒド
ロフラン 150gに溶解させた溶液を氷冷下攪拌したとこ
ろに、クロロギ酸トリクロロメチル26.6gと活性炭との
反応により発生させたホスゲンを冷却し液化したものを
滴下した。そして15分間反応させた後、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液 300gを加え、酢酸エチルで生成物を抽
出した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーによりジクロロメタンを展開溶媒として精製し、
回収した淡黄色固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結
晶することにより、無色板状結晶25.9gを得た。このも
のは、赤外吸収スペクトル(図7に示す)および核磁気
共鳴スペクトル(図8に示す)から3−(5−ニトロ−
2−ピリジニル)−4−イソブチル−2−オキサゾリジ
ノンと同定された。
【0048】実施例5 3−(5−ニトロ−2−ピリジニル)−4− sec−ブチ
ル−2−オキサゾリジノンの合成 実施例4で、ロイシン32.0gの代わりにイソロイシン3
2.0gを使用した以外は、実施例4と同様の操作を行
い、イソロイシノール20gを得た。得られたイソロイシ
ノール20gを、トリエチルアミン20.7gおよびN−メチ
ル−2−ピロリドン80mlに溶解させた。次いで5−ニト
ロ−2−クロロピリジン29.8gをN−メチル−2−ピロ
リドン 100mlに溶解させた溶液に、上記で調製された溶
液を滴下し、室温で12時間反応させた。その後、2N塩
酸水溶液を加えて反応液のpHを4付近にしたのち、反
応液に水 500gを加え、酢酸エチルを用いて生成物を抽
出し、有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を除去した。得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによりジ
クロロメタンと酢酸エチルの混合溶媒(容量比=5:
1)を展開溶媒として精製し、回収した黄色固形物をさ
らに酢酸エチルを用いて再結晶することにより、2−
(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−3−メチル−
1−ペンタノール31.6gを得た。上記で得られた2−
(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−3−メチル−
1−ペンタノール31.6gをテトラヒドロフラン 150gに
溶解させた溶液を氷冷下攪拌したところに、クロロギ酸
トリクロロメチル28.8gと活性炭との反応により発生さ
せたホスゲンを冷却し液化したものを滴下した。そして
15分間反応させた後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 3
00gを加え、酢酸エチルで生成物を抽出した。得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによりジク
ロロメタンを展開溶媒として精製し、回収した淡黄色固
形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶することによ
り、無色板状結晶27.4gを得た。このものは、赤外吸収
スペクトル(図9に示す)および核磁気共鳴スペクトル
(図10に示す)から3−(5−ニトロ−2−ピリジニ
ル)−4−sec-ブチル−2−オキサゾリジノンと同定さ
れた。
ル−2−オキサゾリジノンの合成 実施例4で、ロイシン32.0gの代わりにイソロイシン3
2.0gを使用した以外は、実施例4と同様の操作を行
い、イソロイシノール20gを得た。得られたイソロイシ
ノール20gを、トリエチルアミン20.7gおよびN−メチ
ル−2−ピロリドン80mlに溶解させた。次いで5−ニト
ロ−2−クロロピリジン29.8gをN−メチル−2−ピロ
リドン 100mlに溶解させた溶液に、上記で調製された溶
液を滴下し、室温で12時間反応させた。その後、2N塩
酸水溶液を加えて反応液のpHを4付近にしたのち、反
応液に水 500gを加え、酢酸エチルを用いて生成物を抽
出し、有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を除去した。得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによりジ
クロロメタンと酢酸エチルの混合溶媒(容量比=5:
1)を展開溶媒として精製し、回収した黄色固形物をさ
らに酢酸エチルを用いて再結晶することにより、2−
(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−3−メチル−
1−ペンタノール31.6gを得た。上記で得られた2−
(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−3−メチル−
1−ペンタノール31.6gをテトラヒドロフラン 150gに
溶解させた溶液を氷冷下攪拌したところに、クロロギ酸
トリクロロメチル28.8gと活性炭との反応により発生さ
せたホスゲンを冷却し液化したものを滴下した。そして
15分間反応させた後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 3
00gを加え、酢酸エチルで生成物を抽出した。得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによりジク
ロロメタンを展開溶媒として精製し、回収した淡黄色固
形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶することによ
り、無色板状結晶27.4gを得た。このものは、赤外吸収
スペクトル(図9に示す)および核磁気共鳴スペクトル
(図10に示す)から3−(5−ニトロ−2−ピリジニ
ル)−4−sec-ブチル−2−オキサゾリジノンと同定さ
れた。
【0049】実施例6 3−(5−ニトロ−2−ピリジニル)−4−フェニル−
2−オキサゾリジノンの合成 実施例1で、アラニン30gの代わりにα−フェニルグリ
シン31.5gを使用し、三フッ化ホウ素エチルエーテルの
使用量を22.1g、ならびに10Mボラン−ジメチルスルフ
ィド錯体のジメチルスルフィド溶液の使用量を23.0gと
した以外は、実施例1と同様の操作を行い、α−フェニ
ルグリシノール20gを得た。得られたα−フェニルグリ
シノール20gを、トリエチルアミン17.7gおよびN−メ
チル−2−ピロリドン80mlに溶解させた。次いで5−ニ
トロ−2−クロロピリジン25.4gをN−メチル−2−ピ
ロリドン 100mlに溶解させた溶液に、上記で調製された
溶液を滴下し、室温で12時間反応させた。その後、2N
塩酸水溶液を加えて反応液のpHを4付近にしたのち、
反応液に水 500gを加え、酢酸エチルを用いて生成物を
抽出し、有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を除去した。得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより
ジクロロメタンと酢酸エチルの混合溶媒(容量比=5:
1)を展開溶媒として精製し、回収した黄色固形物をさ
らに酢酸エチルを用いて再結晶することにより、2−
(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−2−フェニル
−1−エタノール22.6gを得た。上記で得られた2−
(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−2−フェニル
−1−エタノール22.6gをテトラヒドロフラン 150gに
溶解させた溶液を氷冷下攪拌したところに、クロロギ酸
トリクロロメチル18.9gと活性炭との反応により発生さ
せたホスゲンを冷却し液化したものを滴下した。そして
15分間反応させた後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 3
00gを加え、酢酸エチルで生成物を抽出した。得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによりジク
ロロメタンを展開溶媒として精製し、回収した淡黄色固
形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶することによ
り、無色板状結晶18.8gを得た。このものは、赤外吸収
スペクトル(図11に示す)および核磁気共鳴スペクトル
(図12に示す)から3−(5−ニトロ−2−ピリジニ
ル)−4−フェニル−2−オキサゾリジノンと同定され
た。
2−オキサゾリジノンの合成 実施例1で、アラニン30gの代わりにα−フェニルグリ
シン31.5gを使用し、三フッ化ホウ素エチルエーテルの
使用量を22.1g、ならびに10Mボラン−ジメチルスルフ
ィド錯体のジメチルスルフィド溶液の使用量を23.0gと
した以外は、実施例1と同様の操作を行い、α−フェニ
ルグリシノール20gを得た。得られたα−フェニルグリ
シノール20gを、トリエチルアミン17.7gおよびN−メ
チル−2−ピロリドン80mlに溶解させた。次いで5−ニ
トロ−2−クロロピリジン25.4gをN−メチル−2−ピ
ロリドン 100mlに溶解させた溶液に、上記で調製された
溶液を滴下し、室温で12時間反応させた。その後、2N
塩酸水溶液を加えて反応液のpHを4付近にしたのち、
反応液に水 500gを加え、酢酸エチルを用いて生成物を
抽出し、有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を除去した。得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより
ジクロロメタンと酢酸エチルの混合溶媒(容量比=5:
1)を展開溶媒として精製し、回収した黄色固形物をさ
らに酢酸エチルを用いて再結晶することにより、2−
(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−2−フェニル
−1−エタノール22.6gを得た。上記で得られた2−
(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−2−フェニル
−1−エタノール22.6gをテトラヒドロフラン 150gに
溶解させた溶液を氷冷下攪拌したところに、クロロギ酸
トリクロロメチル18.9gと活性炭との反応により発生さ
せたホスゲンを冷却し液化したものを滴下した。そして
15分間反応させた後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 3
00gを加え、酢酸エチルで生成物を抽出した。得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによりジク
ロロメタンを展開溶媒として精製し、回収した淡黄色固
形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶することによ
り、無色板状結晶18.8gを得た。このものは、赤外吸収
スペクトル(図11に示す)および核磁気共鳴スペクトル
(図12に示す)から3−(5−ニトロ−2−ピリジニ
ル)−4−フェニル−2−オキサゾリジノンと同定され
た。
【0050】実施例7 3−(5−ニトロ−2−ピリジニル)−4−ベンジル−
2−オキサゾリジノンの合成 実施例1で、アラニン30gの代わりにフェニルアラニン
31.2gを使用し、三フッ化ホウ素エチルエーテルの使用
量を20.0g、ならびに10Mボラン−ジメチルスルフィド
錯体のジメチルスルフィド溶液の使用量を20.7gとした
以外は、実施例1と同様の操作を行い、フェニルアラニ
ノール20gを得た。得られたフェニルアラニノール20g
を、トリエチルアミン16.1gおよびN−メチル−2−ピ
ロリドン80mlに溶解させた。次いで5−ニトロ−2−ク
ロロピリジン23.1gをN−メチル−2−ピロリドン 100
mlに溶解させた溶液に、上記で調製された溶液を滴下
し、室温で12時間反応させた。2N塩酸水溶液を加えて
反応液のpHを4付近にしたのち、反応液に水 500gを
加え、酢酸エチルを用いて生成物を抽出し、有機層を
水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した後、溶媒を除去した。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーによりジクロロメタンと
酢酸エチルの混合溶媒(容量比=5:1)を展開溶媒と
して精製し、回収した黄色固形物をさらに酢酸エチルを
用いて再結晶することにより、2−(5−ニトロ−2−
ピリジニル)アミノ−2−フェニル−1−プロパノール
27.9gを得た。上記で得られた2−(5−ニトロ−2−
ピリジニル)アミノ−2−フェニル−1−プロパノール
27.9gをテトラヒドロフラン 150gに溶解させた溶液を
氷冷下攪拌したところに、クロロギ酸トリクロロメチル
22.2gと活性炭との反応により発生させたホスゲンを冷
却し液化したものを滴下した。そして15分間反応させた
後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 300gを加え、酢酸
エチルで生成物を抽出した。得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーによりジクロロメタンを展開
溶媒として精製し、回収した淡黄色固形物をさらに酢酸
エチルを用いて再結晶することにより、無色針状結晶2
5.1gを得た。このものは、赤外吸収スペクトル(図13
に示す)および核磁気共鳴スペクトル(図14に示す)か
ら3−(5−ニトロ−2−ピリジニル)−4−ベンジル
−2−オキサゾリジノンと同定された。
2−オキサゾリジノンの合成 実施例1で、アラニン30gの代わりにフェニルアラニン
31.2gを使用し、三フッ化ホウ素エチルエーテルの使用
量を20.0g、ならびに10Mボラン−ジメチルスルフィド
錯体のジメチルスルフィド溶液の使用量を20.7gとした
以外は、実施例1と同様の操作を行い、フェニルアラニ
ノール20gを得た。得られたフェニルアラニノール20g
を、トリエチルアミン16.1gおよびN−メチル−2−ピ
ロリドン80mlに溶解させた。次いで5−ニトロ−2−ク
ロロピリジン23.1gをN−メチル−2−ピロリドン 100
mlに溶解させた溶液に、上記で調製された溶液を滴下
し、室温で12時間反応させた。2N塩酸水溶液を加えて
反応液のpHを4付近にしたのち、反応液に水 500gを
加え、酢酸エチルを用いて生成物を抽出し、有機層を
水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した後、溶媒を除去した。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーによりジクロロメタンと
酢酸エチルの混合溶媒(容量比=5:1)を展開溶媒と
して精製し、回収した黄色固形物をさらに酢酸エチルを
用いて再結晶することにより、2−(5−ニトロ−2−
ピリジニル)アミノ−2−フェニル−1−プロパノール
27.9gを得た。上記で得られた2−(5−ニトロ−2−
ピリジニル)アミノ−2−フェニル−1−プロパノール
27.9gをテトラヒドロフラン 150gに溶解させた溶液を
氷冷下攪拌したところに、クロロギ酸トリクロロメチル
22.2gと活性炭との反応により発生させたホスゲンを冷
却し液化したものを滴下した。そして15分間反応させた
後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 300gを加え、酢酸
エチルで生成物を抽出した。得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーによりジクロロメタンを展開
溶媒として精製し、回収した淡黄色固形物をさらに酢酸
エチルを用いて再結晶することにより、無色針状結晶2
5.1gを得た。このものは、赤外吸収スペクトル(図13
に示す)および核磁気共鳴スペクトル(図14に示す)か
ら3−(5−ニトロ−2−ピリジニル)−4−ベンジル
−2−オキサゾリジノンと同定された。
【0051】実施例8 3−(5−ニトロ−2−ピリジニル)−4−ベンジルチ
オメチル−2−オキサゾリジノンの合成 実施例1で、アラニン30gの代わりにS−ベンジルシス
テイン30.6gを使用し、三フッ化ホウ素エチルエーテル
の使用量を15.4g、ならびに10Mボラン−ジメチルスル
フィド錯体のジメチルスルフィド溶液の使用量を16.0g
とした以外は、実施例1と同様の操作を行い、S−ベン
ジルシステイノール20gを得た。得られたS−ベンジル
システイノール20gを、トリエチルアミン12.3gおよび
N−メチル−2−ピロリドン80mlに溶解させた。次いで
5−ニトロ−2−クロロピリジン17.7gをN−メチル−
2−ピロリドン 100mlに溶解させた溶液に、上記で調製
された溶液を滴下し、室温で12時間反応させた。2N塩
酸水溶液を加えて反応液のpHを4付近にしたのち、反
応液に水 500gを加え、酢酸エチルを用いて生成物を抽
出し、有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を除去した。得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによりジ
クロロメタンと酢酸エチルの混合溶媒(容量比=5:
1)を展開溶媒として精製し、回収した黄色固形物をさ
らに酢酸エチルを用いて再結晶することにより、2−
(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−3−ベンジル
チオ−1−プロパノール29.6gを得た。上記で得られた
2−(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−3−ベン
ジルチオ−1−プロパノール29.6gをテトラヒドロフラ
ン 150gに溶解させた溶液を氷冷下攪拌したところに、
クロロギ酸トリクロロメチル20.2gと活性炭との反応に
より発生させたホスゲンを冷却し液化したものを滴下し
た。そして15分間反応させた後、飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液 300gを加え、酢酸エチルで生成物を抽出し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーによりジクロロメタンを展開溶媒として精製し、回収
した淡黄色固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶す
ることにより、無色板状結晶23.8gを得た。このもの
は、赤外吸収スペクトル(図15に示す)および核磁気共
鳴スペクトル(図16に示す)から3−(5−ニトロ−2
−ピリジニル)−4−ベンジルチオメチル−2−オキサ
ゾリジノンと同定された。
オメチル−2−オキサゾリジノンの合成 実施例1で、アラニン30gの代わりにS−ベンジルシス
テイン30.6gを使用し、三フッ化ホウ素エチルエーテル
の使用量を15.4g、ならびに10Mボラン−ジメチルスル
フィド錯体のジメチルスルフィド溶液の使用量を16.0g
とした以外は、実施例1と同様の操作を行い、S−ベン
ジルシステイノール20gを得た。得られたS−ベンジル
システイノール20gを、トリエチルアミン12.3gおよび
N−メチル−2−ピロリドン80mlに溶解させた。次いで
5−ニトロ−2−クロロピリジン17.7gをN−メチル−
2−ピロリドン 100mlに溶解させた溶液に、上記で調製
された溶液を滴下し、室温で12時間反応させた。2N塩
酸水溶液を加えて反応液のpHを4付近にしたのち、反
応液に水 500gを加え、酢酸エチルを用いて生成物を抽
出し、有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を除去した。得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによりジ
クロロメタンと酢酸エチルの混合溶媒(容量比=5:
1)を展開溶媒として精製し、回収した黄色固形物をさ
らに酢酸エチルを用いて再結晶することにより、2−
(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−3−ベンジル
チオ−1−プロパノール29.6gを得た。上記で得られた
2−(5−ニトロ−2−ピリジニル)アミノ−3−ベン
ジルチオ−1−プロパノール29.6gをテトラヒドロフラ
ン 150gに溶解させた溶液を氷冷下攪拌したところに、
クロロギ酸トリクロロメチル20.2gと活性炭との反応に
より発生させたホスゲンを冷却し液化したものを滴下し
た。そして15分間反応させた後、飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液 300gを加え、酢酸エチルで生成物を抽出し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーによりジクロロメタンを展開溶媒として精製し、回収
した淡黄色固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶す
ることにより、無色板状結晶23.8gを得た。このもの
は、赤外吸収スペクトル(図15に示す)および核磁気共
鳴スペクトル(図16に示す)から3−(5−ニトロ−2
−ピリジニル)−4−ベンジルチオメチル−2−オキサ
ゾリジノンと同定された。
【0052】実施例9 3−(2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4
−メチル−2−オキサゾリジノンの合成 2−アセチルアミノ−4−ニトロフルオロベンゼン40.6
gをジメチルスルホキシド 150gに溶解させた溶液を調
製した。この溶液中に、実施例1と同様の方法で得たア
ラニノール15.4gをジメチルスルホキシド 100gに溶解
させた溶液を1時間かけて滴下した。室温で12時間反応
させた後、反応液に水1000gを加え、酢酸エチルを用い
て生成物を抽出した。その後、有機層を水、次いで飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、
溶媒を除去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーによりジクロロメタンと酢酸エチルの混
合溶媒(容量比=2:1)を展開溶媒として精製し、回
収した黄色固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶す
ることにより、2−(2−アセチルアミノ−4−ニトロ
フェニル)アミノ−1−プロパノール39.9gを得た。上
記で得られた2−(2−アセチルアミノ−4−ニトロフ
ェニル)アミノ−1−プロパノール39.9gをテトラヒド
ロフラン 100gに溶解させた溶液を氷冷下攪拌したとこ
ろに、クロロギ酸トリクロロメチル34.8gと活性炭と
の反応により発生させたホスゲンを冷却し液化したもの
を滴下した。そして、15分間反応させた後、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液 300gを加え、酢酸エチルで生成
物を抽出した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーによりジクロロメタンと酢酸エチルの混合
溶媒(容量比=10:1)を展開溶媒として精製し、回収
した淡黄色固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶す
ることにより、淡黄色柱状結晶25.7gを得た。このもの
は、赤外吸収スペクトル(図18に示す)および核磁気共
鳴スペクトル(図18に示す)から3−(2−アセチルア
ミノ−4−ニトロフェニル)−4−メチル−2−オキサ
ゾリジノンと同定された。
−メチル−2−オキサゾリジノンの合成 2−アセチルアミノ−4−ニトロフルオロベンゼン40.6
gをジメチルスルホキシド 150gに溶解させた溶液を調
製した。この溶液中に、実施例1と同様の方法で得たア
ラニノール15.4gをジメチルスルホキシド 100gに溶解
させた溶液を1時間かけて滴下した。室温で12時間反応
させた後、反応液に水1000gを加え、酢酸エチルを用い
て生成物を抽出した。その後、有機層を水、次いで飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、
溶媒を除去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーによりジクロロメタンと酢酸エチルの混
合溶媒(容量比=2:1)を展開溶媒として精製し、回
収した黄色固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶す
ることにより、2−(2−アセチルアミノ−4−ニトロ
フェニル)アミノ−1−プロパノール39.9gを得た。上
記で得られた2−(2−アセチルアミノ−4−ニトロフ
ェニル)アミノ−1−プロパノール39.9gをテトラヒド
ロフラン 100gに溶解させた溶液を氷冷下攪拌したとこ
ろに、クロロギ酸トリクロロメチル34.8gと活性炭と
の反応により発生させたホスゲンを冷却し液化したもの
を滴下した。そして、15分間反応させた後、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液 300gを加え、酢酸エチルで生成
物を抽出した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーによりジクロロメタンと酢酸エチルの混合
溶媒(容量比=10:1)を展開溶媒として精製し、回収
した淡黄色固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶す
ることにより、淡黄色柱状結晶25.7gを得た。このもの
は、赤外吸収スペクトル(図18に示す)および核磁気共
鳴スペクトル(図18に示す)から3−(2−アセチルア
ミノ−4−ニトロフェニル)−4−メチル−2−オキサ
ゾリジノンと同定された。
【0053】実施例10 3−(2,4−ジニトロフェニル) −4−メチル−2−オキ
サゾリジノンの合成 実施例1と同様にして合成したアラニノール20.4gを50
重量%エタノール水溶液 100gに溶解させた。この溶液
に炭酸水素ナトリウム45.7g、ついで 2,4−ジニトロフ
ルオロベンゼン50.6gを加え、室温で4時間反応させ
た。次いでエタノールを減圧下で留去し、濃塩酸を滴下
して反応液のpHを2とした後、酢酸エチルを用いて生
成物を抽出した。その後、有機層を飽和重曹水、ついで
飽和食塩水で洗浄し、無水炭酸カルシウムで乾燥した
後、溶媒を除去した。得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーによりジクロロメタンと酢酸エチル
の混合溶媒(容量比=5:1)を展開溶媒として精製
し、回収した黄色固形物をさらに酢酸エチルを用いて再
結晶することにより、2−(2,4−ジニトロフェニル) ア
ミノ−1−プロパノール48.8gを得た。上記で得られた
2−(2,4−ジニトロフェニル) アミノ−1−プロパノー
ル48.8gをテトラヒドロフラン150gに溶解させた溶液
を氷冷下攪拌したところに、クロロギ酸トリクロロメチ
ル44.0gと活性炭との反応により発生させたホスゲンを
冷却し液化したものを滴下した。そして、15分間反応さ
せた後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 300gを加え、
酢酸エチルで生成物を抽出した。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーによりジクロロメタンを
展開溶媒として精製し、回収した淡黄色固形物をさらに
酢酸エチルを用いて再結晶することにより、淡黄色柱状
結晶38.9gを得た。このものは、赤外吸収スペクトル
(図19に示す)および核磁気共鳴スペクトル(図20に示
す)から3−(2,4−ジニトロフェニル) −4−メチル−
2−オキサゾリジノンと同定された。
サゾリジノンの合成 実施例1と同様にして合成したアラニノール20.4gを50
重量%エタノール水溶液 100gに溶解させた。この溶液
に炭酸水素ナトリウム45.7g、ついで 2,4−ジニトロフ
ルオロベンゼン50.6gを加え、室温で4時間反応させ
た。次いでエタノールを減圧下で留去し、濃塩酸を滴下
して反応液のpHを2とした後、酢酸エチルを用いて生
成物を抽出した。その後、有機層を飽和重曹水、ついで
飽和食塩水で洗浄し、無水炭酸カルシウムで乾燥した
後、溶媒を除去した。得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーによりジクロロメタンと酢酸エチル
の混合溶媒(容量比=5:1)を展開溶媒として精製
し、回収した黄色固形物をさらに酢酸エチルを用いて再
結晶することにより、2−(2,4−ジニトロフェニル) ア
ミノ−1−プロパノール48.8gを得た。上記で得られた
2−(2,4−ジニトロフェニル) アミノ−1−プロパノー
ル48.8gをテトラヒドロフラン150gに溶解させた溶液
を氷冷下攪拌したところに、クロロギ酸トリクロロメチ
ル44.0gと活性炭との反応により発生させたホスゲンを
冷却し液化したものを滴下した。そして、15分間反応さ
せた後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 300gを加え、
酢酸エチルで生成物を抽出した。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーによりジクロロメタンを
展開溶媒として精製し、回収した淡黄色固形物をさらに
酢酸エチルを用いて再結晶することにより、淡黄色柱状
結晶38.9gを得た。このものは、赤外吸収スペクトル
(図19に示す)および核磁気共鳴スペクトル(図20に示
す)から3−(2,4−ジニトロフェニル) −4−メチル−
2−オキサゾリジノンと同定された。
【0054】実施例11 3−(2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4
−イソブチル−2−オキサゾリジノンの合成 実施例1で、アラニン25gの代わりにロイシン30gを用
いた他は、実施例1と同様の操作を行いロイシノ−ル20
gを得た。このロイシノ−ル20gをトリエチルアミン2
9.3gおよびN−メチル−2−ピロリドン80mlに溶解さ
せた。この溶液を、2−アセチルアミノ−4−ニトロフ
ルオロベンゼン40.4gをN−メチル−2−ピロリドン 1
00mlに溶解した溶液に滴下し、室温で12時間攪拌した。
次いで2規定塩酸水溶液を加え反応液のpHを4付近に
したのち水 500gを加え、酢酸エチルを用いて精製物を
抽出した。その後、有機層を水、次いで飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を除去
した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーによりジクロロメタンと酢酸エチルの混合溶媒(容
量比=5:1)を展開溶媒として精製し、回収した黄色
固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶することによ
り、2−(2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)
アミノ−4−メチル−1−ペンタノ−ル35.4gを得た。
上記で得られた2−(2−アセチルアミノ−4−ニトロ
フェニル)アミノ−4−メチル−1−ペンタノ−ル35.4
gをテトラヒドロフラン 150gに溶解させた溶液を氷冷
下攪拌したところに、クロロギ酸トリクロロメチル44.2
gと活性炭との反応により発生させたホスゲンを冷却し
液化したものを滴下した。そして、15分間反応させた
後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 300gを加え、酢酸
エチルで生成物を抽出した。得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーによりジクロロメタンを展開
溶媒として精製し、回収した淡黄色固形物をさらに酢酸
エチルを用いて再結晶することにより、無色柱状晶31.5
gを得た。このものは、赤外吸収スペクトル(図21に示
す)および核磁気共鳴スペクトル(図22に示す)から3
−(2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4−
イソブチル−2−オキサゾリジノンと同定された。
−イソブチル−2−オキサゾリジノンの合成 実施例1で、アラニン25gの代わりにロイシン30gを用
いた他は、実施例1と同様の操作を行いロイシノ−ル20
gを得た。このロイシノ−ル20gをトリエチルアミン2
9.3gおよびN−メチル−2−ピロリドン80mlに溶解さ
せた。この溶液を、2−アセチルアミノ−4−ニトロフ
ルオロベンゼン40.4gをN−メチル−2−ピロリドン 1
00mlに溶解した溶液に滴下し、室温で12時間攪拌した。
次いで2規定塩酸水溶液を加え反応液のpHを4付近に
したのち水 500gを加え、酢酸エチルを用いて精製物を
抽出した。その後、有機層を水、次いで飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を除去
した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーによりジクロロメタンと酢酸エチルの混合溶媒(容
量比=5:1)を展開溶媒として精製し、回収した黄色
固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶することによ
り、2−(2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)
アミノ−4−メチル−1−ペンタノ−ル35.4gを得た。
上記で得られた2−(2−アセチルアミノ−4−ニトロ
フェニル)アミノ−4−メチル−1−ペンタノ−ル35.4
gをテトラヒドロフラン 150gに溶解させた溶液を氷冷
下攪拌したところに、クロロギ酸トリクロロメチル44.2
gと活性炭との反応により発生させたホスゲンを冷却し
液化したものを滴下した。そして、15分間反応させた
後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 300gを加え、酢酸
エチルで生成物を抽出した。得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーによりジクロロメタンを展開
溶媒として精製し、回収した淡黄色固形物をさらに酢酸
エチルを用いて再結晶することにより、無色柱状晶31.5
gを得た。このものは、赤外吸収スペクトル(図21に示
す)および核磁気共鳴スペクトル(図22に示す)から3
−(2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4−
イソブチル−2−オキサゾリジノンと同定された。
【0055】実施例12 3−(2,4−ジニトロフェニル) −4−イソブチル−2−
オキサゾリジノンの合成 実施例9において2−アセチルアミノ−4−ニトロフル
オロベンゼン40.4gの代わりに 2,4−ジニトロフルオロ
ベンゼン38.0gを用いた他は実施例9と同様に操作を行
い、2−(2,4−ジニトロフェニル)アミノ−4−メチル
−1−ペンタノ−ル33.9gを得た。この2−(2,4−ジニ
トロフェニル) アミノ−4−メチル−1−ペンタノ−ル
33.9gを実施例9と同様にして、ホスゲンと反応させた
後、同様にしてカラムクロマトグラフィーおよび再結晶
によって精製を行い、淡黄色板状結晶29.8gを得た。こ
のものは、赤外吸収スペクトル(図23に示す)および核
磁気共鳴スペクトル(図24に示す)から3−(2,4−ジニ
トロフェニル) −4−イソブチル−2−オキサゾリジノ
ンと同定された。
オキサゾリジノンの合成 実施例9において2−アセチルアミノ−4−ニトロフル
オロベンゼン40.4gの代わりに 2,4−ジニトロフルオロ
ベンゼン38.0gを用いた他は実施例9と同様に操作を行
い、2−(2,4−ジニトロフェニル)アミノ−4−メチル
−1−ペンタノ−ル33.9gを得た。この2−(2,4−ジニ
トロフェニル) アミノ−4−メチル−1−ペンタノ−ル
33.9gを実施例9と同様にして、ホスゲンと反応させた
後、同様にしてカラムクロマトグラフィーおよび再結晶
によって精製を行い、淡黄色板状結晶29.8gを得た。こ
のものは、赤外吸収スペクトル(図23に示す)および核
磁気共鳴スペクトル(図24に示す)から3−(2,4−ジニ
トロフェニル) −4−イソブチル−2−オキサゾリジノ
ンと同定された。
【0056】実施例13 3−(2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4
−ベンジル−2−オキサゾリジノンの合成 実施例1で、アラニン25gの代わりにフェニルアラニン
27gを用いた他は、実施例1と同様の操作を行い、フェ
ニルアラニノール20.0gを得た。このフェニルアラニノ
ール20.0gをトリエチルアミン16.1gおよびN−メチル
−2−ピロリドン80mlに溶解させた。この溶液を、2−
アセチルアミノ−4−ニトロフルオロベンゼン32.2gを
N−メチル−2−ピロリドン 100mlに溶解した溶液に滴
下し、室温で12時間攪拌した。次いで2規定塩酸水溶液
を加え、反応液のpHを4付近にしたのち水 500gを加
え、酢酸エチルを用いて精製物を抽出した。その後、有
機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、溶媒を除去した。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーによりジクロロメ
タンと酢酸エチルの混合溶媒(容量比=5:1)を展開
溶媒として精製し、回収した黄色固形物をさらに酢酸エ
チルを用いて再結晶することにより、2−(2−アセチ
ルアミノ−4−ニトロフェニル)アミノ−3−フェニル
−1−プロパノ−ル33.5gを得た。上記で得られた2−
(2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)アミノ−
3−フェニル−1−プロパノ−ル33.5gをテトラヒドロ
フラン 150gに溶解させた溶液を氷冷下攪拌したところ
に、クロロギ酸トリクロロメチル22.2gと活性炭との反
応により発生させたホスゲンを冷却し液化したものを滴
下した。15分間反応させた後、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液 300gを加え、酢酸エチルで生成物を抽出した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
よりジクロロメタンを展開溶媒として精製し、回収した
淡黄色固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶するこ
とにより、無色針状晶22.8gを得た。このものは、赤外
吸収スペクトル(図25に示す)および核磁気共鳴スペク
トル(図26に示す)から3−(2−アセチルアミノ−4
−ニトロフェニル)−4−ベンジル−2−オキサゾリジ
ノンと同定された。
−ベンジル−2−オキサゾリジノンの合成 実施例1で、アラニン25gの代わりにフェニルアラニン
27gを用いた他は、実施例1と同様の操作を行い、フェ
ニルアラニノール20.0gを得た。このフェニルアラニノ
ール20.0gをトリエチルアミン16.1gおよびN−メチル
−2−ピロリドン80mlに溶解させた。この溶液を、2−
アセチルアミノ−4−ニトロフルオロベンゼン32.2gを
N−メチル−2−ピロリドン 100mlに溶解した溶液に滴
下し、室温で12時間攪拌した。次いで2規定塩酸水溶液
を加え、反応液のpHを4付近にしたのち水 500gを加
え、酢酸エチルを用いて精製物を抽出した。その後、有
機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、溶媒を除去した。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーによりジクロロメ
タンと酢酸エチルの混合溶媒(容量比=5:1)を展開
溶媒として精製し、回収した黄色固形物をさらに酢酸エ
チルを用いて再結晶することにより、2−(2−アセチ
ルアミノ−4−ニトロフェニル)アミノ−3−フェニル
−1−プロパノ−ル33.5gを得た。上記で得られた2−
(2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)アミノ−
3−フェニル−1−プロパノ−ル33.5gをテトラヒドロ
フラン 150gに溶解させた溶液を氷冷下攪拌したところ
に、クロロギ酸トリクロロメチル22.2gと活性炭との反
応により発生させたホスゲンを冷却し液化したものを滴
下した。15分間反応させた後、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液 300gを加え、酢酸エチルで生成物を抽出した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
よりジクロロメタンを展開溶媒として精製し、回収した
淡黄色固形物をさらに酢酸エチルを用いて再結晶するこ
とにより、無色針状晶22.8gを得た。このものは、赤外
吸収スペクトル(図25に示す)および核磁気共鳴スペク
トル(図26に示す)から3−(2−アセチルアミノ−4
−ニトロフェニル)−4−ベンジル−2−オキサゾリジ
ノンと同定された。
【0057】実施例14 3−(2,4−ジニトロフェニル) −4−ベンジル−2−オ
キサゾリジノンの合成 実施例9において、2−アセチルアミノ−4−ニトロフ
ルオロベンゼン40.4gの代わりに、2,4−ジニトロフ
ルオロベンゼン30.3gを用いた他は、実施例9と同様の
操作を行い、2−(2,4−ジニトロフェニル)アミノ−3
−フェニル−1−プロパノール31.7gを得た。この2−
(2,4−ジニトロフェニル) アミノ−3−フェニル−1−
プロパノール31.7gを、実施例9と同様にしてホスゲン
と反応させた後、同様にしてカラムクロマトグラフィー
および再結晶によって精製を行い、淡黄色板状結晶25.2
gを得た。このものは、赤外吸収スペクトル(図27に示
す)および核磁気共鳴スペクトル(図28に示す)から3
−(2,4−ジニトロフェニル) −4−ベンジル−2−オキ
サゾリジノンと同定された。
キサゾリジノンの合成 実施例9において、2−アセチルアミノ−4−ニトロフ
ルオロベンゼン40.4gの代わりに、2,4−ジニトロフ
ルオロベンゼン30.3gを用いた他は、実施例9と同様の
操作を行い、2−(2,4−ジニトロフェニル)アミノ−3
−フェニル−1−プロパノール31.7gを得た。この2−
(2,4−ジニトロフェニル) アミノ−3−フェニル−1−
プロパノール31.7gを、実施例9と同様にしてホスゲン
と反応させた後、同様にしてカラムクロマトグラフィー
および再結晶によって精製を行い、淡黄色板状結晶25.2
gを得た。このものは、赤外吸収スペクトル(図27に示
す)および核磁気共鳴スペクトル(図28に示す)から3
−(2,4−ジニトロフェニル) −4−ベンジル−2−オキ
サゾリジノンと同定された。
【0058】実施例15 3−(4−ニトロフェニル)−4−メチル−2−オキサ
ゾリジノンの合成 実施例1と同様にして合成したアラニノール30gと無水
炭酸カリウム55.2gをジメチルスルホキシド 200g中に
懸濁させたところに6規定濃度p−フルオロニトロベン
ゼン/ジメチルスルホキシド溶剤66.6mLを加え50℃で
24時間反応させた。反応液を水3000g中にあけ、生じた
沈澱をろ別、水洗いした後乾燥しN−(4−ニトロフェ
ニル)アラニノール76.4gを得た。上記で得られたN−
(4−ニトロフェニル)アラニノール76.4gをテトラヒ
ドロフラン 500gに溶解した溶液を氷冷下攪拌したとこ
ろに、クロロギ酸トリクロロメチル 154gと活性炭との
反応により発生させたホルゲンを冷却し液化したものを
滴下した。そして、30分間反応させた後、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液 500gを加え、酢酸エチルで抽出し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーによりジクロロメタンを展開溶媒として精製し、回収
した無色固形物をさらにジクロロメタンを用いて再結晶
することにより、無色板状晶54.8gを得た。このもの
は、赤外吸収スペクトル(図29に示す)および核磁気共
鳴スペクトル(図30に示す)から3−(4−ニトロフェ
ニル)−4−メチル−2−オキサゾリジノンと同定され
た。
ゾリジノンの合成 実施例1と同様にして合成したアラニノール30gと無水
炭酸カリウム55.2gをジメチルスルホキシド 200g中に
懸濁させたところに6規定濃度p−フルオロニトロベン
ゼン/ジメチルスルホキシド溶剤66.6mLを加え50℃で
24時間反応させた。反応液を水3000g中にあけ、生じた
沈澱をろ別、水洗いした後乾燥しN−(4−ニトロフェ
ニル)アラニノール76.4gを得た。上記で得られたN−
(4−ニトロフェニル)アラニノール76.4gをテトラヒ
ドロフラン 500gに溶解した溶液を氷冷下攪拌したとこ
ろに、クロロギ酸トリクロロメチル 154gと活性炭との
反応により発生させたホルゲンを冷却し液化したものを
滴下した。そして、30分間反応させた後、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液 500gを加え、酢酸エチルで抽出し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーによりジクロロメタンを展開溶媒として精製し、回収
した無色固形物をさらにジクロロメタンを用いて再結晶
することにより、無色板状晶54.8gを得た。このもの
は、赤外吸収スペクトル(図29に示す)および核磁気共
鳴スペクトル(図30に示す)から3−(4−ニトロフェ
ニル)−4−メチル−2−オキサゾリジノンと同定され
た。
【0059】実施例16 3−(4−ニトロフェニル)−4−ベンジル−2−オキ
サゾリジノンの合成 実施例1でアラニンの代わりにフェニルアラニン35gを
用いた他は、実施例1と同様の操作を行いフェニルアラ
ニノール28.3gを得た。このフェニルアラニノール28.3
gを、実施例15のアラニノールの代わりに反応させ、以
下実施例15と同様の操作を行い、得られた無色固形物を
ジクロロメタンより再結晶することにより、無色柱状晶
40.9gを得た。このものは、赤外吸収スペクトル(図31
に示す)および核磁気共鳴スペクトル(図32に示す)か
ら3−(4−ニトロフェニル)−4−ベンジル−2−オ
キサゾリジノンと同定された。
サゾリジノンの合成 実施例1でアラニンの代わりにフェニルアラニン35gを
用いた他は、実施例1と同様の操作を行いフェニルアラ
ニノール28.3gを得た。このフェニルアラニノール28.3
gを、実施例15のアラニノールの代わりに反応させ、以
下実施例15と同様の操作を行い、得られた無色固形物を
ジクロロメタンより再結晶することにより、無色柱状晶
40.9gを得た。このものは、赤外吸収スペクトル(図31
に示す)および核磁気共鳴スペクトル(図32に示す)か
ら3−(4−ニトロフェニル)−4−ベンジル−2−オ
キサゾリジノンと同定された。
【0060】実施例17 3−(4−ニトロフェニル)−4−イソプロピル−2−
オキサゾリジノンの合成 実施例1でアラニンの代わりにバリン30gを用いた他
は、実施例1と同様の操作を行いバリノール24.3gを得
た。このバリノール24.3gを、実施例15のアラニノール
の代わりに反応させ、以下実施例15と同様の操作を行
い、得られた無色固形物をジクロロメタンより再結晶す
ることにより、無色板状晶47.7gを得た。このものは、
赤外吸収スペクトル(図33に示す)および核磁気共鳴ス
ペクトル(図34に示す)から3−(4−ニトロフェニ
ル)−4−イソプロピル−2−オキサゾリジノンと同定
した。
オキサゾリジノンの合成 実施例1でアラニンの代わりにバリン30gを用いた他
は、実施例1と同様の操作を行いバリノール24.3gを得
た。このバリノール24.3gを、実施例15のアラニノール
の代わりに反応させ、以下実施例15と同様の操作を行
い、得られた無色固形物をジクロロメタンより再結晶す
ることにより、無色板状晶47.7gを得た。このものは、
赤外吸収スペクトル(図33に示す)および核磁気共鳴ス
ペクトル(図34に示す)から3−(4−ニトロフェニ
ル)−4−イソプロピル−2−オキサゾリジノンと同定
した。
【0061】実験例1 実施例1〜14で得られた各化合物を、それぞれ粒径約 1
00μmの粉末にしたものをガラス基板間に充填し、これ
にNd:YAGレーザー(波長 1.064μm 、エネルギー 3
50mJ/パルス)を照射し、それぞれの試料から発生する
第2高調波の強度を観測した。これらの第2高調波の強
度は、最近知られるに至った2−メチル−4−ニトロア
ニリンの第2高調波の強度と同等であった。
00μmの粉末にしたものをガラス基板間に充填し、これ
にNd:YAGレーザー(波長 1.064μm 、エネルギー 3
50mJ/パルス)を照射し、それぞれの試料から発生する
第2高調波の強度を観測した。これらの第2高調波の強
度は、最近知られるに至った2−メチル−4−ニトロア
ニリンの第2高調波の強度と同等であった。
【0062】実験例2 実施例1で得られた3−(5−ニトロ−2−ピリジニ
ル)−4−メチル−2−オキサゾリジノンを試験管にと
り、20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端を 1
70℃に加熱することによって、試験管の加熱されていな
い内壁に無色針状晶(0.5mm× 1.0mm×10mm) の析出をみ
た。この針状晶は偏向顕微鏡により単結晶であると確認
した。この結晶を種結晶にして3−(5−ニトロ−2−
ピリジニル)−4−メチル−2−オキサゾリジノンの酢
酸エチル溶液から結晶成長を行ったところ、10日後に、
5mm× 5mm×15mmの単結晶を得ることができた。この結
晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿度下で
2か月間放置後も何ら変化はみられなかった。
ル)−4−メチル−2−オキサゾリジノンを試験管にと
り、20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端を 1
70℃に加熱することによって、試験管の加熱されていな
い内壁に無色針状晶(0.5mm× 1.0mm×10mm) の析出をみ
た。この針状晶は偏向顕微鏡により単結晶であると確認
した。この結晶を種結晶にして3−(5−ニトロ−2−
ピリジニル)−4−メチル−2−オキサゾリジノンの酢
酸エチル溶液から結晶成長を行ったところ、10日後に、
5mm× 5mm×15mmの単結晶を得ることができた。この結
晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿度下で
2か月間放置後も何ら変化はみられなかった。
【0063】実験例3 実施例2で得られた3−(5−ニトロ−2−ピリジニ
ル)−4−エチル−2−オキサゾリジノンを試験管にと
り、20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端を 1
50℃に加熱することによって、試験管の加熱されていな
い内壁に無色針状晶(0.2mm× 0.5mm× 7mm) の析出をみ
た。この針状晶は偏向顕微鏡により単結晶であると確認
した。この結晶を種結晶にして3−(5−ニトロ−2−
ピリジニル)−4−エチル−2−オキサゾリジノンの酢
酸エチル溶液から結晶成長を行ったところ、10日後に、
2mm× 5mm×10mmの単結晶を得ることができた。この結
晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿度下で
2か月間放置後も何ら変化はみられなかった。
ル)−4−エチル−2−オキサゾリジノンを試験管にと
り、20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端を 1
50℃に加熱することによって、試験管の加熱されていな
い内壁に無色針状晶(0.2mm× 0.5mm× 7mm) の析出をみ
た。この針状晶は偏向顕微鏡により単結晶であると確認
した。この結晶を種結晶にして3−(5−ニトロ−2−
ピリジニル)−4−エチル−2−オキサゾリジノンの酢
酸エチル溶液から結晶成長を行ったところ、10日後に、
2mm× 5mm×10mmの単結晶を得ることができた。この結
晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿度下で
2か月間放置後も何ら変化はみられなかった。
【0064】実験例4 実施例3で得られた3−(5−ニトロ−2−ピリジニ
ル)−4−イソプロピル−2−オキサゾリジノンを試験
管にとり、20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一
端を 177℃に加熱することによって、試験管の加熱され
ていない内壁に無色柱状晶(0.5mm× 0.5mm× 2mm) の析
出をみた。この柱状晶は偏向顕微鏡により単結晶である
と確認した。この結晶を種結晶にして3−(5−ニトロ
−2−ピリジニル)−4−イソプロピル−2−オキサゾ
リジノンのアセトン溶液から結晶成長を行ったところ、
10日後に、 3mm× 5mm×10mmの単結晶を得ることができ
た。この結晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60
%湿度下で2か月間放置後も何ら変化はみられなかっ
た。
ル)−4−イソプロピル−2−オキサゾリジノンを試験
管にとり、20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一
端を 177℃に加熱することによって、試験管の加熱され
ていない内壁に無色柱状晶(0.5mm× 0.5mm× 2mm) の析
出をみた。この柱状晶は偏向顕微鏡により単結晶である
と確認した。この結晶を種結晶にして3−(5−ニトロ
−2−ピリジニル)−4−イソプロピル−2−オキサゾ
リジノンのアセトン溶液から結晶成長を行ったところ、
10日後に、 3mm× 5mm×10mmの単結晶を得ることができ
た。この結晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60
%湿度下で2か月間放置後も何ら変化はみられなかっ
た。
【0065】実験例5 実施例4で得られた3−(5−ニトロ−2−ピリジニ
ル)−4−イソブチル−2−オキサゾリジノンを試験管
にとり、20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端
を 145℃に加熱することによって、試験管の加熱されて
いない内壁に無色柱状晶(1.0mm× 1.0mm× 3mm) の析出
をみた。この柱状晶は偏向顕微鏡により単結晶であると
確認した。この結晶を種結晶にして3−(5−ニトロ−
2−ピリジニル)−4−イソブチル−2−オキサゾリジ
ノンアセトン溶液から結晶成長を行ったところ、10日後
に、 3mm× 5mm×10mmの単結晶を得ることができた。こ
の結晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿度
下で2か月間放置後も何ら変化はみられなかった。
ル)−4−イソブチル−2−オキサゾリジノンを試験管
にとり、20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端
を 145℃に加熱することによって、試験管の加熱されて
いない内壁に無色柱状晶(1.0mm× 1.0mm× 3mm) の析出
をみた。この柱状晶は偏向顕微鏡により単結晶であると
確認した。この結晶を種結晶にして3−(5−ニトロ−
2−ピリジニル)−4−イソブチル−2−オキサゾリジ
ノンアセトン溶液から結晶成長を行ったところ、10日後
に、 3mm× 5mm×10mmの単結晶を得ることができた。こ
の結晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿度
下で2か月間放置後も何ら変化はみられなかった。
【0066】実験例6 実施例5で得られた3−(5−ニトロ−2−ピリジニ
ル)−4−sec-ブチル−2−オキサゾリジノンを試験管
にとり、20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端
を 134℃に加熱することによって、試験管の加熱されて
いない内壁に無色板状晶(0.1mm× 2.0mm× 3mm) の析出
をみた。この板状晶は偏向顕微鏡により単結晶であると
確認した。この結晶を種結晶にして3−(5−ニトロ−
2−ピリジニル)−4−sec-ブチル−2−オキサゾリジ
ノンの酢酸エチル溶液から結晶成長を行ったところ、10
日後に、 0.5mm× 5mm× 5mmの単結晶を得ることができ
た。この結晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60
%湿度下で2か月間放置後も何ら変化はみられなかっ
た。
ル)−4−sec-ブチル−2−オキサゾリジノンを試験管
にとり、20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端
を 134℃に加熱することによって、試験管の加熱されて
いない内壁に無色板状晶(0.1mm× 2.0mm× 3mm) の析出
をみた。この板状晶は偏向顕微鏡により単結晶であると
確認した。この結晶を種結晶にして3−(5−ニトロ−
2−ピリジニル)−4−sec-ブチル−2−オキサゾリジ
ノンの酢酸エチル溶液から結晶成長を行ったところ、10
日後に、 0.5mm× 5mm× 5mmの単結晶を得ることができ
た。この結晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60
%湿度下で2か月間放置後も何ら変化はみられなかっ
た。
【0067】実験例7 実施例6で得られた3−(5−ニトロ−2−ピリジニ
ル)−4−フェニル−2−オキサゾリジノンを試験管に
とり、20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端を
145℃に加熱することによって、試験管の加熱されてい
ない内壁に無色針状晶(0.2mm× 0.2mm× 7mm) の析出を
みた。この針状晶は偏向顕微鏡により単結晶であると確
認した。この結晶を種結晶にして3−(5−ニトロ−2
−ピリジニル)−4−フェニル−2−オキサゾリジノン
の酢酸エチル溶液から結晶成長を行ったところ、10日後
に、 2mm× 2mm×15mmの単結晶を得ることができた。こ
の結晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿度
下で2か月間放置後も何ら変化はみられなかった。
ル)−4−フェニル−2−オキサゾリジノンを試験管に
とり、20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端を
145℃に加熱することによって、試験管の加熱されてい
ない内壁に無色針状晶(0.2mm× 0.2mm× 7mm) の析出を
みた。この針状晶は偏向顕微鏡により単結晶であると確
認した。この結晶を種結晶にして3−(5−ニトロ−2
−ピリジニル)−4−フェニル−2−オキサゾリジノン
の酢酸エチル溶液から結晶成長を行ったところ、10日後
に、 2mm× 2mm×15mmの単結晶を得ることができた。こ
の結晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿度
下で2か月間放置後も何ら変化はみられなかった。
【0068】実験例8 実施例7で得られた3−(5−ニトロ−2−ピリジニ
ル)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノンを試験管に
とり、20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端を
135℃に加熱することによって、試験管の加熱されてい
ない内壁に無色板状晶(0.2mm× 2.0mm× 4.0mm) の析出
をみた。この板状晶は偏向顕微鏡により単結晶であると
確認した。この結晶を種結晶にして3−(5−ニトロ−
2−ピリジニル)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノ
ンの酢酸エチル溶液から結晶成長を行ったところ、10日
後に、 0.5mm× 5mm× 6mmの単結晶を得ることができ
た。この結晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60
%湿度下で2か月間放置後も何ら変化はみられなかっ
た。
ル)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノンを試験管に
とり、20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端を
135℃に加熱することによって、試験管の加熱されてい
ない内壁に無色板状晶(0.2mm× 2.0mm× 4.0mm) の析出
をみた。この板状晶は偏向顕微鏡により単結晶であると
確認した。この結晶を種結晶にして3−(5−ニトロ−
2−ピリジニル)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノ
ンの酢酸エチル溶液から結晶成長を行ったところ、10日
後に、 0.5mm× 5mm× 6mmの単結晶を得ることができ
た。この結晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60
%湿度下で2か月間放置後も何ら変化はみられなかっ
た。
【0069】実験例9 実施例8で得られた3−(5−ニトロ−2−ピリジニ
ル)−4−ベンジルチオメチル−2−オキサゾリジノン
を試験管にとり、20ミリトールの減圧下で封管し、試験
管の一端を90℃に加熱することによって、試験管の加熱
されていない内壁に無色板状晶(0.2mm× 2.0mm× 4.0m
m) の析出をみた。この板状晶は偏向顕微鏡により単結
晶であると確認した。この結晶を種結晶にして3−(5
−ニトロ−2−ピリジニル)−4−ベンジルチオメチル
−2−オキサゾリジノンの酢酸エチル溶液から結晶成長
を行ったところ、10日後に、 0.4mm× 5mm× 6mmの単結
晶を得ることができた。この結晶は、吸湿性および昇華
性がなく、60℃、60%湿度下で2か月間放置後も何ら変
化はみられなかった。
ル)−4−ベンジルチオメチル−2−オキサゾリジノン
を試験管にとり、20ミリトールの減圧下で封管し、試験
管の一端を90℃に加熱することによって、試験管の加熱
されていない内壁に無色板状晶(0.2mm× 2.0mm× 4.0m
m) の析出をみた。この板状晶は偏向顕微鏡により単結
晶であると確認した。この結晶を種結晶にして3−(5
−ニトロ−2−ピリジニル)−4−ベンジルチオメチル
−2−オキサゾリジノンの酢酸エチル溶液から結晶成長
を行ったところ、10日後に、 0.4mm× 5mm× 6mmの単結
晶を得ることができた。この結晶は、吸湿性および昇華
性がなく、60℃、60%湿度下で2か月間放置後も何ら変
化はみられなかった。
【0070】実験例10 実施例9で得られた3−(2−アセチルアミノ−4−ニ
トロフェニル)−4−メチル−2−オキサゾリジノンを
試験管にとり、20ミリトールの減圧下で封管し、試験管
の一端を 135℃に加熱することによって、試験管の加熱
されていない部分の内壁に無色針状晶( 0.2mm× 0.2mm
×5mm)の析出をみた。この針状晶は偏向顕微鏡により
単結晶であると確認した。この結晶を種結晶にして3−
(2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4−メ
チル−2−オキサゾリジノンの酢酸エチル溶液から結晶
成長を行ったところ、10日後に、5mm×7mm×10mmの単
結晶を得ることができた。この結晶は、吸湿性および昇
華性がなく、60℃、60%湿度下で2か月間放置後も何ら
変化はみられなかった。
トロフェニル)−4−メチル−2−オキサゾリジノンを
試験管にとり、20ミリトールの減圧下で封管し、試験管
の一端を 135℃に加熱することによって、試験管の加熱
されていない部分の内壁に無色針状晶( 0.2mm× 0.2mm
×5mm)の析出をみた。この針状晶は偏向顕微鏡により
単結晶であると確認した。この結晶を種結晶にして3−
(2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4−メ
チル−2−オキサゾリジノンの酢酸エチル溶液から結晶
成長を行ったところ、10日後に、5mm×7mm×10mmの単
結晶を得ることができた。この結晶は、吸湿性および昇
華性がなく、60℃、60%湿度下で2か月間放置後も何ら
変化はみられなかった。
【0071】実験例11 実施例10で得られた3−(2,4−ジニトロフェニル) −4
−メチル−2−オキサゾリジノンを試験管にとり、20ミ
リトールの減圧下で封管し、試験管の一端を 120℃に加
熱することによって、試験管の加熱されていない部分の
内壁に淡黄色柱状晶( 0.5mm× 0.5mm× 2mm)の析出を
みた。この柱状晶は偏向顕微鏡により単結晶であると確
認した。この結晶を種結晶にして3−(2,4−ジニトロフ
ェニル) −4−メチル−2−オキサゾリジノンのアセト
ン溶液から結晶成長を行ったところ、10日後に、5mm×
7mm×10mmの単結晶を得ることができた。この結晶は、
吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿度下で2か月
間放置後も何ら変化はみられなかった。
−メチル−2−オキサゾリジノンを試験管にとり、20ミ
リトールの減圧下で封管し、試験管の一端を 120℃に加
熱することによって、試験管の加熱されていない部分の
内壁に淡黄色柱状晶( 0.5mm× 0.5mm× 2mm)の析出を
みた。この柱状晶は偏向顕微鏡により単結晶であると確
認した。この結晶を種結晶にして3−(2,4−ジニトロフ
ェニル) −4−メチル−2−オキサゾリジノンのアセト
ン溶液から結晶成長を行ったところ、10日後に、5mm×
7mm×10mmの単結晶を得ることができた。この結晶は、
吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿度下で2か月
間放置後も何ら変化はみられなかった。
【0072】実験例12 実施例11で得られた3−(2−アセチルアミノ−4−ニ
トロフェニル)−4−イソブチル−2−オキサゾリジノ
ンを試験管にとり、20ミリトールの減圧下で封管し、試
験管の一端を 135℃に加熱することによって、試験管の
加熱されていない部分の内壁に無色柱状晶( 0.2mm×
0.2mm× 2mm)の析出をみた。この柱状晶は偏向顕微鏡
により単結晶であると確認した。この結晶を種結晶にし
て3−(2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−
4−イソブチル−2−オキサゾリジノンのアセトン溶液
から結晶成長を行ったところ、10日後に、2mm×3mm×
10mmの単結晶を得ることができた。この結晶は、吸湿性
および昇華性がなく、60℃、60%湿度下で2か月間放置
後も何ら変化はみられなかった。
トロフェニル)−4−イソブチル−2−オキサゾリジノ
ンを試験管にとり、20ミリトールの減圧下で封管し、試
験管の一端を 135℃に加熱することによって、試験管の
加熱されていない部分の内壁に無色柱状晶( 0.2mm×
0.2mm× 2mm)の析出をみた。この柱状晶は偏向顕微鏡
により単結晶であると確認した。この結晶を種結晶にし
て3−(2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−
4−イソブチル−2−オキサゾリジノンのアセトン溶液
から結晶成長を行ったところ、10日後に、2mm×3mm×
10mmの単結晶を得ることができた。この結晶は、吸湿性
および昇華性がなく、60℃、60%湿度下で2か月間放置
後も何ら変化はみられなかった。
【0073】実験例13 実施例12で得られた3−(2,4−ジニトロフェニル) −4
−イソブチル−2−オキサゾリジノンを試験管にとり、
20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端を 105℃
に加熱することによって、試験管の加熱されていない部
分の内壁に淡黄色板状晶( 0.1mm× 1.0mm× 1mm)の析
出をみた。この板状晶は偏向顕微鏡により単結晶である
と確認した。この結晶を種結晶にして3−(2,4−ジニト
ロフェニル) −4−イソブチル−2−オキサゾリジノン
の酢酸エチル溶液から結晶成長を行ったところ、10日後
に、0.5mm×5mm×5mmの単結晶を得ることができた。
この結晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿
度下で2か月間放置後も何ら変化はみられなかった。
−イソブチル−2−オキサゾリジノンを試験管にとり、
20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端を 105℃
に加熱することによって、試験管の加熱されていない部
分の内壁に淡黄色板状晶( 0.1mm× 1.0mm× 1mm)の析
出をみた。この板状晶は偏向顕微鏡により単結晶である
と確認した。この結晶を種結晶にして3−(2,4−ジニト
ロフェニル) −4−イソブチル−2−オキサゾリジノン
の酢酸エチル溶液から結晶成長を行ったところ、10日後
に、0.5mm×5mm×5mmの単結晶を得ることができた。
この結晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿
度下で2か月間放置後も何ら変化はみられなかった。
【0074】実験例14 実施例13で得られた3−(2−アセチルアミノ−4−ニ
トロフェニル)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノン
を試験管にとり、20ミリトールの減圧下で封管し、試験
管の一端を 150℃に加熱することによって、試験管の加
熱されていない部分の内壁に淡黄色針状晶( 0.2mm×
0.2mm× 5mm)の析出をみた。この針状晶は偏向顕微鏡
により単結晶であると確認した。この結晶を種結晶にし
て3−(2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−
4−ベンジル−2−オキサゾリジノンの酢酸エチル溶液
から結晶成長を行ったところ、10日後に、2mm×2mm×
10mmの単結晶を得ることができた。この結晶は、吸湿性
および昇華性がなく、60℃、60%湿度下で2か月間放置
後も何ら変化はみられなかった。
トロフェニル)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノン
を試験管にとり、20ミリトールの減圧下で封管し、試験
管の一端を 150℃に加熱することによって、試験管の加
熱されていない部分の内壁に淡黄色針状晶( 0.2mm×
0.2mm× 5mm)の析出をみた。この針状晶は偏向顕微鏡
により単結晶であると確認した。この結晶を種結晶にし
て3−(2−アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−
4−ベンジル−2−オキサゾリジノンの酢酸エチル溶液
から結晶成長を行ったところ、10日後に、2mm×2mm×
10mmの単結晶を得ることができた。この結晶は、吸湿性
および昇華性がなく、60℃、60%湿度下で2か月間放置
後も何ら変化はみられなかった。
【0075】実験例15 実施例14で得られた3−(2,4−ジニトロフェニル) −4
−ベンジル−2−オキサゾリジノンを試験管にとり、20
ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端を125℃に
加熱することによって、試験管の加熱されていない部分
の内壁に淡黄色板状晶( 0.2mm× 1.0mm× 1mm)の析出
をみた。この板状晶は偏向顕微鏡により単結晶であると
確認した。この結晶を種結晶にして3−(2,4−ジニトロ
フェニル) −4−ベンジル−2−オキサゾリジノンの酢
酸エチル溶液から結晶成長を行ったところ、10日後に、
0.5mm×5mm×6mmの単結晶を得ることができた。この
結晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿度下
で2か月間放置後も何ら変化はみられなかった。
−ベンジル−2−オキサゾリジノンを試験管にとり、20
ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端を125℃に
加熱することによって、試験管の加熱されていない部分
の内壁に淡黄色板状晶( 0.2mm× 1.0mm× 1mm)の析出
をみた。この板状晶は偏向顕微鏡により単結晶であると
確認した。この結晶を種結晶にして3−(2,4−ジニトロ
フェニル) −4−ベンジル−2−オキサゾリジノンの酢
酸エチル溶液から結晶成長を行ったところ、10日後に、
0.5mm×5mm×6mmの単結晶を得ることができた。この
結晶は、吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿度下
で2か月間放置後も何ら変化はみられなかった。
【0076】実験例16 実施例15で得られた3−(4−ニトロフェニル)−4−
メチル−2−オキサゾリジノンを試験管に取り、20ミリ
トールの減圧下で封管し、試験管の一端を 135℃に加熱
することによって、試験管の加熱されていない内壁に無
色針状晶( 0.3mm× 0.3mm× 2.5mm)の析出をみた。こ
の針状晶は偏光顕微鏡により単結晶であると確認した。
この結晶を種結晶にして3−(4−ニトロフェニル)−
4−メチル−2−オキサゾリジノンのジクロロメタン溶
液から結晶成長を行ったところ、10日後に、 1.5mm×
5.5mm×11mmの単結晶を得ることが出来た。この結晶は
吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿度下で2カ月
間放置後も何ら変化はみられなかった。
メチル−2−オキサゾリジノンを試験管に取り、20ミリ
トールの減圧下で封管し、試験管の一端を 135℃に加熱
することによって、試験管の加熱されていない内壁に無
色針状晶( 0.3mm× 0.3mm× 2.5mm)の析出をみた。こ
の針状晶は偏光顕微鏡により単結晶であると確認した。
この結晶を種結晶にして3−(4−ニトロフェニル)−
4−メチル−2−オキサゾリジノンのジクロロメタン溶
液から結晶成長を行ったところ、10日後に、 1.5mm×
5.5mm×11mmの単結晶を得ることが出来た。この結晶は
吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿度下で2カ月
間放置後も何ら変化はみられなかった。
【0077】実験例17 実施例16で得られた3−(4−ニトロフェニル)−4−
ベンジル−2−オキサゾリジノンを試験管に取り、20ミ
リトールの減圧下で封管し、試験管の一端を 165℃に加
熱することによって、試験管の加熱されていない内壁に
無色針状晶( 0.2mm× 0.2mm× 1.8mm)の析出をみた。
この針状晶は偏光顕微鏡により単結晶であると確認し
た。0 この結晶を種結晶にして3−(4−ニトロフェニ
ル)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノンのジクロロ
メタン溶液から結晶成長を行ったところ、4日後に、5.
5mm× 5.5mm×11mmの単結晶を得ることができた。この
結晶は吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿度下で
2カ月間放置後も何ら変化はみられなかった。
ベンジル−2−オキサゾリジノンを試験管に取り、20ミ
リトールの減圧下で封管し、試験管の一端を 165℃に加
熱することによって、試験管の加熱されていない内壁に
無色針状晶( 0.2mm× 0.2mm× 1.8mm)の析出をみた。
この針状晶は偏光顕微鏡により単結晶であると確認し
た。0 この結晶を種結晶にして3−(4−ニトロフェニ
ル)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノンのジクロロ
メタン溶液から結晶成長を行ったところ、4日後に、5.
5mm× 5.5mm×11mmの単結晶を得ることができた。この
結晶は吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%湿度下で
2カ月間放置後も何ら変化はみられなかった。
【0078】実験例18 実施例15で得られた3−(4−ニトロフェニル)−4−
イソプロピル−2−オキサゾリジノンを試験管に取り、
20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端を 115℃
に加熱することによって、試験管の加熱されていない内
壁に無色針状晶( 0.3mm× 0.3mm× 1.9mm)の析出をみ
た。この針状晶は偏光顕微鏡により単結晶であると確認
した。この結晶を種結晶にして3−(4−ニトロフェニ
ル)−4−イソプロピル−2−オキサゾリジノンのジク
ロロメタン溶液から結晶成長を行ったところ、10日後
に、 0.8mm× 4.6mm× 8.2mmの単結晶を得ることができ
た。この結晶は吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%
湿度下で2カ月間放置後も何ら変化はみられなかった。
イソプロピル−2−オキサゾリジノンを試験管に取り、
20ミリトールの減圧下で封管し、試験管の一端を 115℃
に加熱することによって、試験管の加熱されていない内
壁に無色針状晶( 0.3mm× 0.3mm× 1.9mm)の析出をみ
た。この針状晶は偏光顕微鏡により単結晶であると確認
した。この結晶を種結晶にして3−(4−ニトロフェニ
ル)−4−イソプロピル−2−オキサゾリジノンのジク
ロロメタン溶液から結晶成長を行ったところ、10日後
に、 0.8mm× 4.6mm× 8.2mmの単結晶を得ることができ
た。この結晶は吸湿性および昇華性がなく、60℃、60%
湿度下で2カ月間放置後も何ら変化はみられなかった。
【0079】
【発明の効果】本発明の非線形光学素子は、従来の非線
形光学として用いられている有機化合物に比して著しく
光学的透明性、安定性、結晶性等に優れ且つマトリック
ス中に容易に安定に配向分散可能な有機化合物からなっ
ている。従って、工業的に実用性が高く、波長変換素子
等として好適に利用することができる。
形光学として用いられている有機化合物に比して著しく
光学的透明性、安定性、結晶性等に優れ且つマトリック
ス中に容易に安定に配向分散可能な有機化合物からなっ
ている。従って、工業的に実用性が高く、波長変換素子
等として好適に利用することができる。
【図1】実施例1で製造された本発明の3−(5−ニト
ロ−2−ピリジニル)−4−メチル−2−オキサゾリジ
ノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
ロ−2−ピリジニル)−4−メチル−2−オキサゾリジ
ノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
【図2】実施例1で製造された本発明の3−(5−ニト
ロ−2−ピリジニル)−4−メチル−2−オキサゾリジ
ノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
ロ−2−ピリジニル)−4−メチル−2−オキサゾリジ
ノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
【図3】実施例2で製造された本発明の3−(5−ニト
ロ−2−ピリジニル)−4−エチル−2−オキサゾリジ
ノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
ロ−2−ピリジニル)−4−エチル−2−オキサゾリジ
ノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
【図4】実施例2で製造された本発明の3−(5−ニト
ロ−2−ピリジニル)−4−エチル−2−オキサゾリジ
ノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
ロ−2−ピリジニル)−4−エチル−2−オキサゾリジ
ノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
【図5】実施例3で製造された本発明の3−(5−ニト
ロ−2−ピリジニル)−4−イソプロピル−2−オキサ
ゾリジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
ロ−2−ピリジニル)−4−イソプロピル−2−オキサ
ゾリジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
【図6】実施例3で製造された本発明の3−(5−ニト
ロ−2−ピリジニル)−4−イソプロピル−2−オキサ
ゾリジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
ロ−2−ピリジニル)−4−イソプロピル−2−オキサ
ゾリジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
【図7】実施例4で製造された本発明の3−(5−ニト
ロ−2−ピリジニル)−4−イソブチル−2−オキサゾ
リジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
ロ−2−ピリジニル)−4−イソブチル−2−オキサゾ
リジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
【図8】実施例4で製造された本発明の3−(5−ニト
ロ−2−ピリジニル)−4−イソブチル−2−オキサゾ
リジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
ロ−2−ピリジニル)−4−イソブチル−2−オキサゾ
リジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
【図9】実施例5で製造された本発明の3−(5−ニト
ロ−2−ピリジニル)−4−sec-ブチル−2−オキサゾ
リジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
ロ−2−ピリジニル)−4−sec-ブチル−2−オキサゾ
リジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
【図10】実施例5で製造された本発明の3−(5−ニ
トロ−2−ピリジニル)−4−sec-ブチル−2−オキサ
ゾリジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
トロ−2−ピリジニル)−4−sec-ブチル−2−オキサ
ゾリジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
【図11】実施例6で製造された本発明の3−(5−ニ
トロ−2−ピリジニル)−4−フェニル−2−オキサゾ
リジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
トロ−2−ピリジニル)−4−フェニル−2−オキサゾ
リジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
【図12】実施例6で製造された本発明の3−(5−ニ
トロ−2−ピリジニル)−4−フェニル−2−オキサゾ
リジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
トロ−2−ピリジニル)−4−フェニル−2−オキサゾ
リジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
【図13】実施例7で製造された本発明の3−(5−ニ
トロ−2−ピリジニル)−4−ベンジル−2−オキサゾ
リジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
トロ−2−ピリジニル)−4−ベンジル−2−オキサゾ
リジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
【図14】実施例7で製造された本発明の3−(5−ニ
トロ−2−ピリジニル)−4−ベンジル−2−オキサゾ
リジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
トロ−2−ピリジニル)−4−ベンジル−2−オキサゾ
リジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
【図15】実施例8で製造された本発明の3−(5−ニ
トロ−2−ピリジニル)−4−ベンジルチオメチル−2
−オキサゾリジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
トロ−2−ピリジニル)−4−ベンジルチオメチル−2
−オキサゾリジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
【図16】実施例8で製造された本発明の3−(5−ニ
トロ−2−ピリジニル)−4−ベンジルチオメチル−2
−オキサゾリジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
トロ−2−ピリジニル)−4−ベンジルチオメチル−2
−オキサゾリジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
【図17】実施例9で製造された本発明の3−(2−ア
セチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4−メチル−2
−オキサゾリジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
セチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4−メチル−2
−オキサゾリジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
【図18】実施例9で製造された本発明の3−(2−ア
セチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4−メチル−2
−オキサゾリジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
セチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4−メチル−2
−オキサゾリジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
【図19】実施例10で製造された本発明の3−(2,
4−ジニトロフェニル)−4−メチル−2−オキサゾリ
ジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
4−ジニトロフェニル)−4−メチル−2−オキサゾリ
ジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
【図20】実施例10で製造された本発明の3−(2,
4−ジニトロフェニル)−4−メチル−2−オキサゾリ
ジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
4−ジニトロフェニル)−4−メチル−2−オキサゾリ
ジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
【図21】実施例11で製造された本発明の3−(2−
アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4−イソブチ
ル−2−オキサゾリジノンの赤外吸収スペクトルを示す
図。
アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4−イソブチ
ル−2−オキサゾリジノンの赤外吸収スペクトルを示す
図。
【図22】実施例11で製造された本発明の3−(2−
アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4−イソブチ
ル−2−オキサゾリジノンの核磁気共鳴スペクトルを示
す図。
アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4−イソブチ
ル−2−オキサゾリジノンの核磁気共鳴スペクトルを示
す図。
【図23】実施例12で製造された本発明の3−(2,
4−ジニトロフェニル)−4−イソブチル−2−オキサ
ゾリジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
4−ジニトロフェニル)−4−イソブチル−2−オキサ
ゾリジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
【図24】実施例12で製造された本発明の3−(2,
4−ジニトロフェニル)−4−イソブチル−2−オキサ
ゾリジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
4−ジニトロフェニル)−4−イソブチル−2−オキサ
ゾリジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
【図25】実施例13で製造された本発明の3−(2−
アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4−ベンジル
−2−オキサゾリジノンの赤外吸収スペクトルを示す
図。
アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4−ベンジル
−2−オキサゾリジノンの赤外吸収スペクトルを示す
図。
【図26】実施例13で製造された本発明の3−(2−
アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4−ベンジル
−2−オキサゾリジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す
図。
アセチルアミノ−4−ニトロフェニル)−4−ベンジル
−2−オキサゾリジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す
図。
【図27】実施例14で製造された本発明の3−(2,
4−ジニトロフェニル)−4−ベンジル−2−オキサゾ
リジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
4−ジニトロフェニル)−4−ベンジル−2−オキサゾ
リジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
【図28】実施例14で製造された本発明の3−(2,
4−ジニトロフェニル)−4−ベンジル−2−オキサゾ
リジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
4−ジニトロフェニル)−4−ベンジル−2−オキサゾ
リジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
【図29】実施例15で製造された本発明の3−(4−
ニトロフェニル)−4−メチル−2−オキサゾリジノン
の赤外吸収スペクトルを示す図。
ニトロフェニル)−4−メチル−2−オキサゾリジノン
の赤外吸収スペクトルを示す図。
【図30】実施例15で製造された本発明の3−(4−
ニトロフェニル)−4−メチル−2−オキサゾリジノン
の核磁気共鳴スペクトルを示す図。
ニトロフェニル)−4−メチル−2−オキサゾリジノン
の核磁気共鳴スペクトルを示す図。
【図31】実施例16で製造された本発明の3−(4−
ニトロフェニル)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノ
ンの赤外吸収スペクトルを示す図。
ニトロフェニル)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノ
ンの赤外吸収スペクトルを示す図。
【図32】実施例16で製造された本発明の3−(4−
ニトロフェニル)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノ
ンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
ニトロフェニル)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノ
ンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
【図33】実施例17で製造された本発明の3−(4−
ニトロフェニル)−4−イソプロピル−2−オキサゾリ
ジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
ニトロフェニル)−4−イソプロピル−2−オキサゾリ
ジノンの赤外吸収スペクトルを示す図。
【図34】実施例17で製造された本発明の3−(4−
ニトロフェニル)−4−イソプロピル−2−オキサゾリ
ジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
ニトロフェニル)−4−イソプロピル−2−オキサゾリ
ジノンの核磁気共鳴スペクトルを示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 401/04 8829−4C 413/04 213 8829−4C
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 下記一般式(1): 【化1】 〔式中、X,YおよびZは、それぞれ炭素原子、酸素原
子、硫黄原子または窒素原子を表し、酸素原子を除く他
の原子は、水素原子または1価もしくは2価の置換基を
有していてもよく、 Arは、芳香族性基またはヘテロ芳香族性基を示し、その
環上に置換基を有していてもよい〕で表される化合物お
よび/または該化合物が高分子マトリックスに化学的に
結合した高分子化合物からなる非線形光学素子。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4769591 | 1991-02-20 | ||
| JP7841191 | 1991-03-18 | ||
| JP3-47695 | 1991-03-18 | ||
| JP3-78411 | 1991-03-18 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0534744A true JPH0534744A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=26387852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34003091A Pending JPH0534744A (ja) | 1991-02-20 | 1991-11-29 | 非線形光学素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0534744A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005239602A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 2−オキサゾリジノン類の製造方法 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP34003091A patent/JPH0534744A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005239602A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 2−オキサゾリジノン類の製造方法 |
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