JPH0534781A - 動力分割機構 - Google Patents

動力分割機構

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JPH0534781A
JPH0534781A JP3191993A JP19199391A JPH0534781A JP H0534781 A JPH0534781 A JP H0534781A JP 3191993 A JP3191993 A JP 3191993A JP 19199391 A JP19199391 A JP 19199391A JP H0534781 A JPH0534781 A JP H0534781A
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JP
Japan
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planetary gear
film
motor
gear
revolution
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JP3191993A
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Yasuhiro Toyoda
豊田靖宏
Isao Nakazawa
功 中沢
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1個のモータの作動により複数の仕事を独立
的に行わせる動力分割機構を提供する。 【構成】 正逆回転可能な駆動装置と、該駆動装置によ
り駆動される遊星ギヤと、該遊星ギヤ及び遊星アーム等
を含む遊星ギヤ構成の公転軌跡内に配置され前記遊星ギ
ヤの公転を規制する少なくとも1つ以上の公転規制部材
と、遊星ギヤが通常位置している基準位置から公転によ
る遊星ギヤの各規制可能位置への移動を行なうための前
記駆動装置への適正通電時間を制御する手段とを備え、
前記公転規制部材の第1の規制部に遊星ギヤの公転が規
制された時に前記駆動装置の第1方向の回転を負荷系列
に伝達し、前記駆動装置の回転方向を切換えることによ
り遊星ギヤの公転方向を切換え、前記公転規制部材の第
2の規制部に遊星ギヤの公転が規制された時に前記駆動
装置の第2方向の回転を負荷系列に伝達するように構成
したことを特徴とする動力分割機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1個のモータの作動に
より複数の仕事を独立的に行なわせる動力分割機構に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、1個のモータで複数の仕事をする
動力分割機構は種々知られているが、仕事の作動範囲に
制限を生じたり、複雑な分配機構を必要としたり、外部
からの切換手段を必要としたり構造の複雑化、大型化、
作動範囲の制約、コストアップ、故障率の増大、重量の
増大等の問題があった。特開平1−287648号等で
はこれら問題点を解決するために、正逆回転可能な駆動
装置と、該駆動装置の第1方向への回動により作動され
る割出し機構と、該割出し機構により所定の負荷系列が
選択される選択手段とを備え、上記選択手段の所定負荷
系列の選択下において、上記駆動装置の第2方向への回
動を上記負荷系列に選択的に伝達するように構成されて
いる。
【0003】そして、前記割出し機構に関係する部分の
具体的な構成として、以下の3つが示されている。
【0004】(第1の構成)一方向クラッチを内部に有
した割出し板、割出し板の腕部に固定された割出しピ
ン、切換板、切換板のガイドピン、切換板の作動に連動
してオン・オフするスイッチ。
【0005】(第2の構成)前記一方向クラッチの代り
に割出し板へ回動を太陽ギヤ(入力ギヤ)から伝える遊
星ギヤ及び遊星レバー、この遊星ギヤに噛合いその回動
を割出し板に伝えるもう1つの伝達ギヤ、割出し板、以
下上記(1)と同じ。
【0006】(第3の構成)遊星ギヤにより回動させら
れる伝達ギヤ、この伝達ギヤにより回動される割出し機
構、割出し機構は複数の区間を持つ1回転機構で、複数
の区間の判別を回転により作動する複数のスイッチのオ
ン・オフの組合せにより検知する。ある区間が判別され
た時に遊星ギヤの公転を指定位置に止めるために遊星レ
バーの回動軌跡内に侵入しそれ以外の時退避するストッ
パと、ストッパを駆動させる機構。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では当初述べた数々の問題点の改善は見られるもの
の、これら3つの割出し機構に関する部分の構成はかな
り複雑であり、しかもこれら複雑な割出し機構を駆動装
置の第1方向の回動により作動させなければならないた
め、作動範囲の制約もあり、問題点が充分に解決されて
いなかった。
【0008】特に、前述の第1及び第2の構成では、複
数の遊星ギヤ及び割出し機構へ回動を伝達するためのク
ラッチ機構や専用の伝達ギヤを必要とし部品点数はかな
り多く、コストアップの要因となっていた。また前述の
第3の構成では遊星ギヤは1つになったものの、まだ割
出し機構を回動させるための専用の伝達ギヤが必要であ
り、負荷系列を選択するたびに遊星ギヤを伝達ギヤに噛
合させるため駆動装置(モータ)を正転させ、しばらく
割出し機構を回転させて別の区間を選ぶという動作が必
要で、更に連動機構により遊星ギヤ位置を規制するスト
ッパを動かしてからやっと駆動装置(モータ)を逆転し
負荷系列を選択駆動できるということで、複雑な上、次
の負荷系列へ動力を伝えるまでに時間がかかるという欠
点も有していた。
【0009】更に言うと、いずれの3つの構成も割出し
機構の区間判別のための(複数の)スイッチを必要とし
ており複雑化、大型化、コストアップは否めない。
【0010】またもう1つの大きな欠点としては、駆動
装置から負荷系列への回動の伝達方向が1方向のみであ
り、負荷系列の数に対し実現できる仕事の数が半減して
しまうことがあげられる。
【0011】
【課題を解決するための手段】正逆回転可能な駆動装置
と、該駆動装置により駆動される遊星ギヤと、該遊星ギ
ヤ及び遊星アーム等を含む遊星ギヤ構成の公転軌跡内に
配置され前記遊星ギヤの公転を規制する少なくとも1つ
以上の公転規制部材と、遊星ギヤが通常位置している基
準位置から公転による遊星ギヤの各規制可能位置への移
動を行なうための前記駆動装置への適正通電時間を制御
する手段(記憶値に基づいて制御するもの、フォト
インタラプタと遊星アームと一体に回動する位相板によ
り検知制御するもの、遊星アームの回動によりスイッ
チが構成され検知制御するもの)とを備え、前記公転規
制部材の第1の規制部に遊星ギヤの公転が規制された時
に前記駆動装置の第1方向の回転を負荷系列に伝達し、
前記駆動装置の回転方向を切換えることにより遊星ギヤ
の公転方向を切換え、前記公転規制部材の第2の規制部
に遊星ギヤの公転が規制された時に前記駆動装置の第2
方向の回転を負荷系列に伝達するように構成したことに
より、簡単な構成、小さなスペースで、割出しのためだ
けにモータの1方向回転を費すことなくモータの正逆両
方向回転を負荷系列に素早く伝え、より多くの仕事を効
率良く独立的に行なえるようにしたものである。
【0012】
【実施例】図1から図16は本発明の第1の実施例を示
し、図1は本発明の特徴を最もよく表わす部分の斜視
図、図2は本発明の動力分割メカによって駆動される各
コンポーネントを表わす斜視図、図3はフィルム巻上げ
状態を示す平面図、図4はフィルム巻上げ状態から待機
位置へ遊星ギヤが移動する途中を示す平面図、図5は待
機位置に遊星ギヤが停止している状態を示す平面図、図
6は遊星ギヤがミラー駆動及びシャッタチャージ位置に
ある状態を示す平面図、図7は遊星ギヤがストロボダウ
ン駆動位置にある状態を示す平面図、図8はストロボダ
ウン駆動位置からフィルム巻上げ状態に遊星ギヤが移動
する途中を示す平面図、図9はフィルムが終端まで巻上
げられ、突張った状態を示す平面図、図10はフィルム
巻戻し状態を示す平面図、図11はフィルムを最後まで
巻戻した状態を示す平面図、図12はフィルム巻戻し状
態からフィルム巻上げ状態へ遊星ギヤが移動する途中を
示す平面図、図13はフィルム巻上げ状態を示す平面
図、図14は動力分割機構の回路構成図、図15,16
は作動を示すフローチャート。
【0013】これら図に於いて二点鎖線で示した1は本
体、2はフィルムパトローネ、3はフィルム、4はフィ
ルムガイドローラ、5はフィルムを巻取るスプール、6
はモータ、7はモータピニオンギヤ、8はモータピニオ
ンギヤと噛み合う二段ギヤA、9は8の二段ギヤAと噛
み合う二段ギヤB、10は9の二段ギヤBと噛み合う二
段ギヤC、11は10の二段ギヤCと噛み合う二段ギヤ
であるところの第1太陽ギヤ、12は第1太陽ギヤ11
と噛み合う遊星ギヤ、13は第1太陽ギヤ11の軸11
aと同軸に回動可能に枢支された遊星アームで、先端部
に遊星ギヤ12を回動可能に枢支している。尚、遊星ギ
ヤ12は不図示の摩擦バネにより遊星アーム13との間
に公転に必要な摩擦力を発生するよう枢支されている。
13aは遊星アーム13の先端部上面に植設されたピ
ン、14は遊星ギヤ12と噛み合うアイドラギヤA、1
5は14のアイドラギヤAと噛み合う二段ギヤD、16
は15の二段ギヤDと噛み合うアイドラギヤB、17は
16のアイドラギヤBと噛み合うスプールギヤでスプー
ル5と一体で同軸に固定されている。18は遊星ギヤ1
2と噛み合う伝達ギヤで、第1伝達軸18aにトルクを
伝える。19は遊星ギヤ12と噛み合うフォークギヤ
で、不図示のフォークと連結されており、フィルムの巻
戻し力を伝達する。20はギヤ押え板で、本体1にビス
で固定され、各ギヤのスラスト上方向の規制を行なうと
共に、レバー21の下面を保持、ガイドしている。20
aはフィルム巻上げ状態のときに遊星アームのピン13
aと当接し、遊星アームの時計方向の回動を規制するス
トッパ部、20bはフィルム巻戻し状態のときに遊星ア
ームのピン13aと当接し、遊星アームの反時計方向の
回動を規制するストッパ部、21は動力分割レバーで、
軸22を中心に回動可能で、しかも上方向に逃げ可能に
枢支され、遊星アームのピン13aと当接する側面部2
1a,21b、懐部にピン13aの保持部21c,21
d、斜面立曲げ部21e,21f、バネ掛け21gを形
成している。23は動力分割レバーバネで、軸22を案
内棒とし、動力分割レバー21に軸22の周りに反時計
方向に回動付勢するよう腕をギヤ押え板に設けたバネ掛
け部20cとレバー上のバネ掛け21gに掛けており、
更に動力分割レバー21を下方向に付勢するようすきま
巻きされ、上からビス24により圧縮されている。即
ち、トーションバネと圧縮コイルバネの作用をしてい
る。20dはギヤ押え板に設けた立曲げで、動力分割レ
バー21の反時計方向の回動を規制する。
【0014】25は第1伝達軸18aと同軸に固定され
た二段ギヤとなっている第2太陽ギヤで、第1伝達軸1
8aによりギヤ列を介したモータ6のトルクが伝えられ
る。26は第2太陽ギヤ25と噛み合う遊星ギヤ、27
は第2太陽ギヤ25の軸18aと同軸に回動可能に枢支
された遊星アームで、先端部に遊星ギヤ26を27aを
軸とし回動可能に枢支している。尚、遊星ギヤ26は不
図示の摩擦バネにより遊星アーム27との間に公転に必
要な摩擦力を発生するよう枢支されている。28は遊星
ギヤ26と噛み合うミラー駆動ギヤで、第2伝達軸29
と同軸に固定されている。30はミラーボックスであ
り、本体1に取付穴31a〜31dの位置においてネジ
止めすることにより強固に固定される。40は可動ミラ
ーであり、不図示のファインダ光学系へ不図示の撮影レ
ンズを透過してきた被写体光を反射させるファインダ観
察位置(ミラーダウン状態)と、回動して被写体光をフ
ィルム3方向に向かわせる露光退避位置(ミラーアップ
状態)との2状態が得られるように反射ミラー41がミ
ラー受板42に接着固定され、軸43を中心に回動可能
に枢支されている。
【0015】44はミラー復帰バネで、可動ミラー40
を軸43の周りに反時計方向に回動付勢している。45
はミラーピンで、ミラーアップ状態にするための外力を
受ける。50はミラーボックス30にネジ固定されたカ
メラ側マウントであり、撮影レンズの不図示のレンズ側
マウントとバヨネット結合するためのバヨネット爪51
a〜51cが形成されている。60はウォームギヤで、
第2伝達軸29の一端に固着され、不図示の部材により
スラスト方向の移動を規制されている。61は上記ウォ
ームギヤ60と噛み合い時計方向に回転するミラーカム
ギヤで、表面側にはミラー駆動カム62が一体的に形成
され、裏面側には不図示の位置検出用ブラシが固定さ
れ、ミラーボックス側面に設けられた不図示の位相基板
と接触して可動ミラー40のアップ・ダウンの状態を検
知するスイッチ46(ミラーアップ・ダウンSW)を構
成する。上記ミラー駆動カム62は後述のミラー駆動レ
バー63を反時計方向に駆動させるための登りカム面6
2a、該駆動レバー63の回動位置(ミラーアップ状
態)を保つための平坦カム面62b及び該駆動レバー6
3の時計方向への回動を許容する下りカム面62cが形
成されている。63は略L字状に固定された2本のレバ
ー体から成るミラー駆動レバーで、軸63aを中心に回
動可能に枢支され、前記ミラー駆動カム62のカムフォ
ロアーとしての役目を持つ。即ち、このミラー駆動レバ
ー63は一端部63bが前記ミラー駆動カムの登りカム
面62aと摺接することにより反時計方向への回動駆動
を受け、前記平坦カム面62bと摺接することにより該
反時計方向への回動状態を保ち、そして前記下りカム面
62cとの摺接することにより、時計方向への回動(復
帰)が許容される。そして、このミラー駆動レバー63
の他端部63cは、前述のミラー駆動カム62の各カム
面の回動位置に応じた制御を受けることにより、前述の
ミラーピン45を押動して可動ミラー40のミラーアッ
プ(露光退避位置への回動)動作、該ミラーピン45の
押動を継続してミラーアップ状態の保持、該ミラーピン
45の押動を解除してミラーダウン(ファインダー観察
位置への回動復帰)の許容を行なわせる。64は前記ミ
ラーカムギヤ61と噛み合って反時計方向に回動するシ
ャッタチャージギヤであり、表面側にシャッタチャージ
カム65が一体的に形成されている。尚、このシャッタ
チャージギヤ64は前記ミラーカムギヤ61と1対1の
伝達(減速比1.0)をするものであり、軸64aによ
り回転可能に枢支されている。ここで、前記シャッタチ
ャージカム65は、後述のシャッタチャージレバー66
を反時計方向に回動させるための登りカム面65a、該
シャッタチャージレバー66の回動位置(チャージ状
態)を保つための平坦カム面65b及び該シャッタチャ
ージレバー66の時計方向への回動を許容する下りカム
面65cが形成されている。66は略L字状に形成され
たシャッタチャージレバーであり、軸66aにより回動
可能に支持され、上記シャッタチャージカム65のカム
フォロアーとしての役目を持つ。即ち、このシャッタチ
ャージレバー66は一端部に支持されたコロ67が上記
シャッタチャージカム65の登りカム面65aと当接す
ることにより反時計方向への回動駆動を受け、平坦カム
面65bと当接することにより該反時計方向への回動状
態を保ち、そして下りカム面65cの位相にコロ67が
到達することにより、時計方向への回動が許容される。
このシャッタチャージレバー66の他端部に支持された
コロ68は、上述のシャッタチャージカム65の各カム
面の回動位置に応じた制御を受けることにより、後述の
シャッタユニット70におけるシーソーレバー73の一
端73aを押動して、シャッタチャージ動作、該シーソ
ーレバー73の押動を継続してチャージ動作の保持、該
シーソーレバー73の押動を解除してシーソーレバー7
3の復帰を行なわせる。
【0016】次に、ミラーボックス30に組付けられる
シャッタユニットの構造を説明する。
【0017】71は支持フレームをなすシャッタ地板で
取付部71b,71cにてミラーボックスのビス止め部
32a,32bにビス止めされる、71aはその露光開
口を示す。72は先羽根及び後羽根からなるシャッタ羽
根で公知のリンク機構で露光開口の開閉動作を行ない、
フィルムへの露光時間を制御する。73は前述したシー
ソーレバーで、軸74を中心に回動可能に枢支されてい
る。75はチャージレバーで、上記シャッタ羽根の駆動
レバー(不図示)に作用し、羽根走行のための駆動源と
なるバネ(不図示)をチャージしつつ、シャッタ羽根を
走行準備状態に移動させる。76はシーソーレバー73
の端部73bとチャージレバー75とを連結部において
回動可能に連結するチャージロッドで、シーソーレバー
の一端73aが押し上げられ、シーソーレバーが反時計
方向に回動し、チャージロッドが引張り込まれるとシャ
ッタはチャージされる。77はシャッタ露光秒時を制御
するマグネット等を有している露光秒時制御部。また、
シャッタユニットはシャッタ羽根が走行完了した際にO
FFからONに切換わるスイッチ78を有している。8
0は遊星ギヤ26と噛み合うストロボ駆動ギヤで、下面
側に突出したストロボ駆動カム80aを一体に形成して
いる。81はストロボ駆動レバーで、軸81aを中心に
回動可能に枢支され、一方の腕81bの先端にコロ82
を保持し、引張りバネ83により、コロ82がカム80
aに常時当接できるよう反時計方向に回動付勢されてい
る。そして、ストロボ駆動レバー81はカム80aによ
って、時計方向に回動させられる。84はポップアップ
可能なストロボ発光ユニットで、不図示のキセノン管や
反射笠等を内蔵し、84aはその発光面である。85と
86はリンクレバーで、それぞれ85a,86aを中心
に回動可能に枢支され、軸85b,86bでそれぞれ発
光ユニット84を回動可能に支持している。そして、リ
ンクレバー86は不図示のバネにより時計方向に付勢さ
れ、該発光ユニット84をリンクレバー85とともに、
二点鎖線で示す位置まで押し上げようとしている。しか
し、リンクレバー86の延部86cが軸87aを回転中
心とする緊定レバー87の緊定部87bに係止され、図
2の状態にとどまっている。緊定レバー87はバネ88
によって反時計方向に付勢され、リンクレバー86を係
止するとともに、一端87cはアマチュア89の延部8
9bを時計方向に押している。
【0018】ストロボマグネットユニットMGは、ヨー
ク90に軸89aで回転可能に枢支されたアマチュア8
9及び前記ヨーク90並びにコイル91からなる吸引型
電磁石であり、図2は非励磁状態にある。92はストロ
ボスイッチで常閉であり、一端92aはリンクレバー8
5の一端85cの作動範囲内に突出している。86dは
リンクレバー86に設けられたピンで、前述のストロボ
駆動レバー81の腕部81cにより力を受け、リンクレ
バー86を反時計方向に回動し、ストロボ発光ユニット
のダウン動作を行なう。
【0019】図14は第1の実施例の動力分割機構の回
路構成で、制御回路93にはフィルム送りカウント用フ
ォトインタラプタ32、フィルム在否SW、背蓋SW、
SW1、SW2、ストロボモードSW、ストロボSW
(92)、ミラーアップ・ダウンSW(46)、シャッ
タ走行完SW(78)、モータ駆動回路94が接続さ
れ、モータ駆動回路94にはモータ6が接続されてい
る。
【0020】ここで、制御回路93の内部には、モータ
6の逆転方向への通電時間(図15,16のタイマー
1)と、モータ6の正転方向への通電時間(図16のタ
イマー2)とが記憶された通電時間記憶部及びフィルム
の送りコマ数をカウントする記憶部(フィルムカウン
タ)が設けられている。フィルム送りカウント用フォト
インタラプタ32は、フィルムの送りをフィルムに接触
した不図示のローラの回転に置換え、ローラと同軸に固
着された不図示のパルス板の回転による明暗パターンの
移動によりパルス数を検出するものである。フィルム在
否SWはカメラのパトローネ室にフィルムが装填された
際にONとなり、フィルムが取出されるとOFFに切換
わるスイッチ。背蓋SWは背蓋が閉じられるとONとな
り背蓋が開かれるとOFFとなるスイッチ。SW1,S
W2はカメラのレリーズボタン(不図示)のストローク
に連動したスイッチで、通常OFFでレリーズボタンの
第1ストロークでSW1がONし、更に押し込んだ第2
ストロークでSW2がONする。ストロボモードSW
は、ストロボを発光させて撮影させる際にONに切換
え、ストロボを発光させない通常撮影時にOFFに切換
えるスイッチ。ミラーアップ・ダウンSW(46)はミ
ラーダウン状態でOFF、アップ状態でONするスイッ
チ。シャッタ走行完SW(78)はシャッタ羽根が走行
を完了した時にONとなり、露光が終了したことを知ら
せ、シャッタがチャージされた時にOFFとなるスイッ
チ。ストロボSW(92)はストロボ発光ユニットのア
ップ・ダウンを検知するスイッチで、ストロボダウン状
態でONとなり、ストロボポップアップ状態でOFFと
なる。
【0021】モータ駆動回路94は、制御回路93から
のモータ正転信号、モータ停止信号、及びモータ逆転信
号に応答してモータ6により動力分割機構を介してフィ
ルム巻上げ、巻戻し、ミラーのアップ・ダウン、シャッ
タチャージ、ストロボのダウン動作を行なわせる。
【0022】次に、上記構成の作動を図3〜図13まで
の主要部の作動図により説明する。
【0023】まず、カメラの底蓋(不図示)を開けてフ
ィルムを装填(ドロップイン方式)し底蓋を閉じると、
図3のようにすでにフィルム巻上側に遊星ギヤ12が切
換えられている(遊星ギヤ12と14のアイドラギヤA
とが噛み合っている)ので、モータ6が正転し、各ギヤ
列は図3の矢印の向きに回転し、スプール5が反時計方
向に回転してフィルムは1コマ目まで自動的に送られモ
ータ6が停止する。次の瞬間モータ6が逆転し、図4の
ように遊星ギヤ12は第1太陽ギヤ11の周りに反時計
方向に公転し、ピン13aが動力分割レバー21の側面
部21aに当接した後、レバー21を動力分割レバーバ
ネ23の力に抗して時計方向に回動させながら、図14
の制御回路93の記憶部にあらかじめ記憶されたモータ
6の逆転方向への通電時間(図15のタイマー1)だけ
公転を続ける。そして、ピン13aが側面部21aを通
過し、側面部21bに当接する位置まで公転すると(遊
星ギヤ12が反時計方向に公転する時はピン13aは保
持部21cに落ち込まないような形状に動力分割レバー
21がなっている)記憶されたモータ6への通電時間が
経過し、図5に示す状態で遊星ギヤ12の公転が停止
し、撮影準備状態となる。
【0024】次に、撮影を開始するため不図示のレリー
ズボタンを第1ストロークまで押すと、SW1がON
し、不図示の測距、測光を行ない、撮影レンズのピント
合せ動作を行ないストロボモードSWがOFFの場合、
ストロボを使用しない通常撮影モードとなりストロボ充
電及びポップアップ動作が省略される。レリーズボタン
を第2ストロークまで押してSW2がONすると、モー
タ6が正転を開始し、撮影動作に入る。以後、後述の
[A]に続く。
【0025】一方、ストロボモードSWがONの場合
は、ストロボ撮影モードとなり、ストロボ充電が行なわ
れ、充電完了となった時点でSW2のONを受付ける。
すると、マグネットユニットMGのコイル91に通電さ
れ、アマチュア89がヨーク90に吸着されるため反時
計方向に回動して延部89bが緊定レバー87の一端8
7cを叩き、緊定レバー87は時計方向に回動する。よ
ってリンクレバー86の延部86cと緊定レバー87の
緊定部87bとの係止が解除され、リンクレバー85,
86はそれぞれ不図示のバネの付勢力により時計方向に
回動し、ストロボ発光ユニットは図2の二点鎖線で示す
位置まで押し上げられ、ストロボ撮影可能状態となる。
この際、ストロボスイッチ92はリンクレバー85の一
端85cにより一端92aが押動され、常閉状態(O
N)から開状態(OFF)へと移行し、ストロボ発光ユ
ニットがポップアップしたことを検知する。以後、後述
[A]に続く。尚、ストロボマグネットユニットMGの
コイル91に通電したにもかかわらず、ストロボスイッ
チ92が開状態とならない場合は、コイル91の断線や
ストロボポップアップメカの作動不良と判断し、カメラ
の外部表示(不図示)にエラーマークを表示し、カメラ
の動作を禁止状態とする。
【0026】[A]モータ6が正転を開始し、遊星ギヤ
12は第1太陽ギヤ11の周りに時計方向に公転し、図
6に示すようにピン13aが動力分割レバー21の保持
部21cに捕えられ公転が停止し、遊星ギヤ12と伝達
ギヤ18が噛み合い、モータ6の正転力が伝達ギヤ18
に伝えられ、伝達ギヤ18は時計方向に回動する。その
ため、第1伝達軸18aを伝わり、第2太陽ギヤ25も
時計方向に回動し、遊星ギヤ26は第2太陽ギヤ25の
周りに時計方向に公転し、ミラー駆動ギヤ28と噛み合
い、第2伝達軸29、ウォームギヤ60と動力が伝わ
り、ミラーカムギヤ61を時計方向に回動させる。そし
て、ミラーカムギヤ61の表面側に一体的に形成された
ミラー駆動カム62の登りカム面62aによりミラー駆
動レバー63が反時計方向に回動され、レバーの端部6
3cがミラーピン45を押動することに可動ミラー40
は軸43の周りに時計方向に回動し、ミラーアップ動作
を行なう。同時にミラーカムギヤ61と噛み合うシャッ
タチャージギヤ64は反時計方向に回動し、表面側に一
体的に形成されているシャッタチャージカム65の登り
カム面65aによりシャッタチャージレバー66の一端
部に支持されたコロ67が押動され、シャッタチャージ
レバー66は反時計方向に回動する。そのため、レバー
の他端部に支持されたコロ68がシャッタユニット70
のシーソーレバーの一端73aを押動し、シーソーレバ
ー73を軸74の周りに反時計方向に回動してシャッタ
チャージ動作を行なう。続いてモータ6の正転と共に、
シャッタチャージギヤ64は反時計方向の回動を続け、
シャッタチャージカム65の平坦カム面65bによりシ
ャッタチャージレバー66が反時計方向に回動された状
態に保持され、シーソーレバー73も反時計方向に回動
された状態に保持され、シャッタオーバーチャージ状態
を保持する。
【0027】更にモータ6が正転を続け、ミラーカムギ
ヤ61が時計方向に回動を続けると、ミラー駆動カム6
2の平坦カム面62bによりミラー駆動レバー63が反
時計方向に回動された状態に保持され、ミラーピン45
の押動が継続され、ミラーアップ状態の保持を行ない、
この際ミラーカムギヤ61の裏面側に固定された位置検
出用ブラシとミラーボックス側面に設けられた位相基板
との間で構成されたミラーアップ・ダウンSW(46)
によりミラーがアップされた状態を検知して、モータ6
が停止され、ミラーアップ状態を保持する。と同様にモ
ータ6が正転を続けるとシャッタチャージギヤ64は反
時計方向の回動を続け、シャッタチャージカム65の下
りカム面65cによりシャッタチャージレバー66が時
計方向に回動復帰し、シーソーレバー73も時計方向に
回動復帰し、シャッタ走行準備状態になって、モータ6
の停止と共に保持される。
【0028】その直後、シャッタの露光秒時を制御する
不図示のマグネットに制御信号が加わり、シャッタの先
羽根、後羽根を走行させ、フィルムへの露光が行なわれ
る。尚、ストロボ撮影時にはストロボはシャッタの全開
に同期して発光する。露光が終了すると、モータ6は再
び正転し、ミラーカムギヤ61が時計方向に回動し、ミ
ラー駆動カム62の下りカム面62cによりミラー駆動
レバーが時計方向の回動を許容され、ミラー40はダウ
ン状態となる。するとミラーアップ・ダウンSW(4
6)によりミラーダウンを検知してモータ6は逆転を始
め、図7に示すように、遊星ギヤ12は第1太陽ギヤ1
1の周りに反時計方向に伝達ギヤとの噛み合いを保った
ままわずかに公転してピン13aが動力分割レバー21
の保持部21cから保持部21dに捕らえられ公転が停
止、今度は伝達ギヤ18を反時計方向に回動する。その
ため、第1伝達軸18aを伝わり、第2太陽ギヤ25も
反時計方向に回動し、遊星ギヤ26は第2太陽ギヤ25
の周りに反時計方向に公転し、ストロボ駆動ギヤ80と
噛み合い、ストロボ駆動ギヤ80は反時計方向に回動す
る。そしてストロボ駆動ギヤ80の下面側に突出したス
トロボ駆動カム80aによりコロ82を介してストロボ
駆動レバー81は時計方向に回動され各バネ力に抗し
て、腕81cがピン86dを押動してリンクレバー86
を反時計方向に回動することにより、ポップアップして
いたストロボ発光ユニット84をダウンさせる。その
時、リンクレバー86の延部86cが緊定レバー87の
緊定部87bに係止されストロボ発光ユニット84はダ
ウン状態に保持される。
【0029】従って、ストロボ発光ユニット84がポッ
プアップしていた時には開状態(OFF)となっていた
ストロボスイッチ92は、スイッチの一端92aを押動
していたリンクレバー85の一端85cが逃げることに
よって再び閉状態(ON)となり、ストロボがダウンし
たことを検知する。
【0030】尚、ストロボを使わない通常撮影時には、
常時リンクレバー86の延部86cが緊定レバー87の
緊定部87bに係止されたストロボダウン状態で、リン
クレバー86が反時計方向にわずかに回動される係止部
のオーバーチャージ動作のみを行ない、ストロボスイッ
チ92は、常時閉状態(ON)のままである。
【0031】するとモータ6は正転を始め、図8に示す
ように遊星ギヤ12は第1太陽ギヤ11の周りに時計方
向に公転し、ピン13aは動力分割レバー21の斜面立
曲げ部21eの下斜面部に当接して動力分割レバー21
を上に持ち上げ、レバー21の下にもぐり込みながら公
転を続ける。そして、レバー21の下を通過すると、図
9に示すように、ピン13aがギヤ押え板20のストッ
パ部20aに当接して遊星ギヤ12は公転を規制され、
14のアイドラギヤAと噛み合いフィルム巻上げ状態と
なる。このとき、フィルムがまだ最終コマまで撮影され
ていない場合(36枚撮りフィルムの場合は36枚が撮
影終了していない場合であり、それよりも少ないコマ数
のフィルム場合は巻上げによりフィルムが突張らない場
合)はフィルムを1コマ巻上げて再度図3以降の動作を
続ける。尚、フィルムの撮影コマ数は、フィルムに接触
する不図示のローラとパルス板及びフォトインタラプタ
32により計数されている。
【0032】一方、図9に示す状態に於いて、フィルム
が最終コマまで撮影終了した場合(36枚撮りフィルム
の場合は36枚が撮影終了した場合であり、それよりも
少ないコマ数のフィルムの場合は巻上げによりフィルム
が突張った場合)は、直ちにモータ6は正転を停止し、
今度は逆転を開始する。すると、遊星ギヤ12は第1太
陽ギヤ11の周りに反時計方向に公転を始め、図4,図
5に示すように、ピン13aは動力分割レバー21の側
面部21a,21bに順次当接しながら動力分割レバー
21を押しのけ、図10に示す、ピン13aがギヤ押え
板20のストッパ部20bに当接し、公転を止められ、
フォークギヤ19と噛み合う。従って、フォークギヤ1
9は反時計方向に回動し、撮影が終了したフィルムをフ
ィルムパトローネ2の中に巻戻す。やがて、図11のよ
うにフィルム巻戻しが終了すると、不図示のローラとフ
ィルムとの接触がなくなるため、ローラの回転が停止し
巻戻しが終了したことが検知され、モータ6は正転を開
始し、遊星ギヤ12は第1太陽ギヤ11の周りに時計方
向に公転する。と同時に、図14の制御回路93の記憶
部にあらかじめ記憶されたモータ6の正転方向への通電
時間(図16のタイマー2)のカウントが開始される。
そして、図12のようにピン13aが動力分割レバー2
1の斜面立曲げ部21fの下斜面部に当接して動力分割
レバー21を上に持ち上げ、レバー21の下にもぐり込
みながら公転を続ける。やがてレバー21の下を通過す
ると、図13に示すように、ピン13aがギヤ押え板2
0のストッパ部20aに当接して遊星ギヤ12は公転を
規制され、14のアイドラギヤAと噛み合いフィルム巻
上状態となり、所定の通電時間(図16のタイマー2)
が経過するとモータ6は停止する。
【0033】次に、図15,16のフローチャートによ
り制御回路93による動力分割機構の制御の手順を説明
する。
【0034】ステップ1において、カメラにフィルムが
装填されているかをフィルム在否SWにより検出し、装
填されている場合にはフィルム在否SWはONとなる。
そして背蓋が完全に閉じられているかを背蓋SWにより
検出し、閉じられた場合には背蓋SWはONとなる。こ
れらフィルム在否SWONと背蓋SWONのANDでフ
ィルムの装填が完了したことを判定し、ステップ2に進
み、モータ6を正転させ、フィルムを巻上げ空送り動作
を行なう(図3の状態)。ステップ3でフィルムの移動
に連動したパルス板の回転により発生するパルス数をフ
ィルム送りカウント用フォトインタラプタのHiとLo
の信号によりカウントし、制御回路93に記憶されたフ
ィルム空送りに必要な所定コマ数に対応した所定パルス
数に達したことを判定すると、制御回路93は内部のフ
ィルムカウンタを1としステップ4に進みモータ6を停
止させる。ステップ5では制御回路93の通電時間記憶
部に記憶されたモータ6への逆転方向の通電時間(タイ
マー1)のカウントがスタートする。と同時にステップ
6でモータ6を逆転させる(遊星ギヤ12は反時計方向
に公転し、図3から図4を経て図5の状態へ移行す
る)。ステップ7で記憶されたモータ6への逆転方向の
通電時間(タイマー1)のカウントが終了したことを判
定すると、ステップ8に進みモータ6を停止させる(図
5の状態となる)。
【0035】ステップ9において、SW1がONしたと
判定すると、続いてステップ10でストロボ撮影モード
になっているかをストロボモードSWの状態で判定す
る。もし、ストロボモードSWがOFFであれば、スト
ロボを発光させない通常撮影と判定し、ステップ11に
進みSW2のONを待つ。ステップ11でSW2がON
したと判定すると、ステップ14に進む。
【0036】一方、ステップ10でストロボモードSW
がONであれば、ストロボ撮影と判定し、ステップ12
に進みSW2のONを待つ。ステップ12でSW2がO
Nしたと判定すると、ステップ13に進みストロボがポ
ップアップしたかをストロボSW92がOFFになった
かで判定する。ストロボSW92がOFFになったと判
定すると、ステップ14に進む。
【0037】ステップ14において、モータ6を正転さ
せ(遊星ギヤ12は時計方向に公転し、図5から図6の
状態へ移行する)ミラーアップ動作とシャッタチャージ
動作を行なう。
【0038】ステップ15において、ミラーアップ・ダ
ウンSW(46)がOFFからONに切換わると、ミラ
ーがアップして露光開口を遮らない位置に退避したこと
及びシャッタが走行準備状態になったことを判定し、ス
テップ16に進み、モータ6を停止する。
【0039】ステップ17において、シャッタの羽根が
走行すると、シャッタ走行完SW(78)がOFFから
ONに切換わり、フィルムへの露光が終了したことを判
定し、ステップ18に進む。
【0040】ステップ18において、モータ6を正転さ
せミラーダウン動作を行なう。
【0041】ステップ19において、ミラーアップ・ダ
ウンSW(46)がONからOFFに切換わりミラーが
ダウンしたことを判定すると、ストロボ撮影であるか否
かにかかわらずステップ20に進みモータ6を所定量逆
転させ(遊星ギヤ12は反時計方向に公転し、図6から
図7の状態へ移行する。)ストロボダウン動作を行な
う。ステップ21において、ストロボSW(92)がO
N状態であるかを判定するとステップ22に進みモータ
6を正転させ遊星ギヤ12を時計方向に公転し、図8か
ら図9の状態へ移行する。ステップ23において、フィ
ルムカウンタが36未満であれば更にモータ6を正転さ
せ、フィルム巻上げ動作を行なう。また、フィルム巻上
げ動作に伴い前述のパルス板が回転しフィルム送りカウ
ント用フォトインタラプタ32からHi,Loの信号が
カウントされるのであるが、1コマ送り分の信号がカウ
ントされる前にHi,Loの信号が停止しなければステ
ップ24に進む。ステップ24において1コマ送り分の
信号がカウントされたと判定すると、フィルムカウンタ
を1つ進め、ステップ25に進み、モータ6を停止させ
る。
【0042】ステップ26において、制御回路93の通
電時間記憶部に記憶されたモータ6への逆転方向の通電
時間(タイマー1)のカウントがスタートする。と同時
にステップ27でもモータ6を逆転させる(遊星ギヤ1
2は反時計方向に公転し、図3から図4を経て図5の状
態へ移行する)。
【0043】ステップ28で、記憶されたモータ6への
逆転方向の通電時間(タイマー1)のカウントが終了し
たことを判定すると、ステップ29に進みモータ6を停
止させ次の撮影準備状態となる(図5の状態)。
【0044】以後ステップ9に戻り同様のフローを繰返
す。
【0045】一方、ステップ23において、フィルムカ
ウンタが36であるか、モータ6を正転させているにも
かかわらず、フィルム送りカウント用フォトインタラプ
タ32のHi,Loの信号が停止した場合にはフィルム
の全コマの撮影が終了した(或はフィルム途中突張り)
と判定して、ステップ30に進み、モータ6を停止させ
る。直後ステップ31においてモータ6を逆転させ遊星
ギヤ12を反時計方向に公転し、図9から図10の状態
へ移行するとともにフィルム巻戻し動作を行なう。ステ
ップ32において、不図示のローラとフィルムの接触が
なくなりローラの回転が停止するとフィルム送りカウン
ト用フォトインタラプタ32のHi,Loの信号が停止
し、フィルム巻戻しが終了したと判定し、ステップ33
で制御回路93の通電時間記憶部にあらかじめ記憶され
たモータ6の正転方向への通電時間(タイマー2)のカ
ウントがスタートする。と同時にステップ34でモータ
6を正転させる(遊星ギヤ12は時計方向に公転し、図
11から図12を経て図13の状態へ移行する)。ステ
ップ35において、記憶されたモータ6の正転方向への
通電時間(タイマー2)のカウントが終了したことを判
定すると、ステップ36に進み、モータ6を停止させ図
13のフィルム巻上げ状態(フィルム空送り可能状態)
にする。
【0046】図17〜図20は本発明の第2の実施例を
示し、図17は第2の実施例の特徴を最もよく表わす部
分の平面図で、フィルム巻上げ状態から遊星ギヤが切換
えられ、待機位置に停止している状態を示す。
【0047】図18は動力分割機構の回路構成図。図1
9,20は作動を示すフローチャート。
【0048】第1の実施例と異なるのは、フィルム巻上
げ状態からモータを逆転して遊星ギヤを待機位置に移動
させるための遊星ギヤ位置割出しを記憶された通電時間
で制御する代りにフォトインタラプタにより検出して制
御することである。
【0049】これら図に於いて、第1の実施例と同じ箇
所は第1の実施例の数字に200を加えた数字で表わ
す。296はギヤ押え板に固定されたフォトインタラプ
タ、297は位相板で、フォトインタラプタ296のス
リット部に侵入して、フォトインタラプタの光源とセン
サー間を遮る遮光部297aを有しており、遊星アーム
213に一体的に保持されている。それ以外のメカ構成
は第1の実施例とまったく同じである。
【0050】図18は第2の実施例の動力分割機構の回
路構成で、制御回路293にはフィルム送りカウント用
フォトインタラプタ232、遊星ギヤ位置検出用フォト
インタラプタ296、フィルム在否SW、背蓋SW、S
W1、SW2、ストロボモードSW、ストロボSW(2
92)、ミラーアップ・ダウンSW(246)、シャッ
タ走行完SW(278)、モータ駆動回路294が接続
され、モータ駆動回路294にはモータ6が接続されて
いる。
【0051】ここで、制御回路293の内部には、モー
タ206の正転方向への通電時間(図20のタイマー
2)が記憶された通電時間記憶部及びフィルムの送りコ
マ数をカウントする記憶部(フィルムカウンタ)が設け
られている。また遊星ギヤ位置検出用フォトインタラプ
タ296は、遊星アーム213に一体的に保持された位
相板297の遮光部297aが遊星ギヤ212の公転と
共に回動し、フォトインタラプタ296の光源とセンサ
ー間を遮るときにLoの信号を、遮らないときにHiの
信号を制御回路293に入力する。
【0052】他のフィルム送りカウント用フォトインタ
ラプタ232、各SW、モータ駆動回路294は前述の
第1の実施例とまったく同じである。
【0053】次に、第2の実施例で特有の箇所のみの作
動を説明する。
【0054】カメラの底蓋(不図示)を開けてフィルム
を装填(ドロップイン方式)し底蓋を閉じると、第1の
実施例と同様にフィルムは1コマ目まで自動的に送ら
れ、モータの逆転により、遊星ギヤ212は第1太陽ギ
ヤ211の周りに反時計方向に公転し、ピン213aが
動力分割レバー221の側面部221aに当接した後、
レバー221を動力分割レバーバネ223の力に抗して
時計方向に回動させながら公転を続ける。そして、ピン
213aがレバー21の側面部221aを通過し、側面
部221bに当接する位置まで公転すると、遊星アーム
213といっしょに回動してきた位相板297の遮光部
297aがフォトインタラプタ296の光源とセンサー
間を遮るので、フォトインタラプタ296の出力はHi
からLoになる。その信号を検出してモータへの通電が
断たれ、図17の状態で遊星ギヤ212の公転が停止
し、撮影準備状態となる。以下第1の実施例と同様に作
動し、フィルム巻上げ状態から次の撮影準備状態となる
作動のみが、上述のフォトインタラプタ296を用いた
作動と同じことを行なう。
【0055】次に、図19,20のフローチャートによ
り制御回路293による動力分割機構の制御の手順を説
明する。
【0056】ステップ1において、カメラにフィルムが
装填されているかをフィルム在否SWにより検出し、装
填されている場合にはフィルム在否SWはONとなる。
そして背蓋が完全に閉じられているかを背蓋SWにより
検出し、閉じられた場合には背蓋SWはONとなる。こ
れらフィルム在否SWONと背蓋SWONのANDでフ
ィルムの装填が完了したことを判定し、ステップ2に進
み、モータ206を正転させ、フィルムを巻上げ空送り
動作を行なう。ステップ3でフィルムの移動に連動した
パルス板の回転により発生するパルス数をフィルム送り
カウント用フォトインタラプタのHiとLoの信号によ
りカウントし、制御回路293に記憶されたフィルム空
送りに必要な所定コマ数に対応した所定パルス数に達し
たことを判定すると、制御回路293は内部のフィルム
カウンタを1としステップ4に進みモータ206を停止
させる。と同時にステップ5でモータ206を逆転させ
る。ステップ6で遊星ギヤ位置検出用フォトインタラプ
タ296の出力がLoになったことを判定すると、ステ
ップ7に進みモータ206を停止させる(図17の状態
となる)。
【0057】ステップ8において、SW1がONしたと
判定すると、続いてステップ9でストロボ撮影モードに
なっているかをストロボモードSWの状態で判定する。
もし、ストロボモードSWがOFFであれば、ストロボ
を発光させない通常撮影と判定し、ステップ10に進み
SW2のONを待つ。ステップ10でSW2がONした
と判定すると、ステップ13に進む。
【0058】一方、ステップ9でストロボモードSWが
ONであれば、ストロボ撮影と判定し、ステップ11に
進みSW2のONを待つ。ステップ11でSW2がON
したと判定すると、ステップ12に進みストロボがポッ
プアップしたかをストロボSW292がOFFになった
かで判定する。ストロボSW292がOFFになったと
判定すると、ステップ13に進む。
【0059】ステップ13において、モータ206を正
転させミラーアップ動作とシャッタチャージ動作を行な
う。
【0060】ステップ14において、ミラーアップ・ダ
ウンSW(246)がOFFからONに切換わると、ミ
ラーがアップして露光開口を遮らない位置に退避したこ
と及びシャッタが走行準備状態になったことを判定し、
ステップ15に進み、モータ206を停止する。
【0061】ステップ16において、シャッタの羽根が
走行すると、シャッタ走行完SW(278)がOFFか
らONに切換わり、フィルムへの露光が終了したことを
判定し、ステップ17に進む。
【0062】ステップ17において、モータ206を正
転させミラーダウン動作を行なう。ステップ18におい
て、ミラーアップ・ダウンSW(246)がONからO
FFに切換わりミラーがダウンしたことを判定すると、
ストロボ撮影であるか否かにかかわらずステップ19に
進みモータ206を所定量逆転させストロボダウン動作
を行なう。ステップ20において、ストロボSW(29
2)がON状態であるかを判定するとステップ21に進
みモータ206を正転させる。ステップ22において、
フィルムカウンタが36未満であれば更にモータ206
を正転させ、フィルム巻上げ動作を行なう。また、フィ
ルム巻上げ動作に伴い前述のパルス板が回転しフィルム
送りカウント用フォトインタラプタ232からHi,L
oの信号がカウントされるのであるが、1コマ送り分の
信号がカウントされる前にHi,Loの信号が停止しな
ければステップ23に進む。ステップ23において1コ
マ送り分の信号がカウントされたと判定すると、フィル
ムカウンタを1つ進め、ステップ24に進み、モータ2
06を停止させる。その直後ステップ25でモータ20
6を逆転させる。
【0063】ステップ26で、遊星ギヤ位置検出用フォ
トインタラプタ296の出力がLoになったことを判定
すると、ステップ27に進みモータ206を停止させ次
の撮影準備状態となる(図17の状態)。
【0064】以後ステップ8に戻り同様のフローを繰返
す。
【0065】一方、ステップ22において、フィルムカ
ウンタが36であるか、モータ206を正転させている
にもかかわらず、フィルム送りカウント用フォトインタ
ラプタ232のHi,Lo信号が停止した場合にはフィ
ルムの全コマの撮影が終了した(或はフィルム途中突張
り)と判定して、ステップ28に進み、モータ206を
停止させる。直後ステップ29においてモータ206を
逆転させフィルム巻戻し動作を行なう。ステップ30に
おいて不図示のローラとフィルムの接触がなくなりロー
ラの回転が停止するとフィルム送りカウント用フォトイ
ンタラプタ232のHi,Loの信号が停止し、フィル
ム巻戻しが終了したと判定し、ステップ31で制御回路
293の通電時間記憶部にあらかじめ記憶されたモータ
206の正転方向への通電時間(タイマー2)のカウン
トがスタートする。と同時にステップ32でモータ20
6を正転させる。ステップ33において、記憶されたモ
ータ206の正転方向への通電時間(タイマー2)のカ
ウントが終了したことを判定すると、ステップ34に進
み、モータ206を停止させフィルム巻上げ状態(フィ
ルム空送り可能状態)にする。
【0066】第2の実施例では、第1の実施例に於ける
記憶された通電時間による制御にくらべてフォトインタ
ラプタや位相板が追加されスペースやコストの点では不
利であるが、遊星ギヤの公転位置を信号として検出でき
るため、見込みで制御しない分信頼性が上がる。特に、
記憶された通電時間による制御では電池等の消耗による
電源電圧の変動、使用環境下(温度、湿度)の変化によ
る電源電圧の変動、或は、個々のメカ作動負荷のバラツ
キやモータ個々のバラツキ等により、不安定要素が加わ
り、それを考慮して遊星ギヤの待機位置での公転停止領
域(動力分割レバー21の側面部21b)を大きく設定
しなければならない。が、第2の実施例ではその必要が
なくなる。従って、遊星ギヤの待機位置での公転停止位
置をある程度精度良く見込めるため、次の動作であるミ
ラーアップまでの遊星の公転量を少なくできることか
ら、カメラのレリーズタイムラグの短縮化につながる。
【0067】また、位相板の遮光部を複数設けフィルム
巻上げや巻戻し等遊星ギヤの位置に対応させることによ
り、想定できる遊星ギヤの位置を検知することもでき
る。
【0068】図21〜図24は本発明の第3の実施例を
示し、図21は第3の実施例の特徴を最もよく表わす部
分の平面図で、フィルム巻上げ状態から遊星ギヤが切換
えられ、待機位置に停止している状態を示す。図22は
動力分割機構の回路構成図。図24は作動を示すフロー
チャート。
【0069】第1、第2の実施例と異なるのは、フィル
ム巻上げ状態からモータを逆転して遊星ギヤを待機位置
に移動させるための遊星ギヤ位置割出しを記憶された通
電時間で制御したり、フォトインタラプタにより検出し
て制御する代わりに、遊星アーム313上に設け遊星ギ
ヤ312と同軸位置にある導通ピン313aと動力分割
レバー321の導通側面部321bとの接触により電気
的スイッチを構成して制御することである。
【0070】これら図に於いて、第1の実施例と同じ箇
所は第1の実施例の数字に300を加えた数字で表わ
す。上記のように、遊星アーム313上に設けた導通ピ
ン313aはフレキシブル導通ライン398と接続さ
れ、周囲の部材の遊星アーム313や遊星ギヤ312等
とは絶縁されている。また、動力分割レバー321の導
通側面部321bもフレキシブル導通ライン399と接
続され、周囲の部材の動力分割レバー321やギヤ押え
板320等とは絶縁されている。尚、フレキシブル導通
ライン398,399は遊星アーム313の公転や動力
分割レバー321の動作に影響を極力与えないよう微弱
な負荷にて接続されている。また、フレキシブル導通ラ
インの端部は図22の制御回路393に接続され、導通
ピン313aと動力分割レバーの導通側面部321bに
よる接触部を含め、電気的スイッチを構成している。
【0071】図22は第3の実施例の動力分割機構の回
路構成で、制御回路393にはフィルム送りカウント用
フォトインタラプタ332、フィルム在否SW、背蓋S
W、SW1、SW2、ストロボモードSW、ストロボS
W(392)、ミラーアップ・ダウンSW(346)、
シャッタ走行完SW(378)、遊星ポジションSW
(398,399)、モータ駆動回路394が接続さ
れ、モータ駆動回路394にはモータ306が接続され
ている。
【0072】ここで、制御回路393の内部には、モー
タ306の正転方向への通電時間(図23,24のタイ
マー2)が記憶された通電時間記憶部、及びフィルムの
送りコマ数をカウントする記憶部(フィルムカウンタ)
が設けられている。また、遊星ポジションスイッチ(3
98,399)は、遊星アーム313上に設け遊星ギヤ
312と同軸位置にある導通ピン313aと、動力分割
レバー321の導通側面部321bとの接触により構成
された電気スイッチであり、遊星ギヤ312が公転して
導通ピン313aと導通側面部321bが接触したとき
オン信号を、非接触状態のときオフ信号を制御回路39
3に入力する。他のフィルム送りカウント用フォトイン
タラプタ332、各SW、モータ駆動回路394は前述
の第1の実施例とまったく同じである。それ以外は第1
の実施例とまったく同じである。
【0073】次に、第3の実施例で特有の箇所のみの作
動を説明する。
【0074】カメラの底蓋(不図示)を開けてフィルム
を装填(ドロップイン方式)し底蓋を閉じると、第1の
実施例と同様にフィルムは1コマ目まで自動的に送ら
れ、モータの逆転により遊星ギヤ312は第1太陽ギヤ
311の周りに反時計方向に公転し導通ピン313aが
動力分割レバー321の側面部321a(非導通部)に
当接した後、レバー321を動力分割レバーバネ323
の力に抗して時計方向に回動させながら公転を続ける。
そして導通ピン313aがレバー321の側面部321
aを通過し、導通側面部321bに当接する位置まで公
転すると、導通ピン313aと導通側面部321bとの
間で電気的に導通状態となり、上記電気的スイッチ構成
はオンとなる。その信号を検知してモータへの通電が断
たれ、図21の状態で遊星ギヤ312の公転が停止し、
撮影準備状態となる。以下第1の実施例と同様に作動
し、フィルム巻上げ状態から次の撮影準備状態となる作
動のみが前述の電気的スイッチ構成を用いた作動と同じ
ことを行なう。
【0075】次に、図23,24のフローチャートによ
り制御回路393による動力分割機構の制御の手順を説
明する。
【0076】ステップ1において、カメラにフィルムが
装填されているかをフィルム在否SWにより検出し、装
填されている場合にはフィルム在否SWはONとなる。
そして背蓋が完全に閉じられているかを背蓋SWにより
検出し、閉じられた場合には背蓋SWはONとなる。こ
れらフィルム在否SWONと背蓋SWONのANDでフ
ィルムの装填が完了したことを判定し、ステップ2に進
み、モータ306を正転させ、フィルムを巻上げ空送り
動作を行なう。ステップ3でフィルムの移動に連動した
パルス板の回転により発生するパルス数をフィルム送り
カウント用フォトインタラプタのHiとLoの信号によ
りカウントし、制御回路393に記憶されたフィルム空
送りに必要な所定コマ数に対応した所定パルス数に達し
たことを判定すると、制御回路393は内部のフィルム
カウンタを1としステップ4に進みモータ306を停止
させる。と同時にステップ5でモータ306を逆転させ
る。ステップ6で遊星ギヤ312が反時計方向に公転
し、遊星ポジションSW(398,399)がONにな
ったことを判定すると、ステップ7に進みモータ306
を停止させる(図21の状態となる)。
【0077】ステップ8において、SW1がONしたと
判定すると、続いてステップ9でストロボ撮影モードに
なっているかをストロボモードSWの状態で判定する。
もし、ストロボモードSWがOFFであれば、ストロボ
を発光させない通常撮影と判定し、ステップ10に進み
SW2のONを待つ。ステップ10でSW2がONした
と判定すると、ステップ13に進む。
【0078】一方、ステップ9でストロボモードSWが
ONであれば、ストロボ撮影と判定し、ステップ11に
進みSW2のONを待つ。ステップ11でSW2がON
したと判定すると、ステップ12に進みストロボがポッ
プアップしたかをストロボSW392がOFFになった
かで判定する。ストロボSW392がOFFになったと
判定すると、ステップ13に進む。
【0079】ステップ13において、モータ306を正
転させミラーアップ動作とシャッタチャージ動作を行な
う。
【0080】ステップ14において、ミラーアップ・ダ
ウンSW(346)がOFFからONに切換わると、ミ
ラーがアップして露光開口を遮らない位置に退避したこ
と及びシャッタが走行準備状態になったことを判定し、
ステップ15に進み、モータ306を停止する。
【0081】ステップ16において、シャッタの羽根が
走行すると、シャッタ走行完SW(378)がOFFか
らONに切換わり、フィルムへの露光が終了したことを
判定し、ステップ17に進む。
【0082】ステップ17において、モータ306を正
転させミラーダウン動作を行なう。
【0083】ステップ18において、ミラーアップ・ダ
ウンSW(346)がONからOFFに切換わりミラー
がダウンしたことを判定すると、ストロボ撮影であるか
否かにかかわらずステップ19に進みモータ306を所
定量逆転させストロボダウン動作を行なう。ステップ2
0において、ストロボSW(392)がON状態である
かを判定するとステップ21に進みモータ306を正転
させる。ステップ22において、フィルムカウンタが3
6未満であれば更にモータ306を正転させ、フィルム
巻上げ動作を行なう。また、フィルム巻上げ動作に伴い
前述のパルス板が回転しフィルム送りカウント用フォト
インタラプタ332からHi,Loの信号がカウントさ
れるのであるが、1コマ送り分の信号がカウントされる
前にHi,Loの信号が停止しなければステップ23に
進む。ステップ23において1コマ送り分の信号がカウ
ントされたと判定すると、フィルムカウンタを1つ進
め、ステップ24に進み、モータ306を停止させる。
その直後、ステップ25でモータ306を逆転させる。
【0084】ステップ26で、遊星ギヤ312が反時計
方向に公転し、遊星ポジションSW(398,399)
がONになったことを判定すると、ステップ29に進み
モータ306を停止させ次の撮影準備状態となる(図2
1の状態)。
【0085】以後ステップ8に戻り同様のフローを繰返
す。
【0086】一方、ステップ22において、フィルムカ
ウンタが36であるか、モータ306を正転させている
にもかかわらず、フィルム送りカウント用フォトインタ
ラプタ332のHi,Loの信号が停止した場合にはフ
ィルムの全コマの撮影が終了した(或はフィルム途中突
張り)と判定して、ステップ28に進み、モータ306
を停止させる。直後ステップ29においてモータ306
を逆転させフィルム巻戻し動作を行なう。ステップ30
において、不図示のローラとフィルムの接触がなくなり
ローラの回転が停止するとフィルム送りカウント用フォ
トインタラプタ332のHi,Loの信号が停止し、フ
ィルム巻戻しが終了したと判定し、ステップ31で制御
回路393の通電時間記憶部にあらかじめ記憶されたモ
ータ306の正転方向への通電時間(タイマー2)のカ
ウントがスタートする。と同時にステップ32でモータ
306を正転させる。ステップ33において、記憶され
たモータ306の正転方向への通電時間(タイマー2)
のカウントが終了したことを判定すると、ステップ34
に進み、モータ306を停止させフィルム巻上げ状態
(フィルム空送り可能状態)にする。
【0087】第3の実施例では、第2の実施例にくらべ
フォトインタラプタや位相板を用いず、より直接的に遊
星ギヤの公転位置を信号として検出できるため遊星ギヤ
の待機位置での公転停止位置をかなり精度良く見込める
ため、次の動作であるミラーアップまでの遊星の公転量
を極めて少なくでき、カメラのレリーズタイムラグをよ
り短縮できる。
【0088】また、導通ピン313aと当接する箇所
(例えばギヤ押え板のストッパ部320a,320bや
動力分割レバーの側面部321a、保持部321c,3
21d)に各々独立して導通部を設けることにより各ポ
ジションに導通ピン313aが当接した際に信号が得ら
れ、遊星ギヤの位置を細かく検知することができ、より
きめの細かいモータ制御が可能となる。
【0089】尚、本発明の第1、第2、第3の実施例と
もに、遊星ギヤ(12,212,312)の第1太陽ギ
ヤ(11,211,311)周りの公転領域の途中に、
動力分割レバー(21,221,321)と伝達ギヤ
(18,218,318)以下の負荷系列を複数設ける
ことにより、1つのモータでより多くの数の仕事をさせ
ることができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、正逆回転可能な駆
動装置と、該駆動装置により駆動される遊星ギヤと、該
遊星ギヤ及び遊星アーム等を含む遊星ギヤ構成の公転軌
跡内に配置され前記遊星ギヤの公転を規制する少なくと
も1つ以上の公転規制部材と、遊星ギヤが通常位置して
いる基準位置から公転による遊星ギヤの各規制可能位置
への移動を行なうための前記駆動装置への適正通電時間
を制御する手段(記憶値に基いて制御するもの、フ
ォトインタラプタと遊星アームと一体に回動する位相板
により検知、制御するもの、遊星アームの回動により
スイッチが構成され検知、制御するもの)とを備え、前
記公転規制部材の第1の規制部に遊星ギヤの公転が規制
された時に前記駆動装置の第1方向の回転を負荷系列に
伝達し、前記駆動装置の回転方向を切換えることにより
遊星ギヤの公転方向を切換え、前記公転規制部材の第2
の規制部に遊星ギヤの公転が規制された時に前記駆動装
置の第2方向の回転を負荷系列に伝達するように構成し
たことにより、1.割出しのためだけにモータの1方向
回転を費すことなく、モータの正逆両方向回転を負荷系
列に伝えられるため、できる仕事の数が倍増する。
【0091】2.いちいち割出し機構を動かしてからモ
ータの回転方向を切換えて負荷系列を選択駆動するとい
った余分な時間を必要とせず、モータの回転方向を切換
えるだけで別の負荷系列を選択駆動できるため、切換動
作が短時間で済み、カメラのレリーズタイムラグを短縮
できる。
【0092】3.機構が極めて簡素であるため、作動信
頼性が高く、部品点数もわずかなので部品費、組立費等
経済的メリットが大きい。
【0093】4.簡素な機構のため、スペースも小さく
て済み、カメラの多機能小型軽量化に好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の要部の斜視図。
【図2】第1の実施例の動力分割機構によって駆動され
る各コンポーネントを表わす斜視図。
【図3】第1の実施例の要部の作動説明図。
【図4】第1の実施例の要部の作動説明図。
【図5】第1の実施例の要部の作動説明図。
【図6】第1の実施例の要部の作動説明図。
【図7】第1の実施例の要部の作動説明図。
【図8】第1の実施例の要部の作動説明図。
【図9】第1の実施例の要部の作動説明図。
【図10】第1の実施例の要部の作動説明図。
【図11】第1の実施例の要部の作動説明図。
【図12】第1の実施例の要部の作動説明図。
【図13】第1の実施例の要部の作動説明図。
【図14】第1の実施例の動力分割機構の回路構成図。
【図15】第1実施例の作動を示すフローチャート。
【図16】第1実施例の作動を示すフローチャート。
【図17】第2の実施例の要部の平面図。
【図18】第2の実施例の動力分割機構の回路構成図。
【図19】第2の実施例の作動を示すフローチャート。
【図20】第2の実施例の作動を示すフローチャート。
【図21】第3の実施例の要部の平面図。
【図22】第3の実施例の動力分割機構の回路構成図。
【図23】第3の実施例の作動を示すフローチャート。
【図24】第3の実施例の作動を示すフローチャート。
【符号の説明】
6,206,306…モータ 11,211,31
1…第1太陽ギヤ 12,212,312…遊星ギヤ 13,213,31
3…遊星アーム 13a,213a,313a…遊星アームのピン 14,214,314…アイドラギヤA 18,218,318…伝達ギヤ 19,219,31
9…フォークギヤ 20,220,320…ギヤ押え板 21,221,321…動力分割レバー 21a,21b,221a,221b,321a,32
1b…動力分割レバーの側面部 21c,21d,221c,221d,321c,32
1d…動力分割レバーの保持部 23,223,323…動力分割レバーバネ 25…第2太陽ギヤ 26…遊星ギヤ 27…遊星アーム 28…ミラー駆動ギ
ヤ 80…ストロボ駆動ギヤ 32,232,332…フィルム送りカウント用フォト
インタラプタ 93,293,393…制御回路 94,294,394…モータ駆動回路 296…遊星ギヤ位置検出用フォトインタラプタ 398,399…遊星ポジションSW

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正逆回転可能な駆動装置と、該駆動装置
    により駆動される遊星ギヤと、該遊星ギヤ及び遊星アー
    ム等を含む遊星ギヤ構成の公転軌跡内に配置され前記遊
    星ギヤの公転を規制する少なくとも1つ以上の公転規制
    部材と、遊星ギヤが通常位置している基準位置から公転
    による遊星ギヤの各規制可能位置への移動を行なうため
    の前記駆動装置への適正通電時間を制御する手段とを備
    え、前記公転規制部材の第1の規制部に遊星ギヤの公転
    が規制された時に前記駆動装置の第1方向の回転を負荷
    系列に伝達し、前記駆動装置の回転方向を切換えること
    により遊星ギヤの公転方向を切換え、前記公転規制部材
    の第2の規制部に遊星ギヤの公転が規制された時に前記
    駆動装置の第2方向の回転を負荷系列に伝達するように
    構成したことを特徴とする動力分割機構。
  2. 【請求項2】 適正通電時間を制御する手段が、記憶値
    に基づいて制御するもの、フォトインタラプタと遊星ア
    ームと一体に回動する位相板により検知制御するもの、
    および遊星アームの回動によりスイッチが構成され検知
    制御するものから選ばれる1種である請求項1記載の動
    力分割機構。
JP3191993A 1991-07-31 1991-07-31 動力分割機構 Pending JPH0534781A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7209309B2 (en) 2000-11-06 2007-04-24 Hitachi Global Storage Technologies Japan, Ltd. Magnetic disk apparatus and method of controlling the same
JP2011001988A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Hoya Corp 動力伝達機構及び撮像装置の動力伝達機構

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