JPH0534829A - 透過型スクリーンの遮光部形成方法 - Google Patents

透過型スクリーンの遮光部形成方法

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JPH0534829A
JPH0534829A JP3210359A JP21035991A JPH0534829A JP H0534829 A JPH0534829 A JP H0534829A JP 3210359 A JP3210359 A JP 3210359A JP 21035991 A JP21035991 A JP 21035991A JP H0534829 A JPH0534829 A JP H0534829A
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convex portion
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Hideo Sato
秀夫 佐藤
Goro Saito
悟朗 斎藤
Masato Yoshida
真人 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】遮光部の形状を安定させて、かつ耐摩擦性を高
め、良好な遮光部を有してコントラストの向上した透過
型スクリーンを得る。 【構成】透過型スクリーン1の凸条部4に、昇華性染料
をコーティングした転写紙6を重ね、熱加圧して、この
凸状部4に光吸収層aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透過型プロジェクショ
ンスクリーンを製造するに当たり、スクリーン観視者側
の凸条部自体にコントラスト向上を目的とした黒色など
の暗色調の光吸収層を形成する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、透過型スクリ
ーン1は、光源側にレンチキュラーレンズ2を配置する
とともに観視者側にもレンチキュラーレンズ3を配置し
て、光源側からの光(像)を前記レンチキュラーレンズ
2,3を通して収束・発散させ、観視者がスクリーン上
に像を観視できるように設けられている。そして前記ス
クリーン1の観視者側、すなわち射出側面においては、
レンチキュラーレンズ3の間の光無効部分に凸条部4が
突設されていて、さらに前記凸条部4に光吸収層aを形
成することによってこれを遮光部(ブラックストライ
プ)5とし、観視される像のコントラストを向上させる
ようにする試みがあった。
【0003】光吸収層を形成するに当たっては、例え
ば、特公平2−16498号に示されているように、光
吸収剤を含有した樹脂層を前記凸条部に熱接着するよう
にしたり、また特開昭56−38035号に示されてい
るように、遮光材料を光無効部分に取り付ける手法が提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、凸状部
を有するスクリーンにおいて上記した従来の遮光部を設
ける方法は、凸状部上を単に物理的に被覆する形式で光
吸収層を形成しているために、図4に示すように凸状部
4のエッジ部分40で遮光部5の形状が変化してコント
ラストに悪影響を及ぼし、ストライプ模様の乱れを生じ
させることがあり、また引っ掻きなどに対する耐摩擦性
に劣るという問題があった。
【0005】そこで本発明は上記した事情に鑑みて、上
記遮光部の形状を安定させて、かつ耐摩擦性を高めるこ
とを課題とし、遮光部が確実に得られるようにすること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を考慮してなされたもので、観視者側に凸条部を有し、
この凸条部に光吸収層を設けてなる透過型スクリーンの
遮光部形成方法において、前記凸条部に、昇華性染料を
コーティングした転写紙を重ね、熱加圧して光吸収層を
形成することによって、上記課題を解消するものであ
る。
【0007】
【作用】本発明においては、昇華性染料が凸状部側に熱
加圧されることにより、この染料が凸状部に浸透して凸
状部自体に光吸収層が形成されて遮光部が得られるよう
になる。
【0008】
【実施例】つぎに、本発明を図1から図3に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。なお、図4に示す従来例と
構成が重複する部分は同符号を付してその説明を省略す
る。まず、アクリル樹脂を素材として押し出し成型、キ
ャスト成型法、プレス成型法などの各種の方法により所
望の透過型スクリーン1を得る。そして本発明において
は、図1に示すように、昇華性染料をコーティングした
転写紙6を凸状部4の天面に接するようにして重ね、こ
れを熱ローラ7によって熱加圧して前記昇華性染料を凸
状部側に転写させる。この転写によって昇華性染料は凸
状部4に浸透して光吸収層aが形成され、これが遮光部
5となる(図2参照)。好ましい熱転写条件は、150
〜170℃、10〜15mm/secである。
【0009】転写紙6は、ベース60の片面にアンカー
層61を設け、このアンカー層61の上に上記昇華性染
料を有するインキ層62を設けたものである。ベース層
60は例えばポリエチレンテレフタレート9μmであ
り、アンカー層61は0.2μm、インキ層は9μmと
したが、これには限定されない。またインキ層、アンカ
ー層は下記の通りの組成が採用できる。 インキ層 :ブチラール樹脂 10部 油溶性染料 8部 溶剤(トルエン/MEK=1/1) 82部 アンカー層:ウレタン樹脂 100部 硬化剤 6部 促進剤 1部
【0010】なお、図1および図2では凸状部4の天面
側に遮光部5が設けられている例を示しているが、図3
に示すように凸状部4全域に染料を染み込ませて染色
し、これを遮光部5とするようにしてもよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
凸状部に染料が浸透し光吸収層が凸状部自体に形成され
た状態で遮光部が一体化されるため、遮光部の形状が安
定し、光学設計から算出された数値に基づいて成型され
た透過型スクリーンとしての性能が充分に発揮できるよ
うになる。そして凸状部自体が遮光部となることから、
遮光部の引っ掻きなどの対する耐久性が頗る向上する。
さらに凸状部全体を染色してこれを光吸収層とし、光無
効部分を有効に利用して遮光部とすることが極めて容易
に行え、スクリーンを左右から見た場合でもコントラス
トが向上するなど、実用性に優れた効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る透過型スクリーンの遮光部形成方
法の一実施例を示す説明図である。
【図2】一実施例により遮光部を設けた状態を示す説明
図である。
【図3】一実施例により凸状部全体を遮光部として状態
を示す説明図である。
【図4】従来の方法により遮光部を設けた状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1…透過型スクリーン 4…凸状部 5…遮光部 6…転写紙 a…光吸収層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】観視者側に凸条部を有し、この凸条部に光
    吸収層を設けてなる透過型スクリーンの遮光部形成方法
    において、 前記凸条部に、昇華性染料をコーティングした転写紙を
    重ね、熱加圧して光吸収層を形成することを特徴とする
    透過型スクリーンの遮光部形成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05134318A (ja) * 1991-11-15 1993-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 透過型スクリーンおよびその製造方法
US6940644B2 (en) 2002-08-30 2005-09-06 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Lens sheet and rear projection screen including the same
WO2006098337A1 (ja) * 2005-03-15 2006-09-21 Kuraray Co., Ltd. レンチキュラーレンズシートおよびその製造方法並びに転写材用樹脂組成物

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US8071672B2 (en) 2005-03-15 2011-12-06 Kuraray Co., Ltd. Lens sheet, process for producing the same, and resin composition for transfer material

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