JPH0534988B2 - - Google Patents

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JPH0534988B2
JPH0534988B2 JP61180994A JP18099486A JPH0534988B2 JP H0534988 B2 JPH0534988 B2 JP H0534988B2 JP 61180994 A JP61180994 A JP 61180994A JP 18099486 A JP18099486 A JP 18099486A JP H0534988 B2 JPH0534988 B2 JP H0534988B2
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mixing
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は人工腎臓用の透析液調製装置に関す
る。
[従来の技術] 人工腎臓用の透析液としては現在重炭酸塩系透
析液およびアセテート系透析液が実用されてい
る。
重炭酸塩系透析液は2種の原液、すなわちA原
液(カルシウム塩およびマグネシウム塩含有濃厚
液)およびB原液(重炭酸塩(通常NaHCO3
含有濃厚液)を水で希釈することによつて調製さ
れる。
アセテート系透析液は1種の原液(酢酸塩含有
濃厚液)を水で希釈して調製される。
透析液の調製装置は通常複数の透析器と接続さ
れ、透析液を調製しつつ同時に複数の透析器に透
析液を供給するようにされている。従来の透析液
調製装置を重炭酸塩系透析液の調製装置を例にと
つて説明すると、第4図に示すような構成とされ
ている。アセテート系透析液調製装置のばあいも
原液供給系統が1系統であるほかは実質的に同じ
である。
第4図において、101はA原液タンク、10
2はB原液タンクである。A原液タンク101中
のA原液およびB原液タンク102中のB原液は
それぞれA原液計量タンク103おまよびB原液
計量タンク104に送られ、そこでそれぞれの一
定量が計量され、原液吸引部105、106で給
水源107からの水と混合され、混合タンク10
8に送られ、そこで均一に希釈、混合されて一定
濃度の透析液がえられる。混合タンク108中の
透析液は貯液タンク109に送られ、そこから送
液ライン110により各透析器に供給される。
前記給水源107からの水は脱気するために一
旦ヒータ111により35〜40℃程度に加熱した後
原液と混合される。なお、図面には示されていな
いが、ヒータ111の上流側に脱気用の陰圧ポン
プを設けるばあいもある。
また前記装置は随時消毒する必要があるが、従
来においてはA原液を計量タンク103に送るA
原液ライン112の送液ポンプ113の上流側
に、消毒用薬液タンク114からのライン115
を接続し、消毒時には弁116,117の切替え
により消毒用薬液を装置内に通液することによつ
て消毒している。透析操作、消毒操作などのあと
で行なう水洗操作は、ヒータ111の下流で分岐
した給水ライン119を介してA原液ライン11
2およびB原液ライン118に給水することによ
つて行なわれる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前記従来の装置においてはつぎ
のごとき問題がある。
(1) A原液およびB原液はそれぞれ独立した容器
で計量しており、装置自体が複雑である。
(2) 前記のごとく、給水源107からの水は一旦
ヒータ111で所定温度まで加熱して脱気した
のち、原液と混合される。したがつて単位時間
当りの給水量はヒータ容量に比例することにな
る。ところで透析液は調製しつつ同時に各透析
器に供給されるから、透析液の単位時間当りの
総供給量は単位時間当りの給水量によつて、し
たがつてヒータ容量によつて規制されることに
なる。そのため接続する透析器の台数が多いば
あいは大きなヒータ容量が要求される。とくに
ヒータ容量が40KWを超えるばあいは一般の屋
内配線からは電気をとれないという問題を生じ
る可能性がある。
(3) さらに、A原液を計量タンク103に供給し
ている間は弁116とポンプ113の間の配管
内は陰圧となつているため、万一薬液ライン1
15の弁117がリークしたばあいは消毒用薬
液が透析液中に混入することになる。かかる消
毒用薬液の透析液中への混入は人命にかかわる
ことなので、このようなことは絶対に起らない
ようにしなければならない。
本発明の目的は前記の点に鑑みて、ヒータ容量
の低減および薬液混入の防止が図られた透析液調
製装置を提供するにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、原液と水とを混合して透析液を調製
しつつ透析器に送るようにされており、かつ装置
内に薬液を通液して消毒、酸洗浄を行なうことが
できるように構成された透析液の調製装置であつ
て、 原液タンクと、給水源と、それぞれ計量手段お
よび混合手段を備えた計量兼混合用の少なくとも
2個の混合タンクと、貯液タンクと、原液を原液
タンクから各混合タンクへ供給するラインと、給
水源からの水を各混合タンクへ供給するためのラ
インであつて、給水を加熱脱気するためのヒータ
および陰圧ポンプが上流側から順に設けられてい
る給水ラインと、各混合タンクから透析液を貯液
タンクへ移送するラインと、前記給水ラインの陰
圧ポンプの下流側に接続された消毒および酸洗浄
用薬液供給ラインとからなり、 前記各混合タンクにおいて該タンクに水および
原液をこの順に指定量供給し、混合し、えられた
透析液を貯液タンクに移送する透析液調製操作を
行なうように設定されており、かつ各混合タンク
への給水開始から終了までの操作時間と原液の供
給開始から透析液の貯液タンクへの移送完了まで
の操作時間が等しくなるように設定されており、
さらに1つの混合タンクへの給水完了に合せて別
の混合タンクへの給水が開始されるように設定さ
れ、前記透析液調製操作が各混合タンクを順繰り
に使用して行なうように構成されてなることを特
徴とする透析液調製装置に関する。
[作用] (1) 混合タンクに計量手段を設けることによつ
て、混合タンクにおいて各原液および水の計量
と混合とを共にできるようにし、その結果専用
の計量タンクが不要となり、混合タンクは2個
設置することになるけれども装置全体としては
簡略化される。
(2) 混合タンクを少なくとも2個備え、それらを
順繰りに使用することによつて、透析液の単位
時間当りの供給量が同じばあいは従来例にくら
べて単位時間当りの給水量をたとえば1/2程度
にすることができ、それに伴つてヒータ容量を
1/2程度にできる。
一方、従来例と同じヒータ容量であれば、接
続する透析器の台数を2倍程度にすることが可
能となる。
また混合タンクのいずれかが万一故障したば
あいでも、透析液の供給量は少なくなるけれど
も応急運転は可能となる。
(3) 薬液ラインを給水ラインの陰圧ポンプの下流
側に接続したことによつて、透析液調製中(混
合タンクに給水中)は薬液ラインには逆圧が加
わつているため、万一薬液ラインの電磁弁がリ
ークしたとしても薬液が透析液中に混入するこ
とはない。
また消毒後の水洗操作において薬液ラインの
電磁弁を短時間開き水を薬液ラインに逆流させ
ることが可能であるから、その後の透析操作に
おいて薬液が混入することがない。
[実施例] つぎに図面に基づいて本発明の装置を説明す
る。
第1図は本発明の装置の一実施例を示す概略説
明図、第2図はその動作を示すタイムチヤートで
ある。この実施例は2種の原液を水で希釈するこ
とによつて調製される透析液、たとえば重炭酸塩
系透析液用の調製装置に関し、かつ混合タンクを
2個備えた態様に関するものである。
図面において、1は第1原液タンク、2は第2
原液タンク、M1は第1混合タンク、M2は第2
混合タンク、Sは貯液タンク、3は給水源、4は
消毒用薬液タンク、5は酸洗浄用薬液タンクであ
る。
10は給水ラインであり、途中で2つに分岐
し、一方のライン11は混合タンクM1に接続さ
れ、他方のライン12は混合タンクM2に接続さ
れている。
吸水ライン10には上流側から手動バルブBVI
定流量弁CFV、ヒータH、陰圧計NP、給水兼脱
気ポンプP1、温度検出器THがこの順に介装さ
れている。13は陰圧調節用のバイパスライン
で、バルブBV2によりポンプP1と定流量弁
CFVの間のラインにかかる陰圧を調節するよう
にされている。ヒータHによる加熱とポンプP1
の吸引による陰圧の作用により脱気が行なわれ
る。
吸水ライン11および12にはそれぞれ電磁弁
V1およびV2が設けられ、それらの開閉により
混合タンクM1とM2への給水を切替可能にして
いる。
20は第1原液ラインであり、給液ポンプP5
の下流側で2つに分岐し、一方のライン21は混
合タンクM1に接続され、他方のライン22は混
合タンクM2に接続されている。そして分岐した
第1原液ライン21および22のそれぞれには電
磁弁V3およびV4が設けられ、それらの開閉に
より混合タンクM1とM2への第1原液供給を切
替可能にしている。
30は第2原液ラインであり、給液ポンプP6
の下流側で2つに分岐し、一方のライン31は混
合タンクM1に接続され、他方のライン32は混
合タンクM2に接続されている。そして分岐した
第2原液ライン31および32のそれぞれには電
磁弁V5およびV6が設けられ、それらの開閉に
より混合タンクM1とM2への第2原液供給を切
替可能にしている。混合タンクM1には液面検出
器L1が設けられており、これにより混合タンク
M1内で水、第1および第2原液の計量を行なう
ようになつている。さらに循環ライン40が設け
られ、ポンプP2によりタンクM1内の液を循環
することによつて均一に混合するようにされてい
る。循環ライン40には濃度計N1aが設けられ
ており、導電率などの測定により透析液の濃度が
規定範囲内にあるか否かを検知するようにされて
いる。
混合タンクM2は混合タンクM1と同一構成で
あり、同様な目的で液面検出器L2、ポンプP3
および濃度計N1bを有する循環ライン41が設
けられている。
42および43はそれぞれ混合タンクM1およ
びM2と貯液タンクSとを接続するラインであ
る。混合タンクM1またはM2で調製が終つた際
には三方モータバルブV7またはV8を開き、透
析液を貯液タンクSに移す。
貯液タンクSには液面検出器F1,F2,F3
が設けられている。液面検出器F1は貯液タンク
Sが空になつたことを検出するためのもので、工
程が移行する際(たとえば透析工程から水洗工程
に移行する際など)においては貯液タンクSが空
になつていることを検知したのち次工程に移る。
液面検出器F2は貯液タンクS中の透析液の不足
を検出するもので、透析液面がこのレベル以下に
なると警報を発するようにされている。液面検出
器F3は貯液タンクS内の透析液面がこのレベル
に達すると透析器への給液を開始するためのもの
である。
50は透析液の透析器への送液ラインであり、
上流側から順に送液ポンプP4、濃度計N2、電
磁弁V11、圧力計PPが順に設けられている。
手動バルブBV3を有するバイパスライン51
は、透析器への送液量が減つたばあいにポンプP
4が過負荷になるのを防止するために設けられて
いる。
52は排液ラインであり、電磁弁V9、トラツ
プ53が設けられており、工程の移行時には貯液
タンクS中の液をこれによつて直接排出するよう
にしている。
54はフエールセーフラインであり、濃度計N
2により濃度異常を検知したばあいなど異常時に
おいて電磁弁V11を閉じると共に電磁弁V12
を開き、透析液をこのラインを通して排液するよ
うにしている。
電磁弁V10を有するバイパスライン55は洗
浄時、消毒時のみに機能するもので、送液前に一
定時間電磁弁V10を開くことによつて液を循環
させ貯液タンクS内の洗浄を行なう。
56は排液用のバイパスラインであり、濃度計
N1aまたはN1bによつて混合タンクM1また
はM2で調製された透析液の濃度異常が検出され
たばあいに、その信号に関連して三方モータバル
ブV7またはV8がバイパスライン56の側に開
き、タンクM1またはM2内の透析液を排液する
ようにしている。
60は薬液ラインであり、送液ポンプP7が設
けられており、その一端は2つに分岐して、一方
のライン61は電磁弁V13を介して消毒用薬液
タンク4に接続され、他方のライン62は電磁弁
V14を介して酸洗浄用薬液タンク5に接続され
ている。薬液ライン60の他端は電磁弁V15を
介して、給水ライン10に接続されている。
そして薬液ライン60が給水ライン10に接続
される位置63は給水兼脱気ポンプP1の下流側
であり、そのため給水中は薬液ライン60の電磁
弁V15には給水ライン側に陽圧が加わることに
なる。
消毒用薬液としては次亜塩素産ナトリウム水溶
液などが適宜用いられる。酸洗浄用薬液としては
酢酸などが適宜用いられる。
混合タンクM1,M2、貯液タンクSおよびト
ラツプ53はそれぞれエアフイルター70に接続
され、それらの内部が大気圧下に置かれるように
している。
本発明の装置において、各液面検出器、濃度計
などの出力信号はマイクロコンピユータに入力、
処理されて、それからの出力により各電磁弁を制
御するようにされている。そしてこれらの制御方
法は通常のものであるので、ここでは詳細な説明
は省略する。
つぎに本発明の装置の動作を第2図のタイムチ
ヤートを参照して説明する。第2図のタイムチヤ
ートにおいて、低レベルはバルブが閉で、ポン
プ、ヒータ、濃度計および液面検出器が動作して
いない状態であり、高レベルはバルブが開で、ポ
ンプ、ヒータ、濃度計および液面検出器が動作し
ている状態を示す。
まず透析液の調製操作について述べる。混合タ
ンクM1で調製を開始するばあいは、装置の始動
スイツチを投入すると、給水ライン11の電磁弁
V1が開くと共にヒータH、ポンプP1が動作す
る。そうすると給水源3からの水はヒータHで加
熱され、ポンプP1との間の陰圧域で脱気され、
給水ライン10,11を経て混合タンクM1に供
給される。混合タンクM1内の水が指定レベルに
達すると、液面検出面L1からの信号により電磁
弁V1が閉じると共に、第1原液ライン21の電
磁弁V3が開き第1原液供給ポンプP5が動作す
る。そうすると第1原液タンク1から第1原液が
ライン20,21を経て混合タンクM1に供給さ
れる。混合タンクM1内に第1原液が指定レベル
にまで供給されると、液面検出器L1からの信号
により電磁弁V3が閉じポンプP5が停止すると
共に、第2原液ライン31の電磁弁V5が開き第
2原液供給ポンプP6が動作する。そうすると第
2原液タンク2から第2原液がライン30,31
を経て混合タンクM1内に供給される。混合タン
クM1内に第2原液が指定レベルまで供給される
と、液面検出器L1からの信号により電磁弁V5
が閉じポンプP6が停止すると共に、循環ポンプ
P2が動作し、タンクM1内の内容物の混合が一
定時間行なわれる。混合動作の最終段階で濃度計
N1aにより透析液の濃度測定が行なわれ、正常
濃度であれば、電磁弁V7が開き、貯液タンクS
へ移される。
一方混合タンクM2での調製操作は、混合タン
クM1への給水が終了した時点で開始される。す
なわち混合タンクM1内における水が指定レベル
に達すると液面検出器L1からの信号によつて給
水ライン12の電磁弁V2が開き、混合タンクM
2への給水が開始される。混合タンクM2への給
水が終了した後の動作は前記した混合タンクM1
におけると同様にして実行される。
なお重炭酸塩系透析液を調製するばあい、A原
液を第1原液とし、B原液を第2原液としてもよ
く、その逆でもよい。すなわちA原液とB原液を
混合タンクに送る順序はどちらを先にしてもよ
い。
前記のごとく混合タンクM1,M2において透
析液の調製が行なわれ、貯液タンクSにおける貯
液量が増大し、液面が液面検出器F3のレベルま
で達すると、電磁弁V11が開き送液ポンプP4
が動作し、貯液タンクS中の透析液が透析液ライ
ン50を通つて各透析器に供給される。
本発明においては、各混合タンクでの透析液調
製操作における、混合タンクへの給水時間T1
第1原液の供給開始からえられた透析液の貯液タ
ンクSへの移送完了までの時間T2は等しくなる
ように設定されており、かつ一方の混合タンクへ
の給水完了と同時にもう一方の混合タンクへの給
水が開始されるように設定されている。したがつ
て本発明の装置の定常運転時には、混合タンクM
1における透析液調製操作(1サイクルの時間
T)と混合タンクM2における透析液調製操作
(1サイクルの時間T)とが半サイクル(1/2T)
づつずれて交互に行なわれている。そのため給水
ライン10のヒータHは常時動作していることに
なる。
本発明の装置をたとえば20台の透析器に接続
し、これを全部稼動させるばあいには、透析液の
供給速度を約10/minに設定する必要がある。
したがつて第2図において、時間軸の1目盛(t)を
1分すると、透析液供給速度が10/minのばあ
いのタイムチヤートになる。
このばあい給水速度、すなわち給水ライン10
のヒータHを通過する水の流速は、約10/min
となり、水温を30℃上げるためには21kW容量の
ヒータがあればよい。
これに対して、第4図に示す従来例において透
析液の供給速度10/minとすると、混合サイク
ルは3.5分以下としなければならず、混合タンク
から貯液タンクへの移送時間(その他混合、濃度
測定などに要する時間)を考慮すると1サイクル
における給水時間は1〜2分程度しかなく、そう
すると給水速度は35〜17.5/minとなるから、
要するヒータ容量は本発明にくらべて1.75〜3倍
になる。
つぎに洗浄、消毒操作について説明する。洗
浄、消毒操作を含む透析のサイクルは通常つぎの
ごとくである。
待機→事前水洗→透析液調製→透析→事後水洗
→消毒→最後水洗 酸洗浄は必要に応じて事後水洗の途中で行なわ
れる。
薬液消毒について説明すると、まず電磁弁V1
が開き給水ポンプP1が動作して、水が混合タク
ンM1に指定量供給され、ついで電磁弁V1が閉
じ、電磁弁V2が開いて混合タンクM2に指定量
供給される。
ついで給水ポンプP1が停止し、電磁弁V1
3,V15,V1が開きポンプP7が動作してタ
ンク4中の消毒用薬液が混合タンクM1に指定量
供給され、ついで電磁弁V1が閉じV2が開いて
混合タンクM2に指定量供給される。混合タンク
M1,M2で一定時間混合を行ない所定濃度の消
毒液としたのちそれぞれ貯液タンクSに移送され
る。
貯液タンクS中の液面が液面検出器F3のレベ
ルに達すると電磁弁V10が開きポンプP4が動
作して貯液タンクS内の消毒液が一定時間循環さ
れ、その後電磁弁V10が閉じ電磁弁V11が開
いて透析液回路への送液が開始され、透析液回路
の消毒が併せて行なわれる。
酸洗浄操作は電磁弁V13と電磁弁V14の動
作が逆になるだけで、前記の消毒のばあいと同様
にして行なわれる。
水洗操作は薬液を供給しないほかはやはり消毒
のばあいと同様にして実施される。
前述のごとく薬液ライン60は給水ライン10
に、ポンプP1の下流側で接続されているから、
給水中は薬液ライン60の電磁弁V15には給水
ライン10の側から陽圧が加わつている。そのた
め透析液調製時における給水中に電磁弁V15の
リークに起因する薬液の混入が生じることはな
い。
なお薬液ライン60が給水ライン10に接続す
る点63と電磁弁V15とが離れているとその間
の配管内に薬液が残り、これは水洗によつては完
全に洗い出せないから、透析液調製時の給水中に
徐々に水に混入していく惧れがあるが、この危険
性は消毒後の最後水洗あるいは事前水洗の開始時
に電磁弁V15を短時間(たとえば1〜2秒)開
き水を薬液ライン60に逆流させることによつ
て、防止することができる。
前記においては本発明を2種の原液を水で希釈
することによつて調製される透析液用の調製装置
および混合タンクを2個備えた調製装置について
説明したが、本発明はこのような例に限定される
ものではない。
すなわち本発明の装置は1種の原液を水で希釈
することによつて調製される透析液、たとえばア
セテート系透析液の調製にも適用しうるものであ
る。たとえば第1図の装置において、第2原液タ
ンク2および第2原液ライン30,31,32を
省略し、第1原液タンク1および第1原液ライン
20,21,22など第1原液供給系統のみを備
えた構成とすればよい。また装置自体は第1図の
ものをそのまま使用し、第2原液の供給系統を使
用せず、第1原液の供給系統のみを使用するよう
にしてもよい。
さらに本発明の装置は3種以上の原液を水で希
釈して透析液を調製するばあいにも適用しうるこ
とは勿論である。
また混合タンクは通常は2個備えれば充分であ
るが、3個以上備えてもよい。3個以上備えれば
そのうちの1個が故障しても透析液の供給量をそ
れだけ少なくしなくてすむ。
ここでは混合タンクを3個備えたばあいについ
て説明するが、4個ないしそれ以上備えるばあい
も同様にすればよい。混合タンクを3個備えるば
あいは、たとえば新たに備える混合タンクM3に
第1図のばあいと同様にして水、第1原液および
第2原液を供給するように配管すればよい。
第3図に混合タンクを3個備える装置について
その動作を示すタイムチヤートを示す。なお第3
図のタイムチヤートにおいて、高レベルは各混合
タンクで調製操作(給水の開始から透析液の貯液
タンクへの移送完了まで)が行なわれている状態
を、低レベルは該調製操作が行なわれていない状
態を示す。
混合タンクが3個のばあい、一つの混合タンク
M1への給水完了に合せてつぎの混合タンクM2
への給水を開始し、混合タンクM2への給水完了
に合せてさらにつぎの混合タンクM3への給水を
開始するように設定されており、このように3個
の混合タンクを順繰りに使用して透析液調製操作
が行なわれる。
[発明の効果] 透析液調製装置における混合タンクを計量も兼
ねるようにしたため装置全体が簡略化されてい
る。
また計量兼混合タンクを少なくとも2個設け、
これらを順繰りに使用することによつて給水の加
熱脱気用のヒータの容量を大巾に小さくしうる。
さらに薬液ラインをこれに逆圧が加わるように
給水ラインに接続しているため、万一薬液ライン
の電磁弁のリークがあつたとしても薬液が透析液
に混入することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一実施例を示す概略説
明図、第2図はその動作を示すタイムチヤート、
第3図は本発明の装置の他の実施例の動作を示す
タイムチヤート、第4図は従来の装置を示す概略
説明図である。 (図面の主要符号)、1:第1原液タンク、
2:第2原液タンク、M1,M2:混合タンク、
L1,L2:液面検出器、P2,P3:混合ポン
プ、S:貯液タンク、3:給水源、10:給水ラ
イン、H:ヒータ、P1:陰圧ポンプ、20:第
1原液ライン、30:第2原液ライン、60:薬
液ライン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原液と水とを混合して透析液を調製しつつ透
    析器に送るようにされており、かつ装置内に薬液
    を通液して消毒、酸洗浄を行なうことができるよ
    うに構成された透析液の調製装置であつて、 原液タンクと、給水源と、それぞれ計量手段お
    よび混合手段を備えた計量兼混合用の少なくとも
    2個の混合タンクと、貯液タンクと、原液を原液
    タンクから各混合タンクへ供給するラインと、給
    水源からの水を各混合タンクへ供給するためのラ
    インであつて、給水を加熱脱気するためのヒータ
    および陰圧ポンプが上流側から順に設けられてい
    る給水ラインと、各混合タンクから透析液を貯液
    タンクへ移送するラインと、前記給水ラインの陰
    圧ポンプの下流側に接続された消毒および酸洗浄
    用薬液供給ラインとからなり、 前記各混合タンクにおいて該タンクに水および
    原液をこの順に指定量供給し、混合し、えられた
    透析液を貯液タンクに移送する透析液調製操作を
    行なうように設定されており、かつ各混合タンク
    への給水開始から終了までの操作時間と原液の供
    給開始から透析液の貯液タンクへの移送完了まで
    の操作時間が等しくなるように設定されており、
    さらに1つの混合タンクへの給水完了に合せて別
    の混合タンクへの給水が開始されるように設定さ
    れ、前記透析液調製操作が各混合タンクを順繰り
    に使用して行なうように構成されてなることを特
    徴とする透析液調製装置。
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