JPH0535111B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0535111B2 JPH0535111B2 JP28028084A JP28028084A JPH0535111B2 JP H0535111 B2 JPH0535111 B2 JP H0535111B2 JP 28028084 A JP28028084 A JP 28028084A JP 28028084 A JP28028084 A JP 28028084A JP H0535111 B2 JPH0535111 B2 JP H0535111B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- ceramic molded
- cement
- organic
- drying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、アルミナセメントを結合剤としたセ
ラミツク成形体、特に触媒担体、セラミツクバー
ナー、熱幅射体として有用なセラミツク成形体の
製造法に関するものである。 従来の技術 従来、アルミナセメントを結合剤として用いた
セラミツク成形体は、骨材として二酸化ケイ素や
二酸化チタンを用い、他に有機成形助剤としてポ
リオキシアルキレングリコール、ダイナマイトグ
リセリン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
を用い、さらに水を加えて混練し、金型による直
圧成形あるいは連続的な押出し成形等により成形
される。次いで固化後、湯中においてセメントを
養生硬化したのち乾燥される。最後に有機成形助
剤の分解のため、300℃以上の温度で熱処理を行
われる。 有機成形助剤を入れずに押出し成形を行なつた
場合には均一な成形体が得られない。混練後のセ
メントの凝結が早く、流動性が得られず、作業性
が著しく悪い。これに対してプロピレングリコー
ル、ポリオキシアルキレングリコールなどのグリ
コール類、及びグリセリンなどの可塑剤を添加す
る事により、流動性、潤滑性が得られる。さらに
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキ
シピロピルメチルセルロースなどのセルロース類
を添加する事によりセメントの凝結を遅らせる効
果が得られ、作業性が向上する。 通常アルミナセメントを用いたセラミツク成形
体の強度は、養生温度及び時間に大きく影響を受
ける。一般にセメントの凝結硬化は充分な水を含
ませた状態で50℃以下の比較的低で時間をかけて
徐々に行なうのが好ましい。しかしながら上記成
形助剤を用いる製造法では、押出し成形を行なつ
た直後の成形体は軟らかく、取扱いが困難であ
る。この為押出し成形直後に60〜90℃の湯中に短
時間浸漬してセルロース類をゲル化させる事によ
り成形体を見かけ上固化させ、以後の取扱いを容
易にし、次いで60〜90℃以上の湯中に入れ、約1
時間セメントの養生硬化を行なつて真の成形体の
強度を得る。押出し成形後50℃以下の湯中に浸漬
した場合にはセルロース類がゲル化せず、成形体
はセメントの凝結の進行につれて膨潤し、一定形
状のものを得る事ができない。 発明が解決しようとする問題点 上記従来技術に基づく製造法により得られる、
アルミナセメントを結合剤としたセラミツク成形
体は、ムライト、コージライト等の焼結型成形体
に比べて機械的強度が弱く、そのため梱包や輸送
時の振動等によりクラツクや割れが発生する率が
高かつた。 問題点を解決するための手段 本発明は、従来の製造方法を大幅に変更するこ
となく、従来欠点を解決する比較的簡単な方法を
提供するもので、従来技術の最終工程である熱処
理工程の後に、セラミツク成形体に水を含浸させ
て乾燥する工程を付加するものである。この様な
簡便な方法で強度を著しく増大する。 作 用 従来の製造方法における養生工程では、セラミ
ツク成形体中の有機成形助剤であるゲル化したセ
ルロース類に妨げられ、セメントの硬化に必要な
充分な水が与えられず、セメントの水和反応が起
こりにくい為強度が小さいと考えられる。本発明
では、熱処理により有機成形助剤を除去してから
水を含浸させるので、この水により未水和のセメ
ントが水和生成物をつくる。この水和生成物は乾
燥後でも残存し、強度が増大する。 実施例 アルミナセメント33部(重量部、以下同じ)、
二酸化ケイ素37部、二酸化チタン12部、有機成形
助剤としてポリオキシアルキレングリコール1.3
部、ダイナマイトグリセリン0.3部、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース2.4部、及び水14部を
充分に混練し、押出し成形機によりハニカム状成
形体を製造した。この成形体の大きさは98×98
mm、厚さ8mmで、穴寸法3×3mm、格子厚は0.5
mmであり、80℃の湯中で2分間固化後、同一温度
の湯中で1時間養生硬化させたのち、一昼夜空気
中で放置し、120℃で乾燥させた。次いで300℃で
熱処理を行なつた。こうして得られたセラミツク
成形体をBとする。熱処理後の成形体を水に10秒
間浸漬して120℃で1時間乾燥した。この本発明
によるセラミツク成形体をAとする。 得られたハニカム状成形体から大きさ50×10.5
mmの試験片を切り出し、この試験片を20mmの一定
距離に配置された2支点上に置き、支点間の中央
の1点に荷重を加えて折れた時の最大曲げ応力を
測定する方法により曲げ強度を求めた。 次表にこの結果を示す。熱処理工程後に水を含
浸させて乾燥した本発明品は、従来品に比べ約50
%曲げ強度が向上し、コージライト質焼結体に比
べても高い値を示した。
ラミツク成形体、特に触媒担体、セラミツクバー
ナー、熱幅射体として有用なセラミツク成形体の
製造法に関するものである。 従来の技術 従来、アルミナセメントを結合剤として用いた
セラミツク成形体は、骨材として二酸化ケイ素や
二酸化チタンを用い、他に有機成形助剤としてポ
リオキシアルキレングリコール、ダイナマイトグ
リセリン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
を用い、さらに水を加えて混練し、金型による直
圧成形あるいは連続的な押出し成形等により成形
される。次いで固化後、湯中においてセメントを
養生硬化したのち乾燥される。最後に有機成形助
剤の分解のため、300℃以上の温度で熱処理を行
われる。 有機成形助剤を入れずに押出し成形を行なつた
場合には均一な成形体が得られない。混練後のセ
メントの凝結が早く、流動性が得られず、作業性
が著しく悪い。これに対してプロピレングリコー
ル、ポリオキシアルキレングリコールなどのグリ
コール類、及びグリセリンなどの可塑剤を添加す
る事により、流動性、潤滑性が得られる。さらに
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキ
シピロピルメチルセルロースなどのセルロース類
を添加する事によりセメントの凝結を遅らせる効
果が得られ、作業性が向上する。 通常アルミナセメントを用いたセラミツク成形
体の強度は、養生温度及び時間に大きく影響を受
ける。一般にセメントの凝結硬化は充分な水を含
ませた状態で50℃以下の比較的低で時間をかけて
徐々に行なうのが好ましい。しかしながら上記成
形助剤を用いる製造法では、押出し成形を行なつ
た直後の成形体は軟らかく、取扱いが困難であ
る。この為押出し成形直後に60〜90℃の湯中に短
時間浸漬してセルロース類をゲル化させる事によ
り成形体を見かけ上固化させ、以後の取扱いを容
易にし、次いで60〜90℃以上の湯中に入れ、約1
時間セメントの養生硬化を行なつて真の成形体の
強度を得る。押出し成形後50℃以下の湯中に浸漬
した場合にはセルロース類がゲル化せず、成形体
はセメントの凝結の進行につれて膨潤し、一定形
状のものを得る事ができない。 発明が解決しようとする問題点 上記従来技術に基づく製造法により得られる、
アルミナセメントを結合剤としたセラミツク成形
体は、ムライト、コージライト等の焼結型成形体
に比べて機械的強度が弱く、そのため梱包や輸送
時の振動等によりクラツクや割れが発生する率が
高かつた。 問題点を解決するための手段 本発明は、従来の製造方法を大幅に変更するこ
となく、従来欠点を解決する比較的簡単な方法を
提供するもので、従来技術の最終工程である熱処
理工程の後に、セラミツク成形体に水を含浸させ
て乾燥する工程を付加するものである。この様な
簡便な方法で強度を著しく増大する。 作 用 従来の製造方法における養生工程では、セラミ
ツク成形体中の有機成形助剤であるゲル化したセ
ルロース類に妨げられ、セメントの硬化に必要な
充分な水が与えられず、セメントの水和反応が起
こりにくい為強度が小さいと考えられる。本発明
では、熱処理により有機成形助剤を除去してから
水を含浸させるので、この水により未水和のセメ
ントが水和生成物をつくる。この水和生成物は乾
燥後でも残存し、強度が増大する。 実施例 アルミナセメント33部(重量部、以下同じ)、
二酸化ケイ素37部、二酸化チタン12部、有機成形
助剤としてポリオキシアルキレングリコール1.3
部、ダイナマイトグリセリン0.3部、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース2.4部、及び水14部を
充分に混練し、押出し成形機によりハニカム状成
形体を製造した。この成形体の大きさは98×98
mm、厚さ8mmで、穴寸法3×3mm、格子厚は0.5
mmであり、80℃の湯中で2分間固化後、同一温度
の湯中で1時間養生硬化させたのち、一昼夜空気
中で放置し、120℃で乾燥させた。次いで300℃で
熱処理を行なつた。こうして得られたセラミツク
成形体をBとする。熱処理後の成形体を水に10秒
間浸漬して120℃で1時間乾燥した。この本発明
によるセラミツク成形体をAとする。 得られたハニカム状成形体から大きさ50×10.5
mmの試験片を切り出し、この試験片を20mmの一定
距離に配置された2支点上に置き、支点間の中央
の1点に荷重を加えて折れた時の最大曲げ応力を
測定する方法により曲げ強度を求めた。 次表にこの結果を示す。熱処理工程後に水を含
浸させて乾燥した本発明品は、従来品に比べ約50
%曲げ強度が向上し、コージライト質焼結体に比
べても高い値を示した。
【表】
発明の効果
以上の様に本発明は熱処理後に水を含浸させて
乾燥するという簡単な工程により、セラミツク成
形体の強度を増大させることができる。この結
果、梱包や輸送時の振動等によるクラツクや割れ
の発生をなくする事ができ、実用上きわめて効果
大である。
乾燥するという簡単な工程により、セラミツク成
形体の強度を増大させることができる。この結
果、梱包や輸送時の振動等によるクラツクや割れ
の発生をなくする事ができ、実用上きわめて効果
大である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アルミナセメントを結合剤とし、骨材、有機
成形助剤及び水を含む混練物をハニカム状に押出
し成形する工程、前記成形体を養生固化する工
程、次いで乾燥後加熱処理して前記有機成形助剤
を分解除去する工程、次に水を含浸させた後乾燥
する工程を有するセラミツク成形体の製造法。 2 有機成形助剤がグリコール類、グリセリン、
及びセルロース類よりなる群から選択されたもの
である特許請求の範囲第1項記載のセラミツク成
形体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59280280A JPS61155277A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | セラミツク成形体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59280280A JPS61155277A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | セラミツク成形体の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61155277A JPS61155277A (ja) | 1986-07-14 |
| JPH0535111B2 true JPH0535111B2 (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=17622784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59280280A Granted JPS61155277A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | セラミツク成形体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61155277A (ja) |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP59280280A patent/JPS61155277A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61155277A (ja) | 1986-07-14 |
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