JPH0535159Y2 - - Google Patents

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JPH0535159Y2
JPH0535159Y2 JP5230588U JP5230588U JPH0535159Y2 JP H0535159 Y2 JPH0535159 Y2 JP H0535159Y2 JP 5230588 U JP5230588 U JP 5230588U JP 5230588 U JP5230588 U JP 5230588U JP H0535159 Y2 JPH0535159 Y2 JP H0535159Y2
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gear
snow removal
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、集雪装置と投雪装置とからなる除雪
ユニツトをガイド機構に沿つて昇降、移動自在
に、それらの駆動装置とともにコンパクトに一体
化してなり、屋根上などの除雪をきわめて効率よ
く、しかも安全に行なうことができる可搬式の小
型除雪機に関する。
(従来技術) 年間約300cm以上の降雪があを豪雪地帯では、
屋根の勾配を大きくして自然落下式に除雪する構
造にしておかない限り、屋根に積つた雪を除雪す
る必要がある。
通常、屋根の雪を除雪するのに、スコツプやス
ノーダンプ等を用いて人力で行つているが、従来
から屋根に除雪装置を備え付けて温水や機械的振
動で除雪する除雪方法と、可搬式除雪機を屋根に
運び上げて可搬式除雪機を操作しながら除雪する
除雪方法とが提案されている。
従来、上記可搬式除雪機としては、例えば特願
昭54−48938号公報、実公昭61−3936号公報、実
公昭61−5384号公報にそれぞれ記載されているも
のがある。
本考案者は、上記各公報に記載の小型除雪機で
なお認められる問題点を解決するために先に行つ
た2つの出願(実願昭61−133339号および実願昭
62−053806号)により、小型除雪機を提案した
が、本考案者によるこれら小型除雪機において
は、集雪機構と投雪機構とからなる除雪ユニツト
がガイド機構で案内されて昇降移動自在になつて
おり、この除雪ユニツトが最下位置あるいは最上
位置に達したときに、オペレータが昇降駆動手段
に設けられた切換レバーを切り換えて、上記除雪
ユニツトを昇降移動させ、上記除雪ユニツトの下
方に積つている雪を所定幅ずつ段階的に除雪する
ように構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した先願に係る本考案者による小型除雪機
においては、昇降装置および駆動装置に、なお上
記のような欠点、問題点があつた。すなわち、 (1) 集雪装置と投雪装置のための減速機と、昇降
駆動のための装置とを別体としているため、装
置が大きい。
(2) ワイヤドラムの正転、逆転の切換えを歯車の
噛合状態を直接切換えることによつて行なうよ
うにしていたため、高速回転状態にある歯車同
志の切換えによつて歯車の歯を損傷させる恐れ
がある。
(3) ワイヤドラムを1個とし、ワイヤドラムをギ
アケーシングのなかに設けているため、メンテ
ナンスに不適当である。
(4) ワイヤドラムの駆動のためのウオームに工夫
をしていないため、除雪ユニツトをガイド機構
の中途に停止させることができないおそれがあ
る。
(5) 除雪ユニツトを吊り下げているワイヤの上端
をガイドパイプの水平なユニツト支持部に固着
していたため、上記除雪ユニツトの下降除雪中
に、該除雪ユニツトの下面開放部以外のケーシ
ング、駆動装置、およびエンジンの下側に、上
部にある雪の一部がくずれ落ちた場合には、当
該除雪ユニツトは雪に邪魔されて下降できない
が、この時、もし下降停止操作がおくれた場合
には、その分だけ上記吊り下げワイヤにたるみ
が生じるおそれがある。
(問題を解決するための手段) そのため、除雪ユニツトの昇降装置について
は、昇降装置用ギアケーシングの左右両側面に近
接して、ワイヤを巻きとる一対のドラムを設け、
エンジンに結合した歯車によつて駆動される軸に
固定し、その上方の除雪ユニツトを昇降自在に案
内するガイド機構の上辺を水平に結ぶユニツト支
持部に、該一対のドラムに対抗して一対の滑車を
設け、該ドラムに一端を固定したワイヤを錘に摺
動自在に貫通して該滑車に通し、該ワイヤの先端
を該錘に固定する。
また、駆動装置は、上記エンジンからの動力を
投雪装置、集雪装置および上記昇降装置に分配す
るための駆動力変換機構と、上記昇降装置に含ま
れる上記左右一対のドラムへの回転駆動力を継続
するためのクラツチ機構と、この回転駆動力の回
転方向を正逆切換える回転方向切換機構と、上記
左右一対のドラムがその両端部に、そしてその軸
方向のほぼ中央位置にウオームホイールがそれぞ
れ固着されたドラム軸と、上記エンジンの主軸と
平行に、その上方に設けられ、かつ上記ウオーム
ホイールと常に噛合するウオームギアが形成され
たウオーム軸とを備え、しかも上記ウオームギア
の進み角を、このウオームギアと上記ウオームホ
イールとの接触面における摩擦係数により定まる
摩擦角よりも小さく形成することで、上記ウオー
ムギアにセルフロツク機構を持たせるように構成
せしめてある。
(作用) 上記の技術的手段は次のように作用する。
吊り下げワイヤの上端は、このワイヤに沿つて
上下摺動可能な錘に固定されているため、除雪ユ
ニツトが下降除雪作業を行なつている時に、該除
雪ユニツトの下方にたまつている雪に邪魔されて
下降できない場合でも、その分だけ錘が下降し
て、そのたるみを吸収するので、ワイヤがたるん
で不都合を起すというおそれはない。また、この
状態から除雪ユニツトが上昇操作を行なうと、ま
ず錘だけが上昇を始め、錘が上限高さに達する
と、それからは当該除雪ユニツトが上昇を開始す
る。
正転歯車も逆転歯車も常時噛合いとなつてい
て、クラツチの切換えに際し歯車の噛み合い部分
での切換えは無い。またウオームギアがセルフロ
ツク機能を有しているため、除雪ユニツトをガイ
ド機構の高さの中途位置で停止させることができ
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて設明す
る。
第1図に示すように、本実施例に係る除雪機1
は、所定の勾配を有する屋根Rの上に運び上げら
れ、この屋根Rの上部から下方に向つて段階的に
移動させ、所定の幅づつ除雪するのに適した可搬
式の小型除雪機である。
第1図および第2図に示すように、除雪機1
は、メインフレーム2と、両端部がこのメインフ
レーム2の下端部にそれぞれ回転自在に連結され
たガイドパイプ3と、このガイドパイプ3の内側
に配設され、ガイドパイプ3に沿つて、上下方向
へ移動する投雪装置および集雪装置と、この投雪
装置と集雪装置とからなる除雪ユニツト4を、上
記ガイドパイプ3に沿つて昇降駆動する昇降装置
と、投雪装置と集雪装置と昇降装置とを駆動する
駆動装置14とから構成されている。
上記メインフレーム2は、側面から見てく字形
に折り曲げられた、左右1対の脚部2aと、これ
ら左右1対の脚部2aの各上端部をほぼ水平に屈
曲してなるハンドル部2bとを備え、各脚部2a
の上端部には上端部同志を連結する連結棒2cが
配設され、この連結棒2cの中央近傍部にはブラ
ケツト5が固着され、このブラケツト5には所定
の長さのロツド6が回動自在に連結され、上記各
脚部2aの下端部の前方から折り曲げ位置の後方
にわたつてソリ7が各脚部2aの下面に固着さ
れ、左右の脚部2aは折り曲げ位置の近傍におい
て、補強パイプ8で相互に連結されており、上記
ハンドル部2bを握つて前後方向に押すと、上記
ソリ7を滑らせ、上記除雪機1を前後に移動させ
ることができるようになつている。
上記ガイドパイプ3は、左右に所定間隔あけて
鉛直方向に向けて配設された左右一対のガイド部
3aと、これら左右のガイド部3aの上端部同志
を直結する水平なユニツト支持部3bとからな
り、それら各ガイド部3aの下端部には対応する
脚部2aがそれぞれ回動自在に連結され、各ガイ
ド部3aの上端近傍部にはブラケツト9が固着さ
れ、これら各ブラケツト9には後方へ延びるほぼ
U字状の支持棒10aの両端が回動自在に接続さ
れ、この支持棒10aのほぼ中央のブラケツトに
は後方へ延びる連結パイプ10が連結され、この
連結パイプ10には蝶ネジ11が設けられてお
り、上記連結パイプ10に、上記ロツド6を挿入
し、ソリ7が屋根Rの勾配に合うように、上記ガ
イドパイプ3に対するメインフレーム2の角度を
調節後、蝶ネジ11を締めつけると、第1図に示
すように、使用状態に固定したり、あるいは蝶ネ
ジ11を緩めて連結パイプ10からロツド6を取
外し、メインフレーム2をガイドパイプ3側へ折
り畳み状態にすることができるようになつてい
る。
上記ガイドパイプ3の前方には、左右のガイド
部3aにわたつて前面および下面開放のケーシン
グ12が水平に設けられ、このケーシング12の
左右の後側部には一対のアーム13が突設され、
これら各アーム13の後端部にはスライドガイド
13aが固着され、各スライドガイド13aの後
端部は、対応する上記各ガイド部3aに、上下方
向へ摺動自在に外嵌装着され、これら左右一対の
スライドガイド13aにより、上記アーム13を
介して、ケーシング12がガイド部3aに沿つて
上下方向へ移動できるようになつている。
上記除雪ユニツト4は、ケーシング12内の後
側部中央に取付けられた投雪装置と、ケーシング
12内の前部に設けられた集雪装置とからなり、
これら投雪装置と集雪装置とは、上記駆動装置1
4によつて駆動されるとともに、この駆動装置1
4は上記昇降装置を駆動するためにも用いられ
る。
この駆動装置14は、上記ケーシング12の後
側中央部に取り付けられ、駆動装置14の後部に
はエンジン15が取り付けられている。
上記投雪装置は、第3図および第4図に示すよ
うに、上記駆動装置14により、第4図で矢印A
方向へ回転駆動されるインペラ16と、このイン
ペラ16から跳ね上げられる雪を案内して遠心へ
放出するための投雪用ダクト17とを備えてお
り、次のように構成されている。
上記ケーシング12の後側部中央には、インペ
ラ収容凹部12aが形成され、この凹部12a内
に配設されたインペラ16にはインペラ軸16a
が挿通され、上記インペラ収容凹部12aの上壁
部の開口に連なるように、投雪用ダクト17が立
設せられ、上記駆動装置14で駆動されるインペ
ラ軸16aが回転するとインペラ16が回転し、
その遠心力で跳ね上げられた雪は投雪用ダクト1
7内へ放出され、この投雪用ダクト17の出口開
口17aより遠心へ放出される。なお、この出口
開口17aを形成する開口形成部材は、上記投雪
用ダクト17の上端部に対して、回動自在に支持
され、雪の放出方向を自由に選択できるようにな
つている。
上記集雪装置は、前記ケーシング12と、この
ケーシング12内に左右方向に向けて配設された
一対のオーガ18A,18Bと、前記インペラ軸
16aからの回転駆動力をそれらオーガ18A,
18Bに伝達するウオームギア機構とを備えてお
り、次のように構成されている。
上記オーガ18A,18Bのオーガ軸19の両
端部は、それぞれ軸受を介して上記ケーシング1
2の側壁部に枢着され、このオーガ軸19の中央
部にはウオーム入力軸16bの前端に設けたウオ
ームギア20に噛合うウオームホイール21が取
付けられており、上記オーガ軸19の右半部と左
半部にはこのオーガ軸19が矢印Bの方向へ回転
するときに、ケーシング12内の雪を中央部のイ
ンペラ16の方へ移動させるように、螺旋状とな
つている螺旋板18a,18bがそれぞれ取付け
られている。上記ウオーム入力軸16bが、矢印
Aの方向へ回転すると、オーガ18A,18Bは
矢印Bの方向へ回転し、ケーシング12内の雪は
ケーシング12の中央部に集められ、投雪装置の
インペラ16によつて放出されることになる。
上記昇降装置は、第5図に示すように、ギアケ
ーシング22の左右両側方に配設されたほぼ円筒
状の一対のドラム23と、これら各ドラム23に
巻装されるワイヤ24とを備え、これら各ワイヤ
24の下端はそれらドラム23に、たとえばアイ
ボルト23aその他適宜の公知手段を介して回転
自在に接続されているとともに、上端は前記ガイ
ドパイプ3のユニツト支持部3bに固着された滑
車25を通して、上記吊り下げワイヤ24にスラ
イド可能に設けられた錘26にアイボルト27で
回転自在に接続され、各ワイヤ24の上端部に
は、上記錘26と当たるストツパー28が固着さ
れ、それら各ワイヤ24に除雪ユニツトの重量が
かかつている状態では、第5図に示すように、錘
26の上端部がストツパー28に当たつた状態と
なり、この状態で駆動装置14からの回転駆動力
によりドラム23が回転して、ワイヤ24がドラ
ム23に巻取られると、前記除雪ユニツト4は上
昇し、またそれらドラム23から繰出されると、
除雪ユニツト4は下降するようになつている。た
だし、上記各ワイヤ24は、第5図に示すよう
に、ドラム23からすべて巻出された状態にある
とき、除雪ユニツト4が最下位置に達するよう
に、その長さが設定されている。
すなわち、それら各ワイヤ24の巻かれ方に応
じて、上記ドラム23を正転あるいは逆転駆動さ
せることにより、各ドラム23に巻装されたワイ
ヤ24は繰出されて、除雪ユニツト4は降下し、
すべてのワイヤ24が繰出された状態において
も、各ドラム23を同一方向に回転させることに
より、ワイヤ24の端部はアイボルト23aを中
心に回動して、降下時とは逆巻にドラム23に巻
取られ、除雪ユニツト4が上昇するようになつて
いる。なお、新たに除雪する場合には、前回とは
逆方向にドラム23を回転駆動させて、除雪ユニ
ツト4を昇降駆動することになる。
上記駆動装置14は、第6図〜第8図に示すよ
うに、投雪装置と集雪装置と昇降装置とを駆動す
るためのもので、エンジン(回転駆動機)15
と、このエンジン15からの動力を各装置に配分
するための駆動力変換機構とを含み、上記駆動力
変換機構は、エンジン15からの回転駆動力を減
速する減速機構と、前記昇降装置のドラム23へ
の回転駆動力を継続するためのクラツチ機構と、
上記回転駆動力の回転方向を正逆切換えるための
回転方向切換機構とを備えている。
上記駆動力変換機構は次のように構成されてい
る。
まずその全体構造について説明すると、エンジ
ン15とケーシング12の間には、ほぼ直方体状
のギアケーシング22が設けられ、主軸29はこ
のギアケーシング22を挿通して遠心クラツチ
(図示省略)を介して、エンジン15に接続され
ている。この主軸29の側方には、該主軸29と
平行な副軸30が設けられ、この副軸30はギア
ケーシング22の前壁と後壁とに、軸受を介して
支持され、上記主軸29の上方にはウオーム軸3
1が、この主軸29および副軸30と平行に設け
られ、このウオーム軸31はギアケーシング22
の前壁と後壁とに、軸受を介して支持され、上記
主軸29の下方にはインペラ軸16aが主軸29
と平行に設けられ、このインペラ軸16aはギア
ケーシング22の前壁と後壁とに、軸受を介して
支持されるとともに、前壁側はギアケーシング2
2を挿通しケーシング12のインペラ収容凹部1
2aまで伸び、前記ウオーム入力軸16bにカツ
プリング16cを介して連結されている。
上記ギアケーシング22内において、上記主軸
29には前壁近傍から後壁近傍にわたつて小径の
第1ギア32が形成され、上記インペラ軸16a
には第1ギア32と噛合する第2ギア16dが固
着され、上記副軸30には第1ギア32に噛合す
る第3ギア33が回転自在で、かつ軸方向への移
動不能に設けられ、上記ウオーム軸31には第1
ギア32に噛合する第4ギア34aおよび第3ギ
ア33に噛合する第5ギア34bがそれぞれ所定
の間隔をあけて回動自在で、かつ軸方向へは移動
不能に設けられ、ウオーム軸31の第4ギア34
aと第5ギア34b間に形成されたスプライン歯
にはクラツチ34がスプライン嵌合で外嵌され、
このクラツチ34はウオーム軸31と一体的に回
転するとともに、その軸方向に沿つて移動可能に
なつている。
上記ウオーム軸31の前半部分にはウオームギ
ア31aが形成され、このウオームギア31aの
上方には左右方向向きのドラム軸35が配設さ
れ、このドラム軸35はギアケーシング22の左
右の側壁に、軸受を介して支持されるとともに、
両側壁を挿通して外方へ連出され、ドラム軸35
の軸方向のほぼ中央にはウオーギア31aに噛合
するウオームホイール36が固着され、ドラム軸
35の両端部にはそれぞれドラム23が固着され
ている。
なお、ウオームギア31aの進み角γは、この
ウオームギア31aとウオームホイール36との
接触面における摩擦係数μによつて定まる摩擦角
α=tan -1μよりも小さく、すなわち、γ<αとな
るように設定することで、これらウオームギア3
1aとウオームホイール36とに、上記クラツチ
34が中立位置にあるとき、前記除雪ユニツト4
を前記ガイド部3aの途中の高さ位置に停止、保
持できるセルフロツク機能を持たせている。
上記エンジン15からの回転駆動力は、主軸2
9から第1ギア32、第2ギア16d、インペラ
軸16aおよびカツプリング16cを介してウオ
ーム入力軸16bへ伝えられ、投雪装置および集
雪装置を駆動するようになつている。
次に、上記クラツチ機構について説明すると、
上記クラツチ34は、ほぼ円板状に形成され、そ
の外周部には環状の係合溝37が形成され、左右
両端面の半径方向のほぼ中央部にはそれぞれ一対
の係合突部38a,38bが突設されていて、上
記クラツチ34を軸方向に移動すると、第4ギア
34aおよび第5ギア34bの内端面にそれぞれ
形成せられた一対の係合溝部39aおよび係合溝
部39bのどちらか一方に、上記係合突部38a
あるいは係合突部38bが係合するようになつて
いる。そのため、第6図に示すように、主軸29
が矢印Cの方向へ回転すると、第1ギア32を介
して第4ギア34aは矢印Dの方向に、第1ギア
32および第3ギア33を介して、第5ギア34
bは矢印Dとは反対方向(矢印Eの方向)にそれ
ぞれ回転する。
そして、クラツチ34が第4ギア34aあるい
は第5ギア34bのどちらにも係合しない状態に
おいては、主軸29が矢印Cの方向へ回転して
も、その回転はウオーム軸31には伝達されず、
したがつて、除雪ユニツト4の位置が保持される
ことになる。
また、クラツチ34を、前方(第6図で左方)
へ切換えて、係合溝部39aに係合突部38aを
係合させると、第1ギア32、第4ギア34a、
クラツチ34を介して、ウオーム軸31は、矢印
Dの方向へ回転し、ウオームホイール36および
各ドラム23は、矢印Fの方向へ正回転する。
また、クラツチ34を後方(第6図で右方)へ
切換えて、係合溝部39bに係合突部38bを係
合させると、第1ギア32第5ギア34b、クラ
ツチ34を介して、ウオーム軸31は矢印Eの方
向へ回転し、ウオームホイール36および各ドラ
ム23は、矢印Gの方向へ逆回転する。
上記回転方向切換機構について説明すると、上
記クラツチ34の位置を切換えるため、このクラ
ツチ34の上方に位置するギアケーシング22の
内壁には、下方へ伸びる一対のブラケツト41が
設けられ、このブラケツト41の下端部に装着さ
れたピン41aを介して、切換レバー40が回動
自在に支持され、この切換レバー40のほぼ中央
部には前後方に所定の間隔をあけて、3個の凹部
44が形成され、またこの切換レバー40の下部
にはフオーク部42が形成され、このフオーク部
42の両下端部に締結されたボルト43の内方側
端部がクラツチ34の環状係合溝37に遊嵌さ
れ、切換レバー40の上部のレバー部がギアケー
シング22の上壁を挿通して外部へ突出してい
る。
上記ギアケーシング22の上壁内方側の切換レ
バー40の前方側には、前後方向に連通する連通
孔が形成された筒部材48が設けられ、この連通
孔の後端にはボール45が内装され、途中部には
このボール45を後方へ押圧するようにバネ46
が配設され、またその前端部には、このバネ46
の弾性力を調整するための調整ネジ47が螺合さ
れ、ボール45はバネ46で後方へ押圧付勢さ
れ、その後端部が連通孔から突出しており、上記
切換レバー40を後方(正回転位置)へ操作し
て、ボール45を前記前側の凹部44に係合させ
ると、クラツチ34と第4ギア34aとが係合し
た状態に保持され、また切換レバー40を鉛直方
向(中立位置)へ操作してボール45を中央の凹
部44に係合させると、クラツチ34が切れた状
態に保持され、切換レバー40を前方(逆回転位
置)へ回動させてボール45を後側の凹部に係合
させると、クラツチ34と第5ギア34aとが係
合した状態に保持されるようになつている。
(考案の効果) 本考案は下記の如き効果を有する。
(1) 投雪装置と集雪装置のための駆動装置と、昇
降装置のための駆動装置とを一体として、コン
パクトな駆動装置とすることができる。
(2) ワイヤドラムの正転、逆転切換えを常時歯車
噛合方式のクラツチ機構とし、高速回転歯車の
クラツチ切換えをスムーズに行なうようにする
ことができる。
(3) ワイヤドラムを2ドラムとし、ワイヤドラム
をギアケーシングの外に出し、ワイヤのドラム
への取付け、取外しを容易とすることができ
る。
(4) ワイヤドラムの駆動のためのウオームのネジ
の進み角をウオームとウオームホイールとの接
触面における摩擦係数によつて定まる摩擦角以
下となるようにして、ウオームギアにセルフロ
ツク機能を持たせてあるので、除雪ユニツトを
ガイド支柱の中途の高さ位置に停止させること
ができる。
(5) 吊り下げワイヤの上端を、ガイドパイプのユ
ニツト支持部に固着された滑車を通して、吊り
下げワイヤに上下方向へスライド可能なように
設けられた錘に取り付けているので、除雪ユニ
ツト下降除雪時、上部の雪の一部がユニツト下
面にくずれて除雪ユニツトの下降下端位置近く
で、除雪ユニツトが雪に邪魔されて下がらず、
下降停止操作が少しばかり遅れても、その分の
ワイヤのたるみは、上記錘がワイヤに沿つて下
降することによつて、吊り下げワイヤは常にた
るみのない状態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
除雪機の全体側面図、第2図はその平面図、第3
図は集雪装置および投雪装置の拡大縦断正面図、
第4図は第3図の−線における断面矢視図、
第5図は昇降装置の要部拡大図で、第1図の−
線における矢視拡大正面図、第6図は駆動装置
の要部拡大縦断図、第7図は第6図の−線に
おける断面矢視図、第8図は第6図の−線に
おける断面矢視図である。 1……小型除雪機、2……メインフレーム、3
……ガイドパイプ、3a……ガイド部、3b……
ユニツト支持部、4……除雪ユニツト、12……
ケーシング、13……アーム、14……駆動装
置、15……エンジン(回転駆動機)、16……
インペラ、17……投雪用ダクト、18A,18
B……オーガ、20……ウオームギア、21……
ウオームホイール、22……ギアケーシング、2
3……ドラム、24……ワイヤ、25……滑車、
26……錘、28……ストツパ、29……主軸、
31……ウオーム軸、31a……ウオームギア、
34……クラツチ、35……ドラム軸、36……
ウオームホイール、37……環状溝、38a,3
8b……係合突部、39a,39b……係合溝
部、40……切換レバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 投雪用のダクトと、このダクトの始端開口部
    に配設され、回転駆動機により駆動せられるイ
    ンペラとを含んでなる遠心式投雪装置と、下面
    が開放のケーシング内に配設され、かつ上記回
    転駆動機で駆動されるオーガ(コンベア)によ
    り雪を掻き集めて、上記インペラへ供給する集
    雪装置とからなる除雪ユニツトと、この除雪ユ
    ニツトを昇降移動自在に案内するガイド機構
    と、このガイド機構に沿つて、上記除雪ユニツ
    トを昇降駆動する昇降装置と、この昇降装置、
    上記投雪装置および集雪装置を駆動する上記回
    転駆動機を含む駆動装置とを備えた小型除雪機
    であつて、 上記昇降装置は、ギアケーシングの左右両外
    側に配設されていて、上記回転駆動機により、
    ギアおよびクラツチ機構を介して、正転、逆転
    および回動停止自在に駆動される一対のワイヤ
    ドラムと、上記ガイド機構に含まれるユニツト
    支持部に、上記一対のドラムの上方位置におい
    て、それぞれに対応して取付けられた一対の滑
    車と、上記各ドラムにそれぞれ下端は回動自在
    に接続され、かつ対応する上記各ドラムに巻装
    せられた所定の長さを有する上記除雪ユニツト
    吊下げ用の2本のワイヤとを備え、それぞれの
    上端部が対応する上記各滑車を貫通して吊下げ
    られた上記各ワイヤに摺動自在に装着せられた
    錘に、それぞれ回動可能に接続され、しかもそ
    れら各ワイヤの上端部には、対応する上記各錘
    と当接可能なストツパがそれぞれ固着されてい
    て、それらワイヤに上記除雪ユニツトの重量が
    かかつている状態では、それら錘の上端面がそ
    れぞれ上記ストツパに当接し、それらワイヤは
    たるみのない状態に保持されて、上記ドラムか
    ら繰出され、または巻き込まれるように構成せ
    られていることを特徴とする小型除雪機。 (2) 投雪用のダクトと、このダクトの始端開口部
    に配設され、回転駆動機により駆動せられるイ
    ンペラとを含んでなる遠心式投雪装置と、下面
    が開放のケーシング内に配設され、かつ上記回
    転駆動機で駆動されるオーガ(コンベア)によ
    り雪を掻き集めて、上記インペラへ供給する集
    雪装置とからなる除雪ユニツトと、この除雪ユ
    ニツトを昇降移動自在に案内するガイド機構
    と、このガイド機構に沿つて、上記除雪ユニツ
    トを昇降駆動する昇降装置と、この昇降装置、
    上記投雪装置および集雪装置を駆動する上記回
    転駆動機を含む駆動装置とを備えた小型除雪機
    であつて、 前記駆動装置は、前記回転駆動機からの動力
    を、前記投雪装置、集雪装置および昇降装置に
    分配するための駆動力変換機構と、上記昇降装
    置に含まれる前記左右一対のドラムへの回転駆
    動力を継続するための前記クラツチ機構と、こ
    の回転駆動力の回転方向を正逆切換える回転方
    向切換機構と、上記左右一対のドラムがその両
    端部に、そしてその軸方向のほぼ中央位置にウ
    オームホイールがそれぞれ固着されたドラム軸
    と、上記回転駆動機の主軸と平行に、その上方
    に設けられ、しかも上記ウオームホイールと常
    に噛合するウオームギアが形成されたウオーム
    軸とを備えていることを特徴とする小型除雪
    機。 (3) 前記ウオームギアの進み角を、このウオーム
    ギアと前記ウオームホイールとの接触面におけ
    る摩擦係数により定まる摩擦角よりも小さく形
    成することで、上記ウオームギアにセルフロツ
    ク機能を持たせ、前記クラツチが中立位置にあ
    るとき、前記除雪ユニツトを前記ガイド機構の
    途中の高さ位置に停止せしめうるように構成さ
    れていることを特徴とする、請求項第1項また
    は第2項に記載の小型除雪機。
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