JPH0535243B2 - - Google Patents
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- JPH0535243B2 JPH0535243B2 JP10077687A JP10077687A JPH0535243B2 JP H0535243 B2 JPH0535243 B2 JP H0535243B2 JP 10077687 A JP10077687 A JP 10077687A JP 10077687 A JP10077687 A JP 10077687A JP H0535243 B2 JPH0535243 B2 JP H0535243B2
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はバルブクリアランスの設定方法および
装置に関し、一層詳細には、4サイクルエンジン
のシリンダヘツドに装着される吸気バルブおよび
排気バルブとこれらを押圧する調整ねじとのクリ
アランスを設定する際に、前記シリンダヘツドに
画成され且つ夫々のバルブにより開閉される通路
内に所定圧の空気を封入し、次いで、調整ねじの
螺回作用下に前記夫々の通路内の圧力が予め設定
された圧力に減圧されるまでバルブを開動させた
後に前記調整ねじを反対方向に回転させてこれを
所定量退動させることによつて前記バルブと調整
ねじとのクリアランスを精度よく且つ自動的に設
定し、しかもこのバルブクリアランスの設定作業
の効率を向上させることを可能にしたバルブクリ
アランスの設定方法および装置に関する。
装置に関し、一層詳細には、4サイクルエンジン
のシリンダヘツドに装着される吸気バルブおよび
排気バルブとこれらを押圧する調整ねじとのクリ
アランスを設定する際に、前記シリンダヘツドに
画成され且つ夫々のバルブにより開閉される通路
内に所定圧の空気を封入し、次いで、調整ねじの
螺回作用下に前記夫々の通路内の圧力が予め設定
された圧力に減圧されるまでバルブを開動させた
後に前記調整ねじを反対方向に回転させてこれを
所定量退動させることによつて前記バルブと調整
ねじとのクリアランスを精度よく且つ自動的に設
定し、しかもこのバルブクリアランスの設定作業
の効率を向上させることを可能にしたバルブクリ
アランスの設定方法および装置に関する。
[発明の背景]
一般に、4サイクルエンジンに取着される吸気
バルブおよび排気バルブとこれを押圧する部材、
例えば、ロツカーアームに取着される調整ねじと
の間には相当に小さなクリアランスが形成され
る。これは前記調整ねじとバルブとの間にクリア
ランスを形成しない状態、すなわち、調整ねじと
バルブが当接した状態であると前記バルブが当該
エンジンの熱により膨張した際に調整ねじにより
バルブが押圧されてエンジンの燃焼室の気密性が
確保されなくなり、当該エンジンが円滑に作動し
なくなるからである。従つて、前記調整ねじとバ
ルブとの間には、前述したように、バルブの熱に
よる膨張を吸収するためのクリアランスが設けら
れることになる。
バルブおよび排気バルブとこれを押圧する部材、
例えば、ロツカーアームに取着される調整ねじと
の間には相当に小さなクリアランスが形成され
る。これは前記調整ねじとバルブとの間にクリア
ランスを形成しない状態、すなわち、調整ねじと
バルブが当接した状態であると前記バルブが当該
エンジンの熱により膨張した際に調整ねじにより
バルブが押圧されてエンジンの燃焼室の気密性が
確保されなくなり、当該エンジンが円滑に作動し
なくなるからである。従つて、前記調整ねじとバ
ルブとの間には、前述したように、バルブの熱に
よる膨張を吸収するためのクリアランスが設けら
れることになる。
ところで、前記バルブクリアランスの設定作業
は従来からバルブと調整ねじとの間に隙間ゲージ
を介装して調整ねじを進退動作させることにより
行つている。すなわち、隙間ゲージを変位動作す
る調整ねじとバルブで一旦挟持した後に前記隙間
ゲージを抜き取る方法で達成している。
は従来からバルブと調整ねじとの間に隙間ゲージ
を介装して調整ねじを進退動作させることにより
行つている。すなわち、隙間ゲージを変位動作す
る調整ねじとバルブで一旦挟持した後に前記隙間
ゲージを抜き取る方法で達成している。
然しながら、この場合、前記隙間ゲージを挟持
する際の調整ねじの押圧力により前記クリアラン
スに若干の差異が生じてしまうため、所望の間隙
を得るためには相当の熟練を必要とする。また、
前記隙間ゲージの挿脱作業はその位置がエンジン
の機種毎に異なる等の理由により前記の設定方法
では当該バルブクリアランスの設定作業を自動化
することが困難であるという欠点が指摘されてい
る。
する際の調整ねじの押圧力により前記クリアラン
スに若干の差異が生じてしまうため、所望の間隙
を得るためには相当の熟練を必要とする。また、
前記隙間ゲージの挿脱作業はその位置がエンジン
の機種毎に異なる等の理由により前記の設定方法
では当該バルブクリアランスの設定作業を自動化
することが困難であるという欠点が指摘されてい
る。
さらに、近年、自動車用エンジンはライン生産
により効率的に組み立てられるに至つている。然
しながら、前記バルブクリアランスの設定は、前
述したように、各バルブ毎に人手によつて行わな
ければならないため、前記ライン生産によるエン
ジンの組立作業の効率を低下させるという不都合
を露呈している。
により効率的に組み立てられるに至つている。然
しながら、前記バルブクリアランスの設定は、前
述したように、各バルブ毎に人手によつて行わな
ければならないため、前記ライン生産によるエン
ジンの組立作業の効率を低下させるという不都合
を露呈している。
[発明の目的]
本発明は前記の不都合を克服するためになされ
たものであつて、4サイクルエンジンのバルブク
リアランスを設定する際に、バルブにより開閉さ
れる通路内に所通圧の空気を供給すると共に、調
整ねじを回動することによつてバルブを押圧して
当該バルブを開動させて前記通路内の圧力を降下
させると共に、この圧力が所定圧まで降下したこ
とを圧力センサ等により検知し、この圧力センサ
等から導出される電気信号により調整ねじを再び
回動させて前記バルブと調整ねじとの間に所定の
クリアランスを画成し、これによつて当該バルブ
グリアランスを精度よく且つ自動的に設定し、し
かも当該設定作業の効率を一層向上することを可
能としたバルブクリアランスの設定方法および装
置を提供することを目的とする。
たものであつて、4サイクルエンジンのバルブク
リアランスを設定する際に、バルブにより開閉さ
れる通路内に所通圧の空気を供給すると共に、調
整ねじを回動することによつてバルブを押圧して
当該バルブを開動させて前記通路内の圧力を降下
させると共に、この圧力が所定圧まで降下したこ
とを圧力センサ等により検知し、この圧力センサ
等から導出される電気信号により調整ねじを再び
回動させて前記バルブと調整ねじとの間に所定の
クリアランスを画成し、これによつて当該バルブ
グリアランスを精度よく且つ自動的に設定し、し
かも当該設定作業の効率を一層向上することを可
能としたバルブクリアランスの設定方法および装
置を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段]
前記の目的を達成するために、本発明はエンジ
ンに取着されるバルブと当該バルブを押圧する押
圧部材とのクリアランスを設定する際に、前記バ
ルブにより開閉される通路を密閉する第1の工程
と、当該通路内に圧縮空気を供給する第2の工程
と、前記押圧部材の変位作用下にバルブを開動さ
せて前記通路内の圧力を降下させる第3の工程
と、当該第3工程により通路内の圧力が所定圧ま
で降下したことを検出する第4の工程と、前記押
圧部材を第3工程と反対の方向に変位させてバル
ブを閉動させると共に当該バルブと押圧部材との
間にクリアランスを設ける第5の工程とからなる
ことを特徴とする。
ンに取着されるバルブと当該バルブを押圧する押
圧部材とのクリアランスを設定する際に、前記バ
ルブにより開閉される通路を密閉する第1の工程
と、当該通路内に圧縮空気を供給する第2の工程
と、前記押圧部材の変位作用下にバルブを開動さ
せて前記通路内の圧力を降下させる第3の工程
と、当該第3工程により通路内の圧力が所定圧ま
で降下したことを検出する第4の工程と、前記押
圧部材を第3工程と反対の方向に変位させてバル
ブを閉動させると共に当該バルブと押圧部材との
間にクリアランスを設ける第5の工程とからなる
ことを特徴とする。
さらに、本発明はエンジンに取着されるバルブ
と当該バルブを押圧する押圧部材とのクリアラン
スを設定するための装置であつて、エンジンに取
着されるロツカーアームを固定する手段と、前記
押圧部材を所定方向に変位させる設定機構と、前
記設定機構の駆動制御を行う制御機構とからな
り、前記設定機構はバルブにより開閉される通路
を密閉する手段と、押圧部材を変位させる手段と
からなり前記押圧部材を変位させる手段はエンジ
ンの機種等に対応して少なくとも二次元的に変位
可能に構成することを特徴とする。
と当該バルブを押圧する押圧部材とのクリアラン
スを設定するための装置であつて、エンジンに取
着されるロツカーアームを固定する手段と、前記
押圧部材を所定方向に変位させる設定機構と、前
記設定機構の駆動制御を行う制御機構とからな
り、前記設定機構はバルブにより開閉される通路
を密閉する手段と、押圧部材を変位させる手段と
からなり前記押圧部材を変位させる手段はエンジ
ンの機種等に対応して少なくとも二次元的に変位
可能に構成することを特徴とする。
[実施態様]
次に、本発明に係るバルブクリアランスの設定
方法についてこれを実施するための装置との関係
において好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参
照しながら以下詳細に説明する。
方法についてこれを実施するための装置との関係
において好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参
照しながら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は搬送手段12
を介して搬送されるエンジン14のバルブクリア
ランスを設定するためのステーシヨンを示し、当
該ステーシヨン10はバルブクリアランスの設定
装置11とクランクシヤフト把持装置13とを含
む。この場合、前記エンジン14はシリンダブロ
ツク16と当該シリンダブロツク16の上部に固
着されるシリンダヘツド18とからなる。前記シ
リンダヘツド18には排気バルブ20と吸気バル
ブ22が取着されると共に、これらのバルブ2
0,22にはコイルスプリング21,23が外嵌
する。前記排気バルブ20および吸気バルブ22
はシリンダブロツク16に画成される燃焼室24
とシリンダヘツド18に画成される排気通路26
と吸気通路28とを連通制御するものである(第
2図参照)。さらに、前記シリンダヘツド18内
には複数個の膨出部を有するカム30が配設さ
れ、当該カム30の上方にはこれにより所定量回
動するロツカーアーム32,34が配設される。
これらのロツカーアーム32,34の先端部には
調整ねじ36,38が夫々取着され、この調整ね
じ36,38は前記排気バルブ20と吸気バルブ
22を夫々押圧可能に構成されると共に、前記調
整ねじ36,38にはこれらの無用な回動を防止
するためのロツクナツト37,39が夫々螺合さ
れる。
を介して搬送されるエンジン14のバルブクリア
ランスを設定するためのステーシヨンを示し、当
該ステーシヨン10はバルブクリアランスの設定
装置11とクランクシヤフト把持装置13とを含
む。この場合、前記エンジン14はシリンダブロ
ツク16と当該シリンダブロツク16の上部に固
着されるシリンダヘツド18とからなる。前記シ
リンダヘツド18には排気バルブ20と吸気バル
ブ22が取着されると共に、これらのバルブ2
0,22にはコイルスプリング21,23が外嵌
する。前記排気バルブ20および吸気バルブ22
はシリンダブロツク16に画成される燃焼室24
とシリンダヘツド18に画成される排気通路26
と吸気通路28とを連通制御するものである(第
2図参照)。さらに、前記シリンダヘツド18内
には複数個の膨出部を有するカム30が配設さ
れ、当該カム30の上方にはこれにより所定量回
動するロツカーアーム32,34が配設される。
これらのロツカーアーム32,34の先端部には
調整ねじ36,38が夫々取着され、この調整ね
じ36,38は前記排気バルブ20と吸気バルブ
22を夫々押圧可能に構成されると共に、前記調
整ねじ36,38にはこれらの無用な回動を防止
するためのロツクナツト37,39が夫々螺合さ
れる。
そこで、前記バルブクリアランス設定装置11
は排気バルブ20側のバルブクリアランスを設定
するための第1の設定機構40と吸気バルブ22
側のバルブクリアランスを設定するための第2の
設定機構40aとから構成される。なお、この場
合、前記第1設定機構40と第2設定機構40a
とは略同一に構成され且つ対称位置に配設される
ものであり、従つて、ここでは第1設定機構40
について詳細に説明し、第2設定機構40aにつ
いては第1設定機構40と同一の構成要素を示す
参照数字に符号aを付し、その詳細な説明を省略
する。
は排気バルブ20側のバルブクリアランスを設定
するための第1の設定機構40と吸気バルブ22
側のバルブクリアランスを設定するための第2の
設定機構40aとから構成される。なお、この場
合、前記第1設定機構40と第2設定機構40a
とは略同一に構成され且つ対称位置に配設される
ものであり、従つて、ここでは第1設定機構40
について詳細に説明し、第2設定機構40aにつ
いては第1設定機構40と同一の構成要素を示す
参照数字に符号aを付し、その詳細な説明を省略
する。
第2図に示すように、前記第1設定機構40は
搬送手段12の側方に配設される架台42を含
み、当該架台の上面部にはベース44を固着して
いる。前記架台42上には排気通路26を気密に
閉塞するためのシール手段としてのシリンダ46
が配設され、このシリンダ46のシリンダロツド
48にはシール治具50が係合している。前記シ
ール治具50はシリンダ46の駆動作用下にエン
ジン14のシリンダヘツド18に当接して当該シ
リンダヘツド18に画成される排気通路26を閉
塞するよう構成されている。
搬送手段12の側方に配設される架台42を含
み、当該架台の上面部にはベース44を固着して
いる。前記架台42上には排気通路26を気密に
閉塞するためのシール手段としてのシリンダ46
が配設され、このシリンダ46のシリンダロツド
48にはシール治具50が係合している。前記シ
ール治具50はシリンダ46の駆動作用下にエン
ジン14のシリンダヘツド18に当接して当該シ
リンダヘツド18に画成される排気通路26を閉
塞するよう構成されている。
一方、第3図に示すように、前記シール治具5
0のシリンダヘツド18に当接する一面にはシー
ル部材52が配設され、さらに、前記シール治具
50には後述する圧縮空気の供給源と前記排気通
路26を連通するための通路54が画成されてい
る。
0のシリンダヘツド18に当接する一面にはシー
ル部材52が配設され、さらに、前記シール治具
50には後述する圧縮空気の供給源と前記排気通
路26を連通するための通路54が画成されてい
る。
前記ベース44の上面には取付板53を介して
回転駆動源55が取着され(第2図参照)、この
回転駆動源55の図示しない回転駆動軸にはボー
ルねじ56が取着される。当該ボールねじ56は
矢印A方向に延在すると共に、スライドベース5
8が係合する。従つて、前記スライドベース58
は回転駆動源55の駆動作用下にボールねじ56
を回動することにより矢印A方向に変位可能であ
ることが容易に諒解されよう。
回転駆動源55が取着され(第2図参照)、この
回転駆動源55の図示しない回転駆動軸にはボー
ルねじ56が取着される。当該ボールねじ56は
矢印A方向に延在すると共に、スライドベース5
8が係合する。従つて、前記スライドベース58
は回転駆動源55の駆動作用下にボールねじ56
を回動することにより矢印A方向に変位可能であ
ることが容易に諒解されよう。
前記スライドベース58にはアングル部材60
が取着され、このアングル部材60には外方に指
向して延在する取付板62が固着される。前記取
付板62に回転駆動源64を取着し、この回転駆
動源64の回転駆動軸66にギヤ68を係合して
おく。また、前記アングル部材60の垂直部には
雌ねじ部材70が固着されると共に、この雌ねじ
部材70とは反対側にギヤ72が回転自在に装着
される。このギヤ72は回転駆動源64の回転駆
動軸66に係合するギヤ68と噛合し、前記ギヤ
72と雌ねじ部材70にはボールねじ74が螺合
すると共に、このボールねじ74の先端部には連
結部材76が取着されている。従つて、前記連結
部材76は回転駆動源64の駆動作用下に回転駆
動軸66を回動させると、ギヤ68,72、雌ね
じ部材70を介して矢印A方向に変位可能であ
る。
が取着され、このアングル部材60には外方に指
向して延在する取付板62が固着される。前記取
付板62に回転駆動源64を取着し、この回転駆
動源64の回転駆動軸66にギヤ68を係合して
おく。また、前記アングル部材60の垂直部には
雌ねじ部材70が固着されると共に、この雌ねじ
部材70とは反対側にギヤ72が回転自在に装着
される。このギヤ72は回転駆動源64の回転駆
動軸66に係合するギヤ68と噛合し、前記ギヤ
72と雌ねじ部材70にはボールねじ74が螺合
すると共に、このボールねじ74の先端部には連
結部材76が取着されている。従つて、前記連結
部材76は回転駆動源64の駆動作用下に回転駆
動軸66を回動させると、ギヤ68,72、雌ね
じ部材70を介して矢印A方向に変位可能であ
る。
一方、前記アングル部材60の水平部には軸受
部材78が取着され、当該軸受部材78には軸8
0が回動自在に配設される。前記軸80にはブラ
ケツト82の一端側が係合し、この場合、前記ブ
ラケツト82は実質的に前記軸80に係合する第
1の板体84とこの第1板体84に固着される第
2の板体86とから構成され、前記第1板体84
には前記連結部材76が回動可能に係合する。従
つて、前記ブラケツト82は前記回転駆動源64
の駆動作用下に矢印A方向に変位する連結部材7
6を介して軸80を支点として矢印B方向に揺動
することが容易に諒解されよう。
部材78が取着され、当該軸受部材78には軸8
0が回動自在に配設される。前記軸80にはブラ
ケツト82の一端側が係合し、この場合、前記ブ
ラケツト82は実質的に前記軸80に係合する第
1の板体84とこの第1板体84に固着される第
2の板体86とから構成され、前記第1板体84
には前記連結部材76が回動可能に係合する。従
つて、前記ブラケツト82は前記回転駆動源64
の駆動作用下に矢印A方向に変位する連結部材7
6を介して軸80を支点として矢印B方向に揺動
することが容易に諒解されよう。
前記ブラケツト82の第2板体86には螺回手
段88および90が取着される。すなわち、前記
螺回手段88は前記第2板体86に略平行に配設
される一対のガイドレール92,94と係合する
断面略コ字状に形成された摺動部材96を含む。
前記摺動部材96は回転駆動源98の駆動作用下
に図示しないボールねじを介して矢印C方向に変
位可能に構成される(第1図参照)。前記摺動部
材96の一端面側には回転駆動源99が取着され
この回転駆動源99の図示しない回転駆動軸には
ボールねじ100が係合する(第2図参照)。こ
の場合、前記ボールねじ100は前記摺動部材9
6の内方に指向して突出し、その端部は前記摺動
部材96の他端側に回動自在に係合すると共に、
前記ボールねじ100には円筒状の移動部材10
2が係合する。実際、前記移動部材102の内周
面にはねじ溝が形成されており、このねじ溝が前
記ボールねじ100と螺合すると共に、当該移動
部材102には取付部材104が支持される。従
つて、前記取付部材104は前記回転駆動源99
の駆動作用下にボールねじ100を回動させる
と、移動部材102を介して矢印D方向に変位可
能である。
段88および90が取着される。すなわち、前記
螺回手段88は前記第2板体86に略平行に配設
される一対のガイドレール92,94と係合する
断面略コ字状に形成された摺動部材96を含む。
前記摺動部材96は回転駆動源98の駆動作用下
に図示しないボールねじを介して矢印C方向に変
位可能に構成される(第1図参照)。前記摺動部
材96の一端面側には回転駆動源99が取着され
この回転駆動源99の図示しない回転駆動軸には
ボールねじ100が係合する(第2図参照)。こ
の場合、前記ボールねじ100は前記摺動部材9
6の内方に指向して突出し、その端部は前記摺動
部材96の他端側に回動自在に係合すると共に、
前記ボールねじ100には円筒状の移動部材10
2が係合する。実際、前記移動部材102の内周
面にはねじ溝が形成されており、このねじ溝が前
記ボールねじ100と螺合すると共に、当該移動
部材102には取付部材104が支持される。従
つて、前記取付部材104は前記回転駆動源99
の駆動作用下にボールねじ100を回動させる
と、移動部材102を介して矢印D方向に変位可
能である。
第4図に示すように、前記取付部材104には
筐体106が取着されており、この筐体106に
は回転駆動源108,110が夫々円筒体11
2,114を介して取着される。前記回転駆動源
108の回転駆動軸116は前記円筒体112の
内部にあつて連結ロツド118と係合し、前記連
結ロツド118は筐体106の内部に臨入して当
該筐体106に係合するベアリング部材120,
122に嵌合する。さらに、前記連結ロツド11
8には第1のギヤ124が係合し、この第1ギヤ
124は前記筐体106の内部に配設される第2
のギヤ126と噛合する。この場合、前記第2ギ
ヤ126には円筒状の回動部材128が嵌合す
る。
筐体106が取着されており、この筐体106に
は回転駆動源108,110が夫々円筒体11
2,114を介して取着される。前記回転駆動源
108の回転駆動軸116は前記円筒体112の
内部にあつて連結ロツド118と係合し、前記連
結ロツド118は筐体106の内部に臨入して当
該筐体106に係合するベアリング部材120,
122に嵌合する。さらに、前記連結ロツド11
8には第1のギヤ124が係合し、この第1ギヤ
124は前記筐体106の内部に配設される第2
のギヤ126と噛合する。この場合、前記第2ギ
ヤ126には円筒状の回動部材128が嵌合す
る。
前記回動部材128には実質的に前記筐体10
6に係合するベアリング部材130とベアリング
部材132に嵌合すると共に、その先端部は当該
筐体106からエンジン14側に指向して突出し
ている。さらに、当該回動部材128の先端部は
段部129を介して若干小径となり、この小径の
部位に大小異径の孔部を有するレンチ134が外
嵌する。この場合、前記レンチ134の大径な孔
部が、例えば、図示しないスプライン等により前
記回動部材128に係合し、この回動に伴つて当
該レンチ134が回動するように構成される。ま
た、前記回動部材128の段部129とレンチ1
34との間にはコイルスプリング135を介装
し、これによつて前記レンチ134をエンジン1
4方向に付勢しておく。
6に係合するベアリング部材130とベアリング
部材132に嵌合すると共に、その先端部は当該
筐体106からエンジン14側に指向して突出し
ている。さらに、当該回動部材128の先端部は
段部129を介して若干小径となり、この小径の
部位に大小異径の孔部を有するレンチ134が外
嵌する。この場合、前記レンチ134の大径な孔
部が、例えば、図示しないスプライン等により前
記回動部材128に係合し、この回動に伴つて当
該レンチ134が回動するように構成される。ま
た、前記回動部材128の段部129とレンチ1
34との間にはコイルスプリング135を介装
し、これによつて前記レンチ134をエンジン1
4方向に付勢しておく。
前記レンチ134の先端部にはロツクナツト3
7と係合するための凹部136が形成され、この
凹部136は当該レンチ134の小径な孔部と連
通している。
7と係合するための凹部136が形成され、この
凹部136は当該レンチ134の小径な孔部と連
通している。
一方、前記回転駆動源110の回転駆動軸13
8は円筒体114の内部にあつて連結部材140
に係合しており、前記連結部材140には比較的
長尺な連結ロツド142が支持されている。前記
連結ロツド142は回動部材128に係合するベ
アリング144,146に嵌合し且つ回動部材1
28を貫通している。また、前記連結ロツド14
2の先端側には、図示を省略したが、スプライン
が形成されると共に、その端部には孔部148が
形成され、この孔部148にはコイルスプリング
150が収装されている。さらに、前記連結ロツ
ド142の先端部にはねじ回し部材152が係合
し、前記ねじ回し部材152は大径部154と小
径部156とを含み、前記大径部154には孔部
158が穿設される。実際、前記孔部158に連
結ロツド142の先端部が嵌合して当該孔部15
8の周面部は連結ロツド142に形成される図示
しないスプラインと係合するよう構成されてい
る。
8は円筒体114の内部にあつて連結部材140
に係合しており、前記連結部材140には比較的
長尺な連結ロツド142が支持されている。前記
連結ロツド142は回動部材128に係合するベ
アリング144,146に嵌合し且つ回動部材1
28を貫通している。また、前記連結ロツド14
2の先端側には、図示を省略したが、スプライン
が形成されると共に、その端部には孔部148が
形成され、この孔部148にはコイルスプリング
150が収装されている。さらに、前記連結ロツ
ド142の先端部にはねじ回し部材152が係合
し、前記ねじ回し部材152は大径部154と小
径部156とを含み、前記大径部154には孔部
158が穿設される。実際、前記孔部158に連
結ロツド142の先端部が嵌合して当該孔部15
8の周面部は連結ロツド142に形成される図示
しないスプラインと係合するよう構成されてい
る。
一方、前記孔部158を画成する端面部には前
記コイルスプリング150が圧接している。従つ
て、前記ねじ回し部材152は前記コイルスプリ
ング150の押圧作用下にエンジン14側に付勢
されることになる。
記コイルスプリング150が圧接している。従つ
て、前記ねじ回し部材152は前記コイルスプリ
ング150の押圧作用下にエンジン14側に付勢
されることになる。
前記ねじ回し部材152の小径部156はレン
チ134に設けられる小径な孔部を貫通して前記
レンチ134の凹部136内に臨入すると共に、
このねじ回し部材152の端部は調整ねじ36の
端部に形成される溝部に係合すべく略一文字状に
形成されている。
チ134に設けられる小径な孔部を貫通して前記
レンチ134の凹部136内に臨入すると共に、
このねじ回し部材152の端部は調整ねじ36の
端部に形成される溝部に係合すべく略一文字状に
形成されている。
なお、他方の螺回手段90は前記螺回手段88
と略同様に構成されており、従つて、螺回手段9
0については前記螺回手段88と同一の構成要素
に同一の参照符号を付しその詳細な説明を省略す
る。
と略同様に構成されており、従つて、螺回手段9
0については前記螺回手段88と同一の構成要素
に同一の参照符号を付しその詳細な説明を省略す
る。
第1および第2設定機構40,40aは以上の
ように構成されており、これらを構成する架台4
2,42aに保持部材162が懸架される。前記
保持部材162は前記架台42および42aから
傾斜突出する板体164,166と前記板体16
4,166に横架される板体168とからなり、
前記板体168には、第2図において、図面と直
交する方向に延在する保持板170が固着され
る。前記保持板170には複数のシリンダ172
が取着されており、当該シリンダ172のシリン
ダロツド172aはエンジン14方向に指向して
延在し、その端部はシリンダ172の駆動作用下
にエンジン14のロツカーアーム32あるいは3
4と当接可能に構成される。
ように構成されており、これらを構成する架台4
2,42aに保持部材162が懸架される。前記
保持部材162は前記架台42および42aから
傾斜突出する板体164,166と前記板体16
4,166に横架される板体168とからなり、
前記板体168には、第2図において、図面と直
交する方向に延在する保持板170が固着され
る。前記保持板170には複数のシリンダ172
が取着されており、当該シリンダ172のシリン
ダロツド172aはエンジン14方向に指向して
延在し、その端部はシリンダ172の駆動作用下
にエンジン14のロツカーアーム32あるいは3
4と当接可能に構成される。
次に、バルブクリアランス設定装置11を構成
する設定機構40,40aの制御機構について説
明する。
する設定機構40,40aの制御機構について説
明する。
第5図に示すように、本発明に係るバルブクリ
アランス設定装置11にはこれを構成する設定機
構40,40aを制御するための制御機構20
0,200aが配設されている。なお、前記制御
機構200と200aとは夫々略同様に構成され
ているため、一方の制御機構200について説明
し、他方の制御機構200aについては前記制御
機構200と同一の構成要素を示す参照数字に符
号aを付し、その詳細な説明を省略する。
アランス設定装置11にはこれを構成する設定機
構40,40aを制御するための制御機構20
0,200aが配設されている。なお、前記制御
機構200と200aとは夫々略同様に構成され
ているため、一方の制御機構200について説明
し、他方の制御機構200aについては前記制御
機構200と同一の構成要素を示す参照数字に符
号aを付し、その詳細な説明を省略する。
すなわち、前記制御機構200は圧縮空気の供
給源202を含み、当該供給源202は管体20
4を介してシール治具50の通路54に連通して
いる。また、前記管体204はその途上で絞り弁
206を介装すると共に、当該絞り弁206の供
給源202側には圧力計208が接続され、シー
ル治具50側には圧力計210が接続される。さ
らに、管体204の圧力計208,210が接続
される部位には圧力検知回路212を接続する。
前記圧力検知回路212は空気供給源202側の
圧力とエンジン14側の圧力との差圧を差圧セン
サで検出し、その差圧からエンジン14側の圧力
が予め設定された基準圧になつたことを検知して
電流変換器あるいはA/D変換器(図示せず)等
でデジタル信号として制御手段214に送給する
ものである。
給源202を含み、当該供給源202は管体20
4を介してシール治具50の通路54に連通して
いる。また、前記管体204はその途上で絞り弁
206を介装すると共に、当該絞り弁206の供
給源202側には圧力計208が接続され、シー
ル治具50側には圧力計210が接続される。さ
らに、管体204の圧力計208,210が接続
される部位には圧力検知回路212を接続する。
前記圧力検知回路212は空気供給源202側の
圧力とエンジン14側の圧力との差圧を差圧セン
サで検出し、その差圧からエンジン14側の圧力
が予め設定された基準圧になつたことを検知して
電流変換器あるいはA/D変換器(図示せず)等
でデジタル信号として制御手段214に送給する
ものである。
前記制御手段214は実質的にCPUを備え、
この制御手段214には第1の制御回路216と
第2の制御回路218とが接続されている。前記
第1制御回路216は制御手段214に供給され
た電気信号に応じて調整ねじ36を所定方向に回
転させるべく回転駆動源110を駆動制御するた
めのものである。一方、前記第2制御回路218
は前記回転駆動源110により所定量回転された
調整ねじ36の無用な回動を防止するためのロツ
クナツト37を回動させるための回転駆動源10
8を駆動制御するためのものである。さらに、前
記制御手段214にはトルク検出回路220が接
続され、このトルク検出回路220により前記ロ
ツクナツト37の締付トルクを検出して前記ロツ
クナツト37が所定のトルクで締め付けられたこ
とを示す信号を前記制御手段214に送給するよ
う構成している。
この制御手段214には第1の制御回路216と
第2の制御回路218とが接続されている。前記
第1制御回路216は制御手段214に供給され
た電気信号に応じて調整ねじ36を所定方向に回
転させるべく回転駆動源110を駆動制御するた
めのものである。一方、前記第2制御回路218
は前記回転駆動源110により所定量回転された
調整ねじ36の無用な回動を防止するためのロツ
クナツト37を回動させるための回転駆動源10
8を駆動制御するためのものである。さらに、前
記制御手段214にはトルク検出回路220が接
続され、このトルク検出回路220により前記ロ
ツクナツト37の締付トルクを検出して前記ロツ
クナツト37が所定のトルクで締め付けられたこ
とを示す信号を前記制御手段214に送給するよ
う構成している。
本発明に係るバルブクリアランスの設定方法を
実施するための装置は基本的には以上のように構
成されるものであり、次にその作用並びに効果に
ついて説明する。
実施するための装置は基本的には以上のように構
成されるものであり、次にその作用並びに効果に
ついて説明する。
先ず、第1図に示すように、搬送手段12を介
して搬送されるエンジン14を所定の位置で停止
させ、当該エンジン14のクランクシヤフトをク
ランクシヤフト把持装置13により把持しその回
動を予め阻止しておく。
して搬送されるエンジン14を所定の位置で停止
させ、当該エンジン14のクランクシヤフトをク
ランクシヤフト把持装置13により把持しその回
動を予め阻止しておく。
次に、シリンダ172を駆動してシリンダロツ
ド172aをロツカーアーム32,34に当接さ
せる。これによつて前記ロツカーアーム32,3
4はエンジン14のカム30に圧接されることに
なる。この場合、前記フローアーム32,34は
カム30の膨出部に当接しないよう当該カム30
を所望の状態に設定しておく。また、この状態で
は前記ロツカーアーム32,34に取着される調
整ねじ36,38は夫々バルブ20,22から離
間していることは謂うまでもない。
ド172aをロツカーアーム32,34に当接さ
せる。これによつて前記ロツカーアーム32,3
4はエンジン14のカム30に圧接されることに
なる。この場合、前記フローアーム32,34は
カム30の膨出部に当接しないよう当該カム30
を所望の状態に設定しておく。また、この状態で
は前記ロツカーアーム32,34に取着される調
整ねじ36,38は夫々バルブ20,22から離
間していることは謂うまでもない。
そこで、設定機構40,40aを駆動して前記
バルブ20,22と調整ねじ36,38とのクリ
アランスの設定作業を行う。すなわち、設定機構
40側について説明すると、先ず、シリンダ46
を駆動して当該シリンダ46のシリンドロツド4
8をエンジン14側に変位させる。この結果、前
記シリンダロツド48の先端部に係合するシール
治具50がエンジン14のシリンダヘツド18に
当接し、これに画成される排気通路26を気密に
閉塞するに至る。次いで、圧縮空気の供給源20
2を駆動して当該供給源202から管体204並
びにシール治具50に画成される通路54を介し
て排気通路26内に所定圧の圧縮空気を封入す
る。次いで、螺回手段88,90のレンチ134
とねじ回し部材152とを夫々ロツクナツト37
と調整ねじ36に係合させる。
バルブ20,22と調整ねじ36,38とのクリ
アランスの設定作業を行う。すなわち、設定機構
40側について説明すると、先ず、シリンダ46
を駆動して当該シリンダ46のシリンドロツド4
8をエンジン14側に変位させる。この結果、前
記シリンダロツド48の先端部に係合するシール
治具50がエンジン14のシリンダヘツド18に
当接し、これに画成される排気通路26を気密に
閉塞するに至る。次いで、圧縮空気の供給源20
2を駆動して当該供給源202から管体204並
びにシール治具50に画成される通路54を介し
て排気通路26内に所定圧の圧縮空気を封入す
る。次いで、螺回手段88,90のレンチ134
とねじ回し部材152とを夫々ロツクナツト37
と調整ねじ36に係合させる。
この場合、前記エンジン14の停止位置のずれ
およびエンジン14の機種の相違等に起因して前
記螺回手段88,90とロツクナツト37、調整
ねじ36との間に若干の位置的な誤差が生じる場
合がある。然しながら、本実施態様によれば、前
記螺回手段88,90は回転駆動源55,64お
よび98の駆動作用下に矢印A,BおよびC方向
に変位可能に構成されているため、前記のように
位置的な誤差が生じても当該螺回手段88,90
を構成するレンチ134およびねじ回し部材15
2を好適な位置に変位させて後、回転駆動源99
を駆動してレンチ134、ねじ回し部材152を
矢印D方向に変位させることによりこれらとロツ
クナツト37、調整ねじ36とを夫々係合するこ
とが出来る。その際、前記レンチ134およびね
じ回し部材152が調整ねじ36およびロケツト
ナツト37に係合した後、これらをさらに矢印D
方向に変位させてコイルスプリング135,15
0を圧縮状態にしておく。
およびエンジン14の機種の相違等に起因して前
記螺回手段88,90とロツクナツト37、調整
ねじ36との間に若干の位置的な誤差が生じる場
合がある。然しながら、本実施態様によれば、前
記螺回手段88,90は回転駆動源55,64お
よび98の駆動作用下に矢印A,BおよびC方向
に変位可能に構成されているため、前記のように
位置的な誤差が生じても当該螺回手段88,90
を構成するレンチ134およびねじ回し部材15
2を好適な位置に変位させて後、回転駆動源99
を駆動してレンチ134、ねじ回し部材152を
矢印D方向に変位させることによりこれらとロツ
クナツト37、調整ねじ36とを夫々係合するこ
とが出来る。その際、前記レンチ134およびね
じ回し部材152が調整ねじ36およびロケツト
ナツト37に係合した後、これらをさらに矢印D
方向に変位させてコイルスプリング135,15
0を圧縮状態にしておく。
そこで、前記螺回手段88,90の回転駆動源
110を駆動してこの回転駆動軸183を所定の
方向に回転させる。この回転力は連結部材14
0、連結ロツド142を介してねじ回し部材15
2に伝達される。従つて、前記ねじ回し部材15
2により調整ねじ36が所定方向に回動され、こ
れによつて前記調整ねじ36が排気バルブ20方
向に変位して当接するに至る。次いで、前記回転
駆動源110をさらに回転させると、前記排気バ
ルブ20に当接した調整ねじ36は当該磁気バル
ブ20を開動する方向に押圧する。この押圧力が
前記排気バルブ20に係合するコイルスプリング
21の弾発力に抗して前記排気バルブ20を開動
する方向に変位させる。この結果、排気通路26
に封入された圧縮空気が燃焼室24側へと流出
し、当該燃焼室24から図示しない点火プラグの
取付孔等を介して外方へと導出される。従つて、
前記排気通路26内の圧力が低下することにな
る。その際、圧力供給源202からは管体20
4、通路54を介して排気通路26に圧縮空気が
送給されているため、前記排気通路26内の圧力
は排気バルブ20の開度に対応して所定量降下す
るに至る。
110を駆動してこの回転駆動軸183を所定の
方向に回転させる。この回転力は連結部材14
0、連結ロツド142を介してねじ回し部材15
2に伝達される。従つて、前記ねじ回し部材15
2により調整ねじ36が所定方向に回動され、こ
れによつて前記調整ねじ36が排気バルブ20方
向に変位して当接するに至る。次いで、前記回転
駆動源110をさらに回転させると、前記排気バ
ルブ20に当接した調整ねじ36は当該磁気バル
ブ20を開動する方向に押圧する。この押圧力が
前記排気バルブ20に係合するコイルスプリング
21の弾発力に抗して前記排気バルブ20を開動
する方向に変位させる。この結果、排気通路26
に封入された圧縮空気が燃焼室24側へと流出
し、当該燃焼室24から図示しない点火プラグの
取付孔等を介して外方へと導出される。従つて、
前記排気通路26内の圧力が低下することにな
る。その際、圧力供給源202からは管体20
4、通路54を介して排気通路26に圧縮空気が
送給されているため、前記排気通路26内の圧力
は排気バルブ20の開度に対応して所定量降下す
るに至る。
前記排気通路26の圧力が予め設定された基準
圧まで降下すると、これを圧力検知回路212が
検出して制御手段214に電気信号を送給する。
前記制御手段214はこの電気信号により第1制
御回路216を介して回転駆動源110を逆回転
させる。前記回転駆動源110の回転作用下に前
記調整ねじ36が前記とは逆の方向に回転され、
これによつて排気バルブ20が当該排気バルブ2
0に係合するコイルスプリング21の弾発作用下
に排気通路26を閉塞する方向に変位する。この
場合、制御手段214には前記排気バルブ20が
排気通路26を閉塞するまでの距離および排気バ
ルブ20と調整ねじ36との間に画成される間
隙、すなわち、バルブクリアランスの大きさが予
め記憶されている。従つて、前記制御手段214
は排気バルブ20が排気通路26を閉塞するまで
の距離とバルブクリアランスの大きさとの和の量
だけ前記調整ねじ36が戻されると、第1制御回
路216に回転駆動源110の停止指令を出す。
この結果、前記調整ねじ36と排気バルブ20と
の間には所定のバルブクリアランスが得られるこ
とになる。
圧まで降下すると、これを圧力検知回路212が
検出して制御手段214に電気信号を送給する。
前記制御手段214はこの電気信号により第1制
御回路216を介して回転駆動源110を逆回転
させる。前記回転駆動源110の回転作用下に前
記調整ねじ36が前記とは逆の方向に回転され、
これによつて排気バルブ20が当該排気バルブ2
0に係合するコイルスプリング21の弾発作用下
に排気通路26を閉塞する方向に変位する。この
場合、制御手段214には前記排気バルブ20が
排気通路26を閉塞するまでの距離および排気バ
ルブ20と調整ねじ36との間に画成される間
隙、すなわち、バルブクリアランスの大きさが予
め記憶されている。従つて、前記制御手段214
は排気バルブ20が排気通路26を閉塞するまで
の距離とバルブクリアランスの大きさとの和の量
だけ前記調整ねじ36が戻されると、第1制御回
路216に回転駆動源110の停止指令を出す。
この結果、前記調整ねじ36と排気バルブ20と
の間には所定のバルブクリアランスが得られるこ
とになる。
次に、制御手段214は回転駆動源108を駆
動制御する第2制御回路218に信号を送り、こ
の信号により前記回転駆動源108が回転駆動さ
れる。前記回転駆動源108の駆動作用下に回転
駆動軸116を介して連結ロツド118が所定方
向に回動し、前記連結ロツド118には第1ギヤ
124が係合しているため、当該第1ギヤ124
が所定方向に回転し、この第1ギヤ124の回転
によりこれに噛合する第2ギヤ126を介して回
動部材128が所定方向に回転するに至る。前記
回動部材128の先端部にはレンチ134が係合
し、このレンチ134はロツクナツト37に係合
している。従つて、前記回動部材128の駆動作
用下にレンチ134を介してロツクナツト37が
所定方向に回動され、前記調整ねじ36の無用な
回動を防止すべく緊締されるに至る。前記ロツク
ナツト37が所定トルクが緊締されると、トルク
検出回路220は当該トルクを検出し、検出信号
を制御手段214に送給する。前記制御手段21
4は前記ロツクナツト37の緊締トルクが所定量
に達すると、第2制御回路218を介して回転駆
動源110の停止信号を導出させ、これによつて
回転駆動源110が停止される。
動制御する第2制御回路218に信号を送り、こ
の信号により前記回転駆動源108が回転駆動さ
れる。前記回転駆動源108の駆動作用下に回転
駆動軸116を介して連結ロツド118が所定方
向に回動し、前記連結ロツド118には第1ギヤ
124が係合しているため、当該第1ギヤ124
が所定方向に回転し、この第1ギヤ124の回転
によりこれに噛合する第2ギヤ126を介して回
動部材128が所定方向に回転するに至る。前記
回動部材128の先端部にはレンチ134が係合
し、このレンチ134はロツクナツト37に係合
している。従つて、前記回動部材128の駆動作
用下にレンチ134を介してロツクナツト37が
所定方向に回動され、前記調整ねじ36の無用な
回動を防止すべく緊締されるに至る。前記ロツク
ナツト37が所定トルクが緊締されると、トルク
検出回路220は当該トルクを検出し、検出信号
を制御手段214に送給する。前記制御手段21
4は前記ロツクナツト37の緊締トルクが所定量
に達すると、第2制御回路218を介して回転駆
動源110の停止信号を導出させ、これによつて
回転駆動源110が停止される。
以上のようにして排気バルブ20と調整ねじ36
との間に所定量のバルブクリアランスを自動的
に、しかも、前述したように多種のエンジンに対
応して設定することが出来、従つて、前記バルブ
クリアランスの設定作業を正確且つ効率よく行う
ことが可能である。
との間に所定量のバルブクリアランスを自動的
に、しかも、前述したように多種のエンジンに対
応して設定することが出来、従つて、前記バルブ
クリアランスの設定作業を正確且つ効率よく行う
ことが可能である。
なお、他方の設定機構40aも前記設定機構4
0と略同様の作用により、しかも、同様にバルブ
クリアランスの設定作業を行うことが出来る。従
つて、前記エンジン14のバルブクリアランスの
設定作業を一層効率的に行うことが可能となる。
0と略同様の作用により、しかも、同様にバルブ
クリアランスの設定作業を行うことが出来る。従
つて、前記エンジン14のバルブクリアランスの
設定作業を一層効率的に行うことが可能となる。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば、エンジンのバ
ルブクリアランスを設定する際にバルブによつて
開閉される吸気通路、排気通路を密閉して当該吸
気通路および排気通路に所定圧の圧縮空気を導入
している。次いで、ロツカーアームに係合する調
整ねじを螺合させ、これによつて前記バルブを押
圧して前記吸気通路および排気通路内の圧力が所
定の圧力に降下するまでバルブを開動させた後
に、調整ねじを前記とは逆の方向に所定量回転さ
せバルブを閉動作させると共に当該バルブと調整
ねじとの間に所期のクリアランスを設けるように
している。この場合、前記調整ねじの回転量を制
御機構に予め記憶させておき、これによつてバル
ブと調整ねじとのクリアランスを所望通りに設定
出来る。従つて、従来技術のように、隙間ゲージ
等を挿入する必要がなく、多種のエンジンに対応
して前記バルブクリアランスの選定作業を自動的
に行うことが出来、この結果、当該バルブクリア
ランスの設定作業を効率よく、しかも正確に行う
ことが可能となる利点が得られる。
ルブクリアランスを設定する際にバルブによつて
開閉される吸気通路、排気通路を密閉して当該吸
気通路および排気通路に所定圧の圧縮空気を導入
している。次いで、ロツカーアームに係合する調
整ねじを螺合させ、これによつて前記バルブを押
圧して前記吸気通路および排気通路内の圧力が所
定の圧力に降下するまでバルブを開動させた後
に、調整ねじを前記とは逆の方向に所定量回転さ
せバルブを閉動作させると共に当該バルブと調整
ねじとの間に所期のクリアランスを設けるように
している。この場合、前記調整ねじの回転量を制
御機構に予め記憶させておき、これによつてバル
ブと調整ねじとのクリアランスを所望通りに設定
出来る。従つて、従来技術のように、隙間ゲージ
等を挿入する必要がなく、多種のエンジンに対応
して前記バルブクリアランスの選定作業を自動的
に行うことが出来、この結果、当該バルブクリア
ランスの設定作業を効率よく、しかも正確に行う
ことが可能となる利点が得られる。
さらに、本発明に係るバルブクリアランスの設
定方法および装置によれば、エンジンに取着され
る複数のバルブについて同時にバルブクリアラン
スの設定作業を行うことが可能であるため、当該
バルブクリアランスの設定作業を一層効率的に行
うことが出来るという効果が得られる。
定方法および装置によれば、エンジンに取着され
る複数のバルブについて同時にバルブクリアラン
スの設定作業を行うことが可能であるため、当該
バルブクリアランスの設定作業を一層効率的に行
うことが出来るという効果が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて
説明したが、本発明はこの実施態様に限定される
ものではなく、例えば、複数の制御機構を単一の
制御機構に纒めることも出来る等、本発明の要旨
を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計
の変更が可能なことは勿論である。
説明したが、本発明はこの実施態様に限定される
ものではなく、例えば、複数の制御機構を単一の
制御機構に纒めることも出来る等、本発明の要旨
を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計
の変更が可能なことは勿論である。
第1図は本発明に係るバルブクリアランスの設
定方法を実施するための装置の概略斜視図、第2
図は第1図に示す装置の一部省略正面図、第3図
は第1図並びに第2図に示す装置を構成するシー
ル治具の一部省略断面説明図、第4図は第1図並
びに第2図に示す装置の要部一部断面説明図、第
5図は第1図並びに第2図に示す装置を構成する
制御機構の概略説明図である。 12……搬送手段、14……エンジン、20…
…排気バルブ、26……排気通路、40,40a
……設定機構、46……シリンダ、58……スラ
イドベース、88,90……螺回手段、102…
…移動部材、134……レンチ、152……ねじ
回し部材、200,200a……制御機構、20
2……供給源、212……圧力検知回路、214
……制御手段、220……トルク検出回路。
定方法を実施するための装置の概略斜視図、第2
図は第1図に示す装置の一部省略正面図、第3図
は第1図並びに第2図に示す装置を構成するシー
ル治具の一部省略断面説明図、第4図は第1図並
びに第2図に示す装置の要部一部断面説明図、第
5図は第1図並びに第2図に示す装置を構成する
制御機構の概略説明図である。 12……搬送手段、14……エンジン、20…
…排気バルブ、26……排気通路、40,40a
……設定機構、46……シリンダ、58……スラ
イドベース、88,90……螺回手段、102…
…移動部材、134……レンチ、152……ねじ
回し部材、200,200a……制御機構、20
2……供給源、212……圧力検知回路、214
……制御手段、220……トルク検出回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジンに取着されるバルブと当該バルブを
押圧する押圧部材とのクリアランスを設定する際
に、前記バルブにより開閉される通路を密閉する
第1の工程と、当該通路内に圧縮空気を供給する
第2の工程と、前記押圧部材の変位作用下にバル
ブを開動させて前記通路内の圧力を降下させる第
3の工程と、当該第3工程により通路内の圧力が
所定圧まで降下したことを検出する第4の工程
と、前記押圧部材を第3工程と反対の方向に変位
させてバルブを閉動させると共に当該バルブと押
圧部材との間にクリアランスを設ける第5の工程
とからなることを特徴とするバルブクリアランス
の設定方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の方法において、
当該設定方法をエンジンに取着される複数のバル
ブに対して略同時に行うよう制御してなるバルブ
クリアランスの設定方法。 3 エンジンに取着されるバルブと当該バルブを
押圧する押圧部材とのクリアランスを設定するた
めの装置であつて、エンジンに取着されるロツカ
ーアームを固定する手段と、前記押圧部材を所定
方向に変位させる設定機構と、前記設定機構の駆
動制御を行う制御機構とからなり、前記設定機構
はバルブにより開閉される通路を密閉する手段
と、押圧部材を変位させる手段とからなり前記押
圧部材を変位させる手段はエンジンの機種等に対
応して少なくとも二次元的に変位可能に構成する
ことを特徴とするバルブクリアランスの設定装
置。 4 特許請求の範囲第3項記載の装置において、
ロツカーアームを固定する手段は当該ロツカーア
ームに対して進退動可能なシリンダであることか
らなるバルブクリアランスの設定装置。 5 特許請求の範囲第3項または第4項記載の装
置において、設定機構を複数配設すると共に、当
該設定機構を構成する押圧部材を変位させる手段
は調整ねじと係合するねじ回し部材と、前記調整
ねじの回動を制御するロツクナツトに係合するレ
ンチとを含むことからなるバルブクリアランスの
設定装置。 6 特許請求の範囲第3項乃至第5項のいずれか
に記載の装置において、押圧部材を変位させる手
段は、エンジンに取着されるバルブに係合すべく
揺動自在に構成されてなるバルブクリアランスの
設定装置。 7 特許請求の範囲第3項乃至第6項のいずれか
に記載の装置において、押圧部材を変位させる手
段は、複数の回転駆動源と、当該回転駆動源の駆
動作用下に回動するボールねじを含むことからな
るバルブクリアランスの設定装置。 8 特許請求の範囲第3項乃至第7項のいずれか
に記載の装置において、バルブにより開閉される
通路を密閉する手段は前記通路に対して進退動自
在なシリンダと、前記シリンダのシリンダロツド
に取着されるシール治具とからなり、前記シール
治具にはシール部材を配設すると共に、当該シー
ル治具に前記通路内に圧縮空気を導入するため通
路を設けてなるバルブクリアランスの設定装置。 9 特許請求の範囲第3項乃至第8項のいずれか
に記載の装置において、制御機構に圧縮空気の供
給源を設けてなるバルブクリアランスの設定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10077687A JPS63266105A (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | バルブクリアランスの設定方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10077687A JPS63266105A (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | バルブクリアランスの設定方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63266105A JPS63266105A (ja) | 1988-11-02 |
| JPH0535243B2 true JPH0535243B2 (ja) | 1993-05-26 |
Family
ID=14282879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10077687A Granted JPS63266105A (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | バルブクリアランスの設定方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63266105A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006035845A1 (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-06 | Honda Motor Co., Ltd. | タペットクリアランス自動調整装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2706158B2 (ja) * | 1989-11-10 | 1998-01-28 | ダイハツ工業株式会社 | エンジンのバルブクリアランス並びにバルブタイミング設定装置 |
| JP4026689B2 (ja) | 2004-09-29 | 2007-12-26 | 本田技研工業株式会社 | タペットクリアランス自動調整装置及びタペットクリアランス調整方法 |
| JP4827902B2 (ja) | 2008-09-08 | 2011-11-30 | 平田機工株式会社 | バルブクリアランスの測定調整方法および測定調整装置 |
-
1987
- 1987-04-22 JP JP10077687A patent/JPS63266105A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006035845A1 (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-06 | Honda Motor Co., Ltd. | タペットクリアランス自動調整装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63266105A (ja) | 1988-11-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |