JPH053529A - 画像読み取り装置の倍率誤差補正方法 - Google Patents

画像読み取り装置の倍率誤差補正方法

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JPH053529A
JPH053529A JP14892691A JP14892691A JPH053529A JP H053529 A JPH053529 A JP H053529A JP 14892691 A JP14892691 A JP 14892691A JP 14892691 A JP14892691 A JP 14892691A JP H053529 A JPH053529 A JP H053529A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿移動型の画像読み取り装置において、原
稿給送速度のバラツキにより生じる副走査方向の倍率誤
差を自動的に補正することを目的とする。 【構成】 原稿給送路中の一定距離の区間で原稿の給送
に要したモータの駆動パルス数を測定する手段を設け、
原稿の給送ごとに、前記手段を用いてモータの駆動パル
ス数を測定し、測定結果の値と、前記区間の一定距離の
値と、既知の単位駆動パルス当りの原稿給送距離の値と
に基づいて副走査方向の倍率誤差を算出し、算出された
倍率誤差がなくなる値にモータの駆動パルス周波数を変
更して、原稿給送を制御するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿移動型の画像読み
取り装置において、原稿給送速度のバラツキにより生じ
る副走査方向の倍率誤差を自動的に補正するための倍率
誤差補正方法に関する。
【0002】原稿を移動させながら画像読み取りを行う
原稿移動型画像読み取り装置あるいは原稿移動および原
稿固定兼用型の画像読み取り装置では、ホッパから原稿
を1枚ずつ引き出して画像読み取り部に給送し、一定速
度で読み取りを行うが、原稿給送系の機械精度のバラツ
キや温度などの変化の影響により、原稿の給送速度が標
準速度からずれやすい。給送速度のずれは、読み取り画
像の副走査方向の伸縮、つまり倍率誤差となって現れ
る。本発明は、この副走査方向の倍率誤差を自動的に補
正する方法を提供する。
【0003】
【従来の技術】図5に従来の原稿移動型画像読み取り装
置の機構部の構成を示す。図中、1はホッパ、2は原
稿、3はパッド、4はピックローラ、5および6は給送
ローラ、7および8は従動ローラ、9は読み取りユニッ
ト、10は原稿給送路である。
【0004】ピックローラ4は反時計回りに、また給送
ローラ5,6は時計回りにそれぞれ図示されていないモ
ータによって回転駆動される。パッド3はピックローラ
4に押し付けられており、これによりピックローラ4が
反時計回りに回転させられると、ホッパ1に積載されて
いる原稿2の最下層の1枚が引き出され、給送ローラ5
側に送られる。原稿は給送ローラ5と従動ローラ7の間
に引き込まれ、給送ローラ6および従動ローラ8側に送
り出される。そして原稿の先端が給送ローラ6および従
動ローラ8に引き込まれこれら2組の給送ローラおよび
従動ローラによって、原稿は一定速度で読み取りユニッ
ト9上を副走査方向に給送され、同時に読み取りユニッ
ト9により主走査されて、画像読み取りが行われる。
【0005】ところで給送ローラ5,6には一般にゴム
ローラが使用されており、加工精度が出しにくく、また
温度により熱膨張、熱収縮して直径が変化することか
ら、回転量に対する送り量が変動しやすい。これに対し
てゴムローラの代わりに金属ローラを用いたり、ゴムロ
ーラのゴム部の薄肉化を図る解決方法もあるが、いずれ
もコスト上昇を招き、問題があった。さらにホッパへの
原稿積載枚数が多いと、給送ローラによる給送力に対し
て大きなバック圧がかかり、またパッドの摩擦係数もバ
ラツキや、環境の影響による変動があり、原稿の給送速
度が標準値からずれやすかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の原稿移動型画像
読み取り装置では、原稿の給送速度にバラツキや環境に
よる変動があり、副走査方向に倍率誤差が生じて、画像
切り出しの位置精度の低下や、文字認識処理における認
識率の低下などの問題が発生した。
【0007】本発明は、原稿給送速度の標準値からのず
れを検出して、それに基づく、倍率誤差を自動的に補正
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、給送路中に一
定距離の測定区間を原稿が給送される時間を給送モータ
の駆動パルス数の形で測定し、その駆動パルス数と単位
駆動パルス当りの標準の原稿給送距離から、本来原稿が
給送されるべき距離を求めて、既知の測定区間の距離か
ら倍率誤差を求め、その倍率誤差がなくなるように給送
モータの駆動パルス周波数を変動するものである。
【0009】図1は、本発明の1実施例を用いた原理図
である。図1において、3はパッド、4ピックローラ、
5および6は給送ローラ、7および8は従動ローラ、9
は読み取りユニット、10は原稿給送路、11は給紙モ
ータ、12はベルト、13はモータ駆動制御部、14は
可変パルス源、15および16は検出センサ、17は駆
動パルス数カウンタ、18は倍率誤差補正処理部であ
る。
【0010】給紙モータ11は、モータ駆動制御部13
によってパルス駆動され、ベルト12を介して給送ロー
ラ5,6を同時に回転させる。モータ駆動制御部13
は、パルス周波数を変更できる可変パルス源14からの
クロックパルスに基づいて動作する。検出センサ15,
16は透過型または反射型のいずれでもよく、給送ロー
ラ5,6の中間に一定間隔Sで設けられている。
【0011】ピックローラ4が送り込んだ原稿は、給送
ローラ5が受け取り、一定速度で読み取りユニット9側
へ給送する。原稿の先端が検出センサ15によって検出
されると、駆動パルス数カウンタ17は、モータ駆動制
御部13中の駆動パルスのカウントを開始し、次に原稿
の先端が検出センサ16によって検出されたとき、駆動
パルス数カウンタ17はカウント動作を停止する。この
間のカウント値Pを倍率誤差補正処理部18に渡す。
【0012】倍率誤差補正処理部18は、カウント値P
と、既知の検出センサ間距離Sおよび単位駆動パルス当
りの標準の原稿給送距離aとから、副走査方向の倍率誤
差b=(Pa−S)/Sを算出し、さらにモータの駆動
パルス周波数Zに対する補正係数(1+b)を求めて、
駆動パルス周波数がZ′=(1+b)Zとなるように、
可変パルス源14を制御する。
【0013】
【作用】図1において、給送速度が標準値よりも上った
場合には、少ない駆動パルス数Pで検出センサ間距離S
を原稿先端が移動することになるので読み取り画像は副
走査方向に縮小し、倍率誤差は負になる。そこで倍率誤
差補正処理部18は、駆動パルス周波数Zを低くして給
送速度を下げるように制御する。
【0014】他方、給送速度が標準値よりも下った場合
には、上と逆の状態となるので、倍率誤差は正になり、
駆動パルス周波数を高くして、給送速度を下げるように
制御が行われる。
【0015】
【実施例】図1の本発明の原理説明では、検出センサ間
距離Sを用いて倍率誤差の算出が行われたが、検出セン
サの取り付け誤差によりSの値にバラツキが生じ得る。
【0016】そこで製品出荷時に、図2に示すように、
原稿の副走査方向に規定された距離xの間隔で2つのマ
ークA,Bを記入した標準原稿19を用意し、これを給
送して、図1の検出センサ16で各マークA,Bを検出
し、その間のモータの駆動パルス数yをカウントする。
また検出センサ15,16で原稿先端を検出して駆動パ
ルス数のカウント値Pを求め、装置に固有の定数として
C=y/Pを計算し、装置のEEPROMに記憶してお
く。
【0017】このCの値はx/Sの値に対応するのでS
=x/Cと表すことができ、前述した倍率誤差の式は、 b=(P・a−S)/S=(CP・a−x)/x となる。これにより、Sを用いずに倍率誤差を算出し、
パルス駆動周波数Zの制御を行うようにすることができ
る。
【0018】図3は、原稿移動および原稿固定兼用型の
画像読み取り装置の場合の実施例である。この場合に
は、図1の検出センサ15,16は不要であり、代わり
に読み取りユニットを対応する2つの検出位置間で移動
させて原稿先端を検出し、その間のモータの駆動パルス
数をカウントする。
【0019】図3において、2は原稿、4はピックロー
ラ、5,6は給送ローラ、7,8は従動ローラ、20は
読み取りユニットのキャリア、21はプラテンガラスで
ある。またプラテンガラス21上のA点とB点は、原稿
先端を検出する2つの位置を示す。
【0020】 はじめにキャリア20は、図3の
(a)に示すように、A点の検出位置に停止しており、
給紙された原稿の先端を検出する。原稿の先端が検出さ
れると、図1の場合と同様にモータの駆動パルス数のカ
ウントが開始される。
【0021】 次に、原稿先端がB点に達するよりも
早くキャリア20をB点に移動し、図3の(b)に示す
状態で停止させる。 B点で原稿の先端を検出すると
駆動パルス数のカウントを停止し、A−B間の給送に要
した駆動パルス数を求める。後の倍率誤差補正処理は、
図1と図2で述べたものが適用できる。
【0022】なお副走査方向の倍率誤差補正に合わせて
主走査方向の倍率誤差補正を行う場合には,倍率誤差の
値に応じて,ラインの画像データにおいて適当な間隔で
画素の間引きあるいは画素の重複挿入などを行えばよ
い。
【0023】図4は、図3のプラテンガラス21の下面
を示したもので、読み取り範囲外のA点とB点の各位置
にマークが設けられている。キャリア20は、このマー
クを検出して停止位置を制御する。まずA点でキャリア
20は停止し,原稿の先端を検出した後,原稿の給送速
度よりも速くB点に移動して停止し,原稿の先端が到着
するのを待つ。
【0024】B点でキャリア20が原稿先端を検出した
後、カウント値Pを用いて前述したモータの駆動パルス
周波数を変化させる倍率誤差補正を行い、給送速度を適
正化してから、B点においてキャリア20により画像読
み取りを開始する。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、原稿移動型画像読み取
り装置において、安価なゴムローラを用いて原稿給送を
行っても、調整に大きな負担をかけることなく低コスト
で副走査倍率誤差を容易に補正することができ、また環
境変化に対しても常に高い品質での画像読み取りを可能
にすることができ、文字認識や画像処理における利用に
おいて、認識率の向上と画像切り出し位置の高精度化な
どの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の1実施例の説明図である。
【図3】本発明の他の実施例の説明図である。
【図4】本発明の他の実施例におけるプラテンガラスの
説明図である。
【図5】従来の原稿移動型画像読み取り装置の機構部の
構成図である。
【符号の説明】
3 パッド 4 ピックローラ 5,6 給送ローラ 7,8 従動ローラ 9 読み取りユニット 10 原稿給送路 11 給紙モータ 12 ベルト 13 モータ駆動制御部 14 可変パルス源 15,16 検出センサ 17 駆動パルス数カウンタ 18 倍率誤差補正処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定められた画像読み取り位置に原稿を自
    動給送して画像読み取りを行う原稿移動型の画像読み取
    り装置において、原稿給送路中の一定距離の区間で原稿
    の給送に要したモータの駆動パルス数を測定する手段を
    設け、原稿の給送ごとに、前記手段を用いてモータの駆
    動パルス数を測定し、測定結果の値と、前記区間の一定
    距離の値と、既知の単位駆動パルス当りの原稿給送距離
    の値とに基づいて副走査方向の倍率誤差を算出し、算出
    された倍率誤差がなくなる値にモータの駆動パルス周波
    数を変更して、原稿給送を制御することを特徴とする画
    像読み取り装置の倍率誤差補正方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,原稿給送路中の一定
    距離の区間で原稿の給送に要したモータの駆動パルス数
    を測定する手段は,原稿給送路に沿って一定距離離れて
    並べた2つの検出センサであり,これら2つの検出セン
    サにより原稿の先端を検出し,各検出時点間のモータの
    駆動パルス数をカウントするものであることを特徴とす
    る画像読取り装置の倍率誤差補正方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において,原稿給送路中の一定
    距離の区間で原稿の給送に要したモータの駆動パルス数
    を測定する手段は,プラテンガラス上の原稿が給送され
    る通路に沿って一定距離離して設けられたマークの各位
    置で読取りユニットのキャリアを順次停止させ,それぞ
    れの位置で原稿の先端を検出し,各検出時点間のモータ
    駆動パルス数をカウントするものであり,そして算出さ
    れた倍率誤差に基づいて主走査方向と副走査方向の倍率
    誤差を補正することを特徴とする画像読取り装置の倍率
    誤差補正方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015177515A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 ブラザー工業株式会社 画像読取装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6292668A (ja) * 1985-10-18 1987-04-28 Canon Inc 画像読み取り装置
JPH0221860A (ja) * 1988-07-11 1990-01-24 Sachiko Kosaka 膝関節症患者用の靴

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