JPH0535545U - 4輪操舵制御装置 - Google Patents

4輪操舵制御装置

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JPH0535545U
JPH0535545U JP9462391U JP9462391U JPH0535545U JP H0535545 U JPH0535545 U JP H0535545U JP 9462391 U JP9462391 U JP 9462391U JP 9462391 U JP9462391 U JP 9462391U JP H0535545 U JPH0535545 U JP H0535545U
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JP
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wheel steering
hydraulic actuator
peripheral wall
bell crank
mode
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の方向転換中にハンドルを中立位置へ戻
さないでも、2輪操舵モードから4輪操舵モードへ、直
ちに変更できるようにする。 【構成】 後輪操舵用の油圧アクチユエータAの周壁
に、各端室へ突出する解除ピストン16を支持する。前
記周壁に軸支持した1対のベルクランク24の一方の腕
に解除ピストン16に当接する突片23を支持する。各
ベルクランク24の一方の腕とロツド17に外挿した摺
動環20との間にリンク21を連結する。各ベルクラン
ク24の他方の腕の間に介装したばね30により、リン
ク21とベルクランク24とを直伸させて前記周壁へ当
接する。油圧アクチユエータAの両端室を結ぶ通路32
に常閉型の電磁開閉弁4を挿入接続する。電磁開閉弁4
の通電回路に2輪操舵モードで閉じるモード切換スイツ
チ6とばね30の介装部に配設した中立位置で閉じる中
立検出スイツチ7とを直列に挿入接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は旋回走行中にも無理なく2輪操舵モードから4輪操舵モードへ切り換 え得る4輪操舵制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
4輪操舵車両は前輪と反対方向へ後輪を操舵することにより、回転半径が小さ くなり、狭い道路での方向転換が容易になる。しかし、車両を路肩へ幅寄せする 場合は、車体後部が旋回方向外側へ迫り出すので、ガードレールなどの障害物に 接触する恐れがある。
【0003】 そこで、実開昭63-144368 号公報には、4輪操舵車両にあつても必要に応じ4 輪操舵モードから2輪(前輪)操舵モードへ切り換え得るものが提案されている 。しかし、上述の4輪操舵車両では、例えば2輪操舵モードで狭い曲折路を左折 しようとして曲り切れず、途中で4輪操舵モードへ切り換えて曲折路を通過しよ うとする場合は、車両を一旦停止し、ハンドルを直進位置へ据え切りしなければ ならないという不便がある。
【0004】 また、油圧制御弁に対し4輪操舵モードの場合には前輪舵角に対応する機械的 変位量を伝達し、2輪操舵モードの場合には中立位置へ固定する必要があり、機 械的変位伝達部材の連結関係が複雑になり、切換機構の連結部のガタが後輪舵角 制御精度に悪影響を及ぼし、ガタをなくすと切換機構の作動が不円滑になるとい う問題がある。
【0005】
【考案が解決しようとする問題点】
本考案の目的は上述の問題に鑑み、車両の方向転換中にハンドルを中立位置へ 戻さないでも、2輪操舵モードから4輪操舵モードへ、または逆のモード切換え が可能な、4輪操舵制御装置を提供することにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の構成は後輪操舵用の油圧アクチユエータ の周壁に、各端室へ突出する解除ピストンを支持し、前記周壁に軸支持した1対 のベルクランクに解除ピストンに当接する突片を設け、各ベルクランクの一方の 腕とロツドに外挿した摺動環との間にリンクを連結し、各ベルクランクの他方の 腕の間に介装したばねにより、リンクとベルクランクとを直伸させて前記周壁へ 当接し、油圧アクチユエータの両端室を結ぶ通路に電磁開閉弁を挿入接続し、電 磁開閉弁はモード選択スイツチが2輪操舵モードにある時油圧アクチユエータの 中立位置を検出する中立検出スイツチの信号により前記通路を開くものである。
【0007】
【作用】
本考案によれば、車両の直進走行時、油圧アクチユエータの両端室は連通し、 油圧アクチユエータは中立ロツク機構の作用により中立位置にロツクされ、後輪 は直進位置にロツクされる。中立ロツク機構のロツク作用は、油圧アクチユエー タの一方の端室へ供給される油圧を受ける解除ピストンにより解除される。
【0008】 油圧制御弁は常時前輪舵角に対応して作動する。車両の方向転換中に2輪操舵 モードから4輪操舵モードへ切り換えると、油圧アクチユエータの両端室を結ぶ 通路の電磁開閉弁が閉じ、油圧ポンプの圧油は油圧制御弁を経て油圧アクチユエ ータへ供給され、直ちに油圧アクチユエータが作動し、後輪は前輪舵角に対応し た後輪舵角に操舵される。
【0009】 逆に、4輪操舵モードから2輪操舵モードへ切り換えると、油圧アクチユエー タが中立位置にない時は電磁開閉弁は閉じたままで、4輪操舵モードは油圧アク チユエータが中立位置へ戻るまで継続し、車両が直進走行へ戻つた時電磁開閉弁 が開き、油圧アクチユエータは中立ロツク機構の作用により中立位置にロツクさ れ、後輪は直進位置へロツクされる。以後油圧制御弁は前輪舵角に対応して作動 するが、油圧アクチユエータは作動しない。
【0010】
【実施例】
図1は本考案に係る4輪操舵制御装置の構成図である。油圧アクチユエータA はシリンダ31にピストン15を嵌装して両端室を区画し、ピストン15に結合 したロツド17の両端をシリンダ31から外部へ突出し、ロツド17の先端に結 合した継手19にピン18により、後輪を操舵するタイロツドを連結してなる。 摺動環20がロツド17に外挿される。左右1対のベルクランク24がシリンダ 31の周壁に支軸26により支持される。各摺動環20と各ベルクランク24の 一方の腕とはリンク21により連結される。つまり、リンク21の一端はピン2 0aにより摺動環20と、リンク21の他端はピン22によりベルクランク24 とそれぞれ連結される。図示の実施例では、ベルクランク24は三角形の板状の ものであり、ベルクランク24のほぼ中央部分に下方へ突出する突片23を結合 される。突片23に当接可能の解除ピストン16がシリンダ31の周壁に突出可 能に支持される。解除ピストン16はシリンダ31の端室の油圧を受けると、図 において下方へ突出して突片23に当り、ベルクランク24を支軸26を中心に 回動する。
【0011】 ベルクランク24とリンク21と摺動環20とからなる中立ロツク機構は、左 右1対のベルクランク24の他方の腕の間に介装したばね30の力により、支軸 26、ピン22、ピン20aがほぼ一直線に並ぶ位置へ直伸される。この時摺動 環20は継手19へ当接し、ピン22はシリンダ31の周壁に当接し、ベルクラ ンク24はそれ以上回動できない。
【0012】 ばね30は各ベルクランク24の他方の腕にピン25により支持した1対のば ね座27の間に支持される。左側のばね座27から突出するロツド28は、右側 のばね座27から突出する筒29(図3)へ嵌装される。中立検出スイツチ7が ばね座27に配設され、中立検出スイツチ7は1対のばね座27の間隔が図示の 状態よりも狭められると回路を閉じるよう構成される。
【0013】 図2は中立検出スイツチ7の具体的配置を示す。左側のばね座27から突出す る中空のロツド28の内部に、ばね36により基端フランジを止め輪38へ付勢 されるロツド33が嵌装される。ロツド33の先端は右側のばね座27の円筒部 34へ突出される。円筒部34の周壁に中立検出スイツチ7が支持される。中立 検出スイツチ7からばねによりロツド33のカム面35へボール7aが係合され る。ばね座27の相互間隔が図示の中立位置よりもばね30の力に抗して狭めら れると、ロツド33が円筒部34の内部へ押し込まれ、カム面35によりポール 7aが押され、中立検出スイツチ7が開く。
【0014】 油圧アクチユエータAの油圧回路は回転サーボ型の方向切換弁からなる油圧制 御弁9により制御される。すなわち、油圧制御弁9は中立位置から一方向へ回転 されると、油圧ポンプ3の吐出口が油圧アクチユエータAの一方の端室へ連通さ れ、油圧アクチユエータAの他方の端室が油槽2へ連通される。前輪舵角に対応 する前輪舵角応答部材12の回転変位は、後輪目標舵角入力機構10を経て、油 圧制御弁9の第1の弁要素の軸9aへ伝達される。油圧制御弁9の第1の弁要素 が回転され、油圧アクチユエータAのロツド17が一方へ移動すると、ロツド1 7の変位は遠隔ケーブル13を経て後輪舵角応答部材8へ回転変位としてフイー ドバツクされる。後輪舵角応答部材8の回転変位は、油圧制御弁9の第2の弁要 素の軸9bへ伝達される。第2の弁要素は第1の弁要素に追随して回転し、油圧 制御弁9を中立位置へ戻す。すなわち、後輪目標舵角入力機構10から油圧制御 弁9へ与えられた後輪舵角に相当する動作が油圧アクチユエータAへ伝達される と、油圧制御弁9は中立位置になり、油圧アクチユエータAをその位置に保持す る。油圧アクチユエータAの油圧制御回路の具体的構成は、本出願人の出願に係 る実願平1-170873号により公知であり、本考案の要旨には直接関係しないので、 説明を省略する。
【0015】 本考案によれば、2輪操舵モードで油圧アクチユエータAの後輪操舵動作をキ ヤンセルするために、油圧ポンプ3の吐出口と油槽2との間を結ぶ通路(または 油圧アクチユエータAの両端室を結ぶ通路)32に、常閉型の電磁開閉弁4が挿 入接続される。電磁開閉弁4を駆動する電源バツテリ5は、2輪操舵モードで閉 とするモード選択スイツチ6と電磁開閉弁4と前述の中立検出スイツチ7とを直 列に接続する。
【0016】 2輪操舵モードの場合は、図示のようにモード選択スイツチ6を閉じると、電 磁開閉弁4が通路32を開くので、前輪舵角応答部材12と後輪目標舵角入力機 構10の出力に基づき油圧制御弁9は作動するが、油圧ポンプ3の圧油は油圧ア クチユエータAへ供給されず、油圧アクチユエータAは図示の中立位置へロツク される。すなわち、ばね30の力により1対のベルクランク24が支軸26を中 心として図において上方へ回転付勢され、ベルクランク24の腕とリンク21が ほぼ直伸し、摺動環20を継手19へ押し付けている。したがつて、路面から後 輪へ偏向力が作用しても、ロツド17は図示の位置を保持する。何故なら、仮に 左後輪により摺動環20が右方へ押されると、リンク21とベルクランク24の 一方の腕が一直線に伸長しているので、摺動環20の推力はリンク21、ベルク ランク24を経て支軸26で支持され、ベルクランク24に回転力を及ぼさない 。
【0017】 車両の旋回走行中に、2輪操舵モードから4輪操舵モードへ切り換える場合は 、モード選択スイツチ6を閉じると、電磁開閉弁4が閉じ、前輪舵角に対応して 油圧制御弁9が中立位置から片側へ駆動されているので、油圧ポンプ3の圧油が 油圧アクチユエータAの一方の室へ供給され、直ちに後輪が前輪舵角に対応する 舵角へ操舵される。
【0018】 例えば、油圧ポンプ3の圧油が油圧制御弁9を経て油圧アクチユエータAの左 側の端室へ供給されると、左側の解除ピストン16が図において下方へ突出して 突片23に当り、左側のベルクランク24を支軸26を中心として反時計方向へ 回動する。したがつて、ベルクランク24の一方の腕とリンク21が折れ曲つて 中立ロツク機構が解除され、摺動環20はロツド17の右方移動を許す。同時に 、ピストン15が右方へ押されて後輪が所要の向きへ操舵される。この時、右側 の解除ピストン16は引込んだままであり、右側のベルクランク24は回動しな いが、右側の摺動環20はロツド17の右方移動を妨げない。
【0019】 車両の旋回走行中に、モード選択スイツチ6を閉じて4輪操舵モードから2輪 操舵モードへ切り換えても、中立検出スイツチ7が開いているので、電磁開閉弁 4は励磁されず、通路32を閉じている。車両が直進走行に移り、油圧アクチユ エータAが図示の中立位置へ戻ると、中立検出スイツチ7が閉じる。この時、電 磁開閉弁4が通路32を開き、油圧ポンプ3の圧油は通路32、電磁開閉弁4を 経て油槽2へ戻る。油圧アクチユエータAの両端室も通路32により連通され、 各ベルクランク24とリンク21はばね30の力を受けて直伸し、リンク21は 摺動環20をロツド17の継手19へ押し付けてロツド17を図示の中立位置へ ロツクする。
【0020】 上述の実施例では、通路32に常閉型の電磁開閉弁4を配設したが、常開型の 電磁開閉弁4と中立位置で開く中立検出スイツチ7を使用する場合は、図3のよ うに通電回路を構成すれば、4輪操舵モードから2輪操舵モードへ切り換えても 、車両が直進走行状態へ戻らない限り、2輪操舵モードへ切り換わらないように できる。
【0021】
【考案の効果】
本考案は上述のように、後輪操舵用の油圧アクチユエータの周壁に、各端室へ 突出する解除ピストンを支持し、前記周壁に軸支持した1対のベルクランクに解 除ピストンに当接する突片を設け、各ベルクランクの一方の腕とロツドに外挿し た摺動環との間にリンクを連結し、各ベルクランクの他方の腕の間に介装したば ねにより、リンクとベルクランクとを直伸させて前記周壁へ当接し、油圧アクチ ユエータの両端室を結ぶ通路に電磁開閉弁を挿入接続し、電磁開閉弁はモード選 択スイツチが2輪操舵モードにある時油圧アクチユエータの中立位置を検出する 中立検出スイツチの信号により前記通路を開くようにしたものであり、車両の方 向転換中(ハンドルが中立位置から片側へ切られている状態)であつても、2輪 操舵モードから4輪操舵モードへ円滑に切り換えることができるので、ハンドル の操作が容易であり、狭い道路での方向転換が容易になる。
【0022】 電磁開閉弁はモード切換スイツチが2輪操舵モードにあり、かつ中立ロツク機 構がロツク状態にある時開くので、車両の方向転換中に中立検出スイツチを4輪 操舵モードから2輪操舵モードへ切り換えても、電磁開閉弁がすぐ開くことはな く、直進走行へ戻つた時に電磁開閉弁が開き、2輪操舵モードへ切り換わるので 、運転操作の上で安全である。
【0023】 油圧アクチユエータを制御する油圧制御弁は、前輪舵角に対応して常時作動( 実際には直進走行付近に不感帯をもつ)し、操舵モード切換時に特別な信号(機 械的変位)を与える必要がないので、構成が簡単であり、操舵モード切換え時操 舵機構にガタが発生するなどの問題がなく、高い舵角制御精度が得られる。
【0024】 操舵モード切換えが油圧回路を短絡する通路の電磁開閉弁により達せられるの で、動作が非常に円滑で信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る4輪操舵制御装置の構成図であ
る。
【図2】中立ロツク機構をロツク位置へ付勢するばねと
中立検出スイツチとの配置を示す平面断面図である。
【図3】本考案の一部変更実施例に係る電気回路図であ
る。
【符号の説明】
A:油圧アクチユエータ 4:電磁開閉弁 6:モード
切換スイツチ 7:中立検出スイツチ 16:解除ピス
トン 17:ロツド 20:摺動環 21:リンク 2
3:突片 24:ベルクランク 30:ばね 32:通

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】後輪操舵用の油圧アクチユエータの周壁
    に、各端室へ突出する解除ピストンを支持し、前記周壁
    に軸支持した1対のベルクランクに解除ピストンに当接
    する突片を設け、各ベルクランクの一方の腕とロツドに
    外挿した摺動環との間にリンクを連結し、各ベルクラン
    クの他方の腕の間に介装したばねにより、リンクとベル
    クランクとを直伸させて前記周壁へ当接し、油圧アクチ
    ユエータの両端室を結ぶ通路に電磁開閉弁を挿入接続
    し、電磁開閉弁はモード選択スイツチが2輪操舵モード
    にある時油圧アクチユエータの中立位置を検出する中立
    検出スイツチの信号により前記通路を開くことを特徴と
    する、4輪操舵制御装置。
JP1991094623U 1991-10-22 1991-10-22 4輪操舵制御装置 Expired - Lifetime JP2570087Y2 (ja)

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JP2570087Y2 JP2570087Y2 (ja) 1998-04-28

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0233785U (ja) * 1988-08-30 1990-03-02
JPH02124369A (ja) * 1988-10-31 1990-05-11 Isuzu Motors Ltd 操舵アクチュエータの中立保持装置

Patent Citations (2)

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