JPH0535560U - 作業用運搬車の荷台 - Google Patents
作業用運搬車の荷台Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的体積がありしかも重量のある物の積み
込みや積み降ろしを容易に行うこと。 【構成】 荷台74の前方及び左右の側面にパネル取付
孔76,77を設け、パネル取付孔76に対してはフロ
ントパネル78のパネル体78aに設けられているパネ
ルピン78bを挿脱自在とし、パネル取付孔77に対し
てはサイドパネル79のパネル体79aに設けられてい
るパネルピン79bを挿脱自在とした。フロントパネル
78及びサイドパネル79をベース板75に対して正規
に取付けた場合には、各ストッパ片78c,79cによ
って荷台74に積み込まれた作物等の落下を確実に防止
することができる。またフロントパネル78及びサイド
パネル79をベース板75に対して上下逆に取付けた場
合には各パネル体78a,79aの低面とベース板75
の表面とがフラットにされるため、荷台74に対して比
較的重量のある荷物の積み込みあるいは積み降ろしが容
易となる。
込みや積み降ろしを容易に行うこと。 【構成】 荷台74の前方及び左右の側面にパネル取付
孔76,77を設け、パネル取付孔76に対してはフロ
ントパネル78のパネル体78aに設けられているパネ
ルピン78bを挿脱自在とし、パネル取付孔77に対し
てはサイドパネル79のパネル体79aに設けられてい
るパネルピン79bを挿脱自在とした。フロントパネル
78及びサイドパネル79をベース板75に対して正規
に取付けた場合には、各ストッパ片78c,79cによ
って荷台74に積み込まれた作物等の落下を確実に防止
することができる。またフロントパネル78及びサイド
パネル79をベース板75に対して上下逆に取付けた場
合には各パネル体78a,79aの低面とベース板75
の表面とがフラットにされるため、荷台74に対して比
較的重量のある荷物の積み込みあるいは積み降ろしが容
易となる。
Description
【0001】
本考案は、たとえば昇降自在とされた作業用運搬車の荷台に関する。
【0002】
従来より、苗や種子あるいは作物等を多量に運搬するものとして、たとえば実 公平2−49154号公報に示されるような移動台車がある。
【0003】 図9は、このような移動台車を示すもので、走行装置1を具備した車台2の前 後一側に原動機3及び操作レバー4を有した操縦部5が設けられている。車台2 の他側には枢支軸6によって連結された一対のリンク7,8を有するクロス式の リフト装置9が設けられている。なお、両リンク7,8を連結する枢支軸6の配 設は、リンク8における長さL1 ,L2 がL1 >L2 の関係にある位置とされて いる。これにより、リフト装置9の駆動に伴って落下防止柵10を有した荷台1 1が操縦部5側にHの距離移動するため、移動台車の前後のバランスが保たれる ようになっている。
【0004】 リフト装置9のリンク7の下端は車台2に枢支軸12を介して回動自在に取付 けられている。リンク7の上端はこれに取付けられている回転ローラ7aを介し て荷台11の案内レール13に摺動可能に取付けられている。リンク8の下端は これに取付けられている回転ローラ8aを介して車台2の案内レール14に摺動 可能に取付けられている。リンク8の上端は荷台11に枢支軸15を介して回動 自在に取付けられている。更にリンク7には油圧シリンダ16の可動軸17が回 動自在に取付けられている。
【0005】 これにより、油圧シリンダ16によって駆動するリフト装置9により、荷台1 1が略水平に昇降するようになっている。またリフト装置9の駆動により、荷台 11が操縦部5側へ適宜移動するため、前後のバランスが良好に保たれることに より移動台車の転倒が防止されるようにもなっている。更に荷台11を上昇させ た状態で荷物を荷台11のたとえば前方側から積降ろしをする際、重心位置は操 縦部5側にあるため、安全な積降ろし作業が行われるようにもなっている。
【0006】
ところで、上述した従来の移動台車においては、荷台9の外周縁部に落下防止 柵9aが固設されており、これによって荷台9上に多量に積み込まれた苗、種子 、収穫物等の運搬中における落下を防止している。
【0007】 しかし、このように落下防止柵9aを荷台9の外周縁部に単に固設した場合に は、個別に仕分けされた物を積み込んだり積み降ろしたりする際にはさほど不便 は感じないものの、比較的体積がありしかも重量のある物の積み込みや積み降ろ しの際には、落下防止柵9aがその積み込みや積み降ろしの邪魔になってしまう という不具合がある。
【0008】 本考案は、このような事情に対処してなされたもので、比較的体積がありしか も重量のある物の積み込みや積み降ろしを容易に行うことができる作業用運搬車 の荷台を提供することを目的とする。
【0009】
本考案は、上記目的を達成するために、フラット状のベース板とこのベース板 の前方及び左右の側面に取付けられるフロントパネル及びサイドパネルとを備え てなる作業用運搬車の荷台において、前記ベース板の前方及び左右の側面にはパ ネル取付孔が形成され、前記フロントパネル及びサイドパネルの上面にはストッ パ片が設けられ、且つそれらの内面には前記パネル取付孔に対して挿脱自在とさ れるパネルピンが設けられ、前記フロントパネル及びサイドパネルが前記ベース 板に取付けられた際には、前記ストッパ片が前記ベース板の表面に対して起立し た状態となり、フロントパネル及びサイドパネルがベース板に上下逆に取付けら れた場合には、これらフロントパネル及びサイドパネルの低面が前記ベース板の 表面と面一となることを特徴とする。
【0010】
本考案の作業用運搬車の荷台では、荷台の前方及び左右の側面にフロントパネ ル及びサイドパネルを着脱自在に設け、フロントパネル及びサイドパネルがベー ス板に取付けられた際には、ストッパ片がベース板の表面に対して起立した状態 となり、フロントパネル及びサイドパネルがベース板に上下逆に取付けられた場 合には、これらフロントパネル及びサイドパネルの低面がベース板の表面と面一 となる。また荷台形状に合わせられて構成されたコンテナを積み込んでの運搬に おいては、コンテナのガタツキを防止することが可能となる。
【0011】 したがって、荷台への荷物の積み込みや積み降ろし際には、積み込みや積み降 ろし側のフロントパネル又はサイドパネルをベース板に上下逆に取付けることに よってこれらフロントパネル又はサイドパネルの低面がベース板の表面と面一と なるため、荷物の荷物の積み込みや積み降ろしが容易となる。
【0012】
以下、本考案の実施例の詳細を図面に基づいて説明する。 図1乃至図4は、本考案の作業用運搬車の荷台の一実施例に係る作業用運搬車 を示すもので、フレーム部30の下部の両側には一対の走行部50が設けられて いる。フレーム部30の前方には、後述する荷台74を略水平状態で上下動させ る昇降部70が設けられている。フレーム部30の後方には、エンジン部40及 び操作部60が設けられている。なお、操作部60は、フレーム部30の中心線 Aから一側に偏倚した状態に設けられている。
【0013】 各構成部の詳細は、次の通りである。 フレーム部30には、それぞれ平行に対向配置された支持フレーム31,32 が設けられている。各支持フレーム31,32の下端面には、支持シャフト31 a〜31c,32a〜32cが水平方向に且つ互いに逆向きとなる状態で取付け られている。
【0014】 各支持フレーム31,32の上端面の後方寄りには、支持部材33,34がそ れぞれ平行に対向配置され、且つそれぞれの先端部側が後方に傾けられた状態で 取付けられている。各支持フレーム31,32の上端面の中程には、後述する各 リンク72の一端部72a側を摺動自在に保持するガイド溝37aを有したガイ ドレール37が取付けられている。ガイドレール37のガイド溝37aの断面形 状はコ字状とされており、このガイドレール37の長手方向の開口部は内側に向 けた状態とされている。各ガイドレール37の両端部はそれぞれ開放されており 、この開放された両端部から後述するように泥等が押し出されるようになってい る。
【0015】 各支持フレーム31,32の前端部には、後述するリンク73の一端部73a を回動自在に支持するための支持部38を有した支持ループ部材39が取付けら れている。 台枠35には、エンジン部40のエンジン本体41が載置されている。エンジ ン本体41の一側には、バッテリ42が配置されている。エンジン本体41の他 側には、駆動軸43を介して連結されたオイルポンプ44が配置されている。オ イルポンプ44には、この伝達プーリ44aに取付けられたベルトケース45内 のベルト45aを介してミッション46内部のプーリ46aが連結されている。
【0016】 ここで、台枠35に載置されたエンジン部40及び操作部60による重量はそ れぞれに略直立状態に取付けられた支持部材33,34によってバランスよく支 持され、これら重量は支持フレーム31,32によって受けられる。支持フレー ム31,32は荷台74に積み込んだ荷物の荷重を受け、走行に伴う左右の支持 フレーム31,32のねじれは支持部材33,34及び台枠35によって受けら れる。
【0017】 ミッション46には、この伝達歯車46b及びチェーン47を介して走行部5 0の駆動スプロケット51が連結されている。 駆動スプロケット51の前方には、これと略同じ高さに遊動輪52が配置され ている。各駆動スプロケット51及び遊動輪52の下方には、上記の支持フレー ム31(32)の側面に設けられている支持シャフト31a〜31c(32a〜 32c)に回転自在に取付けられた支持転輪52A〜52Cが配置されている。 各駆動スプロケット51、遊動輪52及び支持転輪52A〜52Cには、無端伝 動帯53が取付けられている。
【0018】 駆動スプロケット51及び遊動輪52に対する支持転輪52A及び52Cの配 置関係は、各支持転輪52A及び52Cが駆動スプロケット51及び遊動輪52 の内側となるように設けられている。これにより、駆動スプロケット51と支持 転輪52Aとの間及び遊動輪52と遊動輪52Cとの間の無端伝動帯53がそれ ぞれ内側に傾斜した状態とされるため、圃場が凸凹していても前進のみならず後 進走行がスムーズに行われる。
【0019】 操作部60には、上記の台枠35に取付けられたハンドルフレーム61が備え られている。ハンドルフレーム61の端部には、操作ボックス62が取付けられ ている。操作ボックス62には、T形のガイド溝63が形成されており、このガ イド溝63に沿って操作レバー64をスライドさせることができるようになって いる。また操作ボックス62には、ループハンドル65が水平状態に取付けられ ている。なお、図中66は油圧操作レバーを示している。
【0020】 昇降部70には、図5に示すように、シャフト71の両端部に回動自在に取付 けられた2組のリンク72,73が備えられている。ここで、リンク72は筒板 状に構成されているのに対し、リンク73は平板状に構成されている。このよう にリンク72が筒板状とされることにより、かなりの剛性を有することができる ため、このリンク72の幅寸法を小さくすることに併せてこれと対になる平板状 のリンク73の幅寸法も小さくすることができ、且つ機体左右方向の寸法も小さ く構成し得る。これにより、下降状態にある昇降部70の高さ方向の厚みが薄く されるとともに、左右の両リンク間の間隙も最大限大きく形成することができる 。
【0021】 各リンク72の一端部72aには、ピン72cが取付けられている。ピン72 cには、挿入孔72dを介して断面がコ字形状のスライド部材72eが取付けら れるようになっている。またピン72cには、挿入孔72fを介して回転ローラ 72gが回転自在に取付けられるようになっている。
【0022】 これらスライド部材72e及び回転ローラ72gがピン72cに取り付けられ た状態にあっては、回転ローラ72gがスライド部材72eの凹部内に収められ るようになっている。またスライド部材72eが上記のガイドレール37内に収 められた状態にあっては、回転ローラ72gの上下左右がガイドレール37及び スライド部材72eによって囲まれるようになっている。
【0023】 各リンク72の他端部72bには、ボルト挿入孔72hが形成されている。こ れらリンク72の他端部72bは、荷台74のベース板75の側面にボルト(図 示省略)を介して回動自在に取付けられるようになっている。各リンク73の一 端部73aには、ボルト挿入孔73hが形成されている。これらリンク73の一 端部73aは、上記の支持フレーム31,32の前端部に設けられている支持ル ープ部材39の支持部38にボルト(図示省略)を介して回動自在に取付けられ るようになっている。
【0024】 各リンク73の他端部73bには、ピン73cが取付けられている。ピン73 cには、挿入孔73d及び73fを介してスライド部材73e及び回転ローラ7 3gが取付けられるようになっている。 これらスライド部材73e及び回転ローラ73gがピン73cに取り付けられ た状態にあっては、上記同様に回転ローラ73gがスライド部材73eの凹部内 に収められるようになっている。またスライド部材73eが後述する荷台74の ベース板75のスライド溝75a内に収められた状態にあっては、上記同様に回 転ローラ73gの上下左右がスライド溝75a及びスライド部材73eによって 囲まれるようになっている。
【0025】 シャフト71の中央部に設けられている取付部材76には、油圧シリンダ77 のシリンダ本体77bが回動自在となるように取付けられている。油圧シリンダ 77の可動軸77aは、荷台74のベース板75の裏面に取付けられている。こ れにより、油圧シリンダ77が駆動されると可動軸77aがベース板75の裏面 を押し上げるようになっている。
【0026】 荷台74は図6乃至図8に示す構成とされている。 つまり、荷台74のベース板75の後端縁部には、ガートバー76が固設され ている。ベース板75の前方及び左右の側面には、パネル取付孔76,77が設 けられている。パネル取付孔76には、フロントパネル78のパネル体78aに 設けられているパネルピン78bが挿脱自在に取り付けられるようになっている 。
【0027】 パネル取付孔77には、サイドパネル79のパネル体79aに設けられている パネルピン79bが挿脱自在に取り付けられるようになっている。パネル体78 a,79aの上部には、このパネル体78a,79aより肉厚の薄いストッパ片 78c,79cが設けられている。パネル体78a,79aとストッパ片78c ,79cとの間には、段部78d,79dが形成されている。
【0028】 そして、図7に示すように、フロントパネル78及びサイドパネル79をベー ス板75に取付けた際には、各段部78d,79dがベース板75の表面と面一 となる。このとき、ストッパ片78c,79cがベース板75の表面に対して起 立した状態にあるため、これらストッパ片78c,79cによって荷台74に積 み込まれた作物等の落下が阻止されるようになっている。
【0029】 一方、図8に示すように、フロントパネル78及びサイドパネル79をベース 板75に逆に取付けた場合には、各パネル体78a,79aの低面がベース板7 5の表面と面一となる。したがって、荷台74に積み込むべきあるいは積み降ろ すべき側のフロントパネル78又はサイドパネル79をベース板75に対して逆 に取付けることにより、荷物の積み込みあるいは積み降ろしが容易となる。
【0030】 なお、ベース板75へ挿着後のフロントパネル78又はサイドパネル79のそ れぞれのパネルピン78b,79bに対しては、たとえばベース板75の下面側 からネジを挿入してパネル取付孔76,77にパネルピン78b,79bを押付 けるようにしてもよく、この場合にはフロントパネル78及びサイドパネル79 の離脱をより確実に防止することができる。
【0031】 このような構成の作業用運搬車は、次のようにして用いられる。 まず、エンジン部40のエンジン本体41が駆動された後、操作レバー64を T形のガイド溝63に沿ってこのガイド溝63の終端部まで押し上げると、その 駆動力はミッション46及びチェーンケース47を介して走行部50側の駆動輪 51に伝達される。駆動力を受けた駆動輪51が回転すると、この回転力が無端 伝動帯53に伝えられることにより無端伝動帯53が回転する。このとき、無端 伝動帯53の内側に配されている各遊動輪52,52A〜52Cも同時に同方向 に回転するため、無端伝動帯53の回転がスムーズに行われ、作業用運搬車が前 進する。
【0032】 そして、たとえば図2に示すような畝80を跨いだ状態での作業を行う場合に は、各走行部50を畝間に位置させ、この状態で作業用運搬車を前進させる。こ のとき、フレーム部30の互いに平行に配置された支持フレーム31,32の間 にはクロスメンバー等のような水平に掛け渡される補強部材等が設けられていな いため、地面と荷台74のベース板75との間は空いた状態となり、畝80の作 物等に傷をつけることなくスムースな走行が可能となる。
【0033】 また、このとき操作部60がフレーム部30の中心線Aから一側に偏倚した状 態(図3参照)に設けられているため、作業者は畝間を歩行して作業用運搬車の 操作を行うことができるため、無理な態勢を強いられることがない。 走行中に作業用運搬車を右又は左旋回させる場合には、操作レバー64をT形 のガイド溝63の終端部から更に右又は左側に押し込む。これにより、操作レバ ー64の押し込まれた側に対応する走行部50への駆動力が断たれ、その反対側 の走行部50のみが駆動されることにより、作業用運搬車は右又は左旋回を行う 。
【0034】 一方、このような構成の作業用運搬車を果樹園や葡萄畑等のように、背丈より 高い箇所の作物を収穫したり、防虫剤等を吹き付けたりする作業及びトラック( 軽自動車)の荷台との苗や収穫物等の積み込みや積み降ろしにあっては、上昇さ せた荷台74に立ち上がったり同一高さの荷台間で作業が容易となる。 つまり、荷台74を上昇させる場合には、油圧操作レバー66を図1に示す状 態から押し込む。これにより、エンジン本体41の駆動力がオイルポンプ44側 に伝達される。このオイルポンプ44が駆動することにより、油圧シリンダ77 のシリンダ本体77bから可動軸77aが押し出される。
【0035】 シリンダ本体77bからの可動軸77aの押出し力は、荷台74のベース板7 5への押上力として作用する。また可動軸77aの荷台74のベース板75への 押上力に対する反力は、昇降部70のシャフト71に伝えられる。これにより、 昇降部70の各リンク72の一端部72aは、ガイドレール37のガイド溝37 a内を摺動し矢印a側に移動する(図1参照)。リンク73の他端部73bは、 荷台74のベース板75の側面に設けられているスライド溝75aを摺動し矢印 a側に移動する。また各リンク72の他端部72b及びリンク73の一端部73 aは、それぞれ荷台74のベース板75の側面の取付け位置及び各支持フレーム 31,32の前端部に設けられている支持ループ部材39の支持部38を支点と して回動する。
【0036】 このようにして、昇降部70のリンク72,73の他端部72b及び一端部7 3aの回動動作に併せ、リンク72の一端部72a及びリンク73の他端部73 bがそれぞれガイドレール37のガイド溝37a及びスライド溝75a内を摺動 し矢印a方向に移動するに従い各リンク72,73が除々に起立し、荷台74を 略水平を保った状態で上昇させる。そして、リンク72の一端部72a及びリン ク73の他端部73bがそれぞれガイド溝37a及びスライド溝75aの終端ま で移動すると、荷台74の上昇動作が停止する。
【0037】 一方、荷台74を定位置まで下降させる場合には、押し込んだ状態にある油圧 操作レバー66を図1に示す状態に引き戻す。これにより、上述した動作が逆に 行われ、昇降部70のリンク72,73の他端部72b及び一端部73aの回動 動作に併せ、リンク72の一端部72a及びリンク73の他端部73bがそれぞ れガイドレール37のガイド溝37a及びスライド溝75a内を摺動し矢印b方 向に移動し、各ガイド溝37a及びスライド溝75aの終端まで移動すると、荷 台74の下降動作が停止する。
【0038】 このとき、各リンク72の一端部72a及び各リンク73の他端部73b側に 取り付けられているスライド部材72e,73eがガイドレール37のガイド溝 37a及びベース板75側のスライド溝75a内をスライドする際にこれらガイ ド溝37a及びスライド溝75a内に付着した泥等を掻き出す。これにより、回 転ローラ72g,73gに対するガイド溝37a及びスライド溝75a内の間隙 が適切に保たれるので、回転ローラ72g,73gの回転がスムースに行われる 。
【0039】 またスライド部材72e,73eがガイド溝37a及びスライド溝75a内に に収められた状態にあっては、回転ローラ72gの上下左右がガイド溝37aの 内壁及びスライド部材72eによって囲まれ、回転ローラ73gの上下左右がス ライド溝75aの内壁及びスライド部材73eによって囲まれているため、各ス ライド部材72e,73e内部への泥等の付着が防止される。
【0040】 荷台74に対しての荷物の積み込みあるいは積み降ろしのとき、フロントパネ ル78及びサイドパネル79は次のようにして使用される。 まず、荷物の積み込みあるいは積み降ろしを行う側のフロントパネル78又は サイドパネル79のパネルピン78b,79bをパネル取付孔76,77から引 き抜き、フロントパネル78又はサイドパネル79をベース板75から取り外す 。取り外したフロントパネル78又はサイドパネル79の上下の向きを逆にして パネルピン78b,79bをパネル取付孔76,77に挿入する。このとき、図 8に示したように、パネル体78a,79aの低面がベース板75の表面と面一 となるため、荷台74への荷物の積み込みあるいは積み降ろしが容易となる。
【0041】 荷台74への荷物の積み込みあるいは積み降ろしを終えた後、上記同様に荷物 の積み込みあるいは積み降ろしを行った側のフロントパネル78又はサイドパネ ル79のパネルピン78b,79bをパネル取付孔76,77から引き抜き、フ ロントパネル78又はサイドパネル79をベース板75から取り外す。取り外し たフロントパネル78又はサイドパネル79の上下の向きを逆にして、パネルピ ン78b,79bをパネル取付孔76,77に挿入する。
【0042】 このとき、図7に示したように、ストッパ片78c,79cがベース板75の 表面に対して起立した状態にあるため、これらストッパ片78c,79cによっ て荷台74に積み込まれた作物等の収納箱等の落下が阻止される。 また、コンテナ等の重量物を運搬する場合には、上記同様に荷物の積み込みあ るいは積み降ろしを行う側のフロントパネル78又はサイドパネル79をベース 板75から取り外した後、上下を逆にしてベース板75に取付ける。これにより 、パネル体78a,79aの低面がベース板75の表面と面一となるため、コン テナ等の重量物の積み込みが容易となる。
【0043】 更に、荷台74を軽トラックの荷台の高さまで上昇させた状態で荷台74の前 方からコンテナ等の重量物の移し換えを行う場合には、サイドパネル79がコン テナ等をスライドさせる際のガイドの役目も果たすため、その移し換えが容易と なる。
【0044】 荷台74へ積み込を終えた後、上下を逆にしたフロントパネル78又はサイド パネル79を元に戻して再度ベース板75に取付ける。このとき、コンテナの低 面の外周縁部を図7に示すパネル体78a,79aとストッパ片78c,79c との間に形成された段部78d,79dの形状に合わせることにより、運搬の際 のコンテナのガタツキを防止することが可能となるため、安全且つ確実なコンテ ナ等の重量物の運搬を行うことができる。
【0045】 このように、本実施例では、荷台74の前方及び左右の側面にパネル取付孔7 6,77を設け、パネル取付孔76に対してはフロントパネル78のパネル体7 8aに設けられているパネルピン78bを挿脱自在とし、パネル取付孔77に対 してはサイドパネル79のパネル体79aに設けられているパネルピン79bを 挿脱自在とした。
【0046】 またフロントパネル78及びサイドパネル79をベース板75に取付けた際に は、ストッパ片78c,79cをベース板75の表面に対して起立した状態とし 、更にフロントパネル78及びサイドパネル79を上下逆にしてベース板75に 取付けた際には、各パネル体78a,79aの低面がベース板75の表面と面一 となるようにした。
【0047】 したがって、フロントパネル78及びサイドパネル79をベース板75に対し て上下逆に取付けた場合には各パネル体78a,79aの低面とベース板75の 表面とがフラットにされるため、コンテナ等の重量物の積み込みあるいは積み降 ろしが容易となる。 またフロントパネル78及びサイドパネル79をベース板75に対して正規に 取付けた場合には、各ストッパ片78c,79cによって荷台74に積み込まれ たコンテナ等の重量物や作物等の落下を確実に防止することができる。
【0048】
以上説明したように、本考案の作業用運搬車の荷台によれば、荷台への荷物の 積み込みや積み降ろし際には、積み込みや積み降ろし側のフロントパネル又はサ イドパネルをベース板に上下逆に取付けることによってこれらフロントパネル又 はサイドパネルの低面がベース板の表面と面一となり、荷物の荷物の積み込みや 積み降ろしが容易となるので、比較的体積がありしかも重量のある物の積み込み や積み降ろしを容易に行うことができる。
【図1】本考案の作業用運搬車の荷台の一実施例に係る
作業用運搬車を示す側面図である。
作業用運搬車を示す側面図である。
【図2】図1の作業用運搬車を示す正面図である。
【図3】図1の作業用運搬車を示す平面図である。
【図4】図1のフレーム部を示す拡大斜視図である。
【図5】図1の昇降部のリンク構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】図1の荷台の構成を示す図である。
【図7】図6の荷台のベース板にフロントパネル又はサ
イドパネルを取り付けた状態を示す断面図である。
イドパネルを取り付けた状態を示す断面図である。
【図8】図6の荷台のベース板にフロントパネル又はサ
イドパネルを上下逆に取り付けた状態を示す断面図であ
る。
イドパネルを上下逆に取り付けた状態を示す断面図であ
る。
【図9】従来の移動台車の一例を示す側面図である。
30 フレーム部 31,32 支持フレーム 33,34 支持部材 35 台枠 37 ガイドレール 37a ガイド溝 40 エンジン部 41 エンジン本体 44 オイルポンプ 46 ミッション 50 走行部 51 駆動スプロケット 52 遊動輪 53 無端伝動帯 60 操作部 61 ハンドルフレーム 62 操作ボックス 64 操作レバー 65 ループハンドル 66 油圧操作レバー 70 昇降部 71 シャフト 72,73 リンク 74 荷台 75 ベース板 75a スライド溝 77 油圧シリンダ 78 フロントパネル 79 サイドパネル
Claims (1)
- 【請求項1】 フラット状のベース板とこのベース板の
前方及び左右の側面に取付けられるフロントパネル及び
サイドパネルとを備えてなる作業用運搬車の荷台におい
て、 前記ベース板の前方及び左右の側面にはパネル取付孔が
形成され、 前記フロントパネル及びサイドパネルの上面にはストッ
パ片が設けられ、且つそれらの内面には前記パネル取付
孔に対して挿脱自在とされるパネルピンが設けられ、 前記フロントパネル及びサイドパネルが前記ベース板に
取付けられた際には、前記ストッパ片が前記ベース板の
表面に対して起立した状態となり、フロントパネル及び
サイドパネルがベース板に上下逆に取付けられた場合に
は、これらフロントパネル及びサイドパネルの低面が前
記ベース板の表面と面一となることを特徴とする作業用
運搬車の荷台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9310491U JPH084385Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 作業用運搬車の荷台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9310491U JPH084385Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 作業用運搬車の荷台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0535560U true JPH0535560U (ja) | 1993-05-14 |
| JPH084385Y2 JPH084385Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=14073221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9310491U Expired - Lifetime JPH084385Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 作業用運搬車の荷台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084385Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP9310491U patent/JPH084385Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH084385Y2 (ja) | 1996-02-07 |
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