JPH0535748U - バツグインボツクスの内袋 - Google Patents
バツグインボツクスの内袋Info
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- JPH0535748U JPH0535748U JP8204391U JP8204391U JPH0535748U JP H0535748 U JPH0535748 U JP H0535748U JP 8204391 U JP8204391 U JP 8204391U JP 8204391 U JP8204391 U JP 8204391U JP H0535748 U JPH0535748 U JP H0535748U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バッグインボックスの内袋を、バリヤー性を
維持しつつ廃棄焼却時における塩素ガスの発生を防止
し、かつ、ピンホールの発生を防止するよう構成する。 【構成】 二軸延伸ポリプロピレンフィルムからなる外
層9と三層の積層フィルムからなるバリヤー層10とポ
リエチレンフィルムからなる内層11の積層体でバッグ
インボックスの内袋2を構成する。その場合、バリヤー
層10を、エチレン−ビニルアルコール共重合体12の
両面に延伸ナイロン13を共押出しにより積層した後、
これを二軸延伸してなる積層フィルムによって構成す
る。
維持しつつ廃棄焼却時における塩素ガスの発生を防止
し、かつ、ピンホールの発生を防止するよう構成する。 【構成】 二軸延伸ポリプロピレンフィルムからなる外
層9と三層の積層フィルムからなるバリヤー層10とポ
リエチレンフィルムからなる内層11の積層体でバッグ
インボックスの内袋2を構成する。その場合、バリヤー
層10を、エチレン−ビニルアルコール共重合体12の
両面に延伸ナイロン13を共押出しにより積層した後、
これを二軸延伸してなる積層フィルムによって構成す
る。
Description
【0001】
本考案はバッグインボックスの内袋に関する。
【0002】
紙製のカートン等からなる外箱の内部に可撓性の内袋を収容するとともに、所 定部に注出口を設けてなるバッグインボックス(BIB)は、例えば特開昭57 −137140号公報や実開昭60−115870号公報に記載されているよう に、従来から良く知られており、例えば清酒用の容器などに利用されている。と ころで、この種のバッグインボックスの内袋は、外箱の紙臭等の内部への侵入を 防ぐためにガスバリヤー性が必要とされることから、従来、ポリ塩化ビニリデン コート(PVDCコートもしくはKコート)延伸ナイロン(KON)をバリヤー 層として用い、例えば二軸延伸ポリプロピレン(OPP)/KON/ポリエチレ ン(PE)なる層構成の積層フィルムにより構成するのが一般的である。
【0003】
しかしながら、上記従来の内袋の層構成では、ポリ塩化ビニリデン(PVDC )を含有しているために廃棄焼却時に塩素ガスが発生し、環境に悪影響を及ぼす という問題があった。そこで、このような問題を解消するために、基材フィルム としてバリヤー性が良好でかつ焼却時に塩素ガスの発生しない例えばエチレン− ビニルアルコール共重合体(EVOH)のような素材を用い、このような素材に 耐ピンホール性付与層である延伸ナイロン(ON)を積層することによってバリ ヤー層を形成することが考えられるが、これらを単に積層したのでは、バリヤー 層の厚みがかなり厚くなってしまって、この内袋を外箱内に収容した際に縁部の 折曲部分にピンホールが発生し中身の液体が漏れ出てしまうという不具合が発生 する。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、バリヤー性を維持しつつ 廃棄焼却時における塩素ガスの発生を防止することができるとともに、ピンホー ルの発生を防止することのできるバッグインボックスの内袋を提供することを目 的とする。
【0005】
本考案に係るバッグインボックスの内袋は、第1に、外層を二軸延伸ポリプロ ピレンフィルムとし、中間層をナイロン,エチレン−ビニルアルコール共重合体 ,ナイロンからなる共押出し二軸延伸フィルムとし、内層をポリオレフィンフィ ルムとした層構成の積層体を用いたことを特徴とする。
【0006】 また、第2に、外層を二軸延伸ポリプロピレンフィルムとし、中間層をエチレ ン−ビニルアルコール共重合体とナイロンからなる共押出し二軸延伸フィルムと し、内層をポリオレフィンフィルムとした層構成の積層体を用いたことを特徴と する。
【0007】
本考案においては、内袋を構成する積層体の中間層(バリヤー層)として、ナ イロンとエチレン−ビニルアルコール共重合体の多層共押出しフィルムを二軸延 伸してなるフィルムが用いられていることによって、バリヤー性を維持しつつ廃 棄焼却時の塩素ガスの発生を防ぐことができ、また、上記中間層を共押出しによ って15μ程度に薄く形成することができるので耐ピンホール性も良好となる。
【0008】
以下、実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は本考案の一実施例に係るバッグインボックスの内袋の平面図、図2は同 内袋の層構成図、図3は同実施例に係るバッグインボックスの外箱を内袋の接着 状態で示す展開図、図4は同実施例に係るバッグインボックスの斜視図である。
【0010】 この実施例において、バッグインボックス1の内袋2は、図1に示すように、 略長方形であって、その両端縁および両側縁にそれぞれヒートシール部3,3; 4,4を有するとともに、頂部側端縁のヒートシール部3と両側縁のヒートシー ル部4,4との間に斜めのヒートシール部5,5を有している。また、この斜め のヒートシール部5,5の外側に形成された三角形部分には、側縁のヒートシー ル部4,4側から切り込み6,6が設けられている。この切り込み6,6は製造 時に当該内袋2を吊持するために利用される。また、内袋2の一側の表面には頂 部寄りに位置して円形の孔7が形成され、この孔7には内壁側からフランジ付き の注出口8が接合されている。
【0011】 上記内袋2の層構成は図2に示すとおりであって、二軸延伸ポリプロピレン( OPP)フィルムで構成された外層9と、三層からなる積層フィルムで構成され たバリヤー層(中間層)10と、ポリエチレン(PE)フィルムで構成された内 層11とからなっている。ここで、上記バリヤー層10は、ガスバリヤー性付与 層としてのエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH,商品名;クラレ( 株)製「エバール」)12の両面に耐ピンホール性付与層としての延伸ナイロン (ON)13を共押出しにより積層した後、これを二軸延伸してなる積層フィル ムで構成されており、例えば住友ベークライト(株)製の「スミライトCLO」 を用いるのが好適である。
【0012】 一方、上記内袋2を収容する外箱14は、図3に示すようなブランク板14′ を組み立ててなるものであって、該ブランク板14′は、折曲線を介して互いに 連設された第1,第2,第3,第4の側板部15,16,17,18と、第1の 側板部15の側部に折曲線を介して連設された糊代片19を有し、また、上記各 側板部15〜18の上下に折曲線を介してそれぞれ連設された第1,第2,第3 ,第4の各頂部フラップ20,21,22,23および第1,第2,第3,第4 の各底部フラップ24,25,26,27を有している。上記第2の頂部フラッ プ21は、折曲線によって上下二つのフラップ部分21a,21bに分割されて おり、側板部16側のフラップ部分21aの略中央部に上記内袋2の注出口8を 挿通するための孔28が形成されている。また、この側板部16側のフラップ部 分21aの両側には折曲線を介して側タブ29,29がそれぞれ設けられている 。
【0013】 このようなブランク板14′の内壁面(図3で示された面)には、図3で二点 鎖線で示すように内袋2が添設されて、その注出口8が孔28内に挿通される。 そして、該内袋2は、その両側縁の部分が第1の側板部15と第1の底部フラッ プ24に対し、また、第3の側板部17と第3の底部フラップ26に対してそれ ぞれの接着部30,30により接着され、また、その中央部分が第2の側板部1 6と第2の頂部フラップ21の側板部16側フラップ部分21aに対し、それぞ れ2カ所の接着部31,31により接着される。
【0014】 こうして内袋2が接合されたブランク板14′を箱形容器に組み立てるには、 まず、図3に示された面を内面側にして、該ブランク板14′を各側板部15〜 18および糊代片19間の各折曲線に沿って折り込み、糊代片19を第4の側板 部18の内壁に貼着する。次いで、容器頂部に相当する部分の折り曲げを行い、 第1の頂部フラップ20および第3の頂部フラップ22の表面に糊付けして、こ れら各頂部フラップ20,22の表面と第4の頂部フラップ23の裏面とを重畳 ,接着し、さらに、第4の頂部フラップ23の表面に糊付けしてその表面と第2 の頂部フラップ21の反側板部16側のフラップ部分21bの裏面とを重畳,接 着し、それによって外箱14の頂部を形成する。
【0015】 次に、注出口8に空気吹き出しヘッドを嵌め込み圧縮空気を内袋2内に吹き入 れて該内袋2を膨らませた後、第2の底部フラップ25および第4の底部フラッ プ27の表面に糊付けして、これら各底部フラップ25,27の表面と第1の底 部フラップ24の裏面とを重畳,接着し、さらに、第1の底部フラップ24の表 面に糊付けして該表面と第3の底部フラップ26の裏面とを重畳,接着し、それ によって外箱14の底部を形成する。
【0016】 そして、最後に注出口8にキャップ32を取り付けて図4に示すようなバッグ インボックス1とする。
【0017】 この実施例のバッグインボックス1の内袋2によれば、バリヤー層10として 、エチレン−ビニルアルコール共重合体12の両面に延伸ナイロン13を共押出 しにより積層し、これを二軸延伸してなるフィルムが用いられていることによっ て、廃棄焼却時に塩素ガスの発生を防止することができ、また、素材のエチレン −ビニルアルコール共重合体12および延伸ナイロン13の厚みがそれぞれ15 μ程度あっても、バリヤー性を保持したまま積層,延伸後の厚みを15μ程度に 抑えることができるので、内袋2を薄く形成できて耐ピンホール性が良好となる 。
【0018】 なお、上記実施例の内袋の層構成において、内層であるポリエチレンフィルム の内側にさらにポリエチレンフィルム層を設けて、内袋を二重袋の構成にするこ ともできる。このようにすると、内袋が大きな袋であっても内容物の漏れを確実 に防止することができる。
【0019】 また、上記実施例では、内袋のバリヤー層をON/EVOH/ONの積層構成 としたが、この積層構成は、ON/EVOHの二層構成の積層フィルムとするこ ともできる。なお、その場合にも、該積層フィルムは、EVOHの片面にONを 共押出しにより積層して二軸延伸するものとする。このようなフィルムとしては 、例えばグンゼ(株)製の「FRESH WRAP Hタイプ」が挙げられる。 また、上記ON/EVOH/ONの積層構成において、最外層のONの外側に蒸 着フィルム層を設けるような実施例も可能である。
【0020】 また、上記実施例の内袋の内層としては、ポリエチレンフィルム以外に、例え ばポリプロピレン(PP)フィルムやエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA) フィルム等の他のポリオレフィンフィルムを用いることができる。
【0021】
本考案は以上のように構成されているので、バリヤー性を維持しつつ廃棄焼却 時に塩素ガスの発生を防いで環境を保全することができ、しかも、耐ピンホール 性の良好なバッグインボックスの内袋が得られる。
【図1】本考案の一実施例に係るバッグインボックスの
内袋の平面図
内袋の平面図
【図2】同実施例に係るバッグインボックスの内袋の層
構成図
構成図
【図3】同実施例に係るバッグインボックスの外箱を内
袋の接着状態で示す展開図
袋の接着状態で示す展開図
【図4】同実施例に係るバッグインボックスの斜視図
1 バッグインボックス 2 内袋 9 外層 10 バリヤー層 11 内層 12 エチレン−ビニルアルコール共重合体 13 延伸ナイロン
Claims (2)
- 【請求項1】 外層を二軸延伸ポリプロピレンフィルム
とし、中間層をナイロン,エチレン−ビニルアルコール
共重合体,ナイロンからなる共押出し二軸延伸フィルム
とし、内層をポリオレフィンフィルムとした層構成の積
層体を用いたことを特徴とするバッグインボックスの内
袋。 - 【請求項2】 外層を二軸延伸ポリプロピレンフィルム
とし、中間層をエチレン−ビニルアルコール共重合体と
ナイロンからなる共押出し二軸延伸フィルムとし、内層
をポリオレフィンフィルムとした層構成の積層体を用い
たことを特徴とするバッグインボックスの内袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991082043U JP2594605Y2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | バッグインボックスの内袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991082043U JP2594605Y2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | バッグインボックスの内袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0535748U true JPH0535748U (ja) | 1993-05-14 |
| JP2594605Y2 JP2594605Y2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=13763494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991082043U Expired - Lifetime JP2594605Y2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | バッグインボックスの内袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2594605Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55131946U (ja) * | 1979-03-12 | 1980-09-18 | ||
| JPS6327320U (ja) * | 1986-08-07 | 1988-02-23 |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP1991082043U patent/JP2594605Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55131946U (ja) * | 1979-03-12 | 1980-09-18 | ||
| JPS6327320U (ja) * | 1986-08-07 | 1988-02-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2594605Y2 (ja) | 1999-05-10 |
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