JPH0535781B2 - - Google Patents
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- JPH0535781B2 JPH0535781B2 JP18015985A JP18015985A JPH0535781B2 JP H0535781 B2 JPH0535781 B2 JP H0535781B2 JP 18015985 A JP18015985 A JP 18015985A JP 18015985 A JP18015985 A JP 18015985A JP H0535781 B2 JPH0535781 B2 JP H0535781B2
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- hydraulic pressure
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Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両用の自動変速機に利用され得る
もので、特に、その変速シヨツクの軽減を目的と
した自動変速機の改良提案に関するものである。
もので、特に、その変速シヨツクの軽減を目的と
した自動変速機の改良提案に関するものである。
(従来の技術)
従来の自動変速機の変速シヨツク軽減装置とし
ては、例えば、特開昭52−106064号公報や特開昭
53−85264号公報に記載されれものがある。
ては、例えば、特開昭52−106064号公報や特開昭
53−85264号公報に記載されれものがある。
上記従来装置は、自動変速機の出力軸トルクを
トルクセンサで検出し、予め設定されたトルク変
化に沿つて出力軸トルクが変化するように、上記
出力軸トルクの検出信号をフイードバツクしなが
ら、変速用の流体圧式摩擦要素の作動液圧を制御
することで、変速シヨツクを軽減しようとするも
のである。
トルクセンサで検出し、予め設定されたトルク変
化に沿つて出力軸トルクが変化するように、上記
出力軸トルクの検出信号をフイードバツクしなが
ら、変速用の流体圧式摩擦要素の作動液圧を制御
することで、変速シヨツクを軽減しようとするも
のである。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記従来装置では、自動変速機
の出力軸トルクをトルクセンサで検出して、この
検出信号をフイードバツクしつつ、実際の出力軸
トルクの変化が、予め設定されたトルク変化に沿
うようにリアルタイム制御を行う構成であるた
め、当該制御をマイクロコンピユータ等のデイジ
タル演算回路を用いて行おうとすると、高速な演
算が可能な高価なものが必要となる。
の出力軸トルクをトルクセンサで検出して、この
検出信号をフイードバツクしつつ、実際の出力軸
トルクの変化が、予め設定されたトルク変化に沿
うようにリアルタイム制御を行う構成であるた
め、当該制御をマイクロコンピユータ等のデイジ
タル演算回路を用いて行おうとすると、高速な演
算が可能な高価なものが必要となる。
また、上記のようなリアルタイム制御のため、
トルクセンサ出力にノイズ等の誤差成分が混入す
ると、即座に制御精度が低下することになり、こ
れを防止するには、精度の良いトルクセンサ、す
なわち、高価なトルクセンサが必要になる。
トルクセンサ出力にノイズ等の誤差成分が混入す
ると、即座に制御精度が低下することになり、こ
れを防止するには、精度の良いトルクセンサ、す
なわち、高価なトルクセンサが必要になる。
本発明は、変速中における変速機出力トルクの
トルク波形から、摩擦要素の作動液圧が変速シヨ
ツク軽減上適切だつたか否かを判別し、この判別
結果を次回の変速時における摩擦要素の作動液圧
決定資料とする制御方式を採用することで、従来
のリアルタイム制御において生じていた上記問題
の解消を図ることを目的とする。
トルク波形から、摩擦要素の作動液圧が変速シヨ
ツク軽減上適切だつたか否かを判別し、この判別
結果を次回の変速時における摩擦要素の作動液圧
決定資料とする制御方式を採用することで、従来
のリアルタイム制御において生じていた上記問題
の解消を図ることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
この目的のため本発明の変速シヨツク軽減装置
は、第1図に概念を示す如く、 複数の摩擦要素を選択的に液圧作動させること
により対応変速段への変速を行い、該変速中にお
ける摩擦要素の作動液圧を、変速の種類毎の予定
液圧値に制御する液圧制御手段を具えた自動変速
機において、 自動変速機の出力トルクを検出する出力トルク
検出手段10と、 前記変速中を検知する変速検知手段70と、 これら手段から信号を入力されて、変速中にお
ける変速機出力トルクのトルク波形を認識するト
ルク波形認識手段72と、 該手段で認定したトルク波形を基準波形と比較
して、摩擦要素の作動液圧が適切であつたか否か
を判別する作動液圧良否判別手段91と、 該手段により摩擦要素の作動液圧が不適切と判
別される時、その不適切が解消されるよう、対応
する変速の種類の前記予定液圧値を増減する予定
液圧値変更手段94とを設けた構成にする。
は、第1図に概念を示す如く、 複数の摩擦要素を選択的に液圧作動させること
により対応変速段への変速を行い、該変速中にお
ける摩擦要素の作動液圧を、変速の種類毎の予定
液圧値に制御する液圧制御手段を具えた自動変速
機において、 自動変速機の出力トルクを検出する出力トルク
検出手段10と、 前記変速中を検知する変速検知手段70と、 これら手段から信号を入力されて、変速中にお
ける変速機出力トルクのトルク波形を認識するト
ルク波形認識手段72と、 該手段で認定したトルク波形を基準波形と比較
して、摩擦要素の作動液圧が適切であつたか否か
を判別する作動液圧良否判別手段91と、 該手段により摩擦要素の作動液圧が不適切と判
別される時、その不適切が解消されるよう、対応
する変速の種類の前記予定液圧値を増減する予定
液圧値変更手段94とを設けた構成にする。
以上の構成によれば、装置が正常に機能する限
りにおいて、所定の変速シヨツク軽減作用を生起
する。しかして、自動変速機の圧力源圧力が一時
的にせよ圧力変動して異常低下を生じたり、変速
制御液圧回路に空気が混入して一時的にせよ圧力
源圧力が異常低下を生ずると、摩擦要素の作動液
圧も異常低下して、変速の終了値に大きな変速シ
ヨツクが生ずるのを免れない。
りにおいて、所定の変速シヨツク軽減作用を生起
する。しかして、自動変速機の圧力源圧力が一時
的にせよ圧力変動して異常低下を生じたり、変速
制御液圧回路に空気が混入して一時的にせよ圧力
源圧力が異常低下を生ずると、摩擦要素の作動液
圧も異常低下して、変速の終了値に大きな変速シ
ヨツクが生ずるのを免れない。
本発明は、この問題をも合わせて解消すること
を目的とするもので、これがため本発明は、上記
に付加して 前記変速の指令瞬時から摩擦要素が実際に締結
し始めるまでの応答遅れを計測するギヤツプ時間
計測手段76と、 該手段で計測した応答遅れを基準値と比較し
て、この基準値より長い時、摩擦要素の該締結開
始瞬時から変速が終了するまでの間、摩擦要素の
作動液圧を前記予定液圧値より高くするよう前記
液圧制御手段に指令する作動液圧修正手段81と
を設けたものである。
を目的とするもので、これがため本発明は、上記
に付加して 前記変速の指令瞬時から摩擦要素が実際に締結
し始めるまでの応答遅れを計測するギヤツプ時間
計測手段76と、 該手段で計測した応答遅れを基準値と比較し
て、この基準値より長い時、摩擦要素の該締結開
始瞬時から変速が終了するまでの間、摩擦要素の
作動液圧を前記予定液圧値より高くするよう前記
液圧制御手段に指令する作動液圧修正手段81と
を設けたものである。
(作用)
液圧制御手段が変速に際し摩擦要素の作動液圧
を、変速の種類毎の予定液圧値に制御し、この制
御された作動液圧で複数の摩擦要素を選択的に作
動されることにより、自動変速機は対応変速段へ
の変速を行う。
を、変速の種類毎の予定液圧値に制御し、この制
御された作動液圧で複数の摩擦要素を選択的に作
動されることにより、自動変速機は対応変速段へ
の変速を行う。
一方、変速検知手段はこの変速中を検知し、出
力トルク検出手段は自動変速機の出力トルクを検
出し、これら手段からの信号を入力されてトルク
波形認識手段は、変速中における変速機出力トル
クのトルク波形を認識する。作動液圧良否判別手
段は、トルク波形認識手段で認識したトルク波形
を基準波形と比較して、摩擦要素の作動液圧が適
切であつたか否かを判別し、該手段により摩擦要
素の作動液圧が不適切と判別される時、予定液圧
値変更手段は、この不適切が解消されるよう、対
応する変速の種類の予定液圧値を増減する。
力トルク検出手段は自動変速機の出力トルクを検
出し、これら手段からの信号を入力されてトルク
波形認識手段は、変速中における変速機出力トル
クのトルク波形を認識する。作動液圧良否判別手
段は、トルク波形認識手段で認識したトルク波形
を基準波形と比較して、摩擦要素の作動液圧が適
切であつたか否かを判別し、該手段により摩擦要
素の作動液圧が不適切と判別される時、予定液圧
値変更手段は、この不適切が解消されるよう、対
応する変速の種類の予定液圧値を増減する。
よつて、次回の同種の変速に当たつては、この
変更された予定液圧値になるよう摩擦要素の作動
液圧が制御されることとなり、これを変速シヨツ
クが軽減されるよう制御することができる。とこ
ろで、このように前回における変速機出力トルク
のトルク波形から摩擦要素作動液圧の良否を判別
して、次回の変速時における摩擦要素の作動液圧
を決定する本発明の構成によれば、高速の演算は
一切不要で、安価な演算回路を用いることが可能
となつて、装置の低廉化を図ることができ、リア
ルタイム制御方式を採用していた従来装置の前記
問題を解消し得る。
変更された予定液圧値になるよう摩擦要素の作動
液圧が制御されることとなり、これを変速シヨツ
クが軽減されるよう制御することができる。とこ
ろで、このように前回における変速機出力トルク
のトルク波形から摩擦要素作動液圧の良否を判別
して、次回の変速時における摩擦要素の作動液圧
を決定する本発明の構成によれば、高速の演算は
一切不要で、安価な演算回路を用いることが可能
となつて、装置の低廉化を図ることができ、リア
ルタイム制御方式を採用していた従来装置の前記
問題を解消し得る。
また本発明によれば、トルク波形のパターン認
識によつて摩擦要素作動液圧の良否を判別するも
のであるが故に、出力トルク検出手段にノイズ等
の誤差成分が一瞬混入しても、これが即座に制御
精度を悪化させることにはならず、制御精度を高
く保ち得ると共に、トルク検出手段自体も安価な
ものでよく、この点でも装置の更なる低廉化を図
ることができる。
識によつて摩擦要素作動液圧の良否を判別するも
のであるが故に、出力トルク検出手段にノイズ等
の誤差成分が一瞬混入しても、これが即座に制御
精度を悪化させることにはならず、制御精度を高
く保ち得ると共に、トルク検出手段自体も安価な
ものでよく、この点でも装置の更なる低廉化を図
ることができる。
ところで、上記装置による変速シヨツク軽減作
用は、自動変速機の圧力源圧力が一時的にせよ圧
力変動して異常低下を生じたり、変速制御液圧回
路に空気が混入しても一時的にせよ圧力源圧力が
異常低下を生ずると、摩擦要素の作動液圧も異常
低下するために、奏し得られなくなり、変速の終
了直前に大きな変速シヨツクが生ずる。
用は、自動変速機の圧力源圧力が一時的にせよ圧
力変動して異常低下を生じたり、変速制御液圧回
路に空気が混入しても一時的にせよ圧力源圧力が
異常低下を生ずると、摩擦要素の作動液圧も異常
低下するために、奏し得られなくなり、変速の終
了直前に大きな変速シヨツクが生ずる。
この場合本発明においては、以下の作用により
この問題を解消することができる。即ち、この場
合、ギヤツプ時間計測手段によつて計測される変
速指令から摩擦要素締結開始までの所謂応答遅れ
時間が異常に長くなる。作動液圧修正手段は、こ
の応答遅れを基準値と比較し、応答遅れが基準値
より長い時をもつて上記の異常を検知する。そし
てこの異常時、作動液圧修正手段は摩擦要素の当
該締結開始瞬時から変速終了までの間、摩擦要素
の作動液圧を上記予定液圧値より高くするよう前
記液圧制御手段に指令する。よつて、上記の異常
で圧力源圧力が異常低下しても、摩擦要素の締結
が開始された時から変速終了までの間、摩擦要素
の作動液圧が異常低下するようなことがなくな
り、当該異常時も所定の変速シヨツク軽減作用を
保証することができる。
この問題を解消することができる。即ち、この場
合、ギヤツプ時間計測手段によつて計測される変
速指令から摩擦要素締結開始までの所謂応答遅れ
時間が異常に長くなる。作動液圧修正手段は、こ
の応答遅れを基準値と比較し、応答遅れが基準値
より長い時をもつて上記の異常を検知する。そし
てこの異常時、作動液圧修正手段は摩擦要素の当
該締結開始瞬時から変速終了までの間、摩擦要素
の作動液圧を上記予定液圧値より高くするよう前
記液圧制御手段に指令する。よつて、上記の異常
で圧力源圧力が異常低下しても、摩擦要素の締結
が開始された時から変速終了までの間、摩擦要素
の作動液圧が異常低下するようなことがなくな
り、当該異常時も所定の変速シヨツク軽減作用を
保証することができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
明する。
本発明の一実施例の構成を第2図に示す。
制御回路20は、マイクロコンピユータあるい
は他のデイジタル回路を用いて構成されるデイジ
タル演算回路を中心に構成されている。図中で
は、制御機能を分かり易くするために、一部機能
ブロツクにて図示してある。
は他のデイジタル回路を用いて構成されるデイジ
タル演算回路を中心に構成されている。図中で
は、制御機能を分かり易くするために、一部機能
ブロツクにて図示してある。
制御回路20へ入力される情報は、トルクセン
サ(出力トルク検出手段)10で検出される自動
変速機(図示略)出力軸トルクTOUTと、スロツ
トル開度センサ11で検出されるスロツトル開度
STH、および出力軸回転数センサ12で検出され
る自動変速機の出力軸の回転数NOUTである。
サ(出力トルク検出手段)10で検出される自動
変速機(図示略)出力軸トルクTOUTと、スロツ
トル開度センサ11で検出されるスロツトル開度
STH、および出力軸回転数センサ12で検出され
る自動変速機の出力軸の回転数NOUTである。
トルクセンサ10は、周知の磁歪型トルクセン
サ(前述した公報に記載されているものと同様の
もの)であり、出力信号がアナログ信号であるた
め、制御回路20内でA/D変換器30によりデ
イジタル信号に変換される。スロツトル開度セン
サ11および出力軸回転数センサ12は、出力信
号がデイジタル信号である。
サ(前述した公報に記載されているものと同様の
もの)であり、出力信号がアナログ信号であるた
め、制御回路20内でA/D変換器30によりデ
イジタル信号に変換される。スロツトル開度セン
サ11および出力軸回転数センサ12は、出力信
号がデイジタル信号である。
制御回路20から出力される出力信号は、自動
変速機の変速機構を構成する流体圧式摩擦要素の
流体圧を制御する圧力制御弁40の駆動信号であ
る。
変速機の変速機構を構成する流体圧式摩擦要素の
流体圧を制御する圧力制御弁40の駆動信号であ
る。
圧力制御弁40は、第3図に示すように、スプ
ールバルブ51とソレノイドバルブ52とで構成
されており、入力油路55へ供給される供給圧力
PL(オイルポンプからの出力圧である)を固定オ
リフイス53とソレノイドバルブ52によつて開
度調節される可変オリフイス54により制御圧
PCとしてスプールバルブ51に与えることで、
スプール51Sの変位量が調整されて、結果とし
て、出力油路56からの出力圧PSが調整される。
出力油路56は、前記流体圧式摩擦要素の作動油
供給路に接続されている。
ールバルブ51とソレノイドバルブ52とで構成
されており、入力油路55へ供給される供給圧力
PL(オイルポンプからの出力圧である)を固定オ
リフイス53とソレノイドバルブ52によつて開
度調節される可変オリフイス54により制御圧
PCとしてスプールバルブ51に与えることで、
スプール51Sの変位量が調整されて、結果とし
て、出力油路56からの出力圧PSが調整される。
出力油路56は、前記流体圧式摩擦要素の作動油
供給路に接続されている。
そして、上記制御回路20から、圧力制御弁4
0に与えられる駆動信号Iは、上記ソレノイドバ
ルブ52の励磁電流であり、この駆動信号Iは、
制御回路20内のPWM回路(パルス幅変調回
路)31から出力されるパルス幅変調された電流
信号である。
0に与えられる駆動信号Iは、上記ソレノイドバ
ルブ52の励磁電流であり、この駆動信号Iは、
制御回路20内のPWM回路(パルス幅変調回
路)31から出力されるパルス幅変調された電流
信号である。
すなわち、上記駆動信号IのON・OFFデユー
テイ比をPWM回路31により変化させること
で、ソレノイドバルブ52のスプール52Sの変
位量が変化され、可変オリフイス54の開度調整
が行われる。これにより、出力圧PSの調整がなさ
れることになる。
テイ比をPWM回路31により変化させること
で、ソレノイドバルブ52のスプール52Sの変
位量が変化され、可変オリフイス54の開度調整
が行われる。これにより、出力圧PSの調整がなさ
れることになる。
制御回路20は、上記各入力情報TOUT,STH,
NOUTに基づいて、前記変速用の流体圧式摩擦要
素に与える油圧を決定し、変速シヨツクを軽減さ
せる制御を行うもので、その構成を機能的に示す
と、第2図に示すような機能部21〜28で構成
されるものになる。
NOUTに基づいて、前記変速用の流体圧式摩擦要
素に与える油圧を決定し、変速シヨツクを軽減さ
せる制御を行うもので、その構成を機能的に示す
と、第2図に示すような機能部21〜28で構成
されるものになる。
変速点決定部21は、スロツト開度STHと出力
軸回転数NOUTに基づいて、自動変速機のギヤ位
置を決定する。
軸回転数NOUTに基づいて、自動変速機のギヤ位
置を決定する。
圧力決定部22は、変速点決定部21によつて
ギヤ位置が決定されたとき、そのギヤ位置の変
化、すなわち変速がなされた時を知識して、この
変速時における流体圧式摩擦要素への供給圧の時
間変化を予め設定する(この設定された供給圧の
時間変化を「基準圧力変化」とする)。
ギヤ位置が決定されたとき、そのギヤ位置の変
化、すなわち変速がなされた時を知識して、この
変速時における流体圧式摩擦要素への供給圧の時
間変化を予め設定する(この設定された供給圧の
時間変化を「基準圧力変化」とする)。
波形認識部25は、変速時における出力軸トル
クTOUTの変動波形のうち、複数の予め定めた特
異点を認識し、これらの特異点の発生時期と、そ
のときの出力軸トルクTOUTを検出する。
クTOUTの変動波形のうち、複数の予め定めた特
異点を認識し、これらの特異点の発生時期と、そ
のときの出力軸トルクTOUTを検出する。
良否判定部26は、波形認識部25で検出した
特異点の出力軸トルクTOUTに基づいて、変速動
作が、運転者に不快感を与えるような大きなトル
ク変動を生じていないか否かを判別する。
特異点の出力軸トルクTOUTに基づいて、変速動
作が、運転者に不快感を与えるような大きなトル
ク変動を生じていないか否かを判別する。
記憶部27は、メモリであり、変速の種類およ
び運転条件と、前期良否判定部26の判別結果と
に応じて、摩擦要素の圧力の修正量および摩擦要
素の耐摩耗性を考慮した変速に要する時間の許容
量(以下「許容変速所要時間」と言う)が求まる
ように、予め設定されたデータがデータテーブル
として格納されている。
び運転条件と、前期良否判定部26の判別結果と
に応じて、摩擦要素の圧力の修正量および摩擦要
素の耐摩耗性を考慮した変速に要する時間の許容
量(以下「許容変速所要時間」と言う)が求まる
ように、予め設定されたデータがデータテーブル
として格納されている。
圧力変化修正部23は、圧力決定部22で決定
された基準圧力変化と、上記圧力修正量から、変
速時に摩擦要素に作用させる圧力変化を決定す
る。
された基準圧力変化と、上記圧力修正量から、変
速時に摩擦要素に作用させる圧力変化を決定す
る。
ギヤツプ時間計測部24は、変速点決定部21
で変速ギヤ位置の決定がなされて変速の指令が発
生した時点(これを「変速開始時点t0」とする)
から、摩擦要素の締結開始時点までのギヤツプ時
間tgを計測する。
で変速ギヤ位置の決定がなされて変速の指令が発
生した時点(これを「変速開始時点t0」とする)
から、摩擦要素の締結開始時点までのギヤツプ時
間tgを計測する。
制御圧力補正部29は、上記ギヤツプ時間tgの
長さに応じて、上記摩擦要素に供給する流体圧
を、上記摩擦要素の締結開始時点から以降におい
て、適正値に補正する。
長さに応じて、上記摩擦要素に供給する流体圧
を、上記摩擦要素の締結開始時点から以降におい
て、適正値に補正する。
次に、第4図〜第6図は、上記制御回路20を
マイクロコンピユータを用いて構成した場合に、
この制御回路20で実行される処理を示すフロー
チヤートである。第4図〜第6図に示す処理は、
一連の処理であり、所定時間毎に繰返し実行され
る。
マイクロコンピユータを用いて構成した場合に、
この制御回路20で実行される処理を示すフロー
チヤートである。第4図〜第6図に示す処理は、
一連の処理であり、所定時間毎に繰返し実行され
る。
第4図のステツプ61の処理では、スロツトル開
度STHと出力軸回転数NOUTの各入力データが読込
まれる。
度STHと出力軸回転数NOUTの各入力データが読込
まれる。
ステツプ62では、制御モード判別用のフラグF
の内容を判別して、以後どのルーチンへ進むかを
決定する。このフラグFは、2ビツトデータで設
定され、「00」の時には、「変速せず」、「01」の時
は「変速中」、「10」の時は「変速動作良否判定
中」であることを示す。なお、イグニツシヨンス
イツチが投入されたときには、フラグF「00」に
リセツトされる。
の内容を判別して、以後どのルーチンへ進むかを
決定する。このフラグFは、2ビツトデータで設
定され、「00」の時には、「変速せず」、「01」の時
は「変速中」、「10」の時は「変速動作良否判定
中」であることを示す。なお、イグニツシヨンス
イツチが投入されたときには、フラグF「00」に
リセツトされる。
ステツプ62の判別の結果、フラグF=00であつ
たとすると、次に、ステツプ63の処理により、運
転条件の判定が行われ、ステツプ64の処理によ
り、予めメモリに記憶されている変速線図に基づ
いて、上記運転条件(スロツトル開度STHと出力
軸回転数NOUTで決定される)が、変速を必要と
する変速点を越えたか否かを判別する。
たとすると、次に、ステツプ63の処理により、運
転条件の判定が行われ、ステツプ64の処理によ
り、予めメモリに記憶されている変速線図に基づ
いて、上記運転条件(スロツトル開度STHと出力
軸回転数NOUTで決定される)が、変速を必要と
する変速点を越えたか否かを判別する。
ここで、運転条件が変速を必要とする状態にな
ければ、何も制御することなくルーチンを終了す
る。他方、変速を必要とする場合には、ステツプ
66〜68の処理が実行される。
ければ、何も制御することなくルーチンを終了す
る。他方、変速を必要とする場合には、ステツプ
66〜68の処理が実行される。
ステツプ66では、メモリに格納されている圧力
データのデータテーブルのルツクアツプ処理によ
り、変速時に、変速用の流体圧式摩擦要素へ与え
る流体圧のテータ(これを「圧力データPA」と
する)を求める。
データのデータテーブルのルツクアツプ処理によ
り、変速時に、変速用の流体圧式摩擦要素へ与え
る流体圧のテータ(これを「圧力データPA」と
する)を求める。
上記圧力データのデータテーブル(以下「圧力
データテーブル」と言う)は、変速の種類(例え
ば、「1速→2速のシフト」や「2速→3速のシ
フト」等と、運転条件(スロツトル開度STHと出
力軸回転数NOUTや車速等)に応じて複数の場合
分けが行われており、各々の条件下での要求圧力
データか格納されている。
データテーブル」と言う)は、変速の種類(例え
ば、「1速→2速のシフト」や「2速→3速のシ
フト」等と、運転条件(スロツトル開度STHと出
力軸回転数NOUTや車速等)に応じて複数の場合
分けが行われており、各々の条件下での要求圧力
データか格納されている。
次のステツプ67では、メモリに格納されている
修正量データのテーブルのルツクアツプ処理によ
り、上記ステツプ66で求めた圧力データPAの修
正量ΔP(1回の修正量である)を求め、この修正
量によつて上記圧力データを修正する。
修正量データのテーブルのルツクアツプ処理によ
り、上記ステツプ66で求めた圧力データPAの修
正量ΔP(1回の修正量である)を求め、この修正
量によつて上記圧力データを修正する。
上記修正量データのデータテーブル(以下「修
正量データテーブル」と言う)は、上記圧力デー
タテーブルと対応させて、変速の種類と運転条件
に応じて分けられた、異なる条件下での修正量デ
ータΔPが格納されている。
正量データテーブル」と言う)は、上記圧力デー
タテーブルと対応させて、変速の種類と運転条件
に応じて分けられた、異なる条件下での修正量デ
ータΔPが格納されている。
ステツプ68は、上記ステツプ65で「変速を要
す」の判定がなされたことから、以後、変速動作
を行うために、フラグFを「01」として「変速
中」である旨を記憶する。
す」の判定がなされたことから、以後、変速動作
を行うために、フラグFを「01」として「変速
中」である旨を記憶する。
上記の如く、フラグF=01にセツトされると、
第5図のステツプ70で行われるフラグFの内容の
判別結果により変速中が検知され(変速検知手段
に相当)、次に、ステツプ71の処理が実行され、
前記A/D変換器30を起動させて、出力軸トル
クTOUTのデータの読込みを行う。
第5図のステツプ70で行われるフラグFの内容の
判別結果により変速中が検知され(変速検知手段
に相当)、次に、ステツプ71の処理が実行され、
前記A/D変換器30を起動させて、出力軸トル
クTOUTのデータの読込みを行う。
次のステツプ72の処理では、ステツプ71の処理
によつて出力軸トルクTOUTが読込まれる毎に、
前回の処理で読込まれた出力軸トルクと比較する
ことで、出力軸トルクの変動波形のうち、複数の
予め定めた特異点を認識し、かつ、これらの特異
点の発生時期および、そのときの出力軸トルク値
の変速の種類と運転条件で決められたメモリエリ
ア内に記憶する(トルク波形認識手段に相当)。
によつて出力軸トルクTOUTが読込まれる毎に、
前回の処理で読込まれた出力軸トルクと比較する
ことで、出力軸トルクの変動波形のうち、複数の
予め定めた特異点を認識し、かつ、これらの特異
点の発生時期および、そのときの出力軸トルク値
の変速の種類と運転条件で決められたメモリエリ
ア内に記憶する(トルク波形認識手段に相当)。
ここで認識される特異点のうちのひとつは、第
7図aのA1,A2で示されるような、摩擦要素の
締結開始点である。この締結開始点は、逐次読込
まれる出力軸トルクTOUTの値が所定回数連続し
て減少し、かつ、この間の減少量が所定値以上で
あるという条件の成立により判定する。
7図aのA1,A2で示されるような、摩擦要素の
締結開始点である。この締結開始点は、逐次読込
まれる出力軸トルクTOUTの値が所定回数連続し
て減少し、かつ、この間の減少量が所定値以上で
あるという条件の成立により判定する。
また、上記特異点のうち、他の点は、第7図a
のB1,B2やP1,P2,P3(Gは除く)で示されるよ
うな出力軸トルクTOUTの極大、極小点である。
これらの特異点は、前回の処理で読込んだ出力軸
トルクと今回の処理で読込んだ出力軸トルクとの
大小を比較して、この大小関係が反転したことに
より判断する。
のB1,B2やP1,P2,P3(Gは除く)で示されるよ
うな出力軸トルクTOUTの極大、極小点である。
これらの特異点は、前回の処理で読込んだ出力軸
トルクと今回の処理で読込んだ出力軸トルクとの
大小を比較して、この大小関係が反転したことに
より判断する。
そして、このステツプ72では、上記締結開始点
が認識されたときフラグFAを「01」にセツトす
る。このフラグFAは、上記締結開始点が認識さ
れたこと、すなわち、摩擦要素の締結が開始され
たことを判別するためのフラグである。
が認識されたときフラグFAを「01」にセツトす
る。このフラグFAは、上記締結開始点が認識さ
れたこと、すなわち、摩擦要素の締結が開始され
たことを判別するためのフラグである。
従つて、第7図の時点t0において、ステツプ65
で「変速を要す」の判定がなされたとすると、上
記摩擦要素の締結開始点が検出されるまでは、フ
ラグFA=「00」であるから、ステツプ74の判定は
NOとなり、ステツプ78の処理によつて、上記
ステツプ66、67で求められ、かつ修正された圧力
データ(PA+ΔP)が、圧力指令値Pとして
PWM回路31へ出力される。これにより、摩擦
要素へ圧力指令値Pに等しい流体圧が供給され
る。
で「変速を要す」の判定がなされたとすると、上
記摩擦要素の締結開始点が検出されるまでは、フ
ラグFA=「00」であるから、ステツプ74の判定は
NOとなり、ステツプ78の処理によつて、上記
ステツプ66、67で求められ、かつ修正された圧力
データ(PA+ΔP)が、圧力指令値Pとして
PWM回路31へ出力される。これにより、摩擦
要素へ圧力指令値Pに等しい流体圧が供給され
る。
摩擦要素に流体圧の供給が開始されると、暫く
して摩擦要素の摩擦板の接触が開始する。この時
点が摩擦要素の締結開始時点となる。この締結開
始により、今度は、ステツプ74の判定がYESと
なり、ステツプ75でフラグFAを10として締結開
始の旨を記憶するとともに、ステツプ76でギヤツ
プ時間tgを算出する(ギヤツプ時間計測手段に相
当)。
して摩擦要素の摩擦板の接触が開始する。この時
点が摩擦要素の締結開始時点となる。この締結開
始により、今度は、ステツプ74の判定がYESと
なり、ステツプ75でフラグFAを10として締結開
始の旨を記憶するとともに、ステツプ76でギヤツ
プ時間tgを算出する(ギヤツプ時間計測手段に相
当)。
そして、ステツプ77は、上記ギヤツプ時間tgが
所定の基準値を越えているか否かを判別すること
により、以後の供給圧の補正が必要が否かを判別
する。上記ギヤツプ時間tgが上記基準値以下の状
態であれば、変速動作終了後に大きなトルク変動
(第7図a中の特異点Gに相当する)が生じる恐
れがなく、摩擦要素への供給圧を補正する必要が
ないものと判定する。ギヤツプ時間が基準値を越
えている場合、供給圧が低過ぎるから、ステツプ
81で圧力指令値を高くなるよう補正する(作動液
圧修正手段に相当)。
所定の基準値を越えているか否かを判別すること
により、以後の供給圧の補正が必要が否かを判別
する。上記ギヤツプ時間tgが上記基準値以下の状
態であれば、変速動作終了後に大きなトルク変動
(第7図a中の特異点Gに相当する)が生じる恐
れがなく、摩擦要素への供給圧を補正する必要が
ないものと判定する。ギヤツプ時間が基準値を越
えている場合、供給圧が低過ぎるから、ステツプ
81で圧力指令値を高くなるよう補正する(作動液
圧修正手段に相当)。
ここで、供給圧が高過ぎる場合について補正を
行わなかつた理由は、この瞬時に補正をしても効
果がないからである。
行わなかつた理由は、この瞬時に補正をしても効
果がないからである。
従つて、上記供給圧の補正が不用の場合には、
ステツプ82、83の処理によつて変速動作の終了が
判定させるまで、上記ステツプ66、67で求めら
れ、かつ修正された圧力データ(PA+ΔP)がス
テツプ78で出力され、変速動作が終了すると、ス
テツプ84の処理により、上記圧力データ(PA+
ΔP)に代わつて、摩擦要素が完全締結の状態に
固定されるような圧力データを圧力指令値Pとし
て出力する。すなわち、前記駆動信号Iのデユー
テイ比が100%(ON時間のデイーテイ比で表わ
す)となるような圧力指令値Pを出力する。これ
により、実際の変速動作も終了する。
ステツプ82、83の処理によつて変速動作の終了が
判定させるまで、上記ステツプ66、67で求めら
れ、かつ修正された圧力データ(PA+ΔP)がス
テツプ78で出力され、変速動作が終了すると、ス
テツプ84の処理により、上記圧力データ(PA+
ΔP)に代わつて、摩擦要素が完全締結の状態に
固定されるような圧力データを圧力指令値Pとし
て出力する。すなわち、前記駆動信号Iのデユー
テイ比が100%(ON時間のデイーテイ比で表わ
す)となるような圧力指令値Pを出力する。これ
により、実際の変速動作も終了する。
上記ステツプ83における変速終了の判別処理
は、予めメモリに格納されている許容変速所要時
間データのデータテーブルから、前記運転条件に
対応する許容変速所要時間JCを求め、このJCとス
テツプ82で計測された変速所要時間JKとを比較し
てJK≧JCとなつたか否かにより変速終了を判別す
る。
は、予めメモリに格納されている許容変速所要時
間データのデータテーブルから、前記運転条件に
対応する許容変速所要時間JCを求め、このJCとス
テツプ82で計測された変速所要時間JKとを比較し
てJK≧JCとなつたか否かにより変速終了を判別す
る。
上記変速所要時間JKは、上記摩擦要素の締結開
始時点からの経過時間である。また、上記許容変
速所要時間JCは、摩擦要素の耐摩耗性を考慮し
て、各運転条件毎に設定されたものである。
始時点からの経過時間である。また、上記許容変
速所要時間JCは、摩擦要素の耐摩耗性を考慮し
て、各運転条件毎に設定されたものである。
そして、ステツプ85でフラグF=10して変速動
作終了の旨を記憶し、ステツプ86でフラグFAを
リセツトする。
作終了の旨を記憶し、ステツプ86でフラグFAを
リセツトする。
変速動作が終了すると、フラグF=10であるこ
とから、第6図のステツプ91〜95の処理が行われ
る。
とから、第6図のステツプ91〜95の処理が行われ
る。
ステツプ91では、今回のルーチン処理で行われ
た変速動作が、変速シヨツクを生じない良好に行
われたか否かを判定する(作動液圧良否判別手段
に相当)。
た変速動作が、変速シヨツクを生じない良好に行
われたか否かを判定する(作動液圧良否判別手段
に相当)。
これは、前記ステツプ72で認識された特異点の
うちの最小値(例えば、第7図aのB1点)と最
大値(例えば、第7図aのP1点)との差を求め
てトルク変動幅ΔTとし、このトルク変動幅ΔT
が基準値以下であるときに良好な変速動作が行わ
れたものと判定する。
うちの最小値(例えば、第7図aのB1点)と最
大値(例えば、第7図aのP1点)との差を求め
てトルク変動幅ΔTとし、このトルク変動幅ΔT
が基準値以下であるときに良好な変速動作が行わ
れたものと判定する。
そして、上記トルク変動幅ΔTが基準値よりも
大きく、変速シヨツクを生じてしまつたと判定さ
れたときには、ステツプ93、94の処理により、摩
擦要素への供給圧の修正量ΔPを変更することが
行われる。
大きく、変速シヨツクを生じてしまつたと判定さ
れたときには、ステツプ93、94の処理により、摩
擦要素への供給圧の修正量ΔPを変更することが
行われる。
すなわち、ステツプ93では、上記トルク変動幅
ΔTを減少させるために、次回の同一条件での変
速動作時に発生させる摩擦要素への供給圧を、今
回の供給圧よりも低下させるような圧力修正量
ΔPを求める。
ΔTを減少させるために、次回の同一条件での変
速動作時に発生させる摩擦要素への供給圧を、今
回の供給圧よりも低下させるような圧力修正量
ΔPを求める。
そして、ステツプ94では、上記求めた圧力修正
量ΔPを、ステツプ67で用いられる修正量データ
テーブルの中の、今回の変速動作時における運転
条件および変速の種類に対応した位置にある既存
データの入替える処理が行われる。(予定液圧値
変更手段に相当)。
量ΔPを、ステツプ67で用いられる修正量データ
テーブルの中の、今回の変速動作時における運転
条件および変速の種類に対応した位置にある既存
データの入替える処理が行われる。(予定液圧値
変更手段に相当)。
これにより、次に、今回と同一条件の変速動作
が行われるときには、上記変更された圧力修正量
ΔPを用いて圧力指令値Pが形成されることによ
り、トルク変動幅ΔTが減少し、良好な変速動作
を行わせるように作用する。
が行われるときには、上記変更された圧力修正量
ΔPを用いて圧力指令値Pが形成されることによ
り、トルク変動幅ΔTが減少し、良好な変速動作
を行わせるように作用する。
他方、今回行われた変速動作が良好に行われた
ものと判定された場合には、摩擦要素への供給圧
は適正な値であつたわけであるから、圧力修正量
の変更は行わない。
ものと判定された場合には、摩擦要素への供給圧
は適正な値であつたわけであるから、圧力修正量
の変更は行わない。
そして、ステツプ95では、ルーチン処理が終了
したことから、フラグFをリセツトする処理によ
り、摩擦要素への供給圧の調整が行われる。この
調整動作をより具体的に説明する。
したことから、フラグFをリセツトする処理によ
り、摩擦要素への供給圧の調整が行われる。この
調整動作をより具体的に説明する。
ある変動動作時における出力軸トルクTOUTの
変動パターンが、例えば、第7図aの実線T1の
ようであつとする。
変動パターンが、例えば、第7図aの実線T1の
ようであつとする。
すなわち、時点t0から変速動作が開始し、時点
tA1から摩擦要素の締結動作が開始し、時点t1で変
速動作が終了したものとする。
tA1から摩擦要素の締結動作が開始し、時点t1で変
速動作が終了したものとする。
この場合のギヤツプ時間tgは、(tA1−t0)であ
り、これは基準値以下という条件を満足している
ものとする。従つて、変速動作中は、ステツプ
66、67で求めた圧力データが圧力指令値Pとして
出力される。このときの駆動信号Iのデユーテイ
比が第7図cの中のD1で示す値であつたとし、
これにより供給圧が第7図b中のP1で示す値に
調整されたものとする。
り、これは基準値以下という条件を満足している
ものとする。従つて、変速動作中は、ステツプ
66、67で求めた圧力データが圧力指令値Pとして
出力される。このときの駆動信号Iのデユーテイ
比が第7図cの中のD1で示す値であつたとし、
これにより供給圧が第7図b中のP1で示す値に
調整されたものとする。
この場合、トルク変動幅ΔTは(P1−B1)にな
り、このトルク変動幅が基準値よりも大きかつた
とする。従つて、ステツプ93、94により、圧力修
正量ΔPが変更される。
り、このトルク変動幅が基準値よりも大きかつた
とする。従つて、ステツプ93、94により、圧力修
正量ΔPが変更される。
そして、次に、同一条件の変速動作が行われれ
るときには、上記変更後の圧力修正量ΔPを用い
て圧力指令値Pが決定される。このときの駆動信
号Iのデユーテイ比が第7図cのD2で示す値で
あつたとする。
るときには、上記変更後の圧力修正量ΔPを用い
て圧力指令値Pが決定される。このときの駆動信
号Iのデユーテイ比が第7図cのD2で示す値で
あつたとする。
ここで、動作が正常であれば、上記駆動信号I
(デユーテイ比はD2)によつて生じる摩擦要素の
供給圧は、変速シヨツクを生じさせないような適
正圧に調整されていることになる。
(デユーテイ比はD2)によつて生じる摩擦要素の
供給圧は、変速シヨツクを生じさせないような適
正圧に調整されていることになる。
ところが、流体の圧力源の圧力変動や、流体内
の空気の混入状態によつて、第7図b中の破線
P2で示されるように摩擦要素への供給圧が必要
以上に低下してしまつたする。
の空気の混入状態によつて、第7図b中の破線
P2で示されるように摩擦要素への供給圧が必要
以上に低下してしまつたする。
この場合には、摩擦要素の締結動作が大幅に鈍
くなるため、第7図a中の破線T2で示すように
変速動作終了時点t1までに摩擦要素が完全に締結
されない事態が生じることがある。このため、変
速動作終了時点t1で、ステツプ84の処理により締
結固定圧が発生すると、急激に摩擦要素の完全締
結が行われるために、第7図a中のGで示すよう
な急激なトルク変動が生じ、変速シヨツクが発生
する虞れがある。
くなるため、第7図a中の破線T2で示すように
変速動作終了時点t1までに摩擦要素が完全に締結
されない事態が生じることがある。このため、変
速動作終了時点t1で、ステツプ84の処理により締
結固定圧が発生すると、急激に摩擦要素の完全締
結が行われるために、第7図a中のGで示すよう
な急激なトルク変動が生じ、変速シヨツクが発生
する虞れがある。
そこで、本実施例では、上記Gで示されるよう
な変速終了時後にトルク変動が生じる場合には、
摩擦要素の締結開始時点tA2が変速動作の開始時
点t0から大幅に遅れるため、ギヤツプ時間tg(=
tA2−t0)が基準値を越えることになり、このこと
から、供給圧の異常低下を検知する。
な変速終了時後にトルク変動が生じる場合には、
摩擦要素の締結開始時点tA2が変速動作の開始時
点t0から大幅に遅れるため、ギヤツプ時間tg(=
tA2−t0)が基準値を越えることになり、このこと
から、供給圧の異常低下を検知する。
そして、供給圧の異常低下を検知した時点(す
なわち、締結開始時点tA2)から、ステツプ81に
より、圧力指令値を補正して、供給圧を高める。
このときの補正量は、上記ギヤツプ時間tgの長さ
に応じて決定される。
なわち、締結開始時点tA2)から、ステツプ81に
より、圧力指令値を補正して、供給圧を高める。
このときの補正量は、上記ギヤツプ時間tgの長さ
に応じて決定される。
これにより、第7図b,cに示すように、時点
tA2から、駆動信号Iのデユーテイ比は、D2から
D3へ増加し、供給圧もP2からP3へ上昇する。
tA2から、駆動信号Iのデユーテイ比は、D2から
D3へ増加し、供給圧もP2からP3へ上昇する。
従つて、出力軸トルクTOUTは、第7図a中の
一点鎖線T3で示すようになり、変速終了時点t1ま
でに摩擦要素の完全締決が終了して、以後のトル
ク変動が生じるのを防止することができる。
一点鎖線T3で示すようになり、変速終了時点t1ま
でに摩擦要素の完全締決が終了して、以後のトル
ク変動が生じるのを防止することができる。
(発明の効果)
以上説明したように本発明は、変速中における
変速機出力トルクのトルク波形から、摩擦要素の
作動液圧が変速シヨツク上適正であつたか否かを
判別し、次回の変速時この判別結果を基に作動液
圧を、適正となるよう変更する構成としたから、 変速機出力トルクを検出するフイードバツク
し、これが、予定の値となるよう摩擦要素の作動
圧をリアルタイム制御する従来装置において必要
であつた高速演算は一切不要で、安価な演算回路
を用いることが可能となつて、装置の低廉化を図
ることができる。
変速機出力トルクのトルク波形から、摩擦要素の
作動液圧が変速シヨツク上適正であつたか否かを
判別し、次回の変速時この判別結果を基に作動液
圧を、適正となるよう変更する構成としたから、 変速機出力トルクを検出するフイードバツク
し、これが、予定の値となるよう摩擦要素の作動
圧をリアルタイム制御する従来装置において必要
であつた高速演算は一切不要で、安価な演算回路
を用いることが可能となつて、装置の低廉化を図
ることができる。
またこの発明によれば、トルク波形のパターン
認識によつて摩擦要素作動液圧の良否を判別する
ものであるが故に、出力トルク検出手段にノイズ
等の誤差成分が一瞬混入しても、これが即座に制
御制度を悪化させることにはならず、制御精度を
高く保ち得ると共に、トルク検出手段自体も安価
なものでよく、この点でも装置の更なる低廉化を
図ることができる。
認識によつて摩擦要素作動液圧の良否を判別する
ものであるが故に、出力トルク検出手段にノイズ
等の誤差成分が一瞬混入しても、これが即座に制
御制度を悪化させることにはならず、制御精度を
高く保ち得ると共に、トルク検出手段自体も安価
なものでよく、この点でも装置の更なる低廉化を
図ることができる。
ところで、自動変速機の圧力源圧力が一時的に
せよ圧力変動して異常低下を生じたり、変速制御
液圧回路に空気が混入して一時的にせよ圧力源圧
力が異常低下を生ずると、摩擦要素の作動液圧も
異常低下するために、上記の装置でも所定の変速
シヨツク軽減作用が得られなくなり、変速の終了
直前に大きな変速シヨツクが生ずるが、 本発明においては、変速指令から摩擦要素締結
開始までの所謂応答遅れが基準値よりも長くなつ
たのをもつてこの異常を検知し、摩擦要素の当該
締結開始瞬時から変速終了までの間、摩擦要素の
作動液圧を高くするよう修正する。
せよ圧力変動して異常低下を生じたり、変速制御
液圧回路に空気が混入して一時的にせよ圧力源圧
力が異常低下を生ずると、摩擦要素の作動液圧も
異常低下するために、上記の装置でも所定の変速
シヨツク軽減作用が得られなくなり、変速の終了
直前に大きな変速シヨツクが生ずるが、 本発明においては、変速指令から摩擦要素締結
開始までの所謂応答遅れが基準値よりも長くなつ
たのをもつてこの異常を検知し、摩擦要素の当該
締結開始瞬時から変速終了までの間、摩擦要素の
作動液圧を高くするよう修正する。
よつて、上記の異常での圧力源圧力が異常低下
しても、摩擦要素の締結が開始された時から変速
終了までの間、摩擦要素の作動液圧が異常低下す
るようなことがなくなり、当該異常時も所定の変
速シヨツク軽減作用を保証することができる。
しても、摩擦要素の締結が開始された時から変速
終了までの間、摩擦要素の作動液圧が異常低下す
るようなことがなくなり、当該異常時も所定の変
速シヨツク軽減作用を保証することができる。
第1図は本発明変速シヨツク軽減装置の概念
図、第2図は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク図、第3図は第2図中の圧力制御弁の具体的
構成を示す断面図、第4図〜第6図は第2図中の
制御回路で実行される処理を示すフローチヤー
ト、第7図は第2図に示す実施例による摩擦要素
の供給圧の調整動作と出力軸トルクの変動状況を
示す図である。 10……トルクセンサ(出力トルク検出手段)、
11……スロツトル開度センサ、12……出力軸
回転数センサ、20……制御回路、40……圧力
制御弁、TOUT……出力軸トルク、tg……ギヤツプ
時間。
図、第2図は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク図、第3図は第2図中の圧力制御弁の具体的
構成を示す断面図、第4図〜第6図は第2図中の
制御回路で実行される処理を示すフローチヤー
ト、第7図は第2図に示す実施例による摩擦要素
の供給圧の調整動作と出力軸トルクの変動状況を
示す図である。 10……トルクセンサ(出力トルク検出手段)、
11……スロツトル開度センサ、12……出力軸
回転数センサ、20……制御回路、40……圧力
制御弁、TOUT……出力軸トルク、tg……ギヤツプ
時間。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の摩擦要素を選択的に液圧作動させるこ
とにより対応変速段への変速を行い、該変速中に
おける摩擦要素の作動液圧を、変速の種類毎の予
定液圧値に制御する液圧制御手段を具えた自動変
速機において、 自動変速機の出力トルクを検出する出力トルク
検出手段と、 前記変速中を検知する変速検知手段と、 これら手段からの信号を入力されて、変速中に
おける変速機出力トルクのトルク波形を認識する
トルク波形認識手段と、 該手段で認定したトルク波形を基準波形と比較
して、摩擦要素の作動液圧が適切であつたか否か
を判別する作動液圧良否判別手段と、 該手段により摩擦要素の作動液圧が不適切と判
別される時、この不適切が解消されるよう、対応
する変速の種類の前記予定液圧値を増減する予定
液圧値変更手段と、 前記変速の指令瞬時から摩擦要素が実際に締結
し始めるまでの応答遅れを計測するギヤツプ時間
計測手段と、 該手段で計測した応答遅れを基準値と比較し
て、この基準値より長い時、摩擦要素の該締結開
始瞬時から変速が終了するまでの間、摩擦要素の
作動液圧を前記予定液圧値より高くするよう前記
液圧制御手段に指令する作動液圧修正手段とを具
備することを特徴とする自動変速機の変速シヨツ
ク軽減装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18015985A JPS6241456A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 自動変速機の変速シヨツク軽減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18015985A JPS6241456A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 自動変速機の変速シヨツク軽減装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6241456A JPS6241456A (ja) | 1987-02-23 |
| JPH0535781B2 true JPH0535781B2 (ja) | 1993-05-27 |
Family
ID=16078429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18015985A Granted JPS6241456A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 自動変速機の変速シヨツク軽減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6241456A (ja) |
-
1985
- 1985-08-16 JP JP18015985A patent/JPS6241456A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6241456A (ja) | 1987-02-23 |
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