JPH053601U - ロードセンシング油圧回路 - Google Patents
ロードセンシング油圧回路Info
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- JPH053601U JPH053601U JP5177591U JP5177591U JPH053601U JP H053601 U JPH053601 U JP H053601U JP 5177591 U JP5177591 U JP 5177591U JP 5177591 U JP5177591 U JP 5177591U JP H053601 U JPH053601 U JP H053601U
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロードセンシング油圧回路に於いて、方向制
御弁の要求流量の和が油圧ポンプの最大吐出量を超えた
場合でも、アクチュエータの負荷圧差による干渉を防止
し、油圧機器の操作性を向上させる。 【構成】 油圧ポンプ11の吐出圧PP とアクチュエー
タ12,13の最大負荷圧PLMAXとの差に比例した2次
圧PC を発生する第2の制御弁19を設け、第2の制御
弁19と圧力補償弁16,17との間に電磁比例減圧弁
20を設ける。この電磁比例減圧弁20によって減圧さ
れた制御圧力PG をアクチュエータの負荷圧PL ととも
に圧力補償弁16,17の開放側のパイロットポートへ
導通させ、方向制御弁14,15の1次圧PU を圧力補
償弁16,17の閉鎖側のパイロットポートへ導出して
対抗させる。
御弁の要求流量の和が油圧ポンプの最大吐出量を超えた
場合でも、アクチュエータの負荷圧差による干渉を防止
し、油圧機器の操作性を向上させる。 【構成】 油圧ポンプ11の吐出圧PP とアクチュエー
タ12,13の最大負荷圧PLMAXとの差に比例した2次
圧PC を発生する第2の制御弁19を設け、第2の制御
弁19と圧力補償弁16,17との間に電磁比例減圧弁
20を設ける。この電磁比例減圧弁20によって減圧さ
れた制御圧力PG をアクチュエータの負荷圧PL ととも
に圧力補償弁16,17の開放側のパイロットポートへ
導通させ、方向制御弁14,15の1次圧PU を圧力補
償弁16,17の閉鎖側のパイロットポートへ導出して
対抗させる。
Description
【0001】
この考案は、アクチュエータの負荷圧に応じて油圧ポンプの吐出量を増減する
ロードセンシング油圧回路に関するものである。
【0002】
従来のロードセンシング油圧回路を図7に示す。1は可変容量形の油圧ポンプ
であり、2及び3はアクチュエータ、4及び5はアクチュエータに供給する圧力
油の方向を切り替える方向制御弁、6及び7はアクチュエータに供給する圧力油
の流量を制御する圧力補償弁、8はアクチュエータの負荷圧に応じて油圧ポンプ
1の吐出量を制御する制御弁である。
【0003】
前記方向制御弁4及び5はクローズドセンタ形であり、アクチュエータの負荷
圧を検出できるように制御絞りの下流圧PL を導出させている。制御弁8の一端
にはアクチュエータの最大負荷圧PLMAXとばね9の力FS の和が作用し、制御弁
8の他端には油圧ポンプの吐出圧PP が作用するので、アクチュエータの最大負
荷圧PLMAXの変化に応じて油圧ポンプ1の吐出量が増減する。そして、方向制御
弁4及び5を同時に操作してアクチュエータ2及び3を作動する場合、例えば一
方のアクチュエータ2の負荷圧が他方のアクチュエータ3の負荷圧より小となっ
たときは、方向制御弁4は単独で操作したときより流量が大となる。
【0004】
前記圧力補償弁6の一端には制御絞りの上流圧PU 及びアクチュエータの最大
負荷圧PLMAXが作用し、圧力補償弁6の他端には制御絞りの下流圧PL と油圧ポ
ンプの吐出圧PP の和が作用するので、制御絞りの前後の圧力差が一定になるよ
うに制御して、負荷圧が小であるアクチュエータ2へ多量の圧力油が流れること
を防止している。
【0005】
方向制御弁4又は5の流量Qは次式で表される。
【0006】
【数1】
【0007】
そして、圧力補償弁6又は7はその両端の圧力が等しくなるように制御するので
【0008】
【数2】
【0009】
となる。従って、(1式)及び(2式)から
【0010】
【数3】
【0011】
となり、方向制御弁4又は5の流量Qは、制御絞りの開口面積と、油圧ポンプの
吐出圧PP とアクチュエータの最大負荷圧PLMAXの圧力差とで決定される。
従って、アクチュエータの要求流量が油圧ポンプの吐出量を超えると、油圧ポ
ンプの吐出圧PP とアクチュエータの最大負荷圧PLMAXが小さくなり、方向制御
弁4又は5の夫々の絞りの開口面積がある一定値であっても夫々の流量が減少す
るので、負荷圧大側のアクチュエータと負荷圧小側のアクチュエータを同時に駆
動する複合操作が可能となっている。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
従来のロードセンシング油圧回路に於いて、方向制御弁の流量Qは(3式)に
より求められるが、制御絞りの開口面積を決めるときにはアクチュエータの作動
速度を確保するため、図8に示した油圧ポンプのP−Q線図のA点、及び油圧ポ
ンプを駆動するエンジンの最高回転数付近で設定することが多い。このため、同
図のB点のように負荷圧力が高くなって油圧ポンプの吐出量が減少するとき、或
いは、複合操作して要求流量の合計が油圧ポンプの吐出量を超えたとき、或いは
、図9に示すようにエンジンの回転数を低下させた状態で操作を行うと、線図α
或いはβに示すように、操作レバーストロークが100%に至らない中間点で方
向制御弁の流量が飽和してしまう。従って、それ以上操作レバーを操作してもア
クチュエータ速度は増加せず、アクチュエータ速度を制御するメータリング領域
が狭くなって、アクチュエータの操作が困難となる。
【0013】
そこで、斯かる不具合を解消し、方向制御弁の要求流量の和が油圧ポンプの最
大吐出量を超えたときであっても、各アクチュエータの駆動を継続して行えるよ
うにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案はこの課題
を解決することを目的とする。
【0014】
この考案は上記目的を達成するために提案されたものであり、可変容量形の油
圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧力油により駆動される複数のアク
チュエータと、該アクチュエータに供給する圧力油の方向を切り替える方向制御
弁と、アクチュエータに供給する圧力油の流量を制御する圧力補償弁と、アクチ
ュエータの負荷圧に応じて前記油圧ポンプの吐出量を制御する制御弁とからなる
ロードセンシング油圧回路に於いて、油圧ポンプの吐出圧とアクチュエータの最
大負荷圧との差に比例した2次圧を発生する第2の制御弁を設け、該第2の制御
弁の2次圧を電磁比例減圧弁を介して、アクチュエータの負荷圧とともに前記圧
力補償弁の開放側のパイロットポートへ導通し、圧力補償弁の閉鎖側のパイロッ
トポートへ方向制御弁の1次圧を導通して対抗させたことを特徴とするロードセ
ンシング油圧回路、及び方向制御弁の切り替え操作を検出する切替センサと、エ
ンジンの回転数を検出する回転センサと、油圧ポンプの吐出圧を検出する圧力セ
ンサとを配設し、各センサの検出値に基づき前記電磁比例減圧弁の制御圧力を演
算し、方向制御弁の要求流量の合計が油圧ポンプの最大吐出量を超えたときは、
前記電磁比例減圧弁を通過する第2の制御弁の2次圧を減圧するような制御装置
を設けたことを特徴とするロードセンシング油圧回路を提供するものである。
【0015】
第2の制御弁の1次側には、油圧ポンプの吐出圧とアクチュエータの最大負荷
圧とが対抗して作用する。従って、第2の制御弁の2次側には、前記油圧ポンプ
の吐出圧とアクチュエータの最大負荷圧の差に比例した2次圧が発生する。この
第2の制御弁の2次圧は電磁比例減圧弁によって制御され、アクチュエータの負
荷圧とともに圧力補償弁の開放側のパイロットポートへ導通し、圧力補償弁の閉
鎖側のパイロットポートへ方向制御弁の1次圧を導通して対抗させてある。
【0016】
ここで、切替センサは方向制御弁の切り替え状態を検出し、制御装置によって
アクチュエータの最大要求流量が算出される。又、回転センサにより検出したエ
ンジンの回転数と、圧力センサにより検出した油圧ポンプの吐出圧とに基づいて
設定された油圧ポンプのP−Q線図から、油圧ポンプの最大吐出量が算出される
。
アクチュエータの最大要求流量が油圧ポンプの最大吐出量以下であるときは、
電磁比例減圧弁は作動せず、第2の制御弁の2次圧はそのまま圧力補償弁の開放
側のパイロットポートへ導通する。従って、圧力補償弁は前記2次圧とアクチュ
エータの負荷圧の和と、方向制御弁の1次圧とが等しくなるように作用する。即
ち、方向制御弁の流量は従来と同様にして、油圧ポンプの吐出圧とアクチュエー
タの最大負荷圧の差及び制御絞りの開口面積とで決定され複合操作が行われる。
【0017】
そして、アクチュエータの最大要求流量が油圧ポンプの最大吐出量を超えたと
きは、前記各センサの検出値に基づく制御装置の指令によって電磁比例減圧弁が
作動し、第2の制御弁の2次圧を減圧するように制御する。従って、圧力補償弁
は電磁比例減圧弁を通過した制御圧力とアクチュエータの負荷圧の和と、方向制
御弁の1次圧とが等しくなるように作用する。即ち、圧力補償弁への制御圧を減
圧したので、方向制御弁の操作レバーストロークに対するアクチュエータの速度
が下がり、アクチュエータ速度を制御するメータリング領域が確保でき、操作性
が向上する。
【0018】
以下、本考案の一実施例を図面に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来と
同一の回路構成も同時に説明する。図1はロードセンシング油圧回路を示し、1
1は可変容量形の油圧ポンプであり、12及び13はアクチュエータ、14及び
15はアクチュエータに供給する圧力油の方向を切り替える方向制御弁、16及
び17はアクチュエータに供給する圧力油の流量を制御する圧力補償弁、18は
アクチュエータの負荷圧に応じて油圧ポンプ11の吐出量を制御する制御弁、1
9は油圧ポンプ11の吐出圧とアクチュエータの最大負荷圧との差に応じた2次
圧PC を発生する第2の制御弁、20は第2の制御弁の2次圧PC を減圧制御す
る電磁比例減圧弁である。
【0019】
油圧ポンプ11の吐出口と圧力補償弁16,17とは管路21で接続され、管
路21から管路22と管路23が分岐して、制御弁18の一端側のパイロットポ
ート及び第2の制御弁19の一端側のパイロットポートへ油圧ポンプの吐出圧P P
を導出する。方向制御弁14及び15はクローズドセンタ形であり、アクチュ
エータの負荷圧を検出できるように制御絞りの下流側にパイロット管路24及び
25を設けてある。このパイロット管路24及び25を圧力補償弁16及び17
の開放側のパイロットポートに接続してアクチュエータの負荷圧(制御絞りの下
流圧PL )を導出するとともに、シャトル弁26によりパイロット管路24及び
25の前記負荷圧(制御絞りの下流圧PL )のうち高圧側を選択して、パイロッ
ト管路27へアクチュエータ2又は3で発生した最大負荷圧PLMAXを導出する。
【0020】
このアクチュエータの最大負荷圧PLMAXはパイロット管路28により第2の制
御弁19の他端側のパイロットポートへも導出され、該第2の制御弁19の両端
のパイロットポートには油圧ポンプの吐出圧PP とアクチュエータの最大負荷圧
PLMAXとを対抗させてある。図示したように、第2の制御弁19のスプールが1
9aの位置にあるときは、油圧ポンプの吐出圧PP の一部がパイロット管路29
へ流入し、電磁比例減圧弁20を通ってパイロット管路30から圧力補償弁16
及び17の開放側のパイロットポートへ導通するとともに、パイロット管路29
から分岐したパイロット管路31により第2の制御弁19の他端側のパイロット
ポートへ導通する。更に、第2の制御弁19のスプールが19bの位置になった
ときは、パイロット管路29の圧力油を管路32を通して油タンク33へ連通す
るようにしてある。従って、第2の制御弁19は油圧ポンプの吐出圧PP とアク
チュエータの最大負荷圧PLMAXとの差に比例した2次圧PC が発生する。
【0021】
前記方向制御弁14は操作レバー34により切り替えられ、方向制御弁15は
操作レバー35により切り替えられる。夫々の操作レバー34,35には切り替
え操作のオン・オフを検出する切替センサ36,37を設け、信号路38,39
によって制御装置40へ接続する。一方、油圧ポンプ11はエンジン41によっ
て駆動されるが、エンジン41の回転数Nを検出する回転センサ42を設け、信
号路43により制御装置40へ接続するとともに、管路21の途中に油圧ポンプ
の吐出圧PP を検出する圧力センサ44を設け、信号路45により制御装置40
へ接続する。更に、電磁比例減圧弁20のソレノイドと制御装置40とを信号路
46で接続する。
【0022】
前記制御装置40は記憶、演算、論理判断機能を有するCPUにて構成され、
方向制御弁14,15の最大要求流量を設定する手段と、油圧ポンプのP−Q線
を設定する手段と、電磁比例減圧弁20へ出力する電気信号EC と該電磁比例減
圧弁20によって減圧された制御圧力PG との関係を設定する手段等の各設定手
段が設けられている。
【0023】
方向制御弁の流量は、(1式)に表したQで表され、第2の制御弁19が釣り
合ったときに油圧ポンプの吐出圧PP は次式で表される。
【0024】
【数4】
【0025】
又、圧力補償弁16又は17が釣り合ったときは、
【0026】
【数5】
【0027】
となる。従って、(1式)は次式で表わされる。
【0028】
【数6】
【0029】
即ち、方向制御弁の流量Qは、制御絞りの開口面積と制御圧力PG とで決定され
る。
又、前記制御装置40には、回転センサ42で検出したエンジンの回転数Nと
、圧力センサ44で検出した油圧ポンプの吐出圧PP と、油圧ポンプのP−Q線
とから油圧ポンプの最大吐出量QP を計算する手段、及び切替センサ36,37
により操作レバー34,35のオン・オフを検出して最大要求流量QMAX を計算
する手段、及び油圧ポンプの最大吐出量QP を配分する計算手段、並びに電磁比
例減圧弁20の制御圧力を計算する手段等の各計算手段が設けられている。更に
、操作レバー34,35のオン・オフを判別する手段、油圧ポンプの最大吐出量
QP と最大要求流量QMAX の大小を判別する手段、電磁比例減圧弁20への電気
信号EC を出力する手段等を設けてある。
【0030】
図2は制御装置40から電磁比例減圧弁20へ出力する電気信号EC と、電磁
比例減圧弁20の2次側の制御圧力PG との関係を示すグラフであり、電気信号
EC の増加に反比例して制御圧力PG が減少する。又、図3は操作レバーストロ
ークとアクチュエータ速度との関係を示したグラフであり、アクチュエータの負
荷圧が高くなったり、エンジンの回転数を低下させて使用するに伴い、線図a,
b,cと変化する。図4は油圧ポンプの吐出圧PP と吐出量QP との関係を示す
P−Q線図であり、エンジンの回転数Nが低下するに伴い矢印方向へ線図が変化
する。
【0031】
図5は本考案のロードセンシング回路に於ける制御のフローチャートを示した
ものである。先ず、切替センサ36,37により操作レバー34,35のオン・
オフを検出し、回転センサ42によりエンジン41の回転数Nを検出するととも
に、圧力センサ44により油圧ポンプの吐出圧PP を検出して、之等の検出デー
タを読み込む(ステップ1)。次に、油圧ポンプのP−Q線図を設定し、夫々の
方向制御弁の要求流量を設定する(ステップ2,3)。方向制御弁14の要求流
量Q1MAX及び方向制御弁15の要求流量Q2MAXは、(3式)より次のように表さ
れる。
【0032】
【数7】
【0033】
【数8】
【0034】
但し、A1MAXは方向制御弁14の操作レバー34を全開したとき、即ち、操作レ
バーストロークが100%のときの最大開口面積であり、A2MAXは方向制御弁1
5の最大開口面積である。
そして、各センサにより読み取ったエンジンの回転数N及び油圧ポンプの吐出
圧PP と、油圧ポンプのP−Q線図とから油圧ポンプの最大吐出量QP を算出す
る(ステップ4)。又、前記各方向制御弁の要求流量Q1MAX、Q2MAXと操作レバ
ー34,35のオン・オフの判別により、油圧回路全体の最大要求流量ΣQMAX
を算出する(ステップ5)。
【0035】
【数9】
【0036】
ここで、操作レバー34又は35の何れか一方のみがオンのときは、アクチュエ
ータ12又は13の一方だけが作動しているときであり、ΣQMAX =Q1MAX又は
ΣQMAX =Q2MAXとなる。
次に、油圧ポンプの最大吐出量QP と前記最大要求流量ΣQMAX とを比較する
(ステップ6)。ここで、QP ≧ΣQMAX であるときはステップ6からステップ
7へ進み、このときは制御装置40からの電気信号EC は出力されず(EC =0
)、図2のグラフからPG =PC となる。この値を(6式)へ代入すれば、
【0037】
【数10】
【0038】
となり、(4式)及び(10式)から方向制御弁の流量Qは次式で表される。
【0039】
【数11】
【0040】
このときの操作レバーストロークとアクチュエータ速度の関係は、図3のグラフ
の線図aに示されるように、操作レバーストローク100%の位置にて設定され
るので、メータリング領域は確保される。
一方、ステップ6でQP <ΣQMAX であるときはステップ8へ進み、次に述べ
る制御を行う。先ず、アクチュエータ12又は13の何れか一方のみを単独操作
している場合について説明する。例えば、方向制御弁14だけを切り替えている
ときの要求流量Q1MAXは、油圧ポンプの最大吐出量QP に等しくなる。従って、
【0041】
【数12】
【0042】
【数13】
【0043】
となり、図2に示したグラフからPG =P1 のときの電磁比例減圧弁20への電
気信号EC を求め(ステップ9)、この電気信号EC (=E1 )を電磁比例減圧
弁20へ出力する(ステップ10)。そのときの方向制御弁14の流量Q1 は、
制御絞りの開口面積をA1 とすれば次式で表される。
【0044】
【数14】
【0045】
従って、図3のグラフの線図bに示されるように、操作レバーストローク100
%の位置にて制御圧力P1 が設定されるのでメータリング領域は確保される。
又、方向制御弁15だけを切り替えているときについても全く同様であり、要
求流量Q2MAXは油圧ポンプの最大吐出量QP に等しくなり、
【0046】
【数15】
【0047】
【数16】
【0048】
となる。更に、方向制御弁15への流量Q2 は制御絞りの開口面積をA2 とすれ
ば、
【0049】
【数17】
【0050】
となって、前述と同様に、操作レバーストロークの100%の位置にて制御圧力
P1 が設定されるのでメータリング領域は確保される。
これに対して、アクチュエータ12及び13の双方を複合操作している場合に
ついて説明すれば、このときの方向制御弁14の要求流量Q11MAX は次式で表さ
れる。
【0051】
【数18】
【0052】
【数19】
【0053】
図2に示したグラフからPG =P2 のときには、電磁比例減圧弁20への電気信
号EC がEC =E2 となり、電磁比例減圧弁20へ電気信号EC (=E2 )を出
力する。そのときの方向制御弁14の流量Q1 は、
【0054】
【数20】
【0055】
となる。従って、図3のグラフの線図cに示されるように、比例配分された流量
Q11MAX と操作レバーストローク100%の位置にて制御圧力P2 が設定される
のでメータリング領域は確保される。
又、方向制御弁15についても全く同様であり、要求流量Q22MAX は
【0056】
【数21】
【0057】
【数22】
【0058】
となって、前述と同様に、比例配分された流量Q22MAX と操作レバーストローク
100%の位置にて制御圧力P2 が設定されるのでメータリング領域は確保され
る。
図6は他の実施例を示したものであり、第2の制御弁19の2次側に複数の電
磁比例制御弁47,48を並列に設けて圧力補償弁16,17に接続してある。
夫々の電磁比例制御弁47,48は信号路49,50によって制御装置40に接
続される。斯かる構成の場合には、圧力補償弁16,17の開放側のパイロット
ポートに対して、夫々独立して異なる制御圧力PG を導出させることができる。
【0059】
尚、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことがで
き、そして、この考案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0060】
この考案は上記一実施例に詳述したように、アクチュエータの最大要求流量が
油圧ポンプの最大吐出量を超えたときは、電磁比例制御弁が作動して第2の制御
弁の2次圧を減圧するように制御しているので、方向制御弁の操作レバーストロ
ークに対するアクチュエータの速度が低下する。依って、アクチュエータ速度を
制御するメータリング領域が確保でき、油圧機器の操作性が著しく向上できる。
【図1】本考案の一実施例のロードセンシング油圧回
路。
路。
【図2】電磁比例減圧弁へ出力する電気信号と制御圧力
との関係を示すグラフ。
との関係を示すグラフ。
【図3】操作レバーストロークとアクチュエータ速度と
の関係を示すグラフ。
の関係を示すグラフ。
【図4】油圧ポンプの吐出圧と吐出量との関係を示すP
−Q線図。
−Q線図。
【図5】制御のフローチャート。
【図6】他の実施例を示す油圧回路。
【図7】従来型のロードセンシング油圧回路。
【図8】油圧ポンプの吐出圧と吐出量との関係を示すP
−Q線図。
−Q線図。
【図9】操作レバーストロークとアクチュエータ速度と
の関係を示すグラフ。
の関係を示すグラフ。
11 油圧ポンプ
12,13 アクチュエータ
14,15 方向制御弁
16,17 圧力補償弁
18 制御弁
19 第2の制御弁
20,47,48 電磁比例減圧弁
36,37 切替センサ
40 制御装置
41 エンジン
42 回転センサ
44 圧力センサ
PP 油圧ポンプの吐出圧
PLMAX アクチュエータの最大負荷圧
PC 第2の制御弁の2次圧
PG 制御圧力
QP 油圧ポンプの最大吐出量
N エンジンの回転数
EC 電磁比例減圧弁への電気信号
Claims (2)
- 【請求項1】 可変容量形の油圧ポンプと、この油圧ポ
ンプから吐出される圧力油により駆動される複数のアク
チュエータと、該アクチュエータに供給する圧力油の方
向を切り替える方向制御弁と、アクチュエータに供給す
る圧力油の流量を制御する圧力補償弁と、アクチュエー
タの負荷圧に応じて前記油圧ポンプの吐出量を制御する
制御弁とからなるロードセンシング油圧回路に於いて、
油圧ポンプの吐出圧とアクチュエータの最大負荷圧との
差に比例した2次圧を発生する第2の制御弁を設け、該
第2の制御弁の2次圧を電磁比例減圧弁を介して、アク
チュエータの負荷圧とともに前記圧力補償弁の開放側の
パイロットポートへ導通し、圧力補償弁の閉鎖側のパイ
ロットポートへ方向制御弁の1次圧を導通して対抗させ
たことを特徴とするロードセンシング油圧回路。 - 【請求項2】 方向制御弁の切り替え操作を検出する切
替センサと、エンジンの回転数を検出する回転センサ
と、油圧ポンプの吐出圧を検出する圧力センサとを配設
し、各センサの検出値に基づき前記電磁比例減圧弁の制
御圧力を演算し、方向制御弁の要求流量の合計が油圧ポ
ンプの最大吐出量を超えたときは、前記電磁比例減圧弁
を通過する第2の制御弁の2次圧を減圧するような制御
装置を設けたことを特徴とする請求項1記載のロードセ
ンシング油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5177591U JP2561209Y2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | ロードセンシング油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5177591U JP2561209Y2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | ロードセンシング油圧回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053601U true JPH053601U (ja) | 1993-01-19 |
| JP2561209Y2 JP2561209Y2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=12896325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5177591U Expired - Lifetime JP2561209Y2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | ロードセンシング油圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2561209Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000029752A1 (en) * | 1998-11-12 | 2000-05-25 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. | Hydraulic control device for working machines |
-
1991
- 1991-07-04 JP JP5177591U patent/JP2561209Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000029752A1 (en) * | 1998-11-12 | 2000-05-25 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. | Hydraulic control device for working machines |
| US6393838B1 (en) | 1998-11-12 | 2002-05-28 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. | Hydraulic control device for working machines |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2561209Y2 (ja) | 1998-01-28 |
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