JPH0536088Y2 - - Google Patents

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JPH0536088Y2
JPH0536088Y2 JP2598988U JP2598988U JPH0536088Y2 JP H0536088 Y2 JPH0536088 Y2 JP H0536088Y2 JP 2598988 U JP2598988 U JP 2598988U JP 2598988 U JP2598988 U JP 2598988U JP H0536088 Y2 JPH0536088 Y2 JP H0536088Y2
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JP
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gimbal
hub
inner ring
pin
outer ring
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、小型にして回転角が大きく機械強
度の大きな海底中継器筐体の自在継ぎ手に関する
ものである。
〔従来の技術〕
海底中継器筐体の自在継ぎ手は、中継器を収納
する耐圧シリンダとケーブル引留装置とを接続す
るもので、数10トンもの張力に耐えるとともに、
布設船のシーブや布設機ドラムに無理無く巻きつ
くように自在に曲げることができ、なおかつこの
ような状態でも内部を貫通するケーブルに損傷を
与えない機能が要求される。
従来の海底中継器筐体の自在継ぎ手は、羅針盤
のジンバルに似ていることからジンバルと呼ばれ
ている。すなわち、第3図に示すように、ジンバ
ルハブ1は中心にケーブル2の貫通孔3を有し、
中空棒4の先端に球体部5を設け、この球体部5
の外周に位置するインナリング6と、このインナ
リング6の外周に位置するアウタリング7と、こ
れらをジンバルハブ1の軸心方向と直交する2つ
の軸心をそれぞれ中心にして回転自在に連結する
第1、第2のジンバルピン8,9からなつてお
り、第1のジンバルピン8はジンバルハブ1の球
体部5とインナリング6とを連結し、また、第1
のジンバルピン8の軸心方向と直交して配置さ
れ、かつインナリング6とアウタリング7とを連
結する第2のジンバルピン9はジンバルハブ1の
軸心方向に対して垂直な同一面上に配置されてい
た(参考文献:貝津ほか[海底中継器きよう体の
研究]通研実報第23巻第3号1974年)。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記のような従来の海底中継器筐体
の自在継ぎ手では、ジンバルハブ1の回転角がジ
ンバルハブ1の外周面とアウタリング7の内面の
エツジとの接触により規制される。ここで、第4
図aに示すように、インナリング6とアウタリン
グ7とを連結する第2のジンバルピン9のまわり
の回転については、アウタリング7の一部を削る
ことが可能で比較的回転角を大きくとれるが、第
4図bに示すように、ジンバルハブ1の球体部5
のインナリング6とを連結する第1のジンバルピ
ン8のまわりの回転については、第2のジンバル
ピン9による連結部があるため回転角が制限され
るという問題点があつた。なお、現在実用となつ
ているものの回転角は全方位にたいし約52度最大
53.5度である。
第5図は最も問題となるジンバルハブ1の球体
部5とインナリング6とを連結する第1のジンバ
ルピン8のまわりの回転について示したものであ
る。張力が加わつたときの各部の応力の分布状況
を考慮すると、インナリング6については第1の
ジンバルピン8の内側(メツシユ部)の応力が生
じ外側にはほとんど発生しないので、この部分を
斜に削つて第5図に示すように、ジンバルハブ1
の外周面がアウタリング7の内周エツジと接触す
るところまで回転角がとれる。しかし、アウタリ
ング7については同じくメツシユ部で示す部分に
応力が発生するため削りこむことができず、これ
以上回転角を大きくできない。このため、これ以
上回転角を大きくしたり中空棒4の径を太くして
強化する場合には、インナリング6とアウタリン
グ7の径を大きくせざるをえないという問題点が
あつた。
したがつて、このような構成では不経済である
ばかりでなく、重量も大幅に増大することとなり
取扱性も悪化する。特に、インナリング6とアウ
タリング7の径を変更することはこれに接続され
る前後の部品の寸法変更を伴うので影響が大き
い。また、ジンバルハブ1のみ径が大きくなると
耐圧シリンダの寸法との釣り合いがとれなくな
り、全体の設計の見直しや布設設備の更改が必要
になる可能性があり極めて不都合となる。
例えば従来より寸法の大きな耐圧シリンダを使
用する場合、文献(参考文献:貝津ほか[海底中
継器きよう体の研究]通研実報第23巻第3号1974
年)でも明かなようにジンバルハブ1の回転角を
拡大するか、あるいは筐体(図示せず)とケーブ
ル2とを巻き付けて布設する布設機のドラム等を
大型化する必要がある。また、他の例では3本の
ケーブルを結合してなる海底ケーブルの分岐シス
テム(参考文献:西、小林[海底分岐システムの
基礎検討]昭和60年度電子通信学会総合全国大
会)の分岐部を回転角60度以上のジンバル3個で
構成すれば、3方のケーブルのいずれからでも布
設引揚げが可能となり布設引揚げ工法が単純化さ
れ、伝送路の建設のみならず障害修理工事が極め
て容易になるが、現在までのところこれに応えら
れるものはなかつた。
このように上記従来例にみられるような技術要
求に対し、従来構造では容易に対応できないとい
う問題点があつた。
この考案は、上記の問題点を解決するためにな
されたもので、インナリングおよびアウタリング
の径を大きくすることなしにジンバル回転角の拡
大あるいはジンバル首径の増大強化を可能にした
海底中継器筐体の自在継ぎ手を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案にかかる海底中継器筐体の自在継ぎ手
は、第1のジンバルピンの位置を第2のジンバル
ピンの位置よりもジンバルハブ側の外方にずらせ
て取り付けたものである。
〔作用〕
この考案においては、ジンバルハブの回転角度
を大きくすることができ、また、従来と同じ回転
角度であればジンバルハブの中空棒の径を大きく
することができる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示す構成図であ
つて、ジンバルハブ1の球体部5とインナリング
6とを連結する第1のジンバルピン8の位置を、
これと直交して配置されインナリング6とアウタ
リング7とを連結する第2のジンバルピン9の位
置よりジンバルハブ1の軸に沿つてジンバルハブ
1側に距離Lだけずらして配置している。この結
果、機械強度を劣化させることなくインナリング
6とジンバルハブ1を距離Lだけアウタリング7
から突出させることができる。従来と同様に、張
力が加わつたときの各部の応力の分布状況を考慮
すると、インナリング6については第1のジンバ
ルピン8の内側(メツシユ部)に応力が生じ、外
側にはほとんど発生しないので、この部分を斜め
に削つて第1図のようにジンバルハブ1の外周面
がアウタリング7の内周エツジと接触するところ
まで回転角がとれる。破線で示すジンバルハブ1
1と実線で示す従来のジンバルハブ1の構造とを
比較すると、破線で示すジンバルハブ11の回転
の中心である第1のジンバルピン8の位置はおな
じであるが、相対的に第2のジンバルピン9の位
置が第1のジンバルピン8の位置より距離Lだけ
ジンバルハブ1側の外方にずらして取り付けてい
ることにより、同じ回転角にたいしては破線で示
すジンバルハブ11のようにジンバルハブ11の
中空棒4の径を太くすることが可能となる。ま
た、中空棒4が従来と同じ径の場合は一点鎖線で
示すジンバルハブ12のように回転角を大きくす
ることができる。
第2図は、第1図の第2のジンバルピン9と直
交するインナリング6の回転方向を示す説明図で
ある。この場合、アウタリング7とジンバルハブ
1との接触部は回転中心である第2のジンバルピ
ン9と直交する位置にあつて、応力がほとんど発
生しないので、従来同様に所要の回転角が得られ
るところまでアウタリング7のエツジを削りこむ
ことができる。
第1図、第2図で明かなように、この考案によ
れば、第1のジンバルピン8の位置を若干変更す
ることによりインナリング6およびアウタリング
7の径を大きくすることなしに全方位にたいし大
幅な回転角の拡大あるいはジンバルハブ1の中空
棒4の径の増大強化が可能となる。また同様にし
て、従来と同じ回転角で同じ径の中空棒4であれ
ば自在継ぎ手を従来より小型なインナリング6お
よびアウタリング7で実現できる。
試作検討結果によると、従来はインナリング
6、アウタリング7の径を大きくして実施例と同
様の効果を得るには、インナリング6とアウタリ
ング7の径をそれぞれ28mm,56mmと大きくしなけ
ればならなかつたが、この考案においては、イン
ナリング6およびアウタリング7の径を従来と同
じ径にして距離Lを1cmとした場合、ジンバルハ
ブ1の中空棒4の径が従来と等しい場合には回転
角を61度まで拡大でき、また、回転角を52度とし
た場合にはジンバルハブ1の中空棒4の径をを32
mmから50mmと大きくして中空棒4を強化すること
ができた。また、距離Lを2cmとした場合にはジ
ンバルハブ1の中空棒4の径を50mmに強化し、か
つ回転角を60度以上に拡大できた。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案は、第1のジンバ
ルピンの位置を第2のジンバルピンの位置よりも
ジンバルハブ側の外方にずらせて取り付けたの
で、小型で回転角が大きく機械強度に優れた海底
中継器筐体の自在継ぎ手を極めて容易に実現で
き、筐体の小型軽量化、経済化、高信頼化に寄与
できる。また、大型の耐圧シリンダを適用する場
合や分岐システムを構成する場合でも回転角の大
きな自在継ぎ手をインナリングやアウタリングの
径を変えるとなく経済的に実現でき、膨大な経費
のかかる布設船の設備を更改する必要もないの回
転伝送方式全体からみた経済効果は非常に大きい
等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す構成図、第
2図は、第1図の第2のジンバルピンと直交する
インナリングの回転方向を示す説明図、第3図は
従来の自在継ぎ手の一例を示す一部破断斜視図、
第4図a,b、第5図はいずれも第3図の回転動
作を示す一部破断斜視図である。 図中、1は、ジンバルハブ、2はケーブル、3
は貫通孔、4は中空棒、5は球体部、6はインナ
リング、7はアウタリング、8は第1のジンバル
ピン、9は第2のジンバルピンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ジンバルハブの球体部とインナリングとを第1
    のジンバルピンで回転自在に連結し、前記インナ
    リングとアウタリングとを前記第1のジンバルピ
    ンと直交する第2のジンバルピンで回転自在に連
    結してなる自在継ぎ手において、前記第1のジン
    バルピンの位置を前記第2のジンバルピンの位置
    よりも前記ジンバルハブ側の外方にずらせて取り
    付けたことを特徴とする海底中継器筐体の自在継
    ぎ手。
JP2598988U 1988-03-01 1988-03-01 Expired - Lifetime JPH0536088Y2 (ja)

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JP2598988U JPH0536088Y2 (ja) 1988-03-01 1988-03-01

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JP2598988U JPH0536088Y2 (ja) 1988-03-01 1988-03-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01131017U JPH01131017U (ja) 1989-09-06
JPH0536088Y2 true JPH0536088Y2 (ja) 1993-09-13

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ID=31247204

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JP2598988U Expired - Lifetime JPH0536088Y2 (ja) 1988-03-01 1988-03-01

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JP4493767B2 (ja) * 1999-11-25 2010-06-30 Thk株式会社 自在継手
WO2001098805A1 (en) * 2000-06-21 2001-12-27 Fujitsu Limited Gimbal connection structure for connecting undersea equipment and submarine cable

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JPH01131017U (ja) 1989-09-06

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