JPH0536090Y2 - - Google Patents

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JPH0536090Y2
JPH0536090Y2 JP18322487U JP18322487U JPH0536090Y2 JP H0536090 Y2 JPH0536090 Y2 JP H0536090Y2 JP 18322487 U JP18322487 U JP 18322487U JP 18322487 U JP18322487 U JP 18322487U JP H0536090 Y2 JPH0536090 Y2 JP H0536090Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、表面金属メツキ層の接着性に優れた
軽量の繊維強化樹脂製ローラーに関するものであ
る。
〔従来技術及び問題点〕
フイルム、製紙等の製造工程で使用されるロー
ラーとして、従来のアルミニウム製ローラに代
る、急停止時の慣性モーメントと耐撓性を軽減し
た薄肉アルミニウム管に炭素繊維強化樹脂を貼着
したローラーが提案されている(特開昭55−
20965号公報)。
他の軽量ローラーとして、炭素繊維及び/又は
ガラス繊維で強化された樹脂製ローラーの表面を
金属膜で被覆したローラーも提案されている。こ
のローラーにおいて、金属膜の結合を強化するた
めに、マトリツクス樹脂に金属粉末を混合した繊
維強化樹脂層を最外層に配するか、又は、最外層
に金属粉末を混合した樹脂層を配することも提案
されている(特開昭60−26694号公報)。
薄肉アルミニウム管の内側に炭素繊維強化樹脂
層を貼着する前記方法にあつては、アルミニウム
管の内側に一方向のプリプレグをパイプの軸方向
に繊維軸を一致させて貼着させるが、貼着作業が
困難であるという問題を有する。
炭素繊維及び/又はガラス繊維で強化された樹
脂ローラーのマトリツクス樹脂に金属粉末を混合
した繊維強化樹脂層を最外層に配するか、又は、
最外層に金属粉末を混合した樹脂層を配する前記
方法にあつては、成形後に粗面加工を施して金属
粉末を表面に露出させ、次いで金属メツキする
が、樹脂に金属粉末を混合するのが困難なばかり
か、金属粉末を混合した樹脂の強化繊維に対する
含浸性が低下するという問題がある。更に、金属
粉末を含む樹脂層を最外層に配し、次いで金属メ
ツキする方法もあるが、この方法にあつては、金
属メツキに伴い、ローラーの肉厚増、ローラーの
重量増を招来し、不都合である。
〔考案の目的及び構成〕
本考案は、このような従来技術における問題を
解決するものである。
すなわち、本考案は金属被覆炭素繊維で強化さ
れた樹脂層を最外層に含む繊維強化樹脂パイプの
表面に金属メツキ層を有するローラーである。
かかるローラーは、製造が容易で、金属被膜の
剥離もなく優れたものである。
本考案を図面によつて説明する。
第1図は本考案ローラーの軸方向断面図を示
す。第2図は本考案ローラーの軸に対する90度方
向の断面図を示したものである。
第1図及び第2図において、1は繊維強化プラ
スチツク層、2は金属被覆炭素繊維強化プラスチ
ツク層、3は金属被覆、4は軸芯を夫々示す。
1の繊維強化プラスチツク層における強化繊維
材は、炭素繊維、ガラス繊維、芳香族ポリアミド
繊維等の高弾性繊維であり、特に炭素繊維が、ロ
ーラーの振動、慣性モーメントの低下の点から好
ましい。
炭素繊維は、アクリロニトリル系炭素繊維、ピ
ツチ系炭素繊維、レーヨン系炭素繊維など既知の
ものが適用でき、特に制限されないが、引張り強
さ250kgf/mm2以上、引張弾性率24×103kgf/mm2
以上の炭素繊維が好ましい。
マトリツクス樹脂は、エポキシ樹脂、フエノー
ル樹脂、ポリイミド樹脂、ビニルエステル樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂等である。
2の金属被覆炭素繊維強化プラスチツク層にお
ける金属被覆炭素繊維は、炭素繊維の表面にニツ
ケル、クロム、銅、アルミニウム等の金属の被膜
を電解メツキ、無電解メツキ、イオンプレーテイ
ングによつて形成させた繊維である。こられの金
属被覆は、2層以上を有し、例えば、炭素繊維に
銅の層を形成させ、次いでニツケル層を形成させ
る等、多層構造の金属被覆炭素繊維を用いること
もできる。
マトリツクス樹脂は、1の繊維強化プラスチツ
ク層におけるマトリツクス樹脂と同種の物が適用
できる。特に界面での接着性、同時キユアーを考
慮すると、同種の樹脂を適用することが好まし
い。
1及び2の繊維強化プラスチツク層の形成は、
シートワインド法、フイラメントワインド法及び
これらの組合せによる方法によつて成形すること
ができる。例えば、1の繊維強化プラスチツク層
はフイラメントワインドによつて、2の金属被覆
炭素繊維強化プラスチツク層は、金属被覆炭素繊
維の一方向シート、織物、交織織物の他、金属被
覆炭素繊維の短繊維シート(不織布・混抄紙)を
使用して成形することもできる。2の金属被覆炭
素繊維強化プラスチツク層に金属被覆炭素繊維の
短繊維シート(不織布・混抄紙)を使用すること
は、表面の平滑性の点からも好ましい。
3の金属被膜は、電解メツキ又は無電解メツキ
によつて形成するのが経済的で好ましい。物理蒸
着(PVD)や化学蒸着(CVD)と前記メツキ法
とを組合せることもできる。この場合、PVDや
CVD層は下地層として形成させるのがよい。
金属層形成の前に表面の粗面加工を施すのが、
金属層の結合力強化のために好ましい。
金属層は単一層でも複合層でもよいが、銅の下
地メツキ層と硬質クロムメツキ層の表面層の積層
構造とするのが、銅の下地メツキ層によるメツキ
層の対剥離性強化と表面硬度の点から好ましい。
〔考案の効果〕
本考案によると、繊維強化プラスチツク層の外
層が金属被覆炭素繊維層のため、金属層の形成が
容易であり、かつ、結合が強固である。しかも、
金属成分が繊維の表面に形成された連続被膜であ
るため導電性がよく、ローラー表面に金属メツキ
する場合、速やかに金属層の形成ができる。
更に、本考案によると、強化材自体が外層にお
いて金属を含むため、従来技術のように表面層に
金属粉末を含有させる必要がなく、成形工程が簡
素化され、しかも、繊維強化プラスチツク層の全
面に、より強固な金属の露出部が形成される。
この状態をモデル的に示すと、第3図の通りで
ある。第3図において、5は炭素繊維、6は炭素
繊維の外周に形成された金属層、7は樹脂、8は
金属メツキ層を夫々示す。しかも、本考案ローラ
ーは、炭素繊維強化プラスチツクを基材としてい
るため、軽量で、かつ高剛性で、高速回転に適
し、抄紙用、磁気テープフイルム用として好適に
使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案ローラーの軸方向断面図を示
す。第2図は、本考案ローラーの軸に対し90度方
向の断面図を示すものである。第3図は、本考案
ローラーの表面部を部分拡大して示したモデル図
である。 1……繊維強化プラスチツク層、2……金属被
覆炭素繊維強化プラスチツク層、3……金属被
膜、4……軸芯、5……炭素繊維、6……金属
層、7……樹脂、8……金属メツキ層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属被覆炭素繊維で強化された樹脂層を最外層
    に含む繊維強化樹脂パイプの表面に金属メツキ層
    を有するローラー。
JP18322487U 1987-12-01 1987-12-01 Expired - Lifetime JPH0536090Y2 (ja)

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JP18322487U JPH0536090Y2 (ja) 1987-12-01 1987-12-01

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JP18322487U JPH0536090Y2 (ja) 1987-12-01 1987-12-01

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JPH0187323U JPH0187323U (ja) 1989-06-09
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JP2781287B2 (ja) * 1991-03-20 1998-07-30 トーカロ株式会社 乾燥用ロール
JP5339198B2 (ja) * 2009-05-01 2013-11-13 大日本印刷株式会社 エンボス装置、バックアップロール、加工品の製造方法、および、バックアップロールの製造方法

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JPH0187323U (ja) 1989-06-09

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