JPH0536107Y2 - - Google Patents

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JPH0536107Y2
JPH0536107Y2 JP12043086U JP12043086U JPH0536107Y2 JP H0536107 Y2 JPH0536107 Y2 JP H0536107Y2 JP 12043086 U JP12043086 U JP 12043086U JP 12043086 U JP12043086 U JP 12043086U JP H0536107 Y2 JPH0536107 Y2 JP H0536107Y2
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cone
toroidal transmission
toroidal
transmission unit
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はトロイダル型無段変速機、特に2組の
トロイダル式伝動ユニツトにより並列的な動力伝
達を行うトロイダル型無段変速機に関するもので
ある。
(従来の技術) この種無段変速機は、対をなすコーンデイスク
の対向コーン面にパワーローラを首振り可能に摩
擦係合させたトロイダル式伝動ユニツトを2組具
えるが、従来は例えば米国で1975年12月に発行さ
れた雑誌「オートモーテイブ エンジニアリン
グ」(Automotive Enginieering)第83号中第36
頁乃至第39頁に記載の如く、入出力軸を相互に径
方向にオフセツトさせる構成であつたため、又こ
のオフセツト量を大径のコーンデイスクと入出力
軸とが干渉しないよう大きくしなければならない
ため、変速機が径方向に大型化するのを禁じ得な
かつた。
そこで本願出願人は先に特願昭61−98054号に
より、入出力軸を同軸に配置し、それにもかかわ
らず出力用の両コーンデイスクから出力軸への動
力伝達が引続き可能となるよう歯車組を設ける技
術を提案した。
(考案が解決しようとする課題) しかしこの技術では、上記歯車組が遊星歯車組
となり、またその遊星歯車を支持するキヤリアの
回転方向と出力用コーンデイスクの回転方向とが
逆であるため、遊星歯車が高速回転し、それ自身
及びこれと噛合する歯車の耐久性を著しく損なう
という問題を生ずる。
この問題解決のために、遊星歯車組の遊星歯車
を大径にすることが考えられるが、この遊星歯車
は内歯歯車と太陽歯車との間に位置するため、大
径化ができない。従つて、遊星歯車組を複数組に
して応力分散により耐久性を確保したり、遊星歯
車組の軸線方向寸法を大きくして耐久性を確保せ
ざるをえず、構造が複雑で部品点数も多く、更に
軸方向寸法の大型化を避けられない。
(課題を解決するための手段) 本考案は、太陽歯車なしで動力伝達が可能とな
るようにすることで遊星歯車の大径化を可能と
し、上述の問題を一挙に解決しようとするもの
で、 対をなす第1及び第2コーンデイスクの対向コ
ーン面にパワーローラを首振り可能に摩擦掛合さ
せたトロイダル式伝動ユニツトを2組具え、 これらトロイダル式伝動ユニツトにより並列的
な動力伝達を行うようにしたトロイダル型無段変
速機において、入出力軸を同軸に配設し、 これら入出力軸の内、一方の軸上に一方の前記
トロイダル式伝動ユニツトを同軸に配置し、 他方のトロイダル式伝動ユニツトを前記入出力
軸間に同軸に配置し、 両トロイダル式伝動ユニツトの背中合わせにな
つた第1コーンデイスク間を相互に駆動結合さ
せ、 これら第1コーンデイスクの内、前記他方のト
ロイダル式伝動ユニツトの第1コーンデイスクか
ら前記一方のトロイダル式伝動ユニツトの第1コ
ーンデイスクに向け同軸に突出する内歯歯車を設
け、 該内歯歯車と同仕様で、この内歯歯車に同軸突
合せ関係に配置した内歯歯車を前記一方の軸に設
け、これら両内歯歯車に噛合する共通な遊星歯車
を設け、該遊星歯車を回転自在に支持するキヤリ
アから第1中間軸および第2中間軸を延設し、 第1中間軸を前記一方のトロイダル式伝動ユニ
ツトの第1コーンデイスクに回転自在に貫通して
該一方のトロイダル式伝動ユニツトの第2コーン
デイスクに駆動結合し、 第2中間軸を前記他方のトロイダル式伝動ユニ
ツトの第1コーンデイスクに回転自在に貫通して
該他方のトロイダル式伝動ユニツトの第2コーン
デイスクに駆動結合し、 該他方のトロイダル式伝動ユニツトの第2コー
ンデイスクに、前記入出力軸の内、他方の軸を駆
動結合した構成に特徴づけられる。
(作用) 相互に駆動結合された背中合わせの第1コーン
デイスクと、同じく相互に駆動結合された第2コ
ーンデイスクとの間でパワーローラは動力の受渡
しを行い、この間パワーローラを首振りさせて対
応するコーンデイスクのパワーローラ接触軌跡円
径を連続変化させることにより無段変速を行うこ
とができる。
ところで、2組のトロイダル式伝動ユニツトを
相互に同軸配置するため、一方のトロイダル式伝
動ユニツトに同軸に貫通する一方の軸(入力軸又
は出力軸)と、第2コーンデイスクにより駆動さ
れる他方の軸(出力軸又は入力軸)とが同軸配置
されることとなり、変速機が径方向に大型化する
のを防止し得る。又それにもかかわらず、背中合
わせの第1コーンデイスク相互及び第2コーンデ
イスク相互を駆動結合し、一方のトロイダル式伝
動ユニツトに同軸に貫通する一方の軸を背中合わ
せの第1コーンデイスクに両内歯歯車及び遊星歯
車を介して駆動結合するため、上記の如く並列的
な動力伝達が引続き可能であり、変速機本来の伝
動機能を損なわない。
更に、一方の軸と背中合わせの第1コーンデイ
スクとの駆動結合を、該一方の軸と共に回転する
内歯歯車、背中合わせの第1コーンデイスクに同
軸に突設した内歯歯車、及びこれら内歯歯車に噛
合させて、第2コーンデイスクと共に回転するキ
ヤリアに支回転自在に支持した遊星歯車で行うか
ら、遊星歯車を太陽歯車に邪魔されず大径にする
ことができる。よつてその分遊星歯車の回転速度
を低下させ得る他、噛み合い率の向上により遊星
歯車1個のみでも、又歯幅をそれほど大きくしな
くても所定の耐久性を確保し得て、構造の簡易
化、部品点数の減少、軸方向寸法の減少が可能で
ある。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づき本考案を詳細に説
明する。
第1図及び第2図は本考案一実施の態様で、図
中1は入力軸、2は出力軸を夫々示す。これら入
力軸1,2を同軸に配置すると共に、これらに同
軸に2組のトロイダル式伝動ユニツト3,4を設
ける。
トロイダル式伝動ユニツト3は入力軸1上に配
置し、トロイダル式伝動ユニツト4は入出力軸
1,2に介挿する。そして、各トロイダル式伝動
ユニツト3,4は入力コーンデイスク5,6、出
力コーンデイスク7,8及びこれら入出力コーン
デイスクの対向コーン面5a,7a及び6a,8
aに摩擦係合するパワーローラ9,10により構
成する。パワーローラ9は軸線9a回りの回転に
よりコーンデイスク5,7間で動力の受渡しを行
い、パワーローラ10は軸線10a回りの回転に
よりコーンデイスク6,8間で動力を受渡しを行
うが、この際パワーローラ9,10を回転軸線9
a,10aに直交する首振り軸線9b,10bの
周りで回動させることにより対応するコーンデイ
スクのパワーローラ接触軌跡円径を連続変化させ
て無段変速を行うことができる。
トロイダル式伝動ユニツト3,4の同軸配置に
より背中合わせとなつた入力コーンデイスク5,
6を相互に第2図に明示する如くボルト11で一
体結合し、これら入力コーンデイスク5,6の合
わせ面空洞部に収納した以下の構造により入力軸
1を入力コーンデイスク6に駆動結合する。すな
わち、上記空洞部内に突出させて入力コーンデイ
スク6に内歯歯車12を同心に一体成形し、これ
と同諸元の内歯歯車13を内歯歯車12に同軸に
対向配置すると共に、入力軸1に一体結合する。
そして、両内歯歯車12,13に遊星歯車14を
噛合させ、この遊星歯車をキヤリア15上に回転
自在に支持する。
第1図に示すように、出力コーンデイスク7に
一体結合した中空の第1中間軸16を入力軸1に
嵌合して入力コーンデイスク5,6間に延在さ
せ、又出力コーンデイスク8にスプライン17に
より駆動結合した第2中間軸18を入力コーンデ
イスク6に貫通して入力コーンデイスク5,6間
に延在させる。そして、中間軸16,18の隣接
端を第2図の如くボルト22により一体結合する
ことで、出力コーンデイスク7,8間を一体結合
し、中間軸18に前記のキヤリア15を取付け
る。
出力コーンデイスク8にはドライブプレート1
9を同軸に対設し、このドライブプレートに出力
軸2を結合する。また、ドライブプレート19及
び出力コーンデイスク8間には周知のローデイン
グカム20を介在させ、伝達トルクに応じたスラ
ストを発生させるようにする。なおこのスラスト
が中間軸18にも加わるようこの中間軸をスラス
トベアリング21を介してドライブプレート19
に軸線方向に係合させる。
上記実施例の作用を次に説明する。
入力軸1からの動力は内歯歯車13、遊星歯車
14及び内歯歯車12を介し入力コーンデイスク
6,5に達し、その後パワーローラ9,10の軸
線9a,10a周りにおける回転を介し出力コー
ンデイスク7,8に伝達される。出力コーンデイ
スク7への動力は第1中間軸16を介して第2中
間軸18に達し、ここで出力コーンデイスク8か
らの動力と合流する。合流動力は第2中間軸18
からローデイングカム20及びドライブプレート
19を介し出力軸2より取出すことができる。
この動力伝達中ローデイングカム20は伝達ト
ルクに応じたスラストを発生して、出力コーンデ
イスク8及びドライブプレート19間に離間方向
の力を付与する。出力コーンデイスク8への第1
図中左向きのスラストはパワーローラ10、入力
コーンデイスク6,5を経てパワーローラ9に至
り、ドライブプレート19への第1図中右向きの
スラストはスラストベアリング21、第2中間軸
18、第1中間軸16及び出力コーンデイスク7
を経てパワーローラ9に至る。従つて、各パワー
ローラ9,10は夫々対応する入出力コーンデイ
スク5,7間及び6,8間に狭圧されてこれらコ
ーンデイスクとの摩擦係合を確実にされ、前記の
動力伝達を可能にする。
そして、パワーローラ9,10を軸線9b,1
0bの周りに逆方向同速度で首振りさせることに
より、各コーンデイスク5〜8はパワーローラ接
触軌跡円径を連続変化される。これにより両伝動
ユニツト3,4は変速比を同位相で連続変化さ
れ、同様の無段変速を行なつて、全体として要求
通りの変速を可能ならしめる。
(考案の効果) かくして本考案トロイダル型無段変速機は上述
の如く、2組のトロイダル式伝動ユニツト3,4
を相互に同軸配置とするため、一方のトロイダル
式伝動ユニツト3に同軸に貫通する一方の軸1
(図示例では入力軸だが出力軸としての使用も可
能)と、第2コーンデイスク7,8により駆動さ
れる他方の軸2(図示例では出力軸だが入力軸と
しても使用も可能)とが同軸配置されることにな
り、変速機が径方向に大型化するのを防止し得
る。
又それにもかかわらず、背中合わせの第1コー
ンデイスク5,6相互及び残りの第2コーンデイ
スク7,8相互を一体結合し、一方のトロイダル
式伝動ユニツト3に同軸に貫通する一方の軸1を
背中合わせの第1コーンデイスク5,6に内歯歯
車12,13及び遊星歯車14を介して駆動結合
するため、動力伝達が不能になるようなこともな
く、変速機本来の伝動機能を損なわない。
更に、上記一方の軸1と背中合わせの第1コー
ンデイスク5,6との駆動結合を、一方の軸1と
共に回転する内歯歯車13、背中合わせの第1コ
ーンデイスク5,6と共に回転する内歯歯車1
2、及びこれら内歯歯車に噛合させて、第2コー
ンデイスク7,8と共に回転するキヤリア15に
回転自在に支持した遊星歯車14により行うた
め、太陽歯車が不要で、これに邪魔されることな
く遊星歯車14を大径にすることができる。よつ
てその分遊星歯車14の回転速度を低下させ得る
他、噛み合い率の向上により遊星歯車14が1個
のみでも、又その歯幅を大きくしなくても所定の
耐久性を確保し得て、構造の簡易化、部品点数の
減少、軸方向寸法の減少が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案トロイダル型無段変速機の一実
施例を模式的に示す概略平面図、第2図は同じく
その要部断面図である。 1……入力軸(一方の軸)、2……出力軸(他
方の軸)、3……一方のトロイダル式伝動ユニツ
ト、4……他方のトロイダル式伝動ユニツト、
5,6……入力コーンデイスク(第1コーンデイ
スク)、7,8……出力コーンデイスク(第2コ
ーンデイスク)、9,10……パワーローラ、1
2,13……内歯歯車、14……遊星歯車、15
……キヤリア、16……第1中間軸、17……ス
プライン、18……第2中間軸、19……ドライ
ブプレート、20……ローデイングカム、21…
…スラストベアリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 対をなす第1及び第2コーンデイスク5,6及
    び7,8の対向コーン面にパワーローラ9,10
    を首振り可能に摩擦掛合させたトロイダル式伝動
    ユニツト3,4を2組具え、 これらトロイダル式伝動ユニツトにより並列的
    な動力伝達を行うようにしたトロイダル型無段変
    速機において、 入出力軸1,2を同軸に配設し、 これら入出力軸の内、一方の軸1上に一方の前
    記トロイダル式伝動ユニツト3を同軸に配置し、 他方のトロイダル式伝動ユニツト4を前記入出
    力軸1,2間に同軸に配置し、 両トロイダル式伝動ユニツト3,4の背中合わ
    せになつた第1コーンデイスク5,6間を相互に
    駆動結合させ、 これら第1コーンデイスクの内、前記他方のト
    ロイダル式伝動ユニツト4の第1コーンデイスク
    6から前記一方のトロイダル式伝動ユニツト3の
    第1コーンデイスク5に向け同軸に突出する内歯
    歯車12を設け、 該内歯歯車と同仕様で、この内歯歯車に同軸突
    合せ関係に配置した内歯歯車13を前記一方の軸
    1に設け、これら両内歯歯車12,13に噛合す
    る共通な遊星歯車14を設け、該遊星歯車を回転
    自在に支持するキヤリア15から第1中間軸16
    および第2中間軸18を延設し、 第1中間軸16を前記一方のトロイダル式伝動
    ユニツト3の第1コーンデイスク5に回転自在に
    貫通して該一方のトロイダル式伝動ユニツトの第
    2コーンデイスク7に駆動結合し、 第2中間軸18を前記他方のトロイダル式伝動
    ユニツト4の第1コーンデイスク6に回転自在に
    貫通して該他方のトロイダル式伝動ユニツトの第
    2コーンデイスク8に駆動結合し、 該他方のトロイダル式伝動ユニツトの第2コー
    ンデイスク8に、前記入出力軸1,2の内、他方
    の軸2を駆動結合したことを特徴とするトロイダ
    ル型無段変速機。
JP12043086U 1986-08-07 1986-08-07 Expired - Lifetime JPH0536107Y2 (ja)

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JP12043086U JPH0536107Y2 (ja) 1986-08-07 1986-08-07

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JP12043086U JPH0536107Y2 (ja) 1986-08-07 1986-08-07

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JPS6327757U JPS6327757U (ja) 1988-02-23
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JP12043086U Expired - Lifetime JPH0536107Y2 (ja) 1986-08-07 1986-08-07

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