JPH0536113U - 嵌合構造 - Google Patents
嵌合構造Info
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- JPH0536113U JPH0536113U JP9327791U JP9327791U JPH0536113U JP H0536113 U JPH0536113 U JP H0536113U JP 9327791 U JP9327791 U JP 9327791U JP 9327791 U JP9327791 U JP 9327791U JP H0536113 U JPH0536113 U JP H0536113U
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Landscapes
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 被嵌合体の外周に筒体が軸方向から抜き挿し
可能である。その被嵌合体の外周に凹部が成形される。
この凹部に入り込む凸部が筒体の内周に成形されるよう
に、筒体の外周部がかしめられる。その凹部と凸部との
接触が、少なくとも筒体の被嵌合体からの抜け方向側に
おいて面接触あるいは線接触とされる。 【効果】 筒体に被嵌合体からの引き抜き荷重が作用し
た場合に、被嵌合体に対する筒体のがたつきを防止する
ことができる。
可能である。その被嵌合体の外周に凹部が成形される。
この凹部に入り込む凸部が筒体の内周に成形されるよう
に、筒体の外周部がかしめられる。その凹部と凸部との
接触が、少なくとも筒体の被嵌合体からの抜け方向側に
おいて面接触あるいは線接触とされる。 【効果】 筒体に被嵌合体からの引き抜き荷重が作用し
た場合に、被嵌合体に対する筒体のがたつきを防止する
ことができる。
Description
【0001】
本考案は、被嵌合体と、この被嵌合体に軸方向から抜き挿し可能な筒体との嵌 合構造に関する。
【0002】
図10は、被嵌合体101と、この被嵌合体101の外周に軸方向から抜き差 し可能な筒体102との嵌合構造を示す。その被嵌合体101は図中右方側の端 部が円筒部101aとされることで、筒体102が右方側から抜き差し可能とさ れている。
【0003】 その被嵌合体101の外周には複数の凹部103が形成され、この凹部103 に入り込む凸部104が筒体102の内周に成形されるように、筒体101の外 周部がかしめられる。そのかしめは一般に丸棒等の円柱形部材105によりなさ れていた。また、その凹部103の内周面103は鋳造により円周面に成形され ていた。
【0004】
上記のような嵌合構造において、凹部103と凸部104との接触は、凹部1 03の内周面103aが円周面で凸部104の外周面104aが円錐面となるた め、点接触であった。そのため、被嵌合体101から筒体102を引き抜こうと する荷重が作用した場合、その接触点に集中して大きな応力が作用し、小さな力 で凸部104が変形し、被嵌合体101に対して筒体102が容易にがたつくと いう問題があった。
【0005】 本考案は上記従来技術の問題を解決することのできる嵌合構造を提供すること を目的とする。
【0006】
本件第1考案の特徴とするところは、被嵌合体と、この被嵌合体の外周に軸方 向から抜き挿し可能な筒体との嵌合構造であって、その被嵌合体の外周に凹部が 成形され、この凹部に入り込む凸部が筒体の内周に成形されるように、筒体の外 周部がかしめられ、その凹部と凸部との接触が筒体の被嵌合体からの抜け方向側 において面接触とされている点にある。
【0007】 本件第2考案の特徴とするところは、被嵌合体と、この被嵌合体の外周に軸方 向から抜き挿し可能な筒体との嵌合構造であって、その被嵌合体の外周に凹部が 成形され、この凹部に入り込む凸部が筒体の内周に成形されるように、筒体の外 周部がかしめられ、その凹部と凸部との接触が筒体の被嵌合体からの抜け方向側 において線接触とされている点にある。
【0008】
本件各考案の構成によれば、筒体に被嵌合体からの抜け荷重が作用した場合、 被嵌合体に成形された凹部と筒体に成形された凸部との接触は面接触もしくは線 接触となるため、従来のように点接触であるものに比べ、その接触部に応力が分 散して作用するため、凸部は容易に変形しない。
【0009】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0010】 図3に示すラックピニオン式油圧パワーステアリング装置1は、車両のハンド ル(図示省略)に連結される入力軸2と、この入力軸2の回転により回転するピ ニオン3と、このピニオン3に噛み合うラック4と、そのピニオン3とラック4 を覆うハウジング(被嵌合体)5と、このハウジング5に嵌合されると共にラッ ク4を覆うシリンダチューブ(筒体)6とを備えている。
【0011】 そのラック4の一端部はハウジング5から突出し、他端部はシリンダチューブ 6から突出し、その各端部にボールジョイント7を介してタイロッド17が取付 けられ、このタイロッド17を介して操向用車輪(図示省略)が取付けられる。 これにより、入力軸2の回転によりピニオン3が回転するとラック4が車両幅方 向に移動して操舵がなされる。そのラック4の各端部とボールジョイント7は伸 縮カバー18により覆われている。
【0012】 シリンダチューブ6の内周とラック4の外周との間をシールする一対のシール 部材12、13が設けられ、このシール部材12、13の間において、ラック4 にピストン8が設けられている。これにより、両シール部材12、13の間にピ ストン8によって仕切られる一対の油室9、10が形成されている。各油室9、 10に操向方向に応じた圧油を供給するため、前記入力軸2の外周に公知のコン トロールバルブ14が設けられている。このバルブ14は圧油供給用のポンプと タンク(図示省略)に配管接続されると共に各油室9、10に配管15、16を 介し接続される。これにより、操向方向に応じて油室9、10の一方に高圧油が 供給されると共に油室9、10の他方からタンクに油が還流し、ピストン8を介 してラック4に油圧が作用して操向補助力が生じる。
【0013】 図1および図2に示すように、ハウジング5の図中右端は円筒部5aとされ、 この円筒部5aの図中左方は径大部5bとされている。これにより、その円筒部 5aの外周にシリンダチューブ6が図中右方から抜き挿し可能とされている。そ して円筒部5aの外周に、2か所の凹部20が機械加工により成形されている。
【0014】 その凹部20に入り込む凸部21がシリンダチューブ6の内周に成形されてい る。この凸部21は、シリンダチューブ6の外周部を円柱形部材22によりかし めることで成形される。
【0015】 その凹部20と凸部21との接触は、シリンダチューブ6のハウジング5から の抜け方向側において面接触とされている。すなわち、凹部20の内周面は底部 側において円周面20aとされると共に、開口側において円錐面20bとされて いる。これにより、シリンダチューブ6の外周部をかしめることで成形される凸 部21の外周面21aは円錐面となるため、凹部20の内周の円錐面20bに面 接触する。
【0016】 上記構成によれば、操向操作により油室10に油圧が作用した場合、シリンダ チューブ6をハウジング5から図中右方に引き抜こうとする荷重が作用する。こ の際、凹部20と凸部21との接触によりシリンダチューブ6のハウジング5か らの抜けが阻止される。その凹部20と凸部21との接触は面接触となるため、 接触部に作用する応力が分散され、凸部21は容易に変形することがなく、ハウ ジング5に対するシリンダチューブ6のがたつきの発生が防止される。
【0017】 図4は、ハウジング5を固定し、シリンダチューブ6に抜け荷重を作用させた 場合の荷重とシリンダチューブ6の変位との関係を示す。図中実線は図10に示 す従来例構造を採用した場合における関係を示し、破線は本実施例構造における 関係を示す。また、図中A点は従来の構造においてシリンダチューブが動き始め る点を示し、B点は本実施例構造においてシリンダチューブ6が動き始める点を 示す。いずれの構造においても、抜け荷重を作用させた当初において変位が増大 するのは、シリンダチューブ自体の伸びや、ハウジングを固定する治具の伸び等 によるものである。しかる後にA点もしくはB点に至ることにより、変位の増加 にも拘わらず引き抜き荷重は一時的に低下する。これは、凸部21、104の変 形により凹部20、103から凸部21、104が離脱を開始してシリンダチュ ーブが動き始めることによる。そして、凹部20、103から凸部21、104 が完全に離脱するC点において引き抜き荷重が最大値となり、その後引き抜き荷 重は次第に低下する。これより、本実施例の構造によればシリンダチューブ6の 動き始めの引き抜き荷重が従来の構造に比べ大きくなることから、凸部21が容 易に変形しないことが確認され、ハウジング5に対するシリンダチューブ6のが たつきの発生を防止できることがわかる。
【0018】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではない。例えば、上記実施例で は凹部の内周面を開口側において円錐面としたが、図5に示すようにハウジング 5に成形される凹部29の内周面の全体を円錐面とし、シリンダチューブ6に成 形される凸部30と面接触するようにしてもよい。また図6、図7に示すように 、ハウジング5に成形される凹部31を平面視で筒体の周方向に沿う長孔状とし 、シリンダチューブ6の内周に成形される凸部32も周方向に沿う形状とし、凹 部31と凸部32との接触が線接触となるようにしてもよい。このように凹部と 凸部との接触を線接触とすることによっても、従来点接触であったものに比べ接 触部における応力の分散がなされ、ハウジング5に対するシリンダチューブ6の がたつきを防止できる。また、図8に示すようにハウジング5に成形される凹部 33を周溝状とし、シリンダチューブ6の内周に成形される凸部34も環状とし 、凹部33と凸部34との接触が面接触となる様に、その周溝の断面形状をV字 形としてもよい。また、図9に示すようにハウジング5に成形される凹部35を 周溝とし、シリンダチューブ6の内周に成形される凸部36も環状とし、凹部3 5と凸部36との接触が線接触となるように、その周溝の形状をU字形状として もよい。また、上記実施例では本考案を油圧パワーステアリング装置のシリンダ チューブとハウジングとの嵌合構造に適用したが、被嵌合体と、この被嵌合体の 外周に軸方向から抜き差し可能な筒体との嵌合構造であれば本考案を適用するこ とができる。
【0019】
本考案による嵌合構造によれば、筒体に被嵌合体からの引き抜き荷重が作用し た場合、その抜けを阻止する凹部と凸部との接触は面接触もしくは線接触とされ るため、その凸部の変形による被嵌合体に対する筒体のがたつきを防止すること ができる。
【図1】本考案の実施例に係るラックピニオン式油圧パ
ワーステアリング装置の要部の横断面図
ワーステアリング装置の要部の横断面図
【図2】本考案の実施例に係るラックピニオン式油圧パ
ワーステアリング装置の要部の平断面図
ワーステアリング装置の要部の平断面図
【図3】本考案の実施例に係るラックピニオン式油圧パ
ワーステアリング装置の断面図
ワーステアリング装置の断面図
【図4】嵌合構造の作用説明図
【図5】変形例に係る嵌合構造の断面図
【図6】変形例に係る嵌合構造の凹部を示す平断面図
【図7】図6のVII‐VII線断面図
【図8】変形例に係る凹部を示す平断面図
【図9】変形例に係る凹部を示す平断面図
【図10】従来例に係る嵌合構造の横断面図
5 ハウジング(被嵌合体) 6 シリンダチューブ(筒体) 20 凹部 21 凸部
Claims (2)
- 【請求項1】 被嵌合体と、この被嵌合体の外周に軸方
向から抜き挿し可能な筒体との嵌合構造であって、その
被嵌合体の外周に凹部が成形され、この凹部に入り込む
凸部が筒体の内周に成形されるように、筒体の外周部が
かしめられ、その凹部と凸部との接触が筒体の被嵌合体
からの抜け方向側において面接触とされていることを特
徴とする嵌合構造。 - 【請求項2】 被嵌合体と、この被嵌合体の外周に軸方
向から抜き挿し可能な筒体との嵌合構造であって、その
被嵌合体の外周に凹部が成形され、この凹部に入り込む
凸部が筒体の内周に成形されるように、筒体の外周部が
かしめられ、その凹部と凸部との接触が筒体の被嵌合体
からの抜け方向側において線接触とされていることを特
徴とする嵌合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991093277U JP2602363Y2 (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 嵌合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991093277U JP2602363Y2 (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 嵌合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0536113U true JPH0536113U (ja) | 1993-05-18 |
| JP2602363Y2 JP2602363Y2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=14077943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991093277U Expired - Lifetime JP2602363Y2 (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 嵌合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2602363Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012085766A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Koyo Giken Kk | 座イス用角度調整金具及び座イス用連結構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58182017U (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-05 | 池田物産株式会社 | 段付きシヤフトとブラケツトのヒンジ構造 |
-
1991
- 1991-10-16 JP JP1991093277U patent/JP2602363Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58182017U (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-05 | 池田物産株式会社 | 段付きシヤフトとブラケツトのヒンジ構造 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012085766A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Koyo Giken Kk | 座イス用角度調整金具及び座イス用連結構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2602363Y2 (ja) | 2000-01-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |