JPH0536130Y2 - - Google Patents
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- JPH0536130Y2 JPH0536130Y2 JP905590U JP905590U JPH0536130Y2 JP H0536130 Y2 JPH0536130 Y2 JP H0536130Y2 JP 905590 U JP905590 U JP 905590U JP 905590 U JP905590 U JP 905590U JP H0536130 Y2 JPH0536130 Y2 JP H0536130Y2
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- pressure vessel
- door
- opening
- sealing door
- sealing
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Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 54
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 15
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 description 5
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
Description
この考案は、圧力容器の密閉扉の構造に関する
もので、更に詳しくは、密閉扉の締付機構に関す
るものである。
もので、更に詳しくは、密閉扉の締付機構に関す
るものである。
周知のように、滅菌用オートクレーブ、食品加
工用レトルト装置等、各種の圧力容器の密閉扉
は、気密維持並びに強度維持の必要上、従来は、
相当の厚みを有する一体構造物となつている。 そのような密閉扉の例には、圧力容器の前方あ
るいは側方に、開閉動作のための回転軸を備えた
ものや密閉扉を垂直あるいは水平方向にスライド
させて開閉するようにしたものがあり、更に、圧
力容器への締付け・密閉操作に際しては、密閉扉
に取りつけた放射状配置の締付杆を用いるもの、
圧力容器の開口部周辺から延びるネジを利用して
密閉扉を締付けるもの、圧力容器の開口部に設け
られて、密閉扉の外周と噛合する締付リングを用
いる(所謂クラツチドア型式)もの等がある。
工用レトルト装置等、各種の圧力容器の密閉扉
は、気密維持並びに強度維持の必要上、従来は、
相当の厚みを有する一体構造物となつている。 そのような密閉扉の例には、圧力容器の前方あ
るいは側方に、開閉動作のための回転軸を備えた
ものや密閉扉を垂直あるいは水平方向にスライド
させて開閉するようにしたものがあり、更に、圧
力容器への締付け・密閉操作に際しては、密閉扉
に取りつけた放射状配置の締付杆を用いるもの、
圧力容器の開口部周辺から延びるネジを利用して
密閉扉を締付けるもの、圧力容器の開口部に設け
られて、密閉扉の外周と噛合する締付リングを用
いる(所謂クラツチドア型式)もの等がある。
ところで、上述圧力容器の密閉扉においては、
その構造上、開閉時の蓋移動空間が大きく、ま
た、密閉扉の開放位置も限定され、外部に張り出
すため、この種圧力容器の設置時の種々の制約と
なつている。 そこで、出願人は、この種制約を解消するた
め、気密維持のための薄板と強度維持のための梁
部材とを組合わせて、移動空間及び収納場所が小
さな密閉扉を先に提案している(特願平1−
278928号参照)。 上記密閉扉は、圧力容器の開口部前面の閉鎖位
置と上記開口部を設けた面に連なる側壁のうちの
一側壁(例えば、項壁面)側の開放位置との間
を、屈曲変形しながら往復移動させるものであ
り、そのために、上述の如く薄板に多数の梁部材
を並設している。しかるにこの薄板と梁部材との
結合は、現状ではネジ結合によつて行つているた
め、薄板からは、ネジの頭部等が突出してしま
う。このような突出物は、上述密閉扉の開閉装置
時に、密閉扉と圧力容器との間の気密維持のため
のパツキンや、このパツキンを収容するパツキン
溝等と干渉し、これらを損傷したり、更には上記
開閉動作に支障を来たす恐れがある。 更に、上記パツキンを、圧力容器の密閉扉にの
み、空気圧等によつてパツキン溝から突出させて
密閉扉の裏面に圧接するようにし、密閉扉の開放
動作時には、パツキン溝に退入させる構造物の採
用により密閉扉と開口部との間隔を上記干渉を回
避し得る寸法に広げることも考えられるが、この
ような構造では、パツキンの突出量が大きくな
り、そのためにパツキン並びにパツキン溝を大形
化する必要があつて、上記空気圧の供給手段が大
形化すると共に、パツキンによる密閉性能に問題
が生じる。
その構造上、開閉時の蓋移動空間が大きく、ま
た、密閉扉の開放位置も限定され、外部に張り出
すため、この種圧力容器の設置時の種々の制約と
なつている。 そこで、出願人は、この種制約を解消するた
め、気密維持のための薄板と強度維持のための梁
部材とを組合わせて、移動空間及び収納場所が小
さな密閉扉を先に提案している(特願平1−
278928号参照)。 上記密閉扉は、圧力容器の開口部前面の閉鎖位
置と上記開口部を設けた面に連なる側壁のうちの
一側壁(例えば、項壁面)側の開放位置との間
を、屈曲変形しながら往復移動させるものであ
り、そのために、上述の如く薄板に多数の梁部材
を並設している。しかるにこの薄板と梁部材との
結合は、現状ではネジ結合によつて行つているた
め、薄板からは、ネジの頭部等が突出してしま
う。このような突出物は、上述密閉扉の開閉装置
時に、密閉扉と圧力容器との間の気密維持のため
のパツキンや、このパツキンを収容するパツキン
溝等と干渉し、これらを損傷したり、更には上記
開閉動作に支障を来たす恐れがある。 更に、上記パツキンを、圧力容器の密閉扉にの
み、空気圧等によつてパツキン溝から突出させて
密閉扉の裏面に圧接するようにし、密閉扉の開放
動作時には、パツキン溝に退入させる構造物の採
用により密閉扉と開口部との間隔を上記干渉を回
避し得る寸法に広げることも考えられるが、この
ような構造では、パツキンの突出量が大きくな
り、そのためにパツキン並びにパツキン溝を大形
化する必要があつて、上記空気圧の供給手段が大
形化すると共に、パツキンによる密閉性能に問題
が生じる。
この考案は、上記課題を解決するためになされ
たもので、圧力容器の開口部を閉塞する密閉扉を
可撓性を有する薄板状部材から構成して、この密
閉扉を圧力容器の開口部上の閉鎖位置と圧力容器
の任意の箇所の開放位置との間を移動可能に配設
し、上記移動中の密閉扉と摺接し、付勢手段によ
つて密閉扉を圧力容器から離隔する方向に付勢し
移動させる押圧部材を少なくとも圧力容器の開口
部の周囲に配設し、上記密閉扉の周縁部を上記付
勢手段の付勢力に抗して上記圧力容器の開口部周
縁に対して圧接し、圧力容器を密閉するための締
付機構を設置したことを特徴とする圧力容器の密
閉扉装置である。
たもので、圧力容器の開口部を閉塞する密閉扉を
可撓性を有する薄板状部材から構成して、この密
閉扉を圧力容器の開口部上の閉鎖位置と圧力容器
の任意の箇所の開放位置との間を移動可能に配設
し、上記移動中の密閉扉と摺接し、付勢手段によ
つて密閉扉を圧力容器から離隔する方向に付勢し
移動させる押圧部材を少なくとも圧力容器の開口
部の周囲に配設し、上記密閉扉の周縁部を上記付
勢手段の付勢力に抗して上記圧力容器の開口部周
縁に対して圧接し、圧力容器を密閉するための締
付機構を設置したことを特徴とする圧力容器の密
閉扉装置である。
この考案に係る圧力容器の密閉扉装置によれ
ば、密閉扉のスライド開閉時には、密閉扉は、付
勢手段によつて付勢された押圧部材によつて圧力
容器開口部から所定距離離隔させられた状態位置
で移動し、密閉扉の締付時には、密閉扉は、締付
機構によつて押圧部材と共に上記付勢力に抗して
圧力容器に対して近接方向に移動させられ、締付
けられて、圧力容器の開口部を密閉閉鎖する。
ば、密閉扉のスライド開閉時には、密閉扉は、付
勢手段によつて付勢された押圧部材によつて圧力
容器開口部から所定距離離隔させられた状態位置
で移動し、密閉扉の締付時には、密閉扉は、締付
機構によつて押圧部材と共に上記付勢力に抗して
圧力容器に対して近接方向に移動させられ、締付
けられて、圧力容器の開口部を密閉閉鎖する。
第1図〜第6図は、この考案に係る圧力容器の
密閉扉装置の一実施例を示すものである。 図面においてAは圧力容器、Sは密閉扉装置を
示す。 上記圧力容器Aは、この実施例では、オートク
レーブとしてある。従つて、この圧力容器Aは、
内部の滅菌室10を包囲するように、加熱源とし
ての蒸気チヤンバ11を形成している。 上記圧力容器Aの一面には、被滅菌物を出し入
れするための開口部12を設けてあり、さらにこ
の開口部12を覆うように上記の密閉扉装置Sを
設けてある。 上記密閉扉装置Sは、密閉扉20、密閉扉20
の開閉機構21、並びに、密閉扉20を上記圧力
容器Aの開口部12周縁に対して、締付けて密閉
するための締付機構22を備えている。 上記密閉扉20は、可撓性の薄板状部材23の
一方の面に多数の梁部材24を並設して成るもの
で、他方の面(即ち、梁部材24を設けていない
面)を前記圧力容器Aの開口部12に対向するよ
うに取付けている。ここでは、上記密閉扉20の
梁部材24は、薄板状部材23と接する部分のみ
で、ボルト25によつて連結し、隣り合つた梁部
材24同志は互いに固定せず、自由な状態であ
る。従つて、後述する密閉扉20の開閉動作にお
いて、上記密閉扉20が開放位置と閉鎖位置の間
を屈曲しながら通過する際、隣接する梁部材24
の間の周方向の間隙が広がることにより、薄板状
部材23を含めて、密閉扉20全体はスムーズに
屈曲して所望の形状に変形する。 上記開閉機構21は、上記密閉扉20を閉鎖位
置と開放位置との間を移動させるための駆動機構
26と、上記移動の際のガイド機構27とを具備
して成る。 この考案でいう、上記密閉扉20の閉鎖位置と
は、密閉扉20が圧力容器Aの開口部12を覆う
位置であり、又開放位置とは、上記密閉扉20が
上記開口部12から移動し圧力容器A周壁のうち
の適宜の一側壁(この実施例では項壁部)に設け
た収納位置をいう。 上記駆動機構26は、上記密閉扉20を開放位
置と閉鎖位置との間で、後述する往復動を行なわ
せるためのもので、この実施例では、上記密閉扉
20の両側に移動軌跡に沿つて駆動用チエーン2
8を配設し、この駆動用チエーン28を電動モー
タや油圧モータ等の回転駆動機構に連結したスプ
ロケツト(図示せず)により移動させることによ
り、上記密閉扉20の移動を行なうようにしてい
る。 上記ガイド機構27は、圧力容器Aの両側に
夫々設けた対向する一対のレール状をなすガイド
部材29,30で構成してあつて、上記密閉扉2
0の移動軌跡(駆動用チエーン28の配設位置と
略同等)に沿つて配設され上記各駆動用チエーン
28を表裏面から挟持すべく対をなすように取付
けてある。上記ガイド部材29,30のうち、薄
板状部材23側(即ち、圧力容器A本体に近い
側)に位置するガイド部材29は、上記圧力容器
Aの開口部12の両側に位置する部分29a(以
下、押圧部材と称する)が、この圧力容器Aに対
し突出退入自在となつており、圧力容器Aとこの
押圧部材29aとの間に設けた付勢手段31(こ
の実施例ではスプリング)によつて常時突出方向
に付勢した状態にある。 他方のガイド部材30は、少なくとも上記押圧
部材29aと対向する部分に設けてあればよく、
この実施例では、上述の箇所のみに配置してあ
る。 そのようなガイド部材30は、上述の押圧部材
29aと異なって固定式となつており、上記実施
例では後述する締付機構22の支持部材42に取
付けてある。 尚、上記ガイド部材(押圧部材29aを含む)
29,30の駆動用チエーン28との摺接部分に
は、耐摩耗性を有し、摩擦係数の少ない適宜の滑
り部材を配設しておくのが好ましい。 上記締付機構22は、適宜のアクチユエータ
(例えば、油圧シリンダ、エアシリンダ等の直動
式のもの、あるいは、ロータリーアクチユエー
タ、電動モータ、油圧モータ等の回転式のもの)
とこのアクチユータ40によつて駆動される絞付
カム41とによつて構成することができ、図示す
る実施例では、アクチユエータ40に油圧シリン
ダ、エアシリンダ、ソレノイド等の直動式のもの
を用いており、このアクチユータ40によつて駆
動すべき絞付カム41は、先端側からテーパー面
41a並びにストツパー面41bを一方向に連設
した形態となつている。 上記アクチユエータ40は、圧力容器Aの開口
部12の周囲に所望数(図示する実施例では、開
口部の両側に4個ずつ計8個)配設してあり、各
アクチユエータ40のロツド40a先端に取付け
た絞付カム41を、閉鎖位置の密閉扉20の両側
縁に対して対向するように設定してある。 上記各絞付カム41先端のテーパー面41a並
びにストツパー面41bは、密閉扉20の表面側
の梁部材24と対向してある。一方、上記絞付カ
ム41の上記ストツパー面41bと対向する支持
面41cは、圧力容器Aに固定された支持部材4
2と常に摺接状態にあり、この状態において、後
述するように、密閉扉20に作用する滅菌室10
からの圧力は、上記絞付カム41を介して上記支
持部材42によつて支持するようになつている。 尚、上記密閉扉20における絞付カム41との
接触部位、即ち、梁部材24上における接触部位
には、上記絞付カム41のカムフオロアとしての
平板状部材43を配設し、この平板状部材43に
より、上記接触部位の耐久性の向上を図つてい
る。 この実施例においては、密閉扉20と圧力容器
Aとの間の気密を保つためのパツキンPは、空気
圧によつて密閉扉20側に押圧する形式のもので
ある。即ち、第3図、第4図に示すように、圧力
容器Aにおける開口部周囲にパツキンPを収容す
るためのパツキン溝44を形成し、このパツキン
溝44に収容するパツキンPの底部側に空気室4
5を設けてある。そのため上記空気室45に対し
て空気を供給することにより、パツキンPからパ
ツキン溝44を突出させ、密閉扉20の気密を保
つことができる。 以上の構成の圧力容器の密閉扉装置において、
以下に動作要領を説明する。 先ず初期状態においては、密閉扉20は、第5
図に実線で示す開放状態にあり、押圧部材29a
は、スプリング31によつて前方に突出している
ものとする。 この状態から、駆動機構26を作動させ、密閉
扉20を上記ガイド機構27によつて案内しなが
ら第5図の実線位置から2点鎖線位置(即ち、第
1図に示す閉鎖位置)に移動させる。この際に、
押圧部材29aは、スプリング31によつて常時
突出方向に付勢されているため、上記駆動機構2
6における駆動用チエーン28は、常時対向する
ガイド部材29,30間で挟持された状態で移動
する。従つて、上記密閉扉20は、上記押圧部材
29aの押圧によつて、上記のパツキンP等の圧
力容器A側の部材から所定距離隔たつており、密
閉扉20のボルト25の頭部等がこれら部品と何
ら干渉することなく移動させることができる。 そして、上記密閉扉20が閉鎖位置にまで移動
した時点で上記アクチユエータ40を作動させ、
ロツド40aを伸長させると、絞付カム41は支
持面41cを支持部材42に摺接させた状態で密
閉扉20に向けて移動する。 一方、上記絞付カム41は、密閉扉20と支持
部材42との間の隙間に、テーパー面41a、ス
トツパー面41bの順に挿入されるが、このと
き、上記絞付カム41のテーパー面41aが密閉
扉20の平板状部材43に当接することにより、
このテーパー面41aにより徐々に圧力容器Aの
開口部12に向けて押圧され、上記ストツパー面
41bが、密閉扉20の平板状部材43に圧接し
た状態になると、上記密閉扉20は、開口部12
に向けて所定の押圧力で押圧された状態になる。 上記絞付カム41による密閉扉20の締付動作
中において、上記押圧部材29aは密閉扉20が
圧力容器Aに向けて押圧されるに従い、スプリン
グ31の付勢力に抗して徐々に圧力容器Aに対し
て退入するため、上記締付動作には何ら支障はな
い。 上記の如く絞付カム41による締付動作終了後
は、上述空気室45に空気に供給し、パツキンP
を密閉扉20の薄板状部材23に向けて押圧する
ことにより、上記圧力容器Aと密閉扉20の気密
を保つ。 ここで、圧力容器A内部(この実施例では、滅
菌室10)を加圧した場合、密閉扉20に加わる
圧力は、上記絞付カム41を介して支持部材42
によつて支持される。 従つて、この構成によれば、アクチユエータ4
0によつて上記密閉扉20を常時押圧する必要は
なく、アクチユエータ40は単に絞付カム41の
移動を行なうのみであるから、アクチユエータは
小容量のものでよい。 尚、上記密閉扉20を開放するには、上記空気
室45内の空気を排出し、パツキンPによる押圧
を解除した後、アクチユエータ40のロツド40
aを退入させ、絞付カム41を初期の位置に復帰
させればよい。この動作により、上記密閉扉20
は、前述のスプリング31の弾性復元力によつて
開口部12から離隔する方向に移動する。そし
て、上述と逆方向に駆動機構26を作動させ密閉
扉20を開放位置に移動させればよい。
密閉扉装置の一実施例を示すものである。 図面においてAは圧力容器、Sは密閉扉装置を
示す。 上記圧力容器Aは、この実施例では、オートク
レーブとしてある。従つて、この圧力容器Aは、
内部の滅菌室10を包囲するように、加熱源とし
ての蒸気チヤンバ11を形成している。 上記圧力容器Aの一面には、被滅菌物を出し入
れするための開口部12を設けてあり、さらにこ
の開口部12を覆うように上記の密閉扉装置Sを
設けてある。 上記密閉扉装置Sは、密閉扉20、密閉扉20
の開閉機構21、並びに、密閉扉20を上記圧力
容器Aの開口部12周縁に対して、締付けて密閉
するための締付機構22を備えている。 上記密閉扉20は、可撓性の薄板状部材23の
一方の面に多数の梁部材24を並設して成るもの
で、他方の面(即ち、梁部材24を設けていない
面)を前記圧力容器Aの開口部12に対向するよ
うに取付けている。ここでは、上記密閉扉20の
梁部材24は、薄板状部材23と接する部分のみ
で、ボルト25によつて連結し、隣り合つた梁部
材24同志は互いに固定せず、自由な状態であ
る。従つて、後述する密閉扉20の開閉動作にお
いて、上記密閉扉20が開放位置と閉鎖位置の間
を屈曲しながら通過する際、隣接する梁部材24
の間の周方向の間隙が広がることにより、薄板状
部材23を含めて、密閉扉20全体はスムーズに
屈曲して所望の形状に変形する。 上記開閉機構21は、上記密閉扉20を閉鎖位
置と開放位置との間を移動させるための駆動機構
26と、上記移動の際のガイド機構27とを具備
して成る。 この考案でいう、上記密閉扉20の閉鎖位置と
は、密閉扉20が圧力容器Aの開口部12を覆う
位置であり、又開放位置とは、上記密閉扉20が
上記開口部12から移動し圧力容器A周壁のうち
の適宜の一側壁(この実施例では項壁部)に設け
た収納位置をいう。 上記駆動機構26は、上記密閉扉20を開放位
置と閉鎖位置との間で、後述する往復動を行なわ
せるためのもので、この実施例では、上記密閉扉
20の両側に移動軌跡に沿つて駆動用チエーン2
8を配設し、この駆動用チエーン28を電動モー
タや油圧モータ等の回転駆動機構に連結したスプ
ロケツト(図示せず)により移動させることによ
り、上記密閉扉20の移動を行なうようにしてい
る。 上記ガイド機構27は、圧力容器Aの両側に
夫々設けた対向する一対のレール状をなすガイド
部材29,30で構成してあつて、上記密閉扉2
0の移動軌跡(駆動用チエーン28の配設位置と
略同等)に沿つて配設され上記各駆動用チエーン
28を表裏面から挟持すべく対をなすように取付
けてある。上記ガイド部材29,30のうち、薄
板状部材23側(即ち、圧力容器A本体に近い
側)に位置するガイド部材29は、上記圧力容器
Aの開口部12の両側に位置する部分29a(以
下、押圧部材と称する)が、この圧力容器Aに対
し突出退入自在となつており、圧力容器Aとこの
押圧部材29aとの間に設けた付勢手段31(こ
の実施例ではスプリング)によつて常時突出方向
に付勢した状態にある。 他方のガイド部材30は、少なくとも上記押圧
部材29aと対向する部分に設けてあればよく、
この実施例では、上述の箇所のみに配置してあ
る。 そのようなガイド部材30は、上述の押圧部材
29aと異なって固定式となつており、上記実施
例では後述する締付機構22の支持部材42に取
付けてある。 尚、上記ガイド部材(押圧部材29aを含む)
29,30の駆動用チエーン28との摺接部分に
は、耐摩耗性を有し、摩擦係数の少ない適宜の滑
り部材を配設しておくのが好ましい。 上記締付機構22は、適宜のアクチユエータ
(例えば、油圧シリンダ、エアシリンダ等の直動
式のもの、あるいは、ロータリーアクチユエー
タ、電動モータ、油圧モータ等の回転式のもの)
とこのアクチユータ40によつて駆動される絞付
カム41とによつて構成することができ、図示す
る実施例では、アクチユエータ40に油圧シリン
ダ、エアシリンダ、ソレノイド等の直動式のもの
を用いており、このアクチユータ40によつて駆
動すべき絞付カム41は、先端側からテーパー面
41a並びにストツパー面41bを一方向に連設
した形態となつている。 上記アクチユエータ40は、圧力容器Aの開口
部12の周囲に所望数(図示する実施例では、開
口部の両側に4個ずつ計8個)配設してあり、各
アクチユエータ40のロツド40a先端に取付け
た絞付カム41を、閉鎖位置の密閉扉20の両側
縁に対して対向するように設定してある。 上記各絞付カム41先端のテーパー面41a並
びにストツパー面41bは、密閉扉20の表面側
の梁部材24と対向してある。一方、上記絞付カ
ム41の上記ストツパー面41bと対向する支持
面41cは、圧力容器Aに固定された支持部材4
2と常に摺接状態にあり、この状態において、後
述するように、密閉扉20に作用する滅菌室10
からの圧力は、上記絞付カム41を介して上記支
持部材42によつて支持するようになつている。 尚、上記密閉扉20における絞付カム41との
接触部位、即ち、梁部材24上における接触部位
には、上記絞付カム41のカムフオロアとしての
平板状部材43を配設し、この平板状部材43に
より、上記接触部位の耐久性の向上を図つてい
る。 この実施例においては、密閉扉20と圧力容器
Aとの間の気密を保つためのパツキンPは、空気
圧によつて密閉扉20側に押圧する形式のもので
ある。即ち、第3図、第4図に示すように、圧力
容器Aにおける開口部周囲にパツキンPを収容す
るためのパツキン溝44を形成し、このパツキン
溝44に収容するパツキンPの底部側に空気室4
5を設けてある。そのため上記空気室45に対し
て空気を供給することにより、パツキンPからパ
ツキン溝44を突出させ、密閉扉20の気密を保
つことができる。 以上の構成の圧力容器の密閉扉装置において、
以下に動作要領を説明する。 先ず初期状態においては、密閉扉20は、第5
図に実線で示す開放状態にあり、押圧部材29a
は、スプリング31によつて前方に突出している
ものとする。 この状態から、駆動機構26を作動させ、密閉
扉20を上記ガイド機構27によつて案内しなが
ら第5図の実線位置から2点鎖線位置(即ち、第
1図に示す閉鎖位置)に移動させる。この際に、
押圧部材29aは、スプリング31によつて常時
突出方向に付勢されているため、上記駆動機構2
6における駆動用チエーン28は、常時対向する
ガイド部材29,30間で挟持された状態で移動
する。従つて、上記密閉扉20は、上記押圧部材
29aの押圧によつて、上記のパツキンP等の圧
力容器A側の部材から所定距離隔たつており、密
閉扉20のボルト25の頭部等がこれら部品と何
ら干渉することなく移動させることができる。 そして、上記密閉扉20が閉鎖位置にまで移動
した時点で上記アクチユエータ40を作動させ、
ロツド40aを伸長させると、絞付カム41は支
持面41cを支持部材42に摺接させた状態で密
閉扉20に向けて移動する。 一方、上記絞付カム41は、密閉扉20と支持
部材42との間の隙間に、テーパー面41a、ス
トツパー面41bの順に挿入されるが、このと
き、上記絞付カム41のテーパー面41aが密閉
扉20の平板状部材43に当接することにより、
このテーパー面41aにより徐々に圧力容器Aの
開口部12に向けて押圧され、上記ストツパー面
41bが、密閉扉20の平板状部材43に圧接し
た状態になると、上記密閉扉20は、開口部12
に向けて所定の押圧力で押圧された状態になる。 上記絞付カム41による密閉扉20の締付動作
中において、上記押圧部材29aは密閉扉20が
圧力容器Aに向けて押圧されるに従い、スプリン
グ31の付勢力に抗して徐々に圧力容器Aに対し
て退入するため、上記締付動作には何ら支障はな
い。 上記の如く絞付カム41による締付動作終了後
は、上述空気室45に空気に供給し、パツキンP
を密閉扉20の薄板状部材23に向けて押圧する
ことにより、上記圧力容器Aと密閉扉20の気密
を保つ。 ここで、圧力容器A内部(この実施例では、滅
菌室10)を加圧した場合、密閉扉20に加わる
圧力は、上記絞付カム41を介して支持部材42
によつて支持される。 従つて、この構成によれば、アクチユエータ4
0によつて上記密閉扉20を常時押圧する必要は
なく、アクチユエータ40は単に絞付カム41の
移動を行なうのみであるから、アクチユエータは
小容量のものでよい。 尚、上記密閉扉20を開放するには、上記空気
室45内の空気を排出し、パツキンPによる押圧
を解除した後、アクチユエータ40のロツド40
aを退入させ、絞付カム41を初期の位置に復帰
させればよい。この動作により、上記密閉扉20
は、前述のスプリング31の弾性復元力によつて
開口部12から離隔する方向に移動する。そし
て、上述と逆方向に駆動機構26を作動させ密閉
扉20を開放位置に移動させればよい。
以上説明したように、この考案に係る圧力容器
の密閉扉装置によれば、密閉扉の開閉時、密閉扉
は、付勢手段によつて付勢された押圧部材によ
り、圧力容器開口部から所定距離、離隔させるこ
とできるため、上記密閉扉と圧力容器との相互の
干渉を解消することができる。 更に、密閉扉の締付時、上記付勢手段によつて
付勢された押圧部材は、締付機構によつて密閉扉
と共に、圧力容器に対して近接方向に移動し、こ
の状態で締付けることができるため、密閉扉と圧
力容器の開口部間のパツキン装置に、特殊な、あ
るいは、複雑な構造のものを用いる必要がなくな
り、従来の安価なパツキン装置を用いることが出
来る。 従つて、この考案によれば、極めて実用性が高
く、安価な圧力容器の密閉扉装置を提供すること
ができる。
の密閉扉装置によれば、密閉扉の開閉時、密閉扉
は、付勢手段によつて付勢された押圧部材によ
り、圧力容器開口部から所定距離、離隔させるこ
とできるため、上記密閉扉と圧力容器との相互の
干渉を解消することができる。 更に、密閉扉の締付時、上記付勢手段によつて
付勢された押圧部材は、締付機構によつて密閉扉
と共に、圧力容器に対して近接方向に移動し、こ
の状態で締付けることができるため、密閉扉と圧
力容器の開口部間のパツキン装置に、特殊な、あ
るいは、複雑な構造のものを用いる必要がなくな
り、従来の安価なパツキン装置を用いることが出
来る。 従つて、この考案によれば、極めて実用性が高
く、安価な圧力容器の密閉扉装置を提供すること
ができる。
第1図〜第6図は、この考案に係る圧力容器の
密閉扉装置の一実施例を示すもので、第1図は密
閉扉の閉鎖状態を示す正面図、2図は第1図の要
部断面図、第3図並びに第4図は、密閉扉におけ
る締付動作を説明するための要部拡大断面図、第
5図は、密閉扉の開放状態を示す縦断側面図、第
6図は、密閉扉自体の構造を示す拡大断面図であ
る。 A……圧力容器、12……開口部、20……密
閉扉、22……締付機構、23……薄板状部材、
24……梁部材、27……ガイド機構、29……
ガイド部材、29a……押圧部材、30……ガイ
ド部材、31……付勢手段。
密閉扉装置の一実施例を示すもので、第1図は密
閉扉の閉鎖状態を示す正面図、2図は第1図の要
部断面図、第3図並びに第4図は、密閉扉におけ
る締付動作を説明するための要部拡大断面図、第
5図は、密閉扉の開放状態を示す縦断側面図、第
6図は、密閉扉自体の構造を示す拡大断面図であ
る。 A……圧力容器、12……開口部、20……密
閉扉、22……締付機構、23……薄板状部材、
24……梁部材、27……ガイド機構、29……
ガイド部材、29a……押圧部材、30……ガイ
ド部材、31……付勢手段。
Claims (1)
- 圧力容器Aの開口部12を閉塞する密閉扉20
を可撓性を有する薄板状部材23から構成して、
この密閉扉20を圧力容器Aの開口部12上の閉
鎖位置と圧力容器Aの任意の箇所の開放位置との
間を移動可能に配設し、上記移動中の密閉扉20
と摺接し、付勢手段31によつて密閉扉20を圧
力容器Aから離隔する方向に付勢し移動させる押
圧部材29aを少なくとも圧力容器Aの開口部1
2の周囲に配設し、上記密閉扉20の周縁部を上
記付勢手段31の付勢力に抗して上記圧力容器A
の開口部12周縁に対して圧接し、圧力容器Aを
密閉するための締付機構22を設置したことを特
徴とする圧力容器の密閉扉装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP905590U JPH0536130Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | |
| KR1019920700963A KR0185202B1 (ko) | 1989-10-25 | 1990-10-25 | 압력용기용 셔터장치 |
| AU66092/90A AU6609290A (en) | 1989-10-25 | 1990-10-25 | Shutter of pressure vessel |
| US07/849,035 US5295605A (en) | 1989-10-25 | 1990-10-25 | Shutter device for pressure container |
| CA002071487A CA2071487C (en) | 1989-10-25 | 1990-10-25 | Shutter device for pressure containers |
| PCT/JP1990/001375 WO1991006792A1 (en) | 1989-10-25 | 1990-10-25 | Shutter of pressure vessel |
| EP90915823A EP0497979A1 (en) | 1989-10-25 | 1990-10-25 | Shutter of pressure vessel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP905590U JPH0536130Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03100660U JPH03100660U (ja) | 1991-10-21 |
| JPH0536130Y2 true JPH0536130Y2 (ja) | 1993-09-13 |
Family
ID=31512659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP905590U Expired - Lifetime JPH0536130Y2 (ja) | 1989-10-25 | 1990-01-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0536130Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP905590U patent/JPH0536130Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03100660U (ja) | 1991-10-21 |
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