JPH0536207A - クロツク再生回路 - Google Patents

クロツク再生回路

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JPH0536207A
JPH0536207A JP3193836A JP19383691A JPH0536207A JP H0536207 A JPH0536207 A JP H0536207A JP 3193836 A JP3193836 A JP 3193836A JP 19383691 A JP19383691 A JP 19383691A JP H0536207 A JPH0536207 A JP H0536207A
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JP
Japan
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clock signal
phase
signal
phase shifter
converter
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JP3193836A
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English (en)
Inventor
Kaneyasu Shimoda
金保 下田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、記録媒体からの読出信号を識別再
生する為のクロック信号を再生するクロック再生回路に
関し、最適位相のクロック信号を再生することを目的と
する。 【構成】 記録媒体1を回転させるモータ2の回転速度
の基準クロック信号を発生する発振器3と、基準クロッ
ク信号の位相を制御して再生クロック信号とする可変移
相器4と、再生クロック信号により記録媒体1からの読
出信号をディジタル信号に変換するAD変換器5と、デ
ィジタル信号の最尤復号によりデータを出力するビタビ
復号器6と、このビタビ復号器6に於ける正規化頻度を
基に可変移相器4を制御して再生クロック信号を最適位
相とする位相制御部7とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体からの読出信
号を識別再生する為のクロック信号を再生するクロック
信号再生回路に関する。記録媒体として例えば磁気ディ
スクを用いた磁気ディスク装置に於いて、磁気ディスク
の記録内容を磁気ヘッドにより読出し、その読出信号を
再生クロック信号のタイミングによりレベル識別,復号
処理等を行ってデータを復元するものである。その場
合、データの再生誤りを少なくする為には、読出信号の
識別最適タイミングの位相のクロック信号を再生するこ
とが必要である。
【0002】
【従来の技術】記録媒体を磁気ディスクとした従来例の
磁気ディスク装置は、例えば、図5に示す構成を有する
ものであり、磁気ディスク31はモータ32により回転
され、モータ32は駆動回路44により一定回転速度と
なるように制御される。又磁気ディスク31のトラック
に磁気ヘッド33がアクチュエータ34によって位置決
めされ、情報の書込み又は読出しが行われる。例えば、
読出信号はヘッドアンプ35により増幅され、等化回路
36と微分回路40とに加えられる。この等化回路36
により等化された読出信号は、群遅延回路37により遅
延されてAD変換器38に加えられる。
【0003】又微分回路40により微分された読出信号
は、零クロス検出回路41に加えられ、読出信号のピー
ク点に相当する時間位置の零クロス点が検出され、パル
ス整形回路42により所定のパルス幅のパルス信号に整
形され、位相同期回路(PLL)43に加えられる。こ
の位相同期回路43からの出力信号が再生クロック信号
としてAD変換器38と処理回路39とに加えられる。
【0004】AD変換器38では、再生クロック信号の
タイミングで群遅延回路37により位相調整された読出
信号のピーク位置となるタイミングでサンプルホールド
し、サンプル値を“1”又は“0”の1ビットのディジ
タル信号に変換する硬判定又は複数ビットのディジタル
信号に変換する軟判定が行われ、変換されたディジタル
信号を処理回路39に加えることになり、処理回路39
は、復号処理等を行ってデータを復元出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】記録媒体の記録密度
の向上により小型化を図る場合に、記録密度を大きくす
るに従って波形干渉等により読出信号のピークシフトが
大きくなる。従って、読出信号を基に再生したクロック
信号のジッタが大きくなる欠点が生じる。又アクセス時
間を短縮する為に、伝送レートを大きくすると、群遅延
回路37に於ける遅延素子の特性のばらつきの影響が大
きくなって、読出信号と再生クロック信号との位相を最
適タイミングに調整することが困難となる。前述のよう
な再生クロック信号のジッタや群遅延回路37の特性の
ばらつき等の影響により、読出信号の最適識別タイミン
グに対して再生クロック信号の位相のずれが大きくなる
と、誤り率が急激に劣化する問題があった。本発明は、
読出信号の最適識別タイミングの位相のクロック信号を
再生することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック再生回
路は、図1を参照して説明すると、磁気ディスク等の記
録媒体1を回転させるモータ2の回転速度の基準となる
サーボ系の発振器3と、この発振器3からの基準クロッ
ク信号を基に位相制御された再生クロック信号を出力す
る可変移相器4と、この可変移相器4からの再生クロッ
ク信号に従って記録媒体1からの読出信号をディジタル
信号に変換するAD変換器5と、このAD変換器5によ
り変換されたディジタル信号の最尤復号を行うビタビ復
号器6と、このビタビ復号器6の正規化頻度を基に可変
移相器4を制御して、再生クロック信号の位相を、記録
媒体1からの読出信号の識別タイミング位相に一致する
ような最適位相に制御する位相制御部7とを備えたもの
で、8は読出ヘッド9の位置決めを行うアクチュエー
タ、10はサーボ系の一部を構成するモータ駆動部であ
る。
【0007】又可変移相器4は、発振器32からの基準
クロック信号を基にそれぞれ異なる位相の複数の再生ク
ロック信号を出力する構成とし、AD変換器5は、可変
移相器4からのそれぞれ異なる位相の再生クロック信号
により読出信号をディジタル信号に変換する複数のAD
変換部により構成し、ビタビ復号器5は、複数のAD変
換部対応にそれぞれのディジタル信号の最尤復号を行う
複数のビタビ復号部により構成し、位相制御部7は、複
数のビタビ復号部の正規化頻度の分布により最小誤り率
が得られる再生クロック信号の位相を識別して、可変移
相器5を制御する構成とすることができる。
【0008】
【作用】請求項1に於いて、記録媒体1を回転させるモ
ータ2は、モータ駆動部10により駆動されるもので、
モータ2の回転速度を、モータ直結の回転検出器或いは
サーボヘッドの読出信号の処理回路によって検出し、そ
の回転速度検出信号と発振器3からの基準クロック信号
との位相比較を行い、その位相差が零等の所定値となる
ように、モータ2の回転速度を制御するものであり、回
転速度検出信号と基準クロック信号との周波数が同一の
場合は前述のようにそのまま位相比較を行うことになる
が、周波数が異なる場合には、分周器を設けることにな
る。又発振器3からの基準クロック信号は可変移相器4
を介して再生クロック信号となり、AD変換器5とビタ
ビ復号器6とに加えられ、再生クロック信号のタイミン
グでAD変換器5に於ける読出信号のサンプリングが行
われる。
【0009】ビタビ復号器6は、AD変換器5により変
換されたディジタル信号を基に最尤復号を行ってデータ
を復元するものであり、その場合に、パスメトリック値
の算出が行われる。このパスメトリック値を求める演算
回路がオーバーフローしないのように正規化が行われ
る。この正規化処理の周期は、誤り率が大きい場合には
短くなるものであるから、正規化頻度を求めることによ
り、誤り率が大きいか否かを判定することができる。従
って、位相制御部7では、ビタビ復号器6の正規化頻度
を基に可変移相器4を制御し、誤り率が小さくなるよう
に再生クロック信号の位相を制御することになる。即
ち、正規化頻度の周期が長くなるように、可変移相器4
の移相量を制御して、再生クロック信号の位相を読出信
号に対して最適化することになる。
【0010】又請求項2に於いては、AD変換器5とビ
タビ復号器6とを、それぞれ複数のAD変換部とビタビ
復号部とにより構成し、可変移相器4からのそれぞれ異
なる位相の再生クロック信号が供給されて、同時に複数
の異なる位相の再生クロック信号により、読出信号のA
D変換、最尤復号が行われ、位相制御部7では、複数の
ビタビ復号部に於ける正規化頻度を基に、最小誤り率と
なるビタビ復号部を識別し、その最小誤り率のビタビ復
号部に供給する再生クロック信号の位相が、異なる複数
の位相の中心となるように、可変移相器4を制御するも
のである。
【0011】
【実施例】図2は本発明の一実施例のブロック図であ
り、記録媒体として磁気ディスクを用いた場合を示す。
同図に於いて、11Aはデータディスク、11Bはサー
ボディスク、12はモータ、13は発振器、14は可変
移相器、15はAD変換器、16はビタビ復号器、17
は位相制御部、18はヘッドアンプ、19は等化回路、
20A,20Bは磁気ヘッド、21はアクチュエータ、
22はサーボ信号処理部、23は位相比較器、24はモ
ータ駆動回路、25はカウンタ、26は比較器である。
【0012】この実施例に於けるサーボ系は、サーボデ
ィスク11Bと、磁気ヘッド20Bと、サーボ信号処理
部22と位相比較器23とモータ駆動回路24とモータ
12と発振器13とを含むものであり、発振器13から
の基準クロック信号の位相を基準として、磁気ヘッド2
0Bにより読出したサーボ信号の位相と比較し、その位
相差に従ってモータ駆動回路24によりモータ12を駆
動し、その位相差が零等の所定値を維持するように制御
するものである。この発振器13からの基準クロック信
号とサーボ信号処理部22からのサーボ信号との周波数
が異なる場合、何れか一方に分周器を設ければ良いこと
になる。又サーボ信号を用いる代わりにモータ12に直
結した周波数発電機や回転エンコーダ等の出力信号を用
いることもできる。即ち、各種のサーボ系を採用するこ
とができる。
【0013】又データディスク11Aの記録内容を磁気
ヘッド20Aにより読出し、ヘッドアンプ18により増
幅し、等化回路19により等化し、AD変換器15によ
りディジタル信号に変換してビタビ復号器16に加え
る。この時に、発振器13からの基準クロック信号の位
相を可変移相器14により制御して再生クロック信号と
し、この再生クロック信号をAD変換器15とビタビ復
号器16とに加える。従って、AD変換器15に於いて
は、再生クロック信号によって等化回路19の出力信号
をサンプリングしてディジタル信号に変換することにな
り、ビタビ復号器16は、再生クロック信号に従って最
尤復号処理を行うことになる。
【0014】ビタビ復号器は、既に各種の構成が提案さ
れており、基本的には、分配器と、ACS回路と、パス
メモリと、正規化回路と、パスセレクタとを備え、分配
器により入力信号からブランチメトリックを計算し、畳
込み符号の拘束長Kに従って2K-1 個のACS回路によ
りブランチメトリックと前回のパスメトリックとの加
算,比較,選択を行って、その選択を示すパス選択信号
をパスメモリに加え、その最終段出力がパスセレクタに
加えられて、多数決処理等により復号出力が得られるも
のである。又パスメトリックの演算に於けるオーバーフ
ローを防止する為に、正規回路によりパスメトリックの
正規化が行われる。
【0015】このようなビタビ復号器を、波形干渉を受
けたデータディスク11Aからの読出信号の復号に用い
る場合、加算器(A)と比較器(C)とセレクタ(S)
とからなるACS回路は、例えば、仮定サンプル値と実
際の読出信号のサンプル値の誤差の二乗出力と、前回の
パスメトリック値とを加算器(A)により加算して新た
なパスメトリック値とし、各パスメトリック値を比較器
(C)により比較して新たなパスメトリック値の中の小
さいものをセレクタ(S)により選択して、次のパスメ
トリック値とし、その選択情報をパスメモリに加えるこ
とになる。そして、パスメトリック値の演算過程に於い
てオーバーフローを防止する為の正規化が行われる。
【0016】AD変換器15に於けるサンプリング位
相、即ち、再生クロック信号の位相が最適であれば、ビ
タビ復号器16に於いては、仮定サンプル値と実際の読
出信号のサンプル値との誤差が小さくなるから、パスメ
トリック値の増加分は小さくなる。これに対して、再生
クロック信号の位相が最適位相からずれていると、ビタ
ビ復号器16に於いては、仮定サンプル値と実際の読出
信号のサンプル値との誤差が大きくなるから、パスメト
リック値の増加分が大きくなり、それによって、ビタビ
復号器16に於ける正規化頻度が大きくなる。この正規
化信号を位相制御部17のカウンタ25によりカウント
する。
【0017】位相制御部17は、カウンタ25と比較器
26とを含む構成であり、カウンタ25により前述のよ
うにビタビ復号器16に於ける正規化信号をカウント
し、その一定時間内のカウント内容が正規化頻度を示す
ので、この正規化頻度と閾値とを比較器26により比較
し、正規化頻度が閾値を超えた場合に可変移相器14を
制御し、再生クロック信号の位相をスイープさせ、正規
化頻度が閾値を超えない位相となった時点で再生クロッ
ク信号の位相スイープを停止させる。この場合、再生ク
ロック信号の位相を進めた時に正規化頻度が閾値を依然
として超えるか否か、又位相を遅らせた時に正規化頻度
が閾値を依然として超えるか否かを判定して、正規化頻
度が閾値を超えない位相となるように再生クロック信号
を制御することもできる。
【0018】又発振器13からの基準クロック信号の周
波数と、AD変換器15及びビタビ復号器16に加える
再生クロック信号の周波数とが異なる場合は、それらの
周波数の比に関連した分周器或いは逓倍器を発振器13
と可変移相器14との間に接続すれば良いことになる。
【0019】図3は本発明の他の実施例の要部ブロック
図であり、AD変換器とビタビ復号器とをそれぞれ複数
のAD変換部15A,15B,15Cと複数のビタビ復
号部16A,16B,16Cとにより構成した場合を示
す。又図2と同一符号は同一部分を示し、14Aは基準
クロック信号が入力されて、±0,+Δθ,−Δθとし
て示すように、それぞれ異なる位相の再生クロック信号
CLKA,CLKB,CLKCを出力する可変移相器、
25A,25B,25Cはビタビ復号部16A,16
B,16C対応のカウンタ、26Aは正規化頻度比較器
である。
【0020】3個のAD変換部15A,15B,15C
に於ける読出信号のサンプリング位相は、それぞれ異な
るものであり、それによってビタビ復号部16A,16
B,16Cに於ける誤り率が異なることになる。そし
て、ビタビ復号部16A,16B,16Cに於ける正規
化信号をそれぞれカウンタ25A,25B,25Cによ
りカウントし、一定時間内のカウント内容を正規化頻度
比較器26Aに於いて比較すると、最小の正規化頻度の
系統が判ることになる。そこで、可変移相器14Aを制
御して、±0として示す中心位相の再生クロック信号を
加える系統の正規化頻度が最小となるように、再生クロ
ック信号の位相を制御する。
【0021】図4は誤り率と正規化頻度との説明図であ
り、再生クロック信号の位相と誤り率とが、図4の
(A)に示す関係を有する場合に、例えば、AD変換部
15Aとビタビ復号部16Aとに加える再生クロック信
号CLKAの位相をθa、AD変換部15Bとビタビ復
号部16Bとに加える再生クロック信号CLKBの位相
をθb、AD変換部15Cとビタビ復号部16Cとに加
える再生クロック信号CLKCの位相をθcとすると、
ビタビ復号部16Aに於ける誤り率が最も悪く、ビタビ
復号部16Cに於ける誤り率が最も小さくなる。
【0022】そこで、正規化頻度比較器26Aは可変移
相器14Aを制御して、再生クロック信号CLKA,C
LKB,CLKCの位相θa,θb,θcを順次遅ら
せ、ビタビ復号部16Bに於ける誤り率が最小となるよ
うに制御する。即ち、θa=+Δθ、θb=0、θc=
−Δθとなるように再生クロック信号CLKA,CLK
B,CLKCの位相を制御する。それによって、ビタビ
復号部16Cに於ける誤り率が最小のERminとな
り、θb=0の位相の再生クロック信号CLKBが最適
位相となる。
【0023】又正規化頻度を大,中,小とし、カウンタ
25A,25B,25Cによる正規化頻度を符号のみで
示す場合、25A=大,25B=中、25C=小とする
と、前述のθa,θb,θcの場合と同様となり、この
場合は制御ステップ幅を大きくし、且つ再生クロック信
号CLKA,CLKB,CLKCの位相を遅らせるよう
に制御する。又25A=大、25B=小、25C=中の
場合、再生クロック信号CLKBの位相が最適位相に近
づいているが、最小誤り率ERminとなる位相ではな
いから、制御ステップ幅を小さくし、且つ再生クロック
信号CLKA,CLKB,CLKCの位相を遅らせる。
又25A=中、25B=小、25C=中の場合、再生ク
ロック信号CLKBが最適位相となって、ビタビ復号部
16Bの誤り率が最小のERminとなる場合であるか
ら、その時点の位相を維持させることになる。
【0024】又反対に、25A=小、25B=中、25
Cは大の場合、制御ステップ幅を大きくし、且つ再生ク
ロック信号CLKA,CLKB,CLKCの位相を進め
るように制御する。又25A=中、25B=小、25C
は大の場合、制御ステップ幅を小さくし、且つ再生クロ
ック信号CLKA,CLKB,CLKCの位相を進める
ように制御する。そして、25A=中、25B=小、2
5C=中の正規化頻度の状態となった時に、その時点の
再生クロック信号CLKA,CLKB,CLKCの位相
を維持させる。このように、AD変換器を構成するAD
変換部と、ビタビ復号器を構成するビタビ復号部は、そ
れぞれ3個の場合を示すが、更に多数とすることも可能
であり、その場合には正規化頻度の分布が速く判るか
ら、再生クロック信号を最適位相に引込む時間を短縮す
ることができる。
【0025】図4の(B)は、パスメトリック値の増加
特性を示し、ビタビ復号部に於ける誤り率が悪いと、曲
線aのように増加し、誤り率が良いと、曲線bのように
増加する。この場合、正規化レベルをNLとすると、パ
スメトリック値が増加してこの正規化レベルNLに達す
る毎に正規化が行われるから、パスメトリック値は、誤
り率が悪い場合に曲線a´のように変化し、誤り率が良
い場合に曲線b´のように変化する。このように正規化
処理を行うことを示す正規化信号をカウントすることに
より正規化頻度が求まり、誤り率が悪い場合には正規化
頻度が大きくなり、反対に誤り率が良いと正規化頻度が
小さくなることが判る。
【0026】従って、図2に示すように、正規化頻度を
閾値と比較する絶対比較法により、再生クロック信号の
位相を最適位相とするように制御することができる。又
図3に示すように、複数の正規化頻度を相互に比較する
相対比較法により、再生クロック信号の位相を最適位相
とするように制御することができる。この相対比較法
は、ハード構成が大きくなるが、再生クロック信号を最
適位相に制御するのが容易となる利点がある。又本発明
は前述の実施例のみに限定されるものではなく、各種の
記録媒体を用いた記録情報の再生系に適用できるもので
ある。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、サーボ
系の発振器3からの基準クロック信号の位相を可変移相
器4により制御し、記録媒体1からの読出信号をディジ
タル信号に変換し且つビタビ復号器6により最尤復号す
る場合の再生クロック信号の位相を最適化するものであ
り、基準クロック信号は安定化されており、この基準ク
ロック信号を基に、ビタビ復号器6に於ける誤り率が最
小となるような位相に再生クロック信号の位相を制御す
るものであるから、高密度記録化された記録媒体1の読
出信号を安定に復号することができる。又従来例に於け
る群遅延回路を必要としないので位相特性が良くなる利
点がある。
【0028】又AD変換器5とビタビ復号器6とをそれ
ぞれ複数のAD変換部とビタビ復号部とにより構成し、
複数のビタビ復号部に於ける正規化頻度の分布に従って
再生クロック信号の位相を制御することにより、再生ク
ロック信号を最適位相に引込む時間を短縮できる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例のブロック図である。
【図3】本発明の他の実施例の要部ブロック図である。
【図4】誤り率と正規化頻度との説明図であり、(A)
は再生クロック信号の位相と誤り率との関係曲線図、
(B)はパスメトリックの正規化の説明図である。
【図5】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1 記録媒体 2 モータ 3 発振器 4 可変移相器 5 AD変換器 6 ビタビ復号器 7 位相制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体(1)を回転させるモータ
    (2)の回転速度の基準となるサーボ系の発振器(3)
    と、 該発振器(3)からの基準クロック信号を基に位相制御
    された再生クロック信号を出力する可変移相器(4)
    と、 該可変移相器(4)からの前記再生クロック信号に従っ
    て前記記録媒体(1)からの読出信号をディジタル信号
    に変換するAD変換器(5)と、 該AD変換器(5)により変換されたディジタル信号の
    最尤復号を行うビタビ復号器(6)と、 該ビタビ復号器(6)の正規化頻度を基に前記可変移相
    器(4)を制御して、前記再生クロック信号の位相を最
    適位相とする位相制御部(7)とを備えたことを特徴と
    するクロック再生回路。
  2. 【請求項2】 前記可変移相器(4)は、前記発振器
    (3)からの前記基準クロック信号を基にそれぞれ異な
    る位相の複数の再生クロック信号を出力する構成を有
    し、 前記AD変換器(5)は、前記可変移相器(4)からの
    それぞれ異なる位相の再生クロック信号により前記記録
    媒体(1)からの前記読出信号をディジタル信号に変換
    する複数のAD変換部を有し、 前記ビタビ復号器(5)は、前記複数のAD変換部から
    のそれぞれのディジタル信号の最尤復号を行う複数のビ
    タビ復号部を有し、 前記位相制御部(7)は、前記複数のビタビ復号部の正
    規化頻度の分布により最小誤り率が得られる前記再生ク
    ロック信号の位相を識別して、前記可変移相器(5)を
    制御する構成を有することを特徴とする請求項1記載の
    クロック再生回路。
JP3193836A 1991-08-02 1991-08-02 クロツク再生回路 Withdrawn JPH0536207A (ja)

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