JPH053621U - 片締め式締結装置 - Google Patents
片締め式締結装置Info
- Publication number
- JPH053621U JPH053621U JP5011491U JP5011491U JPH053621U JP H053621 U JPH053621 U JP H053621U JP 5011491 U JP5011491 U JP 5011491U JP 5011491 U JP5011491 U JP 5011491U JP H053621 U JPH053621 U JP H053621U
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- JP
- Japan
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- bolt
- sleeve
- fastened
- fastening device
- plate
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡素な構成で、確実に締結する片締め式締結
装置を提供する。 【構成】 非ねじ側先端を直角に曲げたL字形ボルト3
と、締結しようとする2枚の鋼板1、2のボルト孔と前
記L字形ボルト3との間に嵌めこまれるスリーブ4と、
締結しようとする鋼板のボルト孔付近の形状に裏面を対
応させた座金6と、締め付け用ナット5から構成され
る。
装置を提供する。 【構成】 非ねじ側先端を直角に曲げたL字形ボルト3
と、締結しようとする2枚の鋼板1、2のボルト孔と前
記L字形ボルト3との間に嵌めこまれるスリーブ4と、
締結しようとする鋼板のボルト孔付近の形状に裏面を対
応させた座金6と、締め付け用ナット5から構成され
る。
Description
【0001】
本考案は、2枚または2枚以上の板状物、例えばコルゲート鋼板を、一方の側 のみからの操作により締結する、片締め式の締結装置に関する。
【0002】
2枚または2枚以上の板状物を、一方の側のみからの操作により締結する片締 め式の締結装置は、ワンサイドボルトとも呼ばれ、各種のものが知られているが 、典型的なスリーブ式の一例として実公平3-13605 号公報に記載されているもの を図4に示す。この考案は、凹凸状の波形を交互に設けてなるコルゲート鋼板の 山部、あるいは谷部にあけられたボルト孔においてボルトを締結しようとするも ので、この図において、13はボルト、14はスリーブ、15はナット、18は回り止め 部材、16および17はコルゲート鋼板の山部、あるいは谷部の波形に合わせた当て 金である。スリーブ14には長手方向に数箇所のスリット14a が切られ、またスリ ーブ14とナット15の接する面はともにテーパ状となっている。
【0003】 ボルト13に嵌められたスリーブ14およびナット15の外径は、締結しようとする ボルト孔の径よりもやや小さいので、これらを嵌めたままでボルト13をボルト孔 に挿入することができ、一方、当て金16あるいは17とスリーブ14およびナット15 は回り止め部材18を介して係合しているので、ボルトの頭部13a を回してやれば 、ナット15は回転せずに引き寄せられ、同時にスリーブのスリット部を押し開い てコルゲート鋼板の裏面で拡開し、コルゲート鋼板は締結される。
【0004】 コルゲート鋼板は、竪坑、開渠、農水路など、土を掘削し、その内側に組立て る構造物に使用されることが多い。従って通常のボルトのように締結しようとす る板状物の両面に作業員を配置できず、壁の内側のみから操作する締結装置を必 要とする場合が多いのである。
【0005】
ところで、このような片締め式の締結装置は、上記例にも見られるように構成 部品の数が多く、製造コストがかさむとともに作業も複雑で、しかも締結状態に 確実性の乏しいものが多い。例えばさきに例示した実公平3-13605 号公報による 締結装置では、ボルトの締めつけ力は拡開したスリーブが負担しているが、拡開 によってスリーブには塑性変形が生じており、構造部分としての信頼性は低下し ているとみなさざるを得ない。本考案は、簡素な構成で、確実に締結する締結装 置を提供することを目的とする。
【0006】
本考案は、非ねじ側先端を直角に曲げたL字形ボルトと、締結しようとする2 枚または2枚以上の板状物のボルト孔と前記L字形ボルト胴部との間に嵌めこま れるスリーブと、締結しようとする板状物のボルト孔付近の形状に裏面を対応さ せた座金と、締めつけ用ナットからなる片締め式締結装置である。
【0007】
板状物の締結部分のボルトには、引張り力よりも剪断力が作用する場合が多い 。本考案によれば、ボルト孔にはスリーブが嵌まっていて、剪断力はこのスリー ブが負担するから、ボルト自体はそれだけ細いものを使用できる。ボルト孔はこ のボルトに対して比較的大きいので、直角に曲がったL字形ボルトの先端部分も 容易にボルト孔に挿入でき、板状物の片面のみから作業が行える。使用部品数も 少なく、簡素な構成である。
【0008】
実施例1 本考案の第一の実施例を図1に示す。1、2は締結しようとする2枚の板状物 たとえば鋼板で、締結位置にはそれぞれボルト径の2〜3倍の径を持つボルト孔 1a、2aが設けられている。3はL字形をしたボルトで、通常の、ボルト径の1.2 倍程度のボルト孔ではL字形の角がつかえて、挿入することができないが、本考 案においてはボルト孔が大きいので、鋼板の表面、本図においては上面からL字 形の非ねじ側先端を鋼板の裏面へ向けて差し込むことができる。4はボルトを差 し込んだあとからL字形ボルト3の胴部とボルト孔1a、2aの間に嵌め込むスリー ブで、この実施例ではその上縁部4aは座金を兼用したスリーブ・座金一体構造と なっている。5は締め付け用の通常のナットである。
【0009】 スリーブ4は、外径はボルト孔よりやや小さく、内径はボルト径よりやや大き ければよい。締め付けたときにスリーブ4が2枚の鋼板を越えて裏面に突き出し てしまうと確実な締結ができないので、首下長さは2枚の鋼板の厚みを越えない ことが重要である。 ボルト3は直角あるいは多少それ以上に曲げられていることが必要で、また曲 げた非ねじ側先端はボルト孔よりも充分外側に到達するまで、たとえば突き出し 量がボルト孔の半径の2倍程度まで伸びていなければならない。折り曲げ部分の 内側がスリーブ4や裏側の鋼板2に接触しないで先端部が鋼板と接触するために は、図のように折り曲げ部分の内側に逃がし部分3aを加工しておくとよい。また 、ねじ側端部には平行平面部3bを加工しておくと、ナット締め付け時にボルトが 共回りしないようにスパナ等で保持したり、雄ねじをチャッキングするタイプの 締結工具を使用する場合に便利である。
【0010】 座金、すなわちスリーブ4の上縁部4aは、通常の鋼板を締結する場合は平板状 でよいが、例えば凹凸状の波形を交互に設けてなるコルゲート鋼板等を締結する 場合は、この上縁部4aの裏側をコルゲート鋼板の波形等に対応させた形状とすれ ばよい。図2はこのようなスリーブ4の変形例で、(a)はコルゲート鋼板の谷 部にボルト孔がある場合、(b)は同じく山部にボルト孔がある場合に使用する 。
【0011】 実施例2 図3は本考案の第二の実施例を示したもので、構成の大部分はさきの第一の実 施例と同様であるから、相違点について説明する。この例ではスリーブ4と座金 6とは一体ではなく別部品となっている。したがって、コルゲート鋼板等を締結 する場合には、座金6の裏面形状をコルゲート鋼板の波形に対応させればよい。
【0012】 この他、スリーブ4をナット5と一体とすることも本考案の範囲内において可 能である。
【0013】
本考案によれば、簡素な構成で、確実な締結力を発現する片締め式の締結装置 が実現する。
【図1】本考案の第一の実施例を示す断面図である。
【図2】本考案に用いられるスリーブの、コルゲート鋼
板用変形例の斜視図である。
板用変形例の斜視図である。
【図3】本考案の第二の実施例を示す断面図である。
【図4】従来例を示す一部破断側面図である。
1、2 板状物 3 ボルト 4 スリーブ 5 ナット 6 座金
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 非ねじ側先端を直角に曲げたL字形ボル
トと、締結しようとする2枚または2枚以上の板状物の
ボルト孔と前記L字形ボルト胴部との間に嵌めこまれる
スリーブと、締結しようとする板状物のボルト孔付近の
形状に裏面を対応させた座金と、締めつけ用ナットから
なる片締め式締結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5011491U JPH053621U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 片締め式締結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5011491U JPH053621U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 片締め式締結装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053621U true JPH053621U (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=12850085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5011491U Pending JPH053621U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 片締め式締結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH053621U (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021134658A (ja) * | 2020-02-26 | 2021-09-13 | 日鉄建材株式会社 | 緊結金具、波形鋼板の緊結構造及び波形鋼板の緊結方法 |
| JP2022149916A (ja) * | 2021-03-25 | 2022-10-07 | 日鉄建材株式会社 | 緊結金具、鋼製部材の緊結構造及び鋼製部材の緊結方法 |
| JP2023034859A (ja) * | 2021-08-31 | 2023-03-13 | 日鉄建材株式会社 | 緊結金具、鋼製部材の緊結構造及び鋼製部材の緊結方法 |
| JP2023150148A (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-16 | 日鉄建材株式会社 | 緊結金具、鋼製部材の緊結構造及び鋼製部材の緊結方法 |
| JP2025016361A (ja) * | 2023-07-21 | 2025-01-31 | ジーエヌアイ カンパニー リミテッド | ホールガードを利用したボルト締結構造 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5915752A (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-26 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置 |
| JPS6149111A (ja) * | 1984-08-17 | 1986-03-11 | Hitachi Zosen Corp | 複合プラント |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP5011491U patent/JPH053621U/ja active Pending
Patent Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
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| JP2024144741A (ja) * | 2021-03-25 | 2024-10-11 | 日鉄建材株式会社 | 緊結金具、鋼製部材の緊結構造及び鋼製部材の緊結方法 |
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