JPH053631U - 電動モータにおけるアーマチユア軸のスラスト受け部組込み構造 - Google Patents
電動モータにおけるアーマチユア軸のスラスト受け部組込み構造Info
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- JPH053631U JPH053631U JP5924091U JP5924091U JPH053631U JP H053631 U JPH053631 U JP H053631U JP 5924091 U JP5924091 U JP 5924091U JP 5924091 U JP5924091 U JP 5924091U JP H053631 U JPH053631 U JP H053631U
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アーマチユア軸のスラスト受け部を、ケーシ
ングの孔筒部に組込むにあたり、簡単かつ確実に行うこ
とができるようにする。 【構成】 スラスト受け部を、モータ出力軸3の軸端が
接当する第一プレート8と、弾性材10付きの第二プレ
ート9とで構成すると共に、モータ出力軸の先端部を軸
承する第一軸受6に、第一、第二のプレートを積み重ね
状に嵌合組込みできる第一、第二の凹溝6a、6bを形
成して、スラスト受け部の組込みを、第一軸受のケーシ
ングへの組込みに基づいて行うようにした。
ングの孔筒部に組込むにあたり、簡単かつ確実に行うこ
とができるようにする。 【構成】 スラスト受け部を、モータ出力軸3の軸端が
接当する第一プレート8と、弾性材10付きの第二プレ
ート9とで構成すると共に、モータ出力軸の先端部を軸
承する第一軸受6に、第一、第二のプレートを積み重ね
状に嵌合組込みできる第一、第二の凹溝6a、6bを形
成して、スラスト受け部の組込みを、第一軸受のケーシ
ングへの組込みに基づいて行うようにした。
Description
【0001】
本考案は、車両用電装品等の部材装置に装備される電動モータにおけるアーマ チユア軸のスラスト受け部組込み構造に関するものである。
【0002】
一般に、この種電動モータにおいては、例えばひのアーマチユア軸に設けたウ オームギアにウオームホイールを噛合させて動力取出しをするようにしたものが ある。そしてこの様なものにおいては、アーマチユア軸に対しスラスト受けをす る必要がある。そこで従来、例えば実公昭62−42196号公報や実開平2− 138222号公報に示す如く、アーマチユア軸の端部とケーシング側に弾性的 に設けた金属板とのあいだに鋼球を介装してアーマチユア軸のスラスト受けを行 うようにしていた。しかるにこれらのものでは、鋼球が転がりやすいこともあつ て取扱いが面倒であるうえ、各部品がバラバラになつていて部品点数も多いため これらの組込みも極めて煩わしく作業性に劣る等の問題がある。
【0003】 そこで、図5に示す如く、高機能性樹脂材(ポリイミド樹脂等の所謂エンジニ アリングプラスチツク)からなる板材12に弾性材13を一体的に貼着したもの をケーシング14に組込み、板材12にアーマチユア軸3の軸端を突当て、板材 12がケーシング14に設けた凸部14aに弾性的に接当することによつてアー マチユア軸のスラスト受けができるように構成したものが提唱される。このもの は、従来のものに比し、鋼球を用いないこと、そして部品点数が少ないこと等の 点で優れているが、弾性材付き板材を、途中で倒れたり傾いたりしないようアー マチユア軸が挿入組込みされる孔筒部の奥側端まで嵌合組込みする作業が極めて 面倒かつ煩雑であつて、作業性も悪く、組込み不良の発生の惧れもあつて改善す る必要が有る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる電動モ ータにおけるアーマチユア軸のスラスト受け部組込み構造を提供することを目的 として創案されたものであつて、ウオームホイールに噛合するウオームギアが一 体的に設けられたアーマチユア軸のスラスト受け部を、該アーマチユア軸の軸端 が接当する第一プレートと弾性材付きの第二プレートとをアーマチユア軸が挿入 組込みされる孔筒部の奥端側に組込んで形成するにあたり、アーマチユア軸の先 端部をケーシングに回動自在に軸承するための奥端側軸受の奥側端面に、前記第 一、第二の各プレートを積み重ね状に嵌合組込みできる第一、第二の凹溝を形成 して、これら第一、第二の各プレートの組込みを、奥端側軸受のケーシングへの 組込みに基づいて行うように構成したことを特徴とするものである。
【0005】 そして本考案は、この構成によつて、弾性材が貼着された樹脂性板材をケーシ ングに組込んでスラスト受けをするものでありながら、その組込みを簡単かつ確 実に行うことができるようにしたものである。
【0006】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1は車両 用電装品に用いられるアクチユエータであつて、該アクチユエータ1は、アーマ チユアコア(図示しない)が内装されるモータ部2と、該モータ部2のモータ出 力軸(アーマチユア軸)3に設けたウオームギア3aとウオームホイール4とが 噛合して動力出力されるギアケース5とによつて構成されている。
【0007】 前記モータ出力軸3は、ウオームギア3aを挟んで両側に配設される第一、第 二の軸受6、7によつてギアケース5に回動自在に軸承されるものであるが、先 端側(奥端側)の第一軸受6の先端面には、スラスト受けをするための矩形状の 第一プレート8と円板状の第二プレート9とをそれぞれ嵌合組込みすることがで きる第一、第二の凹溝6a、6bが段差状に形成されている。ここで第一プレー ト8はポリイミド樹脂のような高機能性樹脂材によつて形成され、第二プレート 9は鉄等の金属材によつて形成されるものであるが、第二プレート9の裏面には ゴム質弾性を有する弾性材10が一体的に貼着されている。つまり第一軸受6の 先端面には、第一プレート8が回止めされる状態で嵌合組込みできる深い第一凹 溝6aと、第二プレート9が嵌合組込みできる浅い第二凹溝6bとが段差状に形 成されていて、これら各プレート8、9を第一軸受6の先端部に積み重ねるよう にして仮組込みできる構成になつている。
【0008】 一方、ギアケース5のモータ出力軸3が嵌合する孔筒部は、弾性材10が嵌合 する弾性材嵌合部5aから、第二プレート9が嵌合するプレート嵌合部5b、第 一軸受6が嵌合(圧入)する第一軸受嵌合部5c、ウオームギア3aが遊嵌状に 嵌合するギア嵌合部5d、そして第二軸受7が嵌合(圧入)する第二軸受嵌合部 5eが筒奥端側からモータ部2方向の孔開口端側に向けて順次形成されるが、こ れら各嵌合部の内径は、筒奥端の弾性材嵌合部5aが最も小径で孔開口端側の第 二軸受嵌合部5e側ほど大径となるよう順次段差状になつている。
【0009】 そして、前記第一、第二プレート8、9のギアケース5への組込みは、第一軸 受6の凹溝6a、6bに前述したように第一、第二プレート8、9を嵌合組込み したプレート組込み状態の第一軸受6を取付け治具11にセツトし、そして第一 軸受6を孔筒部開口端から筒奥端側に向けて挿入し、第一軸受嵌合部5cに圧入 嵌合することで同時に組込むことができるように設定されている。そして第一軸 受6が組込まれた後、モータ出力軸3、第二軸受7を組込むことで、アクチユエ ータ1の組立てができるようになつている。因みに、第一、第二プレート8、9 が第一軸受6の凹溝6a、6bから脱落しないようにするため、第一軸受6の先 端が上方向を向く状態で組付けることが好ましい。
【0010】 叙述のごとく構成された本考案の実施例において、モータ出力軸3のスラスト 受けをする第一、第二のプレート8、9は、これらをいちいち個別的に組込むこ となく、第一軸受6のギアケース5への組込みを有効に利用して組込むことがで きる。
【0011】 つまり第一軸受6の先端面に第一、第二プレート8、9を嵌合組込みできる凹 溝6a、6bが形成されており、そしてこの凹溝6a、6bにそれぞれプレート 8、9を嵌合セツトした状態で、第一軸受6をギアケース5の第一軸受嵌合部5 cに圧入して組込みことで、前記第一、第二プレート8、9も所定の姿勢で同時 に組込まれることになる。この結果、第一、第二プレート8、9が途中で倒れた り傾いたりすることなくモータ出力軸3が挿入組込みされる孔筒部の奥側端に、 簡単に組込みセツトできて、作業性が大幅に向上する許りでなく、信頼性の高い スラスト受けができることになる。しかもこのものでは、第一プレート8が樹脂 材であるため、鋼球を使用した従来のもののように金属同志の接触がなくなつて 、異音の発生も防止できることになる。
【0012】 因みに、本考案に実施するにあたり、前記実施例のものでは、第一、第二プレ ート8、9が第一軸受6の凹溝6a、6bから脱落しないよう、該凹溝6a、6 bが形成される面を上方に向けた状態で組込むことが必要になるが、これに限定 されない手法も簡単に提供される。それには、図4(A)に示す第二実施例のよ うに、軸受6を挿入組込みするための治具11に吸気孔11aを形成する一方、 第一凹溝6aには吸気孔11aと連通する連通溝6cを形成しておき、そして吸 気孔11aから減圧して第二プレート9を第二凹溝6bに吸引密着せしめるよう にすれば、第一、第二プレート8、9の脱落が防止でき、組込み姿勢が制限され ることはない。
【0013】 また、第一プレート8は、第一軸受6にセツトされた状態では第二プレート9 によつて覆われて直接目視することができず、このため第一プレート8の組込み 忘れを確認することが視覚的にできない。図4(B)、(C)に示す第三実施例 および第四実施例のものでは、これを回避できるように配慮している。つまり、 前記第二実施例に用いた吸気孔11a付きの治具11を用いると共に、第三実施 例のものでは、第二凹溝6bに外気と通じる通気溝6dを形成しておき、また第 四実施例のものでは、第二プレート9に外気と通じる通気孔9aを形成しておく 。そして吸気孔11aから減圧したとき、そのまま減圧状態になれば第一プレー ト8が第一凹溝6aに吸引密着したとして第一プレート8の存在が確認され、減 圧状態にならなければ、第一プレート8がなく通気溝6dまたは通気孔6aから 空気が入つていることの確認ができ、これによつて組込み忘れをなくすことがで き、信頼性の向上が図れる。
【0014】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、アーマチユア 軸のスラスト受けをする第一、第二のプレートを、アーマチユア軸の奥端側を支 持するための軸受に形成した凹溝にそれぞれ嵌合セツトした状態で、この軸受を 孔筒部の奥端側に圧入組込みすることで、前記第一、第二プレートも前記セツト 姿勢を維持したまま同時組込みができる。この結果、第一、第二プレートは、途 中で倒れたり傾いたりすることなく、奥端側の軸受を圧入組込みすることを有効 に利用して孔筒部の奥側端に簡単に組込みセツトできることになつて、作業性が 大幅に向上する許りでなく、信頼性の高いスラスト受けの組込みができることに なる。
【図1】アクチユエータの一部断面正面図である。
【図2】スラスト受け部の分解斜視図である。
【図3】スラスト受け部の組込みを示す説明図である。
【図4】(A)、(B)、(C)はそれぞれ第二実施
例、第三実施例、第四実施例における組込みを示す説明
図である。
例、第三実施例、第四実施例における組込みを示す説明
図である。
【図5】従来例を示すスラスト受け部の断面図である。
3 モータ出力軸 3a ウオームギア 4 ウオームホイール 6 第一軸受 6a 第一凹溝 6b 第二凹溝 8 第一プレート 9 第二プレート 10 弾性材
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ウオームホイールに噛合するウオームギ
アが一体的に設けられたアーマチユア軸のスラスト受け
部を、該アーマチユア軸の軸端が接当する第一プレート
と弾性材付きの第二プレートとをアーマチユア軸が挿入
組込みされる孔筒部の奥端側に組込んで形成するにあた
り、アーマチユア軸の先端部をケーシングに回動自在に
軸承するための奥端側軸受の奥側端面に、前記第一、第
二の各プレートを積み重ね状に嵌合組込みできる第一、
第二の凹溝を形成して、これら第一、第二の各プレート
の組込みを、奥端側軸受のケーシングへの組込みに基づ
いて行うように構成したことを特徴とする電動モータに
おけるアーマチユア軸のスラスト受け部組込み構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5924091U JP2532016Y2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 電動モータにおけるアーマチユア軸のスラスト受け部組込み構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5924091U JP2532016Y2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 電動モータにおけるアーマチユア軸のスラスト受け部組込み構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053631U true JPH053631U (ja) | 1993-01-19 |
| JP2532016Y2 JP2532016Y2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=13107668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5924091U Expired - Fee Related JP2532016Y2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 電動モータにおけるアーマチユア軸のスラスト受け部組込み構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2532016Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP5924091U patent/JP2532016Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2532016Y2 (ja) | 1997-04-09 |
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