JPH0536436Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0536436Y2 JPH0536436Y2 JP11005390U JP11005390U JPH0536436Y2 JP H0536436 Y2 JPH0536436 Y2 JP H0536436Y2 JP 11005390 U JP11005390 U JP 11005390U JP 11005390 U JP11005390 U JP 11005390U JP H0536436 Y2 JPH0536436 Y2 JP H0536436Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- spinal
- dural puncture
- puncture needle
- outer diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000004749 ligamentum flavum Anatomy 0.000 claims description 66
- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 42
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 claims description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 40
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 23
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 23
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 22
- 210000001951 dura mater Anatomy 0.000 description 20
- 241001269524 Dura Species 0.000 description 18
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 10
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 9
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 8
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 8
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 7
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 6
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 6
- 210000003041 ligament Anatomy 0.000 description 6
- 238000010992 reflux Methods 0.000 description 6
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 206010019233 Headaches Diseases 0.000 description 4
- 231100000869 headache Toxicity 0.000 description 4
- 206010033675 panniculitis Diseases 0.000 description 4
- 210000004304 subcutaneous tissue Anatomy 0.000 description 4
- 210000001519 tissue Anatomy 0.000 description 4
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 3
- 208000005538 Post-Dural Puncture Headache Diseases 0.000 description 2
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 2
- 239000003589 local anesthetic agent Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 210000001032 spinal nerve Anatomy 0.000 description 2
- 206010002091 Anaesthesia Diseases 0.000 description 1
- 208000028389 Nerve injury Diseases 0.000 description 1
- 208000002193 Pain Diseases 0.000 description 1
- 206010033799 Paralysis Diseases 0.000 description 1
- 230000037005 anaesthesia Effects 0.000 description 1
- 230000036592 analgesia Effects 0.000 description 1
- 210000003164 cauda equina Anatomy 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 239000002872 contrast media Substances 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 230000009545 invasion Effects 0.000 description 1
- 229960005015 local anesthetics Drugs 0.000 description 1
- 210000004705 lumbosacral region Anatomy 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 210000005036 nerve Anatomy 0.000 description 1
- 230000008764 nerve damage Effects 0.000 description 1
- 210000000944 nerve tissue Anatomy 0.000 description 1
- 231100000189 neurotoxic Toxicity 0.000 description 1
- 230000002887 neurotoxic effect Effects 0.000 description 1
- 230000036407 pain Effects 0.000 description 1
- 230000037368 penetrate the skin Effects 0.000 description 1
- 231100000572 poisoning Toxicity 0.000 description 1
- 230000000607 poisoning effect Effects 0.000 description 1
- 238000007788 roughening Methods 0.000 description 1
- 210000000278 spinal cord Anatomy 0.000 description 1
- 210000000273 spinal nerve root Anatomy 0.000 description 1
- 230000000451 tissue damage Effects 0.000 description 1
- 231100000827 tissue damage Toxicity 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、腰背部から脊髄硬膜を穿刺して、脊
髄液腔内への薬液注入または脊髄液採取、脊髄液
圧の測定等に使用するスパイナル針に関する。
髄液腔内への薬液注入または脊髄液採取、脊髄液
圧の測定等に使用するスパイナル針に関する。
脊髄液腔への薬液注入、脊髄液の採取、脊髄液
圧の測定等を行うためにスパイナル針が使用され
ている。
圧の測定等を行うためにスパイナル針が使用され
ている。
第7図は従来のスパイナル針を示し針先加工部
51を施した針本体部53に注射器結合部54を
取り付け、針本体部53の内径に一致した内針5
5が挿入された状態で刺入操作を行つて、脊髄硬
膜を穿刺して脊髄液腔まで針先を進め、内針55
を引き抜いた後、脊髄液採取や薬液注入の操作を
行う。
51を施した針本体部53に注射器結合部54を
取り付け、針本体部53の内径に一致した内針5
5が挿入された状態で刺入操作を行つて、脊髄硬
膜を穿刺して脊髄液腔まで針先を進め、内針55
を引き抜いた後、脊髄液採取や薬液注入の操作を
行う。
以上のスパイナル針においては、腰背部の皮膚
面より刺入して皮下組織、棘間靱帯、黄靱帯を貫
通して、脊髄液腔を包む脊髄硬膜を穿刺するため
の適切な長さと適切な曲げ強度が備わつていた。
近年、脊髄硬膜の穿刺後に頻発する頭痛の多く
が、脊髄硬膜穿刺孔からの脊髄液漏出のために生
じている事が明らかとなつた。この脊髄硬膜穿刺
後頭痛は激痛を伴うものであり、通常の治療では
治癒しがたいため、硬膜の損傷を最小とするよう
25ゲージ(約0.51mm)以上の極めて細いスパイナ
ル針が使用される傾向にある。
面より刺入して皮下組織、棘間靱帯、黄靱帯を貫
通して、脊髄液腔を包む脊髄硬膜を穿刺するため
の適切な長さと適切な曲げ強度が備わつていた。
近年、脊髄硬膜の穿刺後に頻発する頭痛の多く
が、脊髄硬膜穿刺孔からの脊髄液漏出のために生
じている事が明らかとなつた。この脊髄硬膜穿刺
後頭痛は激痛を伴うものであり、通常の治療では
治癒しがたいため、硬膜の損傷を最小とするよう
25ゲージ(約0.51mm)以上の極めて細いスパイナ
ル針が使用される傾向にある。
しかし、細いスパイナル針では曲げ強度が弱い
ために、曲げ強度の強い太い針をガイドとして使
用する等の手数が必要な場合が多くなつた。ま
た、細いスパイナル針では黄靱帯や脊髄硬膜刺入
時に、針先での刺入抵抗の変化が捉えにくくなつ
た。そのために適切な深さに針先を刺入すること
が容易ではないという問題があつた。
ために、曲げ強度の強い太い針をガイドとして使
用する等の手数が必要な場合が多くなつた。ま
た、細いスパイナル針では黄靱帯や脊髄硬膜刺入
時に、針先での刺入抵抗の変化が捉えにくくなつ
た。そのために適切な深さに針先を刺入すること
が容易ではないという問題があつた。
さらに穿刺後も、細いスパイナル針は脊髄液や
薬液の流動抵抗が高いために、注入抵抗の変化に
よる穿刺位置の確認が困難であつた。そのため神
経組織内や血管内等へ誤つて注入してしまう危険
性があつた、頻繁に使用されている局所麻酔薬や
造影剤は、神経毒性を有するため、脊髄神経や脊
髄神経根、馬尾神経、または血管内等への誤注入
は、神経麻痺やシヨツク等の重篤な合併症をきた
す原因となるので危険であつた。
薬液の流動抵抗が高いために、注入抵抗の変化に
よる穿刺位置の確認が困難であつた。そのため神
経組織内や血管内等へ誤つて注入してしまう危険
性があつた、頻繁に使用されている局所麻酔薬や
造影剤は、神経毒性を有するため、脊髄神経や脊
髄神経根、馬尾神経、または血管内等への誤注入
は、神経麻痺やシヨツク等の重篤な合併症をきた
す原因となるので危険であつた。
第8図は米国特許第3540447号に記載されてい
るスパイナル針を示す。先端の硬膜穿刺針部81
は約5mmの長さで、外径の太さは約0.51mmであ
り、針本体部82は太く約0.9mmで、注射器結合
部84を取り付けている。テーパー部83は刺入
時の抵抗が少なくなることを意図していたため、
開く角βは約7度とされていた。実際に試作さ
れ、臨床使用された結果がE.Aboul−Eishらによ
つて発表されている(参考文献:Anesthesia
and Analgesia Vol;53 258−261 1974年)。そ
の結果では、このスパイナル針は曲げ強度が強い
ためにガイド針を必要とせず、また薬液の流動抵
抗も少なかつた。しかし穿刺位置の把握が困難な
ために、外径の太い針本体部まで過度に硬膜を穿
刺してしまい、結果として頭痛の発生頻度が高く
なつてしまつたために、臨床での使用は勧められ
ないと報告している。
るスパイナル針を示す。先端の硬膜穿刺針部81
は約5mmの長さで、外径の太さは約0.51mmであ
り、針本体部82は太く約0.9mmで、注射器結合
部84を取り付けている。テーパー部83は刺入
時の抵抗が少なくなることを意図していたため、
開く角βは約7度とされていた。実際に試作さ
れ、臨床使用された結果がE.Aboul−Eishらによ
つて発表されている(参考文献:Anesthesia
and Analgesia Vol;53 258−261 1974年)。そ
の結果では、このスパイナル針は曲げ強度が強い
ためにガイド針を必要とせず、また薬液の流動抵
抗も少なかつた。しかし穿刺位置の把握が困難な
ために、外径の太い針本体部まで過度に硬膜を穿
刺してしまい、結果として頭痛の発生頻度が高く
なつてしまつたために、臨床での使用は勧められ
ないと報告している。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題
点に鑑みなされたものであり、その目的とすると
ころは、脊髄硬膜の損傷を軽微として脊髄硬膜穿
刺後の頭痛の発生率を減少し、穿刺手技を容易に
して、正確な深さで脊髄硬膜をとらえることがで
きる手段を持ち、さらに穿刺後の薬液注入に伴う
重篤な合併症の発生を減少する点にも優れたスパ
イナル針を提供することを目的とするものであ
る。
点に鑑みなされたものであり、その目的とすると
ころは、脊髄硬膜の損傷を軽微として脊髄硬膜穿
刺後の頭痛の発生率を減少し、穿刺手技を容易に
して、正確な深さで脊髄硬膜をとらえることがで
きる手段を持ち、さらに穿刺後の薬液注入に伴う
重篤な合併症の発生を減少する点にも優れたスパ
イナル針を提供することを目的とするものであ
る。
上記の目的を達成するために、請求項1のスパ
イナル針は、図面を参照して説明すれば、先端側
が細く手元側が太い2つの外径を有するスパイナ
ル針であつて、 外径D1が0.3mm≦D1≦0.55mmの範囲で一定
の太さであり、長さL1が3mm≦L1≦12mmであ
る先端側の硬膜穿刺針部1と、 この硬膜穿刺針部1の外径D1より0.1mm以上
太く、外径D2が0.55mm≦D2≦0.75mmの範囲で
一定の太さであり、長さL2が40mm≦L2≦100
mmである手元側の針本体部3と、 前記硬膜穿刺針部1とこの針本体部3を連結し
開き角αが15度より大きいテーパー部21を有す
る黄靱帯探触部2と、 前記硬膜穿刺針部1の内側に挿入され、先端が
硬膜穿刺針部1の先端に一致した内針5とから構
成されることを特徴としている。
イナル針は、図面を参照して説明すれば、先端側
が細く手元側が太い2つの外径を有するスパイナ
ル針であつて、 外径D1が0.3mm≦D1≦0.55mmの範囲で一定
の太さであり、長さL1が3mm≦L1≦12mmであ
る先端側の硬膜穿刺針部1と、 この硬膜穿刺針部1の外径D1より0.1mm以上
太く、外径D2が0.55mm≦D2≦0.75mmの範囲で
一定の太さであり、長さL2が40mm≦L2≦100
mmである手元側の針本体部3と、 前記硬膜穿刺針部1とこの針本体部3を連結し
開き角αが15度より大きいテーパー部21を有す
る黄靱帯探触部2と、 前記硬膜穿刺針部1の内側に挿入され、先端が
硬膜穿刺針部1の先端に一致した内針5とから構
成されることを特徴としている。
請求項2のスパイナル針は、請求項1のスパイ
ナル針において、黄靱帯探触部2の外周面を粗面
にするか、または平滑にする表面処理を施した表
面処理部22を設けたことを特徴としている。
ナル針において、黄靱帯探触部2の外周面を粗面
にするか、または平滑にする表面処理を施した表
面処理部22を設けたことを特徴としている。
請求項3のスパイナル針は、請求項1又は2の
スパイナル針において、針本体部3の外側面に硬
膜穿刺針部1の長さL1より1−3mm短い長さの
間隔の目盛り6をつけたことを特徴としている。
スパイナル針において、針本体部3の外側面に硬
膜穿刺針部1の長さL1より1−3mm短い長さの
間隔の目盛り6をつけたことを特徴としている。
請求項4のスパイナル針は、先端側が細く手元
側が太い2つの外径を有するスパイナル針であつ
て、 外径D1が0.3mm≦D1≦0.55mmの範囲で一定
の太さであり、長さL1が3mm≦L1≦12mmであ
る先端側の硬膜穿刺針部1と、 この硬膜穿刺針部1の外径D1より0.1mm以上
太く、外径D2が0.55mm≦D2≦0.75mmの範囲で
一定の太さであり、長さL2が40mm≦L2≦100
mmである手元側の針本体部3と、 前記硬膜穿刺針部1とこの針本体部3を連結す
るテーパー部21を有する黄靱帯探触部2と、 前記硬膜穿刺針部1の内側に挿入され、先端が
硬膜穿刺針部1の先端に一致した内針5と、 前記黄靱帯探触部2の外周面を粗面にする表面
処理を施した表面処理部22とから構成されるこ
とを特徴としている。
側が太い2つの外径を有するスパイナル針であつ
て、 外径D1が0.3mm≦D1≦0.55mmの範囲で一定
の太さであり、長さL1が3mm≦L1≦12mmであ
る先端側の硬膜穿刺針部1と、 この硬膜穿刺針部1の外径D1より0.1mm以上
太く、外径D2が0.55mm≦D2≦0.75mmの範囲で
一定の太さであり、長さL2が40mm≦L2≦100
mmである手元側の針本体部3と、 前記硬膜穿刺針部1とこの針本体部3を連結す
るテーパー部21を有する黄靱帯探触部2と、 前記硬膜穿刺針部1の内側に挿入され、先端が
硬膜穿刺針部1の先端に一致した内針5と、 前記黄靱帯探触部2の外周面を粗面にする表面
処理を施した表面処理部22とから構成されるこ
とを特徴としている。
請求項5のスパイナル針は、先端側が細く手元
側が太い2つの外径を有するスパイナル針であつ
て、 外径D1が0.3mm≦D1≦0.55mmの範囲で一定
の太さであり、長さL1が3mm≦L1≦12mmであ
る先端側の硬膜穿刺針部1と、 この硬膜穿刺針部1の外径D1より0.1mm以上
太く、外径D2が0.55mm≦D2≦0.75mmの範囲で
一定の太さであり、長さL2が40mm≦L2≦100
mmである手元側の針本体部3と、 前記硬膜穿刺針部1とこの針本体部3を連結す
るテーパー部21を有する黄靱帯探触部2と、 前記硬膜穿刺針部1の内側に挿入され、先端が
硬膜穿刺針部1の先端に一致した内針5と、 前記針本体部3の外側面に施された、前記硬膜
穿刺針部1の長さL1より1−3mm短い長さの間
隔の目盛り6とから構成されることを特徴として
いる。
側が太い2つの外径を有するスパイナル針であつ
て、 外径D1が0.3mm≦D1≦0.55mmの範囲で一定
の太さであり、長さL1が3mm≦L1≦12mmであ
る先端側の硬膜穿刺針部1と、 この硬膜穿刺針部1の外径D1より0.1mm以上
太く、外径D2が0.55mm≦D2≦0.75mmの範囲で
一定の太さであり、長さL2が40mm≦L2≦100
mmである手元側の針本体部3と、 前記硬膜穿刺針部1とこの針本体部3を連結す
るテーパー部21を有する黄靱帯探触部2と、 前記硬膜穿刺針部1の内側に挿入され、先端が
硬膜穿刺針部1の先端に一致した内針5と、 前記針本体部3の外側面に施された、前記硬膜
穿刺針部1の長さL1より1−3mm短い長さの間
隔の目盛り6とから構成されることを特徴として
いる。
上記のように、本考案においては、黄靱帯探触
部2の外周面を粗面にするか、または平滑にする
表面処理を施した表面処理部22を設けてもよ
い。
部2の外周面を粗面にするか、または平滑にする
表面処理を施した表面処理部22を設けてもよ
い。
また、針本体部3の外側面に、硬膜穿刺針部1
の長さL1より1−3mm短い長さの間隔の目盛り
6をつけることが好ましい。
の長さL1より1−3mm短い長さの間隔の目盛り
6をつけることが好ましい。
また、黄靱帯探触部2の外周面を粗面にする表
面処理を施した表面処理部22を設けた場合は、
テーパー部21の開く角αが15度未満であつても
よい。
面処理を施した表面処理部22を設けた場合は、
テーパー部21の開く角αが15度未満であつても
よい。
また、針本体部3の外側面に硬膜穿刺針部1の
長さL1より1−3mm短い長さの間隔の目盛り6
をつけた場合は、テーパー部21の開き角αが15
度未満であつてもよい。
長さL1より1−3mm短い長さの間隔の目盛り6
をつけた場合は、テーパー部21の開き角αが15
度未満であつてもよい。
請求項1によれば硬膜穿刺針部1の外径D1が
0.3mm以上0.55mm以下と細いために、脊髄硬膜穿
刺時の脊髄硬膜損傷が軽微である。また針本体部
3の外径D2が硬膜穿刺針部1の外径D1より太
いため、曲げ強度を増して刺入操作が容易とな
る。また同時に針本体部3の内径も増加して脊髄
液や薬液の流動抵抗が少なくなり、刺入位置での
薬液注入抵抗の変化による針先位置の確認が容易
となる。
0.3mm以上0.55mm以下と細いために、脊髄硬膜穿
刺時の脊髄硬膜損傷が軽微である。また針本体部
3の外径D2が硬膜穿刺針部1の外径D1より太
いため、曲げ強度を増して刺入操作が容易とな
る。また同時に針本体部3の内径も増加して脊髄
液や薬液の流動抵抗が少なくなり、刺入位置での
薬液注入抵抗の変化による針先位置の確認が容易
となる。
一方、硬膜穿刺針部1の外径D1は0.55mm以下
と細いために、針先の刺入時抵抗の変化が捉えに
くい。また、針本体部3の外径D2がD1より太
いことから、針本体部3の外側面での刺入時抵抗
を増すため、硬膜穿刺針部1の針先の刺入時抵抗
を捉えることはさらに困難である。
と細いために、針先の刺入時抵抗の変化が捉えに
くい。また、針本体部3の外径D2がD1より太
いことから、針本体部3の外側面での刺入時抵抗
を増すため、硬膜穿刺針部1の針先の刺入時抵抗
を捉えることはさらに困難である。
しかし黄靱帯探触部2のテーパー部21での外
径の差(D2引くD1)が0.1mm以上であり、か
つテーパー部21の開き角αが15度以上であるの
で、黄靱帯探触部2が黄靱帯を通過する時の抵抗
が脊髄液腔穿刺施行者の手によつて感じ取ること
が可能となる。この黄靱帯は約3−5mmの厚みが
あり、刺入時抵抗が周辺の組織に比べて際だつて
強いことが、人体の解剖上の特徴である。黄靱帯
のごとく繊維の密度の高い組織においては、針先
での鋭利な刃による切り裂くような刺入は比較的
抵抗なく通過しても、請求項1におけるテーパー
部21のごとく、鈍的な押し広げの作用に対して
は強く刺入時抵抗を示す結果が得られている。ま
た黄靱帯と脊髄硬膜の間には4−7mmの硬膜外腔
が存在し、こん硬膜外腔は刺入時抵抗が非常に少
ないために黄靱帯を貫通したときの確認がしやす
い点も特徴である。
径の差(D2引くD1)が0.1mm以上であり、か
つテーパー部21の開き角αが15度以上であるの
で、黄靱帯探触部2が黄靱帯を通過する時の抵抗
が脊髄液腔穿刺施行者の手によつて感じ取ること
が可能となる。この黄靱帯は約3−5mmの厚みが
あり、刺入時抵抗が周辺の組織に比べて際だつて
強いことが、人体の解剖上の特徴である。黄靱帯
のごとく繊維の密度の高い組織においては、針先
での鋭利な刃による切り裂くような刺入は比較的
抵抗なく通過しても、請求項1におけるテーパー
部21のごとく、鈍的な押し広げの作用に対して
は強く刺入時抵抗を示す結果が得られている。ま
た黄靱帯と脊髄硬膜の間には4−7mmの硬膜外腔
が存在し、こん硬膜外腔は刺入時抵抗が非常に少
ないために黄靱帯を貫通したときの確認がしやす
い点も特徴である。
以上により、黄靱帯探触部2はテーパー部21
によつて黄靱帯での刺入時抵抗を捉えるという作
用を得る。またこの作用は、硬膜穿刺針部1の長
さL1が3−12mmと短いため、本考案のスパイナ
ル針の針先位置を、脊髄硬膜のすぐ近くに誘導す
る作用を意味することも説明できる。
によつて黄靱帯での刺入時抵抗を捉えるという作
用を得る。またこの作用は、硬膜穿刺針部1の長
さL1が3−12mmと短いため、本考案のスパイナ
ル針の針先位置を、脊髄硬膜のすぐ近くに誘導す
る作用を意味することも説明できる。
請求項2によれば、黄靱帯探触部2の外周面の
表面処理部22で、粗面にする処理を行えば黄靱
帯探触部2が黄靱帯を通過する時の穿刺挿入感覚
をより明瞭なものとすることができる。反対に、
表面処理部22によつて黄靱帯探触部2をより平
滑なものにすれば皮膚や皮下組織の損傷を最小限
とすることもできる。
表面処理部22で、粗面にする処理を行えば黄靱
帯探触部2が黄靱帯を通過する時の穿刺挿入感覚
をより明瞭なものとすることができる。反対に、
表面処理部22によつて黄靱帯探触部2をより平
滑なものにすれば皮膚や皮下組織の損傷を最小限
とすることもできる。
請求項3によれば、目盛り6は硬膜穿刺針部1
の先端の針先加工部分が硬膜を穿刺した際に、脊
髄液の逆流を得る穿刺深さ(約1−3mm)から、
テーパー部21が脊髄硬膜に達する穿刺深さまで
の距離(L1引く1−3mm)を示すことになる。
通常、針先が脊髄硬膜を穿刺して脊髄液腔内に存
在することの最も正確な指標が、脊髄液の逆流を
確認することである。
の先端の針先加工部分が硬膜を穿刺した際に、脊
髄液の逆流を得る穿刺深さ(約1−3mm)から、
テーパー部21が脊髄硬膜に達する穿刺深さまで
の距離(L1引く1−3mm)を示すことになる。
通常、針先が脊髄硬膜を穿刺して脊髄液腔内に存
在することの最も正確な指標が、脊髄液の逆流を
確認することである。
本考案のスパイナル針の針先を、黄靱帯探触部
2の作用によつて脊髄硬膜のすぐ近くに誘導した
後も、内針5を抜去して脊髄液の逆流を観察する
ことによつて、針先による脊髄硬膜穿刺の有無を
確認する操作が必要となる。逆流がない場合は脊
髄硬膜の手前であるため、さらに数mm押し進めて
もう一度脊髄液の逆流を確認する操作を繰り返す
ことが必要である。その際に押し進める距離が、
請求項3における目盛り6で示す距離よりも大き
ければ、脊髄硬膜をテーパー部21の位置まで穿
刺してしまい脊髄硬膜の損傷が大きくなる可能性
が生じる。請求項3における目盛り6を示すこと
によつて、黄靱帯探触部2での黄靱帯探触の後に
脊髄液の逆流を確認する操作を一回行う毎に押し
進めることのできる安全な距離の最大値を、脊髄
液腔穿刺施行者に明瞭に示す作用を得る。
2の作用によつて脊髄硬膜のすぐ近くに誘導した
後も、内針5を抜去して脊髄液の逆流を観察する
ことによつて、針先による脊髄硬膜穿刺の有無を
確認する操作が必要となる。逆流がない場合は脊
髄硬膜の手前であるため、さらに数mm押し進めて
もう一度脊髄液の逆流を確認する操作を繰り返す
ことが必要である。その際に押し進める距離が、
請求項3における目盛り6で示す距離よりも大き
ければ、脊髄硬膜をテーパー部21の位置まで穿
刺してしまい脊髄硬膜の損傷が大きくなる可能性
が生じる。請求項3における目盛り6を示すこと
によつて、黄靱帯探触部2での黄靱帯探触の後に
脊髄液の逆流を確認する操作を一回行う毎に押し
進めることのできる安全な距離の最大値を、脊髄
液腔穿刺施行者に明瞭に示す作用を得る。
請求項4によれば、テーパー部21の開き角α
が15度未満であつても、黄靱帯探触部2の外周面
の表面処理部22で、粗面にする処理を行えば黄
靱帯探触部2が黄靱帯を通過する時の穿刺挿入感
覚を得ることが可能となる。
が15度未満であつても、黄靱帯探触部2の外周面
の表面処理部22で、粗面にする処理を行えば黄
靱帯探触部2が黄靱帯を通過する時の穿刺挿入感
覚を得ることが可能となる。
請求項5によれば、請求項3の項で説明したご
とく、脊髄液の逆流を確認する操作を一回行う毎
に押し進めることのできる安全な距離の最大値
を、脊髄液腔穿刺施行者に明瞭に示すため、テー
パー部21の開き角αが15度未満の場合で黄靱帯
の探触が不明瞭であつても、脊髄硬膜をテーパー
部21の位置まで穿刺してしまうことなく、硬膜
穿刺針部1を正確な深さで硬膜に挿入するという
本考案の主旨をかなえる作用を有する。
とく、脊髄液の逆流を確認する操作を一回行う毎
に押し進めることのできる安全な距離の最大値
を、脊髄液腔穿刺施行者に明瞭に示すため、テー
パー部21の開き角αが15度未満の場合で黄靱帯
の探触が不明瞭であつても、脊髄硬膜をテーパー
部21の位置まで穿刺してしまうことなく、硬膜
穿刺針部1を正確な深さで硬膜に挿入するという
本考案の主旨をかなえる作用を有する。
以下、本考案のスパイナル針を詳細に説明す
る。第1図は本考案の一実施例の模式図を示す。
硬膜穿刺針部1は、先端をスパイナル針の従来技
術にあるごとく鋭利な刃先構造とし、脊髄硬膜穿
刺に必要最小限の長さL1でテーパー部21に連
続し、さらに径の大きな針本体部3に連続して、
注射器接続部4に取り付けてスパイナル針として
の構成を得る。刺入操作時は内針5を挿入した第
1図に示した状態で使用する。針本体部3の長さ
L2は40mm≦L2≦100mmとする。小児用として
針本体部3の長さL2が60mm以下の長さであれ
ば、針本体部3の外径D2が0.55mmでも流動抵抗
が少なく曲げ強度が十分である。L2の長さが
100mmあれば、体格の特に大きな人にも対応でき
る。このように針本体部3が長くなつた場合は、
十分な曲げ強度と少ない流動抵抗性能を得るため
に、D2は0.75mm程度の太さが好ましくなる。
る。第1図は本考案の一実施例の模式図を示す。
硬膜穿刺針部1は、先端をスパイナル針の従来技
術にあるごとく鋭利な刃先構造とし、脊髄硬膜穿
刺に必要最小限の長さL1でテーパー部21に連
続し、さらに径の大きな針本体部3に連続して、
注射器接続部4に取り付けてスパイナル針として
の構成を得る。刺入操作時は内針5を挿入した第
1図に示した状態で使用する。針本体部3の長さ
L2は40mm≦L2≦100mmとする。小児用として
針本体部3の長さL2が60mm以下の長さであれ
ば、針本体部3の外径D2が0.55mmでも流動抵抗
が少なく曲げ強度が十分である。L2の長さが
100mmあれば、体格の特に大きな人にも対応でき
る。このように針本体部3が長くなつた場合は、
十分な曲げ強度と少ない流動抵抗性能を得るため
に、D2は0.75mm程度の太さが好ましくなる。
第2図は針の先端部を拡大した断面模式図を示
す。硬膜穿刺針部1の外径D1は、脊髄硬膜の切
開や穿刺孔の程度を少なくする目的で小径とす
る。外径D1を0.3mm≦D1≦0.55mmとすれば、
脊髄硬膜穿刺後頭痛の発生頻度を著しく軽減でき
る。特に好ましくは外径D1は0.45mm≦D1≦
0.51mmである。
す。硬膜穿刺針部1の外径D1は、脊髄硬膜の切
開や穿刺孔の程度を少なくする目的で小径とす
る。外径D1を0.3mm≦D1≦0.55mmとすれば、
脊髄硬膜穿刺後頭痛の発生頻度を著しく軽減でき
る。特に好ましくは外径D1は0.45mm≦D1≦
0.51mmである。
硬膜穿刺針部1の長さL1は、3mm≦L1≦12
mmとする。D1の太さが0.45mm≦D1≦0.51mmの
範囲である場合のL1の実用上の長さは、5mm≦
L1≦10mmの範囲がより適切である。即ち、硬膜
穿刺針部1を越えて、テーパー部21や針本体部
3が脊髄硬膜に到達するほど過度に穿刺してしま
わないように余裕を見込めば、L1が5mm程度以
上の長さが望ましい。
mmとする。D1の太さが0.45mm≦D1≦0.51mmの
範囲である場合のL1の実用上の長さは、5mm≦
L1≦10mmの範囲がより適切である。即ち、硬膜
穿刺針部1を越えて、テーパー部21や針本体部
3が脊髄硬膜に到達するほど過度に穿刺してしま
わないように余裕を見込めば、L1が5mm程度以
上の長さが望ましい。
一方、L1の長さを10mm以上とすれば、テーパ
ー部21から硬膜穿刺針部1までの強度が弱くな
る点や脊髄液の薬液の流動抵抗が高くなると言う
問題が生じる。しかし脊髄硬膜の穿刺孔を最小限
にするという目的には有利なので、脊髄硬膜の穿
刺孔を最小限にするという目的が優先される場合
には、12mm以下の長さであれば使用が可能であ
る。
ー部21から硬膜穿刺針部1までの強度が弱くな
る点や脊髄液の薬液の流動抵抗が高くなると言う
問題が生じる。しかし脊髄硬膜の穿刺孔を最小限
にするという目的には有利なので、脊髄硬膜の穿
刺孔を最小限にするという目的が優先される場合
には、12mm以下の長さであれば使用が可能であ
る。
第3図a,b,cに示すごとく、本考案におい
てテーパー状(テーパー部21)とは、正確な円
錐面に限らず、外に凸面状または凹面状あるいは
これらの複合状の円錐面を含むものと定義する。
本考案の実際の実施例では、テーパー部21は第
3図aのように外に凸面状および凹面状の複合状
の円錐面に加工されることが多い。この場合はテ
ーパー部21による黄靱帯の穿刺抵抗は、テーパ
ー部21での最大の開き角によつて効果が決定さ
れる。同様に第3図bに示すように、テーパー部
21の形状を外に凸に円錐状に開いた形状に加工
すると、硬膜穿刺針部1とテーパー部21との間
に最大の開き角が現れ、また第3図cのごとく、
外に凹に開くと針本体部3とテーパー部21との
間に最大の開き角が現れる。これらの角度は、テ
ーパー部21の円錐面が極端な凹面または凸面の
形状でない限りは、本考案の効果を同一程度に決
定する。従つて本考案で明示しているテーパー部
21の開き角αとは、明確には第3図a,b,c
で示す角度αを指称する。即ち、テーパー部21
での最大の開き角を、本考案の開き角αと定義す
る。一方、テーパー部21の円錐面に極端な凹面
または凸面の形状を加えれば、黄靱帯での探触を
得るには有利であるため、テーパー部21での強
度面に問題がなければ、本考案の主旨に副う。
てテーパー状(テーパー部21)とは、正確な円
錐面に限らず、外に凸面状または凹面状あるいは
これらの複合状の円錐面を含むものと定義する。
本考案の実際の実施例では、テーパー部21は第
3図aのように外に凸面状および凹面状の複合状
の円錐面に加工されることが多い。この場合はテ
ーパー部21による黄靱帯の穿刺抵抗は、テーパ
ー部21での最大の開き角によつて効果が決定さ
れる。同様に第3図bに示すように、テーパー部
21の形状を外に凸に円錐状に開いた形状に加工
すると、硬膜穿刺針部1とテーパー部21との間
に最大の開き角が現れ、また第3図cのごとく、
外に凹に開くと針本体部3とテーパー部21との
間に最大の開き角が現れる。これらの角度は、テ
ーパー部21の円錐面が極端な凹面または凸面の
形状でない限りは、本考案の効果を同一程度に決
定する。従つて本考案で明示しているテーパー部
21の開き角αとは、明確には第3図a,b,c
で示す角度αを指称する。即ち、テーパー部21
での最大の開き角を、本考案の開き角αと定義す
る。一方、テーパー部21の円錐面に極端な凹面
または凸面の形状を加えれば、黄靱帯での探触を
得るには有利であるため、テーパー部21での強
度面に問題がなければ、本考案の主旨に副う。
テーパー部21の開き角αは、硬膜穿刺針部1
と針本体部3の太さの組合せで、それぞれが適切
な黄靱帯刺入時抵抗が得られるように定められ
る。例えば針本体部3の外径D2が、23ゲージ
(0.63mm)の太さで硬膜穿刺針部1の外径D1が、
25ゲージ(0.51mm)であれば、黄靱帯探触部2で
の黄靱帯の探触を最も得易い組合せの実施例の一
例となるが、この組合せでは、脊髄穿刺の施行者
はテーパー部21の開き角αが15度以上であれ
ば、黄靱帯の刺入時抵抗を把握することができ
る。また、この組合せの例では、開き角αを17度
以上とすれば、脊髄液腔穿刺経験が豊富でない施
行者にも、黄靱帯の刺入時抵抗を容易に得ること
ができるため、この実施例での実用上の特に好ま
しい開き角αは17度以上である。
と針本体部3の太さの組合せで、それぞれが適切
な黄靱帯刺入時抵抗が得られるように定められ
る。例えば針本体部3の外径D2が、23ゲージ
(0.63mm)の太さで硬膜穿刺針部1の外径D1が、
25ゲージ(0.51mm)であれば、黄靱帯探触部2で
の黄靱帯の探触を最も得易い組合せの実施例の一
例となるが、この組合せでは、脊髄穿刺の施行者
はテーパー部21の開き角αが15度以上であれ
ば、黄靱帯の刺入時抵抗を把握することができ
る。また、この組合せの例では、開き角αを17度
以上とすれば、脊髄液腔穿刺経験が豊富でない施
行者にも、黄靱帯の刺入時抵抗を容易に得ること
ができるため、この実施例での実用上の特に好ま
しい開き角αは17度以上である。
針本体部3の外径D2が、22ゲージ(0.71mm)
以上の太さで、硬膜穿刺針部1の外径D1が、25
ゲージ(0.51mm)の組合せの場合では、外径D2
と外径D1の差が0.2mm以上となる。この場合テ
ーパー部21が皮下組織を鈍的に強く押し広げる
ために、皮下組織が針本体部3に巻き付いて、穿
刺操作時に針本体部3の外側面での抵抗が強くな
つてしまう。そのため黄靱帯での刺入時抵抗を、
黄靱帯探触部2で把握することがやや困難とな
る。また、外径D2と外径D1との差が大きいた
めに、テーパー部21の開き角αが小さいと、テ
ーパー部21の長軸方向の長さが大きくなつて、
黄靱帯での刺入時抵抗を黄靱帯探触部2で把握す
ることがやや不鮮明となる。このような場合に
は、テーパー部21の開き角αを少し大きく取つ
て20度以上とすれば、黄靱帯の探触が十分得られ
るようになる。
以上の太さで、硬膜穿刺針部1の外径D1が、25
ゲージ(0.51mm)の組合せの場合では、外径D2
と外径D1の差が0.2mm以上となる。この場合テ
ーパー部21が皮下組織を鈍的に強く押し広げる
ために、皮下組織が針本体部3に巻き付いて、穿
刺操作時に針本体部3の外側面での抵抗が強くな
つてしまう。そのため黄靱帯での刺入時抵抗を、
黄靱帯探触部2で把握することがやや困難とな
る。また、外径D2と外径D1との差が大きいた
めに、テーパー部21の開き角αが小さいと、テ
ーパー部21の長軸方向の長さが大きくなつて、
黄靱帯での刺入時抵抗を黄靱帯探触部2で把握す
ることがやや不鮮明となる。このような場合に
は、テーパー部21の開き角αを少し大きく取つ
て20度以上とすれば、黄靱帯の探触が十分得られ
るようになる。
黄靱帯探触部2の外周面を粗面にするか、また
は平滑にするための表面処理部22は、第4図
a,b,cのごとく金属面への直接加工や金属面
への塗布によつて設けられる。表面処理部22の
範囲および凹凸の深さは、黄靱帯の刺入時抵抗が
最適となるよう任意に定めることができるので、
テーパー部21の開き角αの設定上の制限を少な
くする効果を有して有益である。例えば前述した
外径D2が25ゲージで、外径D1が23ゲージの組
合せで、本考案実施のスパイナル針に対して、黄
靱帯探触部2の外周面の滑り抵抗が増強するよう
に、表面処理部22設ければ、開き角αの実用上
の特に好ましい開き角αも、15度程度に設定する
ことが可能である。黄靱帯での滑り抵抗を強く得
るためには、エツチング等の手法により表面を祖
雑とする表面処理を施し、表面処理部22の範囲
も、第4図aのごとくテーパー部21から針本体
部3の数mmにかけての移行部にも施すと、良好な
結果が得られる。反対に黄靱帯探触部2の表面処
理部22を滑らかに仕上げると、テーパー部21
の開き角αが、25−30度以上に設定されても良好
な刺入感が得られる。また例えば、黄靱帯の刺入
抵抗を敏感に捉えることのできる脊髄液腔穿刺の
熟練者への仕様として、黄靱帯探触部2の表面処
理部22をできる限り滑らかに仕上げると、皮膚
や棘間靱帯、黄靱帯等の穿刺時の組織損傷を最小
限にすることができるために有益である。
は平滑にするための表面処理部22は、第4図
a,b,cのごとく金属面への直接加工や金属面
への塗布によつて設けられる。表面処理部22の
範囲および凹凸の深さは、黄靱帯の刺入時抵抗が
最適となるよう任意に定めることができるので、
テーパー部21の開き角αの設定上の制限を少な
くする効果を有して有益である。例えば前述した
外径D2が25ゲージで、外径D1が23ゲージの組
合せで、本考案実施のスパイナル針に対して、黄
靱帯探触部2の外周面の滑り抵抗が増強するよう
に、表面処理部22設ければ、開き角αの実用上
の特に好ましい開き角αも、15度程度に設定する
ことが可能である。黄靱帯での滑り抵抗を強く得
るためには、エツチング等の手法により表面を祖
雑とする表面処理を施し、表面処理部22の範囲
も、第4図aのごとくテーパー部21から針本体
部3の数mmにかけての移行部にも施すと、良好な
結果が得られる。反対に黄靱帯探触部2の表面処
理部22を滑らかに仕上げると、テーパー部21
の開き角αが、25−30度以上に設定されても良好
な刺入感が得られる。また例えば、黄靱帯の刺入
抵抗を敏感に捉えることのできる脊髄液腔穿刺の
熟練者への仕様として、黄靱帯探触部2の表面処
理部22をできる限り滑らかに仕上げると、皮膚
や棘間靱帯、黄靱帯等の穿刺時の組織損傷を最小
限にすることができるために有益である。
針本体部3は、使用目的の長さL2を有して注
射器結合部4に固定される。第2図の内針5は、
従来技術にあるごとく、硬膜穿刺針部1の先端の
内径にあわせて注射器結合部4において固定でき
るようにする。内針5が第5図のごとく硬膜穿刺
針部1、テーパー部21、針本体部3のそれぞれ
の内のりにあわせた形状にすれば、内針5の固定
性が増し、さらに本考案のスパイナル針の刺入操
作時の曲げ強度を増すことができるため有益であ
る。
射器結合部4に固定される。第2図の内針5は、
従来技術にあるごとく、硬膜穿刺針部1の先端の
内径にあわせて注射器結合部4において固定でき
るようにする。内針5が第5図のごとく硬膜穿刺
針部1、テーパー部21、針本体部3のそれぞれ
の内のりにあわせた形状にすれば、内針5の固定
性が増し、さらに本考案のスパイナル針の刺入操
作時の曲げ強度を増すことができるため有益であ
る。
以上の構成において、内針5を挿入した状態
で、腰背部の脊椎棘間部の皮膚を穿刺して、棘間
靱帯まで硬膜穿刺針部1を挿入する。手元に黄靱
帯探触部2の抵抗を探触しながらさらに刺入して
行くと、黄靱帯が特に密な組織であるために、黄
靱帯探触部2が黄靱帯に達したことが把握でき
る。硬膜穿刺針部1の長さL1は3−12mmとして
いるので、この時の針先は硬膜外腔または脊髄液
中に存在する。次に内針5を抜去し、脊髄液の逆
流を確認する。脊髄液の逆流は、硬膜穿刺針部1
の針先が脊髄硬膜を穿刺したときのみに生じるの
で、針先位置が確認できる。注射器結合部4に注
射器を接続して脊髄液の逆流を確認すれば、一層
明確である。逆流のない場合も、硬膜外腔の距離
は4−7mm程度であるので、さらに数mmずつ押し
進めて、その度に脊髄硬膜穿刺による脊髄液逆流
の確認操作を行えば、過度に脊髄硬膜を穿刺する
ことなく正確に脊髄硬膜を穿刺できる。例えば硬
膜穿刺針部1の長さL1が7mmの本考案のスパイ
ナル針を使用すれば、脊髄液逆流の確認操作毎に
針先を約5mm程度押し進めても、脊髄硬膜を過度
に穿刺することがない。
で、腰背部の脊椎棘間部の皮膚を穿刺して、棘間
靱帯まで硬膜穿刺針部1を挿入する。手元に黄靱
帯探触部2の抵抗を探触しながらさらに刺入して
行くと、黄靱帯が特に密な組織であるために、黄
靱帯探触部2が黄靱帯に達したことが把握でき
る。硬膜穿刺針部1の長さL1は3−12mmとして
いるので、この時の針先は硬膜外腔または脊髄液
中に存在する。次に内針5を抜去し、脊髄液の逆
流を確認する。脊髄液の逆流は、硬膜穿刺針部1
の針先が脊髄硬膜を穿刺したときのみに生じるの
で、針先位置が確認できる。注射器結合部4に注
射器を接続して脊髄液の逆流を確認すれば、一層
明確である。逆流のない場合も、硬膜外腔の距離
は4−7mm程度であるので、さらに数mmずつ押し
進めて、その度に脊髄硬膜穿刺による脊髄液逆流
の確認操作を行えば、過度に脊髄硬膜を穿刺する
ことなく正確に脊髄硬膜を穿刺できる。例えば硬
膜穿刺針部1の長さL1が7mmの本考案のスパイ
ナル針を使用すれば、脊髄液逆流の確認操作毎に
針先を約5mm程度押し進めても、脊髄硬膜を過度
に穿刺することがない。
第6図のごとく、針本体部3の外側面に、一回
に安全に押し進めることのできる最大の距離を目
盛り6で示しておくと、本考案のスパイナル針の
穿刺操作の無駄が省け、かつ、過度に深く穿刺し
てしまう失敗を防ぐことができるため有益であ
る。目盛り6の実施例について以下に説明する。
に安全に押し進めることのできる最大の距離を目
盛り6で示しておくと、本考案のスパイナル針の
穿刺操作の無駄が省け、かつ、過度に深く穿刺し
てしまう失敗を防ぐことができるため有益であ
る。目盛り6の実施例について以下に説明する。
通常の針先加工であれば、針先端が約2mm脊髄
硬膜を穿刺すれば、脊髄液の逆流が得られる。こ
の位置からテーパー部21が脊髄硬膜に達するま
での距離は、硬膜穿刺針部1の長さL1から約2
mmを引いた長さである。脊髄液の逆流を得る時の
脊髄硬膜穿刺の深さは、硬膜穿刺針部1の先端の
針先加工の形状の違いによつて異なることがあ
る。この深さは通常約1−3mmの範囲であるが、
針先加工の形状に応じて、脊髄液の逆流を得る穿
刺深さを求めるようにする。この長さ(深さ)を
硬膜穿刺針部1の長さL1から引いた長さを、目
盛り6の間隔となるようにする。
硬膜を穿刺すれば、脊髄液の逆流が得られる。こ
の位置からテーパー部21が脊髄硬膜に達するま
での距離は、硬膜穿刺針部1の長さL1から約2
mmを引いた長さである。脊髄液の逆流を得る時の
脊髄硬膜穿刺の深さは、硬膜穿刺針部1の先端の
針先加工の形状の違いによつて異なることがあ
る。この深さは通常約1−3mmの範囲であるが、
針先加工の形状に応じて、脊髄液の逆流を得る穿
刺深さを求めるようにする。この長さ(深さ)を
硬膜穿刺針部1の長さL1から引いた長さを、目
盛り6の間隔となるようにする。
以上説明した通り、針本体部3の外径D2が硬
膜穿刺針部1の外径D1より太いスパイナル針を
用いれば、針本体部3の曲げ強度が大きくなるた
め、皮膚穿刺部から脊椎黄靱帯までのスパイナル
針の刺入は、ガイド針を使用せずとも容易に施行
することができる。同時に、硬膜穿刺針部1の外
径D1が細いことから、脊髄硬膜穿刺孔は軽微で
すむこととなり、脊髄硬膜穿刺後頭痛の発生頻度
を有効に軽減する。以上の効果は、脊髄硬膜を硬
膜穿刺針部1の位置で正確に捉えることによつて
のみ有効となる。
膜穿刺針部1の外径D1より太いスパイナル針を
用いれば、針本体部3の曲げ強度が大きくなるた
め、皮膚穿刺部から脊椎黄靱帯までのスパイナル
針の刺入は、ガイド針を使用せずとも容易に施行
することができる。同時に、硬膜穿刺針部1の外
径D1が細いことから、脊髄硬膜穿刺孔は軽微で
すむこととなり、脊髄硬膜穿刺後頭痛の発生頻度
を有効に軽減する。以上の効果は、脊髄硬膜を硬
膜穿刺針部1の位置で正確に捉えることによつて
のみ有効となる。
しかしながら、テーパー部21をできる限り滑
らかとなるよう仕上げても、針先での穿刺位置の
探触は極めて困難となり、脊髄硬膜を硬膜穿刺針
部1の範囲で正確に捉えることは容易ではなくな
るという問題点が生じる。このことは、通常の脊
髄液腔穿刺が、施行者の手の感覚によつて盲目的
に行われているために重要な課題である。
らかとなるよう仕上げても、針先での穿刺位置の
探触は極めて困難となり、脊髄硬膜を硬膜穿刺針
部1の範囲で正確に捉えることは容易ではなくな
るという問題点が生じる。このことは、通常の脊
髄液腔穿刺が、施行者の手の感覚によつて盲目的
に行われているために重要な課題である。
本考案は、脊髄硬膜を正確な深さで捉えて、前
述の効果が確実に得られるように意図しているこ
とが特徴である。
述の効果が確実に得られるように意図しているこ
とが特徴である。
即ち、請求項1による本考案のスパイナル針
は、穿刺位置の探触を針先ではなくテーパー部2
1の位置とし、この部分を黄靱帯探触部2として
いる。この黄靱帯探触部2によつて、脊髄硬膜の
手前に存在し解剖学的に特徴的な黄靱帯と、本考
案のスパイナル針との位置関係を明確にする作用
が得られる。その結果、硬膜穿刺針部1の針先
を、正確な深さで脊髄硬膜の近くに誘導する効果
が生じる。
は、穿刺位置の探触を針先ではなくテーパー部2
1の位置とし、この部分を黄靱帯探触部2として
いる。この黄靱帯探触部2によつて、脊髄硬膜の
手前に存在し解剖学的に特徴的な黄靱帯と、本考
案のスパイナル針との位置関係を明確にする作用
が得られる。その結果、硬膜穿刺針部1の針先
を、正確な深さで脊髄硬膜の近くに誘導する効果
が生じる。
請求項2によると、黄靱帯探触部2の外周面を
粗面にするか、または平滑にする表面処理を施し
た表面処理部22を設けるとによつて、黄靱帯の
穿刺抵抗がより明瞭に把握できるようにすること
も、患者への浸襲を少なくする作用を得ることも
可能になる。これらの作用の調節は製法技術上、
比較的容易に行えるため、テーパー部21の開き
角αの設定上の制限を少なくする効果を生じる。
粗面にするか、または平滑にする表面処理を施し
た表面処理部22を設けるとによつて、黄靱帯の
穿刺抵抗がより明瞭に把握できるようにすること
も、患者への浸襲を少なくする作用を得ることも
可能になる。これらの作用の調節は製法技術上、
比較的容易に行えるため、テーパー部21の開き
角αの設定上の制限を少なくする効果を生じる。
また請求項4に示したごとく、黄靱帯探触部2
の外周面を粗面にする表面処理22を施すことに
よつて、テーパー部21の開き角αを少なく設定
することも可能となる。
の外周面を粗面にする表面処理22を施すことに
よつて、テーパー部21の開き角αを少なく設定
することも可能となる。
また請求項3における目盛り6は、過度に脊髄
硬膜を穿刺することの予防する効果と、脊髄液の
逆流を不必要に頻回に確認することの手法を減ら
す効果を生じるため、本考案の有効性を著しく増
す効果がある。
硬膜を穿刺することの予防する効果と、脊髄液の
逆流を不必要に頻回に確認することの手法を減ら
す効果を生じるため、本考案の有効性を著しく増
す効果がある。
さらに請求項5では、以下の効果も得られる。
脊髄液の逆流を確認する手技が、目盛り6によつ
て簡便で正確なものとすることができるため、黄
靱帯探触部2での黄靱帯の探触子が曖昧であつて
も、脊髄硬膜を硬膜穿刺針部1の長さL1の部分
で正確に捉えることが可能となる。即ち、テーパ
ー部21の開き角αを少なく設定しても、本考案
の主旨を満たす効果を得る。この効果は硬膜穿刺
針部1の長さL1が6mm程度以上あれば、一層明
瞭なものとなる。
脊髄液の逆流を確認する手技が、目盛り6によつ
て簡便で正確なものとすることができるため、黄
靱帯探触部2での黄靱帯の探触子が曖昧であつて
も、脊髄硬膜を硬膜穿刺針部1の長さL1の部分
で正確に捉えることが可能となる。即ち、テーパ
ー部21の開き角αを少なく設定しても、本考案
の主旨を満たす効果を得る。この効果は硬膜穿刺
針部1の長さL1が6mm程度以上あれば、一層明
瞭なものとなる。
以上の効果によつて本考案のスパイナル針が広
く普及すれば、全体の流動抵抗が低いことの特性
のために、脊髄液や薬液の流動抵抗の変化による
針先位置の脊髄液腔内確認が容易であるという利
点が生かされて、神経内や血管内への薬液の誤注
入の頻度が軽減する。結果として、局所麻酔薬中
毒によるシヨツクや脊髄神経損傷による下半身付
随等の合併症の頻度を軽減する効果を有して、医
療手技上の貢献度は大きい。
く普及すれば、全体の流動抵抗が低いことの特性
のために、脊髄液や薬液の流動抵抗の変化による
針先位置の脊髄液腔内確認が容易であるという利
点が生かされて、神経内や血管内への薬液の誤注
入の頻度が軽減する。結果として、局所麻酔薬中
毒によるシヨツクや脊髄神経損傷による下半身付
随等の合併症の頻度を軽減する効果を有して、医
療手技上の貢献度は大きい。
第1図は本考案のスパイナル針の一実施例を説
明する模式図。第2図は第1図におけるスパイナ
ル針の先端部を拡大した断面模式図、第3図a,
b,cは本考案のスパイナル針における黄靱帯探
触部でのテーパー部の円錐状の形状の実施例を説
明するための一部拡大模式図、第4図a,b,c
は本考案のスパイナル針における黄靱帯探触部で
の表面処理部の実施例を説明するための一部拡大
模式図、第5図は本考案のスパイナル針における
内針の形状に変更を加えた実施例の一部拡大断面
模式図。第6図は本考案のスパイナル針の他の実
施例を示し、針本体部の外側面に、一回に押し進
めることのできる距離の目盛りをつけた状態の説
明図。第7図は従来のスパイナル針の一例を示す
説明図、第8図は米国特許第3540447号に記載さ
れたスパイナル針の説明図である。 1……硬膜穿刺針部、2……黄靱帯探触部、2
1……テーパー部、22……表面処理部、3……
針本体部、4……注射器結合部、5……内針、6
……目盛り、α……テーパー部の開き角、L1…
…硬膜穿刺針部の長さ、L2……針本体部の長
さ、D1……硬膜穿刺針部の外径、D2……針本
体部の外径、51……針先加工部、53……針本
体部、54……注射器結合部、55……内針、8
1……硬膜穿刺針部、82……針本体部、83…
…テーパー部、84……注射器結合部、β……テ
ーパー部の開き角。
明する模式図。第2図は第1図におけるスパイナ
ル針の先端部を拡大した断面模式図、第3図a,
b,cは本考案のスパイナル針における黄靱帯探
触部でのテーパー部の円錐状の形状の実施例を説
明するための一部拡大模式図、第4図a,b,c
は本考案のスパイナル針における黄靱帯探触部で
の表面処理部の実施例を説明するための一部拡大
模式図、第5図は本考案のスパイナル針における
内針の形状に変更を加えた実施例の一部拡大断面
模式図。第6図は本考案のスパイナル針の他の実
施例を示し、針本体部の外側面に、一回に押し進
めることのできる距離の目盛りをつけた状態の説
明図。第7図は従来のスパイナル針の一例を示す
説明図、第8図は米国特許第3540447号に記載さ
れたスパイナル針の説明図である。 1……硬膜穿刺針部、2……黄靱帯探触部、2
1……テーパー部、22……表面処理部、3……
針本体部、4……注射器結合部、5……内針、6
……目盛り、α……テーパー部の開き角、L1…
…硬膜穿刺針部の長さ、L2……針本体部の長
さ、D1……硬膜穿刺針部の外径、D2……針本
体部の外径、51……針先加工部、53……針本
体部、54……注射器結合部、55……内針、8
1……硬膜穿刺針部、82……針本体部、83…
…テーパー部、84……注射器結合部、β……テ
ーパー部の開き角。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 先端側が細く手元側が太い2つの外径を有す
るスパイナル針であつて、 外径D1が0.3mm≦D1≦0.55mmの範囲で一
定の太さであり、長さL1が3mm≦L1≦12mm
である先端側の硬膜穿刺針部1と、 この硬膜穿刺針部1の外径D1より0.1mm以
上太く、外径D2が0.55mm≦D2≦0.75mmの範
囲で一定の太さであり、長さL2が40mm≦L2
≦100mmである手元側の針本体部3と、 前記硬膜穿刺針部1とこの針本体部3を連結
し開き角αが15度より大きいテーパー部21を
有する黄靱帯探触部2と、 前記硬膜穿刺針部1の内側に挿入され、先端
が硬膜穿刺針部1の先端に一致した内針5とか
ら構成されることを特徴とするスパイナル針。 2 黄靱帯探触部2の外周面を粗面にするか、ま
たは平滑にする表面処理を施した表面処理部2
2を設けたことを特徴とする請求項1記載のス
パイナル針。 3 針本体部3の外側面に硬膜穿刺針部1の長さ
L1より1−3mm短い長さの間隔の目盛り6を
つけたことを特徴とする請求項1又は2記載の
スパイナル針。 4 先端側が細く手元側が太く2つの外径を有す
るスパイナル針であつて、 外径D1が0.3mm≦D1≦0.55mmの範囲で一
定の太さであり、長さL1が3mm≦L1≦12mm
である先端側の硬膜穿刺針部1と、 この硬膜穿刺針部1の外径D1より0.1mm以
上太く、外径D2が0.55mm≦D2≦0.75mmの範
囲で一定の太さであり、長さL2が40mm≦L2
≦100mmである手元側の針本体部3と、 前記硬膜穿刺針部1とこの針本体部3を連結
するテーパー部21を有する黄靱帯探触部2
と、 前記硬膜穿刺針部1の内側に挿入され、先端
が硬膜穿刺針部1の先端に一致した内針5と、 前記黄靱帯探触部2の外周面を粗面にする表
面処理を施した表面処理部22とから構成され
ることを特徴とするスパイナル針。 5 先端側が細く手元側が太い2つの外径を有す
るスパイナル針であつて、 外径D1が0.3mm≦D1≦0.55mmの範囲で一
定の太さであり、長さL1が3mm≦L1≦12mm
である先端側の硬膜穿刺針部1と、 この硬膜穿刺針部1の外径D1より0.1mm以
上太く、外径D2が0.55mm≦D2≦0.75mmの範
囲で一定の太さであり、長さL2が40mm≦L2
≦100mmである手元側の針本体部3と、 前記硬膜穿刺針部1とこの針本体部3を連結
するテーパー部21を有する黄靱帯探触部2
と、 前記硬膜穿刺針部1の内側に挿入され、先端
が硬膜穿刺針部1の先端に一致した内針5と、 前記針本体部3の外側面に施された、前記硬
膜穿刺針部1の長さL1より1−3mm短い長さ
の間隔の目盛り6とから構成されることを特徴
とするスパイナル針。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11005390U JPH0536436Y2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-10-20 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5939990 | 1990-06-05 | ||
| JP11005390U JPH0536436Y2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-10-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0458257U JPH0458257U (ja) | 1992-05-19 |
| JPH0536436Y2 true JPH0536436Y2 (ja) | 1993-09-14 |
Family
ID=31948597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11005390U Expired - Lifetime JPH0536436Y2 (ja) | 1990-06-05 | 1990-10-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0536436Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998055169A1 (en) * | 1997-06-02 | 1998-12-10 | Soken Co., Ltd. | Spinal anesthetic needle |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4264367B2 (ja) * | 2004-02-20 | 2009-05-13 | テルモ株式会社 | 穿刺具 |
| US9358335B2 (en) | 2005-02-25 | 2016-06-07 | Terumo Kabushiki Kaisha | Puncture device |
| JP2008200528A (ja) * | 2008-05-28 | 2008-09-04 | Terumo Corp | 注射針 |
-
1990
- 1990-10-20 JP JP11005390U patent/JPH0536436Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998055169A1 (en) * | 1997-06-02 | 1998-12-10 | Soken Co., Ltd. | Spinal anesthetic needle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0458257U (ja) | 1992-05-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4940458A (en) | Epidural needle placement system | |
| US11654266B2 (en) | Devices for transvascular retrograde access placement | |
| US4518383A (en) | Instrument and method for epidural and spinal anaesthesia | |
| US6565542B2 (en) | Epidural needle having a distal flare | |
| US5843048A (en) | Epidural catheter needle | |
| CA1078287A (en) | Pressure testing device and method | |
| US6273877B1 (en) | Epidural needle with secondary bevel | |
| US6554809B2 (en) | Epidural catheter needle | |
| US6139532A (en) | Clamping wing for catheter introducer | |
| US3225762A (en) | Intravenous stylet catheter | |
| US20070106219A1 (en) | Cleveland round tip (CRT) needle | |
| JPH0630205Y2 (ja) | 持続局所麻酔セット | |
| WO1990015576A1 (en) | Lesion localization device and method of using | |
| WO1997015341A1 (en) | Stellate block needle | |
| JP4383908B2 (ja) | 硬膜外針 | |
| US20140276622A1 (en) | Nerve block system with curved introducer and methods of use | |
| US4909800A (en) | Stepped needle | |
| US20240189506A1 (en) | Infiltration cannula with dual angle configuration | |
| Islam | New sternal puncture needle. | |
| CN218075153U (zh) | 一种用于组织内的配合穿刺的经皮扩张引导器 | |
| JP5502431B2 (ja) | 硬膜外針 | |
| CN223759803U (zh) | 一种血糖监测系统的导引针结构 | |
| CN222398650U (zh) | 一种可撕裂穿刺针 | |
| CN219183997U (zh) | 多功能针刀 | |
| CN224008448U (zh) | 一种cgm导引针结构 |