JPH0536445Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0536445Y2 JPH0536445Y2 JP1986098779U JP9877986U JPH0536445Y2 JP H0536445 Y2 JPH0536445 Y2 JP H0536445Y2 JP 1986098779 U JP1986098779 U JP 1986098779U JP 9877986 U JP9877986 U JP 9877986U JP H0536445 Y2 JPH0536445 Y2 JP H0536445Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- rubber
- ball
- fitting
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Temperature-Responsive Valves (AREA)
- Check Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、バレーボール、バスケツトボール、
サツカーボール等空気を封入した球技用ボールの
バルブ構造に関する。
サツカーボール等空気を封入した球技用ボールの
バルブ構造に関する。
〈従来の技術〉
従来、空気が封入される球技用ボールにあつて
は、そのバルブが相当の重量を有するため、ボー
ルの重心が球の中心からずれ飛球時におけるブレ
や曲がりの原因となつている。例えばバレーボー
ルの場合、バルブの重量は約5g、バスケツトボ
ール及びサツカーボールの場合約8gであり、こ
れは、ムシゴムを締付、空気漏洩を防ぐために必
要な重量である。上記問題を解消するため、バル
ブと相対する位置に同重量のゴム塊を固定するも
の(例えば実公昭41−24735号公報)がある。
は、そのバルブが相当の重量を有するため、ボー
ルの重心が球の中心からずれ飛球時におけるブレ
や曲がりの原因となつている。例えばバレーボー
ルの場合、バルブの重量は約5g、バスケツトボ
ール及びサツカーボールの場合約8gであり、こ
れは、ムシゴムを締付、空気漏洩を防ぐために必
要な重量である。上記問題を解消するため、バル
ブと相対する位置に同重量のゴム塊を固定するも
の(例えば実公昭41−24735号公報)がある。
またバルブ重量を減少させる目的ではないが、
バルブに嵌入されたムシゴムが、空気注入操作の
際ボール内へ落ち込むことを防止するためバルブ
外周に締付リングを設ける構造も公知である(例
えば実公昭46−34970号公報)。
バルブに嵌入されたムシゴムが、空気注入操作の
際ボール内へ落ち込むことを防止するためバルブ
外周に締付リングを設ける構造も公知である(例
えば実公昭46−34970号公報)。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかしながら前者のボールにおいては、バルブ
部分及びゴム塊の存在する位置における触感が硬
く、またこの部分が強く当たると痛感を与えるこ
ととなり、特にバレーボールにおいては好ましく
ない。また後者においては、プラスチツク製或い
は金属製のリングが、バルブに形成した溝に嵌合
されるが、ゴムよりなるバルブの径大部を通し
て、上記溝にリングを嵌め込むことは、相当の力
を要し作業も面倒なものである。また、この考案
においては、リングがムシゴムの小孔部分を締め
つけているため小孔が押し潰されるだけで、締付
力の強化は図れないという欠点がある。
部分及びゴム塊の存在する位置における触感が硬
く、またこの部分が強く当たると痛感を与えるこ
ととなり、特にバレーボールにおいては好ましく
ない。また後者においては、プラスチツク製或い
は金属製のリングが、バルブに形成した溝に嵌合
されるが、ゴムよりなるバルブの径大部を通し
て、上記溝にリングを嵌め込むことは、相当の力
を要し作業も面倒なものである。また、この考案
においては、リングがムシゴムの小孔部分を締め
つけているため小孔が押し潰されるだけで、締付
力の強化は図れないという欠点がある。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、バルブの密封状態を維持しかつその軽量化
を図ると同時に、これを達成する締付金具の装着
を容易にしたものである。
ので、バルブの密封状態を維持しかつその軽量化
を図ると同時に、これを達成する締付金具の装着
を容易にしたものである。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案に係る球技用ボールのバルブ構造は、加
硫ゴムよりなるバルブの外周を囲繞してバルブに
固定された締付金具を、バルブの加硫温度より低
い変態温度を有する形状記憶合金にて形成すると
ともに、締付金具によるバルブ締付をムシゴムの
切込部において行う構造としたものである。
硫ゴムよりなるバルブの外周を囲繞してバルブに
固定された締付金具を、バルブの加硫温度より低
い変態温度を有する形状記憶合金にて形成すると
ともに、締付金具によるバルブ締付をムシゴムの
切込部において行う構造としたものである。
〈作用〉
予め締付状態の形状を記憶せしめられた締付金
具は、常温において、やゝ拡げた形状に変形した
状態、即ちバルブに嵌め込み易い形状で未加硫状
態のバルブに嵌め込まれる。その後、バルブは加
硫缶内にて加熱加硫される。この加熱により締付
金具は、元の記憶形状に復帰し、バルブを締付け
る。
具は、常温において、やゝ拡げた形状に変形した
状態、即ちバルブに嵌め込み易い形状で未加硫状
態のバルブに嵌め込まれる。その後、バルブは加
硫缶内にて加熱加硫される。この加熱により締付
金具は、元の記憶形状に復帰し、バルブを締付け
る。
〈実施例〉
第1図及び第2図において、1は、ブチルゴム
よりなるバルブで、同様にブチルゴムよりなるチ
ユーブ2内面に固着されている。3は、バルブ1
の中心に形成された貫通孔で、天然ゴムよりなる
ムシゴム4が嵌合されている。このムシゴム4に
は、その中心軸に沿つてボール外側部位に小孔1
2が、またボール内側部位に切込部13が形成さ
れている。5はムシゴム4に形成された抜け止め
用の係合部である。6は形状記憶合金よりなる締
付金具で、スリツト7により開放構造とされてい
る。この締付金具6は、径大部8と径小部9とを
有してなり、径小部9は、バルブに設けた溝10
に嵌合される。11は、バルブ1の先端に形成し
た締付金具6の抜け止め用の突部である。締付金
具6の径小部9は、空気注入操作の際、ムシゴム
4がボール内部へ落ち込むのを阻止する作用をな
す。それ故、この径小部9の径は、係合部5の径
より小さく設定される。さらに径小部9は、バル
ブ1を介してムシゴム4の切込部13を締付け、
締付力を強化し、かつシール性を向上させる。
よりなるバルブで、同様にブチルゴムよりなるチ
ユーブ2内面に固着されている。3は、バルブ1
の中心に形成された貫通孔で、天然ゴムよりなる
ムシゴム4が嵌合されている。このムシゴム4に
は、その中心軸に沿つてボール外側部位に小孔1
2が、またボール内側部位に切込部13が形成さ
れている。5はムシゴム4に形成された抜け止め
用の係合部である。6は形状記憶合金よりなる締
付金具で、スリツト7により開放構造とされてい
る。この締付金具6は、径大部8と径小部9とを
有してなり、径小部9は、バルブに設けた溝10
に嵌合される。11は、バルブ1の先端に形成し
た締付金具6の抜け止め用の突部である。締付金
具6の径小部9は、空気注入操作の際、ムシゴム
4がボール内部へ落ち込むのを阻止する作用をな
す。それ故、この径小部9の径は、係合部5の径
より小さく設定される。さらに径小部9は、バル
ブ1を介してムシゴム4の切込部13を締付け、
締付力を強化し、かつシール性を向上させる。
締付金具6に使用される形状記憶合金として
は、Ni−Ti合金が適している。これを、スリツ
ト7を略閉じた形状(締付状態)で、約450℃の
温度で約30分間加熱すると、かかる形状は記憶せ
しめられる。チユーブ2及びバルブ1の加硫温度
は、約170℃であるから、締付金具6の変態温度
は、これより低い温度でなければならず、Ni−
Ti合金の場合、約66℃に設定することができる。
ここで変態温度とは、合金が記憶を付与せしめら
れた形状に戻る温度をいう。
は、Ni−Ti合金が適している。これを、スリツ
ト7を略閉じた形状(締付状態)で、約450℃の
温度で約30分間加熱すると、かかる形状は記憶せ
しめられる。チユーブ2及びバルブ1の加硫温度
は、約170℃であるから、締付金具6の変態温度
は、これより低い温度でなければならず、Ni−
Ti合金の場合、約66℃に設定することができる。
ここで変態温度とは、合金が記憶を付与せしめら
れた形状に戻る温度をいう。
次に上記バルブ構造の製造工程を説明する。ま
ず未加硫ゴムチユーブ2にゴム糊を介して未加硫
バルブ1が接着される。かかる状態で、スリツト
7部分をやゝ拡げた締付金具6が、その径小部9
が溝10に嵌合するよう配置される。その後チユ
ーブ2及びバルブ1は、約170℃の加硫金型に入
れられ加硫される。かかる処理後、通常チユーブ
2表面に数千m分のナイロン糸を無限軌道に巻回
して糸巻補強層(図示せず)が形成され、更にこ
の糸巻補強層上に、直接或いはゴム中貼層を介し
て表皮パネル(図示せず)が接着される。このよ
うにして形成されたボールの上記バルブ1の貫通
孔3にムシゴム4が装着される。
ず未加硫ゴムチユーブ2にゴム糊を介して未加硫
バルブ1が接着される。かかる状態で、スリツト
7部分をやゝ拡げた締付金具6が、その径小部9
が溝10に嵌合するよう配置される。その後チユ
ーブ2及びバルブ1は、約170℃の加硫金型に入
れられ加硫される。かかる処理後、通常チユーブ
2表面に数千m分のナイロン糸を無限軌道に巻回
して糸巻補強層(図示せず)が形成され、更にこ
の糸巻補強層上に、直接或いはゴム中貼層を介し
て表皮パネル(図示せず)が接着される。このよ
うにして形成されたボールの上記バルブ1の貫通
孔3にムシゴム4が装着される。
〈考案の効果〉
本考案によれば、締付金具を用いてバルブによ
る締付力を強化することができるから、バルブ重
量を軽量化することができ、実際には、バレーボ
ールの場合バルブ重量を約5gから約4gに、また
バスケツトボール及びサツカーボールの場合、同
様に約8gから約4gに軽量化することができた。
尚軽量化した後のゴムの重量は、約3.1g、締付金
具の重量は、約0.9gである。これにより、ボール
の重心を、従来品よりもボール球心に近づけるこ
とが可能となり、上記重量では、飛球時のブレ或
いは曲がりは殆ど発生せず、またバレーボールの
場合、サーブ、レシーブ時にバルブ部分が手に当
たつた際その痛感が軽減されることが確認され
た。
る締付力を強化することができるから、バルブ重
量を軽量化することができ、実際には、バレーボ
ールの場合バルブ重量を約5gから約4gに、また
バスケツトボール及びサツカーボールの場合、同
様に約8gから約4gに軽量化することができた。
尚軽量化した後のゴムの重量は、約3.1g、締付金
具の重量は、約0.9gである。これにより、ボール
の重心を、従来品よりもボール球心に近づけるこ
とが可能となり、上記重量では、飛球時のブレ或
いは曲がりは殆ど発生せず、またバレーボールの
場合、サーブ、レシーブ時にバルブ部分が手に当
たつた際その痛感が軽減されることが確認され
た。
また本考案によれば、締付金具が形状記憶合金
にて形成されるから、締付金具の組付時これを拡
げてバルブに嵌合し易い形状で作業を行うことが
可能となり、その組立作業が簡単となる。
にて形成されるから、締付金具の組付時これを拡
げてバルブに嵌合し易い形状で作業を行うことが
可能となり、その組立作業が簡単となる。
さらに本考案によれば、締付金具によるバルブ
の締付は、少なくともムシゴムの切込部において
なされるから、ムシゴムを効率よく締付けること
ができ、締付力の強化及びエア洩れに対するシー
ル性を向上させることができる。
の締付は、少なくともムシゴムの切込部において
なされるから、ムシゴムを効率よく締付けること
ができ、締付力の強化及びエア洩れに対するシー
ル性を向上させることができる。
第1図は、本考案一実施例斜視図、第2図は、
第1図A−A断面図である。 1……バルブ、2……チユーブ、3……貫通
孔、4……ムシゴム、6……締付金具、7……ス
リツト。
第1図A−A断面図である。 1……バルブ、2……チユーブ、3……貫通
孔、4……ムシゴム、6……締付金具、7……ス
リツト。
Claims (1)
- 空気が封入される球技用ボール内面に固定さ
れ、中心に貫通孔を有する加硫ゴムよりなるバル
ブ、上記貫通孔の嵌合されるとともに、その中心
軸に沿つて、ボール外側部位に小孔がボール内側
部位に切込部が形成されたムシゴム、上記バルブ
外周を囲繞して該バルブに固定されたバルブ締付
金具を備え、該締付金具は、上記バルブの加硫温
度より低い変態温度を有する形状記憶合金よりな
り、かつ少なくとも上記ムシゴムの上記切込部を
締付けることを特徴とする球技用ボールのバルブ
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986098779U JPH0536445Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986098779U JPH0536445Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS633857U JPS633857U (ja) | 1988-01-12 |
| JPH0536445Y2 true JPH0536445Y2 (ja) | 1993-09-14 |
Family
ID=30967053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986098779U Expired - Lifetime JPH0536445Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0536445Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2016013210A1 (ja) * | 2014-07-23 | 2017-04-27 | 株式会社モルテン | ボールおよびその製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6181007U (ja) * | 1984-10-31 | 1986-05-29 | ||
| JPS61116193A (ja) * | 1984-11-13 | 1986-06-03 | 住友軽金属工業株式会社 | 金属管の接続方法 |
-
1986
- 1986-06-27 JP JP1986098779U patent/JPH0536445Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS633857U (ja) | 1988-01-12 |
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