JPH0536477A - El駆動回路 - Google Patents
El駆動回路Info
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- JPH0536477A JPH0536477A JP3212788A JP21278891A JPH0536477A JP H0536477 A JPH0536477 A JP H0536477A JP 3212788 A JP3212788 A JP 3212788A JP 21278891 A JP21278891 A JP 21278891A JP H0536477 A JPH0536477 A JP H0536477A
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- Japan
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- inductance
- output
- circuit
- polarity
- output terminal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ELの駆動回路において、共振用のインダク
タンスを使用しないで、全体の小型化を可能とするとと
もに、EL動作時の振動音の発生を抑制する。 【構成】 直流電源1とEL2に接続される出力端子3
との間に、インダクタンス4を共用させて出力端子3に
相互に逆極性で高電圧を誘起する昇圧チョッパ回路12
および極性反転昇圧チョッパ回路13を接続する。これ
ら両昇圧チョッパ回路12,13のオン、オフを、パル
ス信号P1,P2によって制御することにより、出力端
子3に一定周波数の交流出力を取り出す。パルス信号P
1,P2は可聴範囲外の高周波として、耳障りな振動音
をなくし、インダクタンス4の小型化も達成する。
タンスを使用しないで、全体の小型化を可能とするとと
もに、EL動作時の振動音の発生を抑制する。 【構成】 直流電源1とEL2に接続される出力端子3
との間に、インダクタンス4を共用させて出力端子3に
相互に逆極性で高電圧を誘起する昇圧チョッパ回路12
および極性反転昇圧チョッパ回路13を接続する。これ
ら両昇圧チョッパ回路12,13のオン、オフを、パル
ス信号P1,P2によって制御することにより、出力端
子3に一定周波数の交流出力を取り出す。パルス信号P
1,P2は可聴範囲外の高周波として、耳障りな振動音
をなくし、インダクタンス4の小型化も達成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばポケットベル
やポケットコンピュータのメッセージ表示用のバックラ
イト、あるいは、ミシンにおける液晶式ディスプレイの
表示用バックライトなどに使用されるEL(Electrolum
inescence)駆動回路に関するものである。
やポケットコンピュータのメッセージ表示用のバックラ
イト、あるいは、ミシンにおける液晶式ディスプレイの
表示用バックライトなどに使用されるEL(Electrolum
inescence)駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】この
種のEL駆動回路として、従来より知られているものに
は、昇圧トランスや共振用のインダクタンスを用いて電
力を供給するものがある。これらは昇圧トランスの2次
側インダクタンスや共振用のインダクタンスをELの容
量に適合させて共振させるようになされている。
種のEL駆動回路として、従来より知られているものに
は、昇圧トランスや共振用のインダクタンスを用いて電
力を供給するものがある。これらは昇圧トランスの2次
側インダクタンスや共振用のインダクタンスをELの容
量に適合させて共振させるようになされている。
【0003】ところで、ELは、約700〜1000H
z、140V程度の低周波高電圧で駆動することが、E
Lの寿命、輝度バランスの面から最も効率的である。し
かし、上記昇圧トランスや共振用のインダクタンスを用
いる従来のEL駆動回路において、上記のような効率的
な共振を行わせるためには、低周波であるが故に大きな
インダクタンス値を必要とし、その結果、トランスやイ
ンダクタンスが大型化するという欠点がある。
z、140V程度の低周波高電圧で駆動することが、E
Lの寿命、輝度バランスの面から最も効率的である。し
かし、上記昇圧トランスや共振用のインダクタンスを用
いる従来のEL駆動回路において、上記のような効率的
な共振を行わせるためには、低周波であるが故に大きな
インダクタンス値を必要とし、その結果、トランスやイ
ンダクタンスが大型化するという欠点がある。
【0004】また、約700〜1000Hzは可聴範囲
であって、耳障りな振動音をともなう。さらに、直流重
畳で使用する場合には一般にギャップ付コアを持つトラ
ンスやインダクタンスの使用が好適であるが、このよう
なトランスやインダクタンスを用いて約700〜100
0Hzの低周波の共振をおこなうと、ギャップからの振
動音が特に大きくなる。
であって、耳障りな振動音をともなう。さらに、直流重
畳で使用する場合には一般にギャップ付コアを持つトラ
ンスやインダクタンスの使用が好適であるが、このよう
なトランスやインダクタンスを用いて約700〜100
0Hzの低周波の共振をおこなうと、ギャップからの振
動音が特に大きくなる。
【0005】この発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、トランスや共振用のインダクタンスの使用を不要に
して、小型化を図り得るとともに、振動音などの騒音の
発生を低減化することができるEL駆動回路を提供する
ことを目的としている。
で、トランスや共振用のインダクタンスの使用を不要に
して、小型化を図り得るとともに、振動音などの騒音の
発生を低減化することができるEL駆動回路を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この出願の請求項1の発明に係るEL駆動回路は、
まず、直流電源と、ELに接続される出力端子との間
に、上記出力端子に第1の極性で高電圧を誘起する昇圧
チョッパ回路および上記出力端子に第2の極性で高電圧
を誘起する極性反転昇圧チョッパ回路が接続されてい
る。さらに、上記出力端子の出力電圧を検出する検出回
路と、パルス信号を出力して上記両昇圧チョッパ回路の
オン,オフを制御することにより、出力端子に一定周波
数の交流出力を発生させる周波数制御回路と、上記検出
回路で検出された出力電圧を一定値に保つように、上記
パルス信号を制御して直流電源から両昇圧チョッパ回路
への給電時間を制御する電圧制御回路とを備え、上記両
昇圧チョッパ回路は、上記直流電源から給電されるイン
ダクタンスを共有している。
に、この出願の請求項1の発明に係るEL駆動回路は、
まず、直流電源と、ELに接続される出力端子との間
に、上記出力端子に第1の極性で高電圧を誘起する昇圧
チョッパ回路および上記出力端子に第2の極性で高電圧
を誘起する極性反転昇圧チョッパ回路が接続されてい
る。さらに、上記出力端子の出力電圧を検出する検出回
路と、パルス信号を出力して上記両昇圧チョッパ回路の
オン,オフを制御することにより、出力端子に一定周波
数の交流出力を発生させる周波数制御回路と、上記検出
回路で検出された出力電圧を一定値に保つように、上記
パルス信号を制御して直流電源から両昇圧チョッパ回路
への給電時間を制御する電圧制御回路とを備え、上記両
昇圧チョッパ回路は、上記直流電源から給電されるイン
ダクタンスを共有している。
【0007】また、請求項2の発明に係るEL駆動回路
は、まず、直流電源からインダクタンスへの給電回路
に、上記第1の極性を与える第1の半周期間にオンし、
上記第2の極性を与える第2の半周期間に上記パルス信
号でオン,オフ制御される第1のスイッチング素子と、
第1の半周期間にパルス信号でオン,オフ制御され、第
2の半周期間にオンする第2のスイッチング素子とが直
列接続されるとともに、出力端子間に出力コンデンサが
接続されている。さらに、第1の半周期間にオンして上
記第2のスイッチング素子がオフのとき上記インダクタ
ンスに蓄積されたエネルギを上記出力コンデンサへ放出
させる第3のスイッチング素子と、上記インダクタンス
から放出されたエネルギが上記出力端子に第1の極性を
与える方向に通電するのを許す第1のダイオードと、第
2の半周期間にオンして上記第1のスイッチング素子が
オフのとき上記インダクタンスに蓄積されたエネルギを
上記出力コンデンサへ放出させる第4のスイッチング素
子と、上記インダクタンスから放出されたエネルギが上
記出力端子に第2の極性を与える方向に通電するのを許
す第2のダイオードとを備えており、昇圧チョッパ回路
が、上記インダクタンス、上記第2,第3のスイッチン
グ素子、出力コンデンサおよび第1のダイオードを含
み、極性反転昇圧チョッパ回路が、上記インダクタン
ス、上記第1,第4のスイッチング素子、出力コンデン
サおよび第2のダイオードを含むように構成されてい
る。
は、まず、直流電源からインダクタンスへの給電回路
に、上記第1の極性を与える第1の半周期間にオンし、
上記第2の極性を与える第2の半周期間に上記パルス信
号でオン,オフ制御される第1のスイッチング素子と、
第1の半周期間にパルス信号でオン,オフ制御され、第
2の半周期間にオンする第2のスイッチング素子とが直
列接続されるとともに、出力端子間に出力コンデンサが
接続されている。さらに、第1の半周期間にオンして上
記第2のスイッチング素子がオフのとき上記インダクタ
ンスに蓄積されたエネルギを上記出力コンデンサへ放出
させる第3のスイッチング素子と、上記インダクタンス
から放出されたエネルギが上記出力端子に第1の極性を
与える方向に通電するのを許す第1のダイオードと、第
2の半周期間にオンして上記第1のスイッチング素子が
オフのとき上記インダクタンスに蓄積されたエネルギを
上記出力コンデンサへ放出させる第4のスイッチング素
子と、上記インダクタンスから放出されたエネルギが上
記出力端子に第2の極性を与える方向に通電するのを許
す第2のダイオードとを備えており、昇圧チョッパ回路
が、上記インダクタンス、上記第2,第3のスイッチン
グ素子、出力コンデンサおよび第1のダイオードを含
み、極性反転昇圧チョッパ回路が、上記インダクタン
ス、上記第1,第4のスイッチング素子、出力コンデン
サおよび第2のダイオードを含むように構成されてい
る。
【0008】
【作用】この発明に係るEL駆動回路によれば、直流電
源からインダクタンスへの給電状態において、両昇圧チ
ョッパ回路をオン,オフ制御することにより、ELに接
続される出力端子に第1の極性で高電圧を誘起する状態
と、第2の極性で高電圧を誘起する状態とに切り換えな
がら、周波数制御回路からチョッパ制御用の高周波のパ
ルス信号を出力して、上記出力端子に一定周波数の交流
出力を取り出す。また、上記出力端子の出力電圧を検出
し、その検出電圧を一定値に保つように、上記両昇圧チ
ョッパ回路への給電時間を制御することで、上記出力端
子に取り出される交流出力が安定化される。
源からインダクタンスへの給電状態において、両昇圧チ
ョッパ回路をオン,オフ制御することにより、ELに接
続される出力端子に第1の極性で高電圧を誘起する状態
と、第2の極性で高電圧を誘起する状態とに切り換えな
がら、周波数制御回路からチョッパ制御用の高周波のパ
ルス信号を出力して、上記出力端子に一定周波数の交流
出力を取り出す。また、上記出力端子の出力電圧を検出
し、その検出電圧を一定値に保つように、上記両昇圧チ
ョッパ回路への給電時間を制御することで、上記出力端
子に取り出される交流出力が安定化される。
【0009】上記のように、トランスや共振用インダク
タンスではなく、2つの昇圧チョッパ回路を使用して、
そのインダクタンスに高周波を流すので、インダクタン
スの小型化が可能となる。したがって、2つの昇圧チョ
ッパ回路が1つのインダクタンスを共用していることと
相まって、EL駆動回路全体の小型化を実現することが
できる。さらに、チョッパ制御用の高周波、つまりイン
ダクタンスに流れる高周波は、可聴範囲外の高周波とな
るので、耳障りな振動音の発生もなくすることができ
る。
タンスではなく、2つの昇圧チョッパ回路を使用して、
そのインダクタンスに高周波を流すので、インダクタン
スの小型化が可能となる。したがって、2つの昇圧チョ
ッパ回路が1つのインダクタンスを共用していることと
相まって、EL駆動回路全体の小型化を実現することが
できる。さらに、チョッパ制御用の高周波、つまりイン
ダクタンスに流れる高周波は、可聴範囲外の高周波とな
るので、耳障りな振動音の発生もなくすることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面にもとづいて
説明する。図1は、この発明のEL駆動回路の概略構成
図であり、同図において、1は直流電源、2はELで、
このEL2に接続される出力端子3と上記直流電源1と
の間に、昇圧チョッパ回路12および極性反転昇圧チョ
ッパ回路13が接続されている。上記昇圧チョッパ回路
12は、直流電源1から直流電圧が給電されるインダク
タンス4を有し、上記出力端子3に第1の極性で高電圧
を誘起するものであり、上記極性反転昇圧チョッパ回路
13は、上記インダクタンス4を昇圧チョッパ回路12
と共有し、出力端子3に第2の極性で高電圧を誘起する
ものである。
説明する。図1は、この発明のEL駆動回路の概略構成
図であり、同図において、1は直流電源、2はELで、
このEL2に接続される出力端子3と上記直流電源1と
の間に、昇圧チョッパ回路12および極性反転昇圧チョ
ッパ回路13が接続されている。上記昇圧チョッパ回路
12は、直流電源1から直流電圧が給電されるインダク
タンス4を有し、上記出力端子3に第1の極性で高電圧
を誘起するものであり、上記極性反転昇圧チョッパ回路
13は、上記インダクタンス4を昇圧チョッパ回路12
と共有し、出力端子3に第2の極性で高電圧を誘起する
ものである。
【0011】また、このEL駆動回路には、パルス信号
P1,P2を出力して、上記両昇圧チョッパ回路12,
13のオン,オフを制御することにより、出力端子3に
一定周波数の交流出力を取り出す周波数制御回路14
と、上記出力端子3の出力電圧を検出する検出回路15
と、この検出回路15により検出された出力電圧を一定
値に保つように、上記検出電圧をフィードバックして上
記パルス信号を制御し直流電源1から両昇圧チョッパ回
路12,13への給電時間を制御する電圧制御回路16
とが設けられており、上記周波数制御回路14および電
圧制御回路16は、CPU20に内蔵されている。
P1,P2を出力して、上記両昇圧チョッパ回路12,
13のオン,オフを制御することにより、出力端子3に
一定周波数の交流出力を取り出す周波数制御回路14
と、上記出力端子3の出力電圧を検出する検出回路15
と、この検出回路15により検出された出力電圧を一定
値に保つように、上記検出電圧をフィードバックして上
記パルス信号を制御し直流電源1から両昇圧チョッパ回
路12,13への給電時間を制御する電圧制御回路16
とが設けられており、上記周波数制御回路14および電
圧制御回路16は、CPU20に内蔵されている。
【0012】図1のEL駆動回路の詳細を図2に示す。
同図において、直流電源1から上記インダクタンス4へ
の給電回路30には、第1のスイッチング素子5と第2
のスイッチング素子6とが直列に接続されている。ま
た、上記出力端子3,3間には出力コンデンサ7が接続
され、この出力コンデンサ7とインダクタンス4との間
に、第3のスイッチング素子8、第1のダイオード9、
第4のスイッチング素子10および第2のダイオード1
1が接続されている。
同図において、直流電源1から上記インダクタンス4へ
の給電回路30には、第1のスイッチング素子5と第2
のスイッチング素子6とが直列に接続されている。ま
た、上記出力端子3,3間には出力コンデンサ7が接続
され、この出力コンデンサ7とインダクタンス4との間
に、第3のスイッチング素子8、第1のダイオード9、
第4のスイッチング素子10および第2のダイオード1
1が接続されている。
【0013】上記昇圧チョッパ回路12は、上記インダ
クタンス4、第2および第3のスイッチング素子6,
8、出力コンデンサ7および第1のダイオード9を含
み、等価的には図3(a)のような構成となる。また、
図2の極性反転昇圧チョッパ回路13は、インダクタン
ス4、第1および第4のスイッチング素子5,10、出
力コンデンサ7および第2のダイオード11を含み、等
価的には図3(b)のような構成となる。
クタンス4、第2および第3のスイッチング素子6,
8、出力コンデンサ7および第1のダイオード9を含
み、等価的には図3(a)のような構成となる。また、
図2の極性反転昇圧チョッパ回路13は、インダクタン
ス4、第1および第4のスイッチング素子5,10、出
力コンデンサ7および第2のダイオード11を含み、等
価的には図3(b)のような構成となる。
【0014】図2の上記周波数制御回路14は、水晶発
振器などを用いたクロックジェネレータ17で発生され
たクロックパルスを受け入れて動作するCPU20によ
り制御され、かつ上記両昇圧チョッパ回路12,13の
オン,オフ制御を行なうパルス信号P1,P2の粗密を
コントロールして、出力端子3に正弦波の出力電圧を発
生させる。つまり、上記パルス信号P1,P2のパルス
幅は一定で、パルス間隔が粗密に変化しており、したが
って、密な部分ではインダクタンス4への給電時間が長
くなる分だけインダクタンス4に蓄積されるエネルギが
大きくなって、放出エネルギ、すなわち、出力端子3の
出力電圧が高くなり、その結果、出力端子3に正弦波電
圧が得られる。
振器などを用いたクロックジェネレータ17で発生され
たクロックパルスを受け入れて動作するCPU20によ
り制御され、かつ上記両昇圧チョッパ回路12,13の
オン,オフ制御を行なうパルス信号P1,P2の粗密を
コントロールして、出力端子3に正弦波の出力電圧を発
生させる。つまり、上記パルス信号P1,P2のパルス
幅は一定で、パルス間隔が粗密に変化しており、したが
って、密な部分ではインダクタンス4への給電時間が長
くなる分だけインダクタンス4に蓄積されるエネルギが
大きくなって、放出エネルギ、すなわち、出力端子3の
出力電圧が高くなり、その結果、出力端子3に正弦波電
圧が得られる。
【0015】さらに、上記出力端子3の出力電圧を検出
する検出回路15は、半波整流用ダイオード18と平均
電圧を作る充電回路19とを有している。電圧制御回路
16はA/Dコンバータからなり、上記検出回路15で
検出された出力電圧の平均値と上記CPU20に設定さ
れている基準電圧VREF との偏差(アナログ信号)を上
記CPU20にフィードバックして、上記出力電圧が一
定になるように、上記周波数制御回路14から出力され
るパルス信号P1,P2を制御する。
する検出回路15は、半波整流用ダイオード18と平均
電圧を作る充電回路19とを有している。電圧制御回路
16はA/Dコンバータからなり、上記検出回路15で
検出された出力電圧の平均値と上記CPU20に設定さ
れている基準電圧VREF との偏差(アナログ信号)を上
記CPU20にフィードバックして、上記出力電圧が一
定になるように、上記周波数制御回路14から出力され
るパルス信号P1,P2を制御する。
【0016】上記電圧制御回路16による電圧制御はつ
ぎのようにして行われる。例えば、140Vの制御を行
う場合、正弦波形を保つために、パルス信号P1,P2
の粗密の関係は一定として、周波数を変えることにより
電圧を制御する。したがって、インダクタンス4への給
電時間を長くして出力電圧を上げるために、例えば周波
数を1.2倍にした場合には、粗の部分も密の部分も共
に1.2倍の周波数となる。ただし、パルス信号P1,
P2の周波数を変える代わりに、デューティを変えても
よい。
ぎのようにして行われる。例えば、140Vの制御を行
う場合、正弦波形を保つために、パルス信号P1,P2
の粗密の関係は一定として、周波数を変えることにより
電圧を制御する。したがって、インダクタンス4への給
電時間を長くして出力電圧を上げるために、例えば周波
数を1.2倍にした場合には、粗の部分も密の部分も共
に1.2倍の周波数となる。ただし、パルス信号P1,
P2の周波数を変える代わりに、デューティを変えても
よい。
【0017】つぎに、以上のように構成されたEL駆動
回路の動作について、図4の信号波形図を参照しなが
ら、説明する。直流電源1からインダクタンス4への給
電状態での第1の半周期間H1において、第1のスイッ
チング素子5は、CPU20により制御される周波数制
御回路14から出力される信号によってオン状態に保た
れ、かつ、第2のスイッチング素子6はパルス信号P2
によりオン,オフ制御される。このとき、第3のスイッ
チング素子8はオン状態に保たれており、上記第2のス
イッチング素子6がオンのときに、インダクタンス4に
エネルギを蓄積させ、オフのときにこの蓄積されたエネ
ルギを第1のダイオード9を経て、出力コンデンサ7へ
放出する。このインダクタンス4から放出されたエネル
ギは、出力端子3に上側がプラスとなる第1の極性で高
電圧を誘起する(図3(a)参照)。
回路の動作について、図4の信号波形図を参照しなが
ら、説明する。直流電源1からインダクタンス4への給
電状態での第1の半周期間H1において、第1のスイッ
チング素子5は、CPU20により制御される周波数制
御回路14から出力される信号によってオン状態に保た
れ、かつ、第2のスイッチング素子6はパルス信号P2
によりオン,オフ制御される。このとき、第3のスイッ
チング素子8はオン状態に保たれており、上記第2のス
イッチング素子6がオンのときに、インダクタンス4に
エネルギを蓄積させ、オフのときにこの蓄積されたエネ
ルギを第1のダイオード9を経て、出力コンデンサ7へ
放出する。このインダクタンス4から放出されたエネル
ギは、出力端子3に上側がプラスとなる第1の極性で高
電圧を誘起する(図3(a)参照)。
【0018】ついで、第2の半周期間H2において、第
1のスイッチング素子5は、パルス信号P1によりオ
ン,オフ制御され、かつ、第2のスイッチング素子6は
オン状態に保たれる。このとき、第4のスイッチング素
子10はオン状態に保たれており、上記第1のスイッチ
ング素子5がオンのときに、インダクタンス4にエネル
ギを蓄積させ、オフのときにこの蓄積されたエネルギを
第2のダイオード11を経て、出力コンデンサ7へ放出
する。このインダクタンス4から放出されたエネルギ
は、出力端子3に下側がプラスとなる第2の極性で高電
圧を誘起する(図3(b)参照)。
1のスイッチング素子5は、パルス信号P1によりオ
ン,オフ制御され、かつ、第2のスイッチング素子6は
オン状態に保たれる。このとき、第4のスイッチング素
子10はオン状態に保たれており、上記第1のスイッチ
ング素子5がオンのときに、インダクタンス4にエネル
ギを蓄積させ、オフのときにこの蓄積されたエネルギを
第2のダイオード11を経て、出力コンデンサ7へ放出
する。このインダクタンス4から放出されたエネルギ
は、出力端子3に下側がプラスとなる第2の極性で高電
圧を誘起する(図3(b)参照)。
【0019】以上のように、昇圧トランスや共振用イン
ダクタンスではなく、1つのインダクタンス4を共有す
る2つの昇圧チョッパ回路12,13を用いて、これの
オン,オフ制御により、極性を切り換えながら、出力端
子3に一定周波数の交流出力V0(図4)を取り出して
いるから、この交流出力VOでEL2を駆動することが
可能である。ここで、パルス信号P1,P2の周波数、
つまり上記インダクタンス4に流れる高周波は、たとえ
ば500KHz以上とすることができる。したがって、
インダクタンス4の小型化を図れる。また、500KH
zもの高周波は、可聴範囲外であるから、振動音などE
L駆動回路の動作時の騒音の発生がほとんどなく、使用
にともなう耳障りも解消することができる。
ダクタンスではなく、1つのインダクタンス4を共有す
る2つの昇圧チョッパ回路12,13を用いて、これの
オン,オフ制御により、極性を切り換えながら、出力端
子3に一定周波数の交流出力V0(図4)を取り出して
いるから、この交流出力VOでEL2を駆動することが
可能である。ここで、パルス信号P1,P2の周波数、
つまり上記インダクタンス4に流れる高周波は、たとえ
ば500KHz以上とすることができる。したがって、
インダクタンス4の小型化を図れる。また、500KH
zもの高周波は、可聴範囲外であるから、振動音などE
L駆動回路の動作時の騒音の発生がほとんどなく、使用
にともなう耳障りも解消することができる。
【0020】なお、上記の動作時において、上記出力端
子3の出力電圧が検出回路15により検出され、その検
出電圧と基準電圧VREF との偏差が、A/Dコンバータ
よりなる電圧制御回路16にフィードバックされ、これ
にもとづいて、上記検出電圧が一定値になるように、パ
ルス信号P1,P2の周波数を制御して直流電源1から
両昇圧チョッパ回路12,13への給電時間が制御され
る。これによって、出力端子3に取り出される交流出力
VOが安定し、EL2が効率よく駆動される。
子3の出力電圧が検出回路15により検出され、その検
出電圧と基準電圧VREF との偏差が、A/Dコンバータ
よりなる電圧制御回路16にフィードバックされ、これ
にもとづいて、上記検出電圧が一定値になるように、パ
ルス信号P1,P2の周波数を制御して直流電源1から
両昇圧チョッパ回路12,13への給電時間が制御され
る。これによって、出力端子3に取り出される交流出力
VOが安定し、EL2が効率よく駆動される。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この出願の請求項1およ
び請求項2の発明によれば、トランスや共振用インダク
タンスを用いないで、直流電源から給電されるインダク
タンスを共有する2つの昇圧チョッパ回路のオン,オフ
制御により極性を切り換えて、EL駆動用の交流出力を
取り出すようにしたので、インダクタンスに高周波を流
すことが可能となり、それだけインダクタンスの小型化
を図ることができ、したがって、インダクタが1つで済
むことと相まって、EL駆動回路全体の小型化を実現で
きる。しかも、チョッパ制御用のパルス信号は可聴範囲
外の高周波を使用できるので、EL動作時の振動音など
の騒音の発生を著しく低減化することができる。
び請求項2の発明によれば、トランスや共振用インダク
タンスを用いないで、直流電源から給電されるインダク
タンスを共有する2つの昇圧チョッパ回路のオン,オフ
制御により極性を切り換えて、EL駆動用の交流出力を
取り出すようにしたので、インダクタンスに高周波を流
すことが可能となり、それだけインダクタンスの小型化
を図ることができ、したがって、インダクタが1つで済
むことと相まって、EL駆動回路全体の小型化を実現で
きる。しかも、チョッパ制御用のパルス信号は可聴範囲
外の高周波を使用できるので、EL動作時の振動音など
の騒音の発生を著しく低減化することができる。
【図1】この発明に係るEL駆動回路の概略構成図であ
る。
る。
【図2】図1の具体的な構成図である。
【図3】(a)は昇圧チョッパ回路の等価回路図、
(b)は極性反転昇圧チョッパ回路の等価回路図であ
る。
(b)は極性反転昇圧チョッパ回路の等価回路図であ
る。
【図4】この発明の動作を説明するための信号波形図で
ある。
ある。
1…直流電源、2…EL、3…出力端子、4…インダク
タンス、5…第1のスイッチング素子、6…第2のスイ
ッチング素子、7…出力コンデンサ、8…第3のスイッ
チング素子、9…第1のダイオード、10…第4のスイ
ッチング素子、11…第2のダイオード、12…昇圧チ
ョツパ回路、13…極性反転昇圧チョツパ回路、14…
周波数制御回路、15…検出回路、16…電圧制御回路
(A/Dコンバータ)。
タンス、5…第1のスイッチング素子、6…第2のスイ
ッチング素子、7…出力コンデンサ、8…第3のスイッ
チング素子、9…第1のダイオード、10…第4のスイ
ッチング素子、11…第2のダイオード、12…昇圧チ
ョツパ回路、13…極性反転昇圧チョツパ回路、14…
周波数制御回路、15…検出回路、16…電圧制御回路
(A/Dコンバータ)。
Claims (2)
- 【請求項1】 直流電源1と、EL2に接続される出力
端子3と、上記直流電源1と出力端子3との間に接続さ
れて上記出力端子3に第1の極性で高電圧を誘起する昇
圧チョッパ回路12および上記出力端子3に第2の極性
で高電圧を誘起する極性反転昇圧チョッパ回路13と、
上記出力端子3の出力電圧を検出する検出回路15と、
パルス信号P1,P2を出力して、上記両昇圧チョッパ
回路12,13のオン,オフを制御することにより、出
力端子3に一定周波数の交流出力を発生させる周波数制
御回路14と、上記検出回路15で検出された出力電圧
を一定値に保つように、上記パルス信号P1,P2を制
御して直流電源1から両昇圧チョッパ回路12,13へ
の給電時間を制御する電圧制御回路16とを備え、上記
両昇圧チョッパ回路は、上記直流電源から給電されるイ
ンダクタンスを共有しているEL駆動回路。 - 【請求項2】 請求項1において、 直流電源1からインダクタンス4への給電回路30に、
上記第1の極性を与える第1の半周期間H1にオンし、
上記第2の極性を与える第2の半周期間H2にパルス信
号でオン,オフ制御される第1のスイッチング素子5
と、第1の半周期間H1にパルス信号P1でオン,オフ
制御され、第2の半周期間H2にオンする第2のスイッ
チング素子6とが直列接続されるとともに、出力端子
3,3間に出力コンデンサ7が接続され、 第1の半周期間H1にオンして上記第2のスイッチング
素子6がオフのとき上記インダクタンス4に蓄積された
エネルギを上記出力コンデンサ7へ放出させる第3のス
イッチング素子8と、上記インダクタンス4から放出さ
れたエネルギが上記出力端子3に第1の極性を与える方
向に通電するのを許す第1のダイオード9と、第2の半
周期間H2にオンして上記第1のスイッチング素子5が
オフのとき上記インダクタンス4に蓄積されたエネルギ
を上記出力コンデンサ7へ放出させる第4のスイッチン
グ素子10と、上記インダクタンス4から放出されたエ
ネルギが上記出力端子3に第2の極性を与える方向に通
電するのを許す第2のダイオード11とを備え、 上記昇圧チョッパ回路12が、上記インダクタンス4、
上記第2および第3のスイッチング素子6,8、上記出
力コンデンサ7および第1のダイオード9を含み、 上記極性反転昇圧チョッパ回路13が、上記インダクタ
ンス4、上記第1および第4のスイッチング素子5,1
0、上記出力コンデンサ7および第2のダイオード11
を含むEL駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3212788A JPH0536477A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | El駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3212788A JPH0536477A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | El駆動回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0536477A true JPH0536477A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16628396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3212788A Pending JPH0536477A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | El駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0536477A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1154269A (ja) * | 1997-08-07 | 1999-02-26 | Kokushin Sangyo Kk | El駆動装置 |
| KR100928960B1 (ko) * | 2009-04-03 | 2009-11-26 | (주)알지비테크놀러지 | 전계 발광 시트용 dc 저소음 구동장치 |
| US8698978B2 (en) | 2004-06-11 | 2014-04-15 | Mflex Uk Limited | Electroluminescent displays |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP3212788A patent/JPH0536477A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1154269A (ja) * | 1997-08-07 | 1999-02-26 | Kokushin Sangyo Kk | El駆動装置 |
| US8698978B2 (en) | 2004-06-11 | 2014-04-15 | Mflex Uk Limited | Electroluminescent displays |
| KR100928960B1 (ko) * | 2009-04-03 | 2009-11-26 | (주)알지비테크놀러지 | 전계 발광 시트용 dc 저소음 구동장치 |
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