JPH0536479B2 - - Google Patents
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- JPH0536479B2 JPH0536479B2 JP63213623A JP21362388A JPH0536479B2 JP H0536479 B2 JPH0536479 B2 JP H0536479B2 JP 63213623 A JP63213623 A JP 63213623A JP 21362388 A JP21362388 A JP 21362388A JP H0536479 B2 JPH0536479 B2 JP H0536479B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricant
- weight
- water
- dispersion
- uniform
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Description
産業上の利用分野
本発明は水分散型の継目無し鋼管造管用熱間潤
滑剤、とりわけマンドレルミル造管におけるマン
ドレルバー用潤滑剤に関し、スプレー塗布時に、
高温域(100ないし400℃)で均一かつ厚い膜を形
成し、さらに、乾燥皮膜が耐水性、耐衝撃性、さ
らに潤滑性にも優れるマンドレルバー用潤滑剤に
関するものである。したがつて本発明は、潤滑剤
製造業と鋼管製造業において有用なものである。 従来の技術 継目無し鋼管造管用潤滑剤としては、一般に油
(たとえば重油、廃油など)に黒鉛粉末を混合さ
せた、いわゆる油性型、あるいは水に黒鉛粉末を
分散させた水分散型の潤滑剤が用いられている。
油性型潤滑剤は炎または煙を多量に発生するた
め、作業環境の悪化や火災の危険を伴う。一方、
油性型の弊害を改善するために、水分散型の潤滑
剤が開発されている。水分散型の潤滑剤として
は、分散剤を用いて黒鉛を水に分散させた組成物
(特公昭62−17639号公報)、黒鉛のバインダーと
して合成樹脂を用いた組成物(特開昭58−138795
号公報、特公昭59−37317号公報および特公昭62
−34357号公報)などが公表されている。 しかし、このような水分散型の潤滑剤において
は、 マンドレルバーの表面温度が高温域(100ない
し400℃)では、スプレー塗布時に、均一かつ厚
い皮膜が得られず、充分な潤滑効果が発揮されな
い欠点があつた。 発明が解決しようとする問題点 本発明は、前記した従来の水分散型の潤滑剤の
欠点を解消し、マンドレルバー温度が高温域
(100ないし400℃)でもバー表面に均一かつ厚い
皮膜を形成し、極めて良好な熱間潤滑性能を発揮
することができる継目無し鋼管造管用潤滑剤の提
供を目的とする。 問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明者らは黒鉛
のマンドレルバー表面への付着性の向上及び均一
皮膜形成について、種々研究を重ねた結果、多塩
基性高分子量酸の塩を配合することにより、厚く
かつ均一な潤滑剤皮膜が形成できること、さら
に、極めて優れた潤滑性能を発揮する継目無し鋼
管造管用潤滑剤となりうることを見いだした。す
なわち、本発明の趣旨とするところは、微粉末黒
鉛と水に溶けない微粒子状合成樹脂を主成分とす
る組成物に、多塩基性高分子量酸の塩として、フ
ミン酸、ニトロフミン酸及びリグニンスルホン酸
から選択された1種又は2種以上の塩の混合物を
含有させて、水に分散させたことを特徴とする継
目無し鋼管造管用潤滑剤に関するものである。 (多塩基性高分子量酸の塩) 本発明における多塩基性高分子量酸の塩として
は、フミン酸、ニトロフミン酸及びリグニンスル
ホン酸のナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム
塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩、アミン塩
等が適当である。これらの塩は1種又は2種以上
を組み合わせて使用し、その添加量は水分散液中
に0.01重量%ないし5重量%の範囲が適当であ
る。添加量が0.01重量%未満では本発明の効果を
奏することが困難である。 (微粉末黒鉛) 本発明において使用される微粉末黒鉛は、天然
品、合成品あるいは土状、鱗状を問わないが、平
均粒径は黒鉛の分散安定性および潤滑剤供給装置
の保守管理の面から100μm以下であることが望ま
しい。 (微粒子状合成樹脂) 本発明において使用される微粒子状合成樹脂
は、一般に用いられているものを使用することが
できる。その例は、ポリアクリル系樹脂、ポリ酢
酸ビニル系樹脂、ポリ変性酢酸ビニル系樹脂、ポ
リスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリエ
ポキシ系樹脂等である。 (任意添加物) 本発明の潤滑剤は基本的には、微粉末黒鉛と合
成樹脂及び多塩基性高分子量酸の塩から構成され
るが、これらの組成物を水中に安定に分散させる
目的で、他の成分、例えば、界面活性剤、高分子
分散剤、PH調整剤、増粘剤等を添加しても本発明
の効果が減少するものでなく、その必要に応じて
任意に加えることができる。 (使用方法) 本発明の潤滑剤を使用する時には、水に希釈し
て使用することができる。加工条件や塗布条件に
よつて異なるが、本発明の潤滑剤の必須成分と補
助的成分の合計量が希釈液の30ないし70重量%に
なるように希釈して使用することができる。 実施例 本発明を一層理解しやすくするために、下記に
実施例を示す。 〈実験例〉 第1表に示した組成物について、付着性(すな
わち付着量および皮膜の均一性)を調べた結果
を、第1図及び第2表に示す。 マンドレルバーへの潤滑剤の塗布は、マンドレ
ルバー移動(移動速度1ないし4m/s)時に行
われる。このことを勘案して以下に示すような動
的試験条件下で、付着性実験を行つた。 速度2.0m/sで移動中の、所定温度に加熱し
た鋼パイプ(φ90×4t×150Lmm)に試料油をスプ
レーで塗布した後、鋼パイプ表面上の付着皮膜量
(g)と皮膜の均一性を調べた。 スプレー条件は以下の通りである。 ポンプ:エアレスポンプ206T(グラスコ製)、
圧縮比10:1 スプレーガン:24AUA自動ガン(スプレーイ
ング・システム社)(SPRAYING
SYSTEMS Co) ノズル:φ0.61mm スプレー距離:200mm 吐出圧力:40Kgf/cm2 吐出量:30g/s 鋼パイプ温度:60ないし400℃ 試料油希釈液:各試料油共に45重量%水分散液
としてスプレー塗布した。 付着量(g):測定回数5回
滑剤、とりわけマンドレルミル造管におけるマン
ドレルバー用潤滑剤に関し、スプレー塗布時に、
高温域(100ないし400℃)で均一かつ厚い膜を形
成し、さらに、乾燥皮膜が耐水性、耐衝撃性、さ
らに潤滑性にも優れるマンドレルバー用潤滑剤に
関するものである。したがつて本発明は、潤滑剤
製造業と鋼管製造業において有用なものである。 従来の技術 継目無し鋼管造管用潤滑剤としては、一般に油
(たとえば重油、廃油など)に黒鉛粉末を混合さ
せた、いわゆる油性型、あるいは水に黒鉛粉末を
分散させた水分散型の潤滑剤が用いられている。
油性型潤滑剤は炎または煙を多量に発生するた
め、作業環境の悪化や火災の危険を伴う。一方、
油性型の弊害を改善するために、水分散型の潤滑
剤が開発されている。水分散型の潤滑剤として
は、分散剤を用いて黒鉛を水に分散させた組成物
(特公昭62−17639号公報)、黒鉛のバインダーと
して合成樹脂を用いた組成物(特開昭58−138795
号公報、特公昭59−37317号公報および特公昭62
−34357号公報)などが公表されている。 しかし、このような水分散型の潤滑剤において
は、 マンドレルバーの表面温度が高温域(100ない
し400℃)では、スプレー塗布時に、均一かつ厚
い皮膜が得られず、充分な潤滑効果が発揮されな
い欠点があつた。 発明が解決しようとする問題点 本発明は、前記した従来の水分散型の潤滑剤の
欠点を解消し、マンドレルバー温度が高温域
(100ないし400℃)でもバー表面に均一かつ厚い
皮膜を形成し、極めて良好な熱間潤滑性能を発揮
することができる継目無し鋼管造管用潤滑剤の提
供を目的とする。 問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明者らは黒鉛
のマンドレルバー表面への付着性の向上及び均一
皮膜形成について、種々研究を重ねた結果、多塩
基性高分子量酸の塩を配合することにより、厚く
かつ均一な潤滑剤皮膜が形成できること、さら
に、極めて優れた潤滑性能を発揮する継目無し鋼
管造管用潤滑剤となりうることを見いだした。す
なわち、本発明の趣旨とするところは、微粉末黒
鉛と水に溶けない微粒子状合成樹脂を主成分とす
る組成物に、多塩基性高分子量酸の塩として、フ
ミン酸、ニトロフミン酸及びリグニンスルホン酸
から選択された1種又は2種以上の塩の混合物を
含有させて、水に分散させたことを特徴とする継
目無し鋼管造管用潤滑剤に関するものである。 (多塩基性高分子量酸の塩) 本発明における多塩基性高分子量酸の塩として
は、フミン酸、ニトロフミン酸及びリグニンスル
ホン酸のナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム
塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩、アミン塩
等が適当である。これらの塩は1種又は2種以上
を組み合わせて使用し、その添加量は水分散液中
に0.01重量%ないし5重量%の範囲が適当であ
る。添加量が0.01重量%未満では本発明の効果を
奏することが困難である。 (微粉末黒鉛) 本発明において使用される微粉末黒鉛は、天然
品、合成品あるいは土状、鱗状を問わないが、平
均粒径は黒鉛の分散安定性および潤滑剤供給装置
の保守管理の面から100μm以下であることが望ま
しい。 (微粒子状合成樹脂) 本発明において使用される微粒子状合成樹脂
は、一般に用いられているものを使用することが
できる。その例は、ポリアクリル系樹脂、ポリ酢
酸ビニル系樹脂、ポリ変性酢酸ビニル系樹脂、ポ
リスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリエ
ポキシ系樹脂等である。 (任意添加物) 本発明の潤滑剤は基本的には、微粉末黒鉛と合
成樹脂及び多塩基性高分子量酸の塩から構成され
るが、これらの組成物を水中に安定に分散させる
目的で、他の成分、例えば、界面活性剤、高分子
分散剤、PH調整剤、増粘剤等を添加しても本発明
の効果が減少するものでなく、その必要に応じて
任意に加えることができる。 (使用方法) 本発明の潤滑剤を使用する時には、水に希釈し
て使用することができる。加工条件や塗布条件に
よつて異なるが、本発明の潤滑剤の必須成分と補
助的成分の合計量が希釈液の30ないし70重量%に
なるように希釈して使用することができる。 実施例 本発明を一層理解しやすくするために、下記に
実施例を示す。 〈実験例〉 第1表に示した組成物について、付着性(すな
わち付着量および皮膜の均一性)を調べた結果
を、第1図及び第2表に示す。 マンドレルバーへの潤滑剤の塗布は、マンドレ
ルバー移動(移動速度1ないし4m/s)時に行
われる。このことを勘案して以下に示すような動
的試験条件下で、付着性実験を行つた。 速度2.0m/sで移動中の、所定温度に加熱し
た鋼パイプ(φ90×4t×150Lmm)に試料油をスプ
レーで塗布した後、鋼パイプ表面上の付着皮膜量
(g)と皮膜の均一性を調べた。 スプレー条件は以下の通りである。 ポンプ:エアレスポンプ206T(グラスコ製)、
圧縮比10:1 スプレーガン:24AUA自動ガン(スプレーイ
ング・システム社)(SPRAYING
SYSTEMS Co) ノズル:φ0.61mm スプレー距離:200mm 吐出圧力:40Kgf/cm2 吐出量:30g/s 鋼パイプ温度:60ないし400℃ 試料油希釈液:各試料油共に45重量%水分散液
としてスプレー塗布した。 付着量(g):測定回数5回
【表】
(3) 表中の組成割合は、重量部もつて
を表わされている。
を表わされている。
【表】
【表】
【表】
実施例 1
(試料No.1)
天然黒鉛(鱗状) 65重量部、
ポリアクリル系樹脂 35重量部、
フミン酸アンモニウム塩 0.02重量部
上記組成物に水を加えて分散液とした。分散液
中の上記組成物の濃度は、45重量%であつた。こ
の分散液をマンドレルミルによる継目無し鋼管の
熱間圧延に連続適用(200本)した。潤滑剤は移
動速度2.0m/sのマンドレルバーにエアレスス
プレーして塗布した。その際のマンドレルバー表
面温度は100ないし250℃で、潤滑剤皮膜は均一で
良く付着し、その膜厚は30ないし40μmで、比較
例(比較例A)としての従来技術の潤滑剤より、
均一で厚い皮膜を形成した。 その結果、比較例に比べて摩擦係数が80%以下
となり、ミル駆動電力の低減(約15%)、圧延の
安定化などの改善が得られた。 実施例 2 (試料No.2) 天然黒鉛(鱗状) 65重量部、 ポリ酢酸ビニル系樹脂 35重量部、 フミン酸ナトリウム塩 0.05重量部、 上記組成物に水を加えて分散液とした。分散液
中の上記組成物の濃度は、45重量%であつた。こ
の分散液をマンドレルミルによる継目無し鋼管の
熱間圧延に連続適用(300本)した。潤滑剤は移
動速度2.0m/sのマンドレルバーにエアレスス
プレーして塗布した。その際のマンドレルバー表
面温度は150ないし350℃で、潤滑剤皮膜は均一で
良く付着し、その膜厚は40ないし50μmで、比較
例(比較例B)としての従来技術の潤滑剤より、
均一で厚い皮膜を形成した。 その結果、比較例に比べて摩擦係数が75%以下
となり、ミル駆動電力の低減(約20%)、圧延の
安定化などの改善が得られた。 実施例 3 (試料No.3) 天然黒鉛(鱗状) 65重量部、 ポリ酢酸ビニル系樹脂 34.5重量部 ニトロフミン酸アンモニウム塩 0.5重量部 上記組成物に水を加えて分散液とした。分散液
中の上記組成物の濃度は、45重量%であつた。こ
の分散液をマンドレルミルによる継目無し鋼管の
熱間圧延に連続適用(400本)した。潤滑剤は移
動速度2.0m/sのマントレルバーにエアレスス
プレーして塗布した。その際のマンドレルバー表
面温度は150ないし350℃で、潤滑剤皮膜は均一で
良く付着し、その膜厚は40ないし55μmで、比較
例(比較例B)としての従来技術の潤滑剤より、
均一で厚い皮膜を形成した。 その結果、比較例に比べて摩擦係数が75%以下
となり、ミル駆動電力の低減(約20%)、圧延の
安定化などの改善が得られた。 実施例 4 (試料No.4) 天然黒鉛(鱗状) 65重量部、 ポリアクリル系樹脂 34重量部、 リグニンスルホン酸ナトリウム塩 1重量部、 上記組成物に水を加えて分散液とした。分散液
中の上記組成物の濃度は、45重量%であつた。こ
の分散液をマンドレルミルによる継目無し鋼管の
熱間圧延に連続適用(350本)した。潤滑剤は移
動速度2.0m/sのマンドレルバーにエアレスス
プレーして塗布した。その際のマンドレルバー表
面温度は150ないし300℃で、潤滑剤皮膜は均一で
良く付着し、その膜厚は45ないし55μmで、比較
例(比較例A)としての従来技術の潤滑剤より、
均一で厚い皮膜を形成した。 その結果、比較例に比べて摩擦係数が70%以下
となり、ミル駆動電力の低減(約20%)、圧延の
安定化などの改善が得られた。 実施例 5 (試料No.5) 天然黒鉛(鱗状) 65重量部、 ポリアクリル系樹脂 31重量部、 フミン酸アンモニウム塩 3重量部、 リグニンスルホン酸ナトリウム塩 重量部、 上記組成物に水を加えて分散液とした。分散液
中の上記組成物の濃度は、45重量%であつた。こ
の分散液をマンドレルミルによる継目無し鋼管の
熱間圧延に連続適用(400本)した。潤滑剤は移
動速度2.0m/sのマンドレルバーにエアレスス
プレーして塗布した。その際のマンドレルバー表
面温度は150ないし350℃で、潤滑剤皮膜は均一で
良く付着し、その膜厚は45ないし55μmで、比較
例(比較例A)としての従来技術の潤滑剤より、
均一で厚い皮膜を形成した。 その結果、比較例に比べて摩擦係数が70%以下
となり、ミル駆動電力の低減(約20%)、圧延の
安定化などの改善が得られた。 発明の効果 黒鉛粉末及び微粒子状合成樹脂を主成分とする
従来の継目無し鋼管造管用潤滑剤は、マンドレル
バーの表面温度が高い(150℃以上)場合、付着
性が悪く、均一な乾燥皮膜が得られない。 ところが、多塩基性高分子量酸であるフミン
酸、ニトロフミン酸及びリグニンスルホン酸の塩
から選択された1種又は2種以上の混合物を含有
させた本発明の継目無し鋼管造管用潤滑剤は、均
一でかつ厚い乾燥皮膜を形成し、良好な圧延潤滑
性能を発揮する。したがつて、本発明の潤滑剤を
使用することにより、ミル駆動電力の低減、圧延
の安定化などが可能となる。
中の上記組成物の濃度は、45重量%であつた。こ
の分散液をマンドレルミルによる継目無し鋼管の
熱間圧延に連続適用(200本)した。潤滑剤は移
動速度2.0m/sのマンドレルバーにエアレスス
プレーして塗布した。その際のマンドレルバー表
面温度は100ないし250℃で、潤滑剤皮膜は均一で
良く付着し、その膜厚は30ないし40μmで、比較
例(比較例A)としての従来技術の潤滑剤より、
均一で厚い皮膜を形成した。 その結果、比較例に比べて摩擦係数が80%以下
となり、ミル駆動電力の低減(約15%)、圧延の
安定化などの改善が得られた。 実施例 2 (試料No.2) 天然黒鉛(鱗状) 65重量部、 ポリ酢酸ビニル系樹脂 35重量部、 フミン酸ナトリウム塩 0.05重量部、 上記組成物に水を加えて分散液とした。分散液
中の上記組成物の濃度は、45重量%であつた。こ
の分散液をマンドレルミルによる継目無し鋼管の
熱間圧延に連続適用(300本)した。潤滑剤は移
動速度2.0m/sのマンドレルバーにエアレスス
プレーして塗布した。その際のマンドレルバー表
面温度は150ないし350℃で、潤滑剤皮膜は均一で
良く付着し、その膜厚は40ないし50μmで、比較
例(比較例B)としての従来技術の潤滑剤より、
均一で厚い皮膜を形成した。 その結果、比較例に比べて摩擦係数が75%以下
となり、ミル駆動電力の低減(約20%)、圧延の
安定化などの改善が得られた。 実施例 3 (試料No.3) 天然黒鉛(鱗状) 65重量部、 ポリ酢酸ビニル系樹脂 34.5重量部 ニトロフミン酸アンモニウム塩 0.5重量部 上記組成物に水を加えて分散液とした。分散液
中の上記組成物の濃度は、45重量%であつた。こ
の分散液をマンドレルミルによる継目無し鋼管の
熱間圧延に連続適用(400本)した。潤滑剤は移
動速度2.0m/sのマントレルバーにエアレスス
プレーして塗布した。その際のマンドレルバー表
面温度は150ないし350℃で、潤滑剤皮膜は均一で
良く付着し、その膜厚は40ないし55μmで、比較
例(比較例B)としての従来技術の潤滑剤より、
均一で厚い皮膜を形成した。 その結果、比較例に比べて摩擦係数が75%以下
となり、ミル駆動電力の低減(約20%)、圧延の
安定化などの改善が得られた。 実施例 4 (試料No.4) 天然黒鉛(鱗状) 65重量部、 ポリアクリル系樹脂 34重量部、 リグニンスルホン酸ナトリウム塩 1重量部、 上記組成物に水を加えて分散液とした。分散液
中の上記組成物の濃度は、45重量%であつた。こ
の分散液をマンドレルミルによる継目無し鋼管の
熱間圧延に連続適用(350本)した。潤滑剤は移
動速度2.0m/sのマンドレルバーにエアレスス
プレーして塗布した。その際のマンドレルバー表
面温度は150ないし300℃で、潤滑剤皮膜は均一で
良く付着し、その膜厚は45ないし55μmで、比較
例(比較例A)としての従来技術の潤滑剤より、
均一で厚い皮膜を形成した。 その結果、比較例に比べて摩擦係数が70%以下
となり、ミル駆動電力の低減(約20%)、圧延の
安定化などの改善が得られた。 実施例 5 (試料No.5) 天然黒鉛(鱗状) 65重量部、 ポリアクリル系樹脂 31重量部、 フミン酸アンモニウム塩 3重量部、 リグニンスルホン酸ナトリウム塩 重量部、 上記組成物に水を加えて分散液とした。分散液
中の上記組成物の濃度は、45重量%であつた。こ
の分散液をマンドレルミルによる継目無し鋼管の
熱間圧延に連続適用(400本)した。潤滑剤は移
動速度2.0m/sのマンドレルバーにエアレスス
プレーして塗布した。その際のマンドレルバー表
面温度は150ないし350℃で、潤滑剤皮膜は均一で
良く付着し、その膜厚は45ないし55μmで、比較
例(比較例A)としての従来技術の潤滑剤より、
均一で厚い皮膜を形成した。 その結果、比較例に比べて摩擦係数が70%以下
となり、ミル駆動電力の低減(約20%)、圧延の
安定化などの改善が得られた。 発明の効果 黒鉛粉末及び微粒子状合成樹脂を主成分とする
従来の継目無し鋼管造管用潤滑剤は、マンドレル
バーの表面温度が高い(150℃以上)場合、付着
性が悪く、均一な乾燥皮膜が得られない。 ところが、多塩基性高分子量酸であるフミン
酸、ニトロフミン酸及びリグニンスルホン酸の塩
から選択された1種又は2種以上の混合物を含有
させた本発明の継目無し鋼管造管用潤滑剤は、均
一でかつ厚い乾燥皮膜を形成し、良好な圧延潤滑
性能を発揮する。したがつて、本発明の潤滑剤を
使用することにより、ミル駆動電力の低減、圧延
の安定化などが可能となる。
第1図は、本発明の潤滑剤と従来技術の潤滑剤
の付着性を示すグラフである。
の付着性を示すグラフである。
Claims (1)
- 1 微粉末黒鉛と水に溶けない微粒子状合成樹脂
を主成分とする組成物に、フミン酸、ニトロフミ
ン酸及びリグニンスルホン酸から選ばれる1種又
は2種以上の酸の塩を含有させて、水中に分散し
てなることを特徴とする継目無し鋼管造管用潤滑
剤。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21362388A JPH0264196A (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 継目無し鋼管造管用潤滑剤 |
| CA000608941A CA1329802C (en) | 1988-08-30 | 1989-08-22 | Lubricant for the production of seamless steel pipes |
| KR1019890012164A KR900003344A (ko) | 1988-08-30 | 1989-08-25 | 이음매 없는 강관(steel pipe)을 제조하기 위한 개선된 윤활제 |
| EP89402368A EP0357508B1 (en) | 1988-08-30 | 1989-08-30 | Use of improved lubricant for the production of seamless steel pipes |
| DE89402368T DE68910059T2 (de) | 1988-08-30 | 1989-08-30 | Verwendung von Schmiermittel zum Herstellen von nahtlosen Stahlrohren. |
| US07/400,918 US5030367A (en) | 1988-08-30 | 1989-08-30 | Water-dispersion lubricant of graphite, particulate resin and high molecular weight polybasic acid salt |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21362388A JPH0264196A (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 継目無し鋼管造管用潤滑剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0264196A JPH0264196A (ja) | 1990-03-05 |
| JPH0536479B2 true JPH0536479B2 (ja) | 1993-05-31 |
Family
ID=16642230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21362388A Granted JPH0264196A (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 継目無し鋼管造管用潤滑剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0264196A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4894170B2 (ja) * | 2005-06-13 | 2012-03-14 | パナソニック株式会社 | 高周波加熱装置 |
| JP6562514B2 (ja) * | 2016-03-16 | 2019-08-21 | 住鉱潤滑剤株式会社 | 水溶性潤滑剤組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57187395A (en) * | 1981-05-14 | 1982-11-18 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Lubricant for high temperature rolling |
| JPS60240796A (ja) * | 1984-05-15 | 1985-11-29 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 継目無し鋼管造管用潤滑剤 |
-
1988
- 1988-08-30 JP JP21362388A patent/JPH0264196A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0264196A (ja) | 1990-03-05 |
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