JPH0536532Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0536532Y2 JPH0536532Y2 JP1985106842U JP10684285U JPH0536532Y2 JP H0536532 Y2 JPH0536532 Y2 JP H0536532Y2 JP 1985106842 U JP1985106842 U JP 1985106842U JP 10684285 U JP10684285 U JP 10684285U JP H0536532 Y2 JPH0536532 Y2 JP H0536532Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- base material
- masking
- modulus
- adhesive tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は、自動車のプラスチツク製バンパーなど
に焼付け塗装する際に用いるのに好適な塗装用マ
スキング粘着テープまたはシートに関する。
に焼付け塗装する際に用いるのに好適な塗装用マ
スキング粘着テープまたはシートに関する。
従来、自動車、特に乗用車のバンパーには鉄板
をプレスしたものが使用されて来たが、車体の軽
量化と衝突時の衝撃を和らげるために弾性ポリウ
レタンや弾性ポリプロピレンその他の弾性プラス
チツク材料を成形したものが使われるようになつ
て来た。このようなプラスチツク材料に弾性を持
たせるようにすると、同時に伸びも生じ、特に熱
が加わつた際に膨張が起る。
をプレスしたものが使用されて来たが、車体の軽
量化と衝突時の衝撃を和らげるために弾性ポリウ
レタンや弾性ポリプロピレンその他の弾性プラス
チツク材料を成形したものが使われるようになつ
て来た。このようなプラスチツク材料に弾性を持
たせるようにすると、同時に伸びも生じ、特に熱
が加わつた際に膨張が起る。
また、こうした弾性プラスチツクバンパーの表
面は一般に塗装され、美装化されるけれども、仕
上りが良く、耐久性のある塗装とするために約
120℃で30分程度処理する焼付け塗装が行われて
おり、この塗料焼付けの際に上記プラスチツクバ
ンパーは膨張、伸長する。その熱膨張量は弾性ポ
リプロピレンの場合約1〜2%程度、弾性ポリウ
レタンの場合にはその約1.5倍程度になるとされ
ている。。
面は一般に塗装され、美装化されるけれども、仕
上りが良く、耐久性のある塗装とするために約
120℃で30分程度処理する焼付け塗装が行われて
おり、この塗料焼付けの際に上記プラスチツクバ
ンパーは膨張、伸長する。その熱膨張量は弾性ポ
リプロピレンの場合約1〜2%程度、弾性ポリウ
レタンの場合にはその約1.5倍程度になるとされ
ている。。
更に、上記プラスチツクバンパーは単色に塗装
されるばかりではなく、2色や3色に色分け塗装
したり、異色のラインを入れたりすることも行わ
れており、こうした場合には色の境目に沿つて見
切り用のマスキング粘着テープやシートを貼付し
て必要個所をマスキングすることが行われる。
されるばかりではなく、2色や3色に色分け塗装
したり、異色のラインを入れたりすることも行わ
れており、こうした場合には色の境目に沿つて見
切り用のマスキング粘着テープやシートを貼付し
て必要個所をマスキングすることが行われる。
これ迄、このような用途に対するマスキング粘
着テープとしては、和紙やポリエステルをテープ
の基材とするものが使用されて来たが、上記約1
〜3%程度にもなるプラスチツクバンパーの熱膨
張に追従して伸びることができず、塗装に不都合
を生じ、その改善が望まれていた。
着テープとしては、和紙やポリエステルをテープ
の基材とするものが使用されて来たが、上記約1
〜3%程度にもなるプラスチツクバンパーの熱膨
張に追従して伸びることができず、塗装に不都合
を生じ、その改善が望まれていた。
本考案者らは、上記プラスチツクバンパーの熱
膨張量から見て、マスキングテープの基材とし
て、50%モジユラス(試料を50%伸長させるとき
に必要とする引張応力)とか、100%モジユラス
(同じく100%伸長させるときの引張応力)とかの
数値が重要なのではなく、伸長を開始したときの
初期のモジユラスが重要であることを発見し、本
考案を完成するに至つた。
膨張量から見て、マスキングテープの基材とし
て、50%モジユラス(試料を50%伸長させるとき
に必要とする引張応力)とか、100%モジユラス
(同じく100%伸長させるときの引張応力)とかの
数値が重要なのではなく、伸長を開始したときの
初期のモジユラスが重要であることを発見し、本
考案を完成するに至つた。
本考案は上記の如く、マスキング粘着テープの
基材として、ポリエステル系可塑剤で可塑化した
塩化ビニル樹脂を使用し、その23℃において測定
したときの初期のモジユラスである10%モジユラ
スを3.5〜0.3Kg/mm2と低い値とし、その基材の片
面に形成した粘着剤層を高凝集性粘着剤としたも
のである。
基材として、ポリエステル系可塑剤で可塑化した
塩化ビニル樹脂を使用し、その23℃において測定
したときの初期のモジユラスである10%モジユラ
スを3.5〜0.3Kg/mm2と低い値とし、その基材の片
面に形成した粘着剤層を高凝集性粘着剤としたも
のである。
以下実施例について説明すると、マスキング粘
着テープの基材1はポリエステル系可塑剤の所要
量を加えて可塑化され、23℃における10%モジユ
ラスが3.5〜0.3Kg/mm2を有する軟質塩化ビニル樹
脂で形成されている。10%モジユラスが3.5Kg/
mm2を超えると、粘着テープは必要な柔軟性と伸縮
性が得られず、曲面や凹凸面に貼着するさいなじ
み難く、作業性が悪くなるほか、塗装焼付けの際
のプラスチツクバンパーの膨張に伴つてこれに追
従しながら充分に伸長することができ難くなり、
仕上りのよい見切り線が得られなくなる。また
0.3Kg/mm2未満では柔軟に過ぎ、保形性、寸法安
定性が乏しく、正確で仕上りのよい見切り線が得
難く、粘着操作も困難になる。上記10%モジユラ
スのうち2.3〜0.6Kg/mm2程度が特に好ましい。ま
た基材の厚みは適宜に形成できるが、普通0.07〜
0.1mm程度でよい場合が多い。
着テープの基材1はポリエステル系可塑剤の所要
量を加えて可塑化され、23℃における10%モジユ
ラスが3.5〜0.3Kg/mm2を有する軟質塩化ビニル樹
脂で形成されている。10%モジユラスが3.5Kg/
mm2を超えると、粘着テープは必要な柔軟性と伸縮
性が得られず、曲面や凹凸面に貼着するさいなじ
み難く、作業性が悪くなるほか、塗装焼付けの際
のプラスチツクバンパーの膨張に伴つてこれに追
従しながら充分に伸長することができ難くなり、
仕上りのよい見切り線が得られなくなる。また
0.3Kg/mm2未満では柔軟に過ぎ、保形性、寸法安
定性が乏しく、正確で仕上りのよい見切り線が得
難く、粘着操作も困難になる。上記10%モジユラ
スのうち2.3〜0.6Kg/mm2程度が特に好ましい。ま
た基材の厚みは適宜に形成できるが、普通0.07〜
0.1mm程度でよい場合が多い。
ポリエステル形可塑剤としては比較的高分子量
のもの、例えばパラフレツクスG−25(米、ロー
ムアンドハース社、商品名)、アデカサイザー
PN350及びアデカサイザーPN300(アデカアーガ
ス社、商品名)その他がある。塩化ビニル樹脂は
各種重合度のもの例えば800〜1500程度が使用で
き、900〜1300程度のものが特に好ましい。塩化
ビニル樹脂に添加して上記モジユラスを得るに要
する可塑剤の配合量はその種類により異なり特に
限定できないが、例えば上記の可塑剤の場合は、
約25〜55%(重量%、以下同様)、好ましくは約
32〜42%である。塩化ビニル樹脂には可塑剤以外
に安定剤、着色剤、その他の配合剤が必要に応じ
て添加できる。
のもの、例えばパラフレツクスG−25(米、ロー
ムアンドハース社、商品名)、アデカサイザー
PN350及びアデカサイザーPN300(アデカアーガ
ス社、商品名)その他がある。塩化ビニル樹脂は
各種重合度のもの例えば800〜1500程度が使用で
き、900〜1300程度のものが特に好ましい。塩化
ビニル樹脂に添加して上記モジユラスを得るに要
する可塑剤の配合量はその種類により異なり特に
限定できないが、例えば上記の可塑剤の場合は、
約25〜55%(重量%、以下同様)、好ましくは約
32〜42%である。塩化ビニル樹脂には可塑剤以外
に安定剤、着色剤、その他の配合剤が必要に応じ
て添加できる。
上記基材の面に設けられる粘着剤層2は、高凝
集性、耐熱性、耐薬品性を有する比較的固いもの
が好ましく、例えば架橋型ゴム系粘着剤、アクリ
ル形粘着剤等がある。粘着剤層の厚みは適宜に形
成できるが、普通には10〜70μ程度、好ましくは
20〜40μ程度でよい場合が多い。上記粘着剤層を
形成する基材の面は必要に応じて適当な下塗り処
理を施こすことがある。粘着剤層の表面には剥離
紙を貼着することができるほか、この粘着シート
を重ね若しくは粘着テープを巻芯等に捲回する場
合には、剥離紙の代りに基材の背面を剥離性に加
工してもよい。
集性、耐熱性、耐薬品性を有する比較的固いもの
が好ましく、例えば架橋型ゴム系粘着剤、アクリ
ル形粘着剤等がある。粘着剤層の厚みは適宜に形
成できるが、普通には10〜70μ程度、好ましくは
20〜40μ程度でよい場合が多い。上記粘着剤層を
形成する基材の面は必要に応じて適当な下塗り処
理を施こすことがある。粘着剤層の表面には剥離
紙を貼着することができるほか、この粘着シート
を重ね若しくは粘着テープを巻芯等に捲回する場
合には、剥離紙の代りに基材の背面を剥離性に加
工してもよい。
本案は上述の如き構成で、マスキング粘着テー
プの基材の10%モジユラスが3.5〜0.3Kg/mm2の範
囲内にあるので、柔軟性がありながら伸びすぎる
こともなく寸法安定性があつて、複雑な被着面の
形状にもよく添つてキチンと貼付けることがで
き、貼付操作も容易である。こうしてマスキング
処理したものに塗装を施し、これを上記の如く
120℃、30分程度の焼付け処理をすると、その際
にプラスチツクバンパーは熱膨張するけれども、
このマスキング粘着テープはその膨張に伴つてこ
れに追従しながら同時に伸びるようになるから、
キチンとした見切り線をいつまでも保持し、塗装
をきれいに仕上げることができる。また、上記焼
付け後にマスキング粘着テープを剥すとき、粘着
剤層の粘着剤が高凝集性の粘着剤であるので、加
熱処理後でもプラスチツクバンパーの表面からき
れいに剥すことができ、糊残りが生ずるようなこ
ともなく、美くしい塗装面を得ることができる。
プの基材の10%モジユラスが3.5〜0.3Kg/mm2の範
囲内にあるので、柔軟性がありながら伸びすぎる
こともなく寸法安定性があつて、複雑な被着面の
形状にもよく添つてキチンと貼付けることがで
き、貼付操作も容易である。こうしてマスキング
処理したものに塗装を施し、これを上記の如く
120℃、30分程度の焼付け処理をすると、その際
にプラスチツクバンパーは熱膨張するけれども、
このマスキング粘着テープはその膨張に伴つてこ
れに追従しながら同時に伸びるようになるから、
キチンとした見切り線をいつまでも保持し、塗装
をきれいに仕上げることができる。また、上記焼
付け後にマスキング粘着テープを剥すとき、粘着
剤層の粘着剤が高凝集性の粘着剤であるので、加
熱処理後でもプラスチツクバンパーの表面からき
れいに剥すことができ、糊残りが生ずるようなこ
ともなく、美くしい塗装面を得ることができる。
このマスキング粘着テープは、プラスチツクバ
ンパーの他、膨張変形するものの塗装の際に有効
に使用することができる。
ンパーの他、膨張変形するものの塗装の際に有効
に使用することができる。
図面は本案の実施例を示し、第1図は斜面図、
第2図は第1図の−線拡大断面図、第3図は
変形例を示す斜面図、第4図は第3図の−線
拡大断面図である。 1は基材、2は粘着剤層、3は剥離紙。
第2図は第1図の−線拡大断面図、第3図は
変形例を示す斜面図、第4図は第3図の−線
拡大断面図である。 1は基材、2は粘着剤層、3は剥離紙。
Claims (1)
- 基材の片面に粘着剤層を設けた塗装用マスキン
グ粘着テープであつて、上記基材はポリエステル
系可塑剤で可塑化された塩化ビニル樹脂で23℃に
おける10%モジユラスが3.5〜0.3Kg/mm2を示すも
ので形成し、上記粘着剤層は高凝集性粘着剤で形
成した熱膨張性弾性材の焼付塗装に使用する塗装
用マスキング粘着テープまたはシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985106842U JPH0536532Y2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985106842U JPH0536532Y2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6217370U JPS6217370U (ja) | 1987-02-02 |
| JPH0536532Y2 true JPH0536532Y2 (ja) | 1993-09-16 |
Family
ID=30982575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985106842U Expired - Lifetime JPH0536532Y2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0536532Y2 (ja) |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49100125A (ja) * | 1972-11-22 | 1974-09-21 | ||
| JPS6018332B2 (ja) * | 1977-08-16 | 1985-05-09 | 旭化成株式会社 | アクリル系中空繊維の製造法 |
| JPS5723474U (ja) * | 1980-07-11 | 1982-02-06 | ||
| US4343856A (en) * | 1981-03-09 | 1982-08-10 | Stauffer Chemical Company | Polymeric marking film |
| JPS59219316A (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-10 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 粘着剤用支持体 |
| JPS60127385A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-08 | Nitto Electric Ind Co Ltd | マスキング用感圧性接着テ−プまたはシ−トの剥離方法 |
-
1985
- 1985-07-15 JP JP1985106842U patent/JPH0536532Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6217370U (ja) | 1987-02-02 |
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