JPS6018332B2 - アクリル系中空繊維の製造法 - Google Patents

アクリル系中空繊維の製造法

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JPS6018332B2
JPS6018332B2 JP9752377A JP9752377A JPS6018332B2 JP S6018332 B2 JPS6018332 B2 JP S6018332B2 JP 9752377 A JP9752377 A JP 9752377A JP 9752377 A JP9752377 A JP 9752377A JP S6018332 B2 JPS6018332 B2 JP S6018332B2
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JP
Japan
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core
sheath
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spinning
ratio
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JP9752377A
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JPS5434420A (en
Inventor
豊 本田
寿夫 岩佐
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアクリロニトリルを主成分とする共重合体より
アクリル系中空繊維を製造する方法に関する。
本発明の目的は、中空率が高く、保温性と羽毛感に富む
アクリル系中空繊維を良好な可鉄性をもって製造する方
法を提供することである。従来中空繊維の製造方法とし
ては、次に示す二つの方法がその代表的なものとして知
られている。即ち、■特殊な構造を有する紡糸口金を用
い、不活性ガスを繊維の中心に導入して中空繊維とする
方法、及び■糠糸原液中に揮発性物質や発泡剤等を導入
して、凝固工程や延伸工程で発泡させ中空繊維とする方
法である。しかし、前者■の方法においては紡糸口金の
構造が複雑となり、中空繊維を安定して得るのは難かし
い。
また後者■の方法においては揮発怪物質や発泡剤が膨張
し、脱気する際表面に沿って亀裂が生じたり、傷がつき
表面が不均一となり、得られた繊維はきわめて弱く、紡
糸性がなり悪いものであった。本発明者等は、上記のご
とき従来法にみられる欠点を改良すべく鋭意研究を進め
た結果本発明に到達し、所期の目的を達するに至った。
すなわち本発明は、アクリロニトリルを85モル%以上
含有するアクリル系共重合体の紡糸原液を鞘芯紙糸する
に際し、芯部に供給する級糸原液中の共重合体濃度を鞘
部に供聯合する級糸原液中の共重合体濃度の15〜80
%とするとともに、該紡糸原液の供聯合割合を鞘部に供
聯合する縦糸原液に対し供給体積比で20〜80%とす
ることを特徴とするアクリル系中空繊維の製造法である
本発明方法によれば、可紡性が良好であり、得られた中
空繊維は表面層がち密な構造を有し、内部は微小空孔群
より形成され、中空率が高く、保温性及び羽毛感に富み
、風合、染色性ともに良好な中空繊維である。以下本発
明の構成、実施態様、及び効果について更に詳細に説明
する。
本発明において用いるアクリル系共重合体は85モル%
以上のアクリロニトリルと他の共重合可能なピニル系共
重合体を通常の方法で共重合したものである。
またこれら英重合体の重合方法は通常知られているビニ
ル系単量体の重合法であればいずれでもよい。通常レド
ックス触媒を用いた水相懸濁重合、乳化重合、溶液重合
などが採用されるが、その重合方法及び重合条件によっ
て何ら限定される点はない。本発明で使用する共重合可
能な他の単量体としては、アクリルアミド、N−メチル
アクリルアミド、マレイミド、メタリルアルコール、8
−ヒドロキシェチルメタクリレート、アクリル酸、メチ
ルアクリレート、塩化ビニル、塩化ビニリデンなどがあ
る。
ただし使用できる単量体はこれらに限定されるものでは
ない。上述した如く規定された共重合体は、従来よりア
クリル系共重合体の溶剤として知られている硝酸、硫酸
の如き無機酸類、あるいは塩化亜鉛、ロダンソーダの如
き無機塩類、あるいはジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、ジメチルスルホキシド、エチレン力−ボ
ネートの如き有機化合物等またはこれらの一種または二
種以上の混合物に溶解して級糸原液とする。
なお本発明の共重合体が溶解し得る溶剤中で重合せしめ
た溶液重合体の溶液はそのまま紡糸原液として使用して
もよい。
上記の様にして得た紙糸原液は、鞘部へ供給する一方、
一部分を同一溶剤で希釈し、共重合体濃度を低くして芯
部へ供給する。
これら二種の続糸原液は通常の鞘芯荻糸口金を通して鞘
芯状にした状態で緑式紡糸または乾式紡糸し、凝固糸条
体を形成した後、水洗、延伸、乾燥、熱弛緩処理を施す
。これによってち密な表層を有し、内部に多数の微小空
孔を有する中空繊維を得ることができる。本発明方法に
よって得られたアクリル系中空繊維の鞘部は、通常の統
糸法によって得られたいわゆるレギュラーアクリル系繊
維と同程度のち密さと強伸度、染色性その他の好適な物
性を有しており、亀裂や傷もなく、紡績性も良好である
一方芯部は、このち密な表層に保護された微4・空孔の
集合体となり、かつ高い中空率を有するものとなる。本
発明において、いかなるメカニズムで中空部が形成され
るかは定かでないが、共重合体濃度の高い鞘部がまず凝
固し、強固な外殻を形成する一方、芯部は溶剤の量が多
い為、凝固、脱溶剤によってスポンジ状の中空部を形成
し、これが鞘によって外力から保護された中空繊維とな
るものと推定される。
したがって頚部の比率が小さい場合は、鞘部の保護作用
が小さく、延伸時の糸切れや、鞘部のつぶれが発生し、
また鞘部の比率が大きい場合は、中空繊維としての特徴
が少なくなり好ましくなし、。
同様に芯部の共重合体濃度が鞘部のそれと大差のない場
合は中空繊維となりにくく、また該濃度が低すぎる場合
には、延伸時の糸切れが多発する。
したがって芯部に供総合する級糸原液中の共重合体濃度
は、鞘部の共重合体濃度の15%から80%、特に好ま
しくは20%〜65%の範囲である。
また芯部に供給する紡糸原液の供給割合は鞍部に供V給
する紡糸原液に対し供給体積比で20%〜80%、好ま
しくは25%〜75%の範囲である。すなわち鞘芯両部
へ供聯合する鮫糸原液の供給比および両原液中の英重合
体濃度差によって中空繊維は得られるが、さらに安定し
て中空繊維を得る場合、芯部原液の上記供給比が小さい
場合は芯部原液中の共重合体濃度を低くする方が好まし
く、芯部原液の供給比が大きい場合は芯部原液中の共重
合体濃度を高くする方が好ましい。なお本発明で定義す
る中空率とは、中空繊維をセブロングリーンB(E.I
.デュポン社製染料の登録商標)の2%o.w.f.で
染色した繊維を輪切りにし、繊維外周よりなる面積に占
める中空部(禾染色部分)の面積比率のことを意味する
また面積の測定は、輪切りにした繊維断面写真を均一な
厚みをもつ紙に投影し、空間部の重量比をもって下記式
に従って求める。V=〔W,/(W,上W2)〕×10
0 W,:空間部の重量 W2:非空間部の重量 次に本発明の実施例を示す。
実施例 1 重合触媒として過硫酸アンモニウムと酸性亜硫酸ソーダ
の組合せを用い、硫酸でpH2.5に調整した水の中で
55℃、5時間重合を行ない下記の重合体を得た。
A:アクリロニトリル,(以下AN)/メチルアクリレ
ート(以下MA)/メタクリルスルホン酸ソーダ(以下
M恒)=89/10.5ノ0.58:AN/アクリルア
ミド(以下AA)/MA/MB/=84/9.0/6.
5/0.5C:AN/3−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート(以下8H)/塩化ビニル(以下VC)=90/7
/4D:AN/マレィミド(以下MI)/MS=94/
6.5/0.5これら4種の共重合体を0℃の65重量
%硝酸水溶液に第1表に示す濃度となる様溶解して鮫糸
原液を調製した。
次いでこれら紙糸原液を第1表のように組合せ、各組成
せからなる縦糸原液を孔径0.08凧ぐ、孔数50の鞘
芯紙糸口金を用いて一2℃、3丸重量%の硝酸水溶液中
に1:1の吐出比で吐出凝固させ、水洗後沸騰水中で8
倍に延伸し、ついで130℃の熱風中で乾燥したのち、
11ぴ○のスチーム中で熱弛緩処理を行ない、約3デニ
ールの繊維を得た。
本発明1、2、3では約30%程度の好適な中空率を有
する中空繊維が得られた。
またこの中空繊維は衣料その他の実用織絶して適度の強
度及び伸度を有し、鼠合、染色性ともに良好であった。
比較例では格段に低い中空率のものしか得られず、中空
繊維としての効果に乏しいものであった。第 1 表実
施例 2 実施例1で重合したアクリル系共重合体A、B、C、D
を0℃の65重量%硝酸水溶液に第2表に示す濃度とな
る様溶解して当該糸原液を調製した。
次いでこれら原液を第2表のように組合せ、各組合せか
らなる紡糸原液を孔径0.08肋ぐ、孔数50の鞘芯紡
糸口金を用いて−2℃、筋雲量%硝酸水溶液中に第2表
を示す吐出比で吐出凝固させ、水洗後沸騰水中で8倍に
延伸し、130℃の熱風乾燥機で乾燥し、次に110q
oのスチーム中で熱弛緩処理し、約3デニールの中空繊
維を得た。
本発明例では32%の中空率を有し、風合、染色性とも
に良好な中空繊維が得られたが、芯部供給原液量の多い
比較例3、6は延伸工程での糸切れがひどく、商品価値
の有る繊維は得られなかった。
また芯部供V給原液量の少ない比較例4、5では中空率
が小さくなってしまい、中空繊維としての性能・効果は
乏しいものとなった。第 2 表 実施例 3 実施例1で重合したアクリル系共重合体A、Bを80q
0のジメチルホルムアミド水溶液に溶解して薮糸原液を
調製し、これら紙糸原液を第3表の如く粗合せて孔径0
.08側め、孔数300の鞘芯紡糸口金を通して50%
ジメチルホルムアミド水溶液中に押し出し、凝固させ、
水洗した。
次いで沸騰水中で8倍に延伸し、130ooの熱風で乾
燥した後、12000のスチームで熱弛緩処理し、約3
デニールの中空繊維を得た。得られた中空繊維はち密な
表層を有し、24〜25%の中空率をそなえ、染色性も
良好であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アクリロニトリルを85モル%以上含有するアクリ
    ル系共重合体の紡糸原液を鞘芯紡糸するに際し、芯部に
    供給する紡糸原液中の共重合体濃度を鞘部に供給する紡
    糸原液中の共重合体濃度の15〜80%とするとともに
    該紡糸原液の供給割を鞘部に供給する紡糸原液に対し供
    給体積比で20〜80%とすることを特徴とするアクリ
    ル系中空繊維の製造法。
JP9752377A 1977-08-16 1977-08-16 アクリル系中空繊維の製造法 Expired JPS6018332B2 (ja)

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JPS5434420A JPS5434420A (en) 1979-03-13
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JP3611916B2 (ja) * 1996-01-11 2005-01-19 ゼオン化成株式会社 透明脆質フィルム
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US6280835B1 (en) 1996-12-20 2001-08-28 Asahi Kagaku Kogyo Co., Ltd. Thermoplastic acrylic resin brittle film

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