JPH0536671U - 磁気テープカセツト - Google Patents
磁気テープカセツトInfo
- Publication number
- JPH0536671U JPH0536671U JP9298891U JP9298891U JPH0536671U JP H0536671 U JPH0536671 U JP H0536671U JP 9298891 U JP9298891 U JP 9298891U JP 9298891 U JP9298891 U JP 9298891U JP H0536671 U JPH0536671 U JP H0536671U
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- JP
- Japan
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- welding
- magnetic tape
- cassette
- halves
- receiving groove
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 上下カセットハーフの金型加工時間の短縮、
各カセットハーフの溶着時の位置決めの安定性を共に、
上下ハーフの溶着性を高めた磁気テープカセットを提供
する。 【構成】 上下一対のカセットハーフを溶着した組体か
らなるケースボディ内に磁気テープを走行自在に巻装し
た一対のテープ巻装体を内蔵した磁気テープカセットで
ある。上下カセットハーフ2a,2bの接合面に、いず
れか一方に突出する溶着リブ10が、その他方に溶着リ
ブ10に対向する溶着受け溝14が形成されてなり、溶
着リブ10の両側斜面11,12でなす角Θが溶着受け
溝の両側斜面15,16でなす角θよりも大きく形成さ
れている。また、前記上下カセットハーフを重ね合わせ
るときに、溶着受け溝の斜面15、16にて形成される
該受け溝の開口縁の角部17、18が、溶着リブの斜面
11、12に接触するように構成された磁気テープカセ
ット。
各カセットハーフの溶着時の位置決めの安定性を共に、
上下ハーフの溶着性を高めた磁気テープカセットを提供
する。 【構成】 上下一対のカセットハーフを溶着した組体か
らなるケースボディ内に磁気テープを走行自在に巻装し
た一対のテープ巻装体を内蔵した磁気テープカセットで
ある。上下カセットハーフ2a,2bの接合面に、いず
れか一方に突出する溶着リブ10が、その他方に溶着リ
ブ10に対向する溶着受け溝14が形成されてなり、溶
着リブ10の両側斜面11,12でなす角Θが溶着受け
溝の両側斜面15,16でなす角θよりも大きく形成さ
れている。また、前記上下カセットハーフを重ね合わせ
るときに、溶着受け溝の斜面15、16にて形成される
該受け溝の開口縁の角部17、18が、溶着リブの斜面
11、12に接触するように構成された磁気テープカセ
ット。
Description
【0001】
本考案は、オーディオテープレコーダに使用されている上下カセットハーフの 組体でケースボディが構成され磁気テープカセットに関し、特に、カセット前面 中央に磁気ヘッド等が進入可能な前方開口部を備えた、上下カセットハーフを溶 着する構造の磁気テープカセットに関する。
【0002】
従来において、一対のテープ巻装体を内蔵した磁気テープカセットは、オーデ ィオ等に汎用されている。このオーディオ用磁気テープカセットの基本的な構造 を図4に示す。なお、図4は上下のカセットハーフの組み合わせ状態を示した斜 視図を示す。 図4に示す磁気テープカセット1は、周知のように上下一対のカセットハーフ 2a,2bをネジ3などにより一体に固定し、その内部に磁気テープTを巻装し た一対のハブ4がリールシャフト挿入孔4a,4bより回動自在に支持された構 造となっている。
【0003】 前記カセットハーフ2a,2bは平板状の天板部5の内側に幾つかの突起やリ ブ、隔壁などを有しているものの、基本的には前記天板部5と該天板部5の縁部 に形成された側板部6とを有する断面略コ字状の構成である。また、前記天板部 5には、カセット前方部分に開口部を有しその平面形状が台形状の台形部7が形 成されている。 そして、特に、近年においては磁気テープに対して、高性能化した記録再生の 品質向上が図られており、これに伴って益々ケースボディの高品質化が求められ てきている。
【0004】 然るに、前記上下カセットハーフ2a,2bがネジ3により締結される構成の ものは前記カセットハーフ2a,2bの変形やネジ3の緩みなどにより、上下カ セットハーフの合わせ面に隙間ができることもあり、前記磁気テープカセット内 に塵埃が入り込み易くなって内蔵する磁気テープTに付着して記録再生特性の低 下をきたすこともあるが、通常は、前記カセットハーフ2a,2bは台形部7及 び該カセットハーフ2a,2bの四隅にある5ケのネジ3の緊締力によりしっか りと固定されている。
【0005】 一方、近年においては、前記磁気テープカセットの廉価性がその商品価値の大 きな要素となってきている。このような状況下において、例えば前記上下カセッ トハーフ2a,2bのネジによる固定が、ネジ等の部品が必要でかつ工数を要し 、生産性良好と言い難いので、前記上下カセットハーフ2a,2bの側板部6の 端面を超音波溶着することが行われるようになってきている。
【0006】 前記上下カセットハーフを溶着したタイプの磁気テープカセット及びその成形 金型について、図5及び図6を参照して説明する。図6の断面(図4に示したカ セットケースのA−A断面に相当する部分の概略断面)にて示す磁気テープカセ ット1は、上記の螺子止めのものと同様に上カセットハーフ2aと下カセットハ ーフ2bとを、前記両側板部6の端面により溶着した構造である。なお、ケース ボディ内部の部品については便宜上図示を省略する。 そして、従来型式のものにおいては、上下一対のカセットハーフの接合面cは 、接合前においては図5に要部拡大断面図として示されているように、例えば前 記上カセットハーフ2aの側板部6の端面には突出した溶着リブ10が一体成型 され、一方、前記下カセットハーフ2bの側板部6の端面は平面或は前記溶着リ ブ10の溶融部分がはみ出さない程度の適宜へこみが形成されているのが一般的 であった。
【0007】
即ち、前記上カセットハーフ2aの接合面に、断面三角形状に突出する溶着リ ブ10を射出成形にて一体成形するのは、超音波溶着する際、先端が細い程、超 音波エネルギーが該先端部に集中し、溶着が迅速、且つ、容易となるためである 。しかし、このように射出成型する際に使用される金型Mにおいて前記溶着リブ 10を形成する窪み部分eは、通常、放電加工により造られるが、この放電加工 による窪み部分eの完成時にあってはその両側に斜面d,dに梨地状の粗面が形 成されるだけでなく、該各斜面の下方先端tの部位が鋭角とならず、丸みを持っ た形状となってしまう。
【0008】 この結果、このような金型により形成される前記溶着リブ10の先端10aは 鈍角となって溶着時のエネルギー損失、並びに溶着時間が、共に大となることか ら、結局、金型Mの前記下方先端tの丸みを除去する(図中の想像線にて示す下 方先端ta にして、前記先端10aを想像線に示すように鋭角にする)彫刻機の 使用を余儀なくされ、そのために加工時間を要する、また、前記溶着リブ10の 先端が丸みを有してしると、前記上下カセットハーフの溶着時の位置決めに安全 性を欠く、等の不都合を生ずる問題もあった。 本考案は、上述の不都合を解消せんとするもので、金型加工時間の短縮、上下 カセットハーフの溶着時の位置決めの精度の安定性を図り、溶着時間の短縮とと もに溶着の確実性を高めることのできる磁気テープカセットを安価に提供するこ とを目的とするものである。
【0009】
本考案の上記目的は、上下一対のカセットハーフを溶着した組体からなるケー スボディ内に磁気テープを走行自在に巻装した一対のテープ巻装体を内蔵した磁 気テープカセットにおいて、 前記上下カセットハーフの接合面に、いずれか一方に突出する溶着リブが、その 他方に前記溶着リブに対向する溶着受け溝が形成されてなり、前記溶着リブの両 側斜面でなす角Θが前記溶着受け溝の両側斜面でなす角θよりも大きく形成され 、且つ、前記上下カセットハーフを接合するときに、前記溶着受け溝の斜面にて 形成される該受け溝の開口縁の角部が、前記溶着リブの斜面に接触するように構 成されたことを特徴とする磁気テープカセットによって達成される。
【0010】
以下、添付図面を参照して本考案の一実施態様を詳細に説明する。 図1、図2及び図3は本考案の一実施態様を示すものであり、図1及び図2は 、便宜上、上下のカセットハーフの図3のx−x線に対応する部分で該両ハーフ を接合する過程を示す要部拡大断面図を示す。図3は、磁気テープカセットの平 面図である。 図3に示す磁気テープカセット1は、上下一対のカセットハーフ2a(下カセ ットハーフ2bは図示しない)が、従来の溶着タイプのものと同様に側板部6の 端面(図3において斜線にて示したBの領域)において溶着されている。なお、 前記磁気テープカセット1の内部には、従来と同様に磁気テープTを巻装した一 対のハブ4がリールシャフト挿入孔4a,4bより回動自在に支持された構造と なっている。当然、前記カセットハーフ2aは従来と同様に平板状の天板部5の 内側に幾つかの突起や隔壁及び側板部6などを有してその全体形状が断面略コ字 状の構成である。
【0011】 本実施態様の構造上の特徴を図1及び図2を参照して述べる。 図1及び図2は前述のように上下カセットハーフの溶着工程を説明するための 図であって、図1は前記上カセットハーフ2aの接合面に形成された溶着リブ1 0と、前記下カセットハーフ2aの接合面に形成された溶着受け溝14との重ね 合わせ前の状態を示し、図2は前記両部分が接触した状態を示す。 図1において、上カセットハーフ2aの側板部6の端面に形成された溶着リブ 10はの両側の斜面11、12が、後述するように、前記下カセットハーフ2b の端面に形成された窪み形状の溶着受け溝14の開口縁部の角部17、18と線 接触(図では点接触)するよう定められている。そして、前記溶着リブ10の先 端10aは、鋭角でなく適宜丸みが付けられた形状になっている。一方、前記下 カセットハーフ2bには、少なくとも前記溶着リブ10の先端10aを受容でき る大きさの前記溶着受け溝14が形成されている。
【0012】 本実施態様において特に重要な構成は、前記溶着リブ10の斜面11、12に より形成される角度Θと、前記溶着受け溝14の斜面15、16により構成され る角度θの大きさの相違にある。すなわち、前記溶着リブ2の斜面により形成さ れた角度Θは、前記溶着受け溝14の斜面により形成された前記角度θよりも大 に形成されており、更に、前記溶着受け溝14の開口部の幅Lは、前記溶着リブ 10の斜面11、12に対して前記角部17、18が接触するように構成されて いる。
【0013】 本実施態様のごとく上述のように構成されていると、前記上下カセットハーフ 2a,2bを重ね合わせたとき、図2に示すように前記下カセットハーフ2bの 溶着受け溝14の角部17及び18と前記斜面11及び12とが当接する。した がって、前記当接は前記溶着リブ10の先端近傍に鋭角に線接触するので、従来 型式のもののように溶着リブの先端のみで接触するものとは異なり、両側斜面で 2線接触することとなる結果、超音波エネルギーが極めて有効に消費されるため 、該溶着操作が極めて迅速にできる、のに加えて、前記溶着リブ10の先端10 aが、前記溶着受け溝14の開口部に落ち込んだ状態となるため、上下カセット ハーフの接合時に極めて安定した接触が保て、溶着操作自体を安定にでき、該各 ハーフの接合時の位置決めも亦、自動的に定まることとなる。
【0014】 さらに、本態様のように上下カセットハーフの接触構造を採用すると、図5に 示した従来型式のもののような金型Mのものを使用しても何ら問題がなく、従来 のように放電加工による溝をさらに彫刻機によって加工する必要も無くなり、そ れだけ無駄な工数も省け製品の低廉化につながる。また、接合面に凹凸が形成さ れている分だけ接合面積を大きくでき、接合部(溶着部分)の機械的強度も高め ることができる。 なお、前記実施態様では上下カセットハーフのうち前記上カセットハーフ2a に溶着リブを、前記下カセットハーフ2bに溶着受け溝を形成するように構成し たが、本考案においては当然のこと乍ら、前記溶着受け溝14と前記溶着リブ1 0との形成位置を、図1とは逆転して形成しても作用効果に変わりない。また、 前記溶着リブの前記角度Θと前記溶着受け溝14の前記角度θの角度をその大小 関係を上述のように設定するだけで、その大きさについては適宜選定することが できるものである。
【0015】
以上述べたように、本考案の磁気テープカセットは、上下カセットハーフの接 合面に、一方に突出する溶着リブが、その他方に前記溶着リブに対向する溶着受 け溝が形成されてなり、前記溶着リブの両側斜面でなす角Θが前記溶着受け溝の 両側斜面でなす角θよりも大きく形成され、且つ、前記上下カセットハーフを接 合するときに、前記溶着受け溝の斜面にて形成される該受け溝の開口縁の角部が 、前記溶着リブの斜面に接触するように構成された。 したがって、前記溶着リブの先端を従来のように鋭角にしなくとも、前記上下 カセットハーフを重ね合わせたとき、前記溶着受け溝の両角部と前記溶着リブの 先端近傍に鋭角に線接触することができるので、従来型式のもののように溶着リ ブの先端を鋭角に形成しなくても超音波エネルギーが極めて有効に消費されるた め、該溶着操作が極めて迅速にできる。又、前記溶着リブの先端が、前記溶着受 け溝の開口部に落ち込んだ状態となるので、上下カセットハーフの接合時に極め て安定した接触が保て、溶着操作自体を安定にでき、該各ハーフの接合時の位置 決めも自動的に定めることができる。さらに、本考案による上下カセットハーフ の接触構造を採用することにより、前記溶着リブの先端を鋭角にするために従来 のように放電加工による溝をさらに彫刻機によって加工する必要も無くなり、そ れだけ無駄な工数も省け製品の廉価性を促進することができる。
【図1】本考案の一実施態様における上下カセットハー
フを重ね合わせる前の状態を示す要部拡大断面図であ
る。
フを重ね合わせる前の状態を示す要部拡大断面図であ
る。
【図2】本考案の一実施態様における上下カセットハー
フを重ね合わせた状態を示す要部拡大断面図である。
フを重ね合わせた状態を示す要部拡大断面図である。
【図3】本考案の磁気テープカセットの平面図である。
【図4】従来の磁気テープカセットの斜視図である。
【図5】従来の磁気テープカセットのハーフケースの側
板部及び側板部を成形するための金型を示す要部拡大断
面図である。
板部及び側板部を成形するための金型を示す要部拡大断
面図である。
【図6】図4のA−A断面部分に相当する部分の上下カ
セットハーフの接合状態を模式的に示す拡大断面図であ
る。
セットハーフの接合状態を模式的に示す拡大断面図であ
る。
1 磁気テープカセット 2a 上カセットハーフ 2b 下カセットハーフ 4 ハブ 5 天板 6 側板部 10 溶着リブ 10a 先端部 11、12 溶着リブの斜面 14 溶着受け溝 15、16 溶着受け溝の斜面 17、18 角部 Θ 溶着リブの斜面のなす角度 θ 溶着受け溝の斜面のなす角度 M 金型 T 磁気テープ
Claims (1)
- 【請求項1】 上下一対のカセットハーフを溶着した組
体からなるケースボディ内に磁気テープを走行自在に巻
装した一対のテープ巻装体を内蔵した磁気テープカセッ
トにおいて、前記上下カセットハーフの接合面に、いず
れか一方に突出する溶着リブが、その他方に前記溶着リ
ブに対向する溶着受け溝が形成されてなり、前記溶着リ
ブの両側斜面でなす角Θが前記溶着受け溝の両側斜面で
なす角θよりも大きく形成され、且つ、前記上下カセッ
トハーフを重ね合わせるときに、前記溶着受け溝の斜面
にて形成される該受け溝の開口縁の角部が、前記溶着リ
ブの斜面に接触するように構成されたことを特徴とする
磁気テープカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9298891U JPH0536671U (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 磁気テープカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9298891U JPH0536671U (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 磁気テープカセツト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0536671U true JPH0536671U (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=14069757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9298891U Pending JPH0536671U (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 磁気テープカセツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0536671U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106911030A (zh) * | 2017-03-31 | 2017-06-30 | 江门市甜的电器有限公司 | 一种利用超声波熔接的充电枪结构 |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP9298891U patent/JPH0536671U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106911030A (zh) * | 2017-03-31 | 2017-06-30 | 江门市甜的电器有限公司 | 一种利用超声波熔接的充电枪结构 |
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