JPH0536900Y2 - - Google Patents
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- JPH0536900Y2 JPH0536900Y2 JP2954587U JP2954587U JPH0536900Y2 JP H0536900 Y2 JPH0536900 Y2 JP H0536900Y2 JP 2954587 U JP2954587 U JP 2954587U JP 2954587 U JP2954587 U JP 2954587U JP H0536900 Y2 JPH0536900 Y2 JP H0536900Y2
- Authority
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- Japan
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- tatami
- resin layer
- layer
- foam resin
- polyethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Floor Finish (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、我が国において旧来より床材として
使用されている畳に係り、特に柔道場用に適した
畳に関するものである。
使用されている畳に係り、特に柔道場用に適した
畳に関するものである。
従来の畳には、畳床の一部を藁に代えて発泡樹
脂材により形成して、畳本来の重量感と感触とを
保有し、かつ軽量化と湿気による腐食の防止とを
図つたものがある。この種の畳としては、例え
ば、実開昭61−136031号公報に開示されているよ
うに、下側から、合成樹脂シート、こも、稲わら
層、切り藁層、発泡プラスチツクボード、繊維ボ
ード、クツシヨンシート、ポリプロピレン等の合
成樹脂シート、を順に積層したものが知られてい
る。
脂材により形成して、畳本来の重量感と感触とを
保有し、かつ軽量化と湿気による腐食の防止とを
図つたものがある。この種の畳としては、例え
ば、実開昭61−136031号公報に開示されているよ
うに、下側から、合成樹脂シート、こも、稲わら
層、切り藁層、発泡プラスチツクボード、繊維ボ
ード、クツシヨンシート、ポリプロピレン等の合
成樹脂シート、を順に積層したものが知られてい
る。
しかしながら、上記のような構造では、畳床の
最上面、即ち畳表の裏面にポリプロピレン等の合
成樹脂シートを有するため、畳の表層部が硬くな
り過ぎ、衝撃吸収力の低下を招来する。従つて、
上記の畳を柔道場に使用した場合には、競技者に
痛感を与えることになり、安全に競技を行うこと
ができなくなるという欠点を有している。
最上面、即ち畳表の裏面にポリプロピレン等の合
成樹脂シートを有するため、畳の表層部が硬くな
り過ぎ、衝撃吸収力の低下を招来する。従つて、
上記の畳を柔道場に使用した場合には、競技者に
痛感を与えることになり、安全に競技を行うこと
ができなくなるという欠点を有している。
また、実開昭56−155858号公報には、柔道場用
としての使用を考慮して、衝撃吸収力の向上を図
つた構造が開示されている。しかしながら、この
ものでは、下層部合成樹脂発泡体と上層部合成樹
脂発泡体との間に、ポリオレフイン系低発泡体等
からなる応力分散層を有することにより、畳全体
としての構造が柔らか過ぎ、かつ十分な強度を得
ることができない。さらに、応力分散層自体が軟
質材であるから十分な応力分散効果が得られない
という欠点を有している。
としての使用を考慮して、衝撃吸収力の向上を図
つた構造が開示されている。しかしながら、この
ものでは、下層部合成樹脂発泡体と上層部合成樹
脂発泡体との間に、ポリオレフイン系低発泡体等
からなる応力分散層を有することにより、畳全体
としての構造が柔らか過ぎ、かつ十分な強度を得
ることができない。さらに、応力分散層自体が軟
質材であるから十分な応力分散効果が得られない
という欠点を有している。
即ち、床材としての畳は、一般に略決まつた厚
みに形成されるものであるが、芯材となつている
下層部合成樹脂発泡体の厚みは、低発泡体等から
なる応力分散層の存在によつて制限され、十分な
強度を得ることができない。また、ポリオレフイ
ン系低発泡体等からなる応力分散層はそれ自体、
比較的柔らかいものである。したがつて、畳に適
度の硬度と強度とを付与することができず、か
つ、畳表面から強い衝撃を受けた場合に、その応
力を下層部合成樹脂発泡体の全体に対して十分に
分散させることができず、柔道場用としては甚だ
不適当なものである。
みに形成されるものであるが、芯材となつている
下層部合成樹脂発泡体の厚みは、低発泡体等から
なる応力分散層の存在によつて制限され、十分な
強度を得ることができない。また、ポリオレフイ
ン系低発泡体等からなる応力分散層はそれ自体、
比較的柔らかいものである。したがつて、畳に適
度の硬度と強度とを付与することができず、か
つ、畳表面から強い衝撃を受けた場合に、その応
力を下層部合成樹脂発泡体の全体に対して十分に
分散させることができず、柔道場用としては甚だ
不適当なものである。
そこで、上記のような問題を解決する柔道場用
畳として、実開昭61−87829号公報には、ポリエ
チレン−ポリスチレン共重合体発泡体からなる芯
材とその上方のポリエチレン発泡体層との間に、
応力分散層としてベニヤ板を設け、上記芯材の下
面側に弾力性に優れた軟質の発泡部材層を設けた
構造が開示されている。
畳として、実開昭61−87829号公報には、ポリエ
チレン−ポリスチレン共重合体発泡体からなる芯
材とその上方のポリエチレン発泡体層との間に、
応力分散層としてベニヤ板を設け、上記芯材の下
面側に弾力性に優れた軟質の発泡部材層を設けた
構造が開示されている。
一方、他の畳の構造として、実開昭49−13504
号公報には、ポリエチレン、ポリスチレン等の合
成樹脂材料からなる芯材とその上方の緩衝材との
間に、応力分散層としてポリエチレンあるいはポ
リプロピレン、もしくはそれらの共重合体、もし
くはそれらの混合物に無機質充填材を配合したも
のからなるプラスチツク成形体を設け、上記芯材
の下面側に上記の応力分散層と同様の材料からな
るプラスチツク成形体を設けたものが開示されて
いる。
号公報には、ポリエチレン、ポリスチレン等の合
成樹脂材料からなる芯材とその上方の緩衝材との
間に、応力分散層としてポリエチレンあるいはポ
リプロピレン、もしくはそれらの共重合体、もし
くはそれらの混合物に無機質充填材を配合したも
のからなるプラスチツク成形体を設け、上記芯材
の下面側に上記の応力分散層と同様の材料からな
るプラスチツク成形体を設けたものが開示されて
いる。
また、特公昭54−4180号公報には、硬質ウレタ
ンフオームを圧縮して一部気泡破壊したものを芯
材とし、この下面側に裏地を設け、上面側に畳表
を設けたものが開示されている。
ンフオームを圧縮して一部気泡破壊したものを芯
材とし、この下面側に裏地を設け、上面側に畳表
を設けたものが開示されている。
ところが、柔道場用畳においては、畳の持ち運
びを容易にするために軽量化が望まれる一方、旧
来の藁製の畳ほどではないものの、大きい衝撃を
受けたときにも容易に移動せず、また振動しない
という、ある程度の重量に基づく安定性が要求さ
れる。この点から考えると、上記の実開昭61−
87829号公報に開示されている構造では、軽量化
は図られているものの、大きい衝撃に対して移動
および振動を防止する機能は得難いものとなつて
いる。また、この公報の構造では、芯材としてポ
リエチレン−ポリスチレン共重合発泡体を使用す
ることにより衝撃吸収性は比較的良好となるもの
の、競技者の体格が益々大型化し、より高い衝撃
吸収性が求められている今日の柔道場用畳として
考えた場合、未だ衝撃吸収性において不十分であ
る。また、応力分散層として使用されているベニ
ア板は、衝撃に弱く割れ易いという問題がある。
びを容易にするために軽量化が望まれる一方、旧
来の藁製の畳ほどではないものの、大きい衝撃を
受けたときにも容易に移動せず、また振動しない
という、ある程度の重量に基づく安定性が要求さ
れる。この点から考えると、上記の実開昭61−
87829号公報に開示されている構造では、軽量化
は図られているものの、大きい衝撃に対して移動
および振動を防止する機能は得難いものとなつて
いる。また、この公報の構造では、芯材としてポ
リエチレン−ポリスチレン共重合発泡体を使用す
ることにより衝撃吸収性は比較的良好となるもの
の、競技者の体格が益々大型化し、より高い衝撃
吸収性が求められている今日の柔道場用畳として
考えた場合、未だ衝撃吸収性において不十分であ
る。また、応力分散層として使用されているベニ
ア板は、衝撃に弱く割れ易いという問題がある。
一方、実開昭49−13504号公報に開示されてい
る構造においては、ポリエチレン、ポリスチレン
等の合成樹脂材料からなる芯材の上下両面に上記
のプラスチツク成形体が設けられ、全体の強度が
高められているものの、柔道場用畳として必要な
衝撃吸収性および耐圧縮性は低くなつている。こ
のため、柔道の例えば受身の際に加わつた衝撃を
的確に減衰して競技者の痛さを軽減し、怪我の発
生を防止する機能は備えることができない。
る構造においては、ポリエチレン、ポリスチレン
等の合成樹脂材料からなる芯材の上下両面に上記
のプラスチツク成形体が設けられ、全体の強度が
高められているものの、柔道場用畳として必要な
衝撃吸収性および耐圧縮性は低くなつている。こ
のため、柔道の例えば受身の際に加わつた衝撃を
的確に減衰して競技者の痛さを軽減し、怪我の発
生を防止する機能は備えることができない。
また、特公昭54−4180号公報に開示されている
構造においては、軽量化は図られているものの、
上記の場合と同様、大きい衝撃に対して移動およ
び振動を防止する機能は得難いものとなつてい
る。また、この公報の構造では、畳表と裏地との
間にウレタンフオーム層のみを有するものとなつ
ているため、動的な荷重が繰り返し加わつた場合
に、容易に元の状態に復元し難くなり、柔道場用
畳として必要な耐圧縮性を備えることができない
という問題点を有している。
構造においては、軽量化は図られているものの、
上記の場合と同様、大きい衝撃に対して移動およ
び振動を防止する機能は得難いものとなつてい
る。また、この公報の構造では、畳表と裏地との
間にウレタンフオーム層のみを有するものとなつ
ているため、動的な荷重が繰り返し加わつた場合
に、容易に元の状態に復元し難くなり、柔道場用
畳として必要な耐圧縮性を備えることができない
という問題点を有している。
従つて、本考案は、柔道場用畳として必要な耐
衝撃性、衝撃吸収性および耐圧縮性を備えるとと
もに、大きい衝撃を受けたときにも容易に移動せ
ずかつ振動しない安定性、並びに畳本来の重量感
と感触とを備え、かつ軽量化された柔道場用畳の
提供を目的としている。
衝撃性、衝撃吸収性および耐圧縮性を備えるとと
もに、大きい衝撃を受けたときにも容易に移動せ
ずかつ振動しない安定性、並びに畳本来の重量感
と感触とを備え、かつ軽量化された柔道場用畳の
提供を目的としている。
本考案の柔道場用畳は、上記の課題を解決する
ために、芯材となる藁層の下面に防水性の裏紙を
設けると共に、上記藁層の上面に、ポリエチレン
とスチレンとの共重合体からなる下硬質発泡樹脂
層と上硬質発泡樹脂層、ポリプロピレン板、架橋
ポリエチレンからなる軟質発泡樹脂層及び畳表を
この順序に積層して形成され、上記の下硬質発泡
樹脂層が、発泡性ポリエチレン−スチレン共重合
体粒子を発泡成形し、このポリエチレン−スチレ
ン共重合体の発泡体を、厚み方向30%〜70%の範
囲内で圧縮して一部気泡破壊して形成され、上記
の上硬質発泡樹脂層が、発泡性ポリエチレン−ス
チレン共重合体粒子を発泡成形して形成されてい
ることを特徴としている。
ために、芯材となる藁層の下面に防水性の裏紙を
設けると共に、上記藁層の上面に、ポリエチレン
とスチレンとの共重合体からなる下硬質発泡樹脂
層と上硬質発泡樹脂層、ポリプロピレン板、架橋
ポリエチレンからなる軟質発泡樹脂層及び畳表を
この順序に積層して形成され、上記の下硬質発泡
樹脂層が、発泡性ポリエチレン−スチレン共重合
体粒子を発泡成形し、このポリエチレン−スチレ
ン共重合体の発泡体を、厚み方向30%〜70%の範
囲内で圧縮して一部気泡破壊して形成され、上記
の上硬質発泡樹脂層が、発泡性ポリエチレン−ス
チレン共重合体粒子を発泡成形して形成されてい
ることを特徴としている。
上記の構成により、畳表面に加わつた衝撃は、
高い復元力を備えた架橋ポリエチレンからなる軟
質発泡樹脂層によつて一部吸収され、さらにその
応力は硬いポリプロピレン板、上硬質発泡樹脂層
および下硬質発泡樹脂層により順次各々の下側の
層の全体に的確に分散されていき、かつポリエチ
レン−スチレン共重合体の発泡体からなり、高い
衝撃吸収性を備えた上硬質発泡樹脂層、およびポ
リエチレン−スチレン共重合体の発泡体を厚み方
向に圧縮して一部気泡破壊して形成され、上硬質
発泡樹脂層よりもさらに高い衝撃吸収性を備えた
下硬質発泡樹脂層により順次吸収され、最終的に
藁層により吸収されて確実に減衰される。
高い復元力を備えた架橋ポリエチレンからなる軟
質発泡樹脂層によつて一部吸収され、さらにその
応力は硬いポリプロピレン板、上硬質発泡樹脂層
および下硬質発泡樹脂層により順次各々の下側の
層の全体に的確に分散されていき、かつポリエチ
レン−スチレン共重合体の発泡体からなり、高い
衝撃吸収性を備えた上硬質発泡樹脂層、およびポ
リエチレン−スチレン共重合体の発泡体を厚み方
向に圧縮して一部気泡破壊して形成され、上硬質
発泡樹脂層よりもさらに高い衝撃吸収性を備えた
下硬質発泡樹脂層により順次吸収され、最終的に
藁層により吸収されて確実に減衰される。
そして、本柔道場用畳は、藁層を芯材としてい
ることにより、大きい衝撃を受けたときにも容易
に移動せずかつ振動しない安定性、並びに畳本来
の重量感と感触とを備えている。また、畳床の一
部を藁層に代えた軽量構造としていることによ
り、即ち芯材となる藁層の上に下硬質発泡樹脂
層、上硬質発泡樹脂層、ポリプロピレン板および
軟質発泡樹脂層を積層した構成としていることに
より、全体として軽量化されている。さらに、こ
のような構造により、上記の各機能を備えながら
も、柔道場用畳として必要な耐衝撃性、衝撃吸収
性および耐圧縮性を備えるものとなつている。
ることにより、大きい衝撃を受けたときにも容易
に移動せずかつ振動しない安定性、並びに畳本来
の重量感と感触とを備えている。また、畳床の一
部を藁層に代えた軽量構造としていることによ
り、即ち芯材となる藁層の上に下硬質発泡樹脂
層、上硬質発泡樹脂層、ポリプロピレン板および
軟質発泡樹脂層を積層した構成としていることに
より、全体として軽量化されている。さらに、こ
のような構造により、上記の各機能を備えながら
も、柔道場用畳として必要な耐衝撃性、衝撃吸収
性および耐圧縮性を備えるものとなつている。
即ち、上記のように、藁層の上に軽量の上層部
を有する構成において、高い衝撃吸収性を得よう
とした場合、上記の上層部には、藁層に対する高
い応力分散機能と、限られた畳厚のために藁層で
不足する分の衝撃吸収性を十分に補う機能とが必
要である。そこで、本柔道場用畳においては、軟
質発泡樹脂層の下に応力分散層として硬いポリプ
ロピレン板を設けているが、応力分散機能を高め
るためにこのポリプロピレン板を厚くした場合、
柔道の受身の際、競技者に強い痛感を与えること
になる。そこで、さらに、ポリプロピレン板の下
に、高い衝撃吸収性を備えるとともに応力分散機
能も備え得る上記の上硬質発泡樹脂層を設けてい
る。また、藁層の上の上層部において十分な衝撃
吸収性を確保するため、上硬質発泡樹脂層と藁層
との間に、上硬質発泡樹脂層よりもさらに高い衝
撃吸収性を備えた上記の下硬質発泡樹脂層を備え
ている。このように、本柔道場用畳においては、
ポリプロピレン板と藁層との間を、上記の上硬質
発泡樹脂層と下硬質発泡樹脂層との2層構造とし
ていることにより、競技者に強い痛感を与えるこ
となく、高い衝撃吸収性が得られるものとなつて
いる。また、藁層上の上層部を構成する、ポリエ
チレン−スチレン共重合体の発泡体からなる上お
よび下硬質発泡樹脂層、およびポリプロピレン板
は高い耐衝撃性および耐圧縮性を有している。
を有する構成において、高い衝撃吸収性を得よう
とした場合、上記の上層部には、藁層に対する高
い応力分散機能と、限られた畳厚のために藁層で
不足する分の衝撃吸収性を十分に補う機能とが必
要である。そこで、本柔道場用畳においては、軟
質発泡樹脂層の下に応力分散層として硬いポリプ
ロピレン板を設けているが、応力分散機能を高め
るためにこのポリプロピレン板を厚くした場合、
柔道の受身の際、競技者に強い痛感を与えること
になる。そこで、さらに、ポリプロピレン板の下
に、高い衝撃吸収性を備えるとともに応力分散機
能も備え得る上記の上硬質発泡樹脂層を設けてい
る。また、藁層の上の上層部において十分な衝撃
吸収性を確保するため、上硬質発泡樹脂層と藁層
との間に、上硬質発泡樹脂層よりもさらに高い衝
撃吸収性を備えた上記の下硬質発泡樹脂層を備え
ている。このように、本柔道場用畳においては、
ポリプロピレン板と藁層との間を、上記の上硬質
発泡樹脂層と下硬質発泡樹脂層との2層構造とし
ていることにより、競技者に強い痛感を与えるこ
となく、高い衝撃吸収性が得られるものとなつて
いる。また、藁層上の上層部を構成する、ポリエ
チレン−スチレン共重合体の発泡体からなる上お
よび下硬質発泡樹脂層、およびポリプロピレン板
は高い耐衝撃性および耐圧縮性を有している。
従つて、本柔道場用畳は、柔道場用畳として必
要な耐衝撃性、衝撃吸収性および耐圧縮性を備え
るとともに、大きい衝撃を受けたときにも容易に
移動せずかつ振動しない安定性、並びに畳本来の
重量感と感触とを備え、かつ軽量化されたものと
なつている。
要な耐衝撃性、衝撃吸収性および耐圧縮性を備え
るとともに、大きい衝撃を受けたときにも容易に
移動せずかつ振動しない安定性、並びに畳本来の
重量感と感触とを備え、かつ軽量化されたものと
なつている。
本考案の一実施例を第1図に基づいて以下に説
明する。
明する。
本考案に係る柔道場用畳は、芯材となる藁層1
の下面に防水性の裏紙2を設けると共に、上記藁
層1の上面に、ポリエチレンとスチレンとの共重
合体からなる下および上硬質発泡樹脂層3,4、
ポリプロピレン板5、架橋ポリエチレンからなる
軟質発泡樹脂層6、及び畳表7をこの順序に積層
した構成となつている。
の下面に防水性の裏紙2を設けると共に、上記藁
層1の上面に、ポリエチレンとスチレンとの共重
合体からなる下および上硬質発泡樹脂層3,4、
ポリプロピレン板5、架橋ポリエチレンからなる
軟質発泡樹脂層6、及び畳表7をこの順序に積層
した構成となつている。
上記の藁層1は、従来より使用されている藁か
ら成り、本実施例では約40mmの厚みを有する。裏
紙2は、藁層1の防湿のため及び縫い糸の緊締に
よる藁層の破損防止のために設けられている。
ら成り、本実施例では約40mmの厚みを有する。裏
紙2は、藁層1の防湿のため及び縫い糸の緊締に
よる藁層の破損防止のために設けられている。
下硬質発泡樹脂層3は、ポリエチレン粒子を懸
濁中で分散させ、これに重合触媒を含むスチレン
モノマーを添加し、ポリエチレン粒子中で、モノ
マーを重合させ、これに易揮発性発泡剤を含浸さ
せて得た発泡性ポリエチレン−スチレン共重合体
粒子を発泡成形し、このポリエチレン−スチレン
共重合体の発泡体を、ロール等にて厚み方向に30
%〜70%の範囲内、本実施例では50%に圧縮して
一部気泡破壊してなるものである。
濁中で分散させ、これに重合触媒を含むスチレン
モノマーを添加し、ポリエチレン粒子中で、モノ
マーを重合させ、これに易揮発性発泡剤を含浸さ
せて得た発泡性ポリエチレン−スチレン共重合体
粒子を発泡成形し、このポリエチレン−スチレン
共重合体の発泡体を、ロール等にて厚み方向に30
%〜70%の範囲内、本実施例では50%に圧縮して
一部気泡破壊してなるものである。
また、上硬質発泡樹脂層4は、ポリエチレン粒
子を懸濁中で分散させ、これに重合触媒を含むス
チレンモノマーを添加し、ポリエチレン粒子中
で、モノマーを重合させ、これに易揮発性発泡剤
を含浸させて得た発泡性ポリエチレン−スチレン
共重合体粒子を発泡成形してなるものである。
子を懸濁中で分散させ、これに重合触媒を含むス
チレンモノマーを添加し、ポリエチレン粒子中
で、モノマーを重合させ、これに易揮発性発泡剤
を含浸させて得た発泡性ポリエチレン−スチレン
共重合体粒子を発泡成形してなるものである。
上記の上硬質発泡樹脂層4よりも下硬質発泡樹
脂層3の方が、硬く且つクツシヨン性が大きいの
で、効果的な衝撃力減衰機能が得られる。
脂層3の方が、硬く且つクツシヨン性が大きいの
で、効果的な衝撃力減衰機能が得られる。
下および上硬質発泡樹脂層3,4を上記のよう
な組成構造にしたのは、次の理由による。すなわ
ち、ポリスチレンフオーム単独の組成構造では、
通常の畳の芯材としては収縮度合も少なく好まし
いが、柔道場用畳としては硬すぎることになる。
また、発泡ポリエチレン単独の組成構造では、長
期使用中に気泡が破壊されて厚みが薄く変形する
とともに、温度変化によつて収縮するので、畳同
士の間に隙間が生じ、柔道場用畳としてはこれを
使用する上において甚だ危険を伴う。加えて、座
屈等の問題も招来することになる。そこで、上記
両素材の欠点を解消し、かつそれぞれが具備する
特性を併せ持たせるために、上記組成構造の下お
よび上硬質発泡樹脂層3,4を用いたのである。
なお、本実施例では、上記硬質発泡樹脂層3,4
は共に厚み6mmの板状を成している。
な組成構造にしたのは、次の理由による。すなわ
ち、ポリスチレンフオーム単独の組成構造では、
通常の畳の芯材としては収縮度合も少なく好まし
いが、柔道場用畳としては硬すぎることになる。
また、発泡ポリエチレン単独の組成構造では、長
期使用中に気泡が破壊されて厚みが薄く変形する
とともに、温度変化によつて収縮するので、畳同
士の間に隙間が生じ、柔道場用畳としてはこれを
使用する上において甚だ危険を伴う。加えて、座
屈等の問題も招来することになる。そこで、上記
両素材の欠点を解消し、かつそれぞれが具備する
特性を併せ持たせるために、上記組成構造の下お
よび上硬質発泡樹脂層3,4を用いたのである。
なお、本実施例では、上記硬質発泡樹脂層3,4
は共に厚み6mmの板状を成している。
ポリプロピレン板5は、本実施例では3mmの板
厚を有し、畳全体に適度の硬さと強度を与えてい
る。このポリプロピレン板5は、それ自体に硬さ
と粘りとを有していて、衝撃を受けても割れ或い
は欠損を生じ難く、かつ耐候性があり、経年によ
る収縮も少ないという特性を有している。さら
に、上記のように硬いポリプロピレン板5を用い
てこれを上硬質発泡樹脂層4の上に配設すること
により、畳表面から受けた衝撃を上硬質発泡樹脂
層4の全体にわたつて十分に分散させる機能を具
備することになる。
厚を有し、畳全体に適度の硬さと強度を与えてい
る。このポリプロピレン板5は、それ自体に硬さ
と粘りとを有していて、衝撃を受けても割れ或い
は欠損を生じ難く、かつ耐候性があり、経年によ
る収縮も少ないという特性を有している。さら
に、上記のように硬いポリプロピレン板5を用い
てこれを上硬質発泡樹脂層4の上に配設すること
により、畳表面から受けた衝撃を上硬質発泡樹脂
層4の全体にわたつて十分に分散させる機能を具
備することになる。
軟質発泡樹脂層6は、本実施例では厚み6mmの
板状を成し、組立て作業の簡便化のため両面に粘
着加工が施されている。この軟質発泡樹脂層6
は、経時的に収縮はするものの、比較的薄く設定
されているので畳全体の厚みからして問題となら
ない。なお、畳の幅方向ならびに長さ方向への収
縮は、後述の縫製加工および粘着加工による一体
化により発生しない。
板状を成し、組立て作業の簡便化のため両面に粘
着加工が施されている。この軟質発泡樹脂層6
は、経時的に収縮はするものの、比較的薄く設定
されているので畳全体の厚みからして問題となら
ない。なお、畳の幅方向ならびに長さ方向への収
縮は、後述の縫製加工および粘着加工による一体
化により発生しない。
畳表7は、ポリプロピレン製材料或いは藺草等
を織成したものからなり、本実施例では約1mmの
厚みを有している。
を織成したものからなり、本実施例では約1mmの
厚みを有している。
一方、下および上硬質発泡樹脂層3,4とポリ
プロピレン板5とは、畳の幅方向の5カ所に略均
等に分割して、かつ畳の長手方向に平行に施され
たミシン縫いによる縫製加工部8…にて一体化さ
れている。そして、裏紙2と藁層1と下および上
硬質発泡樹脂層3,4とポリプロピレン板5と
は、端部付近に縫製加工部9が施されて一体化さ
れている。上記の如く、裏紙2、藁層1、硬質発
泡樹脂層3,4及びポリプロピレン板5が一体に
縫製され、かつポリプロピレン板5、軟質発泡樹
脂層6及び畳表7が、両面粘着加工された軟質発
泡樹脂層6によつて貼着されることにより、各部
材が一体的に形成され、これによつて柔道場用畳
が構成されている。また、畳表7の畳側部がわ部
位および畳底面がわ部位は、天然ゴム系、合成ゴ
ム系、合成樹脂系、、或いはホツトメルト型等の
接着剤により貼着されている。
プロピレン板5とは、畳の幅方向の5カ所に略均
等に分割して、かつ畳の長手方向に平行に施され
たミシン縫いによる縫製加工部8…にて一体化さ
れている。そして、裏紙2と藁層1と下および上
硬質発泡樹脂層3,4とポリプロピレン板5と
は、端部付近に縫製加工部9が施されて一体化さ
れている。上記の如く、裏紙2、藁層1、硬質発
泡樹脂層3,4及びポリプロピレン板5が一体に
縫製され、かつポリプロピレン板5、軟質発泡樹
脂層6及び畳表7が、両面粘着加工された軟質発
泡樹脂層6によつて貼着されることにより、各部
材が一体的に形成され、これによつて柔道場用畳
が構成されている。また、畳表7の畳側部がわ部
位および畳底面がわ部位は、天然ゴム系、合成ゴ
ム系、合成樹脂系、、或いはホツトメルト型等の
接着剤により貼着されている。
上記の構成において、畳表7から加わつた衝撃
は、軟質発泡樹脂層6によつて一部吸収される。
さらにその応力は硬いポリプロピレン板5、ポリ
エチレン−スチレン共重合体の発泡体からなり、
高い衝撃吸収性を有する上硬質発泡樹脂層4、お
よびポリエチレン−スチレン共重合体の発泡体を
厚み方向に圧縮して一部気泡破壊して形成され、
上硬質発泡樹脂層4よりもさらに高い衝撃吸収性
を有する下硬質発泡樹脂層3により、順次各々の
下側の層の全体に的確に分散されていく。このと
き、上記の応力は、上硬質発泡樹脂層4と下硬質
発泡樹脂層3とにより順次吸収され、最終的に藁
層1により吸収されて確実に減衰される。
は、軟質発泡樹脂層6によつて一部吸収される。
さらにその応力は硬いポリプロピレン板5、ポリ
エチレン−スチレン共重合体の発泡体からなり、
高い衝撃吸収性を有する上硬質発泡樹脂層4、お
よびポリエチレン−スチレン共重合体の発泡体を
厚み方向に圧縮して一部気泡破壊して形成され、
上硬質発泡樹脂層4よりもさらに高い衝撃吸収性
を有する下硬質発泡樹脂層3により、順次各々の
下側の層の全体に的確に分散されていく。このと
き、上記の応力は、上硬質発泡樹脂層4と下硬質
発泡樹脂層3とにより順次吸収され、最終的に藁
層1により吸収されて確実に減衰される。
そして、本柔道場用畳は、藁層1を芯材として
いることにより、大きい衝撃を受けたときにも容
易に移動せずかつ振動しない安定性、並びに畳本
来の重量感と感触とを備えている。また、畳床の
一部を藁層1に代えた軽量構造としていることに
より、即ち芯材となる藁層1の上に下硬質発泡樹
脂層3、上硬質発泡樹脂層4、ポリプロピレン板
5および軟質発泡樹脂層6を積層した構成として
いることにより、全体として軽量化されている。
さらに、このような構造により、上記の各機能を
備えながらも、柔道場用畳として必要な耐衝撃
性、衝撃吸収性および耐圧縮性を備えるものとな
つている。
いることにより、大きい衝撃を受けたときにも容
易に移動せずかつ振動しない安定性、並びに畳本
来の重量感と感触とを備えている。また、畳床の
一部を藁層1に代えた軽量構造としていることに
より、即ち芯材となる藁層1の上に下硬質発泡樹
脂層3、上硬質発泡樹脂層4、ポリプロピレン板
5および軟質発泡樹脂層6を積層した構成として
いることにより、全体として軽量化されている。
さらに、このような構造により、上記の各機能を
備えながらも、柔道場用畳として必要な耐衝撃
性、衝撃吸収性および耐圧縮性を備えるものとな
つている。
即ち、上記のように、藁層1の上に軽量の上層
部を有する構成において、高い衝撃吸収性を得よ
うとした場合、上記の上層部には、藁層1に対す
る高い応力分散機能と、限られた畳厚のために藁
層1で不足する分の衝撃吸収性を十分に補う機能
とが必要である。そこで、本柔道場用畳において
は、軟質発泡樹脂層6の下に応力分散層として硬
いポリプロピレン板5を設けているが、応力分散
機能を高めるためにこのポリプロピレン板5を厚
くした場合、柔道の受身の際、競技者に強い痛感
を与えることになる。そこで、さらに、ポリプロ
ピレン板5の下に、高い衝撃吸収性を備えるとと
もに応力分散機能も備え得る上硬質発泡樹脂層4
を設けている。また、藁層の上の上層部において
十分な衝撃吸収性を確保するため、上硬質発泡樹
脂層4と藁層1との間に、上硬質発泡樹脂層4よ
りもさらに高い衝撃吸収性を備えた下硬質発泡樹
脂層3を備えている。このように、本柔道場用畳
においては、ポリプロピレン板5と藁層1との間
を、上硬質発泡樹脂層4と下硬質発泡樹脂層3と
の2層構造としていることにより、競技者に強い
痛感を与えることなく、高い衝撃吸収性が得られ
るものとなつている。
部を有する構成において、高い衝撃吸収性を得よ
うとした場合、上記の上層部には、藁層1に対す
る高い応力分散機能と、限られた畳厚のために藁
層1で不足する分の衝撃吸収性を十分に補う機能
とが必要である。そこで、本柔道場用畳において
は、軟質発泡樹脂層6の下に応力分散層として硬
いポリプロピレン板5を設けているが、応力分散
機能を高めるためにこのポリプロピレン板5を厚
くした場合、柔道の受身の際、競技者に強い痛感
を与えることになる。そこで、さらに、ポリプロ
ピレン板5の下に、高い衝撃吸収性を備えるとと
もに応力分散機能も備え得る上硬質発泡樹脂層4
を設けている。また、藁層の上の上層部において
十分な衝撃吸収性を確保するため、上硬質発泡樹
脂層4と藁層1との間に、上硬質発泡樹脂層4よ
りもさらに高い衝撃吸収性を備えた下硬質発泡樹
脂層3を備えている。このように、本柔道場用畳
においては、ポリプロピレン板5と藁層1との間
を、上硬質発泡樹脂層4と下硬質発泡樹脂層3と
の2層構造としていることにより、競技者に強い
痛感を与えることなく、高い衝撃吸収性が得られ
るものとなつている。
また、藁層1上の上層部を構成する、ポリエチ
レン−スチレン共重合体の発泡体からなる下およ
び上硬質発泡樹脂層3,4、およびポリプロピレ
ン板5は高い耐衝撃性および耐圧縮性を有してい
る。特に、下および上硬質発泡樹脂層3,4は適
度の硬さと粘りを有するため、大きな衝撃が加わ
つた場合であつても、割れ或いは欠損を生じ難
く、かつ耐候性があり、経年による収縮も少なく
形崩れしない。また、架橋ポリエチレンからなる
軟質発泡樹脂層6は、適度の柔軟性を有すると共
に、高い復元力を有することにより、畳表面に畳
本来の感触を付与している。
レン−スチレン共重合体の発泡体からなる下およ
び上硬質発泡樹脂層3,4、およびポリプロピレ
ン板5は高い耐衝撃性および耐圧縮性を有してい
る。特に、下および上硬質発泡樹脂層3,4は適
度の硬さと粘りを有するため、大きな衝撃が加わ
つた場合であつても、割れ或いは欠損を生じ難
く、かつ耐候性があり、経年による収縮も少なく
形崩れしない。また、架橋ポリエチレンからなる
軟質発泡樹脂層6は、適度の柔軟性を有すると共
に、高い復元力を有することにより、畳表面に畳
本来の感触を付与している。
従つて、本柔道場用畳は、柔道場用畳として必
要な耐衝撃性、衝撃吸収性および耐圧縮性を備え
るとともに、大きい衝撃を受けたときにも容易に
移動せずかつ振動しない安定性、並びに畳本来の
重量感と感触とを備え、かつ軽量化されたものと
なつている。
要な耐衝撃性、衝撃吸収性および耐圧縮性を備え
るとともに、大きい衝撃を受けたときにも容易に
移動せずかつ振動しない安定性、並びに畳本来の
重量感と感触とを備え、かつ軽量化されたものと
なつている。
さらに、上硬質発泡樹脂層4と、軟質発泡樹脂
層6との間に、薄いポリプロピレン板5が介装さ
れていることにより、畳は全体に適度の硬さと強
度を保有し、かつ好適な厚みに設定される。即
ち、畳は硬過ぎても柔らか過ぎても良い畳とはい
えず、特に柔道場に使用した場合に、硬過ぎれ
ば、競技者に過度の痛感を与え、かつ衝撃を充分
に吸収することができず、競技者の安全を保持す
ることができない。逆に、柔らか過ぎれば、足が
畳に食い込むことになるため、足技が使い難くな
ると共に、捻挫等の怪我を招来することになる。
本柔道場用畳では、上硬質発泡樹脂層4と軟質発
泡樹脂層6との間に、ポリプロピレン板5を介装
し、藁層1、下および上硬質発泡樹脂層3,4、
ポリプロピレン板5及び軟質発泡樹脂層6からな
る積層体を構成することにより、藁層1や下およ
び上硬質発泡樹脂層3,4等の硬さと相まつて、
畳全体に適度の硬さを付与している。また、芯材
を成す藁層1は、その厚みが厚いほど畳の強度を
高めることができるが、床材として使用する畳は
略一定の厚さに形成する必要がある。そこで、高
い強度を有する薄いポリプロピレン板5を上記の
如く設けることにより、藁層1の厚みを本実施例
のように40mmに抑え、畳全体として充分な強度を
得ると共に、その厚みを所定値に維持できるので
ある。
層6との間に、薄いポリプロピレン板5が介装さ
れていることにより、畳は全体に適度の硬さと強
度を保有し、かつ好適な厚みに設定される。即
ち、畳は硬過ぎても柔らか過ぎても良い畳とはい
えず、特に柔道場に使用した場合に、硬過ぎれ
ば、競技者に過度の痛感を与え、かつ衝撃を充分
に吸収することができず、競技者の安全を保持す
ることができない。逆に、柔らか過ぎれば、足が
畳に食い込むことになるため、足技が使い難くな
ると共に、捻挫等の怪我を招来することになる。
本柔道場用畳では、上硬質発泡樹脂層4と軟質発
泡樹脂層6との間に、ポリプロピレン板5を介装
し、藁層1、下および上硬質発泡樹脂層3,4、
ポリプロピレン板5及び軟質発泡樹脂層6からな
る積層体を構成することにより、藁層1や下およ
び上硬質発泡樹脂層3,4等の硬さと相まつて、
畳全体に適度の硬さを付与している。また、芯材
を成す藁層1は、その厚みが厚いほど畳の強度を
高めることができるが、床材として使用する畳は
略一定の厚さに形成する必要がある。そこで、高
い強度を有する薄いポリプロピレン板5を上記の
如く設けることにより、藁層1の厚みを本実施例
のように40mmに抑え、畳全体として充分な強度を
得ると共に、その厚みを所定値に維持できるので
ある。
また、裏紙2、藁層1、硬質発泡樹脂層3,
4、ポリプロピレン板5及び軟質発泡樹脂層6が
縫製され、かつ畳表7が貼着されていることによ
り、ずれ及び皺や畳表面のふくらみ等が生じ難く
なり、各部材が破損し難いようになつている。
4、ポリプロピレン板5及び軟質発泡樹脂層6が
縫製され、かつ畳表7が貼着されていることによ
り、ずれ及び皺や畳表面のふくらみ等が生じ難く
なり、各部材が破損し難いようになつている。
本考案の柔道場用畳は、以上のように、芯材と
なる藁層の下面に防水性の裏紙を設けると共に、
上記藁層の上面に、ポリエチレンとスチレンとの
共重合体からなる下硬質発泡樹脂層と上硬質発泡
樹脂層、ポリプロピレン板、架橋ポリエチレンか
らなる軟質発泡樹脂層及び畳表をこの順序に積層
して形成され、上記の下硬質発泡樹脂層が、発泡
性ポリエチレン−スチレン共重合体粒子を発泡成
形し、このポリエチレン−スチレン共重合体の発
泡体を、厚み方向に30%〜70%の範囲内で圧縮し
て一部気泡破壊して形成され、上記の上硬質発泡
樹脂層が、発泡性ポリエチレン−スチレン共重合
体粒子を発泡成形して形成されている構成であ
る。
なる藁層の下面に防水性の裏紙を設けると共に、
上記藁層の上面に、ポリエチレンとスチレンとの
共重合体からなる下硬質発泡樹脂層と上硬質発泡
樹脂層、ポリプロピレン板、架橋ポリエチレンか
らなる軟質発泡樹脂層及び畳表をこの順序に積層
して形成され、上記の下硬質発泡樹脂層が、発泡
性ポリエチレン−スチレン共重合体粒子を発泡成
形し、このポリエチレン−スチレン共重合体の発
泡体を、厚み方向に30%〜70%の範囲内で圧縮し
て一部気泡破壊して形成され、上記の上硬質発泡
樹脂層が、発泡性ポリエチレン−スチレン共重合
体粒子を発泡成形して形成されている構成であ
る。
これにより、柔道場用畳として必要な耐衝撃
性、衝撃吸収性および耐圧縮性を備えるととも
に、大きい衝撃を受けたときにも容易に移動せず
かつ振動しない安定性、並びに畳本来の重量感と
感触とを備え、かつ軽量であるという効果を奏す
る。
性、衝撃吸収性および耐圧縮性を備えるととも
に、大きい衝撃を受けたときにも容易に移動せず
かつ振動しない安定性、並びに畳本来の重量感と
感触とを備え、かつ軽量であるという効果を奏す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面説明図
である。 1は藁層、2は裏紙、3,4は硬質発泡樹脂
層、5はポリプロピレン板、6は軟質発泡樹脂
層、7は畳表である。
である。 1は藁層、2は裏紙、3,4は硬質発泡樹脂
層、5はポリプロピレン板、6は軟質発泡樹脂
層、7は畳表である。
Claims (1)
- 芯材となる藁層の下面に防水性の裏紙を設ける
と共に、上記藁層の上面に、ポリエチレンとスチ
レンとの共重合体からなる下硬質発泡樹脂層と上
硬質発泡樹脂層、ポリプロピレン板、架橋ポリエ
チレンからなる軟質発泡樹脂層及び畳表をこの順
序に積層して形成され、上記の下硬質発泡樹脂層
が、発泡性ポリエチレン−スチレン共重合体粒子
を発泡成形し、このポリエチレン−スチレン共重
合体の発泡体を、厚み方向に30%〜70%の範囲内
で圧縮して一部気泡破壊して形成され、上記の上
硬質発泡樹脂層が、発泡性ポリエチレン−スチレ
ン共重合体粒子を発泡成形して形成されているこ
とを特徴とする柔道場用畳。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2954587U JPH0536900Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2954587U JPH0536900Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63136142U JPS63136142U (ja) | 1988-09-07 |
| JPH0536900Y2 true JPH0536900Y2 (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=30833522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2954587U Expired - Lifetime JPH0536900Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0536900Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP2954587U patent/JPH0536900Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63136142U (ja) | 1988-09-07 |
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