JPH0537155Y2 - - Google Patents

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JPH0537155Y2
JPH0537155Y2 JP2586089U JP2586089U JPH0537155Y2 JP H0537155 Y2 JPH0537155 Y2 JP H0537155Y2 JP 2586089 U JP2586089 U JP 2586089U JP 2586089 U JP2586089 U JP 2586089U JP H0537155 Y2 JPH0537155 Y2 JP H0537155Y2
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porous
partition
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は簡易パーテイシヨンに係り、詳しく
は、パーテイシヨン内部から例えば好みの香りを
つけた涼風をパーテイシヨン壁より外部に送風す
ることのできる簡易パーテイシヨンに係る。
従来の技術 従来の簡易パーテイシヨンとしては、例えば第
4図に示すように鉄板若しくは木材を芯材20と
し、この芯材で外形を維持すると共に、芯材周囲
にはグラスウール21を充填し、このグラスウー
ル表面を織布22で被覆したものがある。このパ
ーテイシヨンは主として吸音用に使用されるもの
で、芯材と織布との間にグラスウールを充填し、
吸音性能を高めるようにしたものであつて、これ
を用いることにより各種の事務器ならびに会話な
どの室内騒音を排除することができる。
しかしながら、このような従来のグラスウール
を充填したパーテイシヨンにあつては、吸音材料
としてのグラスウールによる吸音効果はすぐれて
いるものの、グラスウール自体は数ミクロン程度
の線径であり、長繊維ばかりでなく、中には線径
とほぼ同等の短繊維が混在しており、これを長期
間使用すると、器物、人体の接触などにより繊維
が破壊されるような材質となるため、細かいグラ
スウールがクロスなどの表皮層を通して外部に飛
散し、例えば、人体内に吸引され、肺ガンを誘発
するという問題がある。
また、近年、事務所等においては人間の作業環
境を向上させ仕事の能率を高めるため、吸音性以
外に涼風や香風を送風する機能等を付加させたパ
ーテイシヨンの出現が要望されるようになつた。
以上要するに、従来例では芯材と織布との間に
グラスウールを充填した吸音パーテイシヨンが知
られているが、グラスウールを用いずに吸音する
ことができ、更に、涼風又は好みに応じた香風を
室内に送風し、より快適な作業環境を創出するこ
とができるパーテイシヨンは全く知られていな
い。
考案が解決しようとする課題 本考案はこれらの問題の解決を目的とし、具体
的には、吸音性を有し、かつ涼風又は香風が送風
することができる簡易パーテイシヨンを提案する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段ならびにその作用 すなわち、本考案は、片面若しくは両面が連通
孔を有する多孔質Al板から構成され、この多孔
質Al板の背面に空気部を有する立体状構造体か
ら成り、この構造体の内部に送風手段若しくは送
風手段ならびに芳香剤含浸基体とを具えてなるこ
とを特徴とする。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第1図ならびに第2図はそれぞれ本考案に係る
一つの実施例の簡易パーテイシヨンの縦断面図で
あり、第3図は中心周波数と吸音率との関係を示
すグラフであり、第4図は従来例の一例の縦断面
図である。
符号1は多孔質Al板、2は鋼板、10は送風
手段、10Aはフアン、10Bはモータ、15は
支持体、15A,15Bは枠体、16は開閉手
段、20は芯材、21はグラスウール、22は織
布、30は芳香剤含浸基体を示す。
まず、第1図のパーテイシヨンは多孔質Al板
1と鋼板2とを互いに平行でこれらの間に空間部
を有する立体状構造体から構成され、更に、この
鋼板2の内側の多孔質Al板側に支持体15を接
合し、この支持体15と鋼板2との間に所定の長
さの枠体15A,15Bを上下方向に間隔を置い
て配設し、この枠体15A上に送風手段10を配
置したものから構成されている。多孔質Al板1
としては連通孔を有し、その平均粒径が100〜
300μmのものを主体とするAl若しくはAl合金粉
末焼結板が好ましく用いられる。
このような多孔質Al板は例えば本願出願人が
提案した特開昭53−90113号公報に記載されたAl
若しくはAl合金粉末を無加圧で高温焼結する方
法によつて得られる。このようにして得られる多
孔質Al板は従来例のグラスウール吸音材と同等
以上のすぐれた吸音性能を示す。
立体状構造体は断面が四角、多角等の箱型のも
ので、少なくとも片面が多孔質Al板1から構成
し、他面が鋼板2から構成し、これらの間に空間
部を有するようにしたものである。多孔質Al板
1と支持体15との間には層状の空間部を有する
が、その空間部の距離は例えば50m/m以上が好
ましい。支持体15としては例えば木材等があげ
られるが、これはパーテイシヨンの外形状を維持
する骨格であり、面板であつてもよいが、第1図
のように更に枠15A,15Bを設けた格子状で
あつてもよい。また、支持体15としては例えば
0.8m/mのカラー鋼板があげられる。なお、上
記の各数値はいずれも一例であつて、本考案はこ
れらによつて限定されるものではない。更に、多
孔質Al板や鋼板に織布等のクロス張りをするこ
とができ、多孔質Al板に被覆しても吸音性能は
何ら変化せず、一方、カラー鋼板側に被覆するこ
とは外観品質を向上する。また、支持体15と同
材質の枠体15A,15Bを適当な位置の支持体
15と多孔質Al板との間に介持させると、曲げ
剛性を確保することができる。枠体15A,15
Bは支持体15と強固にネジ接合され、一方、多
孔質Al板とビス止め及び接着剤にて締結される。
送風手段10はフアン10Aとモータ10Bと
から構成され、この送風手段10は枠体15Aの
上に載置される。
また、図示しない入力コードはパーテイシヨン
外の屋内コンセントに接続され、一方、送風手段
10のON/OFFスイツチはパーテイシヨンの適
宜な箇所に取付けられている。送風手段10は入
力コンセント電源に接続されたスイツチをONの
状態とすると、モータ10Bは励起されフアン1
0Aが回転し、このフアン10Aはパーテイシヨ
ン内部の空気を多孔質Al板の連通孔を介してパ
ーテイシヨン外に送風する。多孔質Al板の送風
面を部分開口若しくはルーバー等の送風口構造と
することも当然可能であるが、第1図のように多
孔質Al板を片面全面に用いる構造としても、敢
えて他の送風口を設ける必要がなく、また、使用
する側にとつてみると、表面のフラツトな美観を
損なうことがない。このようなパーテイシヨンの
設置するには事務器音及び会話音は多孔質Al板
側に配するようにすればよい。かかる騒音、すな
わち、空気振動は多孔質Al板1に到達すると、
該部で摩擦エネルギーに一部変換され減音する。
通過音は鋼板2と反射して再び多孔質Al板1に
変換され減音する。更に、第3図で示すように音
の中心周波数の1/4の距離寸法を前記したパーテ
イシヨン内部の空間層厚さとすることにより、入
力波と反射波が相殺され、効果的な吸音効果をも
たらす。
すなわち、第3図は空間層厚さを夫々50、75、
90、100m/mとした場合、各空間層厚さにおけ
る騒音周波数と吸音率との関係を示している。例
えば、騒音の周波数が高周波数であれば空間層厚
さは薄く設計し、一方、騒音周波数が低周波数で
あれば空間層厚さは厚く設計するなどの方法が適
宜採られる。
上記実施例では多孔質Al板をパーテイシヨン
の片面に配設した構造の例で説明したが、パーテ
イシヨンの両面に配設した構造であつてもよく、
例えば第1図に示す構造例のものを2部準備し、
それを鋼板2に夫々背面接合した1体構造とすれ
ば両面から送風手段10からの送風が排気され
る。
第2図の簡易パーテイシヨンは第1図の簡易パ
ーテイシヨンにおいて、送風手段10の送風方向
に向つて、パーテイシヨン内部に芳香剤含浸基体
30とこの芳香剤含浸基体30を出入れする開閉
手段16を支持体15ならびに鋼板21に配設し
たものから構成される。芳香剤含浸基体30はフ
エルト繊維等の含浸性良好な材料をプレス圧縮し
た基体を芳香液中に真空含浸させたものである
が、この他にガラスビン等の容器に芳香液を充填
したものを送風手段10の前面に配してもよい。
芳香剤含浸基体30は枠体15Aに設けた凹部に
設置すると、送風による位置ずれを防止すること
ができる。また、開閉手段16はパーテイシヨン
背面において支持体15ならびに鋼板2の適当な
位置に配設するが、芳香剤の挿入及び取換えが容
易な位置に設けることが好ましい。モータフアン
用電源の入力によりフアン10Aは回転し、パー
テイシヨン内部の空気を送風する際に、芳香剤含
浸基体30に含浸されている香気を共に運び、香
気は多孔質Al板1の連通孔を通つてパーテイシ
ヨン外に流れる。
以上説明したように、本考案では香料を使用し
ない構造の場合であつてもよく、また、香料を使
用する場合であつても、送風流路内に数種の香料
を配し、押ボタン式香料収納容器蓋開閉機構によ
り、適宜その内の一つを選択する方式であつても
よい。
本考案は上記の簡易パーテイシヨンだけでな
く、これ以外に床から天井部まで連続する間仕切
りパーテイシヨン及びローパーテイシヨンと称さ
れる衝立式パーテイシヨンを含むものであり、い
ずれのパーテイシヨンも基本的には実施例で説明
した構成のものと特段の差はなく、その効果も同
様である。
〈考案の効果〉 以上詳しく説明したように、本考案は、片面若
しくは両面が連通孔を有する多孔質Al板から構
成され、この多孔質Al板の背面に空気部を有す
る立体状構造体から成り、この構造体の内部に送
風手段若しくは送風手段ならびに芳香剤含浸基体
とを具えてなることを特徴とする。
本考案によれば、連通孔を有する多孔質Al板
を少なくとも片面若しくは両面に構成し、内部に
送風手段若しくは送風手段ならびに芳香剤含浸基
体を配設した構造としたため、送風に伴ない香気
が多孔質Al板の連通孔を介して室内に流れ、清
涼感を創出すると同時に、従来のグラスウールの
飛散による健康問題を憂慮することなく使用でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ならびに第2図はそれぞれ本考案に係る
一つの実施例の簡易パーテイシヨンの縦断面図、
第3図は中心周波数と吸音率との関係を示すグラ
フ、第4図は従来例の一例の縦断面図である。 符号、1……多孔質Al板、2……鋼板、10
……送風手段、10A……フアン、10B……モ
ータ、15……支持体、16……開閉手段、20
……芯材、21……グラスウール、22……織
布、30……芳香剤含浸基体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 片面若しくは両面が連通孔を有する多孔質Al
    板から構成され、この多孔質Al板の背面に空気
    部を有する立体状構造体から成り、この構造体の
    内部に送風手段若しくは送風手段ならびに芳香剤
    含浸基体とを具えてなることを特徴とする簡易パ
    ーテイシヨン。
JP2586089U 1989-03-07 1989-03-07 Expired - Lifetime JPH0537155Y2 (ja)

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JP2586089U JPH0537155Y2 (ja) 1989-03-07 1989-03-07

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JP2586089U JPH0537155Y2 (ja) 1989-03-07 1989-03-07

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