JPH053743U - 軸封装置 - Google Patents
軸封装置Info
- Publication number
- JPH053743U JPH053743U JP5928891U JP5928891U JPH053743U JP H053743 U JPH053743 U JP H053743U JP 5928891 U JP5928891 U JP 5928891U JP 5928891 U JP5928891 U JP 5928891U JP H053743 U JPH053743 U JP H053743U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- mechanical seal
- electric heater
- sealing
- sliding ring
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メカニカルシール30の密封摺動面Sの潤滑
性や密封性を適切に調整でき、密封摺動面Sの固着や凍
結の解除を容易にする。 【構成】 ハウジング10にメカニカルシール30の固
定摺動環31を気密的に嵌着し、互いに軸方向に対向接
触するハウジング10と固定摺動環31の衝合面10
a,31aのうちのいずれか一方に凹部31bを形成
し、凹部31bに外部から任意の電流が導通される電気
ヒータ40を収容し、電気ヒータ40とハウジング10
との間に断熱材41を介在させたものである。
性や密封性を適切に調整でき、密封摺動面Sの固着や凍
結の解除を容易にする。 【構成】 ハウジング10にメカニカルシール30の固
定摺動環31を気密的に嵌着し、互いに軸方向に対向接
触するハウジング10と固定摺動環31の衝合面10
a,31aのうちのいずれか一方に凹部31bを形成
し、凹部31bに外部から任意の電流が導通される電気
ヒータ40を収容し、電気ヒータ40とハウジング10
との間に断熱材41を介在させたものである。
Description
【0001】
本考案は、機器の回転軸の軸周を密封する軸封装置に関し、とくにメカニカル シールで密封を行なうものに関する。
【0002】
従来から、機器の回転軸を軸封する手段としてメカニカルシールが知られてい るが、密封対象が高粘度液である場合はメカニカルシールの密封摺動面間の潤滑 が良好になされず、あるいは密封摺動面が高粘度液で固着されることがあり、密 封対象が0℃以下の低温流体である場合はメカニカルシールに大気中の水蒸気が 凍結することがあった。
【0003】 また、メカニカルシールは摺動に伴う発熱によって密封摺動面のみが高温にな り、このため熱による摺動環の歪、ひいては密封摺動面の歪が生じて、潤滑性や 密封性が不安定になることがあった。
【0004】
本考案は、上記のような事情に基づいてなされたもので、その目的とするとこ ろは、メカニカルシールの密封摺動面の潤滑性や密封性を適切に調整でき、固着 や凍結の解除を容易にすることにある。
【0005】
上記課題を解決するため、本考案に係る軸封装置は、ハウジングにメカニカル シールの固定摺動環を気密的に嵌着し、互いに軸方向に対向接触する固定摺動環 とハウジングの衝合面のうちのいずれか一方に凹部を形成し、この凹部に外部か ら任意の電流が導通される電気ヒータを収容し、この電気ヒータとハウジングと の間に断熱材を介在させたものである。
【0006】
上記構成によると、ハウジングまたは固定摺動環の衝合面に形成した凹部内の 電気ヒータによって、メカニカルシールの固定摺動環を密封摺動面と反対側から 任意に加熱することができるので、メカニカルシールの密封摺動面の温度を使用 条件に合わせて任意に調整し、密封摺動面に介在する密封対象液の粘度を適切に 維持したり、凍結を解除したり、固定摺動環の密封摺動面側と背面側の熱的な不 均衡を是正して摺動熱による密封摺動面の歪を緩和することができる。
【0007】 また、電気ヒータとハウジングの間に介在させた断熱材は、電気ヒータの熱が ハウジングに吸収されるのを防止して、固定摺動環を効率的に熱を供給させるた めのものである。
【0008】
図1は、本考案に係る軸封装置の第一の実施例を示すもので、10はハウジン グ、20はハウジング10の軸孔に挿通された回転軸、30はハウジング10と 回転軸20の間に装着されたメカニカルシールである。メカニカルシール30は 、ハウジング10側に設けられた非回転の固定摺動環31と、回転軸20側に設 けられて固定摺動環31と軸方向に対向する回転摺動環33を有し、回転摺動環 33がバネ37で弾性付勢された回転型シール構造となっている。
【0009】 ハウジング10のフランジ部11内径には収容部12が形成されている。メカ ニカルシール30の固定摺動環31は、この収容部12内に嵌着されて外周面の 隙間をガスケット32で密封され、非回転状態に拘束されている。
【0010】 メカニカルシール30の回転摺動環33は、回転軸20の外周面に軸パッキン 34を介して軸方向移動自在に設けられ、カラー35,コンプレッションリング 36を介して回転軸20と一体に回転するとともに、カラー35で支持したバネ 37の付勢力によって固定摺動環31に押し付けられ、密封摺動面Sを形成して いる。
【0011】 収容部12内の端面(衝合面)10aと軸方向に対向接触する固定摺動環31 の反密封摺動面(衝合面)31aには環状の凹部31bが形成されており、この 凹部31b内には電気ヒータ40が収容され、電気ヒータ40とハウジング10 の衝合面10aとの間は、凹部31bの開口に封着した断熱材41で断熱されて いる。電気ヒータ40から延びる導線42は、ハウジング10のフランジ部11 に開設した孔14,15を通じて外部へ導出され、電源43、スイッチ44及び 可変抵抗器45を直列に接続した回路を構成している。
【0012】 本実施例によると、密封対象液Aが高粘度液である場合や、0℃以下の低温液 体である場合など、必要に応じてスイッチ44を閉じ、電気ヒータ40を発熱さ せて固定摺動環31を反密封摺動面(衝合面31a)側から加熱する。このため 、機器の始動前の高粘度液による密封摺動面Sの固着状態を解除したり、低温に より大気中の水分が密封摺動面S近傍に氷結した状態を容易に解除することがで きる。
【0013】 そして、可変抵抗器45で電流を制御することによって、電気ヒータ40の発 熱量を任意に調整することができるため、密封摺動面Sの温度を個々の使用条件 に応じて適切に制御し、良好な潤滑状態を得ることができ、摺動熱を発生する密 封摺動面S側と衝合面31a側での温度差による固定摺動環31の歪を緩和し、 密封摺動面Sからの漏れの増大を防止することができる。
【0014】 電気ヒータ40からハウジング10への熱の逃げは、断熱材41によって遮ら れているので、ヒータの容量を小さくすることができ、消費電力の増大や装置の 大型化が抑えられる。
【0015】 また、図2は本考案の第二実施例を示すもので、図1における固定摺動環31 の凹部31bに代えて、ハウジング10の収容部12内の衝合面10aに環状の 凹部10bが形成されており、この凹部10b内に、電気ヒータ40を断面コ字 形の断熱材41を介して収容したものである。その他の構成は、図1と同様であ る。
【0016】 本実施例によると、鋼材からなるハウジング10への凹部10bの加工が容易 であるため、たとえば固定摺動環31が小型、小径であったりセラミックや超硬 合金等の硬質・脆性材料からなっていて、固定摺動環31への凹部31bの加工 が困難である場合等に、とくに有用であり、図1に示す先の実施例とほぼ同様の 効果を奏する。
【0017】
以上、本考案によると、電気ヒータによって、メカニカルシールの固定摺動環 をその反密封摺動面側から任意の熱量で加熱し、高粘度又は低温の密封対象液に よるメカニカルシールの密封摺動面の固着や凍結の解除を容易にすることができ 、固定摺動環の密封摺動面側と反密封摺動面側の熱的不均衡による歪を緩和して 潤滑性や密封性を適切に制御することができる。
【図1】本考案の第一実施例を示す概略構成説明図であ
る。
る。
【図2】本考案の第二実施例を示す概略構成説明図であ
る。
る。
10 ハウジング 10a,31a 衝合面 10b,31b 凹部 12 収容部 20 回転軸 30 メカニカルシール 31 固定摺動環 33 回転摺動環 40 電気ヒータ 41 断熱材 45 可変抵抗器
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ハウジングにメカニカルシールの固定摺
動環を気密的に嵌着し、互いに軸方向に対向接触する固
定摺動環とハウジングの衝合面のうちのいずれか一方に
凹部を形成し、この凹部に外部から任意の電流が導通さ
れる電気ヒータを収容し、この電気ヒータとハウジング
との間に断熱材を介在させたことを特徴とする軸封装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5928891U JPH053743U (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 軸封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5928891U JPH053743U (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 軸封装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053743U true JPH053743U (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=13109052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5928891U Withdrawn JPH053743U (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 軸封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH053743U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005133852A (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-26 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | コンタミレスの耐食性軸封装置 |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP5928891U patent/JPH053743U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005133852A (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-26 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | コンタミレスの耐食性軸封装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |