JPH0537694U - 船尾管緊急用シール - Google Patents

船尾管緊急用シール

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JPH0537694U
JPH0537694U JP089799U JP8979991U JPH0537694U JP H0537694 U JPH0537694 U JP H0537694U JP 089799 U JP089799 U JP 089799U JP 8979991 U JP8979991 U JP 8979991U JP H0537694 U JPH0537694 U JP H0537694U
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JP
Japan
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seal
inner peripheral
seal ring
lips
stern tube
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Pending
Application number
JP089799U
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English (en)
Inventor
昇 石上
Original Assignee
キーパー株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0537694U publication Critical patent/JPH0537694U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 船尾管シール装置における緊急用シールの密
封性および耐久性を高めること。 【構成】 シールリング11の内周面11aに内径の異
なる複数の環状リップ12または網目状リップを設け
る。シールリング11の内周面11aの形状は、全体が
平面、凸面、凹面またはテーパ面もしくはこれらの組み
合わせである。緊急時には、シールリング11に圧縮流
体を供給して軸に一番近いリップ12を圧接して海水等
の流入を防止するが、シール性が低下した場合は圧縮流
体の供給圧力を高めて、隣接する他のリップ12を軸に
圧接させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、船尾管用シール装置の主シールの補助シールとして使用される船尾 管緊急用シールに関する。
【0002】
【従来の技術】
船尾管用シール装置においては、主シールが故障した場合あるいはメンテナン ス時に、主シールよりも船尾側に設けた緊急用シールを作動させて、海水等の船 内への侵入を一時的に防止し、その間に主シールを修理、交換したり、または保 守点検を行なう。
【0003】 図4にはこの種の船尾管用シール装置の一例が示されている。船尾管本体1に 固着したケーシング2の切欠部2aに緊急用シール3が組み込まれ、側板4によ り固定されている。緊急用シール3は、主シール5よりも船尾側(図において左 側。以下同じ。)に取り付けられており、通常時には、図5(a)に示すように 、軸6の表面から離れて海水7等が通過するようになっており、作動時には、図 5(b)に示すように、空気等の圧縮流体により加圧されて、軸6の表面に圧接 し、海水7等の侵入を防止する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の船尾管緊急用シール3では、図6(a)の模式図で 示すように、平常作動時には、そのリップ3a,3bが軸6の表面に圧接して海 水7等に対するシールを確実に行なうものの、図6(b)のように船尾側のリッ プ3aが海洋生成物等により損傷または破損したり、図6(c)のように軸6の 表面が腐蝕した場合には、密封機能が低下し、緊急用シールとしての機能を果た さなくなる問題があった。
【0005】 また、緊急用シール作動時にエンジンの調整等の理由で軸6を低速回転させる いわゆるターニングを行なうことがあり、その際、緊急用シール3は静的シール として設計されているため、このように動的に使用されると、そのリップ3a, 3bの損傷が大きく、同様に緊急用シールとしての機能を果たさなくなる問題が あった。
【0006】 本考案は、このような従来の問題を解決するものであり、密封性および耐久性 の高い船尾管緊急用シールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、シールリングの内周面に内径の異なる 複数の環状リップまたは網目状リップを設けたものである。
【0008】
【作用】
したがって本考案によれば、緊急用シールに圧縮流体を加えて作動させるとき 、供給圧力を変えることにより、シールリングのリップと軸表面との接触状態が 変化するので、たとえあるリップが損傷したり、軸表面が腐蝕したりしても、他 のリップを軸表面に圧接させることにより、密封性を確保することができる。
【0009】
【実施例】
図1は本考案のいくつかの実施例を示している。本考案による緊急用シールは 、シールリングの内周面に内径の異なる複数の環状リップまたは網目状リップを 備えたものである。図1においては、(a)はシールリング11の内周面11a が、中央部の一つの平面とその両側の外側に向けて漸次内径の大きくなった二つ のテーパ面とからなり、これらの面にそれぞれ環状リップ12が合計で7個形成 されている。(b)はシールリング11の内周面11a全体が、半径方向内側に 凸な曲面になっており、そこに7個の環状リップ12が形成されている。(c) はシールリング11の内周面11aが中央から両外側に向けて内径が、漸次大き くなった二つのテーパ面からなり、そこに7個の環状リップ12が形成されてい る。(d)はシールリング11の内周面11aが、内径の異なる三つの平面から なり、それらに2個ずつ合計6個の環状リップ12が形成されている。(e)は シールリング11の内周面11aが、内径が漸次小さくなった一つのテーパ面に なっており、そこに6個の環状リップ12が漸次間隔を大きくして形成されてい る。
【0010】 図1に示した各実施例は、シールリング11の内周面11a全体を平面、凸面 、テーパ面等に形成して、そこに高さのほぼ同じ6個ないし7個の環状リップ1 2を配列することにより、内径の異なる複数の環状リップを得るようにしたもの である。その他の実施例としては、シールリングの内周面を凹面としてそこに高 さのほぼ同じ複数の環状リップを配列してもよく、またはシールリングの内周面 を平面とし、環状リップ自体の高さを変えることによっても、内径の異なる複数 の環状リップを得ることができる。
【0011】 図2は本考案のさらに別の実施例を示している。この実施例においては、シー ルリング21の内周面21a全体が半径方向内側に凸な曲面になっており、そこ に網目状リップ22が形成されている。図2(b)は大きな菱形が網目状リップ の頂点になっており、小さな菱形が底面になっている。この実施例においても、 シールリング21の内周面21a全体の形状を、平面、凸面、凹面、テーパ面ま たはこれらの組み合わせによって構成してもよい。
【0012】 次に本考案の実施例の作用について、図3に示した緊急用シールを参照して説 明する。この緊急用シールは、シールリング31の内周面31aが半径方向内側 に凸な曲面になっており、そこに5個の環状リップ32が形成されている。図3 において、(a)は非作動時の状態を示し、シールリング31の内周面31aと 軸40との間が離れており、その間を海水50が流通可能になっている。(b) は通常作動時の状態であり、中央のリップ32aが軸40の表面と接触し、船尾 側からの海水50の侵入を防止している。(c)は中央のリップ32aが損傷ま たは破損したり、その部分の軸40の表面が腐蝕等により荒れたときの作動状態 であり、この緊急用シールに供給する圧縮流体の供給圧力を増加させて、中央の リップ32aの両隣りのリップ32b,32cを軸40の表面に接触させて、船 尾側のリップ32bまたはこれが不具合になった場合は船室側のリップ32cに より海水50の侵入を防止する。(d)はこれらのリップ32b,32cもまた 損傷したり、その部分の軸40の表面が荒れた場合の作動状態であり、圧縮流体 の供給圧力をさらに増加して、さらにその両隣りのリップ32d,32eを軸4 0の表面に接触させて、船尾側のリップ32dまたはこれが不具合になった場合 は船室側のリップ32eにより海水50の侵入を防止する。
【0013】 このように、上記各実施例によれば、通常作動時のリップにより密封性が低下 した場合でも、圧縮流体の供給圧力を増すことにより、その隣りの新しいリップ により密封性を確保することができるので、密封性および耐久性の高い緊急用シ ールを実現することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上のように、本考案による緊急用シールは、そのシールの内周面に内径の異 なる複数の環状リップまたは網目状リップを備えているので、密封性及び耐久性 の高い船尾管緊急用シールを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b),(c),(d),(e)は本
考案の環状リップを有するそれぞれ異なる実施例の断面
図。
【図2】(a),(b)は本考案の網目状リップを有す
る一実施例の断面図と展開図。
【図3】(a),(b),(c),(d)は本考案の一
実施例における作用を示す模式図。
【図4】従来の船尾管シール装置の一例を示す断面図。
【図5】(a),(b)は従来の緊急用シールの通常時
と作動時の状態を示す断面図。
【図6】(a),(b),(c)は従来の緊急用シール
の作用を示す模式図。
【符号の説明】
11,21,31 シールリング 11a,21a,31a 内周面 12,22,32 リップ 40 軸 50 海水

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船尾管用シール装置の主シールの補助シ
    ールとして使用される船尾管緊急用シールであって、シ
    ールリングの内周面に内径の異なる複数の環状リップま
    たは網目状リップを備えた船尾管緊急用シール。
  2. 【請求項2】 シールリングの内周面全体が平面、凸
    面、凹面またはテーパ面もしくはこれらの組み合わせに
    よって形成されている請求項1記載の船尾管緊急用シー
    ル。
JP089799U 1991-10-31 1991-10-31 船尾管緊急用シール Pending JPH0537694U (ja)

Priority Applications (1)

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JP089799U JPH0537694U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 船尾管緊急用シール

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JP089799U JPH0537694U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 船尾管緊急用シール

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Publication Number Publication Date
JPH0537694U true JPH0537694U (ja) 1993-05-21

Family

ID=13980762

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JP089799U Pending JPH0537694U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 船尾管緊急用シール

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JP (1) JPH0537694U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5673265A (en) * 1979-04-11 1981-06-17 Petroles Cie Francaise Improvement of expansion seal
JP4095174B2 (ja) * 1997-08-05 2008-06-04 株式会社東芝 液晶ディスプレイ装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4095174B2 (ja) * 1997-08-05 2008-06-04 株式会社東芝 液晶ディスプレイ装置

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