JPH0537944Y2 - - Google Patents
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- JPH0537944Y2 JPH0537944Y2 JP8840188U JP8840188U JPH0537944Y2 JP H0537944 Y2 JPH0537944 Y2 JP H0537944Y2 JP 8840188 U JP8840188 U JP 8840188U JP 8840188 U JP8840188 U JP 8840188U JP H0537944 Y2 JPH0537944 Y2 JP H0537944Y2
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- Japan
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- arm
- support shaft
- elevating
- movable body
- lifting
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000007654 immersion Methods 0.000 claims description 13
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 9
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、複数の処理液による各々任意時間の
浸漬処理を自動的に行なうための浸漬処理装置に
関するものである。
浸漬処理を自動的に行なうための浸漬処理装置に
関するものである。
(従来の技術)
例えばメツキ等を行なうに際しては、複数の処
理液により所定の順序でかつ各々所定の時間にわ
たつて浸漬処理を行なう必要がある。このような
浸漬処理を自動的に行なう浸漬処理装置として、
複数の処理槽を1列に配列し、これら処理槽の側
部にて隣接処理槽間に各々コンベヤを配置し、こ
れらコンベヤにより被処理物を隣接処理槽に移送
するものがあつた。
理液により所定の順序でかつ各々所定の時間にわ
たつて浸漬処理を行なう必要がある。このような
浸漬処理を自動的に行なう浸漬処理装置として、
複数の処理槽を1列に配列し、これら処理槽の側
部にて隣接処理槽間に各々コンベヤを配置し、こ
れらコンベヤにより被処理物を隣接処理槽に移送
するものがあつた。
このような浸漬処理装置のコンベヤとして、従
来は、例えば第6図および第7図に示すようなも
のが用いられていた。すなわち第6図および第7
図において、61は処理槽62の側部にて隣接処
理槽62間に各々配置された上下方向に沿う支柱
であり、この支柱61の内面には、相対向する1
対のレール63が上下方向に沿つて固着されてい
る。このレール63は、板状の昇降移動体64に
回動自在に取付けられた複数の車輪65を案内し
ており、昇降移動体64はレール63に沿つて空
圧あるいは液圧のシリンダ装置66により昇降駆
動される。昇降移動体64には処理槽62の配列
方向と直交する水平方向に沿う支軸67が軸芯回
りに回動自在に取付けられており、支軸67の一
端部は昇降移動体64に固着されたブラケツト6
8により支持されている。支軸67には、処理槽
62内の被処理物(図示せず)に係合離脱可能な
ほぼL字状の係合体69が一端部および他端部付
近に固着されていると共に、半径方向外向きに突
出するレバー70が他端に固着されている。レバ
ー70の先端部には、ローラ71が支軸67と平
行な軸芯回りに回動自在に取付けられており、こ
のローラ71は、上下方向両端部がほぼ90度の円
弧状のカム板72の外周縁に当接している。この
カム板72は、支柱61から突設されたピン73
により回動自在に下端部付近を支持され、またば
ね74によりピン73を中心として第7図の時計
回りの方向に付勢されている。
来は、例えば第6図および第7図に示すようなも
のが用いられていた。すなわち第6図および第7
図において、61は処理槽62の側部にて隣接処
理槽62間に各々配置された上下方向に沿う支柱
であり、この支柱61の内面には、相対向する1
対のレール63が上下方向に沿つて固着されてい
る。このレール63は、板状の昇降移動体64に
回動自在に取付けられた複数の車輪65を案内し
ており、昇降移動体64はレール63に沿つて空
圧あるいは液圧のシリンダ装置66により昇降駆
動される。昇降移動体64には処理槽62の配列
方向と直交する水平方向に沿う支軸67が軸芯回
りに回動自在に取付けられており、支軸67の一
端部は昇降移動体64に固着されたブラケツト6
8により支持されている。支軸67には、処理槽
62内の被処理物(図示せず)に係合離脱可能な
ほぼL字状の係合体69が一端部および他端部付
近に固着されていると共に、半径方向外向きに突
出するレバー70が他端に固着されている。レバ
ー70の先端部には、ローラ71が支軸67と平
行な軸芯回りに回動自在に取付けられており、こ
のローラ71は、上下方向両端部がほぼ90度の円
弧状のカム板72の外周縁に当接している。この
カム板72は、支柱61から突設されたピン73
により回動自在に下端部付近を支持され、またば
ね74によりピン73を中心として第7図の時計
回りの方向に付勢されている。
このコンベヤは、昇降移動体64がシリンダ装
置66により下降限の位置かから上昇させられる
ことによつて、係合体69が被処理物に係合した
状態で昇降移動体64と一体に上昇し、第7図の
右側の処理槽62から被処理物を引き上げる。こ
のとき、レバー70には被処理物の重量により第
7図の時計回りの方向に力が作用しているので、
カム板72は第7図のようにばね74の付勢力に
抗して上端が支柱61から離れている。昇降移動
体64が上昇限に達すると、ローラ71がカム板
72の上端から離れるので、レバー70は被処理
物の重量により上下方向に沿う姿勢になる。また
これと同時に、カム板72はばね74の付勢力に
より第7図の時計回りの方向に回動して上端が支
柱61に当接する。昇降移動体64が下降する
と、ローラ71はカム板72の上端部の円弧面に
当接し、この円弧面に沿つて移動するので、レバ
ー70は第7図の時計回りの方向に回動する。こ
れにより支軸67が回動し、被処理物は第7図の
右側の処理槽62の上方の位置から左側の処理槽
62の上方に位置に移動する。さらに昇降移動体
64が下降することにより、被処理物は左側の処
理槽62の内部に挿入される。昇降移動体64が
下降限に達する直前で、被処理物の上端部が処理
槽62の側壁上に乗り、被処理物が係合体69か
ら離脱する。昇降移動体64が下降限に達する
と、ローラ71がカム板72の下端から離れ、レ
バー70が上下方向に沿う姿勢になる。この状態
でシリンダ装置66は停止し、次の被処理物の移
送まで待機状態になる。なお、シリンダ装置66
の作動は、図外の制御装置により制御される。
置66により下降限の位置かから上昇させられる
ことによつて、係合体69が被処理物に係合した
状態で昇降移動体64と一体に上昇し、第7図の
右側の処理槽62から被処理物を引き上げる。こ
のとき、レバー70には被処理物の重量により第
7図の時計回りの方向に力が作用しているので、
カム板72は第7図のようにばね74の付勢力に
抗して上端が支柱61から離れている。昇降移動
体64が上昇限に達すると、ローラ71がカム板
72の上端から離れるので、レバー70は被処理
物の重量により上下方向に沿う姿勢になる。また
これと同時に、カム板72はばね74の付勢力に
より第7図の時計回りの方向に回動して上端が支
柱61に当接する。昇降移動体64が下降する
と、ローラ71はカム板72の上端部の円弧面に
当接し、この円弧面に沿つて移動するので、レバ
ー70は第7図の時計回りの方向に回動する。こ
れにより支軸67が回動し、被処理物は第7図の
右側の処理槽62の上方の位置から左側の処理槽
62の上方に位置に移動する。さらに昇降移動体
64が下降することにより、被処理物は左側の処
理槽62の内部に挿入される。昇降移動体64が
下降限に達する直前で、被処理物の上端部が処理
槽62の側壁上に乗り、被処理物が係合体69か
ら離脱する。昇降移動体64が下降限に達する
と、ローラ71がカム板72の下端から離れ、レ
バー70が上下方向に沿う姿勢になる。この状態
でシリンダ装置66は停止し、次の被処理物の移
送まで待機状態になる。なお、シリンダ装置66
の作動は、図外の制御装置により制御される。
他の従来装置として、第8図のように、昇降移
動体64の上昇限および下降限度の位置で、レバ
ー70にストツパ76,77を当接させることに
より支軸67を回動させる構成のものもあつた
(特開昭57−60075号公報参照) (考案が解決しようとする課題) 第6図および第7図のコンベヤを備えた従来装
置では、昇降移動体64の上昇限付近において、
レバー70の回動速度が、全回動角度のうちの前
半が重力によりほぼ決定され、後半が昇降移動体
64の下降速度によりほぼ決定されるので、被処
理物のほぼ水平方向に沿う移動速度が速すぎ、慣
性力により被処理物が係合体69を中心として激
しく振動する結果、被処理物が落下したり、ある
いは処理槽62への挿入に支障をきたすことがあ
つた。この問題は、昇降移動体64の昇降速度を
非常に遅くすることにより、ある程度緩和するこ
とができるが、このようにすれば被処理物の移送
に非常に時間がかかり、処理能力が低下する。ま
た、カム板72の上端部および下端部の円弧面に
沿つてローラ71を移動させることにより支軸6
7を回動させる構成であるため、円弧面の分だけ
昇降のストロークが余分に必要になり、したがつ
て装置の高さが高くなる。
動体64の上昇限および下降限度の位置で、レバ
ー70にストツパ76,77を当接させることに
より支軸67を回動させる構成のものもあつた
(特開昭57−60075号公報参照) (考案が解決しようとする課題) 第6図および第7図のコンベヤを備えた従来装
置では、昇降移動体64の上昇限付近において、
レバー70の回動速度が、全回動角度のうちの前
半が重力によりほぼ決定され、後半が昇降移動体
64の下降速度によりほぼ決定されるので、被処
理物のほぼ水平方向に沿う移動速度が速すぎ、慣
性力により被処理物が係合体69を中心として激
しく振動する結果、被処理物が落下したり、ある
いは処理槽62への挿入に支障をきたすことがあ
つた。この問題は、昇降移動体64の昇降速度を
非常に遅くすることにより、ある程度緩和するこ
とができるが、このようにすれば被処理物の移送
に非常に時間がかかり、処理能力が低下する。ま
た、カム板72の上端部および下端部の円弧面に
沿つてローラ71を移動させることにより支軸6
7を回動させる構成であるため、円弧面の分だけ
昇降のストロークが余分に必要になり、したがつ
て装置の高さが高くなる。
また第8図のコンベヤを備えた従来装置では、
昇降のストロークが余分に必要になるという問題
はないものの、ストツパ76,77により支軸6
7を回動させる構成であるため、被処理物の振動
が著しく、何等かの振動対策が不可欠となる。そ
こで、昇降移動体64の上昇限付近においてシリ
ンダ装置66の作動速度を大幅に低下させること
によりその解決を図つているが、このためにシリ
ンダ装置66の空圧あるいは液圧回路に多数の電
磁弁等を配置し、それらを制御装置により高度に
制御しなければならず、製作コストが非常に高価
であつた。
昇降のストロークが余分に必要になるという問題
はないものの、ストツパ76,77により支軸6
7を回動させる構成であるため、被処理物の振動
が著しく、何等かの振動対策が不可欠となる。そ
こで、昇降移動体64の上昇限付近においてシリ
ンダ装置66の作動速度を大幅に低下させること
によりその解決を図つているが、このためにシリ
ンダ装置66の空圧あるいは液圧回路に多数の電
磁弁等を配置し、それらを制御装置により高度に
制御しなければならず、製作コストが非常に高価
であつた。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するため、本考案の浸漬処理装
置は、1列に配列されて被処理物を処理するため
の処理液を貯留する複数の処理槽と、これら処理
槽の側部にて隣接処理槽間に各々上下方向に沿つ
て配置された複数の支柱と、これら各支柱に上下
方向に沿つて固着された昇降案内体と、昇降駆動
装置により各別に駆動されて前記各昇降案内体に
沿つて所定距離昇降する複数の昇降移動体と、こ
れら各昇降移動体に前記処理槽の配列方向と直交
する水平方向に沿つて軸芯回りに所定角度回動自
在に支持された支軸と、これら各支軸に固定され
て前記昇降移動体の昇降により前記被処理物に係
合離脱可能な係合体と、前記各支軸から半径方向
外向きに突出するアームと、前記各昇降移動体に
取付けられて前記支軸の回動速度を調整可能に減
速させる可変ダンパー装置と、前記各昇降案内体
に前記支軸と平行な軸芯回りに回動自在に取付け
られて前記アームの先端が前記支軸に対して所定
距離上側に位置したときにアームに係合する第1
の係合爪と、前記各昇降案内体に前記支軸と平行
な軸芯回りに回動自在に取付けられて前記アーム
の先端が前記支軸に対して所定距離下側に位置し
たときにアームに係合する第2の係合爪と、前記
各支柱に固定されて前記昇降移動体が上昇限まで
上昇したときに前記第1の係合爪に当接してアー
ムとの係合を解除させる第1の係合解除部材と、
各支柱に固定されて前記昇降移動体が下降限まで
下降したときに前記第2の係合爪に当接してアー
ムとの係合を解除させる第2の係合解除部材と、
前記各支柱に取付けられて前記昇降移動体が上昇
限まで上昇したときに前記レバーを下向きに付勢
する第1の付勢体と、前記各支柱に取付けられて
前記昇降移動体が下降限まで下降したときに前記
レバーを上向きに付勢する第2の付勢体とを設け
た構成としたものである。
置は、1列に配列されて被処理物を処理するため
の処理液を貯留する複数の処理槽と、これら処理
槽の側部にて隣接処理槽間に各々上下方向に沿つ
て配置された複数の支柱と、これら各支柱に上下
方向に沿つて固着された昇降案内体と、昇降駆動
装置により各別に駆動されて前記各昇降案内体に
沿つて所定距離昇降する複数の昇降移動体と、こ
れら各昇降移動体に前記処理槽の配列方向と直交
する水平方向に沿つて軸芯回りに所定角度回動自
在に支持された支軸と、これら各支軸に固定され
て前記昇降移動体の昇降により前記被処理物に係
合離脱可能な係合体と、前記各支軸から半径方向
外向きに突出するアームと、前記各昇降移動体に
取付けられて前記支軸の回動速度を調整可能に減
速させる可変ダンパー装置と、前記各昇降案内体
に前記支軸と平行な軸芯回りに回動自在に取付け
られて前記アームの先端が前記支軸に対して所定
距離上側に位置したときにアームに係合する第1
の係合爪と、前記各昇降案内体に前記支軸と平行
な軸芯回りに回動自在に取付けられて前記アーム
の先端が前記支軸に対して所定距離下側に位置し
たときにアームに係合する第2の係合爪と、前記
各支柱に固定されて前記昇降移動体が上昇限まで
上昇したときに前記第1の係合爪に当接してアー
ムとの係合を解除させる第1の係合解除部材と、
各支柱に固定されて前記昇降移動体が下降限まで
下降したときに前記第2の係合爪に当接してアー
ムとの係合を解除させる第2の係合解除部材と、
前記各支柱に取付けられて前記昇降移動体が上昇
限まで上昇したときに前記レバーを下向きに付勢
する第1の付勢体と、前記各支柱に取付けられて
前記昇降移動体が下降限まで下降したときに前記
レバーを上向きに付勢する第2の付勢体とを設け
た構成としたものである。
(作用)
昇降移動体の上昇により被処理物は係合体に係
合して処理槽内から上昇する。昇降移動体が上昇
限に達すると、第1の係合解除部材が第1の係合
爪に当接してレバーと第1の係合爪との係合が解
除される。するとレバーは第1の付勢体により下
向きに付勢されて回動し、第2の係合爪と係合す
る。このレバーの回動により被処理物がほぼ水平
簿方向に移動するが、このとき、支軸の回動速度
は可変ダンパー装置により減速される。昇降移動
体が下降して下降限に近付くと、被処理物は隣接
処理槽に収容され、昇降移動体が下降限に達する
と、第2の係合解除部材が第2の係合爪に当接し
てレバーと第2の係合爪との係合が解除される。
するとレバーは第2の付勢体により上向きに付勢
されて回動し、第1の係合爪と係合して待機状態
に戻る。
合して処理槽内から上昇する。昇降移動体が上昇
限に達すると、第1の係合解除部材が第1の係合
爪に当接してレバーと第1の係合爪との係合が解
除される。するとレバーは第1の付勢体により下
向きに付勢されて回動し、第2の係合爪と係合す
る。このレバーの回動により被処理物がほぼ水平
簿方向に移動するが、このとき、支軸の回動速度
は可変ダンパー装置により減速される。昇降移動
体が下降して下降限に近付くと、被処理物は隣接
処理槽に収容され、昇降移動体が下降限に達する
と、第2の係合解除部材が第2の係合爪に当接し
てレバーと第2の係合爪との係合が解除される。
するとレバーは第2の付勢体により上向きに付勢
されて回動し、第1の係合爪と係合して待機状態
に戻る。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第4図は本考案の一実施例における浸漬処理装
置の概略全体構成図、第5図は処理槽の縦断側面
図で、1は1列に配列された複数の処理槽であ
り、これら処理槽1の一方の側部には、隣接処理
槽1間の各々にコンベヤ装置2が配置されてい
る。各処理槽1の両側壁には、上端にほぼ3角形
状の切欠部4が形成されており、この切欠部4に
被処理物5上端のバー6の両端部が嵌入すること
により、被処理物5が処理槽1内の処理液7に浸
漬された状態で支持されている。処理槽1内の処
理液7は、処理内容に対応してどの処理槽1にい
かなる種類の処理液7を貯留するかが決定され
る。したがつて処理内容に応じて各処理槽1にお
ける被処理物5の処理時間が決定される。
置の概略全体構成図、第5図は処理槽の縦断側面
図で、1は1列に配列された複数の処理槽であ
り、これら処理槽1の一方の側部には、隣接処理
槽1間の各々にコンベヤ装置2が配置されてい
る。各処理槽1の両側壁には、上端にほぼ3角形
状の切欠部4が形成されており、この切欠部4に
被処理物5上端のバー6の両端部が嵌入すること
により、被処理物5が処理槽1内の処理液7に浸
漬された状態で支持されている。処理槽1内の処
理液7は、処理内容に対応してどの処理槽1にい
かなる種類の処理液7を貯留するかが決定され
る。したがつて処理内容に応じて各処理槽1にお
ける被処理物5の処理時間が決定される。
第1図は前記コンベヤ装置2の正面図、第2図
は同側面図で、理解を容易にするために1個のコ
ンベヤ装置2のみを示している。第1図および第
2図において、10は処理槽1の一方の側部にて
隣接処理槽1間に各々配置された支柱であり、こ
れら支柱10は、枠状でかつ上下方向に沿つて立
設されている。各支柱10には、昇降案内体とし
ての相対向する1対のレール11が上下方向に沿
つて固着されており、これらレール11は昇降移
動体12に回動自在に取付けられた複数の車輪1
3を案内している。昇降移動体12には、処理槽
1の幅方向に沿う支軸14が軸芯りに回動自在に
取付けられており、この支軸14の一端部は昇降
移動体12に固着されたブラケツト15により支
持されている。支軸14には、一端部および他端
部付近に被処理物5のバー6に係合離脱可能なほ
ぼL字状の係合体16が固着されており、さらに
他端には半径方向外向きに突出するアーム17が
固着されている。アーム17の基端部は一部切欠
かれた円板状部17aに構成されており、昇降移
動体12に一端側の爪部分が円板状部17aの切
欠部分に係合する第1の係合爪18と第2の係合
爪19とが処理槽1の幅方向に沿う軸芯回りに回
動自在に取付けられている。第1の係合爪18の
回動中心は支軸14よりも上側に位置し、第2の
係合爪19の回動中心は支軸14よりも下側に位
置しており、第1の係合爪18はばね20により
第2図の反時計回りの方向に付勢され、第2の係
合爪19はばね21により第2図の時計回りの方
向に付勢されている。支軸14の他端部には、支
軸14の回動に対して抵抗を与える可変ダンパー
装置22が取付けられている。支柱10の上端部
右端には、昇降移動体12が上昇限まで上昇した
ときに第1の係合爪18の他端部に当接して第1
の係合爪18とアーム17との係合を解除する第
1の係合解除部材23が固着されており、支柱1
0の上下方向中央部右端には、昇降移動体12が
下降限まで下降したときに第2の係合爪19の他
端部に当接して第2の係合爪19とアーム17と
の係合を解除する第2の係合解除部材24が固着
されている。支柱10の上端部左端には、昇降移
動体12が上昇限まで上昇したときにアーム17
を下向きに付勢する第1の付勢体25が取付けら
れており支柱10の上下方向中央部左端には、昇
降移動体12が下降限まで下降したときにアーム
17を上向きに付勢する第2の付勢体26が取付
けられている。第1の付勢体25は、箱状のケー
シング25aと、このケーシング25a内に収容
されたばね25bと、このばね25bにより付勢
されてケーシング25aの下端に形成された孔か
ら下向きに突出するロツド25cとにより構成さ
れており、第2の付勢体26は、箱状のケーシン
グ26aと、このケーシング26a内に収容され
たばね26bと、このばね26bにより付勢され
てケーシング26aの上端に形成された孔から上
向きに突出するロツド26cとにより構成されて
いる。昇降移動体12は昇降駆動装置としての液
圧あるいは空圧のシリンダ装置27のピストンロ
ツド27aの先端に取付けられており、シリンダ
装置27は支柱10の下半部に上下方向に沿つて
立設されている。
は同側面図で、理解を容易にするために1個のコ
ンベヤ装置2のみを示している。第1図および第
2図において、10は処理槽1の一方の側部にて
隣接処理槽1間に各々配置された支柱であり、こ
れら支柱10は、枠状でかつ上下方向に沿つて立
設されている。各支柱10には、昇降案内体とし
ての相対向する1対のレール11が上下方向に沿
つて固着されており、これらレール11は昇降移
動体12に回動自在に取付けられた複数の車輪1
3を案内している。昇降移動体12には、処理槽
1の幅方向に沿う支軸14が軸芯りに回動自在に
取付けられており、この支軸14の一端部は昇降
移動体12に固着されたブラケツト15により支
持されている。支軸14には、一端部および他端
部付近に被処理物5のバー6に係合離脱可能なほ
ぼL字状の係合体16が固着されており、さらに
他端には半径方向外向きに突出するアーム17が
固着されている。アーム17の基端部は一部切欠
かれた円板状部17aに構成されており、昇降移
動体12に一端側の爪部分が円板状部17aの切
欠部分に係合する第1の係合爪18と第2の係合
爪19とが処理槽1の幅方向に沿う軸芯回りに回
動自在に取付けられている。第1の係合爪18の
回動中心は支軸14よりも上側に位置し、第2の
係合爪19の回動中心は支軸14よりも下側に位
置しており、第1の係合爪18はばね20により
第2図の反時計回りの方向に付勢され、第2の係
合爪19はばね21により第2図の時計回りの方
向に付勢されている。支軸14の他端部には、支
軸14の回動に対して抵抗を与える可変ダンパー
装置22が取付けられている。支柱10の上端部
右端には、昇降移動体12が上昇限まで上昇した
ときに第1の係合爪18の他端部に当接して第1
の係合爪18とアーム17との係合を解除する第
1の係合解除部材23が固着されており、支柱1
0の上下方向中央部右端には、昇降移動体12が
下降限まで下降したときに第2の係合爪19の他
端部に当接して第2の係合爪19とアーム17と
の係合を解除する第2の係合解除部材24が固着
されている。支柱10の上端部左端には、昇降移
動体12が上昇限まで上昇したときにアーム17
を下向きに付勢する第1の付勢体25が取付けら
れており支柱10の上下方向中央部左端には、昇
降移動体12が下降限まで下降したときにアーム
17を上向きに付勢する第2の付勢体26が取付
けられている。第1の付勢体25は、箱状のケー
シング25aと、このケーシング25a内に収容
されたばね25bと、このばね25bにより付勢
されてケーシング25aの下端に形成された孔か
ら下向きに突出するロツド25cとにより構成さ
れており、第2の付勢体26は、箱状のケーシン
グ26aと、このケーシング26a内に収容され
たばね26bと、このばね26bにより付勢され
てケーシング26aの上端に形成された孔から上
向きに突出するロツド26cとにより構成されて
いる。昇降移動体12は昇降駆動装置としての液
圧あるいは空圧のシリンダ装置27のピストンロ
ツド27aの先端に取付けられており、シリンダ
装置27は支柱10の下半部に上下方向に沿つて
立設されている。
前記可変ダンパー装置22は、第3図のよう
に、円筒状のケーシング28と、円筒状の一端部
が支軸14の外周に嵌合固着されかつ円筒面の一
部を構成する他端面がケーシング28の内周に摺
動可能に当接する回動板29とにより構成されて
おり、ケーシング28の内周には、円筒面の一部
を構成する先端面が回動板29の一端部外周面に
当接する板状突出部30が一体に突設されてい
る。板状突出部30には、厚み方向に沿う貫通孔
31が形成されていると共に、一端がケーシング
28の外周面に開口しかつ他端が貫通孔31に開
口する螺孔が半径方向に沿つて形成されており、
この螺孔にはボルト32が螺合している。ケーシ
ング28の内部は回動板29と板状突出部30と
により部屋33と部屋34とに区画されており、
部屋33,34には油等の液体が充填されてい
る。すなわち、支軸14が例えば第3図の時計回
りの方向に回動すると、回動板29が支軸14と
一体に回動し、部屋33内の液体が貫通孔31を
通つて部屋34に流入する。ここで貫通孔31の
断面積は小さいので、液体の流れが規制され、支
軸14の回動の抵抗になつて、支軸14の回動速
度を減速させる。ボルト32を進退させることに
より、貫通孔31の実質的な断面積が変化し、支
軸14の回動に対する抵抗力を可変することがで
きる。
に、円筒状のケーシング28と、円筒状の一端部
が支軸14の外周に嵌合固着されかつ円筒面の一
部を構成する他端面がケーシング28の内周に摺
動可能に当接する回動板29とにより構成されて
おり、ケーシング28の内周には、円筒面の一部
を構成する先端面が回動板29の一端部外周面に
当接する板状突出部30が一体に突設されてい
る。板状突出部30には、厚み方向に沿う貫通孔
31が形成されていると共に、一端がケーシング
28の外周面に開口しかつ他端が貫通孔31に開
口する螺孔が半径方向に沿つて形成されており、
この螺孔にはボルト32が螺合している。ケーシ
ング28の内部は回動板29と板状突出部30と
により部屋33と部屋34とに区画されており、
部屋33,34には油等の液体が充填されてい
る。すなわち、支軸14が例えば第3図の時計回
りの方向に回動すると、回動板29が支軸14と
一体に回動し、部屋33内の液体が貫通孔31を
通つて部屋34に流入する。ここで貫通孔31の
断面積は小さいので、液体の流れが規制され、支
軸14の回動の抵抗になつて、支軸14の回動速
度を減速させる。ボルト32を進退させることに
より、貫通孔31の実質的な断面積が変化し、支
軸14の回動に対する抵抗力を可変することがで
きる。
次に作用を説明する。第1図および第2図の状
態では、昇降移動体12は下降限に位置してお
り、被処理物5は第2図の左側の処理槽1内に浸
漬されている。また第1の係合爪18はアーム1
7の円板状部17aに係合している。左側の処理
槽1での所定の処理時間が経過したときに、図外
の制御装置から図外の電磁弁に駆動信号が供給さ
れ、シリンダ装置27のピストンロツド27aが
伸展する。これにより昇降移動体12がレール1
1に案内されて上昇する。昇降移動体12の上昇
により、係合体16がバー6に下側から係合し、
被処理物5が昇降移動体12と一体に上昇する。
このとき支軸14には、被処理物5等に作用する
重力により第2図の反時計回りの方向に回動力が
作用するが、第1の係合爪18と円板状部17a
との係合により回動が阻止されている。昇降移動
体12が上昇限近傍まで上昇すれば、アーム17
の先端部がロツド25cに当接し、ロツド25c
がばね25bの付勢力に抗して上昇する。昇降移
動体12が上昇限まで上昇すれば、第1の係合爪
18の他端部が第1の係合解除部材23に当接す
るので、第1の係合爪18がばね20の付勢力に
抗して第2図の時計回り方向に回動し、第1の係
合爪18と円板状部17aとの係合が解除され
る。したがつて、アーム17は被処理物5等に作
用する重力と第1の付勢体25の付勢力とにより
第2図の反時計回りの方向に回動し、第2の係合
爪19が円板状部17aに係合する。ここで、ア
ーム17が水平方向に沿う姿勢になつた時点を越
えると、被処理物5等に作用する重力はアーム1
7を逆方向すなわち第2図の時計回りの方向に回
動させる力に切換わるが、この力に抗して第1の
付勢力25によりアーム17が下向きに付勢され
るので、アーム17は第2図の反時計回りの方向
に所定角度回動する。アーム17と係合体16と
は支軸14に固着されているので、アーム17と
一体に係合体16が回動し、これにより被処理物
5は第2図の左側の処理槽1の上方の位置から右
側のの処理槽1の上方の位置に移動する。このと
き、支軸14の回動速度は可変ダンパー装置26
により減速される。したがつて被処理物5に加わ
る衝撃が緩和され、被処理物5の振動は小さい。
第2の係合爪19と円板状部17aとが係合した
ときに、制御装置から電磁弁に駆動信号が供給さ
れ、シリンダ装置19のピストロツド19aが縮
退して昇降移動体12と被処理物5とが一体に下
降する。このとき支軸14には、被処理物5等に
作用する重力により第2図の時計回りの方向に回
動力が作用するが、第2の係合爪19と円板状部
17aとの係合により回動が阻止されている。昇
降移動体12の下降により被処理物5は第2図の
右側の処理槽1の内部に挿入される。昇降移動体
12が下降限近傍まで下降すると、被処理物5の
バー6の両端部が処理槽1の切欠部4に嵌入し、
係合体16はバー6から離脱する。昇降移動体1
2がさらに下降すると、アーム17の先端部がロ
ツド26cに当接し、ロツド26cがばね26b
の付勢力に抗して下降する。昇降移動体12が下
降限まで下降すれば、第2の係合爪19の他端部
が第2の係合解除部材24に当接するので、第2
の係合爪19がばね21の付勢力に抗して第2図
の反時計回り方向に回動し、第2の係合爪19と
円板状部17との係合が解除される。したがつ
て、アーム17は係合体16等に作用する重力と
第2の付勢体26の付勢力とにより第2図の時計
回りの方向に回動し、第1の係合爪18が円板状
部17aに係合する。ここで、アーム17が水平
方向に沿う姿勢になつた時点を越えると、係合体
16等に作用する重力はアーム17を逆方向すな
わち第2図反時計回り方向に回動させる力に切換
わるが、この力に抗して第2の付勢体26により
アーム17が上向きに付勢されるので、アーム1
7は第2図の時計回りの方向に所定角度回動す
る。これにより第1図および第2図に示す待機状
態に戻る。
態では、昇降移動体12は下降限に位置してお
り、被処理物5は第2図の左側の処理槽1内に浸
漬されている。また第1の係合爪18はアーム1
7の円板状部17aに係合している。左側の処理
槽1での所定の処理時間が経過したときに、図外
の制御装置から図外の電磁弁に駆動信号が供給さ
れ、シリンダ装置27のピストンロツド27aが
伸展する。これにより昇降移動体12がレール1
1に案内されて上昇する。昇降移動体12の上昇
により、係合体16がバー6に下側から係合し、
被処理物5が昇降移動体12と一体に上昇する。
このとき支軸14には、被処理物5等に作用する
重力により第2図の反時計回りの方向に回動力が
作用するが、第1の係合爪18と円板状部17a
との係合により回動が阻止されている。昇降移動
体12が上昇限近傍まで上昇すれば、アーム17
の先端部がロツド25cに当接し、ロツド25c
がばね25bの付勢力に抗して上昇する。昇降移
動体12が上昇限まで上昇すれば、第1の係合爪
18の他端部が第1の係合解除部材23に当接す
るので、第1の係合爪18がばね20の付勢力に
抗して第2図の時計回り方向に回動し、第1の係
合爪18と円板状部17aとの係合が解除され
る。したがつて、アーム17は被処理物5等に作
用する重力と第1の付勢体25の付勢力とにより
第2図の反時計回りの方向に回動し、第2の係合
爪19が円板状部17aに係合する。ここで、ア
ーム17が水平方向に沿う姿勢になつた時点を越
えると、被処理物5等に作用する重力はアーム1
7を逆方向すなわち第2図の時計回りの方向に回
動させる力に切換わるが、この力に抗して第1の
付勢力25によりアーム17が下向きに付勢され
るので、アーム17は第2図の反時計回りの方向
に所定角度回動する。アーム17と係合体16と
は支軸14に固着されているので、アーム17と
一体に係合体16が回動し、これにより被処理物
5は第2図の左側の処理槽1の上方の位置から右
側のの処理槽1の上方の位置に移動する。このと
き、支軸14の回動速度は可変ダンパー装置26
により減速される。したがつて被処理物5に加わ
る衝撃が緩和され、被処理物5の振動は小さい。
第2の係合爪19と円板状部17aとが係合した
ときに、制御装置から電磁弁に駆動信号が供給さ
れ、シリンダ装置19のピストロツド19aが縮
退して昇降移動体12と被処理物5とが一体に下
降する。このとき支軸14には、被処理物5等に
作用する重力により第2図の時計回りの方向に回
動力が作用するが、第2の係合爪19と円板状部
17aとの係合により回動が阻止されている。昇
降移動体12の下降により被処理物5は第2図の
右側の処理槽1の内部に挿入される。昇降移動体
12が下降限近傍まで下降すると、被処理物5の
バー6の両端部が処理槽1の切欠部4に嵌入し、
係合体16はバー6から離脱する。昇降移動体1
2がさらに下降すると、アーム17の先端部がロ
ツド26cに当接し、ロツド26cがばね26b
の付勢力に抗して下降する。昇降移動体12が下
降限まで下降すれば、第2の係合爪19の他端部
が第2の係合解除部材24に当接するので、第2
の係合爪19がばね21の付勢力に抗して第2図
の反時計回り方向に回動し、第2の係合爪19と
円板状部17との係合が解除される。したがつ
て、アーム17は係合体16等に作用する重力と
第2の付勢体26の付勢力とにより第2図の時計
回りの方向に回動し、第1の係合爪18が円板状
部17aに係合する。ここで、アーム17が水平
方向に沿う姿勢になつた時点を越えると、係合体
16等に作用する重力はアーム17を逆方向すな
わち第2図反時計回り方向に回動させる力に切換
わるが、この力に抗して第2の付勢体26により
アーム17が上向きに付勢されるので、アーム1
7は第2図の時計回りの方向に所定角度回動す
る。これにより第1図および第2図に示す待機状
態に戻る。
上記の如く、各コンベヤ装置2が制御装置によ
り制御されて、被処理物5を隣接する処理槽1に
移送することにより、自動的に浸漬処理が行われ
る。なお、各処理槽1における処理時間は、たと
えば初段の処理槽1が20秒、2段目の処理槽1が
40秒、3段目の処理槽1が60秒、4段目の処理槽
1が40秒等というように、処理内容に応じて予め
決まつており、制御装置はタイマー機能により所
定の処理時間を計測し、処理時間の経過毎に被処
理物5が順次次段の処理槽1に移送されるように
コンベヤ装置2を制御する。また初段の処理槽1
には、各処理槽1における処理時間のうち最長の
処理時間と同じ時間毎に新たな被処理物5が供給
される。例えば、処理槽1における処理時間が20
秒と40秒と60秒との3種類であるとすると、60秒
毎に初段の処理槽1に被処理物5が供給される。
このようにすれば、1つの処理槽1に2つの被処
理物5が供給されるという事態を生じることがな
く、最も効率的に浸漬処理を行なうことができ
る。
り制御されて、被処理物5を隣接する処理槽1に
移送することにより、自動的に浸漬処理が行われ
る。なお、各処理槽1における処理時間は、たと
えば初段の処理槽1が20秒、2段目の処理槽1が
40秒、3段目の処理槽1が60秒、4段目の処理槽
1が40秒等というように、処理内容に応じて予め
決まつており、制御装置はタイマー機能により所
定の処理時間を計測し、処理時間の経過毎に被処
理物5が順次次段の処理槽1に移送されるように
コンベヤ装置2を制御する。また初段の処理槽1
には、各処理槽1における処理時間のうち最長の
処理時間と同じ時間毎に新たな被処理物5が供給
される。例えば、処理槽1における処理時間が20
秒と40秒と60秒との3種類であるとすると、60秒
毎に初段の処理槽1に被処理物5が供給される。
このようにすれば、1つの処理槽1に2つの被処
理物5が供給されるという事態を生じることがな
く、最も効率的に浸漬処理を行なうことができ
る。
このように、支軸14の回動速度を減速させる
調整可能な可変ダンパー装置22を設けたので、
支軸14の回動速度すなわち被処理物5の水平方
向の移動速度を、昇降移動体12の昇降速度とは
無関係に所望の速度に設定することができ、した
がつて処理能力を低下させることなく移送中の被
処理物5の振動を低減させることができる。しか
も昇降移動体12の上昇限の位置でアーム17を
下向きに付勢する第1の付勢体25と、昇降移動
体12の下降限の位置でアーム17を上向きに付
勢する第2の付勢体26とを設けたので、第6図
および第7図の従来例と比較して、昇降移動体1
2のオーバーストロークが不要であることから、
装置の高さを低減できる。さらには第8図の従来
例のように、昇降移動体12の昇降速度を精密に
制御して上昇限付近で減速させる場合と比較し
て、装置全体の製造コストを大幅に低減できる。
調整可能な可変ダンパー装置22を設けたので、
支軸14の回動速度すなわち被処理物5の水平方
向の移動速度を、昇降移動体12の昇降速度とは
無関係に所望の速度に設定することができ、した
がつて処理能力を低下させることなく移送中の被
処理物5の振動を低減させることができる。しか
も昇降移動体12の上昇限の位置でアーム17を
下向きに付勢する第1の付勢体25と、昇降移動
体12の下降限の位置でアーム17を上向きに付
勢する第2の付勢体26とを設けたので、第6図
および第7図の従来例と比較して、昇降移動体1
2のオーバーストロークが不要であることから、
装置の高さを低減できる。さらには第8図の従来
例のように、昇降移動体12の昇降速度を精密に
制御して上昇限付近で減速させる場合と比較し
て、装置全体の製造コストを大幅に低減できる。
(別の実施例)
上記実施例においては、昇降移動体12を昇降
させるために液圧あるいは空圧のシリンダ装置2
7を用いたが、本考案はこのような構成に限定さ
れるものではなく、シリンダ装置27の代わりに
例えば電動機とラツクおよびピニオンあるいはチ
エーンあるいはスクリユー等を組合わせたものを
用いてもよい。また昇降する1本の可動枠に出退
自在に複数の係合突起を設け、昇降の必要な昇降
移動体12のみを係合突起を突出させることによ
り引つ掛けて昇降させるように構成してもよい。
させるために液圧あるいは空圧のシリンダ装置2
7を用いたが、本考案はこのような構成に限定さ
れるものではなく、シリンダ装置27の代わりに
例えば電動機とラツクおよびピニオンあるいはチ
エーンあるいはスクリユー等を組合わせたものを
用いてもよい。また昇降する1本の可動枠に出退
自在に複数の係合突起を設け、昇降の必要な昇降
移動体12のみを係合突起を突出させることによ
り引つ掛けて昇降させるように構成してもよい。
(考案の構成)
以上説明したように本考案によれば、可変ダン
パー装置を設けたので、昇降移動体の昇降速度を
精密に制御して上昇限付近で減速させる場合と比
較して装置全体の製造コストを大幅に低減できる
ものでありながら、アームの回動速度すなわち被
処理物の水平方向の移動速度を、昇降移動体の昇
降速度とは無関係に所望の速度に設定することが
できることから、処理能力を低下させることな
く、移送時における被処理物の振動を大幅に低減
させることができ、しかも昇降移動体の上昇限の
位置でアームを下向きに付勢する第1の付勢体
と、昇降移動体の下降限の位置でアームを上向き
に付勢する第2の付勢体とを設けたので、昇降移
動体のオーバーストロークが不要であることか
ら、装置の高さを低減でき、装置をコンパクトに
できる。
パー装置を設けたので、昇降移動体の昇降速度を
精密に制御して上昇限付近で減速させる場合と比
較して装置全体の製造コストを大幅に低減できる
ものでありながら、アームの回動速度すなわち被
処理物の水平方向の移動速度を、昇降移動体の昇
降速度とは無関係に所望の速度に設定することが
できることから、処理能力を低下させることな
く、移送時における被処理物の振動を大幅に低減
させることができ、しかも昇降移動体の上昇限の
位置でアームを下向きに付勢する第1の付勢体
と、昇降移動体の下降限の位置でアームを上向き
に付勢する第2の付勢体とを設けたので、昇降移
動体のオーバーストロークが不要であることか
ら、装置の高さを低減でき、装置をコンパクトに
できる。
第1図は本考案の一実施例における浸漬処理装
置に採用したコンベヤ装置の正面図、第2図は同
側面図、第3図は可変ダンパー装置の断面図、第
4図は本考案の一実施例における浸漬処理装置の
概略全体構成図、第5図は処理槽の縦断側面図、
第6図は従来の浸漬処理装置に採用されているコ
ンベヤ装置の正面図、第7図は同側面図、第8図
は別の従来の浸漬処理装置に採用されているコン
ベヤ装置の側面図である。 1……処理槽、5……被処理物、7……処理
液、10……支柱、11……レール(昇降案内
体)、12……昇降移動体、14……支軸、16
……係合体、17……アーム、18……第1の係
合爪、19……第2の係合爪、22……可変ダン
パー装置、23……第1の係合解除部材、24…
…第2の係合解除部材、25……第1の付勢体、
26……第2の付勢体、27……シリンダ装置
(昇降駆動装置)。
置に採用したコンベヤ装置の正面図、第2図は同
側面図、第3図は可変ダンパー装置の断面図、第
4図は本考案の一実施例における浸漬処理装置の
概略全体構成図、第5図は処理槽の縦断側面図、
第6図は従来の浸漬処理装置に採用されているコ
ンベヤ装置の正面図、第7図は同側面図、第8図
は別の従来の浸漬処理装置に採用されているコン
ベヤ装置の側面図である。 1……処理槽、5……被処理物、7……処理
液、10……支柱、11……レール(昇降案内
体)、12……昇降移動体、14……支軸、16
……係合体、17……アーム、18……第1の係
合爪、19……第2の係合爪、22……可変ダン
パー装置、23……第1の係合解除部材、24…
…第2の係合解除部材、25……第1の付勢体、
26……第2の付勢体、27……シリンダ装置
(昇降駆動装置)。
Claims (1)
- 1列に配列されて被処理物を処理するための処
理液を貯留する複数の処理槽と、これら処理槽の
側部にて隣接処理槽間に各々上下方向に沿つて配
置された複数の支柱と、これら各支柱に上下方向
に沿つて固着された昇降案内体と、昇降駆動装置
により各別に駆動されて前記各昇降案内体に沿つ
て所定距離昇降する複数の昇降移動体と、これら
各昇降移動体に前記処理槽の配列方向と直交する
水平方向に沿つて軸芯回りに所定角度回動自在に
支持された支軸と、これら各支軸に固定されて前
記昇降移動体の昇降により前記被処理物に係合離
脱可能な係合体と、前記各支軸から半径方向外向
きに突出するアームと、前記各昇降移動体に取付
けられて前記支軸の回動速度を調整可能に減速さ
せる可変ダンパー装置と、前記各昇降案内体に前
記支軸と平行な軸芯回りに回動自在に取付けられ
て前記アームの先端が前記支軸に対して所定距離
上側に位置したときにアームに係合する第1の係
合爪と、前記各昇降案内体に前記支軸と平行な軸
芯回りに回動自在に取付けられて前記アームの先
端が前記支軸に対して所定距離下側に位置したと
きにアームに係合する第2の係合爪と、前記各支
柱に固定されて前記昇降移動体が上昇限まで上昇
したときに前記第1の係合爪に当接してアームと
の係合を解除させる第1の係合解除部材と、前記
各支柱に固定されて前記昇降移動体が下降限まで
下降したときに前記第2の係合爪に当接してアー
ムとの係合を解除させる第2の係合解除部材と、
前記各支柱に取付けられて前記昇降移動体が上昇
限まで上昇したときに前記レバーを下向きに付勢
する第1の付勢体と、前記各支柱に取付けられて
前記昇降移動体が下降限まで下降したときに前記
レバーを上向きに付勢する第2の付勢体とを設け
たことを特徴とする浸漬処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8840188U JPH0537944Y2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8840188U JPH0537944Y2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0210315U JPH0210315U (ja) | 1990-01-23 |
| JPH0537944Y2 true JPH0537944Y2 (ja) | 1993-09-27 |
Family
ID=31312967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8840188U Expired - Lifetime JPH0537944Y2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0537944Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-01 JP JP8840188U patent/JPH0537944Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0210315U (ja) | 1990-01-23 |
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